JPH04168296A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPH04168296A JPH04168296A JP29578890A JP29578890A JPH04168296A JP H04168296 A JPH04168296 A JP H04168296A JP 29578890 A JP29578890 A JP 29578890A JP 29578890 A JP29578890 A JP 29578890A JP H04168296 A JPH04168296 A JP H04168296A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- drum
- heat
- aluminum
- diffusion layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910052797 bismuth Inorganic materials 0.000 claims abstract 5
- 229910052718 tin Inorganic materials 0.000 claims abstract 5
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract 3
- 229910052787 antimony Inorganic materials 0.000 claims abstract 3
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims abstract 3
- 229910001092 metal group alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract 3
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 claims abstract 3
- 239000011701 zinc Substances 0.000 claims abstract 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims abstract 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract 2
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract 2
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- JCXGWMGPZLAOME-UHFFFAOYSA-N bismuth atom Chemical compound [Bi] JCXGWMGPZLAOME-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- WATWJIUSRGPENY-UHFFFAOYSA-N antimony atom Chemical compound [Sb] WATWJIUSRGPENY-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 229910052745 lead Inorganic materials 0.000 abstract 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract 2
- 230000008021 deposition Effects 0.000 abstract 2
- 238000005253 cladding Methods 0.000 abstract 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 abstract 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 abstract 1
Landscapes
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、給湯機器、暖房機器などに使用され金属製伝
熱部材よりなる熱交換器に関するものである。
熱部材よりなる熱交換器に関するものである。
従来の技術
従来の給湯機器、暖房機器等に、使用されている熱交換
器には、銅製の素材の表面に鉛もしくは鉛に少量のすす
を混入させた合金を溶融めっきしたものやアルミニウム
が使用されていた。
器には、銅製の素材の表面に鉛もしくは鉛に少量のすす
を混入させた合金を溶融めっきしたものやアルミニウム
が使用されていた。
第3図は従来の熱交換器の外観斜視図である。
図において熱交換器は、燃焼室を内部に設けたドラム1
と熱交換された水又は気体が通過する熱交換器チューブ
2とドラム1の側面に設けられた吸熱フィン3の伝熱部
材より構成されている。
と熱交換された水又は気体が通過する熱交換器チューブ
2とドラム1の側面に設けられた吸熱フィン3の伝熱部
材より構成されている。
この構成において、燃焼排ガスの接触側、特にドラム1
と吸熱フィン3が接合されている部分の低温部では、燃
焼排ガス中に含まれているNOx、So、、Co、co
!、水蒸気などが凝縮結露して酸となる。これらの酸に
より、熱交換器の素材である銅やアルミニウムが腐食さ
れることがあった。熱交換器のドラム1がアルミニウム
の素材の場合にはアルミニウムが腐食することを防止す
るため、アルミニウムの表面に電気亜鉛めっきを施した
後、熱処理により亜鉛の拡散処理層を設はアルミニウム
表面にシリコン変性エポキシ系塗料を塗布していた。
と吸熱フィン3が接合されている部分の低温部では、燃
焼排ガス中に含まれているNOx、So、、Co、co
!、水蒸気などが凝縮結露して酸となる。これらの酸に
より、熱交換器の素材である銅やアルミニウムが腐食さ
れることがあった。熱交換器のドラム1がアルミニウム
の素材の場合にはアルミニウムが腐食することを防止す
るため、アルミニウムの表面に電気亜鉛めっきを施した
後、熱処理により亜鉛の拡散処理層を設はアルミニウム
表面にシリコン変性エポキシ系塗料を塗布していた。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記のような構成では給湯機器などの効率
をアンプしてコンパクト化を図るためには、燃焼排ガス
温度が低下し、熱交換器での結露量が増加する、さらに
燃焼室の負荷が増加し、高N08化することにより、腐
食性の強い結露水の発生が多くなる。その結果、結露腐
食しやすくなり、従来の表面処理では、腐食を抑えられ
ないという課題を有していた。また、アルミニウムの表
面に直接、すず、鉛などの合金を溶融めっきする方法も
考えられるが、アルミニウムとの密着力が弱いため均一
の層が付着できないという課題もあった。
をアンプしてコンパクト化を図るためには、燃焼排ガス
温度が低下し、熱交換器での結露量が増加する、さらに
燃焼室の負荷が増加し、高N08化することにより、腐
食性の強い結露水の発生が多くなる。その結果、結露腐
食しやすくなり、従来の表面処理では、腐食を抑えられ
ないという課題を有していた。また、アルミニウムの表
面に直接、すず、鉛などの合金を溶融めっきする方法も
考えられるが、アルミニウムとの密着力が弱いため均一
の層が付着できないという課題もあった。
本発明はこのような従来の課題を解消するもので耐食性
を向上させた熱交換器を提供することを目的とするもの
である。
を向上させた熱交換器を提供することを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段
本発明は、上記!l1題を解消するもので、アルミニう
ムの素材表面に電気亜鉛めっきを施した後、亜鉛を拡散
処理させ、さらにこの表面に、すず、鉛、ビスマスもし
くは、すず、鉛、ビスマス、アンチモンからなる金属の
合金をクラッドまたは溶融めっきするものである。
ムの素材表面に電気亜鉛めっきを施した後、亜鉛を拡散
処理させ、さらにこの表面に、すず、鉛、ビスマスもし
くは、すず、鉛、ビスマス、アンチモンからなる金属の
合金をクラッドまたは溶融めっきするものである。
作用
本発明は上記した構成によりアルミニウムの素材の表面
にできたクラッド層または、溶融めっき層は均一な層と
なり、耐食性に優れているので腐食を防止する。またこ
の均一な層は、アルミニウムの素材に比較して熱交換の
吸熱フィンとの接合が容易となる。
にできたクラッド層または、溶融めっき層は均一な層と
なり、耐食性に優れているので腐食を防止する。またこ
の均一な層は、アルミニウムの素材に比較して熱交換の
吸熱フィンとの接合が容易となる。
実施例
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図にもとづいて
説明する。
説明する。
図において、1はアルミニウムの素材からなるドラム(
以下ドラムという。)このドラム1に熱交換チューブ2
及び吸熱フィン3が接合されている。なお、ドラムlの
表面には亜鉛を拡散処理して亜鉛の拡散層4を設け、ド
ラム1の燃焼室側の表面にクラッド層5を設けている。
以下ドラムという。)このドラム1に熱交換チューブ2
及び吸熱フィン3が接合されている。なお、ドラムlの
表面には亜鉛を拡散処理して亜鉛の拡散層4を設け、ド
ラム1の燃焼室側の表面にクラッド層5を設けている。
今回の実験ではクラッド層5の合金成分は、重量比で、
すず−5%、鉛−残部、ビスマス−5%、アンチモン−
2%のものを使用した。
すず−5%、鉛−残部、ビスマス−5%、アンチモン−
2%のものを使用した。
耐食性からの観点から判断すると合金成分は、すず−0
,1〜100%、ビスマス−0,1〜20%、アンチモ
ン−0,1〜10%のものが最も適していることが判明
した。
,1〜100%、ビスマス−0,1〜20%、アンチモ
ン−0,1〜10%のものが最も適していることが判明
した。
また、クラッド層5の厚さは、5〜500μm程度が適
していることが分った。
していることが分った。
この構成においても図に示す熱交換器のドラム1内の燃
焼室の下部に配置されたバーナ(図示せず)が燃焼した
際には、ドラム1、吸熱フィン3が熱交換器チューブ2
内を流れる流体によって部分的に冷却されるために、こ
れらの表面に結露が生じ、燃焼排ガス中に含まれるNo
、、So、、CO2などが溶解し、濃縮されて、腐食性
の強い、例えば、硝酸、硫酸などの酸性結露水が発生す
る。
焼室の下部に配置されたバーナ(図示せず)が燃焼した
際には、ドラム1、吸熱フィン3が熱交換器チューブ2
内を流れる流体によって部分的に冷却されるために、こ
れらの表面に結露が生じ、燃焼排ガス中に含まれるNo
、、So、、CO2などが溶解し、濃縮されて、腐食性
の強い、例えば、硝酸、硫酸などの酸性結露水が発生す
る。
しかしながら本実施例のクラッド層5を形成したドラム
1は硝酸、硫酸などの酸にも十分に耐え得る優れた耐腐
食性を有する。もし、万一、長時間使用してこのコーテ
ィングされたクラッド層5が劣化してもその時は、下地
の亜鉛の拡散層4が犠牲陽極として作用しドラムlを防
食する。従って、ドラム1は、二重に防食される。また
吸熱フィン3やドラム1の表面への腐食生成物の堆積が
なくなり、これが原因で起こる不完全燃焼や汚染を防止
することができ、熱交換器としての耐久性、信輔性を向
上することができる。
1は硝酸、硫酸などの酸にも十分に耐え得る優れた耐腐
食性を有する。もし、万一、長時間使用してこのコーテ
ィングされたクラッド層5が劣化してもその時は、下地
の亜鉛の拡散層4が犠牲陽極として作用しドラムlを防
食する。従って、ドラム1は、二重に防食される。また
吸熱フィン3やドラム1の表面への腐食生成物の堆積が
なくなり、これが原因で起こる不完全燃焼や汚染を防止
することができ、熱交換器としての耐久性、信輔性を向
上することができる。
発明の効果
以上のように本発明の熱交換器によれば次の効果が得ら
れる。
れる。
■ 伝熱部材であるアルミニウムの素材の表面の腐食が
なくなり、熱交換器としての耐久性が大幅に向上する。
なくなり、熱交換器としての耐久性が大幅に向上する。
■ 熱交換器のドラム、吸熱フィン部への腐食生成物の
堆積がなく、これが原因で発止する不完全燃焼を防止す
ることができるとともに、周囲への汚染がなくなる。
堆積がなく、これが原因で発止する不完全燃焼を防止す
ることができるとともに、周囲への汚染がなくなる。
■ すず、鉛、ビスマス、アンチモンは、アルミニウム
の接合に用いられ、またろ−材との結合力が強く、吸熱
フィンとの接合にも通している。
の接合に用いられ、またろ−材との結合力が強く、吸熱
フィンとの接合にも通している。
■ 長期間にわたり、初期の優れた熱交換率を維持する
ことができる。
ことができる。
第1図は、本発明の一実施例における熱交換器の外観斜
視図である。第2図は同熱交換器のクララド層の一部拡
大断面図、第3図は従来の熱交換器の外観斜視図である
。 ■・・・・・・ドラム、2・・・・・・熱交換器チュー
ブ、3・・・・・・吸熱フィン、4・・・・・・亜鉛の
拡散層、5・・・・・・クラッド層、6・・・・・・ろ
−材。 代理人の氏名 弁理士 小鍜治 明 ほか2名1−一ト
′ラム z−−一降′rC練蔦1ユーフー 3−−− リ(W!、フィン 4−を鉛りzLL1 21 図 5・・・り2ツド1
1〜−一 ドラ 、 第 2 図 /−ドラム 第3図 2−蒸女橡昏、ユーヮ。 3゛−障Jt 與hフィン
視図である。第2図は同熱交換器のクララド層の一部拡
大断面図、第3図は従来の熱交換器の外観斜視図である
。 ■・・・・・・ドラム、2・・・・・・熱交換器チュー
ブ、3・・・・・・吸熱フィン、4・・・・・・亜鉛の
拡散層、5・・・・・・クラッド層、6・・・・・・ろ
−材。 代理人の氏名 弁理士 小鍜治 明 ほか2名1−一ト
′ラム z−−一降′rC練蔦1ユーフー 3−−− リ(W!、フィン 4−を鉛りzLL1 21 図 5・・・り2ツド1
1〜−一 ドラ 、 第 2 図 /−ドラム 第3図 2−蒸女橡昏、ユーヮ。 3゛−障Jt 與hフィン
Claims (1)
- 亜鉛の拡散層を設けたアルミニウムの素材の表面に、す
ず、鉛、ビスマスまたは、すず、鉛、ビスマス、アンチ
モンからなる金属の合金層をクラッドまたは、溶融めっ
きした熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29578890A JPH04168296A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29578890A JPH04168296A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04168296A true JPH04168296A (ja) | 1992-06-16 |
Family
ID=17825170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29578890A Pending JPH04168296A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04168296A (ja) |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP29578890A patent/JPH04168296A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0448546B2 (ja) | ||
US20030066632A1 (en) | Corrosion-resistant heat exchanger | |
PL166225B1 (pl) | Sposób wytwarzania wymiennika ciepla PL PL | |
JP2004053167A (ja) | 流体流路用の導管及び該導管を備えた熱交換器 | |
EP0950127B1 (en) | Advanced galvanic corrosion protection | |
JPH04168296A (ja) | 熱交換器 | |
JPS60240956A (ja) | 熱交換器 | |
JPH04190097A (ja) | 熱交換器 | |
JPS60164168A (ja) | 熱交換器 | |
JPS6057152A (ja) | 熱交換器 | |
JPS58123096A (ja) | 熱交換器 | |
JPH02227246A (ja) | 熱交換器 | |
JPH04306494A (ja) | 熱交換器 | |
JPS60164167A (ja) | 熱交換器 | |
JPH02101396A (ja) | 熱交換器 | |
JPS6383595A (ja) | アルミニウム製熱交換器用チユ−ブ | |
JPH02122199A (ja) | 熱交換器 | |
JPS6115044A (ja) | 熱交換器 | |
JPS60213757A (ja) | 熱交換器 | |
JPH06323779A (ja) | 加熱機器 | |
JPS60174454A (ja) | 湯沸用熱交換器 | |
JPH02101179A (ja) | 熱交換器 | |
JPH04184098A (ja) | 熱交換器 | |
MXPA99003645A (en) | Advanced galvanic corrosion protection | |
JPS60245787A (ja) | 熱交換器 |