JPH0440753Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440753Y2 JPH0440753Y2 JP9433086U JP9433086U JPH0440753Y2 JP H0440753 Y2 JPH0440753 Y2 JP H0440753Y2 JP 9433086 U JP9433086 U JP 9433086U JP 9433086 U JP9433086 U JP 9433086U JP H0440753 Y2 JPH0440753 Y2 JP H0440753Y2
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- JP
- Japan
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- cylinder
- stem
- cylindrical portion
- valve
- cylindrical
- Prior art date
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- Expired
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 21
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本案は液体をそのまま、或いは霧状に、更には
泡状等に噴出するようにした液体噴出容器に係
る。
泡状等に噴出するようにした液体噴出容器に係
る。
[従来の技術]
第2図に示すように、口頸部2を起立する容器
体1と、該容器体の口頂面と、上部に付設させた
外向きフランジ5を載置させて容器体内へ筒部を
垂設させると共に外向きフランジ直ぐ下方の筒壁
部分に外気吸入孔26を穿設し、かつ筒部下端内
に吸込み弁7を設けたシリンダ3と、上記口頸部
外面に筒部11を螺合させると共に該筒部上端に
付設した内向きフランジ12と容器体口頂面との
間で上記外向きフランジ5を挟持させたキヤツプ
状部材10と、上記シリンダの上端部内面へ回動
不能に嵌着させた筒部14を有し、該筒部内面に
螺条を有する螺筒13と、上記螺条に頂壁16か
ら垂下する筒部17の下部外面を螺合させると共
に筒部の上部からノズル16aを突出する押下げ
ヘツド15と、上記筒部内へ上端部を嵌着させて
シリンダ3内へ管部18を垂下させ、該管部の上
端部内へは吐出弁19を、かつ管部下端には筒状
ピストン20をそれぞれ付設するステム21とを
有し、上記螺筒から押下げヘツドの筒部を螺脱さ
せて、シリンダに対して押下げヘツドをステムを
上下動させることで容器体内液体がシリンダ内に
吸込まれ、かつステム、吐出弁、ノズルを通つて
噴出するよう設けた液体噴出容器が知られてい
る。尚上記螺筒に押下げヘツドの筒部を螺合させ
てステムをシリンダ内へ押下げておく理由は、不
用意に押下げヘツドが押下げられて液体が噴出さ
れないようにすると共に輸送時等に容器が嵩ばる
ことを防止することにある。
体1と、該容器体の口頂面と、上部に付設させた
外向きフランジ5を載置させて容器体内へ筒部を
垂設させると共に外向きフランジ直ぐ下方の筒壁
部分に外気吸入孔26を穿設し、かつ筒部下端内
に吸込み弁7を設けたシリンダ3と、上記口頸部
外面に筒部11を螺合させると共に該筒部上端に
付設した内向きフランジ12と容器体口頂面との
間で上記外向きフランジ5を挟持させたキヤツプ
状部材10と、上記シリンダの上端部内面へ回動
不能に嵌着させた筒部14を有し、該筒部内面に
螺条を有する螺筒13と、上記螺条に頂壁16か
ら垂下する筒部17の下部外面を螺合させると共
に筒部の上部からノズル16aを突出する押下げ
ヘツド15と、上記筒部内へ上端部を嵌着させて
シリンダ3内へ管部18を垂下させ、該管部の上
端部内へは吐出弁19を、かつ管部下端には筒状
ピストン20をそれぞれ付設するステム21とを
有し、上記螺筒から押下げヘツドの筒部を螺脱さ
せて、シリンダに対して押下げヘツドをステムを
上下動させることで容器体内液体がシリンダ内に
吸込まれ、かつステム、吐出弁、ノズルを通つて
噴出するよう設けた液体噴出容器が知られてい
る。尚上記螺筒に押下げヘツドの筒部を螺合させ
てステムをシリンダ内へ押下げておく理由は、不
用意に押下げヘツドが押下げられて液体が噴出さ
れないようにすると共に輸送時等に容器が嵩ばる
ことを防止することにある。
[考案が解決しようとする問題点]
上記液体噴出容器を使用する際には、螺筒に対
する押下げヘツド筒部の螺合を外して、シリンダ
に対してステムおよび押下げヘツドの上下動を可
能にする必要があるが、上記螺合状態で行われる
輸送時等において、シリンダ3とステム21と該
ステム下端の筒状ピストン20との間に液体が入
り、該液体が上記螺脱により押下げヘツド15お
よびステム21を上昇させた際、螺筒13とステ
ム21との間を通つて液漏れすることがあつた。
又ステム上昇時において螺筒とステムとの間に間
隙を生ずるためにステムおよび押下げヘツドがグ
ラ付き易く、該グラ付きを少くするためにその隙
間を小さくすると、液体減少による容器体内の負
圧化防止のための、その隙間および外気吸入孔2
6を通つての外気吸入が不完全となる欠点があつ
た。
する押下げヘツド筒部の螺合を外して、シリンダ
に対してステムおよび押下げヘツドの上下動を可
能にする必要があるが、上記螺合状態で行われる
輸送時等において、シリンダ3とステム21と該
ステム下端の筒状ピストン20との間に液体が入
り、該液体が上記螺脱により押下げヘツド15お
よびステム21を上昇させた際、螺筒13とステ
ム21との間を通つて液漏れすることがあつた。
又ステム上昇時において螺筒とステムとの間に間
隙を生ずるためにステムおよび押下げヘツドがグ
ラ付き易く、該グラ付きを少くするためにその隙
間を小さくすると、液体減少による容器体内の負
圧化防止のための、その隙間および外気吸入孔2
6を通つての外気吸入が不完全となる欠点があつ
た。
本案は上記欠点を除去することを目的とするも
のである。
のである。
[問題点を解決するための手段]
口頸部2を起立する容器体1と、該容器体の口
頂面へ、上部に付設させた外向きフランジ5を載
置させて容器体内へ垂設させた吸込み弁7付きシ
リンダ3と、上記口頸部外面に筒部を螺合させる
と共に該筒部上端に付設した内向きフランジ12
と容器体口頂面との間で上記外向きフランジ5を
挟持させたキヤツプ状部材10と、上記シリンダ
の上端部内面へ回動不能に嵌着させた筒部14を
有し、該筒部内面に螺条を有する螺筒13と、上
記螺条に頂壁16から垂下する筒部17の下部外
面を螺合させると共に筒部の上部からノズル16
aを突出する押下げヘツド15と、上記筒部17
内へ上端部を嵌着させてシリンダ3内へ管部18
を垂下させ、該管部の上端部内へは吐出弁19
を、かつ管部下端には筒状ピストン20をそれぞ
れ付設するステム21とを有する液体噴出容器に
おいて、上記螺筒の筒部14下端との間に間隙を
おいてその筒部14下方のシリンダ上部内面へ上
向き段部25を設けると共に該段部下方のシリン
ダ壁部分に外気吸入孔26を穿設させておき、上
記ステム上部へ強制摺動可能に筒状シゴキ弁27
の筒部28を嵌合させ、該シゴキ弁下降時に筒部
28に付設した割溝29付き外向きフランジ30
の外縁部が上向き段部25へ係合すると共に、シ
ゴキ弁上昇時にシゴキ弁上面がステム21と螺筒
13との間の間隙を水密に閉塞可能に形成させ
た。
頂面へ、上部に付設させた外向きフランジ5を載
置させて容器体内へ垂設させた吸込み弁7付きシ
リンダ3と、上記口頸部外面に筒部を螺合させる
と共に該筒部上端に付設した内向きフランジ12
と容器体口頂面との間で上記外向きフランジ5を
挟持させたキヤツプ状部材10と、上記シリンダ
の上端部内面へ回動不能に嵌着させた筒部14を
有し、該筒部内面に螺条を有する螺筒13と、上
記螺条に頂壁16から垂下する筒部17の下部外
面を螺合させると共に筒部の上部からノズル16
aを突出する押下げヘツド15と、上記筒部17
内へ上端部を嵌着させてシリンダ3内へ管部18
を垂下させ、該管部の上端部内へは吐出弁19
を、かつ管部下端には筒状ピストン20をそれぞ
れ付設するステム21とを有する液体噴出容器に
おいて、上記螺筒の筒部14下端との間に間隙を
おいてその筒部14下方のシリンダ上部内面へ上
向き段部25を設けると共に該段部下方のシリン
ダ壁部分に外気吸入孔26を穿設させておき、上
記ステム上部へ強制摺動可能に筒状シゴキ弁27
の筒部28を嵌合させ、該シゴキ弁下降時に筒部
28に付設した割溝29付き外向きフランジ30
の外縁部が上向き段部25へ係合すると共に、シ
ゴキ弁上昇時にシゴキ弁上面がステム21と螺筒
13との間の間隙を水密に閉塞可能に形成させ
た。
[作用]
第1図の状態から、キヤツプ状部材10ないし
螺筒13に対して押下げヘツド15を正方向へ回
すと、筒部14下端面へ上面を接して上昇不能な
シゴキ弁27を図の位置へ残したまゝ、螺筒13
に対して筒部17が螺脱し、するとシリンダ3内
底部に装着されたスプリング24の弾撥力により
ステム21が押下げられる。ステム下部と筒状ピ
ストン20とシリンダ内面との間に溜つていた液
体は、ステムに付着したまま、上外方へ出ようと
するが、シゴキ弁27がステムに強制摺動可能に
嵌合され、かつこのときステムに対する摩擦係合
によりシゴキ弁上面はステムと螺筒との間の間隙
を水密に閉塞するため、外気吸入孔26を通つて
容器体内へ戻される。押下げヘツド15押下げ時
には始めステム21と共にシゴキ弁27も下降す
るが、該シゴキ弁27の外向きフランジ30外縁
部が上向き段部25上面へ係合すると該シゴキ弁
は停止して該シゴキ弁をシリンダの上部内面へ残
したまゝ、ステム21だけが下降する。その外向
きフランジには割溝29が設けてあるため、ステ
ムと螺筒との間およびその割溝を通つて液体噴出
量に見合うだけの外気が容器体内へ入つて、該容
器体内の負圧化は防止される。シゴキ弁27は筒
部14の下端面と上向き段部25との間でのみス
テム21外面への摩擦係合によりステム21と共
に上下動する。更にシゴキ弁の外向きフランジ3
0外面とシリンダ内面との間の間隙を小とするこ
とでシリンダに対するステムのガタ付きを防ぐこ
とが出来る。
螺筒13に対して押下げヘツド15を正方向へ回
すと、筒部14下端面へ上面を接して上昇不能な
シゴキ弁27を図の位置へ残したまゝ、螺筒13
に対して筒部17が螺脱し、するとシリンダ3内
底部に装着されたスプリング24の弾撥力により
ステム21が押下げられる。ステム下部と筒状ピ
ストン20とシリンダ内面との間に溜つていた液
体は、ステムに付着したまま、上外方へ出ようと
するが、シゴキ弁27がステムに強制摺動可能に
嵌合され、かつこのときステムに対する摩擦係合
によりシゴキ弁上面はステムと螺筒との間の間隙
を水密に閉塞するため、外気吸入孔26を通つて
容器体内へ戻される。押下げヘツド15押下げ時
には始めステム21と共にシゴキ弁27も下降す
るが、該シゴキ弁27の外向きフランジ30外縁
部が上向き段部25上面へ係合すると該シゴキ弁
は停止して該シゴキ弁をシリンダの上部内面へ残
したまゝ、ステム21だけが下降する。その外向
きフランジには割溝29が設けてあるため、ステ
ムと螺筒との間およびその割溝を通つて液体噴出
量に見合うだけの外気が容器体内へ入つて、該容
器体内の負圧化は防止される。シゴキ弁27は筒
部14の下端面と上向き段部25との間でのみス
テム21外面への摩擦係合によりステム21と共
に上下動する。更にシゴキ弁の外向きフランジ3
0外面とシリンダ内面との間の間隙を小とするこ
とでシリンダに対するステムのガタ付きを防ぐこ
とが出来る。
[実施例]
1は噴出用液体を収納させた容器体で口頸部2
を起立させている。
を起立させている。
3は上記容器体口頂面へパツキング4を介して
外向きフランジ5を載置させ、容器体内に垂設さ
れたシリンダである。外向きフランジはシリンダ
上部に付設させてあり、該外向きフランジから更
に上方へ突出させた上端筒部外面には係合突条6
が付設させてある。該シリンダ下端部内には吸込
み弁7が設けられており、又該弁への連通パイプ
8が容器体内下方まで垂設されている。尚該シリ
ンダ内には圧縮効率を高めるための挿入部材9が
内装されているが、これは必ずしも必要とするも
のではない。
外向きフランジ5を載置させ、容器体内に垂設さ
れたシリンダである。外向きフランジはシリンダ
上部に付設させてあり、該外向きフランジから更
に上方へ突出させた上端筒部外面には係合突条6
が付設させてある。該シリンダ下端部内には吸込
み弁7が設けられており、又該弁への連通パイプ
8が容器体内下方まで垂設されている。尚該シリ
ンダ内には圧縮効率を高めるための挿入部材9が
内装されているが、これは必ずしも必要とするも
のではない。
上記シリンダ3は、キヤツプ状部材10によつ
て容器体1に対して固定されている。該キヤツプ
状部材は、容器体口頸部外面に螺合させた筒部1
1の上端に付設させた内向きフランジ12によつ
て、上記シリンダの外向きフランジ5をパツキン
グ4を介して容器体口頂面との間で挟持する。
て容器体1に対して固定されている。該キヤツプ
状部材は、容器体口頸部外面に螺合させた筒部1
1の上端に付設させた内向きフランジ12によつ
て、上記シリンダの外向きフランジ5をパツキン
グ4を介して容器体口頂面との間で挟持する。
上記シリンダの上端筒部には螺筒13が回動不
能に嵌合させてある。該螺筒はシリンダ上端筒部
の内面に嵌着させた筒部14を有し、該筒部内面
に螺条を有する。
能に嵌合させてある。該螺筒はシリンダ上端筒部
の内面に嵌着させた筒部14を有し、該筒部内面
に螺条を有する。
上記螺条には、押下げヘツド15の頂壁16か
ら垂下する筒部17の下部を螺合させている。該
押下げヘツドは筒部上部からノズル16aを横外
方へ突出させている。
ら垂下する筒部17の下部を螺合させている。該
押下げヘツドは筒部上部からノズル16aを横外
方へ突出させている。
該押下げヘツドは、容器が液体をそのまま噴出
させるものである場合、又噴霧させる場合、或い
は更に泡噴出器である場合によつて変わるもので
あり、噴霧の場合はスピン機構、発泡させる場合
は発泡機構をノズル内に設ける。液体をそのまま
噴出させる場合には、特別の機構を設けなくても
よい。尚これ等のことは公知のことである。
させるものである場合、又噴霧させる場合、或い
は更に泡噴出器である場合によつて変わるもので
あり、噴霧の場合はスピン機構、発泡させる場合
は発泡機構をノズル内に設ける。液体をそのまま
噴出させる場合には、特別の機構を設けなくても
よい。尚これ等のことは公知のことである。
上記筒部17の下部内にはシリンダ内に垂下す
る管部18の上端部が嵌着させてあり、該管部の
上部内には吐出弁19が設けてあり、又管部の下
端には筒状ピストン20を付設させてステム21
が形成される。図示例で該ステムは二重パイプと
し、その内管部18a下端に筒状ピストンを付設
すると共に、内管部上端内面を逆テーパ状弁座と
し、又外管部18b上端からコイル状スプリング
22を外管部内方へ垂設させ、該スプリング下端
に弁体23を付設している。これ等外管部、スプ
リング、弁体は一体成形させたものである。
る管部18の上端部が嵌着させてあり、該管部の
上部内には吐出弁19が設けてあり、又管部の下
端には筒状ピストン20を付設させてステム21
が形成される。図示例で該ステムは二重パイプと
し、その内管部18a下端に筒状ピストンを付設
すると共に、内管部上端内面を逆テーパ状弁座と
し、又外管部18b上端からコイル状スプリング
22を外管部内方へ垂設させ、該スプリング下端
に弁体23を付設している。これ等外管部、スプ
リング、弁体は一体成形させたものである。
上記ステムはスプリング24により上方へ付勢
されている。
されている。
以上構成において、本案では螺筒筒部14下端
との間に間隙をおいてその筒部下方のシリンダ上
部内面へ上向き段部25を形成させると共に該段
部直ぐ下方のシリンダ壁部分に外気吸入孔26を
穿設させた。又ステム21上部へ強制摺動可能に
筒状シゴキ弁27を強制摺動可能に嵌合させた。
該弁はステムに嵌合させた筒部28を有し、該筒
部上端に割溝29付きの外向きフランジ30を付
設させたもので、その外向きフランジ外縁部はシ
ゴキ弁下降時に上向き段部25に係合すると共に
シゴキ弁上昇時には、該シゴキ弁上面が、ステム
21と螺筒13との間の間隙を水密に閉塞する。
との間に間隙をおいてその筒部下方のシリンダ上
部内面へ上向き段部25を形成させると共に該段
部直ぐ下方のシリンダ壁部分に外気吸入孔26を
穿設させた。又ステム21上部へ強制摺動可能に
筒状シゴキ弁27を強制摺動可能に嵌合させた。
該弁はステムに嵌合させた筒部28を有し、該筒
部上端に割溝29付きの外向きフランジ30を付
設させたもので、その外向きフランジ外縁部はシ
ゴキ弁下降時に上向き段部25に係合すると共に
シゴキ弁上昇時には、該シゴキ弁上面が、ステム
21と螺筒13との間の間隙を水密に閉塞する。
[考案の効果]
本案は既述作用を有する構造としたから、螺筒
13から押下げヘツドの筒部を螺脱させてステム
等が上昇する際、ステムと螺筒との間から液洩れ
することを防止でき、又ステムに嵌合させたシゴ
キ弁の外向きフランジ外面をシリンダ上部内面へ
近接させることが出来るからシリンダに対するス
テムのグラ付を少く出来、更にステムと螺筒との
間の間隙を大きくしてもステムの付きが大となる
ことがないから、その間隙を大とすることで容器
体内負圧化防止のために必要な外気吸入路を大き
くすることが出来、よつて急速に押下げヘツドを
上下動させて短時間に容器体内液体を噴出させて
も容器体内が負圧化することがなく、液体噴出を
容易かつ迅速に行うことが出来る。
13から押下げヘツドの筒部を螺脱させてステム
等が上昇する際、ステムと螺筒との間から液洩れ
することを防止でき、又ステムに嵌合させたシゴ
キ弁の外向きフランジ外面をシリンダ上部内面へ
近接させることが出来るからシリンダに対するス
テムのグラ付を少く出来、更にステムと螺筒との
間の間隙を大きくしてもステムの付きが大となる
ことがないから、その間隙を大とすることで容器
体内負圧化防止のために必要な外気吸入路を大き
くすることが出来、よつて急速に押下げヘツドを
上下動させて短時間に容器体内液体を噴出させて
も容器体内が負圧化することがなく、液体噴出を
容易かつ迅速に行うことが出来る。
第1図は本案容器の半断面図、第2図は従来構
造液体噴出容器の半断面図である。 1……容器体、3……シリンダ、10……キヤ
ツプ状部材、13……螺筒、15……押下げヘツ
ド、21……ステム。
造液体噴出容器の半断面図である。 1……容器体、3……シリンダ、10……キヤ
ツプ状部材、13……螺筒、15……押下げヘツ
ド、21……ステム。
Claims (1)
- 口頸部2を起立する容器体1と、該容器体の口
頂面へ、上部に付設させた外向きフランジ5を載
置させて容器体内へ垂設させた吸込み弁7付きシ
リンダ3と、上記口頸部外面に筒部を螺合させる
と共に該筒部上端に付設した内向きフランジ12
と容器体口頂面との間で上記外向きフランジ5を
挟持させたキヤツプ状部材10と、上記シリンダ
の上端部内面へ回動不能に嵌着させた筒部14を
有し、該筒部内面に螺条を有する螺筒13と、上
記螺条に頂壁16から垂下する筒部17の下部外
面を螺合させると共に筒部の上部からノズル16
aを突出する押下げヘツド15と、上記筒部17
内へ上端部を嵌着させてシリンダ3内へ管部18
を垂下させ、該管部の上端部内へは吐出弁19
を、かつ管部下端には筒状ピストン20をそれぞ
れ付設するステム21とを有する液体噴出容器に
おいて、上記螺筒の筒部14下端との間に間隙を
おいてその筒部14下方のシリンダ上部内面へ上
向き段部25を設けると共に該段部下方のシリン
ダ壁部分に外気吸入孔26を穿設させておき、上
記ステム上部へ強制摺動可能に筒状シゴキ弁27
の筒部28を嵌合させ、該シゴキ弁下降時に筒部
28に付設した割溝29付き外向きフランジ30
の外縁部が上向き段部25へ係合すると共に、シ
ゴキ弁上昇時にシゴキ弁上面がステム21と螺筒
13との間の間隙を水密に閉塞可能に形成させた
ことを特徴とする液体噴出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9433086U JPH0440753Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9433086U JPH0440753Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS631659U JPS631659U (ja) | 1988-01-07 |
JPH0440753Y2 true JPH0440753Y2 (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=30957677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9433086U Expired JPH0440753Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440753Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP9433086U patent/JPH0440753Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS631659U (ja) | 1988-01-07 |
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