JPH0349156B2 - - Google Patents
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- JPH0349156B2 JPH0349156B2 JP59095694A JP9569484A JPH0349156B2 JP H0349156 B2 JPH0349156 B2 JP H0349156B2 JP 59095694 A JP59095694 A JP 59095694A JP 9569484 A JP9569484 A JP 9569484A JP H0349156 B2 JPH0349156 B2 JP H0349156B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- music
- tape
- timing information
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 239000012636 effector Substances 0.000 description 2
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 238000011549 displacement method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000033764 rhythmic process Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気テープなどの記録媒体の希望位置
を正確且つ迅速にサーチできる多重記録装置に関
する。
を正確且つ迅速にサーチできる多重記録装置に関
する。
従来より音声や音楽あるいはデータの記録にテ
ープレコーダが広く用いられている。テープレコ
ーダには用途に応じてカセツト式とオープンリー
ル式とがあるが、いずれの方式にせよ記録時や再
生時にテープ位置を知る手段としてテープの回転
数を表示するカウンタやテープの走行時間を表示
するタイムインジケータが設けられている。しか
し、カウンタがタイムインジケータによるテープ
位置サーチの方法は、テープの伸びやすべりのた
めに正確な位置検出が困難である。
ープレコーダが広く用いられている。テープレコ
ーダには用途に応じてカセツト式とオープンリー
ル式とがあるが、いずれの方式にせよ記録時や再
生時にテープ位置を知る手段としてテープの回転
数を表示するカウンタやテープの走行時間を表示
するタイムインジケータが設けられている。しか
し、カウンタがタイムインジケータによるテープ
位置サーチの方法は、テープの伸びやすべりのた
めに正確な位置検出が困難である。
そこで多重録音や放送局でのテープのいわゆる
頭出しのようにテープ位置を極めて正確にサーチ
する必要がある場合には、テープの1チヤンネル
に規則的な周期のパルス信号(たとえば1分間に
200拍子としたとき周波数が320Hz)を記録し、こ
のパルス信号をカウントすることによりテープの
位置をサーチする方法や、音楽やデータの記録開
始からの経過時間を所定間隔ごとに特定の1チヤ
ンネルに記録する方法などが採用されている。こ
れらの方法によれば、前述したカウンタやタイム
インジケータによるテープ位置のサーチに比べて
遥かに正確な位置検出がでるが、前者のパルス信
号を用いる方法はテープやヘツドの記録、再生周
波数に限界(約20KHz)があるためにパルス信号
の最高周波数に限界があるし、テープの走行開始
時や停止時のテープのたるみなどのためにパルス
信号の読み取りミスがあり、テープ位置の検出精
度が高くできないという問題がある。
頭出しのようにテープ位置を極めて正確にサーチ
する必要がある場合には、テープの1チヤンネル
に規則的な周期のパルス信号(たとえば1分間に
200拍子としたとき周波数が320Hz)を記録し、こ
のパルス信号をカウントすることによりテープの
位置をサーチする方法や、音楽やデータの記録開
始からの経過時間を所定間隔ごとに特定の1チヤ
ンネルに記録する方法などが採用されている。こ
れらの方法によれば、前述したカウンタやタイム
インジケータによるテープ位置のサーチに比べて
遥かに正確な位置検出がでるが、前者のパルス信
号を用いる方法はテープやヘツドの記録、再生周
波数に限界(約20KHz)があるためにパルス信号
の最高周波数に限界があるし、テープの走行開始
時や停止時のテープのたるみなどのためにパルス
信号の読み取りミスがあり、テープ位置の検出精
度が高くできないという問題がある。
ここで音楽の多重録音を例にとつて考えてみる
と、音楽の録音に先立つてまず両端の各チヤンネ
ルに同期用クロツク信号とクリツク音信号とを記
録し、次にこのクロツク信号とクリツク音信号と
に基づいて他の1チヤンネルにたとえばリズム系
(ドラムやベースなど)の音源から録音を行なう。
次に、別のチヤンネルにアンサンブル系(ブラ
ス、ストリングなど)の音源から録音を行なうな
ど順次各トラツクに録音していくが、途中のある
位置から録音するものとすると、その位置をサー
チするには始めからその位置までの時間を予め調
べておいてストツプウオツチを用いるかあるいは
すでに1チヤンネルに録音してあるクロツク信号
を用いて希望する位置の近くまでテープを早送り
し、その位置に近づいたところでテープを定速に
しヘツドホンでモニターしながら希望位置をサー
チするという方法がとられている。この操作は極
めて厄介で希望位置をサーチするまで時間がかか
る。また音楽の1小節は必ずしも常に同じ時間長
さではないので時間データにより常に正確な位置
検出ができるとは限らない。このような操作を繰
り返しながら、多チヤンネルにそれぞれ異なる音
源から音楽を録音していく場合、テープ位置のサ
ーチに予め記録した時間データを用いる方法では
これらの不具合が改善される。
と、音楽の録音に先立つてまず両端の各チヤンネ
ルに同期用クロツク信号とクリツク音信号とを記
録し、次にこのクロツク信号とクリツク音信号と
に基づいて他の1チヤンネルにたとえばリズム系
(ドラムやベースなど)の音源から録音を行なう。
次に、別のチヤンネルにアンサンブル系(ブラ
ス、ストリングなど)の音源から録音を行なうな
ど順次各トラツクに録音していくが、途中のある
位置から録音するものとすると、その位置をサー
チするには始めからその位置までの時間を予め調
べておいてストツプウオツチを用いるかあるいは
すでに1チヤンネルに録音してあるクロツク信号
を用いて希望する位置の近くまでテープを早送り
し、その位置に近づいたところでテープを定速に
しヘツドホンでモニターしながら希望位置をサー
チするという方法がとられている。この操作は極
めて厄介で希望位置をサーチするまで時間がかか
る。また音楽の1小節は必ずしも常に同じ時間長
さではないので時間データにより常に正確な位置
検出ができるとは限らない。このような操作を繰
り返しながら、多チヤンネルにそれぞれ異なる音
源から音楽を録音していく場合、テープ位置のサ
ーチに予め記録した時間データを用いる方法では
これらの不具合が改善される。
また、ミユージツクシーケンサやコンピユータ
制作された音楽をすでにテープに録音されている
音楽に同期させて録音する場合、テープに記録さ
れたクロツク信号を用いれば最初から同期させる
ことは容易であるが、音楽の途中から正確に同期
させて録音することは上述した多重録音の場合と
同様に困難である。また、逆に、同様の意味でテ
ープレコーダから外部の音楽制作機器を制御する
ことは従来不可能であつた。
制作された音楽をすでにテープに録音されている
音楽に同期させて録音する場合、テープに記録さ
れたクロツク信号を用いれば最初から同期させる
ことは容易であるが、音楽の途中から正確に同期
させて録音することは上述した多重録音の場合と
同様に困難である。また、逆に、同様の意味でテ
ープレコーダから外部の音楽制作機器を制御する
ことは従来不可能であつた。
本発明は上記の点にかんがみてなされたもの
で、音楽情報の中には小節や拍数などいくつかの
タイミングを表わす情報(以下「音楽タイミング
情報」という)が含まれている点に着目し、正確
な位置検出を可能にするために、磁気テープなど
の記録媒体に音楽タイミング情報を記録するよう
にしたものである。
で、音楽情報の中には小節や拍数などいくつかの
タイミングを表わす情報(以下「音楽タイミング
情報」という)が含まれている点に着目し、正確
な位置検出を可能にするために、磁気テープなど
の記録媒体に音楽タイミング情報を記録するよう
にしたものである。
以下本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は記録媒体として磁気テープを用いた本
発明による多重記録装置の一実施例のブロツク線
図であり、1はCPU1aやメモリ1bで構成さ
れたコントローラ、2は音楽の拍子(たとえば4
分の4拍子)を設定したりサーチしたいテープ位
置を設定するキーボード2aと小節番号などの音
楽データを表示する表示器2bとを有するコント
ロールパネル、3はテープTを装填しこのテープ
に本発明に係るタイミング情報を音声、音楽、デ
ータなどとともに記録する記録ヘツドおよびこれ
らを再生する再生ヘツドを含む多チヤンネル録音
機、4はコントローラ1からのタイミング情報を
たとえばFSK(周波数変位方式)で変調する変調
器、5は録音機3で再生された音楽タイミング情
報を復調する復調器、6はローパスフイルタ、7
はミユージツクシーケンサ、電子楽器などの外部
音源、8はミキサー、エフエクタまたはスピーカ
などの音声出力機器である。なお、9はこの多重
記録装置により記録される音楽などと同期して動
作する音楽や映像などの出力機器である。
発明による多重記録装置の一実施例のブロツク線
図であり、1はCPU1aやメモリ1bで構成さ
れたコントローラ、2は音楽の拍子(たとえば4
分の4拍子)を設定したりサーチしたいテープ位
置を設定するキーボード2aと小節番号などの音
楽データを表示する表示器2bとを有するコント
ロールパネル、3はテープTを装填しこのテープ
に本発明に係るタイミング情報を音声、音楽、デ
ータなどとともに記録する記録ヘツドおよびこれ
らを再生する再生ヘツドを含む多チヤンネル録音
機、4はコントローラ1からのタイミング情報を
たとえばFSK(周波数変位方式)で変調する変調
器、5は録音機3で再生された音楽タイミング情
報を復調する復調器、6はローパスフイルタ、7
はミユージツクシーケンサ、電子楽器などの外部
音源、8はミキサー、エフエクタまたはスピーカ
などの音声出力機器である。なお、9はこの多重
記録装置により記録される音楽などと同期して動
作する音楽や映像などの出力機器である。
さて、本発明による多重記録装置で音楽を多重
録音する場合、テープの位置をサーチするために
予めテープに記録する音楽タイミング情報は種々
考えられ、たとえば4分音符の長さを48分割した
時間を単位時間情報とすればほとんどすべての音
楽データを表わすことができるが、最もわかり易
くて有用であると思われる小節情報を例にとつて
説明する。
録音する場合、テープの位置をサーチするために
予めテープに記録する音楽タイミング情報は種々
考えられ、たとえば4分音符の長さを48分割した
時間を単位時間情報とすればほとんどすべての音
楽データを表わすことができるが、最もわかり易
くて有用であると思われる小節情報を例にとつて
説明する。
「小節情報」とは音楽の各小節が何番目の小節
であるかを第2図に示すようにその小節の始まり
位置で示すデータA1,A2,…Ao…であり、各小
節データは第3図に例示したように、スタートマ
ーク“1”とエンドマーク“1”とで挾まれた8
ビツトの2進化データブロツクから成り、第3図
には第1小節、第2小節、第3小節を表わす小節
データA1,A2,A3を例示した。データブロツク
の時間幅は録音すべき音楽によつて任意に変える
ことができるが、隣接する2つの小節データの間
には必ずスペース(無信号時間)を設けなければ
ならない。
であるかを第2図に示すようにその小節の始まり
位置で示すデータA1,A2,…Ao…であり、各小
節データは第3図に例示したように、スタートマ
ーク“1”とエンドマーク“1”とで挾まれた8
ビツトの2進化データブロツクから成り、第3図
には第1小節、第2小節、第3小節を表わす小節
データA1,A2,A3を例示した。データブロツク
の時間幅は録音すべき音楽によつて任意に変える
ことができるが、隣接する2つの小節データの間
には必ずスペース(無信号時間)を設けなければ
ならない。
小節データの発生タイミングはコントローラ1
の内部に設けられた発振器の出力を分周して作ら
れる。すなわち、キーボード2aを操作して拍子
(4分の4とか8分の6)を設定すると、コント
ローラ1から設定された拍子に相当するタイミン
グで小節データが出力する。小節データは上述し
たように、8ビツトの2進化データであるが、テ
ープ上には変調器4によりFSK変位されて1番
端に位置する第1トラツクに記録される。この場
合、スペースはデータブロツクの検出が確実にで
きるようにするために、データブロツクを構成す
る低い周波数より低い周波数でなければならな
い。しかし、小節データを変調する方法はFSK
以外にも考えられ、その場合にはデータブロツク
とスペースとの間の時間的関係はまた異なつたも
のになる。
の内部に設けられた発振器の出力を分周して作ら
れる。すなわち、キーボード2aを操作して拍子
(4分の4とか8分の6)を設定すると、コント
ローラ1から設定された拍子に相当するタイミン
グで小節データが出力する。小節データは上述し
たように、8ビツトの2進化データであるが、テ
ープ上には変調器4によりFSK変位されて1番
端に位置する第1トラツクに記録される。この場
合、スペースはデータブロツクの検出が確実にで
きるようにするために、データブロツクを構成す
る低い周波数より低い周波数でなければならな
い。しかし、小節データを変調する方法はFSK
以外にも考えられ、その場合にはデータブロツク
とスペースとの間の時間的関係はまた異なつたも
のになる。
第4図は本発明により小節データをテープに記
録する場合のフローチヤートである。
録する場合のフローチヤートである。
まずテープをスタート位置(トツプ)まで巻き
戻し(F−1)、コントローラ1内のカウンタを
0にセツトする(F−2)。次に録音機3を録音
モードにしてテープを定速走行させる(F−3)。
定速走行状態でコントローラ1のメモリ1bから
小節データを読み出し(F−4)、変調器4で
FSK変調してテープTに記録していく。この動
作は小節データの記録停止指令がくるまで続けら
れ(F−5)、この間カウンタの内容が1ずつカ
ウントアツプされる(F−6)。記録停止指令と
は、その後録音すべき音楽の小節数に応じてキー
ボード2aで始めに設定した小節数に等しい数の
小節データを記録したとき出力される記録停止の
指令である。
戻し(F−1)、コントローラ1内のカウンタを
0にセツトする(F−2)。次に録音機3を録音
モードにしてテープを定速走行させる(F−3)。
定速走行状態でコントローラ1のメモリ1bから
小節データを読み出し(F−4)、変調器4で
FSK変調してテープTに記録していく。この動
作は小節データの記録停止指令がくるまで続けら
れ(F−5)、この間カウンタの内容が1ずつカ
ウントアツプされる(F−6)。記録停止指令と
は、その後録音すべき音楽の小節数に応じてキー
ボード2aで始めに設定した小節数に等しい数の
小節データを記録したとき出力される記録停止の
指令である。
次に、第5図を参照して小節データを用いての
小節のサーチについて説明する。
小節のサーチについて説明する。
まず頭出ししたいと思う小節の番号Nsをキー
ボード2aから入力する(P−1)と表示器2b
に音楽データとして表示される。次にテープを高
速で走行し(P−2)、テープの第1トラツクに
記録されている小節データを再生ヘツドで再生し
(P−3)、ローパスフイルタ6によりデータブロ
ツクの幅に相当するパルス信号を作り、コントロ
ーラ1に入力する。第6図イは第1小節のデータ
ブロツク、同図ロはこのデータブロツクから作つ
たパルス信号を示す。コントローラ1内のカウン
タはこのパルス信号をカウントアツプしていき、
それとともに表示器2bに小節番号を音楽データ
として順次表示していく。そのカウント値(Nt)
がキーボード2aから入力した頭出ししたい小節
の番号Nsより所定数A(たとえば4)だけ少ない
数に達したとき(P−4)、テープの速度をデー
タとして読取り可能な所定速度にする(P−5)。
その後再生ヘツドで再生された小節データの内容
を解読し(P−6)、その内容がサーチしたい小
節の番号に等しいか否かが判別され(P−7)、
等しいときはテープを停止する(P−8)。テー
プが所定速度の走行になつてからデータブロツク
の内容を解読するのは、高速走行のスタート条件
や高速走行時の読み取りミスなどにより小節デー
タの個数だけから小節番号を判断するのは危険が
あるからである。こうしてテープが停止した位置
が求める小節位置である。
ボード2aから入力する(P−1)と表示器2b
に音楽データとして表示される。次にテープを高
速で走行し(P−2)、テープの第1トラツクに
記録されている小節データを再生ヘツドで再生し
(P−3)、ローパスフイルタ6によりデータブロ
ツクの幅に相当するパルス信号を作り、コントロ
ーラ1に入力する。第6図イは第1小節のデータ
ブロツク、同図ロはこのデータブロツクから作つ
たパルス信号を示す。コントローラ1内のカウン
タはこのパルス信号をカウントアツプしていき、
それとともに表示器2bに小節番号を音楽データ
として順次表示していく。そのカウント値(Nt)
がキーボード2aから入力した頭出ししたい小節
の番号Nsより所定数A(たとえば4)だけ少ない
数に達したとき(P−4)、テープの速度をデー
タとして読取り可能な所定速度にする(P−5)。
その後再生ヘツドで再生された小節データの内容
を解読し(P−6)、その内容がサーチしたい小
節の番号に等しいか否かが判別され(P−7)、
等しいときはテープを停止する(P−8)。テー
プが所定速度の走行になつてからデータブロツク
の内容を解読するのは、高速走行のスタート条件
や高速走行時の読み取りミスなどにより小節デー
タの個数だけから小節番号を判断するのは危険が
あるからである。こうしてテープが停止した位置
が求める小節位置である。
上記実施例では音楽タイミング情報の1つとし
て小節情報を記録する場合を例示したが、本発明
はこれに限らず、1小節の中の何拍目かの情報と
か、小節内の特定の位置の情報などを記録しても
よいことはもちろんである。また、テープに記録
されるタイミング情報は記録装置の内部で発生す
るほかに、外部の映像や音声の出力機器から与え
るようにしてもよいことはもちろんである。ま
た、タイミング情報はデジタル信号以外の形で記
録してもよい。さらに本発明はテープ以外にデイ
スクその他の記録媒体を用いた多重録音にも適用
できることはいうまでもない。
て小節情報を記録する場合を例示したが、本発明
はこれに限らず、1小節の中の何拍目かの情報と
か、小節内の特定の位置の情報などを記録しても
よいことはもちろんである。また、テープに記録
されるタイミング情報は記録装置の内部で発生す
るほかに、外部の映像や音声の出力機器から与え
るようにしてもよいことはもちろんである。ま
た、タイミング情報はデジタル信号以外の形で記
録してもよい。さらに本発明はテープ以外にデイ
スクその他の記録媒体を用いた多重録音にも適用
できることはいうまでもない。
以上説明したように、本発明においては、記録
媒体に小節情報のような音楽タイミング情報を予
め記録し、この音楽タイミング情報を再生するこ
とにより記録媒体の希望位置をサーチするように
したので、記録媒体の希望位置が正確且つ迅速に
検出でき、多重録音に極めて便利である。また記
録媒体に記録された音楽タイミング情報を外部に
接続されたミユージツクシーケンサ、電子楽器、
ミキサー、エフアクタなどの自動音楽演奏機、あ
るいは映像機器やコンピユータブラフイツクなど
の外部機器に送ることにより、記録媒体に録音さ
れた音楽と同期させて他の音楽を演奏させたり映
像を出力させたりすることができ、音楽性を豊か
にし総合芸術の領域にまで広げることが可能にな
る。
媒体に小節情報のような音楽タイミング情報を予
め記録し、この音楽タイミング情報を再生するこ
とにより記録媒体の希望位置をサーチするように
したので、記録媒体の希望位置が正確且つ迅速に
検出でき、多重録音に極めて便利である。また記
録媒体に記録された音楽タイミング情報を外部に
接続されたミユージツクシーケンサ、電子楽器、
ミキサー、エフアクタなどの自動音楽演奏機、あ
るいは映像機器やコンピユータブラフイツクなど
の外部機器に送ることにより、記録媒体に録音さ
れた音楽と同期させて他の音楽を演奏させたり映
像を出力させたりすることができ、音楽性を豊か
にし総合芸術の領域にまで広げることが可能にな
る。
第1図は本発明による多重記録装置の一実施例
の概略線図、第2図は本発明で用いる小節データ
と楽符とのタイミング関係を示す図、第3図は小
節データの一例、第4図は本発明の多重録音装置
による音楽タイミング情報記録のフローチヤー
ト、第5図は同装置による小節サーチ動作のフロ
ーチヤート、第6図は再生された小節データとそ
の処理出力の一例を示すタイミングチヤートであ
る。 1…コントローラ、2…コントロールパネル、
3…録音機、4…変調器、5…復調器、6…ロー
パスフイルタ、7…外部音源、8…音声出力機
器。
の概略線図、第2図は本発明で用いる小節データ
と楽符とのタイミング関係を示す図、第3図は小
節データの一例、第4図は本発明の多重録音装置
による音楽タイミング情報記録のフローチヤー
ト、第5図は同装置による小節サーチ動作のフロ
ーチヤート、第6図は再生された小節データとそ
の処理出力の一例を示すタイミングチヤートであ
る。 1…コントローラ、2…コントロールパネル、
3…録音機、4…変調器、5…復調器、6…ロー
パスフイルタ、7…外部音源、8…音声出力機
器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 音楽タイミング情報を記録媒体に記録する記
録手段と、該記録手段により記録される音楽タイ
ミング情報の記録周期を可変設定する設定手段
と、記録媒体のサーチしたい位置を前記音楽タイ
ミング情報により指定するサーチ位置指定手段
と、前記設定手段により設定された記録周期で記
録媒体に記録された音楽タイミング情報を再生す
る再生手段と、再生した音楽タイミング情報に基
づいて記録媒体の走行位置を演算し記録媒体を指
定されたサーチ位置に停止するように記録媒体の
走行を制御する走行制御手段と、再生した音楽タ
イミング情報に基づいて音楽データを表示する表
示手段とを有することを特徴とする多重録音装
置。 2 前記音楽タイミング情報が小節表示情報であ
る特許請求の範囲第1項に記載の多重録音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9569484A JPS60239982A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 多重録音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9569484A JPS60239982A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 多重録音装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60239982A JPS60239982A (ja) | 1985-11-28 |
JPH0349156B2 true JPH0349156B2 (ja) | 1991-07-26 |
Family
ID=14144604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9569484A Granted JPS60239982A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 多重録音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60239982A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006104163A1 (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-05 | Pioneer Corporation | オーディオ信号再生装置 |
JP4348391B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2009-10-21 | パイオニア株式会社 | オーディオ信号再生装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4973108A (ja) * | 1972-11-11 | 1974-07-15 | ||
JPS5481809A (en) * | 1977-12-13 | 1979-06-29 | Fujitsu Ltd | Magnetic tape memory system |
-
1984
- 1984-05-15 JP JP9569484A patent/JPS60239982A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4973108A (ja) * | 1972-11-11 | 1974-07-15 | ||
JPS5481809A (en) * | 1977-12-13 | 1979-06-29 | Fujitsu Ltd | Magnetic tape memory system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60239982A (ja) | 1985-11-28 |
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