JPH0348053B2 - - Google Patents
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- JPH0348053B2 JPH0348053B2 JP57144249A JP14424982A JPH0348053B2 JP H0348053 B2 JPH0348053 B2 JP H0348053B2 JP 57144249 A JP57144249 A JP 57144249A JP 14424982 A JP14424982 A JP 14424982A JP H0348053 B2 JPH0348053 B2 JP H0348053B2
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- JP
- Japan
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- wiper
- crank arm
- rotates
- link rod
- wiper blade
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/06—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive
- B60S1/16—Means for transmitting drive
- B60S1/18—Means for transmitting drive mechanically
- B60S1/185—Means for transmitting drive mechanically with means for stopping or setting the wipers at their limit of movement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両のウインド面を往復し払拭する車
両用ワイパ装置に関する。
両用ワイパ装置に関する。
この種のワイパ装置にはワイパブレードの全部
又は一部が常時、車両のボンネツト内に格納され
て運転者の視界からかくれており、ワイパ使用時
にワイパブレードがボンネツト内からとび出して
払拭するところの、いわゆる格納型ワイパと呼ば
れるものがある(コンシールド型又はセミコンシ
ールド型ともよばれる)。
又は一部が常時、車両のボンネツト内に格納され
て運転者の視界からかくれており、ワイパ使用時
にワイパブレードがボンネツト内からとび出して
払拭するところの、いわゆる格納型ワイパと呼ば
れるものがある(コンシールド型又はセミコンシ
ールド型ともよばれる)。
しかし、このものは、ワイパ作動時にワイパブ
レードが格納位置から下反転位置まで起き上がつ
てから(ライズアツプしてから)、下反転位置と
上反転位置までの間を払拭するのが普通であり、
ライズアツプ機構と呼ばれる複雑な機構をもつて
いる。
レードが格納位置から下反転位置まで起き上がつ
てから(ライズアツプしてから)、下反転位置と
上反転位置までの間を払拭するのが普通であり、
ライズアツプ機構と呼ばれる複雑な機構をもつて
いる。
ために、この種のワイパ装置は高価であつた。
そこで、ライズアツプ機構をもたないでワイパ非
作動時に、運転者の視界からワイパブレードの全
部又は一部をかくすことが望まれる。
そこで、ライズアツプ機構をもたないでワイパ非
作動時に、運転者の視界からワイパブレードの全
部又は一部をかくすことが望まれる。
そのためには払拭時の下反転位置を今まで以上
に下に下げ、ワイパブレードが下反転位置にきて
いるときには、ワイパブレードの全部又は一部が
運転者の視界から外れるようにすれば良い。
に下に下げ、ワイパブレードが下反転位置にきて
いるときには、ワイパブレードの全部又は一部が
運転者の視界から外れるようにすれば良い。
しかし、この方式では、ワイパモータ運転中、
常にワイパブレードが下反転位置に達するため、
冬期にウインド下面に雪が積もると、ワイパモー
タに通電しているときに、積雪によつてワイパブ
レードの降下が阻止され、ワイパブレードやワイ
パリンクロツド、あるいはワイパモータが破損し
たりオーバーロード故障をおこすことがあるとい
う欠点があつた。
常にワイパブレードが下反転位置に達するため、
冬期にウインド下面に雪が積もると、ワイパモー
タに通電しているときに、積雪によつてワイパブ
レードの降下が阻止され、ワイパブレードやワイ
パリンクロツド、あるいはワイパモータが破損し
たりオーバーロード故障をおこすことがあるとい
う欠点があつた。
従つて、下反転位置付近でワイパブレードの運
動が拘束されても、前述の如き破損や故障をおこ
すことのない車両用ワイパ装置が望まれ、本発明
の目的は、このようなワイパ装置を構成すること
にある。
動が拘束されても、前述の如き破損や故障をおこ
すことのない車両用ワイパ装置が望まれ、本発明
の目的は、このようなワイパ装置を構成すること
にある。
以下、本発明の一実施例を第1図から第6図を
用いて詳細に説明する。5はワイパモータの駆動
軸となるドライブシヤフトであり、このシヤフト
5にはクランクピン1がめられたクランクアー
ム本体6がろう付により一体に組付けられてい
る。又、ウオームギヤ17がナツト11により前
記シヤフト5に締結され一体となつている。
用いて詳細に説明する。5はワイパモータの駆動
軸となるドライブシヤフトであり、このシヤフト
5にはクランクピン1がめられたクランクアー
ム本体6がろう付により一体に組付けられてい
る。又、ウオームギヤ17がナツト11により前
記シヤフト5に締結され一体となつている。
ドライブシヤフト5のクランクアーム6本体側
先端には、樹脂材料より成るギヤ7が回動自在に
組付けられている。又、シヤフト5のウオームギ
ヤ17側にはアルミダイキヤストより成るスライ
ダ12の凹部12a(第3図)が挿入されている。
24はサークリツプでドライブシヤフト5の抜け
止めである。10はチエンジシヤフトでドライブ
シヤフト5の貫通孔内に回動自在に組付けられ一
端の折曲げ部10aがギヤ7の溝にはめこまれて
このギヤ7と係合しており他端10bは一部が切
欠かれて、スライダ12に係合している。
先端には、樹脂材料より成るギヤ7が回動自在に
組付けられている。又、シヤフト5のウオームギ
ヤ17側にはアルミダイキヤストより成るスライ
ダ12の凹部12a(第3図)が挿入されている。
24はサークリツプでドライブシヤフト5の抜け
止めである。10はチエンジシヤフトでドライブ
シヤフト5の貫通孔内に回動自在に組付けられ一
端の折曲げ部10aがギヤ7の溝にはめこまれて
このギヤ7と係合しており他端10bは一部が切
欠かれて、スライダ12に係合している。
すなわち、チエンジシヤフト10の他端10b
は切欠きをもつ断面がDの字形のものであり、こ
の他端10bがスライダ12の貫通孔内に挿入さ
れている。よつて第2図、第3図にて示すように
スライダ12はチエンジシヤフト10に対して上
下には移動可能であるが、スライダ12はチエン
ジシヤフト10に対して回転が一体に行なわれう
るような係合状態にある。
は切欠きをもつ断面がDの字形のものであり、こ
の他端10bがスライダ12の貫通孔内に挿入さ
れている。よつて第2図、第3図にて示すように
スライダ12はチエンジシヤフト10に対して上
下には移動可能であるが、スライダ12はチエン
ジシヤフト10に対して回転が一体に行なわれう
るような係合状態にある。
スライダ12にはアルミダイキヤストより成る
ノブ13がリベツト15により回動自在に組付い
ている。14は鋼板のストツパである。
ノブ13がリベツト15により回動自在に組付い
ている。14は鋼板のストツパである。
ワイパモータハウジング20とビス21により
一体となつたカバー19と前記ストツパ14とが
スポツト溶接により一体となつており、ストツパ
14の先端にはノブ13が引掛け固定可能な溝1
4aを有する。ストツパ14とスライダ12の間
には、スライダ12をドライブシヤフト5に押し
つける様、圧縮ばね16を設けてある。
一体となつたカバー19と前記ストツパ14とが
スポツト溶接により一体となつており、ストツパ
14の先端にはノブ13が引掛け固定可能な溝1
4aを有する。ストツパ14とスライダ12の間
には、スライダ12をドライブシヤフト5に押し
つける様、圧縮ばね16を設けてある。
下反転位置がかなり下にくる第2図において、
ノブ13が実線状態にある夏期のスライダ12と
ドライブシヤフト5の結合長さm、スライダ12
とチエンジシヤフト10の結合長さn、スライダ
12のストロークlの関係はn>l>mとしてあ
る。
ノブ13が実線状態にある夏期のスライダ12と
ドライブシヤフト5の結合長さm、スライダ12
とチエンジシヤフト10の結合長さn、スライダ
12のストロークlの関係はn>l>mとしてあ
る。
22は防水ケースでストツパ14にはめこまれ
る。第2図上方の3は含油焼結金属よりなる偏心
ブツシユである。このブツシユ3は樹脂材料より
なりギヤ7との歯数比が1対1のピニオン4と凹
凸嵌合により一体となり偏心ブツシユ部3,4を
構成する。
る。第2図上方の3は含油焼結金属よりなる偏心
ブツシユである。このブツシユ3は樹脂材料より
なりギヤ7との歯数比が1対1のピニオン4と凹
凸嵌合により一体となり偏心ブツシユ部3,4を
構成する。
そして、この偏心ブツシユ部3,4はスナツプ
リング25により、クランクピン1に回動自在に
組付けられている。2はロツド26に一体成形さ
れた従来周知の樹脂ケースで、偏心ブツシユ3に
回動自在に挿着されている。8はギヤ7とピニオ
ン4をできるだけ小さくするためのアイドルギヤ
でギヤ7と共にギヤ部7,8を構成しており、こ
のギヤ8はスナツプリング18により、回動自在
に、ピン9に組付けられる。なおピン9はクラン
クアーム本体6に固定されている。23は歯車を
保護する樹脂材料より成るカバーで、クランクア
ーム6に爪23aを介して一体に組付けられてい
る。
リング25により、クランクピン1に回動自在に
組付けられている。2はロツド26に一体成形さ
れた従来周知の樹脂ケースで、偏心ブツシユ3に
回動自在に挿着されている。8はギヤ7とピニオ
ン4をできるだけ小さくするためのアイドルギヤ
でギヤ7と共にギヤ部7,8を構成しており、こ
のギヤ8はスナツプリング18により、回動自在
に、ピン9に組付けられる。なおピン9はクラン
クアーム本体6に固定されている。23は歯車を
保護する樹脂材料より成るカバーで、クランクア
ーム6に爪23aを介して一体に組付けられてい
る。
以上の構成により、夏期、ノブ13がストツパ
14の溝14aからはずれた状態、つまり、第2
図の実線状態では、チエンジシヤフト10はスラ
イダ12に係合して一体化され、又スライダ12
はドライブシヤフト5と一体になるので、ギヤ7
はチエンジシヤフト10とスライダ12とを介し
てドライブシヤフト5と一体となる。
14の溝14aからはずれた状態、つまり、第2
図の実線状態では、チエンジシヤフト10はスラ
イダ12に係合して一体化され、又スライダ12
はドライブシヤフト5と一体になるので、ギヤ7
はチエンジシヤフト10とスライダ12とを介し
てドライブシヤフト5と一体となる。
従つて、アイドルギヤ8を介して、ピニオン4
と一体となつている偏心ブツシユ3もドライブシ
ヤフト5と一体の連結状態となるので、偏心ブツ
シユ3の実質的中心軸Cはドライブシヤフト5の
中心B点を中心として第2図のように半径(A+
ΔA)で回転し、ワイパブレードが上反転位置に
きたときには第4図の状態となる。
と一体となつている偏心ブツシユ3もドライブシ
ヤフト5と一体の連結状態となるので、偏心ブツ
シユ3の実質的中心軸Cはドライブシヤフト5の
中心B点を中心として第2図のように半径(A+
ΔA)で回転し、ワイパブレードが上反転位置に
きたときには第4図の状態となる。
一方冬期は、クランクアーム6に連動するワイ
パブレードが窓ガラス下端つまり下反転位置にあ
る時に、ノブ13を第2図中下方に引いてスライ
ダ12を降下させ(寸法lだけ下がる)、スライ
ダ12とドライブシヤフト5との係合を外した後
にスライダ12ひいては、これに係合しているチ
エンジシヤフト10を180゜回転させれば、スライ
ダ12、チエンジシヤフト10、ギヤ7、アイド
ルギヤ8、ピニオン4を介して偏心ブツシユ3が
クランクピン1に対して180゜回転するので(回転
し終ると第3図のようになる)偏心ブツシユ3の
中心は2×△A分位置がずれ、その分リンクロツ
ド26が第3図中矢印X方向に引かれるのでワイ
パアームの下反転位置は第5図に示すようにθ1だ
け上に上がる。
パブレードが窓ガラス下端つまり下反転位置にあ
る時に、ノブ13を第2図中下方に引いてスライ
ダ12を降下させ(寸法lだけ下がる)、スライ
ダ12とドライブシヤフト5との係合を外した後
にスライダ12ひいては、これに係合しているチ
エンジシヤフト10を180゜回転させれば、スライ
ダ12、チエンジシヤフト10、ギヤ7、アイド
ルギヤ8、ピニオン4を介して偏心ブツシユ3が
クランクピン1に対して180゜回転するので(回転
し終ると第3図のようになる)偏心ブツシユ3の
中心は2×△A分位置がずれ、その分リンクロツ
ド26が第3図中矢印X方向に引かれるのでワイ
パアームの下反転位置は第5図に示すようにθ1だ
け上に上がる。
これを第1図、第5図および第6図で説明す
る。第1図、第5図、第6図において、30はワ
イパブレード、31はワイパアーム、32はピボ
ツト部、33はアームレバーであり、P1〜P4は
回動自在なピン部分で連結されている。そして、
P4は第2図乃至第4図における偏心したピン1,
2,3,4に相当する。
る。第1図、第5図、第6図において、30はワ
イパブレード、31はワイパアーム、32はピボ
ツト部、33はアームレバーであり、P1〜P4は
回動自在なピン部分で連結されている。そして、
P4は第2図乃至第4図における偏心したピン1,
2,3,4に相当する。
なお、ピン部P1〜P3は偏心していない単純な
結合ピンから成る。
結合ピンから成る。
第5図においてリンクロツド26が矢印X方向
に引かれるとアームレバー33、ワイパアーム3
1はピボツト部32を中心として角度θ1だけ回動
しウインド面Wを払拭する。
に引かれるとアームレバー33、ワイパアーム3
1はピボツト部32を中心として角度θ1だけ回動
しウインド面Wを払拭する。
ワイパブレード30の下反転位置は以前の状態
では位置L1であつたのが、θ1だけ回動することに
より位置L2になる。つまり、下反転位置が夏向
きのL1から冬向きのL2になる。又、上反転位置
L3は一定で前と変わらない。
では位置L1であつたのが、θ1だけ回動することに
より位置L2になる。つまり、下反転位置が夏向
きのL1から冬向きのL2になる。又、上反転位置
L3は一定で前と変わらない。
以下、これについて更に説明する。
上述で、ノブ13を引いて180゜回転させること
を述べたが、この後、ノブ13をストツパ14に
第3図の如く引掛け固定すれば(ストツパ14に
はノブ先端13aをひつかける溝14aがある)、
チエンジシヤフト10がスライダ12、ノブ1
3、ストツパ14、モータカバー19を介してワ
イパモータハウジング20に係合し自由に回転で
きないようになるので第3図の状態でワイパモー
タハウジング20、スライダ12、シヤフト1
0、ギヤ7,8,4、ブツシユ3は全て一体とな
つてモータハウジング20に対して回動不能とな
る。
を述べたが、この後、ノブ13をストツパ14に
第3図の如く引掛け固定すれば(ストツパ14に
はノブ先端13aをひつかける溝14aがある)、
チエンジシヤフト10がスライダ12、ノブ1
3、ストツパ14、モータカバー19を介してワ
イパモータハウジング20に係合し自由に回転で
きないようになるので第3図の状態でワイパモー
タハウジング20、スライダ12、シヤフト1
0、ギヤ7,8,4、ブツシユ3は全て一体とな
つてモータハウジング20に対して回動不能とな
る。
このような状態でワイパモータハウジング20
内の図示せぬワイパモータが回転すると周知の如
くモータの出力軸M1が回転し、この出力軸M1に
形成してあるウオームがウオームギヤ17とかみ
合つているのでギヤ17が回転しギヤ17と一体
のドライブシヤフト5が回転する。そしてドライ
ブシヤフト5と一体のクランクアーム本体6とピ
ン1が回転することになる。
内の図示せぬワイパモータが回転すると周知の如
くモータの出力軸M1が回転し、この出力軸M1に
形成してあるウオームがウオームギヤ17とかみ
合つているのでギヤ17が回転しギヤ17と一体
のドライブシヤフト5が回転する。そしてドライ
ブシヤフト5と一体のクランクアーム本体6とピ
ン1が回転することになる。
よつてピン1に挿入されている偏心ブツシユ3
もドライブシヤフト5の中心軸Bの周囲を回転
(公転)する。
もドライブシヤフト5の中心軸Bの周囲を回転
(公転)する。
ところが前述した如く、ギヤ7がシヤフト10
を介してワイパモータハウジング20に固定され
ているため、ドライブシヤフト5が回転しても、
ギヤ7とハウジング20との相対位置は変化しな
い。よつて、ギヤ7に連結されているところにア
イドルギヤ8、ピニオン4、偏心ブツシユ3もハ
ウジング20に対する相対位置は変化せず偏心方
向(第3図の矢印Y)がモータハウジング20に
対していつも同じ方向のままクランクアーム本体
6が第6図の矢印Z方向に回転するので、第6図
に示すように、偏心ブツシユ3の実質的中心軸C
の軌跡(太い一点鎖線)は、中心B点(第3図、
第6図)を中心として半径が上反転位置(第6図
において一点鎖線で示したリンクロツド26の位
置)のA+△Aから、下反転位置(第6図におい
て実線で図示したリンクロツド26の位置)のA
−△Aへと漸時変化しながら運動する軌跡とな
る。
を介してワイパモータハウジング20に固定され
ているため、ドライブシヤフト5が回転しても、
ギヤ7とハウジング20との相対位置は変化しな
い。よつて、ギヤ7に連結されているところにア
イドルギヤ8、ピニオン4、偏心ブツシユ3もハ
ウジング20に対する相対位置は変化せず偏心方
向(第3図の矢印Y)がモータハウジング20に
対していつも同じ方向のままクランクアーム本体
6が第6図の矢印Z方向に回転するので、第6図
に示すように、偏心ブツシユ3の実質的中心軸C
の軌跡(太い一点鎖線)は、中心B点(第3図、
第6図)を中心として半径が上反転位置(第6図
において一点鎖線で示したリンクロツド26の位
置)のA+△Aから、下反転位置(第6図におい
て実線で図示したリンクロツド26の位置)のA
−△Aへと漸時変化しながら運動する軌跡とな
る。
従つて、上述の偏心ブツシユ3の実質的中心軸
Cの軌跡(太い一点鎖線)に応じてリンクロツド
26は左右に往復するのでワイパブレードの下反
転位置はθ1だけ上がることになる。又、上反転位
置は第6図においてB−C1間の寸法はA+△A
であり、これは、第4図のB−C間と同じである
から、夏でも冬でも上反転位置L3は同じで、下
反転位置のみθ1だけ小さい払拭角度が冬期に得ら
れる。勿論、その逆も可能である。
Cの軌跡(太い一点鎖線)に応じてリンクロツド
26は左右に往復するのでワイパブレードの下反
転位置はθ1だけ上がることになる。又、上反転位
置は第6図においてB−C1間の寸法はA+△A
であり、これは、第4図のB−C間と同じである
から、夏でも冬でも上反転位置L3は同じで、下
反転位置のみθ1だけ小さい払拭角度が冬期に得ら
れる。勿論、その逆も可能である。
以上まとめればドライブシヤフト5の中心B点
から偏心ブツシユ3の実質的中心軸Cひいてはリ
ンクロツド26の結合部の中心となるケース2の
中心軸までの寸法が第2図の如くA+△Aになる
と第5図においてワイパブレード30はL1から
L3の範囲で大きく払拭するが、前記寸法が第3
図の如くA−△Aに変化すると、第5図において
ワイパブレード30はL2からL3までの範囲内で
しか払拭しなくなる。
から偏心ブツシユ3の実質的中心軸Cひいてはリ
ンクロツド26の結合部の中心となるケース2の
中心軸までの寸法が第2図の如くA+△Aになる
と第5図においてワイパブレード30はL1から
L3の範囲で大きく払拭するが、前記寸法が第3
図の如くA−△Aに変化すると、第5図において
ワイパブレード30はL2からL3までの範囲内で
しか払拭しなくなる。
そして、この切りかえはノブ13を第2図の如
く上方に上げた状態にするかあるいはノブ13を
第3図の如く下方に引き下げてかつストツパ14
にひつかけた状態にするか切り替えることによつ
て行なわれる。なお、防水ケース22は少し回動
することにより容易にモータ本体ハウジング20
から脱着できるようにしてあるのでこれを外して
ノブ13を操作すれば良い。
く上方に上げた状態にするかあるいはノブ13を
第3図の如く下方に引き下げてかつストツパ14
にひつかけた状態にするか切り替えることによつ
て行なわれる。なお、防水ケース22は少し回動
することにより容易にモータ本体ハウジング20
から脱着できるようにしてあるのでこれを外して
ノブ13を操作すれば良い。
なお、第4図は第2図の状態からドライブシヤ
フト5が回転してワイパブレードが上反転位置
L3に達したときの状態を図示したものであり、
ドライブシヤフト5の中心Bからカバー2の中心
Cまでの寸法は相変わらずA+△Aになつている
ことを示している。
フト5が回転してワイパブレードが上反転位置
L3に達したときの状態を図示したものであり、
ドライブシヤフト5の中心Bからカバー2の中心
Cまでの寸法は相変わらずA+△Aになつている
ことを示している。
なお、以上の一実施例では、ピニオン4、アイ
ドルギヤ8、ギヤ7は樹脂材料製としたがアルミ
ダイキヤスト、焼結金属等の材料でもよい。偏心
ブツシユは含油焼結金属としたが、他の金属材
料、又は樹脂材料でもよい。
ドルギヤ8、ギヤ7は樹脂材料製としたがアルミ
ダイキヤスト、焼結金属等の材料でもよい。偏心
ブツシユは含油焼結金属としたが、他の金属材
料、又は樹脂材料でもよい。
ピニオン4と偏心ブツシユ3は凹凸嵌合により
結合するものとしたが、一体化できれば、め、
ビス締め等どの様な方法でもよく、特に焼結金
属、樹脂材料等であれば、一体成形も可能であ
る。
結合するものとしたが、一体化できれば、め、
ビス締め等どの様な方法でもよく、特に焼結金
属、樹脂材料等であれば、一体成形も可能であ
る。
アイドルギヤ8は、ピニオン4及びギヤ7の大
きさが大きくてもよければ、省略してもよく、逆
に複数個にしてもよい。
きさが大きくてもよければ、省略してもよく、逆
に複数個にしてもよい。
ギヤ7とピニオン4の歯数比は1対1とした
が、2対1、3対1等ギヤ7の歯数をピニオン4
の歯数の整数倍としてもよい。
が、2対1、3対1等ギヤ7の歯数をピニオン4
の歯数の整数倍としてもよい。
ギヤ7とチエンジシヤフト10はチエンジシヤ
フト10の折曲げ部10aをギヤ7の溝部にはめ
こむことにより一体化したが、一体化できれば良
くめ、ねじ締め、ピン打ち等どの様な方法でも
よい。
フト10の折曲げ部10aをギヤ7の溝部にはめ
こむことにより一体化したが、一体化できれば良
くめ、ねじ締め、ピン打ち等どの様な方法でも
よい。
又、スライダ12は、夏期において第2図の如
く、ドライブシヤフト5と係合して一体回転する
こととしたが、ドライブシヤフト5と一体に回転
するところのウオームギヤ17、ナツト11等に
切欠き部を設け、この切欠き部にスライダ12が
係合する構造にしてもよい。
く、ドライブシヤフト5と係合して一体回転する
こととしたが、ドライブシヤフト5と一体に回転
するところのウオームギヤ17、ナツト11等に
切欠き部を設け、この切欠き部にスライダ12が
係合する構造にしてもよい。
又、冬期スライダ12と一体のノブ13をスト
ツパ14に固定することとしたが、ドライブシヤ
フト5の回転に対して静止しているところのカバ
ープレート19、モータハウジング20、あるい
はこのワイパ装置が取付く車両の一部等に対して
ノブ13を固定するようにしてもかまわない。
ツパ14に固定することとしたが、ドライブシヤ
フト5の回転に対して静止しているところのカバ
ープレート19、モータハウジング20、あるい
はこのワイパ装置が取付く車両の一部等に対して
ノブ13を固定するようにしてもかまわない。
ストツパ14は鋼板製としカバープレート19
にスポツト溶接することとしたが、他の金属材
料、又は樹脂材料を用いてストツパ14を構成し
め、ねじ締め等によりストツパ14とプレート
19とを一体化しても、あるいは、一体成形して
もかまわない。
にスポツト溶接することとしたが、他の金属材
料、又は樹脂材料を用いてストツパ14を構成し
め、ねじ締め等によりストツパ14とプレート
19とを一体化しても、あるいは、一体成形して
もかまわない。
更に、上記一実施例においては第2図の如くワ
イパブレードが下反転位置にあるときに、ノブ1
3を寸法lだけ下に降ろして、ノブ13ひいては
ドライブシヤフト10とギヤ7,8,4とを介し
て偏心ブツシユ3を180度回動させてから、第3
図のようにノブ13をストツパ14に係止した
が、ワイパブレードが第4図の如く上反転位置に
あるときにノブ13を寸法lだけ下におろすので
あれば、180度回動させる必要はなく、そのまま
ノブ13をストツパ14に係止すれば夏期向けか
ら冬期向けの払拭角に切り替えることができる。
イパブレードが下反転位置にあるときに、ノブ1
3を寸法lだけ下に降ろして、ノブ13ひいては
ドライブシヤフト10とギヤ7,8,4とを介し
て偏心ブツシユ3を180度回動させてから、第3
図のようにノブ13をストツパ14に係止した
が、ワイパブレードが第4図の如く上反転位置に
あるときにノブ13を寸法lだけ下におろすので
あれば、180度回動させる必要はなく、そのまま
ノブ13をストツパ14に係止すれば夏期向けか
ら冬期向けの払拭角に切り替えることができる。
そして、このようにワイパブレードが上反転位
置にあるとき(第4図)に切り替えるようにする
のであれば、リベツト15やスプリング16やノ
ブ13も省略しても良く、チエンジレバー10を
ドライブシヤフト5と連結するか又はストツパ1
4の如き固定部材と連結するかはビス等を用いて
も簡単に切り替えできる。しかし、上反転位置で
ワイパブレードが停止するようにしなければなら
ないので、周知の定位置停止機構を改造し下反転
位置のみでなく上反転位置にもワイパブレードが
停止するようにしなければならない。しかしこの
改造は極めて簡単であり単に定位置停止機構内の
カムスイツチの形状を変更するだけで良い。
置にあるとき(第4図)に切り替えるようにする
のであれば、リベツト15やスプリング16やノ
ブ13も省略しても良く、チエンジレバー10を
ドライブシヤフト5と連結するか又はストツパ1
4の如き固定部材と連結するかはビス等を用いて
も簡単に切り替えできる。しかし、上反転位置で
ワイパブレードが停止するようにしなければなら
ないので、周知の定位置停止機構を改造し下反転
位置のみでなく上反転位置にもワイパブレードが
停止するようにしなければならない。しかしこの
改造は極めて簡単であり単に定位置停止機構内の
カムスイツチの形状を変更するだけで良い。
なお、本発明の実施例において回動ピン部P4
とはピン1、ケース2、偏心ブツシユ3、ピンオ
ン4の部分を示す。又、クランクアーム部6Xと
はクランクアーム本体6とこの上に装着されたギ
ヤ7,8、ギヤカバー23を示す。又、ワイパモ
ータMとはワイパモータハウジング20で包まれ
た部分とドライブシヤフト5を示す。
とはピン1、ケース2、偏心ブツシユ3、ピンオ
ン4の部分を示す。又、クランクアーム部6Xと
はクランクアーム本体6とこの上に装着されたギ
ヤ7,8、ギヤカバー23を示す。又、ワイパモ
ータMとはワイパモータハウジング20で包まれ
た部分とドライブシヤフト5を示す。
以上述べたように本発明においては、ウインド
Wを上反転位置L3から下反転位置L1又はL2間に
わたつて往復払拭するワイパブレード30、この
ワイパブレード30を支持しピボツト部32を中
心に回動するワイパアーム31、該ワイパアーム
31に連結されたリンク機構をなすレバー33な
らびにリンクロツド26、該リンクロツド26に
回動ピン部P4を介して連結され前記リンクロツ
ド26を往復駆動するクランクアーム部6X、該
クランクアーム部6Xを回転させて前記リンクロ
ツド26ひいては前記ワイパブレード30を往復
駆動するワイパモータMを備えた車両用ワイパ装
置において、前記クランクアーム部6Xの回転中
心Bから前記クランクアーム部6Xと前記リンク
ロツド26との連結部兼枢軸部となる回動ピン部
P4の実質的中心軸Cまでの寸法を2段階に切り
換えたから、例えば夏期と冬期とに応じて運転者
等がワイパブレードの払拭範囲つまりは下反転位
置を容易に変更することができ、冬期において積
雪してもワイパブレードやワイパリンクロツドが
変形したりワイパモータが過負荷損傷しない位置
L2まで下反転位置を上方に設定することができ
るため、冬期における故障がなくなり、かつ、積
雪のない冬期間中や夏期等においては下反転位置
をウインドガラス面の最も下の位置L1(車両によ
つてはボンネツトより下側にもぐり込んだウイン
ドガラスをもつものもある)に設定できるため、
ワイパ非作動中はワイパブレードの全部又は一部
を運転者の視界から実質的にかくすことができる
ため、前方視界がワイパブレードによつて妨げら
れることもなくなり、安全に寄与する。しかも、
複雑高価なライズアツプ機構は不用である。
Wを上反転位置L3から下反転位置L1又はL2間に
わたつて往復払拭するワイパブレード30、この
ワイパブレード30を支持しピボツト部32を中
心に回動するワイパアーム31、該ワイパアーム
31に連結されたリンク機構をなすレバー33な
らびにリンクロツド26、該リンクロツド26に
回動ピン部P4を介して連結され前記リンクロツ
ド26を往復駆動するクランクアーム部6X、該
クランクアーム部6Xを回転させて前記リンクロ
ツド26ひいては前記ワイパブレード30を往復
駆動するワイパモータMを備えた車両用ワイパ装
置において、前記クランクアーム部6Xの回転中
心Bから前記クランクアーム部6Xと前記リンク
ロツド26との連結部兼枢軸部となる回動ピン部
P4の実質的中心軸Cまでの寸法を2段階に切り
換えたから、例えば夏期と冬期とに応じて運転者
等がワイパブレードの払拭範囲つまりは下反転位
置を容易に変更することができ、冬期において積
雪してもワイパブレードやワイパリンクロツドが
変形したりワイパモータが過負荷損傷しない位置
L2まで下反転位置を上方に設定することができ
るため、冬期における故障がなくなり、かつ、積
雪のない冬期間中や夏期等においては下反転位置
をウインドガラス面の最も下の位置L1(車両によ
つてはボンネツトより下側にもぐり込んだウイン
ドガラスをもつものもある)に設定できるため、
ワイパ非作動中はワイパブレードの全部又は一部
を運転者の視界から実質的にかくすことができる
ため、前方視界がワイパブレードによつて妨げら
れることもなくなり、安全に寄与する。しかも、
複雑高価なライズアツプ機構は不用である。
また、上反転位置にあるときには、回転中心B
から実質的中心軸Cまでの寸法を変化させない駆
動機構としているから、ワイパブレードの下反転
位置のみが変化し、上反転位置は正常どおりとす
ることができるため、積雪時等において充分な視
界を確保できる。
から実質的中心軸Cまでの寸法を変化させない駆
動機構としているから、ワイパブレードの下反転
位置のみが変化し、上反転位置は正常どおりとす
ることができるため、積雪時等において充分な視
界を確保できる。
第1図は本発明ワイパ装置の一実施例を示す全
体構成図、第2図乃至第4図は第1図の矢視A−
A線に沿う各作動ごとの一部断面図であり、第2
図は夏期におけるワイパブレードが下反転位置に
あるとき、第3図は冬期におけるワイパブレード
が下反転位置にあるとき、第4図は夏期における
ワイパブレードが上反転位置にあるときを示す。
第5図は第1図図示装置の作動を模式的に示すス
ケルトン図である。第6図は第3図の矢視D−D
断面図で冬期の偏心ブツシユの公転状況を示す模
式図である。 W……ウインド面、L3……上反転位置、L1,
L2……下反転位置、30……ワイパブレード、
32……ピボツト部、31……ワイパアーム、3
3……レバー、26……リンクロツド、P4……
回動ピン部、6X……クランクアーム部、M……
ワイパモータ、C……回動ピン部の実質的中心
軸、1……クランクピン、3,4……偏心ブツシ
ユ部、2……ケース、5……ドライブシヤフト、
6……クランクアーム本体、7,8……ギヤ部、
5……ドライブシヤフト、20……ワイパモータ
ハウジング、10……チエンジシヤフト。
体構成図、第2図乃至第4図は第1図の矢視A−
A線に沿う各作動ごとの一部断面図であり、第2
図は夏期におけるワイパブレードが下反転位置に
あるとき、第3図は冬期におけるワイパブレード
が下反転位置にあるとき、第4図は夏期における
ワイパブレードが上反転位置にあるときを示す。
第5図は第1図図示装置の作動を模式的に示すス
ケルトン図である。第6図は第3図の矢視D−D
断面図で冬期の偏心ブツシユの公転状況を示す模
式図である。 W……ウインド面、L3……上反転位置、L1,
L2……下反転位置、30……ワイパブレード、
32……ピボツト部、31……ワイパアーム、3
3……レバー、26……リンクロツド、P4……
回動ピン部、6X……クランクアーム部、M……
ワイパモータ、C……回動ピン部の実質的中心
軸、1……クランクピン、3,4……偏心ブツシ
ユ部、2……ケース、5……ドライブシヤフト、
6……クランクアーム本体、7,8……ギヤ部、
5……ドライブシヤフト、20……ワイパモータ
ハウジング、10……チエンジシヤフト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ウインド面を上反転位置から下反転位置間に
わたつて往復払拭するワイパブレード、このワイ
パブレードを支持しピボツト部を中心に回動する
ワイパアーム、該ワイパアームに連結されたリン
ク機構をなすレバー部ならびにリンクロツド、該
リンクロツドに回動ピン部を介して連結され前記
リンクロツドを往復駆動するクランクアーム部、
該クランクアーム部を回転させて前記リンクロツ
ドひいては前記ワイパブレードを往復駆動するワ
イパモータMを備えた車両用ワイパ装置におい
て、 前記クランクアーム部の回転中心Bから前記ク
ランクアーム部と前記リンクロツドとの連結部兼
枢軸部となる回動ピン部の実質的中心軸Cまでの
寸法を前記ワイパブレードが下反転位置にあると
きに2段階に切り換え、前記ワイパブレードが上
反転位置にあるときには前記寸法を変化させない
駆動機構を設けたことを特徴とする車両用ワイパ
装置。 2 前記駆動機構は、回動ピン部を構成する偏心
ブツシユを回転させて回転向きを切り換え、かつ
この偏心ブツシユを前記ワイパモータの回転系の
部材と係合させるか非回転系の部材に係合させる
かを切り換えるものから成ることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の車両用ワイパ装置。 3 前記回動ピン部は前記クランクアーム部のク
ランクアーム本体に固定されたクランクピン1と
該クランクピン1に回動自在に挿入された偏心ブ
ツシユ部3,4と、該偏心ブツシユ部3,4上に
回動自在に挿着され前記リンクロツド26に固着
されたケース2とを有し、 前記クランクアーム部は、前記ワイパモータの
ドライブシヤフト5に固着されたクランクアーム
本体6と、該クランクアーム本体上に設けられ前
記偏心ブツシユ部に噛み合い前記偏心ブツシユ部
を前記クランクピン1の周囲に回動させるギヤ部
7,8とを有し、 前記ワイパモータMは、前記クランクアーム本
体を回転させるドライブシヤフト5と、該ドライ
ブシヤフト5を回転自在に支持するワイパモータ
ハウジング20と、一端が前記ギヤ部に固着され
て該ギヤ部と一体に回転し他端側が前記ドライブ
シヤフト5に連結されるか又は前記ドライブシヤ
フト5と切り離されて前記ワイパモータハウジン
グ20側の部材に連結されるチエンジシヤフト1
0を有し、前記駆動機構は前記チエンジシヤフト
10と前記ギヤ部7,8と前記偏心ブツシユ部
3,4とから構成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項又は第2項に記載の車両用ワ
イパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57144249A JPS5934962A (ja) | 1982-08-19 | 1982-08-19 | 車両用ワイパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57144249A JPS5934962A (ja) | 1982-08-19 | 1982-08-19 | 車両用ワイパ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5934962A JPS5934962A (ja) | 1984-02-25 |
JPH0348053B2 true JPH0348053B2 (ja) | 1991-07-23 |
Family
ID=15357702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57144249A Granted JPS5934962A (ja) | 1982-08-19 | 1982-08-19 | 車両用ワイパ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934962A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54102732A (en) * | 1978-01-06 | 1979-08-13 | Lucas Industries Ltd | Device for operating windshield wiper of automobile |
JPS5525638A (en) * | 1978-08-10 | 1980-02-23 | Nippon Denso Co Ltd | Wiper |
-
1982
- 1982-08-19 JP JP57144249A patent/JPS5934962A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54102732A (en) * | 1978-01-06 | 1979-08-13 | Lucas Industries Ltd | Device for operating windshield wiper of automobile |
JPS5525638A (en) * | 1978-08-10 | 1980-02-23 | Nippon Denso Co Ltd | Wiper |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5934962A (ja) | 1984-02-25 |
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