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JPH04309563A - 多環式染料の製造方法および置換酢酸および置換酢酸化合物 - Google Patents

多環式染料の製造方法および置換酢酸および置換酢酸化合物

Info

Publication number
JPH04309563A
JPH04309563A JP4001416A JP141692A JPH04309563A JP H04309563 A JPH04309563 A JP H04309563A JP 4001416 A JP4001416 A JP 4001416A JP 141692 A JP141692 A JP 141692A JP H04309563 A JPH04309563 A JP H04309563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
independently
acetic acid
parts
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4001416A
Other languages
English (en)
Inventor
Nigel Hall
ニゲル ホール
Nigel Hughes
ニゲル ヒューズ
Prakash Patel
プラカッシュ パーテル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB919100303A external-priority patent/GB9100303D0/en
Priority claimed from GB919111144A external-priority patent/GB9111144D0/en
Application filed by Imperial Chemical Industries Ltd filed Critical Imperial Chemical Industries Ltd
Publication of JPH04309563A publication Critical patent/JPH04309563A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B5/00Dyes with an anthracene nucleus condensed with one or more heterocyclic rings with or without carbocyclic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D493/00Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
    • C07D493/02Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D493/04Ortho-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B57/00Other synthetic dyes of known constitution

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の多環式染料の製
造方法に関する。
【0002】
【発明の構成】本発明によれば式(2):
【0003】
【化9】
【0004】で示される置換酢酸を式(3):
【000
5】
【化10】
【0006】で示される化合物と反応させ、中間物ロイ
コ化合物を酸化して周辺の複素環を脱水素することによ
って式(1):
【0007】
【化11】
【0008】[上記式中Yは場合により置換された芳香
族またはヘテロ芳香族基であり;環Aは非置換であるか
または1〜5個の基によって置換されており;Zは−N
R1R2であり;R1およびR2はそれぞれ独立にHで
あるか、または独立に、場合により置換されたアルキル
、アルケニル、シクロアルキル、アラルキル、アリール
およびヘテロアリールから選ばれるか;またはR1およ
びR2は、それの結合している窒素原子と一緒に複素環
を形成するか;またはR1およびR2は、それぞれ独立
に、それの結合している窒素および環Bの隣接炭素原子
と一緒に複素環を形成し;かつX1およびX2はそれぞ
れ独立に、H、ハロゲン、場合により置換されたアルキ
ル、場合により置換されたアリール、場合により置換さ
れたヘテロアリール、シアノ、カルバモイル、スルファ
モイル、カルボン酸およびカルボン酸エステル基から選
ばれる]によって示される多環式染料の製造方法が提供
される。
【0009】Yにより表わされる場合により置換された
芳香族またはヘテロ芳香族基は、望ましくはフェニル、
ピリジル、ナフチル、チエニル、チアゾリル、イソチア
ゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、イ
ミダゾリル、ベンズイミダゾリル、インドリル、ピラゾ
リル、ピリミジルおよびベンズオキサゾリル(それぞれ
置換または非置換であってもよい)から選ばれる。Yに
より表わされる場合により置換された芳香族またはヘテ
ロ芳香族基が式(4):
【0010】
【化12】
【0011】で示される基または式(5):
【0012
【化13】
【0013】で示される基または式(6):
【0014
【化14】
【0015】[上記式中環Bは非置換かまたは1〜4個
の他の基によって置換されており;環Cは非置換かまた
は1〜3個の他の基によって置換されており;環Dは非
置換かまたは1個または2個の他の基によって置換され
ている]によって示される基であるのが望ましい。
【0016】R1,R2,X1およびX2により表わさ
れるアルキル基は、望ましくは直鎖または枝分れ鎖のC
1〜C10−アルキル、より望ましくはC1〜C6−ア
ルキル、殊にC1〜C4−アルキルである。
【0017】R1およびR2により表わされるアルケニ
ル基は、望ましくはC2〜C10−アルケニル、より望
ましくはC3〜C4−アルケニル、殊にアリルである。
【0018】R1およびR2により表わされるシクロア
ルキル基は、望ましくはC4〜C8−シクロアルキル、
より望ましくはシクロヘキシルである。
【0019】R1およびR2により表わされるアラルキ
ル基は、望ましくはフェニル−C1〜C4−アルキル、
たとえばベンジルまたはフェニルエチルである。
【0020】R1,R2,X1およびX2により表わさ
れるアリール基は、望ましくはフェニルまたはナフチル
である。
【0021】R1,R2,X1およびX2により表わさ
れるヘテロアリール基は、望ましくはピリジルまたはチ
エニルである。
【0022】X1およびX2により表わされるハロゲン
基は、望ましくはフルオロ、クロロまたはブロモである
【0023】X1およびX2により表わされるカルバモ
イルおよびスルファモイル基は、望ましくは式:−CO
NL1L2または−SO2NL1L2(式中L1および
L2はそれぞれ独立に−H、C1〜C4−アルキル、置
換C1〜C4−アルキルまたはアリール、望ましくはフ
ェニルまたは置換フェニルである)で示されるものであ
る。
【0024】X1およびX2により表わされるカルボン
酸エステル基は、望ましくは式:−COOL3(式中L
3はC1〜C4−アルキル、置換C1〜C4−アルキル
、またはアリール、望ましくはフェニルまたは置換フェ
ニルである)で示されるものである。
【0025】基R1およびR2がそれの結合している窒
素と一緒に複素環を形成する場合、これは望ましくは脂
環式環、たとえばピペリジノまたはモルホリノである。
【0026】基R1およびR2がそれぞれ独立にそれの
結合している窒素および環Bの隣接炭素原子と一緒に複
素環を形成する場合、これは望ましくは脂環式環である
。 R1およびR2の1つが包含されている場合には、環B
と一緒にテトラヒドロキノリノ核が形成する。R1およ
びR2が双方共包含されている場合には、ユロリジノ基
が形成される。
【0027】基R1,R2,X1およびX2が場合によ
り置換されている場合、望ましい置換基の例はC1〜C
4−アルキル、C2〜C4−アルケニル、C1〜C4−
アルコキシ、C1〜C4−アルコキシC1〜C4−アル
コキシ、C1〜C4−アルキルカルボニル、C1〜C4
−アルコキシカルボニル、C1〜C4−アルコキシ−C
1〜C4−アルコキシカルボニル、C1〜C4−アルキ
ルカルボニルオキシ、C1〜C4−アルコキシカルボニ
ルオキシ、C1〜C4−アルコキシ−C1〜C4−アル
コキシカルボニルオキシ、C1〜C4−アルコキシカル
ボニル−C1〜C4−アルコキシ、C1〜C4−アルコ
キシ−C1〜C4−アルコキシカルボニル−C1〜C4
−アルコキシ、C1〜C4−アルキルカルボニルオキシ
−C1〜C4−アルコキシ、シアノ−C1〜C4−アル
コキシ、ヒドロキシ−C1〜C4−アルコキシ、C1〜
C4−アルキルチオ、フェニルチオ、C4〜C8−シク
ロヘキシル、ニトロ、ハロゲン、殊にフルオロ、クロロ
またはブロモ、フェニル、ジフェニル、ヒドロキシ、シ
アノ、アミノ、C1〜C4−アルキルアミノ、ジ(C1
〜C4−アルキル)アミノである。
【0028】R1,R2,X1およびX2につき上述し
た置換基はいずれも、環A,B,CおよびDのいずれに
も適当な置換基である。また環Aは、上記に定義した基
Zによって置換されていてもよい。
【0029】環Aが1〜3個の置換基によって置換され
ている場合、これら置換基が環Aの3位、4位または5
位を占めるのが望ましく;殊にこれら置換基が4位また
は3位と4位を占めるのが望ましい。
【0030】環Aが非置換であるかまたは−NR1R2
、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ、ハ
ロおよびC1〜C4−アルコキシカルボニル−C1〜C
4−アルコキシ−C1〜C4−アルコキシ基(ここでR
1およびR2は上記のものを表わす)によって置換され
ているのが望ましい。
【0031】基NR1R2は別として、環Bが非置換で
あるかまたは3位または3位および5位(つまり基NR
1R2に対してオルト)が1個または2個の基によって
置換されているのが望ましく、望ましい置換基はC1〜
C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシおよびハロ、
殊にメチル、エチル、イソプロピル、メトキシ、エトキ
シおよびクロロである。
【0032】X1およびX2が両方水素であるのが望ま
しい。
【0033】Yが非置換または1個または2個のメチル
基、または1個または2個のエチル基、または1個のメ
チル基と1個のエチル基によって置換されているフェニ
レン基であるのが望ましく;これらの置換基は基Zに対
してオルトであるのが望ましい。基Zが−NH2または
−NHC2H5であるのが望ましい。
【0034】式(1)で示される染料の望ましいグルー
プは式(8):
【0035】
【化15】
【0036】[式中環AはC1〜C4−アルキル、C1
〜C4−アルコキシ、ハロ、ヒドロキシおよび−NR1
R2から選ばれた1〜3個の置換基によって置換されて
おり;環Bは非置換であるかまたはC1〜C4−アルキ
ル、C1〜C4−アルコキシおよびハロゲンから選ばれ
た1個または2個の置換基によって置換されたフェニレ
ン基であり;R1およびR2はそれぞれ独立にHまたは
C1〜C4−アルキルであり;かつX1およびX2はH
である]で示されるものである。
【0037】本方法は、反応物を溶融液中、望ましくは
80℃以上、殊に80℃〜210℃の沸点を有する液状
媒体中、殊に1,2−ジクロロベンゼン、1,2,4−
トリクロロベンゼン、メトキシベンゼン、キシレン、ク
ロロベンゼンまたは1,3,5−トリメチルベンゼンの
ような有機液体中で加熱することによって実施すること
ができる。本方法は、場合により酸触媒の存在で実施す
ることができる。適当な酸触媒は酢酸、硫酸、リン酸お
よびp−トルエンスルホン酸を包含する。
【0038】本方法は、望ましくは80℃〜210℃の
温度、殊に130℃〜180℃の温度で実施される。液
状媒体として有機液体を使用する場合、反応は有利には
還流下に実施される。反応は場合によりオートクレーブ
中、望ましくは1〜30バール、より望ましくは1〜1
5バールの圧力で実施することができる。
【0039】反応はすべての出発物質が消費されるまで
続けられ、これは最高100時間かかる。
【0040】中間物ロイコ化合物は、炭素・炭素の単結
合を脱水素するのに好都合な任意の酸化剤、たとえばク
ロラニル、ベンゾキノン、過酸化水素またはアルカリ金
属、望ましくはナトリウムおよびカリウム、過ホウ酸塩
、過炭酸塩または過硫酸塩の使用によって達成される。 酸化工程は、望ましくは30℃〜150℃の温度、より
望ましくは75℃〜125℃の温度で実施される。
【0041】反応が本質的に完結した場合、望ましくは
実質的にすべての出発物質が消費された場合、生成物は
濾過のような任意の便利な手段によって単離することが
できる。生成物は、任意の便利な手段、たとえば溶剤で
の洗浄、晶出またはカラムクロマトグラフィーによって
精製することができる。
【0042】本発明のもう1つの構成によれば、式(7
): Z−Y−H 式7で示される化合物をグリオキシル酸と反応させるこ
とによって式(2):
【0043】
【化16】
【0044】[上記式中YおよびZは上記のものを表わ
す]で示される置換酢酸の製造方法が提供される。
【0045】反応は、好都合には液状媒体、望ましくは
メタノール、エタノールのような有機溶媒中で実施され
る。
【0046】反応は、望ましくは−10℃〜50℃の温
度、より望ましくは15℃〜25℃の温度で実施される
【0047】反応は、すべての出発物質が消費されるま
で続けられ、これは最高30時間かかる。生成物は、濾
過のような任意の便利な手段によって単離することがで
きる。生成物は、任意の便利な手段、たとえば水での洗
浄、溶媒での洗浄または晶出によって精製することがで
きる。
【0048】本発明のもう1つの構成によれば、Yおよ
びZが上記のものを表わす式(2)で示される化合物が
提供される。
【0049】式(3)で示される化合物は、好都合には
ジヒドロキシベンゼンをマンデル酸誘導体と反応させる
ことによって製造することができる。ヨーロッパ特許E
P33583号はかかる製法を詳細に記載する。
【0050】
【実施例】本発明は次の実施例によってさらに説明する
が、例中のすべての部は重量部である:例  1 6−エチル−2−メチルアニリン(30.0部)とメタ
ノール(100部)との混合物を外界温度で撹拌した。 グリオキシル酸50%w/v(16.5部)を加え、混
合物を外界温度で24時間撹拌した。沈殿した生成物を
濾過により単離し、メタノール(20部)で洗浄し、乾
燥してジ(4−アミノ−5−エチル−3−メチルフェニ
ル)酢酸(31.0部)を得た。
【0051】例  2 5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェニル−2,3−
ジヒドロベンゾフラン(3.5部)、ジ(4−アミノ−
5−エチル−3−メチルフェニル)酢酸(5.0部)お
よび1,2−ジクロロベンゼン(50部)の混合物を窒
素気流下、48時間還流下に撹拌した。100℃に冷却
した後、クロラニル(1.8部)を加え、混合物を撹拌
し、外界温度に放冷した。石油エーテル(30部)を加
え、混合物を1時間撹拌し、生成物を濾過により単離し
た。精製は、メタノール中でスラリにし、次いで濾過に
より達成し、3−フェニル−7−(4−アミノ−5−エ
チル−3−メチルフェニル)−2,6−ジヒドロベンゾ
[1:2−b,4:5−b′]−ジフランを得た。λm
ax=582nm(ジクロロメタン)。
【0052】例  3 グリオキシル酸50%w/v(3.05部)、水(20
部)およびメタノール(10部)の混合物を、外界温度
で撹拌した。2−エチルアニリン(5.0部)を加え、
混合物を2時間還流下に撹拌した。外界温度に冷却した
後、生成物を濾過により単離し、少量の水(50部)で
洗浄し、乾燥してジ(4−アミノ−3−エチルフェニル
)酢酸(5.5部)を得た。
【0053】例  4 5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェニル−2,3−
ジヒドロベンゾフラン(3.8部)、ジ(4−アミノ−
3−エチルフェニル)酢酸(5.0部)および1,2−
ジクロロベンゼン(30部)の混合物を、窒素気流下、
96時間還流下に撹拌した。100℃に冷却した後、ク
ロラニル(1.5部)を加え、混合物を撹拌し、外界温
度に放冷した。石油エーテル(30部)を加え、混合物
を1時間撹拌し、生成物を濾過により単離した。精製は
、カラムクロマトグラフィーによって達成し、3−フェ
ニル−7−(4−アミノ−3−エチルフェニル)−2,
6−ジヒドロベンゾ[1:2−b,4:5−b′]−ジ
フランを得た。λmax=568nm(クロロホルム)
【0054】例  5 N−エチル−2−メチルアニリン(10.0部)および
メタノール(30部)の混合物を、外界温度で撹拌した
。グリオキシル酸50%w/v(5.5部)を加え、混
合物を4時間還流下に撹拌した。氷浴中で冷却した後、
沈殿した生成物を濾過により単離し、メタノール(20
部)で洗浄し、乾燥して、ジ(4−N−エチルアミノ−
3−メチルフェニル)酢酸(5.90部)を得た。
【0055】例  6 5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェニル−2,3−
ジヒドロベンゾフラン(1.4部)、ジ(4−N−エチ
ルアミノ−3−メチルフェニル)酢酸(2.0部)、1
,2−ジクロロベンゼン(20部)およびドデシルベン
ゼンスルホン酸(0.53部)の混合物を、窒素気流下
、22時間還流下に撹拌した。外界温度に冷却した後、
クロラニル(1.5部)を加え、混合物を5分間80℃
に加熱した。混合物を外界温度に冷却し、メタノール(
50部)を加え、混合物をこの温度で2時間撹拌した。 生成物を濾過により単離し、3−フェニル−7−(4−
N−エチルアミノ−3−メチルフェニル)−2,6−ジ
オキソ−2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−b,4:5
−b′]−ジフランを得た。λmax=620nm(ジ
クロロメタン)。
【0056】例  7 2−メチル−6−t−ブチルアニリン(10.0部)、
メタノール(40.0部)およびグリオキシル酸50%
w/v(4.54部)の混合物を、外界温度で44時間
撹拌した。沈殿した生成物を濾過により単離し、メタノ
ール(20部)で洗浄し、乾燥してジ(4−アミノ−5
−メチル−3−t−ブチル)酢酸(6.9部)を得た。
【0057】例  8 5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェニル−2,3−
ジヒドロベンゾフラン(3.79部)、ジ(4−アミノ
−5−メチル−3−t−ブチルフェニル)酢酸(6.4
部)および1,2−ジクロロベンゼン(60部)の混合
物を、窒素気流下、24時間還流下に撹拌した。40℃
に冷却した後、メタノール(100部)、次いでクロラ
ニル(0.82部)を加え、混合物を60℃で20分間
撹拌した。混合物を撹拌し、室温に放冷した。生成物を
濾過により単離し、メタノール(40部)で2回洗浄し
、乾燥して3−フェニル−7−(4−アミノ−5−メチ
ル−3−t−ブチルフェニル)−2,6−ジオキソ−2
,6−ジヒドロベンゾ[1:2−b,4:5−b′]−
ジフランを得た。λmax=590nm(ジクロロメタ
ン)。
【0058】例  9 2,6−ジメチルアニリン(40部)およびメタノール
(150部)の混合物を外界温度で撹拌した。グリオキ
シル酸50%w/v(24.5部)を加え、混合物を外
界温度で24時間撹拌した。沈殿した生成物を濾過によ
り単離し、メタノール(30部)で洗浄し、乾燥してジ
(4−アミノ−3,5−ジメチルフェニル)酢酸(44
.3部)を得た。
【0059】例10 5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェニル−2,3−
ジヒドロベンゾフラン(14.2部)、ジ(4−アミノ
−3,5−ジメチルフェニル)酢酸(17.97部)お
よび1,2−ジクロロベンゼン(150部)の混合物を
、窒素気流下、24時間還流下に撹拌した。50℃に冷
却した後、クロラニル(2.7部)、次いでメタノール
(200部)を加えた。混合物を50℃で30分間撹拌
し、次いで撹拌し、外界温度に放冷した。生成物を濾過
により単離した。精製は、酢酸エチル(250部)から
の再結晶により達成して3−フェニル−7−(4−アミ
ノ−3,5−ジメチルフェニル)−2,6−ジオキソ−
2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−b,4:5−b′]
−ジフラン(5.8部)を得た。λmax=590nm
(ジクロロメタン)。
【0060】例11 例3の方法を、2−エチルアニリンの代りにアニリン(
3.8部)を使用した点を除いて実施し、ジ(4−アミ
ノフェニル)酢酸を得た。
【0061】例12 例2の方法を、ジ(4−アミノ−5−エチル−3−メチ
ルフェニル)酢酸の代りにジ(4−アミノフェニル)酢
酸(3.7部)を使用した点を除いて実施し、3−フェ
ニル−7−(4−アミノフェニル)−2,6−ジオキソ
−2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−b,4:5−b′
]ジフランを得た。λmax=605nm。
【0062】例13 例3の方法を、2−エチルアニリンの代りに2−メトキ
シアニリン(5.1部)を使用した点を除いて実施し、
ジ(4−アミノ−3−メトキシフェニル)酢酸を得た。
【0063】例14 例2の方法を、ジ(4−アミノ−5−エチル−3−メチ
ルフェニル)酢酸の代りにジ(4−アミノ−3−メトキ
シフェニル)酢酸(4.6部)を使用した点を除いて実
施し、3−フェニル−7−(4−アミノ−3−メトキシ
フェニル)−2,6−ジオキソ−ジヒドロベンゾ[1:
2−b,4:5−b′]ジフランを得た。λmax=6
00nm。
【0064】例15 例3の方法を、2−エチルアニリンの代りに2−クロロ
アニリン(5.3部)を使用した点を除いて実施し、ジ
(4−アミノ−3−クロロフェニル)酢酸を得た。
【0065】例16 例2の方法を、ジ(4−アミノ−5−エチル−3−メチ
ルフェニル)酢酸の代りにジ(4−アミノ−3−クロロ
フェニル)酢酸(4.8部)を使用した点を除いて実施
し、3−フェニル−7−(4−アミノ−3−クロロフェ
ニル)−2,6−ジオキソ−2,6−ジヒドロベンゾ[
1:2−b,4:5−b′]ジフランを得た。λmax
=570nm。
【0066】例17 例3の方法を、2−エチルアニリンの代りに2−(n−
ブチル)アニリン(6.2部)を使用した点を除いて実
施し、ジ(4−アミノ−3−n−ブチルフェニル)酢酸
を得た。
【0067】例18 例2の方法を、ジ(4−アミノ−5−エチル−3−メチ
ルフェニル)酢酸の代りにジ(4−アミノ−3−n−ブ
チルフェニル)酢酸(5.4部)を使用した点を除いて
実施し、3−フェニル−7−(4−アミノ−3−n−ブ
チルフェニル)−2,6−ジオキソ−2,6−ジヒドロ
ベンゾ[1:2−b,4:5−b′]ジフランを得た。 λmax=569nm。
【0068】例19 例3の方法を、2−エチルアニリンの代りにN−エチル
−2−n−ブチルアニリン(7.3部)を使用した点を
除いて実施し、ジ(4−(N−エチル)アミノ−3−n
−ブチルフェニル)酢酸を得た。
【0069】例20 例2の方法を、ジ(4−アミノ−5−エチル−3−メチ
ルフェニル)酢酸の代りにジ(4−(N−エチル)アミ
ノ−3−n−ブチルフェニル)酢酸(6.3部)を使用
した点を除いて実施し、3−フェニル−7−(4−(N
−エチル)アミノ−3−n−ブチルフェニル)−2,6
−ジオキソ−2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−b,4
:5−b′]ジフランを得た。λmax=625nm。
【0070】例21 例3の方法を、2−エチルアニリンの代りにN,N−ジ
エチルアニリン(6.2部)を使用した点を除いて実施
し、ジ(4−(N,N−ジエチル)アミノフェニル)酢
酸を得た。
【0071】例22 例2の方法を、ジ(4−アミノ−5−エチル−3−メチ
ルフェニル)酢酸の代りにジ(4−(N,N−ジエチル
)アミノフェニル)酢酸(5.4部)を使用した点を除
いて実施し、3−フェニル−7−(4−(N,N−ジエ
チル)アミノフェニル)−2,6−ジオキソ−2,6−
ジヒドロベンゾ[1:2−b,4:5−b′]ジフラン
を得た。λmax=664nm。
【0072】例23 例3の方法を、2−エチルアニリンの代りにN,N−ジ
メチルアニリン(5.0部)を使用した点を除いて実施
し、ジ(4−(N,N−ジメチル)アミノフェニル)酢
酸を得た。
【0073】例24 例2の方法を、ジ(4−アミノ−5−エチル−3−メチ
ルフェニル)酢酸の代りにジ(4−(N,N−ジメチル
)アミノフェニル)酢酸(4.6部)を使用した点を除
いて実施し、3−フェニル−7−(4−(N,N−ジメ
チル)アミノフェニル)−2,6−ジオキソ−2,6−
ジヒドロベンゾ[1:2−b,4:5−b′]ジフラン
を得た。λmax=650nm。
【0074】例25 例4の方法を、5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェ
ニル−2,3−ジヒドロベンゾフランの代りに5−ヒド
ロキシ−2−オキソ−3−(4−n−プロポキシフェニ
ル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン(3.9部)を使
用した点を除いて実施し、3−(4−n−プロポキシフ
ェニル)−7−(4−アミノ−3−エチルフェニル)−
2,6−ジオキソ−2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−
b,4:5−b′]ジフランを得た。λmax=574
nm。
【0075】例26 例2の方法を、5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェ
ニル−2,3−ジヒドロベンゾフランの代りに5−ヒド
ロキシ−2−オキソ−3−(4−n−プロポキシフェニ
ル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン(3.9部)を使
用した点を除いて実施し、3−(4−n−プロポキシフ
ェニル)−7−(4−アミノ−3−エチルフェニル)−
2,6−ジオキソ−2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−
b,4:5−b′]ジフランを得た。λmax=574
nm。
【0076】例27 例2の方法を、5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェ
ニル−2,3−ジヒドロベンゾフランの代りに5−ヒド
ロキシ−2−オキソ−3−(4−n−プロポキシフェニ
ル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン(3.9部)を使
用した点を除いて実施し、3−(4−n−プロポキシフ
ェニル)−7−(4−アミノ−3−エチル−5−メチル
フェニル)−2,6−ジオキソ−2,6−ジヒドロベン
ゾ[1:2−b,4:5−b′]ジフランを得た。λm
ax=586nm。
【0077】例28 例2の方法を、5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェ
ニル−2,3−ジヒドロベンゾフランの代りに5−ヒド
ロキシ−2−オキソ−3−(4−ヒドロキシフェニル)
−2,3−ジヒドロベンゾフラン(3.8部)を使用し
た点を除いて実施し、3−(4−ヒドロキシフェニル)
−7−(4−アミノ−3−エチル−5−メチルフェニル
)−2,6−ジオキソ−2,6−ジヒドロベンゾ[1:
2−b,4:5−b′]ジフランを得た。λmax=5
80nm。
【0078】例29 例2の方法を、5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェ
ニル−2,3−ジヒドロベンゾフランの代りに5−ヒド
ロキシ−2−オキソ−3−(3−エチル−4−ヒドロキ
シフェニル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン(4.2
部)を使用した点を除いて実施し、3−(3−エチル−
4−ヒドロキシフェニル)−7−(4−アミノ−3−エ
チル−5−メチルフェニル)−2,6−ジオキソ−2,
6−ジヒドロベンゾ[1:2−b,4:5−b′]ジフ
ランを得た。λmax=584nm。
【0079】例30 例4の方法を、5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェ
ニル−2,3−ジヒドロベンゾフランの代りに5−ヒド
ロキシ−2−オキソ−3−(4−メチルフェニル)−2
,3−ジヒドロベンゾフラン(3.7部)を使用した点
を除いて実施し、3−(4−メチルフェニル)−7−(
4−アミノ−3−エチルフェニル)−2,6−ジオキソ
−2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−b,4:5−b′
]ジフランを得た。λmax=566nm。
【0080】例31 例4の方法を、5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェ
ニル−2,3−ジヒドロベンゾフランの代りに5−ヒド
ロキシ−2−オキソ−3−(4−エチルフェニル)−2
,3−ジヒドロベンゾフラン(4.0部)を使用した点
を除いて実施し、3−(4−エチルフェニル)−7−(
4−アミノ−3−エチルフェニル)−2,6−ジオキソ
−2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−b,4:5−b′
]ジフランを得た。λmax=568nm。
【0081】例32 例4の方法を、5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェ
ニル−2,3−ジヒドロベンゾフランの代りに5−ヒド
ロキシ−2−オキソ−3−(4−イソプロピルフェニル
)−2,3−ジヒドロベンゾフラン(4.2部)を使用
した点を除いて実施し、3−(4−イソプロピルフェニ
ル)−7−(4−アミノ−3−エチルフェニル)−2,
6−ジオキソ−2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−b,
4:5−b′]ジフランを得た。λmax=568nm
【0082】例33 例2の方法を、5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェ
ニル−2,3−ジヒドロベンゾフランの代りに5−ヒド
ロキシ−2−オキソ−3−(4−メトキシフェニル)−
2,3−ジヒドロベンゾフラン(4.0部)を使用した
点を除いて実施し、3−(4−メトキシフェニル)−7
−(4−アミノ−3−エチルフェニル)−2,6−ジオ
キソ−2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−b,3:4−
b′]ジフランを得た。λmax=568nm。
【0083】例34 例2の方法を、5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェ
ニル−2,3−ジヒドロベンゾフランの代りに5−ヒド
ロキシ−2−オキソ−3−(4−メトキシフェニル)−
2,3−ジヒドロベンゾフラン(4.0部)を使用した
点を除いて実施し、3−(4−メトキシフェニル)−7
−(4−アミノ−3−エチル−5−メチルフェニル)−
2,6−ジオキソ−2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−
b,4:5−b′]ジフランを得た。λmax=584
nm。
【0084】例35 例4の方法を、5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェ
ニル−2,3−ジヒドロベンゾフランの代りに5−ヒド
ロキシ−2−オキソ−3−(5−イソプロポキシフェニ
ル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン(4.4部)を使
用した点を除いて実施し、3−(4−イソプロポキシフ
ェニル)−7−(4−アミノ−3−エチルフェニル)−
2,6−ジオキソ−2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−
b,4:5−b′]ジフランを得た。λmax=576
nm。
【0085】例36 例2の方法を、5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェ
ニル−2,3−ジヒドロベンゾフランの代りに5−ヒド
ロキシ−2−オキソ−3−(4−フルオロフェニル)−
2,3−ジヒドロベンゾフラン(3.8部)を使用した
点を除いて実施し、3−(4−フルオロフェニル)−7
−(4−アミノ−3−エチル−5−メチルフェニル)−
2,6−ジオキソ−2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−
b,4:5−b′]ジフランを得た。λmax=584
nm。
【0086】例37 例2の方法を、5−ヒドロキシ−2−オキソ−3−フェ
ニル−2,3−ジヒドロベンゾフランの代りに5−ヒド
ロキシ−2−オキソ−3−(4−ヒドロキシ−3,5−
ジメチルフェニル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン(
4.0部)を使用した点を除いて実施し、3−(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−7−(4−ア
ミノ−3−エチル−5−メチルフェニル)−2,6−ジ
オキソ−2,6−ジヒドロベンゾ[1:2−b,4:5
−b′]ジフランを得た。λmax=584nm。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式(2): 【化1】 で示される置換酢酸を式(3): 【化2】 で示される化合物と反応させ、中間物ロイコ化合物を酸
    化して周辺の複素環を脱水素することにより式(1):
    【化3】 [上記式中Yは場合により置換された芳香族またはヘテ
    ロ芳香族基であり;環Aは非置換であるかまたは1〜5
    個の基によって置換されており;Zは−NR1R2であ
    り;R1およびR2はそれぞれ独立にHであるか、また
    は独立に、場合により置換されたアルキル、アルケニル
    、シクロアルキル、アラルキル、アリールおよびヘテロ
    アリールから選ばれるか;またはR1およびR2はそれ
    の結合している窒素原子と一緒に複素環を形成するか;
    またはR1およびR2はそれぞれ独立に、それの結合し
    ている窒素および環Bの隣接炭素原子と一緒に複素環を
    形成し;かつX1およびX2はそれぞれ独立にH、ハロ
    ゲン、場合により置換されたアルキル、場合により置換
    されたアリール、場合により置換されたヘテロアリール
    、シアノ、カルバモイル、スルファモイル、カルボン酸
    およびカルボン酸エステル基から選ばれる]で示される
    多環式染料を製造する方法。
  2. 【請求項2】  式(1)で示される多環式染料におい
    て、Yが式(4): 【化4】 [式中環Bは非置換であるかまたはそれぞれ独立にC1
    〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシおよびハロ
    ゲンから選ばれた1〜4個の他の基によって置換されて
    いる]で示される基であることを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】  式(1)で示される染料が式(8):
    【化5】 [式中環AはC1〜C4−アルキル、C1〜C4−アル
    コキシ、ハロ、ヒドロキシおよび−NR1R2から選ば
    れた1〜3個の置換基によって置換されており;環Bは
    非置換であるかまたはC1〜C4−アルキル、C1〜C
    4−アルコキシおよびハロゲンから選ばれた1個または
    2個の置換基によって置換されたフェニレン基であり;
    R1およびR2はそれぞれ独立にHまたはC1〜C4−
    アルキルであり;かつX1およびX2はHである]で示
    されるものであることを特徴とする請求項1記載の方法
  4. 【請求項4】  式(7):Z−Y−H式7で示される
    化合物をグリオキシル酸と反応させることによって式(
    2): 【化6】 [式中Yは場合により置換された芳香族またはヘテロ芳
    香族基であり;Zは−NR1R2であり;R1およびR
    2はそれぞれ独立にHであるか、または独立に、場合に
    より置換されたアルキル、アルケニル、シクロアルキル
    、アラルキル、アリールおよびヘテロアリールから選ば
    れるか;またはR1およびR2はそれの結合している窒
    素原子と一緒に複素環を形成するか;またはR1および
    R2はそれぞれ独立に、それの結合している窒素および
    環Bの隣接炭素原子と一緒に複素環を形成する]で示さ
    れる置換酢酸を製造する方法。
  5. 【請求項5】  式(2): 【化7】 [式中Yは場合により置換された芳香族またはヘテロ芳
    香族基であり;Zは−NR1R2であり、R1およびR
    2はそれぞれ独立にHであるか、または独立に、場合に
    より置換されたアルキル、アルケニル、シクロアルキル
    、アラルキル、アリールおよびヘテロアリールから選ば
    れるか;またはR1およびR2はそれの結合している窒
    素原子と一緒に複素環を形成するか;またはR1および
    R2はそれぞれ独立に、それの結合している窒素および
    環Bの隣接炭素原子と一緒に複素環を形成する]で示さ
    れる化合物。
  6. 【請求項6】  式(2)で示される化合物において、
    Yが式(4): 【化8】 [式中環Bは非置換であるかまたはそれぞれ独立にC1
    〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシおよびハロ
    ゲンから選ばれた1〜4個の他の基によって置換されて
    いる]で示される基であることを特徴とする請求項5記
    載の化合物。
JP4001416A 1991-01-08 1992-01-08 多環式染料の製造方法および置換酢酸および置換酢酸化合物 Pending JPH04309563A (ja)

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