JPH0421371A - 振動波モータ - Google Patents
振動波モータInfo
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- JPH0421371A JPH0421371A JP2124710A JP12471090A JPH0421371A JP H0421371 A JPH0421371 A JP H0421371A JP 2124710 A JP2124710 A JP 2124710A JP 12471090 A JP12471090 A JP 12471090A JP H0421371 A JPH0421371 A JP H0421371A
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02N—ELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H02N2/00—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
- H02N2/10—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
- H02N2/16—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors using travelling waves, i.e. Rayleigh surface waves
- H02N2/163—Motors with ring stator
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02N—ELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H02N2/00—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
- H02N2/22—Methods relating to manufacturing, e.g. assembling, calibration
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/42—Piezoelectric device making
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
- Y10T29/49124—On flat or curved insulated base, e.g., printed circuit, etc.
- Y10T29/49155—Manufacturing circuit on or in base
- Y10T29/49165—Manufacturing circuit on or in base by forming conductive walled aperture in base
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、移動体を振動体により摩擦駆動する振動波モ
ータに係り、特に給電手段の構造に関するものである。
ータに係り、特に給電手段の構造に関するものである。
〔従来の技術)
振動波モータは、圧電素子等の電気−機械エネルギー変
換素子に周波電圧を印加したときに生ずる振動運動を回
転運動又は−次元運動に変換するもので、従来の電磁モ
ータに比べて巻線を必要としないため、構造が簡単で小
型になり、低速回転時にも高トルクが得られるという利
点があり、近年注目されている。
換素子に周波電圧を印加したときに生ずる振動運動を回
転運動又は−次元運動に変換するもので、従来の電磁モ
ータに比べて巻線を必要としないため、構造が簡単で小
型になり、低速回転時にも高トルクが得られるという利
点があり、近年注目されている。
第9図、第10図は振動波モータの駆動原理を示すもの
で、第9図は上記モータの振動波の発生状態を示してい
る。振動体1(通常は金属)に接着された電気−機械エ
ネルギー変換素子である圧電素子2a、 2bは、同一
圧電素子板2中の空間的にλ/4の位相ずれを満足する
位置に配置され、振動体1とともにステータを構成して
いる。
で、第9図は上記モータの振動波の発生状態を示してい
る。振動体1(通常は金属)に接着された電気−機械エ
ネルギー変換素子である圧電素子2a、 2bは、同一
圧電素子板2中の空間的にλ/4の位相ずれを満足する
位置に配置され、振動体1とともにステータを構成して
いる。
導電体である振動体1を圧電素子2a、 2bの一方の
面の電極とし、他方の面には夫々電極を施し、あらかじ
め第9図中のeeに示すような方向に分極されている。
面の電極とし、他方の面には夫々電極を施し、あらかじ
め第9図中のeeに示すような方向に分極されている。
圧電素子2aには、交流電源3aからV = Vosi
nωt 、電歪素子2bには90゜移相器3bを通して
λ/4位相のずれたV=V。
nωt 、電歪素子2bには90゜移相器3bを通して
λ/4位相のずれたV=V。
5in(ωt:!:x/2)交流電圧を印加する。前記
式中の(+) (−)が移動体6を動かす方向によっ
て移相器3bで切換えられる。今、これを(−)側に切
換えてあり、圧電素子2bにはV=Vosin(ωt−
x/2)の電圧が印加されているとする。圧電素子2a
だけを単独で電圧V=V。
式中の(+) (−)が移動体6を動かす方向によっ
て移相器3bで切換えられる。今、これを(−)側に切
換えてあり、圧電素子2bにはV=Vosin(ωt−
x/2)の電圧が印加されているとする。圧電素子2a
だけを単独で電圧V=V。
sinωtにより振動した場合は、同図(a)に示すよ
うな定在波による振動が起り、圧電素子2bだけを単独
で電圧V=Vo sin (ωt−x/2)により振
動した場合は、同図(b) に示すような定在波による
振動が起る。上記位相のずれた2つの交流電圧を同時に
各々の圧電素子2a、 2bに印加すると振動波は進行
性になる。(イ)は時間t−2nx/ω、(ロ)はt
= x / 2ω+2nx/ω、(ハ)はt=x/ω+
2nx/ω、(ニ)はt = 3 x / 2ω+2n
x/ωの時のもので、振動波の波面はX方向に進行する
。
うな定在波による振動が起り、圧電素子2bだけを単独
で電圧V=Vo sin (ωt−x/2)により振
動した場合は、同図(b) に示すような定在波による
振動が起る。上記位相のずれた2つの交流電圧を同時に
各々の圧電素子2a、 2bに印加すると振動波は進行
性になる。(イ)は時間t−2nx/ω、(ロ)はt
= x / 2ω+2nx/ω、(ハ)はt=x/ω+
2nx/ω、(ニ)はt = 3 x / 2ω+2n
x/ωの時のもので、振動波の波面はX方向に進行する
。
このような進行性の振動波は縦波と横波を伴なっており
、第10図に示すように振動体10質点Aについて着目
すると、縦振幅Uと横振幅Wで反時計方向の回転楕円運
動をしている。振動体1の表面には移動体6が加圧接触
しており、振動面の頂点にだけ接触をすることになるか
ら(実際には、ある幅をもって面接触している)、頂点
における質点A、A’・・・の楕円運動の縦振幅Uの成
分に駆動され、移動体6は矢印N方向に移動する。90
°移相器により+90゜位相をずらせば振動波は−X方
向に進行し、移動体6はN方向と逆向きに移動する。
、第10図に示すように振動体10質点Aについて着目
すると、縦振幅Uと横振幅Wで反時計方向の回転楕円運
動をしている。振動体1の表面には移動体6が加圧接触
しており、振動面の頂点にだけ接触をすることになるか
ら(実際には、ある幅をもって面接触している)、頂点
における質点A、A’・・・の楕円運動の縦振幅Uの成
分に駆動され、移動体6は矢印N方向に移動する。90
°移相器により+90゜位相をずらせば振動波は−X方
向に進行し、移動体6はN方向と逆向きに移動する。
このような振動波モータに印加する交流電圧の大きさは
、移動体6が移動可能となるに十分な大きさ、通常は数
10Vp−p以上が必要であり、電源を市販されている
ような乾電池とする小型機器に用いる場合には、電圧を
昇圧する手段、例えばトランスなどが必要であるという
問題を有している。
、移動体6が移動可能となるに十分な大きさ、通常は数
10Vp−p以上が必要であり、電源を市販されている
ような乾電池とする小型機器に用いる場合には、電圧を
昇圧する手段、例えばトランスなどが必要であるという
問題を有している。
このような問題に対し、本出願人はステータを第11図
のような構成とした振動波モータをすでに提案している
(特開昭59−96882)。これは導電体である振動
体1.圧電素子2aの振動体側の面の電極8゛(以下裏
面電極8°と記す)、および圧電素子2bの振動体側の
面の電極9°(以下裏面電極9゛と記す)を互いに電気
的に絶縁し、裏面電極8′と9”に、それぞれ振動体側
と反対の面の電極8・9(以下表面電極8・9と記す)
に印加する交流電圧を反転した交流電圧を印加すること
により、第9図に示した構成で必要な交流電圧の1/2
の大きさの交流電圧で同様の動作・性能が原理上得られ
るものである。なお7は裏面電極8°および9°と振動
体1を電気的に絶縁する絶縁体であり、振動体1が導電
体でない場合は不要である。
のような構成とした振動波モータをすでに提案している
(特開昭59−96882)。これは導電体である振動
体1.圧電素子2aの振動体側の面の電極8゛(以下裏
面電極8°と記す)、および圧電素子2bの振動体側の
面の電極9°(以下裏面電極9゛と記す)を互いに電気
的に絶縁し、裏面電極8′と9”に、それぞれ振動体側
と反対の面の電極8・9(以下表面電極8・9と記す)
に印加する交流電圧を反転した交流電圧を印加すること
により、第9図に示した構成で必要な交流電圧の1/2
の大きさの交流電圧で同様の動作・性能が原理上得られ
るものである。なお7は裏面電極8°および9°と振動
体1を電気的に絶縁する絶縁体であり、振動体1が導電
体でない場合は不要である。
ところが第11図の構成において、裏面電極8°、9”
の厚さは極めて薄く(1μl以下)、その端面から交流
電圧を印加することは極めて困難であるという問題点を
有していた。
の厚さは極めて薄く(1μl以下)、その端面から交流
電圧を印加することは極めて困難であるという問題点を
有していた。
また、裏面電極8°および9゛と絶縁体7の間にリード
線又はフレキシブルプリント板などをはさみ込むことで
裏面電極8°および9°への交流電圧の印加は可能とな
るが、この場合、振動体1と圧電素子2の密着性が悪く
なり、そのためモータの効率等性能が劣化するという問
題を有していた。
線又はフレキシブルプリント板などをはさみ込むことで
裏面電極8°および9°への交流電圧の印加は可能とな
るが、この場合、振動体1と圧電素子2の密着性が悪く
なり、そのためモータの効率等性能が劣化するという問
題を有していた。
本発明の目的は、このような従来の問題を解決し、振動
体と圧電素子とを良好に接合できると共に、電極への給
電を確実に行える振動波モータを提供することにある。
体と圧電素子とを良好に接合できると共に、電極への給
電を確実に行える振動波モータを提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の目的を実現するための手段の一例は、弾性振動
体に対して接合される第1の面と、該第1の面と反対面
である$2の面とに夫々電極が形成される電気−機械エ
ネルギー変換素子を有し、該電気−機械エネルギー変換
素子の駆動用電極に交流電圧を印加することによって該
振動弾性体に生ぜしめた振動波により、該弾性体と、該
弾性体に圧接する部材とを摩擦力にて相体移動させる振
動波モータにおいて、該電気−機械エネルギー変換素子
の第1の面に形成される電極は、第2の面に形成した電
極に導電部材を介して接続したことを特徴とする振動波
モータにある。
体に対して接合される第1の面と、該第1の面と反対面
である$2の面とに夫々電極が形成される電気−機械エ
ネルギー変換素子を有し、該電気−機械エネルギー変換
素子の駆動用電極に交流電圧を印加することによって該
振動弾性体に生ぜしめた振動波により、該弾性体と、該
弾性体に圧接する部材とを摩擦力にて相体移動させる振
動波モータにおいて、該電気−機械エネルギー変換素子
の第1の面に形成される電極は、第2の面に形成した電
極に導電部材を介して接続したことを特徴とする振動波
モータにある。
(作 用)
上記した構成の振動波モータは、振動弾性体との接合面
側に設けている電極に直接リート線を取付けずに、スル
ーホール等の導電部材を介して反対面側の電極と接続し
、この電極にリード線等を例えばフレキシブルプリント
基板により接続することができる。
側に設けている電極に直接リート線を取付けずに、スル
ーホール等の導電部材を介して反対面側の電極と接続し
、この電極にリード線等を例えばフレキシブルプリント
基板により接続することができる。
(実 施 例〕
第1図は本発明の特徴を最もよく表わす図面であり、第
1図(a)はステータの一部を円周方向に切断した断面
の展開図、第1図(b)および(C)は、振動体1およ
び絶縁体7に接合される例えばPZTセラミックス等の
圧電素子2の、それぞれ裏面側(振動体1側)、および
表面側の図である。第1図(C)は便宜上表面側は左右
反転している。この図において81,82゜83.84
.85は例えば金属蒸着又は導電ペースト塗布などの方
法により設けられた一方の圧電素子群2aの分極に用い
られる電極群であり、該素子群2aの裏面電極8“を接
地しており、また、これら電極群81〜85の互いに隣
接する電極に正負の異なる電圧を印加することにより、
!41図(a)中のΦeで示した方向に分極される。分
極後これら電極群81〜85を導通させるための導電部
材86を導電ペースト塗布などの方法で設けることによ
り、電極群81〜85は電気的に接続された圧電素子群
2aの表面電極8を形成し、リード線87に接続されて
いる。
1図(a)はステータの一部を円周方向に切断した断面
の展開図、第1図(b)および(C)は、振動体1およ
び絶縁体7に接合される例えばPZTセラミックス等の
圧電素子2の、それぞれ裏面側(振動体1側)、および
表面側の図である。第1図(C)は便宜上表面側は左右
反転している。この図において81,82゜83.84
.85は例えば金属蒸着又は導電ペースト塗布などの方
法により設けられた一方の圧電素子群2aの分極に用い
られる電極群であり、該素子群2aの裏面電極8“を接
地しており、また、これら電極群81〜85の互いに隣
接する電極に正負の異なる電圧を印加することにより、
!41図(a)中のΦeで示した方向に分極される。分
極後これら電極群81〜85を導通させるための導電部
材86を導電ペースト塗布などの方法で設けることによ
り、電極群81〜85は電気的に接続された圧電素子群
2aの表面電極8を形成し、リード線87に接続されて
いる。
10は圧電素子の厚み方向に設けられたホールであり、
その端面には導電部材18が設けられており、圧電素子
群2aの裏面電極8°と表面側(以下表面側裏面電極)
に設けられた裏面用電極28を電気的に接続している。
その端面には導電部材18が設けられており、圧電素子
群2aの裏面電極8°と表面側(以下表面側裏面電極)
に設けられた裏面用電極28を電気的に接続している。
87°は表面側裏面電極28に接続されたリード線であ
り、当然裏面電極8°と導通している。以上は圧電素子
群2aの電極および導線部材であるが、位置的に位相が
該一方の圧電素子群2aから3/4波長離れた位置にあ
る他方の圧電素子群2bの電極および導電部材も同様に
設けられ、91,92゜93.94,95,96,97
.97’、9,9°。
り、当然裏面電極8°と導通している。以上は圧電素子
群2aの電極および導線部材であるが、位置的に位相が
該一方の圧電素子群2aから3/4波長離れた位置にあ
る他方の圧電素子群2bの電極および導電部材も同様に
設けられ、91,92゜93.94,95,96,97
.97’、9,9°。
11.19,29.は一方の圧電素子群2aにおける電
極群81,82,83,84,85.導電部材86.リ
ード線87.87°9表面電極8゜裏面電極8°、ホー
ル10.導電部材181表面側裏面電極28と同様のも
のである。なお第9図、第10図、第11図における符
号で示したものと同じ符号を付したものは、同様の機能
を有する。
極群81,82,83,84,85.導電部材86.リ
ード線87.87°9表面電極8゜裏面電極8°、ホー
ル10.導電部材181表面側裏面電極28と同様のも
のである。なお第9図、第10図、第11図における符
号で示したものと同じ符号を付したものは、同様の機能
を有する。
以上のような構成のステータにおいて、一方の圧電素子
群2aの表面電極8には交流電源3aからV=局V o
sinωt、裏面電極8“には180°移相器3cを通
してVx[Vosin(ωT+yr)、他方の圧電素子
群2bの表面電極9には90°移相器3bを通してV
=%Vosin ((+J t±π/2)、裏面電極9
“には90°移相器3bと 180°移相器3dを通し
てV=%Vosin (ωt±3π/2)なる交流電圧
をそれぞれリード線87 、87’、97 、97’を
介して印加する。前記式中の(÷) 、 (−)が図示
していない移動体を動かす方向によって90゛移相器3
bで切り換えられる。今、これを(−)側に切換えてあ
り、他方の圧電素子群2bの表面電極9には、■=局V
osin (ωt−π/2)の電圧、裏面電極9°に
は、■=%Vosin(ωt−3π/2)なる電圧を印
加しているとする。一方圧型素子群2aの表面電極18
にV=Vo sin ωt、裏面電極8°ニV =lV
osin ((11t + rt )を同時に印加する
ことにより、従来例である第9図に示したものと同様に
X方向の進行波が発生する。以下移動体の進む原理は第
10図で説明した従来例の場合と同じである。なお交流
電圧の周波数は本実施例の場合面外6次たわみモード共
振周波数近傍とするのが振幅が大きくなり望ましい。
群2aの表面電極8には交流電源3aからV=局V o
sinωt、裏面電極8“には180°移相器3cを通
してVx[Vosin(ωT+yr)、他方の圧電素子
群2bの表面電極9には90°移相器3bを通してV
=%Vosin ((+J t±π/2)、裏面電極9
“には90°移相器3bと 180°移相器3dを通し
てV=%Vosin (ωt±3π/2)なる交流電圧
をそれぞれリード線87 、87’、97 、97’を
介して印加する。前記式中の(÷) 、 (−)が図示
していない移動体を動かす方向によって90゛移相器3
bで切り換えられる。今、これを(−)側に切換えてあ
り、他方の圧電素子群2bの表面電極9には、■=局V
osin (ωt−π/2)の電圧、裏面電極9°に
は、■=%Vosin(ωt−3π/2)なる電圧を印
加しているとする。一方圧型素子群2aの表面電極18
にV=Vo sin ωt、裏面電極8°ニV =lV
osin ((11t + rt )を同時に印加する
ことにより、従来例である第9図に示したものと同様に
X方向の進行波が発生する。以下移動体の進む原理は第
10図で説明した従来例の場合と同じである。なお交流
電圧の周波数は本実施例の場合面外6次たわみモード共
振周波数近傍とするのが振幅が大きくなり望ましい。
本実施利によれば、第10図に示した従来例に用いてい
るのと同じ交流電源3aを用いた場合、裏面電極には表
面電極に印加する交流電圧と逆相の交流電圧が印加され
るため、圧電素子群2a、 2bには従来例の2倍の電
界が発生する。
るのと同じ交流電源3aを用いた場合、裏面電極には表
面電極に印加する交流電圧と逆相の交流電圧が印加され
るため、圧電素子群2a、 2bには従来例の2倍の電
界が発生する。
すなわち第9図に示した従来例と同様の振動体振幅やト
ルク、回転数を得るのに、1/2の電圧である交流電源
を用いることができる。
ルク、回転数を得るのに、1/2の電圧である交流電源
を用いることができる。
また裏面電極への電圧印加を表面側から印加可能な構成
としたため、振動体1および絶縁体7と圧電素子2の密
着性を損うことはない。
としたため、振動体1および絶縁体7と圧電素子2の密
着性を損うことはない。
なお、上述実施例では圧電素子2に設けられた電極もし
くは分極パターンが、面外6次たわみモートと同様のピ
ッチを有しているが、他の固有振動モードのピッチと一
致するようなピッチであっても良い。また円周方向に節
を有するようなモードであっても良いし、圧電素子の接
着面側に電極を設け、振動体とこの1!極が絶縁されて
いるすべての振動波モータに有効である。
くは分極パターンが、面外6次たわみモートと同様のピ
ッチを有しているが、他の固有振動モードのピッチと一
致するようなピッチであっても良い。また円周方向に節
を有するようなモードであっても良いし、圧電素子の接
着面側に電極を設け、振動体とこの1!極が絶縁されて
いるすべての振動波モータに有効である。
また、上述の実施例では圧電素子群2a及び2bを同一
の圧電素子2上に形成しているが、これらを個別の圧電
素子に形成したり、また圧電素子群が複数の圧電素子に
より形成されている場合においても裏面電極を圧電素子
面に略垂直な面に設けられた導電部材を介して表面側の
一部の領域(表面側裏面電極)に導通させ、表面側裏面
電極から電圧を印加することが可能である。
の圧電素子2上に形成しているが、これらを個別の圧電
素子に形成したり、また圧電素子群が複数の圧電素子に
より形成されている場合においても裏面電極を圧電素子
面に略垂直な面に設けられた導電部材を介して表面側の
一部の領域(表面側裏面電極)に導通させ、表面側裏面
電極から電圧を印加することが可能である。
圧電素子面に略垂直な面を本実施例ではホールに設けた
が、ホールに限るものではなく、第2図(a) 、 (
b) 、 (c)に示すように、圧電素子端面であって
も良い。
が、ホールに限るものではなく、第2図(a) 、 (
b) 、 (c)に示すように、圧電素子端面であって
も良い。
第1図、第2図で示した実施例とも圧電素子面と略垂直
な面に設ける導電部材18・19の少なくとも裏面電極
に接する部分を接着の工程の前に設けるのが望ましい。
な面に設ける導電部材18・19の少なくとも裏面電極
に接する部分を接着の工程の前に設けるのが望ましい。
これについて第3図を用いて説明する。圧電素子2と接
着する振動体1は、(b)で示した絶縁体フを設ける工
程(振動体1が絶縁体なら不要)を経て、(C)の工程
で密着性を良好にするために接着面の研摩を行なう。こ
の研摩は、(a)において振動体1の接着面側が既に研
摩された状態でかつ(b)の工程が均一に絶縁体が形成
される場合は不要である。例えば振動体1がアルミニウ
ム(AN)で、(a)の工程で接着面側が研摩され、(
b)の工程にて厚さ数μm〜数10μm程度のアルマイ
トが陽極酸化のような方法で形成される場合には(C)
においての研摩の工程は不要である。このようにしてで
きた絶縁体付振動体に接着される圧電素子については以
下のとおりである。すなわち(d)の工程において例え
ばPZTなどの圧電セラミックス2(2a)が成形・焼
結され、密着性を良好にするために接着面側を研摩する
。
着する振動体1は、(b)で示した絶縁体フを設ける工
程(振動体1が絶縁体なら不要)を経て、(C)の工程
で密着性を良好にするために接着面の研摩を行なう。こ
の研摩は、(a)において振動体1の接着面側が既に研
摩された状態でかつ(b)の工程が均一に絶縁体が形成
される場合は不要である。例えば振動体1がアルミニウ
ム(AN)で、(a)の工程で接着面側が研摩され、(
b)の工程にて厚さ数μm〜数10μm程度のアルマイ
トが陽極酸化のような方法で形成される場合には(C)
においての研摩の工程は不要である。このようにしてで
きた絶縁体付振動体に接着される圧電素子については以
下のとおりである。すなわち(d)の工程において例え
ばPZTなどの圧電セラミックス2(2a)が成形・焼
結され、密着性を良好にするために接着面側を研摩する
。
次に(e)の工程においてまず分極用電極として表面電
極81〜85.裏面電極8゛、ホール10・14の側面
に設けられる導電部材18・19の裏面電極8°に接す
る部分18゛ および表面側裏面電極28を金属蒸着
や導電ペーストスクリーン印刷法などの方法によって形
成する。
極81〜85.裏面電極8゛、ホール10・14の側面
に設けられる導電部材18・19の裏面電極8°に接す
る部分18゛ および表面側裏面電極28を金属蒸着
や導電ペーストスクリーン印刷法などの方法によって形
成する。
該部分18゛は金属蒸着で形成する場合には裏面電極8
゛の形成時に蒸着分子がホール1oの側面にまわりこむ
ようにし、導電ペーストをスクリーン印刷で形成する場
合には裏面電8i8°の形成時に導電ペーストがホール
10の側面に流れこむようにすれば、いずれの場合でも
裏面電極8°と同時に形成が可能であり、該部分18°
を設けることで工程が複雑になることはない。このよう
にして形成された電極を用いて分極を行なう。次に表面
電極81〜85を導電部材86で接続して表面電極8が
形成される。このように分極された電極が形成された圧
電セラミックスは(C)の工程まで終了した絶縁体付振
動体と接着され((g)の工程)、最後に導電ペースト
をホールに塗布するなどの方法でホール側面に導電部材
を設は裏面−電極8゛と表面側裏面電極28を導通させ
る。ホール側面の導電部材の裏面電極8゛に接する部分
18”を、接着前の工程で形成せず、ホール側面の導電
部材を接着させる場合、裏面電極8°の厚さは極めて薄
い(蒸着なら通常1μm以下)ため、ホール側面の導電
部材18と裏面電極8゛を導通させるのが極めて困難で
あるが、第3図に示したような工程ならば複雑な工程を
経る事無く、確実にこれらを導通できる。また導電部材
18を設ける際に接着面の密着性を損なうこともない。
゛の形成時に蒸着分子がホール1oの側面にまわりこむ
ようにし、導電ペーストをスクリーン印刷で形成する場
合には裏面電8i8°の形成時に導電ペーストがホール
10の側面に流れこむようにすれば、いずれの場合でも
裏面電極8°と同時に形成が可能であり、該部分18°
を設けることで工程が複雑になることはない。このよう
にして形成された電極を用いて分極を行なう。次に表面
電極81〜85を導電部材86で接続して表面電極8が
形成される。このように分極された電極が形成された圧
電セラミックスは(C)の工程まで終了した絶縁体付振
動体と接着され((g)の工程)、最後に導電ペースト
をホールに塗布するなどの方法でホール側面に導電部材
を設は裏面−電極8゛と表面側裏面電極28を導通させ
る。ホール側面の導電部材の裏面電極8゛に接する部分
18”を、接着前の工程で形成せず、ホール側面の導電
部材を接着させる場合、裏面電極8°の厚さは極めて薄
い(蒸着なら通常1μm以下)ため、ホール側面の導電
部材18と裏面電極8゛を導通させるのが極めて困難で
あるが、第3図に示したような工程ならば複雑な工程を
経る事無く、確実にこれらを導通できる。また導電部材
18を設ける際に接着面の密着性を損なうこともない。
第3図に示した実施例において、導電部材18はホール
内周面のみに設けたが(h)の工程でホールすべてを導
電部材18で埋めても良い。なお第3図において圧電素
子群2aの場合のみを示したが、他の圧電素子群2bに
おいても同様の工程で作製することができる。
内周面のみに設けたが(h)の工程でホールすべてを導
電部材18で埋めても良い。なお第3図において圧電素
子群2aの場合のみを示したが、他の圧電素子群2bに
おいても同様の工程で作製することができる。
圧電素子面に略垂直な面に設ける導電部材の他の形成方
法について第4図を用いて説明する。まず(a)に示す
ように導電部材18・19をあらかじめ埋め込んで例え
ばPZTのような圧電セラミックス2を成形・焼結する
。次に板状にスライスして密着性を良好に、するために
接着面の研摩を行なう((b)の工程)。その後表面電
極81〜85・91〜95、裏面電極8゛9゛、表面側
裏面電極28・29を蒸着等により形成し分極を行なう
。さらに導電部材86・96を設けて表面電極8・9を
形成しく(d)の工程)、第3図(a)〜(c)と同様
の工程を経た絶縁体7付振動体1と接着する((e)の
工程)。焼結前に埋め込まれた導電部材18・19は裏
面電極8°・9゛とそれぞれ表面側裏面電極28・29
を確実に導通させる。また、(b)の工程において圧電
セラミックス2と同時に接着面の側の研摩がなされるた
め、振動体1および絶縁体7との接着の密着性を損なう
ことがない、導電部材18・19の材料は圧電セラミッ
クスとともに焼結されるため、焼結温度において溶融し
たり拡散や酸化して導電性が変化するような事がない安
定な材料であることが望ましい。例えば圧電セラミック
スであるPZTは、通常1100〜1200℃程度の温
度で焼結されるため、PTZを用いる場合には例えば金
線や銀ペースト、銀・パラジウム合金などを用いるのが
良い。なお第4図において圧電セラミックスは円筒形に
成形・焼結する場合について述べたが、他の成形法例え
ばシート材を打ち抜き焼結するいわゆるシート成形法に
も同様な方法で導電部材18゜19を設ける事が可能で
あり、この場合は打ち抜きと同時もしくはその前後に導
電部材を埋め込み、その後焼結すれば良い。
法について第4図を用いて説明する。まず(a)に示す
ように導電部材18・19をあらかじめ埋め込んで例え
ばPZTのような圧電セラミックス2を成形・焼結する
。次に板状にスライスして密着性を良好に、するために
接着面の研摩を行なう((b)の工程)。その後表面電
極81〜85・91〜95、裏面電極8゛9゛、表面側
裏面電極28・29を蒸着等により形成し分極を行なう
。さらに導電部材86・96を設けて表面電極8・9を
形成しく(d)の工程)、第3図(a)〜(c)と同様
の工程を経た絶縁体7付振動体1と接着する((e)の
工程)。焼結前に埋め込まれた導電部材18・19は裏
面電極8°・9゛とそれぞれ表面側裏面電極28・29
を確実に導通させる。また、(b)の工程において圧電
セラミックス2と同時に接着面の側の研摩がなされるた
め、振動体1および絶縁体7との接着の密着性を損なう
ことがない、導電部材18・19の材料は圧電セラミッ
クスとともに焼結されるため、焼結温度において溶融し
たり拡散や酸化して導電性が変化するような事がない安
定な材料であることが望ましい。例えば圧電セラミック
スであるPZTは、通常1100〜1200℃程度の温
度で焼結されるため、PTZを用いる場合には例えば金
線や銀ペースト、銀・パラジウム合金などを用いるのが
良い。なお第4図において圧電セラミックスは円筒形に
成形・焼結する場合について述べたが、他の成形法例え
ばシート材を打ち抜き焼結するいわゆるシート成形法に
も同様な方法で導電部材18゜19を設ける事が可能で
あり、この場合は打ち抜きと同時もしくはその前後に導
電部材を埋め込み、その後焼結すれば良い。
以上第3図、第4図を用いて説明したように、圧電素子
の接着面に略垂直な面に設ける導電部材の少なくとも裏
面電極と接する部分を接着前に形成しておくことにより
、裏面電極と表面側裏面電極の確実な導通および圧電素
子と振動体の良好な密着性が得られる。
の接着面に略垂直な面に設ける導電部材の少なくとも裏
面電極と接する部分を接着前に形成しておくことにより
、裏面電極と表面側裏面電極の確実な導通および圧電素
子と振動体の良好な密着性が得られる。
第5図に圧電セラミックスを2枚積層させた振動波モー
タに本発明を実施した例を示す。圧電セラミックスを積
層させたことでさらに1/2の交流電圧で同等の性能が
得られるものであり、第9図に示した圧電素子・電極配
置による従来例の振動波モータに必要な交流電圧の17
4の電圧で同等の性能が得られる。絶縁体7が設けられ
た振動体1に圧電セラミックス2abが接着され、さら
に圧電セラミックス2a’b’が接着されている。圧電
セラミクス2abの振動体側(以下裏面)の電極パター
ンは図に示すとおりになっており、第6図に示した圧電
セラミクス2a’b’の振動体と反対側の面(以下表面
)の電極パターンと同様である。ただし第6図は便宜上
左右反転させて示した。また圧電セラミックス2abの
表面電極は図示しである圧電セラミックス2a“b”の
裏面電極パターンと同様である。
タに本発明を実施した例を示す。圧電セラミックスを積
層させたことでさらに1/2の交流電圧で同等の性能が
得られるものであり、第9図に示した圧電素子・電極配
置による従来例の振動波モータに必要な交流電圧の17
4の電圧で同等の性能が得られる。絶縁体7が設けられ
た振動体1に圧電セラミックス2abが接着され、さら
に圧電セラミックス2a’b’が接着されている。圧電
セラミクス2abの振動体側(以下裏面)の電極パター
ンは図に示すとおりになっており、第6図に示した圧電
セラミクス2a’b’の振動体と反対側の面(以下表面
)の電極パターンと同様である。ただし第6図は便宜上
左右反転させて示した。また圧電セラミックス2abの
表面電極は図示しである圧電セラミックス2a“b”の
裏面電極パターンと同様である。
すなわち積層される双方の圧電セラミックス2abと2
a’b’の電極パターンは全く同様であるが、向きを逆
にして積層するようになっている。次に製造工程である
が、絶縁体7が設けられた振動体1は、第3図で示した
実施例と同様である6次に圧電セラミックスであるが、
成形された圧電セラミックス2abには分極用の電極と
して裏面に電極31・32・33・34・35・38・
39・40・41・42が(電極36・43は除く)、
図示していない表面には下方の圧電セラミックス2a’
b’の裏面電極と同様のパターンの電極を設ける。下方
の圧電セラミックス2a’b’ には裏面に電極45.
46.47、表面には上方の圧電セラミックス2abの
裏面と同様に電極53.54.55.56.57.58
.59.60,61.62.63.64.65.66を
形成する。この時電極31.38.45.47.46.
54.53.65.59.60は図に示すように圧電セ
ラミックスの端面にはみ出すように形成しておく。次に
第5図中、上方の圧電セラミックス2abの裏面には図
示したように、(+)と(−)で分極の向きが逆になる
ように厚さ方向に分極する。下方の圧電セラミックス2
a’b’も上方の圧電セラミックス2abと同様に分極
処理することにより、双方の圧電セラミックス2abと
2a’b’は全く同様の電極および分極パターン有する
ことになる。分極後上方の圧電セラミックス2abの裏
面に導電部材36.43、下方の圧電セラミックス2a
’b’の表面に導電部材67・68を形成することによ
り、導通された電極31〜35及び36は、裏面電極群
37を形成する。同様に上方の圧電セラミックス2ab
の裏面電極群44、下方の圧電セラミックス2a’b’
の表面電極群69.70が形成される。なお電極群37
と44および表面電極群69と70は、電極パターンの
間隔が図中に示すように374波長となっている。以上
の電極および導電部材は、接着の密着性を良好にするた
めに1μm程度以下の厚さの、金属蒸着膜が望ましい。
a’b’の電極パターンは全く同様であるが、向きを逆
にして積層するようになっている。次に製造工程である
が、絶縁体7が設けられた振動体1は、第3図で示した
実施例と同様である6次に圧電セラミックスであるが、
成形された圧電セラミックス2abには分極用の電極と
して裏面に電極31・32・33・34・35・38・
39・40・41・42が(電極36・43は除く)、
図示していない表面には下方の圧電セラミックス2a’
b’の裏面電極と同様のパターンの電極を設ける。下方
の圧電セラミックス2a’b’ には裏面に電極45.
46.47、表面には上方の圧電セラミックス2abの
裏面と同様に電極53.54.55.56.57.58
.59.60,61.62.63.64.65.66を
形成する。この時電極31.38.45.47.46.
54.53.65.59.60は図に示すように圧電セ
ラミックスの端面にはみ出すように形成しておく。次に
第5図中、上方の圧電セラミックス2abの裏面には図
示したように、(+)と(−)で分極の向きが逆になる
ように厚さ方向に分極する。下方の圧電セラミックス2
a’b’も上方の圧電セラミックス2abと同様に分極
処理することにより、双方の圧電セラミックス2abと
2a’b’は全く同様の電極および分極パターン有する
ことになる。分極後上方の圧電セラミックス2abの裏
面に導電部材36.43、下方の圧電セラミックス2a
’b’の表面に導電部材67・68を形成することによ
り、導通された電極31〜35及び36は、裏面電極群
37を形成する。同様に上方の圧電セラミックス2ab
の裏面電極群44、下方の圧電セラミックス2a’b’
の表面電極群69.70が形成される。なお電極群37
と44および表面電極群69と70は、電極パターンの
間隔が図中に示すように374波長となっている。以上
の電極および導電部材は、接着の密着性を良好にするた
めに1μm程度以下の厚さの、金属蒸着膜が望ましい。
次に図に示すように絶縁体7を設けた振動板1および圧
電セラミックス2ab ・2a’b’ を接着し、導
電部材48.49.50,51.52によりそれぞれ電
極31と54、電極45と53、電極47と65、電極
46と59、電極38と60を導通させる。また圧電セ
ラミックス2abと2a’b’の接着により、上方の圧
電セラミックス2abの裏面電極群3フに対応する図示
していない表面電極と、下方の圧電セラミックス2a’
b’の裏面電極45、上方の圧電セラミックス2abの
裏面電極群44に対応する図示していない表面電極と電
極46が導通する。このようにして上方の圧電セラミッ
クス2abの裏面電極群37と下方の圧電セラミックス
2a’b’の表面電極群69へは、電極54から、上方
の圧電セラミックス2abの裏面電極群37に対応する
図示していない表面電極と、圧電セラミックス2a’b
’の裏面電極45へは電極53から、上方の圧電セラミ
ックス2abの裏面電極群44と下方の圧電セラミック
ス2a’b’の表面電極群70へは電極60から、上方
の圧電セラミックス2abの裏面電極群44に対応する
図示していない表面電極と下方の圧電セラミックス2a
’b’の裏面電極46へは電極59から給電が可能とな
り、それぞれV=lVosinωt、 V=[Vosi
n(ωt+yr)、V=MVosin(ωt±π/2)
。
電セラミックス2ab ・2a’b’ を接着し、導
電部材48.49.50,51.52によりそれぞれ電
極31と54、電極45と53、電極47と65、電極
46と59、電極38と60を導通させる。また圧電セ
ラミックス2abと2a’b’の接着により、上方の圧
電セラミックス2abの裏面電極群3フに対応する図示
していない表面電極と、下方の圧電セラミックス2a’
b’の裏面電極45、上方の圧電セラミックス2abの
裏面電極群44に対応する図示していない表面電極と電
極46が導通する。このようにして上方の圧電セラミッ
クス2abの裏面電極群37と下方の圧電セラミックス
2a’b’の表面電極群69へは、電極54から、上方
の圧電セラミックス2abの裏面電極群37に対応する
図示していない表面電極と、圧電セラミックス2a’b
’の裏面電極45へは電極53から、上方の圧電セラミ
ックス2abの裏面電極群44と下方の圧電セラミック
ス2a’b’の表面電極群70へは電極60から、上方
の圧電セラミックス2abの裏面電極群44に対応する
図示していない表面電極と下方の圧電セラミックス2a
’b’の裏面電極46へは電極59から給電が可能とな
り、それぞれV=lVosinωt、 V=[Vosi
n(ωt+yr)、V=MVosin(ωt±π/2)
。
V冨属Vosin(ωt±3π/2)なる交流電圧を印
加することにより、第1図に示した実施例と同様の動作
が可能となる。なお電極65と66は、電極47と66
にはさまれた圧電セラミックスの振動により発生した電
圧をモニターする電極であり、振動に対応した周波電圧
の位相や大きさから共振状態にあるか否か等の情報が得
られ、速度制御等のための振動センサとして用いること
が可能である。
加することにより、第1図に示した実施例と同様の動作
が可能となる。なお電極65と66は、電極47と66
にはさまれた圧電セラミックスの振動により発生した電
圧をモニターする電極であり、振動に対応した周波電圧
の位相や大きさから共振状態にあるか否か等の情報が得
られ、速度制御等のための振動センサとして用いること
が可能である。
第5図の実施例においては、同一の圧電セラミックス中
に374波長の間隔を有する2つの電極群(圧電素子群
)を有するが、第7図、第8図に示す実施例のように2
枚の圧電セラミックスのそれぞれに1つの電極群(圧電
素子群)を有し、接着の際に2枚の圧電セラミックスの
電極群(圧電素子群)の位相がλ/4ずれるようにして
も良い。この場合第7図に示すように、上方の圧電セラ
ミックス2θabの裏面には、電極101〜111、表
面には電極113を分極用の電極として形成し、図中の
(+)と(−)で分極方向が逆になるよう厚さ方向に分
極する。ここで電極101,113は第7図に示すよう
に上方の圧電セラミックス20ab端面にはみ出す端子
部を形成しておく。次に導電部材112を設けて、電極
101〜111を導通させ、これらが上方の圧電セラミ
ックス20abの駆動用の裏面電極となる。また、上方
の圧電セラミックス20abの表面電極は分極用に設け
た電極113がそのまま用いられる。
に374波長の間隔を有する2つの電極群(圧電素子群
)を有するが、第7図、第8図に示す実施例のように2
枚の圧電セラミックスのそれぞれに1つの電極群(圧電
素子群)を有し、接着の際に2枚の圧電セラミックスの
電極群(圧電素子群)の位相がλ/4ずれるようにして
も良い。この場合第7図に示すように、上方の圧電セラ
ミックス2θabの裏面には、電極101〜111、表
面には電極113を分極用の電極として形成し、図中の
(+)と(−)で分極方向が逆になるよう厚さ方向に分
極する。ここで電極101,113は第7図に示すよう
に上方の圧電セラミックス20ab端面にはみ出す端子
部を形成しておく。次に導電部材112を設けて、電極
101〜111を導通させ、これらが上方の圧電セラミ
ックス20abの駆動用の裏面電極となる。また、上方
の圧電セラミックス20abの表面電極は分極用に設け
た電極113がそのまま用いられる。
一方、下方の圧電セラミックス20a’b’には、分極
用裏面型8i115〜125、表面電極128を形成し
て分極し、また導電部材126を形成することによって
、上方の圧電セラミックス20abと同様に表面電極と
裏面電極が形成されるが、この下方の圧電セラミックス
20a’b’の裏面電極に給電するための電極129、
上方の圧電セラミックス20abの裏面に給電するため
の電極130 、表面に給電するための電極131、振
動センサーの表面電極132、振動センサの裏面電極1
27、振動センサの裏面電極と導通させる電極133を
第7図に示すように形成し、裏面電極127と表面電極
132間は厚さ方向に分極処理しておく。電極115
・127 ・129 ・130 ・131
・133 は第7図に示すように圧電セラミックス20
a’b’の端面にはみ出すように形成する。そして絶縁
体7が設けられた振動体1、上方の圧電セラミックス2
0ab、絶縁体114、下方の圧電セラミックス20a
’b’を、上方の圧電セラミックス20abの裏面電極
パターンと、下方の圧電セラミックス20a’b“の裏
面電極パターンが1/4波長ずれるように接着し、接着
後第8図に示すように導通部材134.135.136
.137を形成することによフてそれぞれ電極129と
115、電極130と101、電極131 と113
、電& 133 と127を導通させる。このようにし
て上方の圧電セラミックス20abの表面電極へは電極
131から、裏面電極へは電極130から、下方の圧電
セラミックス20a’b’の表面電極へは表面電、i
128から、下方の圧電セラミックス20a’b′の裏
面電極へは電極129から給電が可能となり、また電極
132と電極133間に振動センサ出力電圧が得られる
。電極129.128.130.131にそれぞれV
= 54(V osinωtV=属Vosin(ωt+
π)、■=局v osin (ωt±yr/2)、V
=MVosin (ωt±3π/2)なる交流電圧を印
加することにより、第1図に示した実施例と同様の動作
が可能となる。電極129.128.130.131へ
の給電は、第1図や第2図で示したようにリード線で行
なっても良いし、フレキシプルプリント基板を直接接着
しても良いし、厚み方向のみに導通性を有する異方性導
電シートをはさんでフレキシブルプリント基板を接着し
ても良い。
用裏面型8i115〜125、表面電極128を形成し
て分極し、また導電部材126を形成することによって
、上方の圧電セラミックス20abと同様に表面電極と
裏面電極が形成されるが、この下方の圧電セラミックス
20a’b’の裏面電極に給電するための電極129、
上方の圧電セラミックス20abの裏面に給電するため
の電極130 、表面に給電するための電極131、振
動センサーの表面電極132、振動センサの裏面電極1
27、振動センサの裏面電極と導通させる電極133を
第7図に示すように形成し、裏面電極127と表面電極
132間は厚さ方向に分極処理しておく。電極115
・127 ・129 ・130 ・131
・133 は第7図に示すように圧電セラミックス20
a’b’の端面にはみ出すように形成する。そして絶縁
体7が設けられた振動体1、上方の圧電セラミックス2
0ab、絶縁体114、下方の圧電セラミックス20a
’b’を、上方の圧電セラミックス20abの裏面電極
パターンと、下方の圧電セラミックス20a’b“の裏
面電極パターンが1/4波長ずれるように接着し、接着
後第8図に示すように導通部材134.135.136
.137を形成することによフてそれぞれ電極129と
115、電極130と101、電極131 と113
、電& 133 と127を導通させる。このようにし
て上方の圧電セラミックス20abの表面電極へは電極
131から、裏面電極へは電極130から、下方の圧電
セラミックス20a’b’の表面電極へは表面電、i
128から、下方の圧電セラミックス20a’b′の裏
面電極へは電極129から給電が可能となり、また電極
132と電極133間に振動センサ出力電圧が得られる
。電極129.128.130.131にそれぞれV
= 54(V osinωtV=属Vosin(ωt+
π)、■=局v osin (ωt±yr/2)、V
=MVosin (ωt±3π/2)なる交流電圧を印
加することにより、第1図に示した実施例と同様の動作
が可能となる。電極129.128.130.131へ
の給電は、第1図や第2図で示したようにリード線で行
なっても良いし、フレキシプルプリント基板を直接接着
しても良いし、厚み方向のみに導通性を有する異方性導
電シートをはさんでフレキシブルプリント基板を接着し
ても良い。
以上説明してきたように、本発明によれば、弾性振動体
と圧電素子等の電気−機械エネルギー変換素子との接合
面間に例えばリード線を設けることなく、該接合面に対
向している電極に給電することが可能となり、特に弾性
振動体と圧電素子との間を絶縁する場合等には圧電素子
の各電極へ確実に給電することができ、又圧電素子と弾
性振動体との良好な密着性が得られる。
と圧電素子等の電気−機械エネルギー変換素子との接合
面間に例えばリード線を設けることなく、該接合面に対
向している電極に給電することが可能となり、特に弾性
振動体と圧電素子との間を絶縁する場合等には圧電素子
の各電極へ確実に給電することができ、又圧電素子と弾
性振動体との良好な密着性が得られる。
また、電気−機械エネルギー変換素子を積層する場合に
も、積層される電気−機械エネルギー変換素子の電極間
においても簡単で確実な接続が可能となる。
も、積層される電気−機械エネルギー変換素子の電極間
においても簡単で確実な接続が可能となる。
第1図は本発明による振動波モータの一実施例を示し、
第1図(a)はステータの断面図、第1図(b) 、
(c)は圧電素子上の電極パターンを示す図である。第
2図は第1図に示す実施例の変形例を示し、第2図(a
) 、 (b)は電極パターンを示す図、第2図(c)
は第2図(a) 、 (b)のA−A’の断面図である
。第3図は第1図に示す実施例のステータの製造工程を
示す図である。第4図はステータの他の製造工程を示す
図である。第5図及び第6図は他の実施例を示す分解斜
視図及び電極パターンを示す図である。第7図及び第8
図は他の実施例を示す分解斜視図及び斜視図である。第
9図は従来の振動波モータを示す概略図、第10図は振
動波モータの駆動原理を説明する図、第11図は従来の
振動波モータを示す概略図である。 1・・・振動体 3a・・・交流電源 3C・3d・・・180移位相器 8・9・・・表面電極 18・19・・・導電部材 2・・・圧電素子 3b・・・90°移相器 7・・・絶縁体 8°・9°・・・裏面電極 28・29・・・表面側裏面電極 10・11・・・ホール 87・87° ・97・97° ・・・リート線2ab
・2a’b’・・・圧電素子 37・44・・・裏面’を極 45・46・・・裏面電
極69・70・・・表面電極 48〜52・・・導電部
材53・59・・・電極 47・66・・・振動センサ用電極 65・・・電極 101〜111 ・112・・・裏面電極113・・・
表面電極 114・・・絶縁体115〜125
・126・・・裏面電極128・・・表面電極
129・130−131・・・電極化4名 第 図 (a) 第 ■ 図 (b) 第 図 ■ 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
第1図(a)はステータの断面図、第1図(b) 、
(c)は圧電素子上の電極パターンを示す図である。第
2図は第1図に示す実施例の変形例を示し、第2図(a
) 、 (b)は電極パターンを示す図、第2図(c)
は第2図(a) 、 (b)のA−A’の断面図である
。第3図は第1図に示す実施例のステータの製造工程を
示す図である。第4図はステータの他の製造工程を示す
図である。第5図及び第6図は他の実施例を示す分解斜
視図及び電極パターンを示す図である。第7図及び第8
図は他の実施例を示す分解斜視図及び斜視図である。第
9図は従来の振動波モータを示す概略図、第10図は振
動波モータの駆動原理を説明する図、第11図は従来の
振動波モータを示す概略図である。 1・・・振動体 3a・・・交流電源 3C・3d・・・180移位相器 8・9・・・表面電極 18・19・・・導電部材 2・・・圧電素子 3b・・・90°移相器 7・・・絶縁体 8°・9°・・・裏面電極 28・29・・・表面側裏面電極 10・11・・・ホール 87・87° ・97・97° ・・・リート線2ab
・2a’b’・・・圧電素子 37・44・・・裏面’を極 45・46・・・裏面電
極69・70・・・表面電極 48〜52・・・導電部
材53・59・・・電極 47・66・・・振動センサ用電極 65・・・電極 101〜111 ・112・・・裏面電極113・・・
表面電極 114・・・絶縁体115〜125
・126・・・裏面電極128・・・表面電極
129・130−131・・・電極化4名 第 図 (a) 第 ■ 図 (b) 第 図 ■ 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 弾性振動体に対して接合される第1の面と、該第1
の面と反対面である第2の面とに夫々電極が形成される
電気−機械エネルギー変換素子を有し、該電気−機械エ
ネルギー変換素子の駆動用電極に交流電圧を印加するこ
とによって該振動弾性体に生ぜしめた振動波により、該
弾性体と、該弾性体に圧接する部材とを摩擦力にて相体
移動させる振動波モータにおいて、 該電気−機械エネルギー変換素子の第1の 面に形成される電極は、第2の面に形成した電極に導電
部材を介して接続したことを特徴とする振動波モータ。 2 導電部材は第1の面と第2の面との間に設けたスル
ーホールであることを特徴とする請求項1に記載の振動
波モータ。 3 導電部材は、第1の面に形成される電極と第2の面
に形成される電極との側端面間を接続することを特徴と
する請求項1に記載の振動波モータ。 4 弾性振動体と電気−機械エネルギー変換素子の接合
面との間に絶縁部材を設けたことを特徴とする請求項1
,2又は3に記載の振動波モータ。 5 弾性振動体が絶縁性を有していることを特徴とする
請求項1,2又は3に記載の振動波モータ。 6 弾性振動体の接合面に接する電気−機械エネルギー
変換素子の電極と導電部材との接する部分は、該電気−
機械エネルギー変換素子を該弾性振動体に接合する前に
予め形成されていることを特徴とする請求項1,2,3
,4又は5に記載の振動波モータ。 7 弾性振動体に対し、電気−機械エネルギー変換素子
を積層状態に設け、これら電気−機械エネルギー変換素
子の積層面に対し平行面に設けられている駆動電極に交
流電圧を印加することによって該振動弾性体に生ぜしめ
た振動波により、該弾性体と、該弾性体に圧接する部材
とを摩擦力にて相対移動させる振動波モータにおいて、 隣接する電気−機械エネルギー変換素子の 電極間を、その側端部に設けた導電部材を介して接続し
たことを特徴とする振動波モー タ。 8 積層されている電気−機械エネルギー変換素子間に
、絶縁部材を設けると共に、弾性振動体との接合面間に
絶縁部材を設けたことを特徴とする請求項7に記載の振
動波モータ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2124710A JPH0421371A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 振動波モータ |
US08/086,374 US5448127A (en) | 1990-05-15 | 1993-07-06 | Vibration wave driven motor |
US08/446,577 US5632074A (en) | 1990-05-15 | 1995-05-19 | Vibration wave driven motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2124710A JPH0421371A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 振動波モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0421371A true JPH0421371A (ja) | 1992-01-24 |
Family
ID=14892190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2124710A Pending JPH0421371A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 振動波モータ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5448127A (ja) |
JP (1) | JPH0421371A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5669127A (en) * | 1992-11-20 | 1997-09-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing an electro-mechanical energy conversion device for vibration driven actuator |
JP2010081785A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Samsung Electronics Co Ltd | 振動体及びその製造方法とそれを備えた超音波モータ |
JP2017005794A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | キヤノン株式会社 | 振動型駆動装置 |
JP2017005795A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | キヤノン株式会社 | 振動型駆動装置及び医用システム |
JP2019071743A (ja) * | 2017-10-11 | 2019-05-09 | Fdk株式会社 | 超音波モーター用積層型圧電素子、および超音波モーター |
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EP0691692B1 (en) * | 1994-07-05 | 1999-02-17 | Nikon Corporation | Vibration driven motor |
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JP4261894B2 (ja) * | 2002-12-13 | 2009-04-30 | キヤノン株式会社 | 振動型駆動装置 |
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TWI647901B (zh) * | 2017-06-22 | 2019-01-11 | 中原大學 | 線性壓電馬達及其滑台傳動系統 |
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-
1990
- 1990-05-15 JP JP2124710A patent/JPH0421371A/ja active Pending
-
1993
- 1993-07-06 US US08/086,374 patent/US5448127A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-05-19 US US08/446,577 patent/US5632074A/en not_active Expired - Lifetime
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JP2019071743A (ja) * | 2017-10-11 | 2019-05-09 | Fdk株式会社 | 超音波モーター用積層型圧電素子、および超音波モーター |
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Publication number | Publication date |
---|---|
US5448127A (en) | 1995-09-05 |
US5632074A (en) | 1997-05-27 |
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