JPH0428360Y2 - - Google Patents
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- JPH0428360Y2 JPH0428360Y2 JP16592786U JP16592786U JPH0428360Y2 JP H0428360 Y2 JPH0428360 Y2 JP H0428360Y2 JP 16592786 U JP16592786 U JP 16592786U JP 16592786 U JP16592786 U JP 16592786U JP H0428360 Y2 JPH0428360 Y2 JP H0428360Y2
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- fibrous
- fibrous cushioning
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、コンクリートスラブ等の床下地上に
直接施工でき、床衝撃音の伝播を防止する直貼用
床材に関する。
直接施工でき、床衝撃音の伝播を防止する直貼用
床材に関する。
従来技術とその問題点
従来、コンクリートスラブ等の床下地上に直接
施工できる直貼用床材としては、例えば、第3図
に示すように合板等よりなる床板2の下面に、発
泡体8よりなる緩衝材を貼着一体化したものが広
く知られている。このものでは、コンクリート床
下地の不陸を吸収し、歩行時における床面の大き
な沈み込みを防止するため、緩衝材として比較的
軟質で、薄い(約5mm)発泡体8を使用してい
た。しかし、前述の直貼用床材では、軽量物によ
る床衝撃音に対して日本建築学会基準でL−65
(歩く音がよく聞こえて気になる程度)あるいは
L−60(歩く音がやや気になり、スリツパの音は
よく聞こえる)程度の遮音性しか得られず、椅子
を動かす音やスリツパの音等の軽量衝撃音に対す
る遮音性が低かつた。
施工できる直貼用床材としては、例えば、第3図
に示すように合板等よりなる床板2の下面に、発
泡体8よりなる緩衝材を貼着一体化したものが広
く知られている。このものでは、コンクリート床
下地の不陸を吸収し、歩行時における床面の大き
な沈み込みを防止するため、緩衝材として比較的
軟質で、薄い(約5mm)発泡体8を使用してい
た。しかし、前述の直貼用床材では、軽量物によ
る床衝撃音に対して日本建築学会基準でL−65
(歩く音がよく聞こえて気になる程度)あるいは
L−60(歩く音がやや気になり、スリツパの音は
よく聞こえる)程度の遮音性しか得られず、椅子
を動かす音やスリツパの音等の軽量衝撃音に対す
る遮音性が低かつた。
このため、発泡体8の発泡倍率や厚さを増大し
たり、あるいは、第4図に示すように、緩衝材と
してグラスウールマツトのようなばね定数の小さ
い繊維質緩衝材9を厚く設けることにより、衝撃
吸収力を高めていた。
たり、あるいは、第4図に示すように、緩衝材と
してグラスウールマツトのようなばね定数の小さ
い繊維質緩衝材9を厚く設けることにより、衝撃
吸収力を高めていた。
しかしながら、前者では、発泡体8の発泡倍率
や厚さを増大させると、その内部の独立気泡8a
が荷重で破壊されやすく、耐久性に乏しいという
問題点があつた。
や厚さを増大させると、その内部の独立気泡8a
が荷重で破壊されやすく、耐久性に乏しいという
問題点があつた。
また、後者では、グラスウールマツトのような
柔軟な繊維質緩衝材9は、不陸の吸収性及び床衝
撃力の吸収性という点において優れているが、床
下地に対しての接着性が悪いので、床下地から剥
離しやすいとともに、グラスウールが折れ易いの
で、繊維質緩衝材9自体の内部に層間剥離が生じ
やすい。このため、グラスウールマツトからなる
繊維質緩衝材9を床下地に接着剤で固着しても、
グラスウールマツト内部における層間剥離で、床
板が床下地から剥離してしまい、固着力に劣ると
いう欠点がある。
柔軟な繊維質緩衝材9は、不陸の吸収性及び床衝
撃力の吸収性という点において優れているが、床
下地に対しての接着性が悪いので、床下地から剥
離しやすいとともに、グラスウールが折れ易いの
で、繊維質緩衝材9自体の内部に層間剥離が生じ
やすい。このため、グラスウールマツトからなる
繊維質緩衝材9を床下地に接着剤で固着しても、
グラスウールマツト内部における層間剥離で、床
板が床下地から剥離してしまい、固着力に劣ると
いう欠点がある。
しかも、グラスウールマツトはわずかな外力に
よつても変形を生じるので、床板が衝撃力で振動
すると、床板自体の振動を拘束できず、床板の振
動が長く続くとともに、振動時の振幅が大きくな
つて室内側に放出され、衝撃音が低下しないとい
う問題点があつた。
よつても変形を生じるので、床板が衝撃力で振動
すると、床板自体の振動を拘束できず、床板の振
動が長く続くとともに、振動時の振幅が大きくな
つて室内側に放出され、衝撃音が低下しないとい
う問題点があつた。
問題点を解決するための手段
本考案は、前記問題点を解決するため、床板の
下面に、比重の異なる繊維質緩衝材の積層体から
なり、上層部に下層部よりも比重の大きい繊維質
緩衝材を配した繊維質緩衝材層を一体に設けると
ともに、前記繊維質緩衝材層の露出面を弾性被膜
で被覆した構成としてある。
下面に、比重の異なる繊維質緩衝材の積層体から
なり、上層部に下層部よりも比重の大きい繊維質
緩衝材を配した繊維質緩衝材層を一体に設けると
ともに、前記繊維質緩衝材層の露出面を弾性被膜
で被覆した構成としてある。
実施例
以下、本考案にかかる一実施例を第1図および
第2図の添付図面に従つて説明する。
第2図の添付図面に従つて説明する。
本考案にかかる直貼用床材1は、床板2の下面
に、繊維質緩衝材層3を設けるとともに、前記繊
維質緩衝材層3の露出面を弾性被膜6で被覆した
ものである。
に、繊維質緩衝材層3を設けるとともに、前記繊
維質緩衝材層3の露出面を弾性被膜6で被覆した
ものである。
床板2には合板、パーテイクルボード等の公知
の木質床材が使用され、木口面には接合用雄実部
2a、雌実部2bが設けられている。
の木質床材が使用され、木口面には接合用雄実部
2a、雌実部2bが設けられている。
なお、床板2は前記木質床材に合成樹脂製化粧
材、または、遮音性や振動吸収性を向上させるた
め、遮音シートや制振材を積層一体化したもので
あつてもよい。
材、または、遮音性や振動吸収性を向上させるた
め、遮音シートや制振材を積層一体化したもので
あつてもよい。
繊維質緩衝材層3は、比重の異なる繊維質緩衝
材の積層体からなり、その上層部4に下層部5よ
りも比重の大きい繊維質緩衝材を配したものであ
る。
材の積層体からなり、その上層部4に下層部5よ
りも比重の大きい繊維質緩衝材を配したものであ
る。
前記上層部4の繊維質緩衝材としては、比重
0.2ないし0.5の繊維質マツトもしくは繊維板が挙
げられ、より具体的には、軟質繊維板等の木質繊
維板、樹脂強化したグラスウール板、ロツクウー
ル板、または、これらに合成繊維を混入したもの
が挙げられる。
0.2ないし0.5の繊維質マツトもしくは繊維板が挙
げられ、より具体的には、軟質繊維板等の木質繊
維板、樹脂強化したグラスウール板、ロツクウー
ル板、または、これらに合成繊維を混入したもの
が挙げられる。
尚、木材繊維等の植物繊維や合成繊維は弾性変
形して折れにくく、復元力に富むので、床板を薄
い合板等で形成しても該床板の曲げ変形によつて
繊維が折れたり、結合部分が破壊してしまうこと
がない。このため、床板のまげ変形に対する拘束
力が大きく、床板自体の振動が速やかに減衰され
る。
形して折れにくく、復元力に富むので、床板を薄
い合板等で形成しても該床板の曲げ変形によつて
繊維が折れたり、結合部分が破壊してしまうこと
がない。このため、床板のまげ変形に対する拘束
力が大きく、床板自体の振動が速やかに減衰され
る。
しかも、木材繊維等の植物繊維や合成繊維は、
木質床材に対する接着性に優れているので、床板
と強固な一体化がはかれるという利点がある。
木質床材に対する接着性に優れているので、床板
と強固な一体化がはかれるという利点がある。
前記下層部5の繊維質緩衝材としては、床下地
の不陸を吸収できる柔軟性を備えた比重0.1以下
のもの、より具体的には、40〜90Kg/m3のグラス
ウールマツトやロツクウールマツト、合成繊維マ
ツト等が挙げられ、歩行時における床面の沈み込
みを考慮し、厚さ5mmないし20mmのものが好まし
い。
の不陸を吸収できる柔軟性を備えた比重0.1以下
のもの、より具体的には、40〜90Kg/m3のグラス
ウールマツトやロツクウールマツト、合成繊維マ
ツト等が挙げられ、歩行時における床面の沈み込
みを考慮し、厚さ5mmないし20mmのものが好まし
い。
弾性被膜6は繊維質緩衝材層3の端面をシール
し、繊維質緩衝材の層間剥離による緩衝材内部で
の分離を防止する一方、その下面を被覆し、下層
部5に位置する繊維質緩衝材の柔軟性を損なわず
に、床下地の不陸を吸収するとともに、床下地へ
の接着性を向上させるもので、例えば、発泡プラ
スチツク、発泡ゴム、軟質ゴム、軟質塩化ビニー
ル等からなり、床下地の不陸になじみやすくする
とともに、緩衝材への湿気の透過を防止するた
め、厚さ1mmないし3mmのものが好ましい。
し、繊維質緩衝材の層間剥離による緩衝材内部で
の分離を防止する一方、その下面を被覆し、下層
部5に位置する繊維質緩衝材の柔軟性を損なわず
に、床下地の不陸を吸収するとともに、床下地へ
の接着性を向上させるもので、例えば、発泡プラ
スチツク、発泡ゴム、軟質ゴム、軟質塩化ビニー
ル等からなり、床下地の不陸になじみやすくする
とともに、緩衝材への湿気の透過を防止するた
め、厚さ1mmないし3mmのものが好ましい。
前述の構成からなる直貼用床材1の施工方法と
しては、第2図に示すように、接着材を塗布した
床下地10に直貼用床材1を位置決めして貼着す
る。そして、この直貼用床材1の雄実部2a,雌
実部2bに、接着剤を介し、他の直貼用床材1の
雌実部2b,雄実部2aをそれぞれ嵌合するとと
もに、その側端面を相互に突き合わせて位置決め
した後、床下地10に貼着する。
しては、第2図に示すように、接着材を塗布した
床下地10に直貼用床材1を位置決めして貼着す
る。そして、この直貼用床材1の雄実部2a,雌
実部2bに、接着剤を介し、他の直貼用床材1の
雌実部2b,雄実部2aをそれぞれ嵌合するとと
もに、その側端面を相互に突き合わせて位置決め
した後、床下地10に貼着する。
以下、同様な作業を順次繰り返して施工を完了
する。
する。
試験例
前述の実施例における床板2に厚さ15mmの合板
製床板を、繊維質緩衝材層3の上層部4に厚さ9
mm、比重0.28の木質繊維板よりなる繊維質緩衝材
を、その下層部5に厚さ10mm、比重0.04のグラス
ウールマツトよりなる繊維質緩衝材を、弾性被膜
6に厚さ1.5mmの発泡ゴムを使用して構成した直
貼用床材1を敷設し、軽量衝撃音に対する遮音性
について従来例と同様な試験を行なつたところ、
日本建築学会基準でL−55(少し気になる程度で
注意して生活すれば問題ない程度)の試験結果を
得、遮音性の向上を確認できた。
製床板を、繊維質緩衝材層3の上層部4に厚さ9
mm、比重0.28の木質繊維板よりなる繊維質緩衝材
を、その下層部5に厚さ10mm、比重0.04のグラス
ウールマツトよりなる繊維質緩衝材を、弾性被膜
6に厚さ1.5mmの発泡ゴムを使用して構成した直
貼用床材1を敷設し、軽量衝撃音に対する遮音性
について従来例と同様な試験を行なつたところ、
日本建築学会基準でL−55(少し気になる程度で
注意して生活すれば問題ない程度)の試験結果を
得、遮音性の向上を確認できた。
考案の効果
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、緩衝材に発泡体を使用せず、繊維質緩衝材を
使用しているので、独立気泡が荷重で破壊される
ということがない。このため、、本願直貼用床材
は圧縮変形に対する復元性に優れ、その床衝撃の
吸収性が低下することがなく、長期間良好な防音
性を保持することが出来る。
ば、緩衝材に発泡体を使用せず、繊維質緩衝材を
使用しているので、独立気泡が荷重で破壊される
ということがない。このため、、本願直貼用床材
は圧縮変形に対する復元性に優れ、その床衝撃の
吸収性が低下することがなく、長期間良好な防音
性を保持することが出来る。
しかも、繊維質緩衝材層の露出面である下面お
よび側端面が弾性被膜で覆われているので、床下
の湿気で弾性が低下することもなく、床下地に対
する接着性が向上し、直貼用床材が床下地から剥
離しにくいとともに、繊維質緩衝材自体に層間剥
離が生じにくい。仮に、繊維質緩衝材に層間剥離
が生じても、繊維質緩衝材の側端面が弾性被膜で
連続して被覆されているので、層間剥離が緩衝材
層の内部全体にまで広がることがなく、層間剥離
による復元性の低下や固着力の低下がない。
よび側端面が弾性被膜で覆われているので、床下
の湿気で弾性が低下することもなく、床下地に対
する接着性が向上し、直貼用床材が床下地から剥
離しにくいとともに、繊維質緩衝材自体に層間剥
離が生じにくい。仮に、繊維質緩衝材に層間剥離
が生じても、繊維質緩衝材の側端面が弾性被膜で
連続して被覆されているので、層間剥離が緩衝材
層の内部全体にまで広がることがなく、層間剥離
による復元性の低下や固着力の低下がない。
さらに、繊維質緩衝材層は、その上層部が比較
的比重の大きな繊維質緩衝材からなるとともに、
その下層部が軟質で不陸を吸収しやすい繊維質緩
衝材からなる。このため、不陸になじみ易いとと
もに、表面に位置する床板の振動が、一旦緩衝材
層の上層部に位置する比重の大きい繊維質緩衝材
で減衰された後、下層部に位置する比重の小さい
繊維質緩衝材に伝達されるので、床下地に伝達さ
れる振動エネルギーが小さくなり、階下に伝わる
音が小さくなる一方、床板自体の振動が上層部に
位置する比重の大きい繊維板で拘束され、室内側
に放出される音が小さくなるので、床衝撃音の防
音性に優れている。特に、緩衝材層の上層部に、
植物質繊維板の如く、繊維が柔軟でかつ折れ難い
ものを用いると、床板が大きな曲げ変形を生じて
も、繊維が折れ等の破壊を生じることがないとと
もに、床板の曲げ変形による振動も拘束できるの
で、防音性をより一層向上させることが出来ると
いう効果がある。
的比重の大きな繊維質緩衝材からなるとともに、
その下層部が軟質で不陸を吸収しやすい繊維質緩
衝材からなる。このため、不陸になじみ易いとと
もに、表面に位置する床板の振動が、一旦緩衝材
層の上層部に位置する比重の大きい繊維質緩衝材
で減衰された後、下層部に位置する比重の小さい
繊維質緩衝材に伝達されるので、床下地に伝達さ
れる振動エネルギーが小さくなり、階下に伝わる
音が小さくなる一方、床板自体の振動が上層部に
位置する比重の大きい繊維板で拘束され、室内側
に放出される音が小さくなるので、床衝撃音の防
音性に優れている。特に、緩衝材層の上層部に、
植物質繊維板の如く、繊維が柔軟でかつ折れ難い
ものを用いると、床板が大きな曲げ変形を生じて
も、繊維が折れ等の破壊を生じることがないとと
もに、床板の曲げ変形による振動も拘束できるの
で、防音性をより一層向上させることが出来ると
いう効果がある。
第1図および第2図は本考案にかかる一実施例
を示し、第1図は断面図、第2図は施工状態を示
す断面図、第3図および第4図は従来例にかかる
一実施例および他の実施例の断面図である。 1……直貼用床材、2……床板、3……繊維質
緩衝材層、4……上層部、5……下層部、6……
弾性被膜。
を示し、第1図は断面図、第2図は施工状態を示
す断面図、第3図および第4図は従来例にかかる
一実施例および他の実施例の断面図である。 1……直貼用床材、2……床板、3……繊維質
緩衝材層、4……上層部、5……下層部、6……
弾性被膜。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 床板の下面に、比重の異なる繊維質緩衝材の
積層体からなり、上層部に下層部よりも比重の
大きい繊維質緩衝材を配した繊維質緩衝材層を
一体に設けるとともに、前記繊維質緩衝材層の
露出面を弾性被膜で被覆したことを特徴とする
直貼用床材。 (2) 前記繊維質緩衝材層の上層部が比重0.2ない
し0.5の植物繊維板からなるとともに、その下
層部が比重0.04ないし0.09のグラスウールマツ
トからなることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項に記載の直貼用床材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16592786U JPH0428360Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16592786U JPH0428360Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6371346U JPS6371346U (ja) | 1988-05-13 |
JPH0428360Y2 true JPH0428360Y2 (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=31096418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16592786U Expired JPH0428360Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428360Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0752865Y2 (ja) * | 1989-01-30 | 1995-12-06 | 大建工業株式会社 | 床下地用緩衝材 |
JP6595228B2 (ja) * | 2015-06-29 | 2019-10-23 | 永大産業株式会社 | 遮音床材 |
-
1986
- 1986-10-28 JP JP16592786U patent/JPH0428360Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6371346U (ja) | 1988-05-13 |
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