JPH0360509A - ディジタル信号処理回路 - Google Patents
ディジタル信号処理回路Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
A 産業上の利用分野
本発明は、バイナリコードで表わされた入力データを複
数の係数で割った余りの組み合わせで示すRNSコード
に変換して信号処理を行ういわゆるRNS方式を採用し
たディジタル信号処理回路に関する。 B 発明の概要 本発明は、いわゆるRNS方式を採用したディジタル信
号処理回路において、入力データをRNSコードに変換
するRNSエンコーダに、上記入力データを上記RNS
コードのいずれかの係数の倍数に変換する変換手段を設
け、上記係数の処理系の故障発生時に上記変換手段を作
動させることにより、当該ディジタル信号処理回路の出
力に基づいて故障箇所を推定できるようにしたものであ
る。 C従来の技術 従来、ディジタル信号処理回路として、剰余演算法を利
用して演算処理するシステム(RNS:Re5idue
Number 5ystes+)がr I RE t
ransactions on electron
ic computers J (Vol、
EL −8No、6. June 1959. pp、
140−147)や’IEEEcomputer J
(Vol、17. No、5. May 1984.p
p、5O−61)で提案されている。 このRNS方式を採用したディジタル信号処理システム
では、バイナリコードで表わされた入力データを複数の
係数(modulus)で割った余りの組み合わせで示
すRNSコードに変換して、係数毎に独立した系でmo
dulo演算するために、バイナリ演算に比べて、演算
処理の際の桁上げ処理が不要になることから、高精度か
つ高速度でディジタル信号を演算処理することができる
。 上記RNS方式を採用したディジタル信号処理システム
として、「電気通信学会論文誌、 (’84/4Vo1
. J67−I No、4pp、536−543)に記
載されているようなディジタルフィルタ装置がある。 上記RNS方式を採用したディジタルフィルタ装置は、
第4図に示すように構成されている。 この第4図に示すRNS方式のディジタルフィルタ装置
は、バイナリコードで表わされたディジタル映像信号D
1が入力されるエンコーダ部40と、このエンコーダ部
40の出力が供給されるフィルタ部50と、このフィル
タ部50の出力が供給されるデコーダ部60とから構成
されている。 上記エンコーダ部4oは、n + I (itのエンコ
ーダ41,42.・・・により構成されている。これら
各エンコーダ41,42.・・・は、ROMによる変換
テーブルを用いて構成されている。そして、上記エンコ
ーダ41,42.・・・に用いられる変換テーブルは、
その変換テーブルデータとして、バイナリコードデータ
を互いに素な関係のn+1個の正の整数m o + m
r + m z + ・・・2mnで割り算して得ら
れる上記各係数m 61 m l+ m z + ・・
・1m7に対応する剰余データRo+Rt+Rz+ ・
・・+R+sが書き込まれたROMにより形成されてい
る。 このエンコーダ部40に入力される上記バイナリコード
で表わされたディジタル映像信号D□は、上記変換テー
ブルを用いたエンコーダ41,42゜・・・により上記
係@m o + m + + m z + ・・・5m
4に対応する剰余データRゆ+R++Rz+ ・・・+
Raに変換される。 そして、このエンコーダ部40は、上記ディジタル映像
信号Dllについて、上記エンコーダ4142、・・・
により得られる上記剰余データR,,R1+R2+ ・
・・l Rnの組み合わせで示したRNSコードデータ
D□を出力する。 このエンコーダ部40から出力されるRNSコードデー
タD□が、上記フィルタ部50に供給されている。 このフィルタ部50は、上記係数m O! m + +
m z +・・・1m7に対応するn+1個のディジ
タルフィルタ回路41,52.・・・により構成されて
いる。 これら各ディジタルフィルタ回路41,52.・・・ば
、上記エンコーダ部40から供給されるRNSコードデ
ータD□について、上記剰余データR0゜R,、R,、
、、、、R,毎すなわち上記係数m 61 m 1 +
mal ・・・1m、l毎に所望の同一のフィルタ特性
を与える+modulo演算処理を行うようになってい
る。 なお、上記ディジタルフィルタ回路41.52・・・は
、上記ディジタルフィルタ回路41が剰余データR0に
ついて演算処理をiテい、上記ディジタルフィルタ回路
42が剰余データR7について演算処理を行い、以下同
様に、各ディジタルフィルタ回路が対応する各剰余デー
タ毎にmodulo演算処理を行う。 すなわち、このフィルタ部50では、上記剰余データR
O+ Rr + Rt+ ・・・1R7の組み合わせで
表わされたRNSコードデータD□について、上記ディ
ジタルフィルタ回路41,52.・・・が上記係数mo
+m++mt+ ・・・、m、l毎に独立した一odu
l。 演算処理を行うことにより、所望のフィルタ特性を与え
た各剰余データが上記各ディジタルフィルタ回路41,
52.・・・により形成される。 そして、このフィルタ部50は、上記各ディジタルフィ
ルタ回路41.52.・・・により得られる各剰余デー
タの組み合わせで表わされるRNSコードデータD8゜
を出力する。 このフィルタ部50から出力されるRNSコードデータ
D11Gが、上記デコーダ部60に供給されている。 このデコーダ部60は、ROMによる変換テーブルを用
いて構成されている。このデコーダ部6Oに用いられる
変換テーブルは、その変換テーブルデータとして、RN
Sコードデータに対応するバイナリコードデータが書き
込まれたROMにより形成されている。 そして、このデコーダ部60は、上記フィルタ部50か
ら供給されるRNSコードデータD8゜を上記変換テー
ブルにより対応するバイナリコードデータD、。に変換
して出力する。 ここで、上記RNSコードデータは、例えば孫氏の剰余
定理に基づいてバイナリコードデータに変換することが
できる。 すなわち、孫氏の剰余定理によれば、係数m。 に関するXの剰余riを記号+sodを用いて、r五=
xmodml ・・・第1式の第1式で表わ
せば、ある正の整数の瓦いに素な関係にある正の整数m
o + m t + m z + ・・・1mイに対
する剰余データR,,R,,R□・・・+ Raの組み
合わせでRNSコードデータDIIOを表わして、M、
=□ ・・・第3弐m! 1 ” NI M! ll0d m= ” ’
第4式の第2式、第3式および第4式で表わされる値M
。 M、およびN1から、 の第5式を解いて値Bのバイナリコードデータに復調す
ることができる。 上記デコーダ部60は、このようにして得られるバイナ
リコードデータを変換テーブルデータとして書き込んだ
ROMによる変換テーブルを用いて構成することができ
る。 D 発明が解決しようとする課題 ところで、上述の第4図に示したディジタルフィルタ装
置において、n−5で、各係数m a + m + +
m 11 m 31 m 4をme =7. m= =
11. mg = 13、ms =15.m4−16
とした場合を例として、バイナリコードデータD、とR
NSコードデータD11との対応関係を示すと、 第1表のように 示される。 このようにRNS方式を採用したディジタルフィルタ装
置では、バイナリコードデータD、が連続しているとき
にはRNSコードデークDえも連続的に変化している。 しかし、例えばバイナリコードデータD、の
数の係数で割った余りの組み合わせで示すRNSコード
に変換して信号処理を行ういわゆるRNS方式を採用し
たディジタル信号処理回路に関する。 B 発明の概要 本発明は、いわゆるRNS方式を採用したディジタル信
号処理回路において、入力データをRNSコードに変換
するRNSエンコーダに、上記入力データを上記RNS
コードのいずれかの係数の倍数に変換する変換手段を設
け、上記係数の処理系の故障発生時に上記変換手段を作
動させることにより、当該ディジタル信号処理回路の出
力に基づいて故障箇所を推定できるようにしたものであ
る。 C従来の技術 従来、ディジタル信号処理回路として、剰余演算法を利
用して演算処理するシステム(RNS:Re5idue
Number 5ystes+)がr I RE t
ransactions on electron
ic computers J (Vol、
EL −8No、6. June 1959. pp、
140−147)や’IEEEcomputer J
(Vol、17. No、5. May 1984.p
p、5O−61)で提案されている。 このRNS方式を採用したディジタル信号処理システム
では、バイナリコードで表わされた入力データを複数の
係数(modulus)で割った余りの組み合わせで示
すRNSコードに変換して、係数毎に独立した系でmo
dulo演算するために、バイナリ演算に比べて、演算
処理の際の桁上げ処理が不要になることから、高精度か
つ高速度でディジタル信号を演算処理することができる
。 上記RNS方式を採用したディジタル信号処理システム
として、「電気通信学会論文誌、 (’84/4Vo1
. J67−I No、4pp、536−543)に記
載されているようなディジタルフィルタ装置がある。 上記RNS方式を採用したディジタルフィルタ装置は、
第4図に示すように構成されている。 この第4図に示すRNS方式のディジタルフィルタ装置
は、バイナリコードで表わされたディジタル映像信号D
1が入力されるエンコーダ部40と、このエンコーダ部
40の出力が供給されるフィルタ部50と、このフィル
タ部50の出力が供給されるデコーダ部60とから構成
されている。 上記エンコーダ部4oは、n + I (itのエンコ
ーダ41,42.・・・により構成されている。これら
各エンコーダ41,42.・・・は、ROMによる変換
テーブルを用いて構成されている。そして、上記エンコ
ーダ41,42.・・・に用いられる変換テーブルは、
その変換テーブルデータとして、バイナリコードデータ
を互いに素な関係のn+1個の正の整数m o + m
r + m z + ・・・2mnで割り算して得ら
れる上記各係数m 61 m l+ m z + ・・
・1m7に対応する剰余データRo+Rt+Rz+ ・
・・+R+sが書き込まれたROMにより形成されてい
る。 このエンコーダ部40に入力される上記バイナリコード
で表わされたディジタル映像信号D□は、上記変換テー
ブルを用いたエンコーダ41,42゜・・・により上記
係@m o + m + + m z + ・・・5m
4に対応する剰余データRゆ+R++Rz+ ・・・+
Raに変換される。 そして、このエンコーダ部40は、上記ディジタル映像
信号Dllについて、上記エンコーダ4142、・・・
により得られる上記剰余データR,,R1+R2+ ・
・・l Rnの組み合わせで示したRNSコードデータ
D□を出力する。 このエンコーダ部40から出力されるRNSコードデー
タD□が、上記フィルタ部50に供給されている。 このフィルタ部50は、上記係数m O! m + +
m z +・・・1m7に対応するn+1個のディジ
タルフィルタ回路41,52.・・・により構成されて
いる。 これら各ディジタルフィルタ回路41,52.・・・ば
、上記エンコーダ部40から供給されるRNSコードデ
ータD□について、上記剰余データR0゜R,、R,、
、、、、R,毎すなわち上記係数m 61 m 1 +
mal ・・・1m、l毎に所望の同一のフィルタ特性
を与える+modulo演算処理を行うようになってい
る。 なお、上記ディジタルフィルタ回路41.52・・・は
、上記ディジタルフィルタ回路41が剰余データR0に
ついて演算処理をiテい、上記ディジタルフィルタ回路
42が剰余データR7について演算処理を行い、以下同
様に、各ディジタルフィルタ回路が対応する各剰余デー
タ毎にmodulo演算処理を行う。 すなわち、このフィルタ部50では、上記剰余データR
O+ Rr + Rt+ ・・・1R7の組み合わせで
表わされたRNSコードデータD□について、上記ディ
ジタルフィルタ回路41,52.・・・が上記係数mo
+m++mt+ ・・・、m、l毎に独立した一odu
l。 演算処理を行うことにより、所望のフィルタ特性を与え
た各剰余データが上記各ディジタルフィルタ回路41,
52.・・・により形成される。 そして、このフィルタ部50は、上記各ディジタルフィ
ルタ回路41.52.・・・により得られる各剰余デー
タの組み合わせで表わされるRNSコードデータD8゜
を出力する。 このフィルタ部50から出力されるRNSコードデータ
D11Gが、上記デコーダ部60に供給されている。 このデコーダ部60は、ROMによる変換テーブルを用
いて構成されている。このデコーダ部6Oに用いられる
変換テーブルは、その変換テーブルデータとして、RN
Sコードデータに対応するバイナリコードデータが書き
込まれたROMにより形成されている。 そして、このデコーダ部60は、上記フィルタ部50か
ら供給されるRNSコードデータD8゜を上記変換テー
ブルにより対応するバイナリコードデータD、。に変換
して出力する。 ここで、上記RNSコードデータは、例えば孫氏の剰余
定理に基づいてバイナリコードデータに変換することが
できる。 すなわち、孫氏の剰余定理によれば、係数m。 に関するXの剰余riを記号+sodを用いて、r五=
xmodml ・・・第1式の第1式で表わ
せば、ある正の整数の瓦いに素な関係にある正の整数m
o + m t + m z + ・・・1mイに対
する剰余データR,,R,,R□・・・+ Raの組み
合わせでRNSコードデータDIIOを表わして、M、
=□ ・・・第3弐m! 1 ” NI M! ll0d m= ” ’
第4式の第2式、第3式および第4式で表わされる値M
。 M、およびN1から、 の第5式を解いて値Bのバイナリコードデータに復調す
ることができる。 上記デコーダ部60は、このようにして得られるバイナ
リコードデータを変換テーブルデータとして書き込んだ
ROMによる変換テーブルを用いて構成することができ
る。 D 発明が解決しようとする課題 ところで、上述の第4図に示したディジタルフィルタ装
置において、n−5で、各係数m a + m + +
m 11 m 31 m 4をme =7. m= =
11. mg = 13、ms =15.m4−16
とした場合を例として、バイナリコードデータD、とR
NSコードデータD11との対応関係を示すと、 第1表のように 示される。 このようにRNS方式を採用したディジタルフィルタ装
置では、バイナリコードデータD、が連続しているとき
にはRNSコードデークDえも連続的に変化している。 しかし、例えばバイナリコードデータD、の
〔0〕を表
わすRNSコードデータDえ 〔00000)のいずれ
かの係数の剰余データが1になったときに表現されるバ
イナリコードデータD、は、第2表のようになってしま
う。 このように、RNSコードデータDえは、いずれかの係
数m 01 m 11 m□m21m4の系の剰余デー
タの値が1だけ変化した場合にも、対応するバイナリコ
ードデータD、の値が著しく変化する。 したがって、RNS方式を採用したディジタルフィルタ
装置では、ある係数の系の信号が他の信号と短絡したり
、0やlに縮退するような故障が1ビット発生しただけ
でデコード結果が本来の値から大きくかけ離れたものと
なる。そのため、ある係数の系に故障が発生した場合に
、どの係数の系のどの信号ビットで故障が発生している
のかを推定するのが困難であるという問題点がある。 そこで、本発明は、上述のようにRNS方式を採用した
ディジタルフィルタ装置におけるの問題点に鑑み、バイ
ナリコードで表わされた入力データを複数の係数で割っ
た余りの組み合わせで示すRNSコードに変換して信号
処理を行うディジタル信号処理回路において、ある係数
の系の信号が他の信号と短絡したり、0や1に縮退する
ような故障が発生した場合に、その故障箇所を推定する
故障診断を可能にすることを目的とし、出力信号をアナ
ログ化した信号波形の観測により、どの係数の系のどの
信号ビットで故障が発生しているのかを推定できるよう
にしたディジタル信号処理回路を提供するものである。 E 課題を解決するための手段 上述の目的を遠戚するために、本発明は、バイナリコー
ドで表わされた入力データを複数の係数で割った余りの
組み合わせで示すRNSコードに変換して信号処理を行
うディジタル信号処理回路において、入力データをRN
Sコードに変換するRNSエンコーダの入力端に、上記
入力データを上記RNSコードのいずれかの係数の倍数
に変換する入力変換手段を設けたものである。 F 作用 本発明に係るディジタル信号処理回路において、バイナ
リコードの入力データは、入力変換手段によりRNSコ
ードのいずれかの係数rrJの倍数に変換される。この
人力変換手段で変換された入力データがRNSエンコー
ダによりRNSコードに変換される。このディジタル信
号処理回路では、入力データが上記RNSエンコーダの
入力側でRNSコードのいずれかの係数miの倍数に変
換されることにより、上記RNSエンコーダの出力側の
係数m1の系の出力が常にゼロになることで、上記入力
データとしてランプ波形データを用いると、上記係数m
+に応じた段差の階段状波形のバイナリコードに対応す
るRNSコードデータが出力される。 G 実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。 なお、以下に説明する実施例は、互いに素な関係にある
正の整数m 6 、 m 11 m 11 m 3 、
m 4を係数とするRNS方式のディジタルフィルタ
装置に本発明を適用して、ある係数の系の信号が他の信
号と短絡したり、Oやlに縮退するような故障が発生し
た場合に、その故障箇所を推定する故障診断を可能にし
たものである。 本発明に係るディジタル信号処理回路は、第1図に示す
ように、バイナリコードデータDsおよび制御データD
CTLが入力される入力変換部1と、この入力変換部l
の変換出力が供給されるエンコーダ部10と、このエン
コーダ部10のエンコード出力が供給されるフィルタ部
20と、このフィルタ部20の出力が供給されるデコー
ダ部30とから槽底されている。 上記入力変換部lは、ROMによる変換テーブルを用い
て槽底されている。この入力変換部1に用いられる変換
テーブルは、入力信号として与えられる下位10ピント
のバイナリコードデータD、と制御信号として与えられ
る上記5ビツトの制御データD cyLとを入力とする
15ビツトの変換テーブルデータが書き込まれたROM
により形成されている。 上記入力変換部lは、上記下位10ビツトのバイナリコ
ードデータD、について、上記上位5ビツトのflil
制御データD CTLで指定される次の(11〜(6)
で示す25−32通りのモードの変換処理を上記変換テ
ーブルにより行う。 (1)DSをそのままSとする。 ・・・1通り(2
)Sをm8の倍数とする。 (i=o、L ・・・ 、4) ・ ・ ・5通
り(3)Sをm、・m、の倍数とする。 (t、j冨0,1.・・・、4、i+j)・ 10通り (4)Sをm、・m、・m、の倍数とする。 (t、j、に=O,It ・・・、4、i−#j≠k)
・10通り (5)Sをm、・mJ−mk−mLの倍数とする。 (+ l J 、に+ t =o r 1+ ・・・
、4.1−f−j qh kf−1)
・ ・ ・5通り(6)Sをゼロにする。 (Sをm o −m 1m Vm 3・m sの倍数と
する。)・ ・ ・1通り このように上記入力変換部1により変換された10ビツ
トのバイナリコードデータSが、上記エンコーダ部10
に供給されている。 このエンコーダ部10は、上記入力変換部1から供給さ
れる10ビツトのバイナリコードデータSをそれぞれ入
力とする5つのエンコーダ回路11.12,13,14
.15により構成されている。これら各エンコーダ回路
11 12 13゜14.15は、ROMによる変換チ
ー7゛ルを用いて構成されている。そして、上記エンコ
ーダ回路11.12,13.14−.15に用いられる
変換テーブルは、バイナリコードデータについての上述
の互いに素な関係にある正の整数m o r m +
+ m x +m3.m4を係数とするそれぞれ4ビツ
トの各剰余。 データR,,R,,R1,R3,R4が変換テーブルデ
ータとして書き込まれたROMにより形成されている。 このエンコーダ部10に入力される上記バイナリコード
データSは、上記変換テーブルを用いたエンコーダ回路
11,12,13,14.15により上記係数m o
+ m + + m z + m 31 m sに対応
する各4ビツトの剰余データRO+ Rl+ Rz、R
s、R4に変換される。 そして、このエンコーダ部10は、上記バイナリコード
データSについて、上記エンコーダ回路11.12,1
3,14.15により得られる剰余データRo、R+、
Rz、R3,Ra で示したRNSコードデータD□+
(Ro、R+、Rt、R3,R4〕を出力する。 このエンコーダ部IOから出力されるRNSコードデー
タD□が、上記フィルタ部2oに供給されている。 このフィルタ部20は、5個のディジタルフィルタ回路
21,22,23,24.25により構成されている。 これら各ディジタルフィルタ回路21.22,23,2
4.25は、上記エンコーダ部10から供給されるRN
SコードデータD R1について、このRNSコードデ
ータDIl+を表わしている上記剰余データR,,R,
,R,,R,、R,毎すなわち上記係数m o + m
+ + m z + m z + m a毎に所望の
同一のフィルタ特性を与えるmodulo演算処理を行
うようになっている。なお、上記ディジタルフィルタ回
路21は、上記係数m0の剰余データR0について演算
処理を行う。上記ディジタルフィルタ回路22は、上記
係数m、の剰余データR1について演算処理を行う、上
記ディジタルフィルタ回路23は、上記係数m2の剰余
データR2について演算処理を行う。上記ディジタルフ
ィルタ回路24は、上記係数m、の剰余データR3につ
いて演算処理を行う、さらに、上記ディジタルフィルタ
回路25は、上記係数m4の剰余データR1について演
算処理を行う。 すなわち、このフィルタ部20では、上記RO+R,,
R,,R,,R,の組み合わせで表わされたRNSコー
ドデータD□について、上記ディジタルフィルタ回路2
1,22,23,24.25が上記剰余データR0,R
1,Rt、R1,R4毎すなわち上記係数mo+ffl
++mz+ms+ms毎に独立したmodulo演算処
理を行うことにより、所望のフィルタ特性を与えた所望
のフィルタ特性を与えた各剰余データが上記ディジタル
フィルタ回路21,22,23゜24.25により形成
される。 そして、このフィルタ部20は、上記ディジタルフィル
タ回路21,22,23,24.25により得られる各
剰余データの組み合わせで表わされるRNSコードデー
タDROを出力する。 このエンコーダ部20から出力されるRNSコードデー
タDIIOが、上記フィルタ部30に供給されている。 このデコーダ部30は、ROMによる変換テーブルを用
いて構成されている。このデコーダ部30に用いられる
変換テーブルは、RNSコードデータに対応するバイナ
リコードデータが変換テーブルデータとして書き込まれ
たROMにより形威されている。 そして、このデコーダ部30は、上記フィルタ部20か
ら供給されるRNSコードデータD、。を上記変換テー
ブルにより10ビツトのバイナリコードデータD。。7
に変換して出力する。 このように構成されたディジタルフィルタ装置は、入力
バイナリコードデータD3をそのまま変換処理済のバイ
ナリコードデータSとして上記エンコーダ部10に供給
する上記(1)のモードの制御データD CTLが上記
入力変換部1に与えられている状態では、正規のディジ
タルフィルタとして動作する。すなわち、正規の動作モ
ードである。 この正規の動作モードでは、上記エンコーダ部IOによ
り上記バイナリコードデータSすなわち人力バイナリコ
ードデータD、をその舌まRNSコードデータD□に変
換する。そして、このRNSコードデータD□に対して
所望のフィルタ特性を与えるmodulo演算処理を上
記フィルタ部20により行い、上記フィルタ部20によ
る1IIodulo演算処理済のRNSコードデータD
え。を上記デコーダ部30によりバイナリコードデータ
5QLI丁に変換して出力する。 また、上記エンコーダ部lOに供給するバイナリコード
データSを上記各係数m o + m + + m t
+ m sm4のいずれかの倍数に変換する上記(2
)、 (3)、 (4)。 (5)、 (6)のモードの制御データDCTLが上記
入力変換部1に与えられている状態は、ある係数の系の
信号が他の信号と短絡したり、0や1に縮退するような
故障が発生した場合に、その故障箇所を推定する故障診
断モードとなる。この故障診断モードでは、次のような
故障診断処理を行うことができる。 すなわち、このディジタルフィルタ装置では、上記入力
変換部1により例えば係数m。の倍数に変換されたバイ
ナリコードデータSが上記エンコーダ部10に供給され
ると、このエンコーダ部lOは上記係数m0のエンコー
ダ回路11の出力がR,=Oとなり、上記フィルタ部2
0の上記係数m、のフィルタ回路21の出力もゼロにな
り、上記デコーダ部30から出力されるバイナリコード
データDQUTは上記係数m0の倍数になる。 従って、上記入力変換部lに供給するバイナリコードデ
ータD、として第2図の(A)に示すようなランプ波形
データを用いると、上記デコーダ部30から出力される
バイナリコードデータDQUTは、第2図の(B)に示
すように、上記係数m0に応した段差を有する階段波に
対応するものになる。 そして、例えば上記係数m0の系の信号が他の信号と短
絡する故障やゼロに縮退している故障が発生している場
合に、上述の(1)の動作モードで上記入力変換部1を
作動させ、ランプ波形のバイナリコードデータD、を上
記入力変換部1を介してそのままバイナリコードデータ
Sとして上記エンコーダ部10に供給すると、上記デコ
フダ部30から出力されるバイナリコードデータ[)o
ut は激しく乱れた波形を示す。これに対し、上記(
2)の故障診断モードで上記入力変換部1で作動させ、
上記バイナリコードデータD3を係数m。の倍数に変換
してバイナリコードデータSとして上記エンコーダ部1
0に供給すると、上記係数m0の系の出力が強制的にゼ
ロになることにより、上記デコーダ部30から出力され
るバイナリコードデータI)outはきれいな階段波を
示すものとなる。したがって、上記デコーダ部30から
出力されるバイナリコードデータD。utで示される出
力波形について波形観測を行うことにより、上記係数m
0の系に故障が発生していると推定することができる。 さらに、この係数m0の系の信号ビットの波形観測を行
うことより、故障が発生している信号ビットを推定する
ことができる。 このような手続を上記係数m O+ m 11 m 2
1 m、 3m、の多糸について行い、上記(1)の正
規の動作モードではある係数の系で乱れていた波形が上
記(2)の故III診断モードできれいな階段波になっ
たとすれば、その係数の系に故障が発生していることに
なる。 また、上記信号の短絡や0への縮退等の故障が2つ以上
の係数の系に亘って発生している場合には、上記(1)
の正規の動作モードでは上記デコーダ部30から出力さ
れるバイナリコードデータI)ouアで示される出力波
形が乱れているのに対し、上記入力変換部lにより上記
(3)、 (4)、 (5)の故障診断モードで該当す
る係数の積の倍数に変換したバイナリコードデータSを
上記エンコーダ部10に供給することにより、上記デコ
ーダ部30から出力されるバイナリコードデータD。U
Tがきれいな階段波を示すものとなるので、上記バイナ
リコードデータD。LI?で示される出力波形の波形観
測を行うことによって、故障が発生している係数の系を
推定することができる。 さらに、上記入力変換部1を上記(6)の故障診断モー
ドでさせ、バイナリコードデータSをS−0として上記
エンコーダ部10に供給することにより、ある係数の系
の信号が1に縮退している故障の発生を検出することが
できる。 すなわち、上記係数m 61 m 1 Hm 11 m
21 m 4の各県が正常に動作していれば、上記デ
コーダ部30から出力されるバイナリコードデータI)
outはDout”’oとなるが、故障の発生によりい
ずれかの係数の系に1が立っていればり。uT≠0とな
るので、上記1が立っている信号ビットをオシロスコー
プ等で波形観察して見つければよい、また、上記デコー
ダ部30から出力されるバイナリコードデータDOuT
の値を上記各係数m6117111 m 11 m 3
1m4で割り算して、余りのある係数の系で上記故障が
発生していると推定することができる。 なお、一般にRNS方式のディジタルフィルタ装置にお
ける故障の発生は、ある1つ係数の系で発生する場合が
最も多く、複数の係数の系に跨がるような場合はその数
が多くなるほど頻度が低いと考えられるので、故障診断
モードの数を適宜に限定しても良い。例えば、(1)の
正規の動作モードと(2)と(6)の各故障診断モード
に限定することにより、上記入力変換部1を7通りの動
作モードとして3ビツトの制御データD、7.により制
御することができる。 ここで、上述の実施例では、上記入力変換部1とエンコ
ーダ部lOとを個別のROM変換テーブルで構成したが
、入力信号として与えられる10ビツトのバイナリコー
ドデータD、を上位5ビツトと下位5ビツトに分けて各
係数m 111 ill 19m z Hm31m4毎
に入力変換処理を行い、RNSエンコード処理機能まで
含めたものとすることにより、ROM容量を少なくする
ことができる。 この場合の1つの係数m、の系の入力変換処理とRNS
エンコード処理を行う部分(以下、m。 変換部という。)の構成を第3図に示しである。 なお、この第3図は、上記各係数m O+ m l +
m ! +m3.m、の系の1つを代表するm、変換
部を示したものである。 この第3図に示すmi変換部は、入力信号として与えら
れる10ビツトのバイナリコードデータD、が上位5ピ
ントと下位5ビツトに分けて与えられる上位ビット変換
処理回路101拳よび下位ビット変換処理回路102と
これら各変換処理回路101,102の変換出力が供給
されるエンコード出力段103とから構成されている。 上記上位ビット変換処理回路101は、ROMによる変
換テーブルが用いて構成されている。この上位ビット変
換処理回路101に用いられる変換テーブルは、入力信
号として与えられる10ビツトのバイナリコードデータ
D3の上位5ビツトデータDuと5ビツトの制御データ
D CTLとを入力とする10ビツトの変換テーブルデ
ータが書き込まれたROMにより形成されている。 そして、この上位ビット変換処理回路101は、上記上
位5ビツトデータDuについて、上記制御データD C
TLにより指定される次の(1)〜(6)で示される2
’=32通りのモードで4ビツトの上位剰余データDI
liに変換する処理を上記変換テーブルにより行う。 (1)上記上位5ビツトデータDuの値SUに対し、C
ut= (Su x 2’ ) sod m、 −−−
第6式の第6式で示される値CUtの上位剰余データI
)utとする。 ・・・1通り(2)C
旧をmlの倍数とする。 (s −o + t + ・・・、4) ・ ・
・5通り(3)C旧をm五・mjの倍数とする。 (1+ J ”” O+ 1 + ・・・、4、i#j
)10通り (4)Cu=をm、・mJ−mkの倍数とする。 (l+ J + k = Ot 1 + ・・・、4、
i≠j≠k)・ ・ ・10通り (5)Cu+をm、・mrmlmtの倍数とする。 (t、j、に、I=0+L ・・・ 、4、i≠j≠
に≠1) ・ ・ ・5通り(6)C□をゼ
ロにする。 (CLIlをm o−m 1m z ・m z ・m
sの倍数とする。 ・ ・ ・ 1通り このように上記ビット変換処理回路101で変換された
4ビツトの上位剰余データD II iが、上記エンコ
ード出力段103に供給されている。 また、上記下位ビット変換処理回路102は、ROMに
よる変換テーブルを用いて構成されている。この下位ビ
ット変換処理回路102に用いられる変換テーブルは、
入力信号として与えられる10ビツトのバイナリコード
データD、の下位5ビツトデータDLと5ビツトの制御
データDCTLとを入力とする10ビツトの変換テーブ
ルデータが書き込まれたROMにより形成されている。 そして、この下位ビット変換処理回路102は、上記上
位5ビットデータD、について、上記制御データDI4
Lにより指定される次の(1)〜(6)で示される2’
−32通りのモードで4ビツトの下位剰余データDLi
に変換する処理を上記変換テーブルにより行う。 (1)上記下位5ビツトデータDLの値S、に対し、C
Lt−3L+mod mi −−−第7式の第7
式で示される値CLiの下位剰余データDLiとする。 ・・・1通り(2)0口をmiの倍数
とする。 (i” 0 + 1 + ・・・ 、4) ・
・ ・5通り(3)C1をm、・m、の倍数とする。 (i、j=o、1.・・・、4、i≠j)10通り (4)C1をm H’ m ; ’ m kの倍数とす
る。 (i、j、に=(LL ・・・、4、i+j≠k)i
≠j≠k) ・ ・ ・10通り(5)Ct
tをm (−m ) ・m 1m 1の倍数とする。 (+ + J + k + ! −0,1+ ・・・
、4、i≠j−I−に≠1) ・ ・ ・
5通り(6)c、、tをゼロにする。 (Cc+をm@−m+・mVm3・m4の倍数とする。 ・ ・ ・ 1通り このように上記下位ビット変換処理回路102で変換さ
れた4ビツトの下位剰余データD、が、上記エンコード
出力段103に供給されている。 このエンコード出力段103は、ROMによる変換テー
ブルを用いて構成されている。このエンコード出力段1
03に用いられる変換テーブルは、上記各変換処理回路
101.102から供給される上位剰余データDuiお
よび下位剰余データDL。 について、 Ri ”’ (c、i+ Ctt) 1Ilod m4
・・、+第8式の第8弐で示される値R,の剰余デー
タD、を出力する変換テーブルデータが書き込まれたR
OMにより形成されている。 そして、上記エンコード出力段103から出力される剰
余データD、は、係数mlのRNSNSゴ ーデータとして、図示しないフィルタ部に供給される。 このように入力信号として与えられる10ビツトのバイ
ナリコードデータD、を上位5ビツトと下位5ビツトに
分けて各係数m o + m + + m 21 m
3m4毎に入力変換処理を行い、エンコード処理機能ま
で含めたものとすると、1つの係数mlについてのm、
変換部では、上記各変換処理回路101.102に用い
られる変換テーブルのデータ量が(21X4)X2ビツ
トとなり、また、上記エンコード出力段103の変換テ
ーブルのデータ量が2’X42ビツトとなる。従って、
5つの係数m o + m + + m 21 m 3
1 m aの系でディジタルフィルタ装置を構成した場
合、 ((2”x4)X2+2’ X421 X5=46.0
80ビツト の記憶容量のROMによる変換テーブルを用いて、前述
の第1図に示した実施例と同様な(1)の正規の動作モ
ードおよび(2)、 (3)、 (4L (6)、 (
6)の故障診断モードの動作に対応する入力変換処理お
よびRNSエンコード処理を行うことができる。 なお、上述の第1図に示した実施例では、上記入力変換
部lに用いられる変換テーブルに21S×10ビツト、
エンコーダ部IOに用いられる変換テーブルに2 ”X
4 X 5ビツトで合計348,160ビツトの記憶
容量のROMを必要とする。 H発明の効果 上述したように本発明に係るディジタル信号処理回路で
は、入力データをRNSコードデータに変換するエンコ
ーダの人力段に設けた入力変換手段により入力データを
RNSコードのいずれかの係数m、の倍数に変換する機
能を備えることにより、上記係数m1の系の出力を強制
的にゼロにすることができるので、上記入力データとし
てランプ波形データを用いると上記係数mlに応した段
差の階段状波形出力が得られる。したがって、このディ
ジタル信号処理回路では、ある係数の系の信号が他の信
号と短絡したり、0や1に縮退するような故障が発生し
た場合に、上記ランプ波形データを用いた入力データに
対する出力の波形観測を行い、上記入力変換手段の作動
状態と不作動状態とで比較することにより、どの係数の
系のどの信号ビットで故障が発生しているのかを推定す
ることができる。
わすRNSコードデータDえ 〔00000)のいずれ
かの係数の剰余データが1になったときに表現されるバ
イナリコードデータD、は、第2表のようになってしま
う。 このように、RNSコードデータDえは、いずれかの係
数m 01 m 11 m□m21m4の系の剰余デー
タの値が1だけ変化した場合にも、対応するバイナリコ
ードデータD、の値が著しく変化する。 したがって、RNS方式を採用したディジタルフィルタ
装置では、ある係数の系の信号が他の信号と短絡したり
、0やlに縮退するような故障が1ビット発生しただけ
でデコード結果が本来の値から大きくかけ離れたものと
なる。そのため、ある係数の系に故障が発生した場合に
、どの係数の系のどの信号ビットで故障が発生している
のかを推定するのが困難であるという問題点がある。 そこで、本発明は、上述のようにRNS方式を採用した
ディジタルフィルタ装置におけるの問題点に鑑み、バイ
ナリコードで表わされた入力データを複数の係数で割っ
た余りの組み合わせで示すRNSコードに変換して信号
処理を行うディジタル信号処理回路において、ある係数
の系の信号が他の信号と短絡したり、0や1に縮退する
ような故障が発生した場合に、その故障箇所を推定する
故障診断を可能にすることを目的とし、出力信号をアナ
ログ化した信号波形の観測により、どの係数の系のどの
信号ビットで故障が発生しているのかを推定できるよう
にしたディジタル信号処理回路を提供するものである。 E 課題を解決するための手段 上述の目的を遠戚するために、本発明は、バイナリコー
ドで表わされた入力データを複数の係数で割った余りの
組み合わせで示すRNSコードに変換して信号処理を行
うディジタル信号処理回路において、入力データをRN
Sコードに変換するRNSエンコーダの入力端に、上記
入力データを上記RNSコードのいずれかの係数の倍数
に変換する入力変換手段を設けたものである。 F 作用 本発明に係るディジタル信号処理回路において、バイナ
リコードの入力データは、入力変換手段によりRNSコ
ードのいずれかの係数rrJの倍数に変換される。この
人力変換手段で変換された入力データがRNSエンコー
ダによりRNSコードに変換される。このディジタル信
号処理回路では、入力データが上記RNSエンコーダの
入力側でRNSコードのいずれかの係数miの倍数に変
換されることにより、上記RNSエンコーダの出力側の
係数m1の系の出力が常にゼロになることで、上記入力
データとしてランプ波形データを用いると、上記係数m
+に応じた段差の階段状波形のバイナリコードに対応す
るRNSコードデータが出力される。 G 実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。 なお、以下に説明する実施例は、互いに素な関係にある
正の整数m 6 、 m 11 m 11 m 3 、
m 4を係数とするRNS方式のディジタルフィルタ
装置に本発明を適用して、ある係数の系の信号が他の信
号と短絡したり、Oやlに縮退するような故障が発生し
た場合に、その故障箇所を推定する故障診断を可能にし
たものである。 本発明に係るディジタル信号処理回路は、第1図に示す
ように、バイナリコードデータDsおよび制御データD
CTLが入力される入力変換部1と、この入力変換部l
の変換出力が供給されるエンコーダ部10と、このエン
コーダ部10のエンコード出力が供給されるフィルタ部
20と、このフィルタ部20の出力が供給されるデコー
ダ部30とから槽底されている。 上記入力変換部lは、ROMによる変換テーブルを用い
て槽底されている。この入力変換部1に用いられる変換
テーブルは、入力信号として与えられる下位10ピント
のバイナリコードデータD、と制御信号として与えられ
る上記5ビツトの制御データD cyLとを入力とする
15ビツトの変換テーブルデータが書き込まれたROM
により形成されている。 上記入力変換部lは、上記下位10ビツトのバイナリコ
ードデータD、について、上記上位5ビツトのflil
制御データD CTLで指定される次の(11〜(6)
で示す25−32通りのモードの変換処理を上記変換テ
ーブルにより行う。 (1)DSをそのままSとする。 ・・・1通り(2
)Sをm8の倍数とする。 (i=o、L ・・・ 、4) ・ ・ ・5通
り(3)Sをm、・m、の倍数とする。 (t、j冨0,1.・・・、4、i+j)・ 10通り (4)Sをm、・m、・m、の倍数とする。 (t、j、に=O,It ・・・、4、i−#j≠k)
・10通り (5)Sをm、・mJ−mk−mLの倍数とする。 (+ l J 、に+ t =o r 1+ ・・・
、4.1−f−j qh kf−1)
・ ・ ・5通り(6)Sをゼロにする。 (Sをm o −m 1m Vm 3・m sの倍数と
する。)・ ・ ・1通り このように上記入力変換部1により変換された10ビツ
トのバイナリコードデータSが、上記エンコーダ部10
に供給されている。 このエンコーダ部10は、上記入力変換部1から供給さ
れる10ビツトのバイナリコードデータSをそれぞれ入
力とする5つのエンコーダ回路11.12,13,14
.15により構成されている。これら各エンコーダ回路
11 12 13゜14.15は、ROMによる変換チ
ー7゛ルを用いて構成されている。そして、上記エンコ
ーダ回路11.12,13.14−.15に用いられる
変換テーブルは、バイナリコードデータについての上述
の互いに素な関係にある正の整数m o r m +
+ m x +m3.m4を係数とするそれぞれ4ビツ
トの各剰余。 データR,,R,,R1,R3,R4が変換テーブルデ
ータとして書き込まれたROMにより形成されている。 このエンコーダ部10に入力される上記バイナリコード
データSは、上記変換テーブルを用いたエンコーダ回路
11,12,13,14.15により上記係数m o
+ m + + m z + m 31 m sに対応
する各4ビツトの剰余データRO+ Rl+ Rz、R
s、R4に変換される。 そして、このエンコーダ部10は、上記バイナリコード
データSについて、上記エンコーダ回路11.12,1
3,14.15により得られる剰余データRo、R+、
Rz、R3,Ra で示したRNSコードデータD□+
(Ro、R+、Rt、R3,R4〕を出力する。 このエンコーダ部IOから出力されるRNSコードデー
タD□が、上記フィルタ部2oに供給されている。 このフィルタ部20は、5個のディジタルフィルタ回路
21,22,23,24.25により構成されている。 これら各ディジタルフィルタ回路21.22,23,2
4.25は、上記エンコーダ部10から供給されるRN
SコードデータD R1について、このRNSコードデ
ータDIl+を表わしている上記剰余データR,,R,
,R,,R,、R,毎すなわち上記係数m o + m
+ + m z + m z + m a毎に所望の
同一のフィルタ特性を与えるmodulo演算処理を行
うようになっている。なお、上記ディジタルフィルタ回
路21は、上記係数m0の剰余データR0について演算
処理を行う。上記ディジタルフィルタ回路22は、上記
係数m、の剰余データR1について演算処理を行う、上
記ディジタルフィルタ回路23は、上記係数m2の剰余
データR2について演算処理を行う。上記ディジタルフ
ィルタ回路24は、上記係数m、の剰余データR3につ
いて演算処理を行う、さらに、上記ディジタルフィルタ
回路25は、上記係数m4の剰余データR1について演
算処理を行う。 すなわち、このフィルタ部20では、上記RO+R,,
R,,R,,R,の組み合わせで表わされたRNSコー
ドデータD□について、上記ディジタルフィルタ回路2
1,22,23,24.25が上記剰余データR0,R
1,Rt、R1,R4毎すなわち上記係数mo+ffl
++mz+ms+ms毎に独立したmodulo演算処
理を行うことにより、所望のフィルタ特性を与えた所望
のフィルタ特性を与えた各剰余データが上記ディジタル
フィルタ回路21,22,23゜24.25により形成
される。 そして、このフィルタ部20は、上記ディジタルフィル
タ回路21,22,23,24.25により得られる各
剰余データの組み合わせで表わされるRNSコードデー
タDROを出力する。 このエンコーダ部20から出力されるRNSコードデー
タDIIOが、上記フィルタ部30に供給されている。 このデコーダ部30は、ROMによる変換テーブルを用
いて構成されている。このデコーダ部30に用いられる
変換テーブルは、RNSコードデータに対応するバイナ
リコードデータが変換テーブルデータとして書き込まれ
たROMにより形威されている。 そして、このデコーダ部30は、上記フィルタ部20か
ら供給されるRNSコードデータD、。を上記変換テー
ブルにより10ビツトのバイナリコードデータD。。7
に変換して出力する。 このように構成されたディジタルフィルタ装置は、入力
バイナリコードデータD3をそのまま変換処理済のバイ
ナリコードデータSとして上記エンコーダ部10に供給
する上記(1)のモードの制御データD CTLが上記
入力変換部1に与えられている状態では、正規のディジ
タルフィルタとして動作する。すなわち、正規の動作モ
ードである。 この正規の動作モードでは、上記エンコーダ部IOによ
り上記バイナリコードデータSすなわち人力バイナリコ
ードデータD、をその舌まRNSコードデータD□に変
換する。そして、このRNSコードデータD□に対して
所望のフィルタ特性を与えるmodulo演算処理を上
記フィルタ部20により行い、上記フィルタ部20によ
る1IIodulo演算処理済のRNSコードデータD
え。を上記デコーダ部30によりバイナリコードデータ
5QLI丁に変換して出力する。 また、上記エンコーダ部lOに供給するバイナリコード
データSを上記各係数m o + m + + m t
+ m sm4のいずれかの倍数に変換する上記(2
)、 (3)、 (4)。 (5)、 (6)のモードの制御データDCTLが上記
入力変換部1に与えられている状態は、ある係数の系の
信号が他の信号と短絡したり、0や1に縮退するような
故障が発生した場合に、その故障箇所を推定する故障診
断モードとなる。この故障診断モードでは、次のような
故障診断処理を行うことができる。 すなわち、このディジタルフィルタ装置では、上記入力
変換部1により例えば係数m。の倍数に変換されたバイ
ナリコードデータSが上記エンコーダ部10に供給され
ると、このエンコーダ部lOは上記係数m0のエンコー
ダ回路11の出力がR,=Oとなり、上記フィルタ部2
0の上記係数m、のフィルタ回路21の出力もゼロにな
り、上記デコーダ部30から出力されるバイナリコード
データDQUTは上記係数m0の倍数になる。 従って、上記入力変換部lに供給するバイナリコードデ
ータD、として第2図の(A)に示すようなランプ波形
データを用いると、上記デコーダ部30から出力される
バイナリコードデータDQUTは、第2図の(B)に示
すように、上記係数m0に応した段差を有する階段波に
対応するものになる。 そして、例えば上記係数m0の系の信号が他の信号と短
絡する故障やゼロに縮退している故障が発生している場
合に、上述の(1)の動作モードで上記入力変換部1を
作動させ、ランプ波形のバイナリコードデータD、を上
記入力変換部1を介してそのままバイナリコードデータ
Sとして上記エンコーダ部10に供給すると、上記デコ
フダ部30から出力されるバイナリコードデータ[)o
ut は激しく乱れた波形を示す。これに対し、上記(
2)の故障診断モードで上記入力変換部1で作動させ、
上記バイナリコードデータD3を係数m。の倍数に変換
してバイナリコードデータSとして上記エンコーダ部1
0に供給すると、上記係数m0の系の出力が強制的にゼ
ロになることにより、上記デコーダ部30から出力され
るバイナリコードデータI)outはきれいな階段波を
示すものとなる。したがって、上記デコーダ部30から
出力されるバイナリコードデータD。utで示される出
力波形について波形観測を行うことにより、上記係数m
0の系に故障が発生していると推定することができる。 さらに、この係数m0の系の信号ビットの波形観測を行
うことより、故障が発生している信号ビットを推定する
ことができる。 このような手続を上記係数m O+ m 11 m 2
1 m、 3m、の多糸について行い、上記(1)の正
規の動作モードではある係数の系で乱れていた波形が上
記(2)の故III診断モードできれいな階段波になっ
たとすれば、その係数の系に故障が発生していることに
なる。 また、上記信号の短絡や0への縮退等の故障が2つ以上
の係数の系に亘って発生している場合には、上記(1)
の正規の動作モードでは上記デコーダ部30から出力さ
れるバイナリコードデータI)ouアで示される出力波
形が乱れているのに対し、上記入力変換部lにより上記
(3)、 (4)、 (5)の故障診断モードで該当す
る係数の積の倍数に変換したバイナリコードデータSを
上記エンコーダ部10に供給することにより、上記デコ
ーダ部30から出力されるバイナリコードデータD。U
Tがきれいな階段波を示すものとなるので、上記バイナ
リコードデータD。LI?で示される出力波形の波形観
測を行うことによって、故障が発生している係数の系を
推定することができる。 さらに、上記入力変換部1を上記(6)の故障診断モー
ドでさせ、バイナリコードデータSをS−0として上記
エンコーダ部10に供給することにより、ある係数の系
の信号が1に縮退している故障の発生を検出することが
できる。 すなわち、上記係数m 61 m 1 Hm 11 m
21 m 4の各県が正常に動作していれば、上記デ
コーダ部30から出力されるバイナリコードデータI)
outはDout”’oとなるが、故障の発生によりい
ずれかの係数の系に1が立っていればり。uT≠0とな
るので、上記1が立っている信号ビットをオシロスコー
プ等で波形観察して見つければよい、また、上記デコー
ダ部30から出力されるバイナリコードデータDOuT
の値を上記各係数m6117111 m 11 m 3
1m4で割り算して、余りのある係数の系で上記故障が
発生していると推定することができる。 なお、一般にRNS方式のディジタルフィルタ装置にお
ける故障の発生は、ある1つ係数の系で発生する場合が
最も多く、複数の係数の系に跨がるような場合はその数
が多くなるほど頻度が低いと考えられるので、故障診断
モードの数を適宜に限定しても良い。例えば、(1)の
正規の動作モードと(2)と(6)の各故障診断モード
に限定することにより、上記入力変換部1を7通りの動
作モードとして3ビツトの制御データD、7.により制
御することができる。 ここで、上述の実施例では、上記入力変換部1とエンコ
ーダ部lOとを個別のROM変換テーブルで構成したが
、入力信号として与えられる10ビツトのバイナリコー
ドデータD、を上位5ビツトと下位5ビツトに分けて各
係数m 111 ill 19m z Hm31m4毎
に入力変換処理を行い、RNSエンコード処理機能まで
含めたものとすることにより、ROM容量を少なくする
ことができる。 この場合の1つの係数m、の系の入力変換処理とRNS
エンコード処理を行う部分(以下、m。 変換部という。)の構成を第3図に示しである。 なお、この第3図は、上記各係数m O+ m l +
m ! +m3.m、の系の1つを代表するm、変換
部を示したものである。 この第3図に示すmi変換部は、入力信号として与えら
れる10ビツトのバイナリコードデータD、が上位5ピ
ントと下位5ビツトに分けて与えられる上位ビット変換
処理回路101拳よび下位ビット変換処理回路102と
これら各変換処理回路101,102の変換出力が供給
されるエンコード出力段103とから構成されている。 上記上位ビット変換処理回路101は、ROMによる変
換テーブルが用いて構成されている。この上位ビット変
換処理回路101に用いられる変換テーブルは、入力信
号として与えられる10ビツトのバイナリコードデータ
D3の上位5ビツトデータDuと5ビツトの制御データ
D CTLとを入力とする10ビツトの変換テーブルデ
ータが書き込まれたROMにより形成されている。 そして、この上位ビット変換処理回路101は、上記上
位5ビツトデータDuについて、上記制御データD C
TLにより指定される次の(1)〜(6)で示される2
’=32通りのモードで4ビツトの上位剰余データDI
liに変換する処理を上記変換テーブルにより行う。 (1)上記上位5ビツトデータDuの値SUに対し、C
ut= (Su x 2’ ) sod m、 −−−
第6式の第6式で示される値CUtの上位剰余データI
)utとする。 ・・・1通り(2)C
旧をmlの倍数とする。 (s −o + t + ・・・、4) ・ ・
・5通り(3)C旧をm五・mjの倍数とする。 (1+ J ”” O+ 1 + ・・・、4、i#j
)10通り (4)Cu=をm、・mJ−mkの倍数とする。 (l+ J + k = Ot 1 + ・・・、4、
i≠j≠k)・ ・ ・10通り (5)Cu+をm、・mrmlmtの倍数とする。 (t、j、に、I=0+L ・・・ 、4、i≠j≠
に≠1) ・ ・ ・5通り(6)C□をゼ
ロにする。 (CLIlをm o−m 1m z ・m z ・m
sの倍数とする。 ・ ・ ・ 1通り このように上記ビット変換処理回路101で変換された
4ビツトの上位剰余データD II iが、上記エンコ
ード出力段103に供給されている。 また、上記下位ビット変換処理回路102は、ROMに
よる変換テーブルを用いて構成されている。この下位ビ
ット変換処理回路102に用いられる変換テーブルは、
入力信号として与えられる10ビツトのバイナリコード
データD、の下位5ビツトデータDLと5ビツトの制御
データDCTLとを入力とする10ビツトの変換テーブ
ルデータが書き込まれたROMにより形成されている。 そして、この下位ビット変換処理回路102は、上記上
位5ビットデータD、について、上記制御データDI4
Lにより指定される次の(1)〜(6)で示される2’
−32通りのモードで4ビツトの下位剰余データDLi
に変換する処理を上記変換テーブルにより行う。 (1)上記下位5ビツトデータDLの値S、に対し、C
Lt−3L+mod mi −−−第7式の第7
式で示される値CLiの下位剰余データDLiとする。 ・・・1通り(2)0口をmiの倍数
とする。 (i” 0 + 1 + ・・・ 、4) ・
・ ・5通り(3)C1をm、・m、の倍数とする。 (i、j=o、1.・・・、4、i≠j)10通り (4)C1をm H’ m ; ’ m kの倍数とす
る。 (i、j、に=(LL ・・・、4、i+j≠k)i
≠j≠k) ・ ・ ・10通り(5)Ct
tをm (−m ) ・m 1m 1の倍数とする。 (+ + J + k + ! −0,1+ ・・・
、4、i≠j−I−に≠1) ・ ・ ・
5通り(6)c、、tをゼロにする。 (Cc+をm@−m+・mVm3・m4の倍数とする。 ・ ・ ・ 1通り このように上記下位ビット変換処理回路102で変換さ
れた4ビツトの下位剰余データD、が、上記エンコード
出力段103に供給されている。 このエンコード出力段103は、ROMによる変換テー
ブルを用いて構成されている。このエンコード出力段1
03に用いられる変換テーブルは、上記各変換処理回路
101.102から供給される上位剰余データDuiお
よび下位剰余データDL。 について、 Ri ”’ (c、i+ Ctt) 1Ilod m4
・・、+第8式の第8弐で示される値R,の剰余デー
タD、を出力する変換テーブルデータが書き込まれたR
OMにより形成されている。 そして、上記エンコード出力段103から出力される剰
余データD、は、係数mlのRNSNSゴ ーデータとして、図示しないフィルタ部に供給される。 このように入力信号として与えられる10ビツトのバイ
ナリコードデータD、を上位5ビツトと下位5ビツトに
分けて各係数m o + m + + m 21 m
3m4毎に入力変換処理を行い、エンコード処理機能ま
で含めたものとすると、1つの係数mlについてのm、
変換部では、上記各変換処理回路101.102に用い
られる変換テーブルのデータ量が(21X4)X2ビツ
トとなり、また、上記エンコード出力段103の変換テ
ーブルのデータ量が2’X42ビツトとなる。従って、
5つの係数m o + m + + m 21 m 3
1 m aの系でディジタルフィルタ装置を構成した場
合、 ((2”x4)X2+2’ X421 X5=46.0
80ビツト の記憶容量のROMによる変換テーブルを用いて、前述
の第1図に示した実施例と同様な(1)の正規の動作モ
ードおよび(2)、 (3)、 (4L (6)、 (
6)の故障診断モードの動作に対応する入力変換処理お
よびRNSエンコード処理を行うことができる。 なお、上述の第1図に示した実施例では、上記入力変換
部lに用いられる変換テーブルに21S×10ビツト、
エンコーダ部IOに用いられる変換テーブルに2 ”X
4 X 5ビツトで合計348,160ビツトの記憶
容量のROMを必要とする。 H発明の効果 上述したように本発明に係るディジタル信号処理回路で
は、入力データをRNSコードデータに変換するエンコ
ーダの人力段に設けた入力変換手段により入力データを
RNSコードのいずれかの係数m、の倍数に変換する機
能を備えることにより、上記係数m1の系の出力を強制
的にゼロにすることができるので、上記入力データとし
てランプ波形データを用いると上記係数mlに応した段
差の階段状波形出力が得られる。したがって、このディ
ジタル信号処理回路では、ある係数の系の信号が他の信
号と短絡したり、0や1に縮退するような故障が発生し
た場合に、上記ランプ波形データを用いた入力データに
対する出力の波形観測を行い、上記入力変換手段の作動
状態と不作動状態とで比較することにより、どの係数の
系のどの信号ビットで故障が発生しているのかを推定す
ることができる。
第1図は本発明を適用したディジタルフィルタ装置の構
成を示すブロック図、第2図は上記ディジタルフィルタ
装置の故障診断モードの動作を説明するための波形図、
第3図は本発明に係るディジタル信号処理装置の他の実
施例の要部構成を示すブロック図である。 第4図は従来のディジタルフィルタ装置の構成を示すブ
ロック図である。 1 ・・・・・・入力変換部 10 ・・・・・・エンコーダ部 20・・・・・・フィルタ部 30 ・・・・・・デコーダ部 01 02 03 上位ビット変換処理回路 下位ビット変換処理回路 エンコード出力段
成を示すブロック図、第2図は上記ディジタルフィルタ
装置の故障診断モードの動作を説明するための波形図、
第3図は本発明に係るディジタル信号処理装置の他の実
施例の要部構成を示すブロック図である。 第4図は従来のディジタルフィルタ装置の構成を示すブ
ロック図である。 1 ・・・・・・入力変換部 10 ・・・・・・エンコーダ部 20・・・・・・フィルタ部 30 ・・・・・・デコーダ部 01 02 03 上位ビット変換処理回路 下位ビット変換処理回路 エンコード出力段
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 バイナリコードで表わされ入力データを複数の係数で
割った余りの組み合わせで示すRNSコードに変換して
信号処理を行うディジタル信号処理回路において、 入力データをRNSコードに変換するRNSエンコーダ
の入力側に、上記入力データを上記RNSコードのいず
れかの係数の倍数に変換する入力変換手段を設けたこと
を特徴とするディジタル信号処理回路。
Priority Applications (5)
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US07/556,430 US5117383A (en) | 1989-07-29 | 1990-07-24 | Digital signal processing circuit using a residue number system |
DE69032382T DE69032382T2 (de) | 1989-07-29 | 1990-07-27 | Digitale Signalverarbeitungsschaltung |
EP90114488A EP0411504B1 (en) | 1989-07-29 | 1990-07-27 | Digital signal processing circuit |
KR1019900011519A KR100248448B1 (ko) | 1989-07-29 | 1990-07-28 | 디지탈 신호 처리 회로 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1197593A JP2930325B2 (ja) | 1989-07-29 | 1989-07-29 | ディジタル信号処理回路 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360509A true JPH0360509A (ja) | 1991-03-15 |
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DE (1) | DE69032382T2 (ja) |
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- 1990-07-27 DE DE69032382T patent/DE69032382T2/de not_active Expired - Fee Related
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