JPH04175065A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH04175065A JPH04175065A JP2300961A JP30096190A JPH04175065A JP H04175065 A JPH04175065 A JP H04175065A JP 2300961 A JP2300961 A JP 2300961A JP 30096190 A JP30096190 A JP 30096190A JP H04175065 A JPH04175065 A JP H04175065A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- density
- smoothing
- signal
- gradation
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/40—Picture signal circuits
- H04N1/409—Edge or detail enhancement; Noise or error suppression
- H04N1/4092—Edge or detail enhancement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、カラー画像処理を用いて、階調画像を出力す
る単色画像再現方法およびカラー画像再現方法を有する
画像処理装置に関するものである。 [従来の技術] 従来、この種の装置においては、デジタル式電子写真方
式の単色階調を画像処理する装置があった。 この装置を示す第7図を用いて、再現過程を説明する。 第7図において、画像の輝度信号がCCD21で得られ
る。得られた輝度信号は個々のCCD素子の感度バラツ
キを修正するシェーディング回路22を通る。修正され
た輝度信号を濃度信号に変換するために、LOG変換器
23を通す、得られた濃度信号は、電子写真方式の現像
特性の影響による階調変換を補正するため、LUT24
にて変換された後、パルス巾変換器25により信号なド
ット巾に対応した信号に変換され、レーザドライバ26
に送られる。 以上のデジタル信号処理をもってレーザ走査により感光
体(図示せず)上にはドツトの面積変化による階調特性
を有した潜像が形成され、現像。 転写、定着という過程をへて、階調画像が得られてきた
。 フルカラー階調画像の再現の場合は、さらに色分解、下
色除去、マスキング等の過程が入り、複数の色信号を並
列処理を行なうが、各色の階調再現の方法は、先に説明
した単色の場合と同じである。 [発明が解決しようとしている課題] −しかしながら、上記従来例では、C0D21の輝度分
離レベルによる制限により、輝度信号は8ビツト、すな
わち、256階調で入力されるのが′通常である。 輝度信号を濃度LOG変換した変換図を第8図に示す、
同図により、輝度の高いところ、すなわち濃度の低いと
ころにおいては、輝度の差があっても濃度レベルでは同
一値になっているところがある。 一方、輝度の低いところ、すなわち濃度の高いところに
おいては、輝度のレベルが1つちがうと、濃度レベルが
数個飛んでしまうという現象が起こっている。 上記説明を第9図を用いて補足説明する。 第9図において、横軸に実際の原稿濃度、横軸にCCD
入力による起動信号から換算した濃度レベルを示してい
る。濃度が高くなるにつれ、濃度レベルの判別能力が悪
(なっている状態が示されている。このように、輝度2
.56レベルであった信号もLOG変換し、濃度換算す
ると、実質的的50%もデータが消失することになる。 この現象により、濃度の高いシャド一部の階調再現性が
正確に行なえないという欠点をもっている。 ハイライト部においては、カブリを生じさせなだめに、
濃度0.1以下の再生濃度が消失しやすい傾向がある。 この現象は、滑らかなハイライト階調を著しく悪化して
しまい、カラーコピーの場合は淡い色あいが再現できな
いという欠点をもっている。 これらの欠点はコピー画像を原稿として利用するジェネ
レーションコピーにより何世代も(り返しコピーがなさ
れた時には、シャド一部とハイライト部の濃度情報が著
しく減少してしまい、総合的な画質劣化の大きな原因と
なる。 本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みてなされたもの
でり、その目的とするところは、シャド一部とハイライ
ト部の各々の階調性を疑似的に補正することができ、良
好な階調画像が得られる画像処理装置を提供する点にあ
る。 [課題を解決するための手段〕 上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に
係る画像処理装置は、階調を有する濃度信号を処理する
画像処理装置において、前記濃度信号を入力する入力手
段と、前記入力した濃度信号を領域別に分離する分離手
段と、前記分離手段で分離した濃度信号の少なくとも一
領域を平滑化する平滑化手段と、前記平滑化手段で平滑
化した濃度信号を出力する出力手段とを備えることを特
徴とする。 [作用] かかる構成によれば、入力手段は濃度信号を入力し、分
離手段は入力した濃度信号を領域別に分離し、平滑化手
段は分離手段で分離した濃度信号の少なくとも一領域を
平滑化し、出力手段は平滑化手段で平滑化した濃度信号
を出力する。
る単色画像再現方法およびカラー画像再現方法を有する
画像処理装置に関するものである。 [従来の技術] 従来、この種の装置においては、デジタル式電子写真方
式の単色階調を画像処理する装置があった。 この装置を示す第7図を用いて、再現過程を説明する。 第7図において、画像の輝度信号がCCD21で得られ
る。得られた輝度信号は個々のCCD素子の感度バラツ
キを修正するシェーディング回路22を通る。修正され
た輝度信号を濃度信号に変換するために、LOG変換器
23を通す、得られた濃度信号は、電子写真方式の現像
特性の影響による階調変換を補正するため、LUT24
にて変換された後、パルス巾変換器25により信号なド
ット巾に対応した信号に変換され、レーザドライバ26
に送られる。 以上のデジタル信号処理をもってレーザ走査により感光
体(図示せず)上にはドツトの面積変化による階調特性
を有した潜像が形成され、現像。 転写、定着という過程をへて、階調画像が得られてきた
。 フルカラー階調画像の再現の場合は、さらに色分解、下
色除去、マスキング等の過程が入り、複数の色信号を並
列処理を行なうが、各色の階調再現の方法は、先に説明
した単色の場合と同じである。 [発明が解決しようとしている課題] −しかしながら、上記従来例では、C0D21の輝度分
離レベルによる制限により、輝度信号は8ビツト、すな
わち、256階調で入力されるのが′通常である。 輝度信号を濃度LOG変換した変換図を第8図に示す、
同図により、輝度の高いところ、すなわち濃度の低いと
ころにおいては、輝度の差があっても濃度レベルでは同
一値になっているところがある。 一方、輝度の低いところ、すなわち濃度の高いところに
おいては、輝度のレベルが1つちがうと、濃度レベルが
数個飛んでしまうという現象が起こっている。 上記説明を第9図を用いて補足説明する。 第9図において、横軸に実際の原稿濃度、横軸にCCD
入力による起動信号から換算した濃度レベルを示してい
る。濃度が高くなるにつれ、濃度レベルの判別能力が悪
(なっている状態が示されている。このように、輝度2
.56レベルであった信号もLOG変換し、濃度換算す
ると、実質的的50%もデータが消失することになる。 この現象により、濃度の高いシャド一部の階調再現性が
正確に行なえないという欠点をもっている。 ハイライト部においては、カブリを生じさせなだめに、
濃度0.1以下の再生濃度が消失しやすい傾向がある。 この現象は、滑らかなハイライト階調を著しく悪化して
しまい、カラーコピーの場合は淡い色あいが再現できな
いという欠点をもっている。 これらの欠点はコピー画像を原稿として利用するジェネ
レーションコピーにより何世代も(り返しコピーがなさ
れた時には、シャド一部とハイライト部の濃度情報が著
しく減少してしまい、総合的な画質劣化の大きな原因と
なる。 本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みてなされたもの
でり、その目的とするところは、シャド一部とハイライ
ト部の各々の階調性を疑似的に補正することができ、良
好な階調画像が得られる画像処理装置を提供する点にあ
る。 [課題を解決するための手段〕 上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に
係る画像処理装置は、階調を有する濃度信号を処理する
画像処理装置において、前記濃度信号を入力する入力手
段と、前記入力した濃度信号を領域別に分離する分離手
段と、前記分離手段で分離した濃度信号の少なくとも一
領域を平滑化する平滑化手段と、前記平滑化手段で平滑
化した濃度信号を出力する出力手段とを備えることを特
徴とする。 [作用] かかる構成によれば、入力手段は濃度信号を入力し、分
離手段は入力した濃度信号を領域別に分離し、平滑化手
段は分離手段で分離した濃度信号の少なくとも一領域を
平滑化し、出力手段は平滑化手段で平滑化した濃度信号
を出力する。
以下に、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例を
詳細に説明する。 第1図は本発明に係る画像処理装置をデジタル式電子写
真複写機に適用した一実施例を示すブロック図である。 同図において、1はCCD、2はシェーディング回路、
3はLOG変換器、4は濃度域分離回路、5は平滑化フ
ィルタ、6はLUT、7はパルス巾変調回路、8はLD
ドライバをそれぞれ示している。 以下に、上記構成によるデータの流れを説明する。 第2図は本実施例による濃度の傾きを有した画像の濃度
レベルを説明する図、第3図は一般的なな濃度レベルの
ヒストグラムを説明する図そして第4図は本実施例によ
る濃度レベルのヒストグラムを説明する図である。 画像はCCD1によって輝度信号に変換され、CCD素
子の感度バラツキを補正するシェーディング回路2を通
る。輝度信号はLOG変換器3により、濃度信号に変換
される。本実施例では濃度2.0が濃度レベル255に
対応させている。 濃度域分離回路4において、濃度信号は濃度1.3以上
をシャド一部として分離される。シャド一部においては
、第2図の破線のように滑らかな階調をもつ原稿から、
この時点で第2図の実線のように断続的な濃度信号に変
換されている。 得られた濃度信号から、原稿の滑らかな濃度階調を補正
するために、平滑化5を行なった。 平滑化処理は、本実施例ではW=1/4[1゜2.1]
という平滑化フィルタを使用した。 計算方法は次式の通りである。 g (x) =ΣW (i) f (x−4)f (x
)は入力画素濃度、g (x)は出力画素濃度である。 平滑化の手法として、他にヒストグラムを利用したもの
や、様々な平滑化フィルタの提案がなされており、例え
ば「強調と平滑化処理」 (中村鎮雄氏、Oplus
E、No、75.p83(1986))がある。従って
、目的に応じた最適な平滑化処理を使用する。 濃度信号については、シャド一部が平滑化処理され、シ
ャド一部以外が処理を行なわず現像特性の補正を行なう
ためにLUT6に直接出力される。 濃度信号は、パルス巾変調回路7で濃度に対応したパル
ス巾に変換され、レーザドライバ8に送られる。 本実施例を適用しなかった場合、即ち、一般的な濃度ヒ
ストグラムによれば(第3図)、濃度レベルはLUT6
での処理後の濃度信号が使用される。高濃度レベルにお
いては、ヒストグラムがとびとびのレベルしか得られて
いないことが示されている。 第3図の様なヒストグラムの画像は階調の滑らかさとい
う点で劣っている。 一方、本実施例を適用した場合の濃度ヒストグラムによ
れば(第4図)、平滑化処理により高濃度域のヒストグ
ラムの分布が広がり、再生画像が階調豊かな状態である
。 以上説明したように、本実施例によれば、特性の濃度域
につき、画像信号の平滑化を行うことにより、デジタル
処理特有の数値量子化によって生じたデータのかたより
を減少させ、滑らかな階調再現を行なう効果がある。 さて、上述した実施例では、平滑化処理をシャド一部に
対してのみ実施していたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、シャド一部に加えてハイライト部に対し
ても平滑化処理を実施しても良い。 第5図は本発明に係る画像処理装置をデジタル式電子写
真複写機に適用した他の実施例を示すブロック図である
。同図において、CCD81.シェーディング回路82
.LOG変換器83.濃度域分離回路84.平滑化フィ
ルタ85.LUT87、パルス巾変調器88.LDドラ
イバ89は、それおれ第1図のCCD 1 、シェーデ
ィング回路2、LOG変換器3.濃度域分離回路4.平
滑化フィルタ5.LUT6.パルス巾変調器7.LDド
ライバ8と同様の構成及び機能を有している。 86はハイライト部に対応した平滑化フィルタを示して
いる。 ハイライト部はカブリを避けるために、現像時の印加電
圧に閾値を設定し、ある設定濃度以下の現像が不可能に
なっている。この実施例では、濃度域分離回路84にお
いて、ハイライト部を濃度値0.2(濃度レベル15)
以下という条件で、分離し、平滑化フィルタ86で平滑
化が行われる。シャド一部においても、濃度値1.3(
濃度レベル102)以上という条件で分離し、平滑化フ
ィルタ85で平滑化が行われる。 平滑処理は、前述の実施例と同じ平滑化フィルタが使用
される。 ここで平滑化の一例を説明する。 第6図は他の実施例による走査濃度変動を説明する図で
ある。この第6図には、電子写真学会チャート隘、5女
性ポートレート像の白服ひた部の再生画像の走査濃度変
動が示されている。 濃度測定は、約100μm×約100μmの開口のマイ
クロデンシトメーターにて行われている。実線が従来の
画像処理による濃度変動であり、濃度0.08から濃度
0.14へ変動が急激であり、白服のひだの質感が損な
われている。 また、破線は本実施例による画像処理による濃度変動を
示している。この平滑化処理により、濃度変動がゆるや
かになり、白服のひだの滑らかさが再現されており、原
稿に忠実な再現となっており、効果が認められる。 このように、シャド一部とハイライト部とを像域分離し
、その領域につき平滑化処理を行なうことにより、シャ
ド一部とハイライト部の各階調性を疑似的に補正するこ
とができ、これにより良好な階調画像が得られる。 以上、2つの実施例にかかる方法を実現する装置として
、電子写真を例に説明したが1本発明はインクジェット
プリンタ、銀塩写真方式プリンタ、或いはサーマル転写
プリンタ等、他の方式の画像処理装置にも適用できるこ
とはいうまでもない[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、デジタル処理特
有の数値量子化によって生じたデータのかたよりを減少
させ、滑らかな階調再現を行なう効果がある。
詳細に説明する。 第1図は本発明に係る画像処理装置をデジタル式電子写
真複写機に適用した一実施例を示すブロック図である。 同図において、1はCCD、2はシェーディング回路、
3はLOG変換器、4は濃度域分離回路、5は平滑化フ
ィルタ、6はLUT、7はパルス巾変調回路、8はLD
ドライバをそれぞれ示している。 以下に、上記構成によるデータの流れを説明する。 第2図は本実施例による濃度の傾きを有した画像の濃度
レベルを説明する図、第3図は一般的なな濃度レベルの
ヒストグラムを説明する図そして第4図は本実施例によ
る濃度レベルのヒストグラムを説明する図である。 画像はCCD1によって輝度信号に変換され、CCD素
子の感度バラツキを補正するシェーディング回路2を通
る。輝度信号はLOG変換器3により、濃度信号に変換
される。本実施例では濃度2.0が濃度レベル255に
対応させている。 濃度域分離回路4において、濃度信号は濃度1.3以上
をシャド一部として分離される。シャド一部においては
、第2図の破線のように滑らかな階調をもつ原稿から、
この時点で第2図の実線のように断続的な濃度信号に変
換されている。 得られた濃度信号から、原稿の滑らかな濃度階調を補正
するために、平滑化5を行なった。 平滑化処理は、本実施例ではW=1/4[1゜2.1]
という平滑化フィルタを使用した。 計算方法は次式の通りである。 g (x) =ΣW (i) f (x−4)f (x
)は入力画素濃度、g (x)は出力画素濃度である。 平滑化の手法として、他にヒストグラムを利用したもの
や、様々な平滑化フィルタの提案がなされており、例え
ば「強調と平滑化処理」 (中村鎮雄氏、Oplus
E、No、75.p83(1986))がある。従って
、目的に応じた最適な平滑化処理を使用する。 濃度信号については、シャド一部が平滑化処理され、シ
ャド一部以外が処理を行なわず現像特性の補正を行なう
ためにLUT6に直接出力される。 濃度信号は、パルス巾変調回路7で濃度に対応したパル
ス巾に変換され、レーザドライバ8に送られる。 本実施例を適用しなかった場合、即ち、一般的な濃度ヒ
ストグラムによれば(第3図)、濃度レベルはLUT6
での処理後の濃度信号が使用される。高濃度レベルにお
いては、ヒストグラムがとびとびのレベルしか得られて
いないことが示されている。 第3図の様なヒストグラムの画像は階調の滑らかさとい
う点で劣っている。 一方、本実施例を適用した場合の濃度ヒストグラムによ
れば(第4図)、平滑化処理により高濃度域のヒストグ
ラムの分布が広がり、再生画像が階調豊かな状態である
。 以上説明したように、本実施例によれば、特性の濃度域
につき、画像信号の平滑化を行うことにより、デジタル
処理特有の数値量子化によって生じたデータのかたより
を減少させ、滑らかな階調再現を行なう効果がある。 さて、上述した実施例では、平滑化処理をシャド一部に
対してのみ実施していたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、シャド一部に加えてハイライト部に対し
ても平滑化処理を実施しても良い。 第5図は本発明に係る画像処理装置をデジタル式電子写
真複写機に適用した他の実施例を示すブロック図である
。同図において、CCD81.シェーディング回路82
.LOG変換器83.濃度域分離回路84.平滑化フィ
ルタ85.LUT87、パルス巾変調器88.LDドラ
イバ89は、それおれ第1図のCCD 1 、シェーデ
ィング回路2、LOG変換器3.濃度域分離回路4.平
滑化フィルタ5.LUT6.パルス巾変調器7.LDド
ライバ8と同様の構成及び機能を有している。 86はハイライト部に対応した平滑化フィルタを示して
いる。 ハイライト部はカブリを避けるために、現像時の印加電
圧に閾値を設定し、ある設定濃度以下の現像が不可能に
なっている。この実施例では、濃度域分離回路84にお
いて、ハイライト部を濃度値0.2(濃度レベル15)
以下という条件で、分離し、平滑化フィルタ86で平滑
化が行われる。シャド一部においても、濃度値1.3(
濃度レベル102)以上という条件で分離し、平滑化フ
ィルタ85で平滑化が行われる。 平滑処理は、前述の実施例と同じ平滑化フィルタが使用
される。 ここで平滑化の一例を説明する。 第6図は他の実施例による走査濃度変動を説明する図で
ある。この第6図には、電子写真学会チャート隘、5女
性ポートレート像の白服ひた部の再生画像の走査濃度変
動が示されている。 濃度測定は、約100μm×約100μmの開口のマイ
クロデンシトメーターにて行われている。実線が従来の
画像処理による濃度変動であり、濃度0.08から濃度
0.14へ変動が急激であり、白服のひだの質感が損な
われている。 また、破線は本実施例による画像処理による濃度変動を
示している。この平滑化処理により、濃度変動がゆるや
かになり、白服のひだの滑らかさが再現されており、原
稿に忠実な再現となっており、効果が認められる。 このように、シャド一部とハイライト部とを像域分離し
、その領域につき平滑化処理を行なうことにより、シャ
ド一部とハイライト部の各階調性を疑似的に補正するこ
とができ、これにより良好な階調画像が得られる。 以上、2つの実施例にかかる方法を実現する装置として
、電子写真を例に説明したが1本発明はインクジェット
プリンタ、銀塩写真方式プリンタ、或いはサーマル転写
プリンタ等、他の方式の画像処理装置にも適用できるこ
とはいうまでもない[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、デジタル処理特
有の数値量子化によって生じたデータのかたよりを減少
させ、滑らかな階調再現を行なう効果がある。
第1図は本発明に係る画像処理装置をデジタル式電子写
真複写機に適用した一実施例を示すブロック図、 第2図は本実施例による濃度の傾きを有した画像の濃度
レベルを説明する図、 第3図は一般的なな濃度レベルのヒストグラムを説明す
る図、 第4図は本実施例による濃度レベルのヒストグラムを説
明する図、 第5図は本発明に係る画像処理装置をデジタル式電子写
真複写機に適用した他の実施例を示すブロック図、 第6図は他の実施例による走査濃度変動を説明する図、 第7図は従来の複写機の一例を示すブロック図、 第8図はCOD入力輝度レベルとLOG変換後の濃度レ
ベルとの関係を説明する図、 第9図は原稿の濃度レベルとLOG変換後の濃度レベル
との関係を説明する図である。 図中、1,21.81・・・COD、2,22゜82・
・・シェーディング回路、3,23.83・・・LOG
変換器、4.84・・・濃度域分離回路、5.85.8
6・・・平滑化フィルタ、6,24.87・・・LUT
、7.88・・・パルス巾変調回路、8,26゜89・
・・LDドライバ、25・・・パルス巾変換器である。 距離 第2図 濃度レベル 第3図 濃度レベル 第4図 mm 走査距離 第6図 第8図
真複写機に適用した一実施例を示すブロック図、 第2図は本実施例による濃度の傾きを有した画像の濃度
レベルを説明する図、 第3図は一般的なな濃度レベルのヒストグラムを説明す
る図、 第4図は本実施例による濃度レベルのヒストグラムを説
明する図、 第5図は本発明に係る画像処理装置をデジタル式電子写
真複写機に適用した他の実施例を示すブロック図、 第6図は他の実施例による走査濃度変動を説明する図、 第7図は従来の複写機の一例を示すブロック図、 第8図はCOD入力輝度レベルとLOG変換後の濃度レ
ベルとの関係を説明する図、 第9図は原稿の濃度レベルとLOG変換後の濃度レベル
との関係を説明する図である。 図中、1,21.81・・・COD、2,22゜82・
・・シェーディング回路、3,23.83・・・LOG
変換器、4.84・・・濃度域分離回路、5.85.8
6・・・平滑化フィルタ、6,24.87・・・LUT
、7.88・・・パルス巾変調回路、8,26゜89・
・・LDドライバ、25・・・パルス巾変換器である。 距離 第2図 濃度レベル 第3図 濃度レベル 第4図 mm 走査距離 第6図 第8図
Claims (2)
- (1)階調を有する濃度信号を処理する画像処理装置に
おいて、 前記濃度信号を入力する入力手段と、 前記入力した濃度信号を領域別に分離する分離手段と、 前記分離手段で分離した濃度信号の少なくとも一領域を
平滑化する平滑化手段と、 前記平滑化手段で平滑化した濃度信号を出力する出力手
段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - (2)前記分離手段は少なくともシャドー領域とハイラ
イト領域とを分離し、前記平滑化手段は前記シャドー領
域とハイライト領域をそれぞれ平滑化することを特徴と
する請求項第1項記載の画像処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2300961A JPH04175065A (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 画像処理装置 |
US08/486,250 US5875036A (en) | 1990-11-08 | 1995-06-07 | Image processing apparatus which separates an image signal according to density level |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2300961A JPH04175065A (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04175065A true JPH04175065A (ja) | 1992-06-23 |
Family
ID=17891162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2300961A Pending JPH04175065A (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 画像処理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5875036A (ja) |
JP (1) | JPH04175065A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6865294B2 (en) | 2000-10-03 | 2005-03-08 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image reproducing apparatus, image reproducing method, and computer readable storage medium |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002101051A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-04-05 | Hitachi Ltd | 波長多重光インタコネクション装置 |
JP2003051949A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-21 | Fujitsu Ltd | 画像処理方法及び画像出力装置 |
JP2007043306A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Canon Inc | 画像処理装置および画像処理方法 |
JP4544109B2 (ja) * | 2005-09-16 | 2010-09-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置およびプログラム |
Family Cites Families (16)
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---|---|---|---|---|
US4707745A (en) * | 1984-12-20 | 1987-11-17 | Ricoh Company, Ltd. | Digital copier with document image region decision device |
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