JPH07163162A - 超音波振動子 - Google Patents
超音波振動子Info
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- JPH07163162A JPH07163162A JP5300401A JP30040193A JPH07163162A JP H07163162 A JPH07163162 A JP H07163162A JP 5300401 A JP5300401 A JP 5300401A JP 30040193 A JP30040193 A JP 30040193A JP H07163162 A JPH07163162 A JP H07163162A
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Abstract
のばらつきが小さい、接着剥がれが起き難い超音波振動
子を提供することを目的とする。 【構成】圧電板11に駆動信号を印加し、第1の電極群
(内部電極)17aが設けられた領域には、縦振動によ
って生じる伸縮歪成分の符号と屈曲振動によって生じる
伸縮歪成分の符号とが同一になる振動が生じ、また、第
2の電極群(内部電極)17bが設けられた領域には、
縦振動によって生じる伸縮歪成分の符号と屈曲振動によ
って生じる歪成分とが異なる振動が生じることを特徴と
する。
Description
は、超音波モータに使用される超音波振動子に関する。
タとして超音波モータが注目されている。この超音波モ
ータは、従来の電磁型モータに比べ以下のような利点を
有している。
る。 (2)保持力が大きい。 (3)ストロークが長く、高分解能である。 (4)静粛性にとんでいる。 (5)磁気的ノイズを発せず、また、ノイズの影響もう
けない。 また、本出願人は先に特願平4−321096号におい
て、従来の超音波振動子と該振動子を用いた超音波リニ
アモータを提案している。以下、図を参照して該従来の
超音波振動子と該振動子を用いた超音波リニアモータに
ついて説明する。
音波振動子の構成を示した正面図である。
は、基本弾性体111の上部の、2次の共振屈曲振動の
ほぼ腹に対応する部分に積層型圧電素子113が配設さ
れている。該積層型圧電素子113は、保持用弾性体1
12により上記基本弾性体111上に固定されている。
すなわち、図示しないが該基本弾性体111には3か所
にネジのタップが穿設されており、さらに、上記保持用
弾性体112は3本のビス114により基本弾性体11
1に固定され、これにより、上記積層型圧電素子113
は保持用弾性体112に側方から押圧されて保持され
る。
弾性体112とが接触する部分はエポキシ系の接着剤で
固定され、該積層型圧電素子113におけるその他の部
分は樹脂等により被覆されている。さらに、上記保持用
弾性112と基本弾性体111とが接触する部分もエポ
キシ系の接着剤により接合される。
圧電素子113が配置されている面(図中、上面)に対
して反対側の面、すなわち、被駆動体と接触する側の面
における屈曲振動の腹に対応する部分には、アモルファ
スカーボンで構成された駆動子116がエポキシ系の接
着剤を用いて接合されている。
摺動部材に対し、ステンレス材等の被駆動体(図示せ
ず)をある一定の押圧力で直線移動可能な如く保持する
ことで超音波リニアモータが構成できる。
いて説明する。
ることで1次の共振縦振動、および2次の共振屈曲振動
がほぼ同一周波数で励起できる。図24において左側の
積層型圧電素子113から取り出されている図示しない
電気端子をA,G(A相と呼ぶ)とし、右側の積層型圧
電素子113から取り出されている図示しない電気端子
をB,G(B相と呼ぶ)とする。まず、上記A相および
B相に30Vの直流電圧を印加する。こうすることで、
積層型圧電素子113にほぼ70Nの圧縮力(与圧)を
かけることができる。
Vp−pの交番電圧を印加し、B相に同一周波数、同振
幅で同位相の交番電圧を印加すると一次の共振縦振動が
励起できる。次に、A相に周波数Frで振幅10Vp−
pの交番電圧を印加し、B相に同一周波数、同振幅で逆
位相の交番電圧を印加すると2次の共振屈曲振動が励起
できる。
0Vp−pの交番電圧を印加し、その位相差を90度又
は−90度にすると駆動子116の位置において、時計
廻り又は反時計廻りの超音波楕円振動が励起できる。こ
のとき駆動子116に押圧された被駆動体は右方向また
は左方向に駆動される。
た従来の超音波モータは、黄銅等の弾性体と積層型圧電
素子を接着剤を用いて接合しているため、制作工程が複
雑であり、また、各部品の相対的な位置が狂い易く、振
動特性がばらつき易い。さらに、共振状態で接着剥がれ
が起き易い等の問題点があった。
のであり、接着工程が少なく制作工程が単純な、振動特
性のばらつきが小さい、接着剥がれが起き難い超音波振
動子を提供することを目的とする。
めに本発明による超音波振動子は、電気−機械エネルギ
ー変換素子に駆動信号を印加することにより、縦振動と
屈曲振動とを励起する超音波振動子において、上記電気
−機械エネルギー変換素子を交互に積層された、該電気
−機械エネルギー変換素子に上記駆動信号を印加するた
めの複数の電極と、この複数の電極の内、上記縦振動に
よって生じる伸縮歪成分の符号と上記屈曲振動によって
生じる伸縮歪成分の符号とが同一になる少なくとも一つ
の領域に設けられた第1の電極群と、上記複数の電極の
内、上記縦振動によって生じる伸縮歪成分の符号と上記
屈曲振動によって生じる歪成分とが異なる少なくとも一
つの領域に設けられた第2の電極群と、上記両電極群の
各電極を一層おきに接続する2つの電気接続手段とを具
備する。
ルギー変換素子に駆動信号を印加し、上記第1の電極群
が設けられた領域には、縦振動によって生じる伸縮歪成
分の符号と屈曲振動によって生じる伸縮歪成分の符号と
が同一になる振動が生じ、また、上記第2の電極群が設
けられた領域には、縦振動によって生じる伸縮歪成分の
符号と屈曲振動によって生じる歪成分とが異なる振動が
生じる。
する。
振動子の正面図であり、また、図2は、該超音波振動子
の上面図である。
動子10の基本的な部分は、内部電極処理が施された矩
形状のPZT−PMN系の圧電板11が積層されて構成
された2つの圧電体積層部18が、同じく矩形状のPZ
T−PMN系の3つの絶縁板12に図に示すように挟設
され構成されている。
部分を詳しく示した要部分解斜視図である。また、図4
は、上記超音波振動子10における一圧電板11の両側
面を示した要部斜視図であり、図5は、上記図4に示す
圧電板11に隣接する圧電板11の両側面を示した要部
斜視図である。
mm、厚さ100μmの形状を有する圧電素子であり、
その一側面上部には内部電極17aが、さらに該内部電
極17aの裏面側上部には内部電極17bがそれぞれ配
設されている。
の銀−パラジウム合金が矩形状に塗布された薄膜電極で
あり、図4,図5に示すように、圧電板11の一側面に
図中、背面側端部に1mm程度、上面側端部に1mm、
下部に該圧電板11の高さの約2/3程度の絶縁部をそ
れぞれ有するように配置されている。一方、上記内部電
極17bは、上記圧電板11において上記内部電極17
aの裏面がわに配設されており、同様に厚さ10μm程
度の銀−パラジウム合金が塗布された薄膜電極である。
そして、該裏面に図中、正面側端部に1mm程度、上面
側端部に1mm、下部に該圧電板11の高さの約2/3
程度の絶縁部をそれぞれ有するように配置されている。
17bの塗布位置は、図4,図5に示すように、互いに
隣接する圧電板11で塗布位置が一側面とその裏面とで
逆になっている。このような内部電極17a,17bが
施された2種類の圧電板11(図4,図5)を交互に1
00層程度積層して、本第1実施例の圧電板積層部18
(図1参照)が構成されている。
PZT−PMN系の素子であり、高さ10mm、奥行き
4mm、厚さ3mmの形状をなしている。また、上記2
つの圧電体積層部18を挟むように3か所に設けられた
該絶縁板12のうち、中央部の絶縁板には、その中心部
に直径φ1mmの穿孔15が正面から背面に向けて穿設
されている。
8における正面上部および背面上部には、上記内部電極
17a,17bの一部が露呈しており、4つの露呈部群
を形成している(図示せず)。この4つの露呈部群に
は、それぞれ導電性銀ペーストからなる4つの外部電極
14が、該内部電極17aあるいは内部電極17bと導
通するように互いに独立して設けられている。
が延出しており、超音波振動子10の正面に配設された
2つの外部電極14は、図1,図2に示すように電気端
子A,Bとして、また、超音波振動子10の背面に配設
された外部電極14はグランド(GND)端子として、
図示しない圧電板11の駆動回路に接続されている。
て、長手方向端部から9mmの位置には幅4mm、奥行
き4mm、厚さ1mmの駆動子16が接着剤により該底
部に接合されている。なお、該駆動子16は、高分子材
料にアルミナを分散して形成されている。また、上記中
央の絶縁板12の穿孔15には、ステンレス材よりなる
ピン19が貫通して接着されている(図2参照)。
0の全体の寸法は、幅30mm、高さ10mm、奥行き
4mとなっている。
分の製造方法について説明する。
は、上述したようにPZT−PMN系の材料で構成され
ている。まず、圧電板11の製造方法を説明する。すな
わち、上記PZT−PMN系の材料の仮焼結粉末とバイ
ンダーとを混合して泥しょうを作成し、この泥しょうを
ドクターブレード法によりフィルム状にキャスティング
してグリーンシートとする。そして、グリーンシートを
乾燥した後、フィルムから剥離して矩形状の圧電板11
を作成する。その後、上述したように該圧電板11の両
面には内部電極17a,17bがそれぞれ塗布される。
一方、絶縁板12は、型を用いた方法により作成する。
を図3に示すように積層し、熱をかけつつ押圧する。そ
の後、1200℃で本焼成を行い、超音波振動子10の
基本的な部分を作成する。その後、上述したように外部
電極14を配設し、上記電気端子A,B,GNDに直流
電圧を10分間程度印加し、内部電極17a,17bが
施された部分の圧電板11を分極する。
の動作について説明する。
状を上述したように設定すると、1次の共振縦振動、お
よび2次の共振屈曲振動がほぼ同一周波数Fr(53k
Hz〜56kHz)で励起できる。また、本出願人は、
これらの振動を有限要素法を用いてコンピュータ解析し
た結果、図6(A)に示すような共振縦振動状態、およ
び図6(B)に示すような共振屈曲振動状態が予想さ
れ、かつ、振動測定の結果、それが実証された。以下、
該振動測定について説明する。
A(図1,図2参照)となる外部電極14に周波数Fr
で振幅10Vp−pの交番電圧を印加し、また、電気端
子Bとなる外部電極14に同一周波数、同振幅で同位相
の交番電圧を印加すると図6(A)に示すような1次の
共振縦振動が励起できた。次に、電気端子Aに周波数F
rで振幅10Vp−pの交番電圧を印加し、電気端子B
に同一周波数、同振幅で逆位相の交番電圧を印加すると
図6(B)に示すような2次の共振屈曲振動が励起でき
た。次に、電気端子Aに周波数Frで振幅10Vp−p
の交番電圧を印加し、電気端子Bに同一周波数、同振幅
で位相が90度異なった交番電圧を印加すると共振縦振
動と、共振屈曲振動が合成されて、駆動子16の位置に
おいて楕円振動が励起できた。
0を適用した超音波リニアモータ50について説明す
る。
50は、上記超音波振動子10がそのピン19の部分で
2つの保持板21により両面から保持されている。上記
保持板21はピン19の直径とほぼ同径の孔が穿設され
ていて、該孔と超音波振動子10のピン19とが係合す
るようになっている。該超音波振動子10をこのように
保持することで、同超音波振動子10はピン19まわり
の回転に対してのみ自由度を有する。
持板固定部材22に固定されている。該保持板固定部材
22はリニアブッシュ24により保持されていて、ま
た、このリニアブッシュ24は軸25に沿ってリニアに
移動するようになっている。さらに、上記軸25は軸固
定部材26に固定され、該軸固定部材26はベース27
にビスにより固定されている。また、上記軸固定部材2
6のほぼ中央部にはタップがきられていて、押圧ビス2
8がねじ込まれている。該押圧ビス28と保持板固定部
材22との間にはバネ29が挿入されている。
の固定部30が基台にビス31により固定されている。
また、クロスローラーガイドの移動部32には摺動部材
保持部33が図示しないビスにより固定され、この摺動
部材保持部33には摺動部材34としてHIP処理され
たジルコニアセラミックスが接着されている。このよう
な構成にして、押圧ビス28を調整することで超音波振
動子10の摺動部材34(被駆動部材)への押圧力を調
整することができる。
端子Aと電気端子Bとに周波数Fr(53kHz〜56
kHzの間の周波数)、振幅10Vp−p、位相差+9
0度又は−90度の交番電圧を印加する。すると被駆動
部材34は右方向または左方向に駆動される。
上記超音波振動子10の基本的な部分が接着工程なしに
作成されているので振動特性のばらつきが小さい、信頼
性の高い超音波振動子が得られる。
について説明する。
の超音波振動子60を示した説明図であり、図8は、該
超音波振動子60の正面図であり、また、図9は、該超
音波振動子の上面図である。また、図10は、上記超音
波振動子60の基本的な部分を詳しく示した要部分解斜
視図である。また、図11は、上記超音波振動子60に
おける一圧電板11の両側面を示した要部斜視図であ
り、図12は、図11に示す圧電板11に隣接する圧電
板11の両側面を示した要部斜視図である。
には上記第1実施例と同等な構成を有するので、ここで
は、該第1実施例と異なる点のみについて述べる。
層体である圧電体積層部18,絶縁板12等が上記第1
実施例と同様に構成されているが、該圧電体積層部18
に接合される外部電極14の数が異なっている。
の内部電極は、その一側面および裏面の両面とも2つの
部分に設けられている。一側面がわは、第1の領域(1
7c)と第2の領域(17d)との境の2mm程度の絶
縁部と、それぞれの領域の背面側端部に1mm程度の絶
縁部、上面または下面側端部の1mmの絶縁部を残し
て、厚さ10μm程度の銀−パラジウム合金が塗布され
ており、上記側面の裏面がわは、第1の領域(17e)
と第2の領域(17f)との境の2mm程度の絶縁部
と、それぞれの領域の正面側端部に1mm程度の絶縁
部、上面または下面側端部の1mmの絶縁部を残して、
厚さ10μm程度の銀−パラジウム合金が塗布されてい
る。
と内部電極17e,17fとは、図11,図12に示す
ように、互いに隣接する圧電板11同士で、塗布位置が
一側面がわとその裏面がわとで逆になっている。このよ
うな内部電極17c〜17fが施された2種類の圧電板
(図11,図12)を交互に100層程度積層して本第
2実施例の圧電板積層部18(図8参照)が構成され
る。
動子60の圧電体積層部18における正面上下部および
背面上下部には、上記第1実施例と同様に上記内部電極
17c〜17fの一部が露呈しており、8つの露呈部群
を形成している(図示せず)。この8つの露呈部群に
は、それぞれ導電性銀ペーストからなる8つの外部電極
14が、該内部電極17c,17d,17eあるいは1
7fと導通するように互いに独立して設けられている。
が延出しており、超音波振動子60の正面がわ,背面が
わ共に、対角線上にある外部電極14同士はリード線に
より短絡されている。また、超音波振動子60の正面が
わ,背面がわの上部に配設された4つの外部電極14
は、図8,図9に示すように電気端子A,B,グランド
(GND)端子として、図示しない圧電板11の駆動回
路に接続されている。
については上記第1実施例と同様なので、ここでの説明
は省略する。
的な部分の製造方法、動作、さらに、本第2実施例の超
音波振動子を用いた超音波リニアモータの構成と動作に
ついては上記第1実施例と同様なので、ここでの説明は
省略する。
超音波振動子60の圧電体積層部18の部分の体積が大
きいので超音波振動子の出力が大きくなると共に、モー
タ出力の増大がはかれる。
について説明する。
例の超音波振動子を示す説明図であり、図13は、該超
音波振動子の正面図,図14は、該超音波振動子の上面
図である。
の基本的な部分は、内部電極処理を施された矩形状のP
ZT−PMN系の圧電板11が積層されている圧電体積
層部18、および矩形状のPZT−PMN系の絶縁板1
2が図示の如く積層されて構成されている。
な部分を詳しく示した要部分解斜視図である。また、図
16は、上記超音波振動子70における一圧電板11の
上下面を示した要部斜視図であり、図17は、図16に
示す圧電板11に隣接する圧電板11の上下面を示した
要部斜視図である。
0mm、奥行き4mm、100μmの厚さを有する圧電
素子である。該圧電板11の上面(あるいは下面)に
は、上記第1実施例と同様に厚さ10μm程度の銀−パ
ラジウム合金が塗布された内部電極17aが、背面側端
部、左および右側端部、幅方向の中央部にそれぞれ1m
mの絶縁部を設け、さらに2つの領域に分割されるよう
に配置されている。
7aの裏面がわには、上記同様厚さ10μm程度の銀−
パラジウム合金が塗布された内部電極17bが、正面側
端部、左および右端部、幅方向の中央部にそれぞれ1m
mの絶縁部を設け、さらに2つの領域に分割されるよう
に配置されている。
うに、互いに隣接する圧電板11の電極塗布位置が上面
と下面とで逆になっている。このような内部電極17
a,17bが施された2種類の圧電板11(図16,図
17)を交互に40層程度積層したものが図13に示す
圧電板積層部18である。
矩形状のPZT−PMN系の上部の絶縁板12は幅30
mm、奥行き4mm、1mmの厚さを有する素子であ
る。また、下部の絶縁板12は幅30mm、奥行き4m
m、5mmの厚さを有し、その上部に直径φ1mmの穿
孔15が設けられている。
子70の圧電体積層部18における正面および背面の両
側方部には、上記内部電極17a,17bの一部が露呈
しており、4つの露呈部群を形成している(図示せ
ず)。この4つの露呈部群には、それぞれ導電性銀ペー
ストからなる4つの外部電極14が、該内部電極17a
あるいは内部電極17bと導通するように互いに独立し
て設けられている。
が延出しており、超音波振動子70の正面に配設された
2つの外部電極14は、図13,図14に示すように電
気端子A,Bとして、また、超音波振動子70の背面に
配設された外部電極14はグランド(GND)端子とし
て、図示しない圧電板11の駆動回路に接続されてい
る。
て、長手方向端部から9mmの位置には幅4mm、奥行
き4mm、厚さ1mmの駆動子16が接着剤により該底
部に接合されている。なお、該駆動子16は、高分子材
料にアルミナを分散して形成されている。また、上記中
央の絶縁板12の穿孔15には、ステンレス材よりなる
ピン19が貫通して接着されている(図2参照)。
振動子70の全体の寸法は、幅30mm、高さ10m
m、奥行き4mmである。
方法については上記第1実施例と同様なので、ここでの
説明は省略する。また、該超音波振動子70のその他の
構成動作、さらに該超音波振動子70を用いた超音波リ
ニアモータの構成と動作については上記第1実施例と同
様なので、ここでの説明は省略する。
向の引張力により破壊し易いが、上述した第3実施例の
超音波振動子によると、上記第1,第2実施例の超音波
振動子に対し、積層方向が上下方向なので上下方向の押
圧力に強い超音波振動子が得られる。また、本第3実施
例は、上記第1,第2実施例の超音波振動子に比べて高
さの低い超音波振動子を作成するときに有利となる。
第1実施例に対する第2実施例のように、内部電極が施
された圧電板11が積層されたものを下半分に設けても
よい。
について説明する。
例の超音波振動子を示す説明図であり、図18,図1
9,図20は、それぞれ該超音波振動子80の正面図,
上面図,側面図である。
の基本的な部分は内部電極処理を施された矩形状のPZ
T−PMN系の圧電板11が積層されている圧電体積層
部18、および矩形状のPZT−PMN系の絶縁板12
が図に示すように積層されて構成されている。
な部分を詳しく示した要部分解斜視図である。また、図
22は、上記超音波振動子80における一圧電板11の
前後面を示した要部斜視図であり、図23は、図22に
示す圧電板11に隣接する圧電板11の前後面を示した
要部斜視図である。
0mm、高さ10mm、厚さ100μmを有する圧電素
子であり、その前面(あるいは後面)には、厚さ10μ
m程度の銀−パラジウム合金が塗布された内部電極17
aが、上端部に1mm、下部に5mm、また、幅方向の
中央部に1mmの絶縁部がそれぞれ設けられ、さらに、
2つの領域に分割されて配置されている。
極17aの裏面がわには、内部電極17bが、左および
右端部に1mm、下部に5mm、また、幅方向の中央部
に1mmの絶縁部がそれぞれ設けられ、さらに、2つの
領域に分割されて配置されている。
ように、互いに隣接する圧電板11同士の内部電極17
a,17bの塗布位置が逆になっている。このような内
部電極17a,17bが施された2種類の圧電板11
(図22,図23)を交互に40層程度積層して、本第
4実施例の圧電板積層部18(図18参照)が構成され
る。
子80の前後面に配設された矩形状の絶縁板12は、幅
30mm、高さ10mm、厚さ0.5mmを有する素子
である。また、超音波振動子80の圧電体積層部18に
おける上面両側方部および両側面上部には、上記内部電
極17a,17bの一部が露呈しており、4つの露呈部
群を形成している(図示せず)。この4つの露呈部群に
は、それぞれ導電性銀ペーストからなる4つの外部電極
14が、該内部電極17aあるいは内部電極17bと導
通するように互いに独立して設けられている。
が延出しており、超音波振動子80の上面に配設された
2つの外部電極14は、図18,図19に示すように電
気端子A,Bとして、また、超音波振動子80の側面に
配設された外部電極14はグランド(GND)端子とし
て、図示しない圧電板11の駆動回路に接続されてい
る。
て、長手方向端部から9mmの位置には幅4mm、奥行
き4mm、厚さ1mmの駆動子16が接着剤により該底
部に接合されている。なお、該駆動子16は、高分子材
料にアルミナを分散して形成されている。また、上記超
音波振動子80のほぼ中央部には直径φ1mmの穿孔が
穿設されており、該穿孔には、ステンレス材よりなるピ
ン19が貫通して接着されている(図19参照)。
0の全体の寸法は、幅30mm、高さ10mm、奥行き
4mとなっている。
基本的な部分の製造方法については上記第1実施例と同
様なので、ここでの説明は省略する。
その他の構成、動作、さらに本第4実施例の超音波振動
子80を用いた超音波リニアモータの構成と動作につい
ては上記第1実施例と同様なので、ここでの説明は省略
する。
上記第1,第2,第3実施例と比較してより奥行きの寸
法の小さい超音波振動子を提供することができる。
第1実施例に対する第2実施例のように圧電板の下半分
にも内部電極を設けたものを積層してもよい。
下に示す効果を得ることができる。 (1)弾性体と圧電体を一体的に同時に成形されている
ので、接着剥がれ等がおこらず、信頼性が高い。 (2)上と同じ理由により、振動特性のばらつきが小さ
い。 (3)製作工程が簡単である。
の超音波モータについてのみ応用を述べたが、本発明の
超音波振動子を用いて移動体を回転体とすれば回転型の
超音波モータに応用することも可能である。また、上記
各実施例においては電気−機械エネルギー変換素子とし
て圧電素子を用いて説明したが、電歪素子を用いても同
様の効果が得られるのはいうまでもない。
着工程が少なく制作工程が単純な、振動特性のばらつき
が小さい、接着剥がれが起き難い超音波振動子を提供で
きる。
図である。
ある。
た要部分解斜視図である。
示した要部斜視図である。
面を示した要部斜視図である。
縦振動状態、(B)共振屈曲振動状態を示す斜視図であ
る。
波リニアモータを示す正面図である。
図である。
る。
分を詳しく示した要部分解斜視図である。
電板の両側面を示した要部斜視図である。
両側面を示した要部斜視図である。
面図である。
である。
分を詳しく示した要部分解斜視図である。
電板の上下面を示した要部斜視図である。
上下面を示した要部斜視図である。
面図である。
である。
である。
分を詳しく示した要部分解斜視図である。
電板の前後面を示した要部斜視図である。
前後面を示した要部斜視図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】電気−機械エネルギー変換素子に駆動信号
を印加することにより、縦振動と屈曲振動とを励起する
超音波振動子において、 上記電気−機械エネルギー変換素子を交互に積層され
た、該電気−機械エネルギー変換素子に上記駆動信号を
印加するための複数の電極と、 この複数の電極の内、上記縦振動によって生じる伸縮歪
成分の符号と上記屈曲振動によって生じる伸縮歪成分の
符号とが同一になる少なくとも一つの領域に設けられた
第1の電極群と、 上記複数の電極の内、上記縦振動によって生じる伸縮歪
成分の符号と上記屈曲振動によって生じる歪成分とが異
なる少なくとも一つの領域に設けられた第2の電極群
と、 上記両電極群の各電極を一層おきに接続する2つの電気
接続手段と、 を具備したことを特徴とする超音波振動子。
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