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JPH0338565A - アゼチジン化合物、その製造法及び抗菌活性を有する化合物製造用中間体としてのその適用 - Google Patents

アゼチジン化合物、その製造法及び抗菌活性を有する化合物製造用中間体としてのその適用

Info

Publication number
JPH0338565A
JPH0338565A JP2174318A JP17431890A JPH0338565A JP H0338565 A JPH0338565 A JP H0338565A JP 2174318 A JP2174318 A JP 2174318A JP 17431890 A JP17431890 A JP 17431890A JP H0338565 A JPH0338565 A JP H0338565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
diphenylmethyl
general formula
methylazetidine
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2174318A
Other languages
English (en)
Inventor
Augusto C Pinol
アウグスト コロンボ ピノル
Jordi Frigola-Constansa
ジョルジュ フリゴラ コンスタンサ
Juan P Corominas
ファン パレス コロミナス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH0338565A publication Critical patent/JPH0338565A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D205/00Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D205/02Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D205/04Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、下記一般式Iで表わされる新規化学中間体、
その製造法及び生理活性物質の製造へのその適用に関す
る。
〔式中、R3はアミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキ
ルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、アシルアミノ基
、アルキルアシルアミノ基、アミノメチル基、アルキル
アミノメチル基、アシルアミノメチル基又はアルキルア
シルアミノメチル基を示し、上記基において各アシル部
分は1もしくはそれ以上のハロゲン原子、特にフッ素原
子で置換されていてもよい。RI SR2、RA 、R
5及びR6は水素原子又は低級アルキル基を示すが、そ
れらの少なくとも1つは低級アルキル基を示す。〕従従
来術とその課題 ヨーロッパ特許EP第88/403352.3号、フラ
ンス特許FR第89103,459号及び同FR第89
105,129号に一般式■4  R5 で表わされる化合物が記載されている。これら化合物の
いくつかは、その優れた抗菌活性のために開発されつつ
ある。
一般式■ 5 で表わされるアゼチジニル基を有する一般式Hの化合物
を製造するための簡単且つ能率的な中間体及び合成経路
を得ることは重要である。
R3がアミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ
基、アミノメチル基又はアルキルアミノメチル基である
一般式工の誘導体の数種は、科学文献で知られている。
しかしR3が上記と同じであって、同時に残りの置換基
の少なくとも1つが低級アルキル基である一般式Iの化
合物の例示はない。一般式■のアミノ置換化合物は、今
のところケミカル アブストラクツ 108 (13)
:1120223q、105 (15):133737
d、104 (23):207074g、104  (
5):34013n、101  (9):72740t
、78  (21):135969d。
83  (1):9760u、90  (11):80
717 k及び78 (3): 15930nの科学文
献に記載されている。
課題を解決するための手段 本発明者は、上記一般式■で表わされる新規化合物が治
療的活性化合物、例えば一般式■のタイプの一般式で表
わされるキノロン類、ナフチリジン類、ピリドベンゾキ
サジン類、チアゼトキノロン類、ベンゾキノリジン類、
ベンゾチアゾロキノロン類、ピリドベンゾチアジン類、
ベンゾキサゾロキノロン類、エポキシメタノチアゾロキ
ノロン類及びイソチアゾロキノリン類の製造用中間体と
して有用であることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
本発明の一般式Iで表わされる新規アゼチジン類は、置
換基の数、特性及び相対位置により、3つまでのキラル
中心を有し、それらは各々“R″又は“S”配置で表わ
される。
R1、R2、R3、R4、R5及びR6が上記と同じで
ある一般式Iの化合物は、R3が良好な“脱離基“であ
る場合に、適当な求核試薬によるR3の置換によって得
られる生成物である。この置換は、アゼチジンの1−位
を保護するベンズヒドリル基の存在のために、収率を考
えた場合に・非常に有利である。更に、ヨーロッパ特許
EP第324.298号、同EP第90/400684
゜8号及び同EP第90/401036.0号に記載さ
れている一般式■の化合物を製造するために必要な下記
一般式■で表わされるアゼチジン類を得るための脱保護
反応に関しても、ベンズヒドリル基は、収率を考えた場
合に非常に有利である。
一般弐■ R5 〔式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は前記
と同じ。〕 更に加えて、一般式Iの化合物において保護基としてベ
ンズヒドリル基を用いる利点は、キラル炭素が存在する
場合に生じる。なぜならば上記置換反応を行なうときに
、立体配置の保持が見られ、従って立体異性体の混合物
の形成を避けることができるからである。更にまた、一
般式■の化合物は、酵素又は鏡像異性体的に純粋な有機
酸の使用によってラセミ体混合物の分割を行なうのに非
常に適している。
本発明は、一般式■の化合物の製造法にも関する。本発
明の目的である新規誘導体は、下記反応行程式1に従っ
て調製され得る。即ち、反応行程式1に示される全経路
より一般式XIの中間体が導かれ、引続く複数の反応に
より一般式工の化合物を生ずる。反応行程式1中の化合
物v−xmにおいて、基R1、R2、Ra % Rs及
びR6は前記と同じであり、Xは塩素原子、臭素原子、
水酸基、アセチルオキシ基、メチルスルホニルオキシ基
、p−)ルエンスルホニルオキシ基、p−ニトロベンゾ
イルオキシ基、2−ナフタレンスルホニルオキシ基、t
−ブチルジフェニルシリルオキシ基又はt−ブチルジメ
チルシリルオキシ基を示し、Yは塩素原子又は臭素原子
を示し、Zはメチルスルホニルオキシ基、p−トルエン
スルホニルオキシ基又はシアノ基を示す。
本発明の実施態様の1つによれば、本発明の目的は、反
応行程式1に従って一般式Iの化合物を製造することで
ある。
〔反応行程式1〕 (Xn) (1) エポキシド類■又はIXの合成 a) 一般式Vの化合物と酸化剤、例えば過酢酸、m−
クロロ過安息香酸、N−ブロモスクシンイミド又はt−
ブチルヒドロパーオキシドとの反応によって、一般式■
のエポキシドは得られる。
酸化剤にN−ブロモスクシンイミドを用いるとき、反応
は従来の方法〔ニー、エイチ、ヤブロニアン(A、 H
,Yxyronixn ) 、アール、ニー、サンチェ
ス(R,A、 5inehex ) 、ジエー、ケー、
ボーラルド(J、 K、 Po1lxrd )及びイー
、グー。メツツェナー(E、 KoMejzner )
 、シンセシス(S7nfhesis ) 、1981
.791〕に従って水中で行なわれる。不斉エポキシ化
を行なう場合の好ましい試薬は、チタニウムイソプロポ
キシド及び酒石酸ジエチルの存在下でのt−ブチルヒド
ロパーオキシドであり、また動的分解(kinetic
res・1ution)のために酒石酸イ′ソプロビル
、酒石酸ジシクロヘキシル又は酒石酸ジシクロドデシル
を公知文献〔ワイ、ガオ(Y、 Gao) 、エム・ハ
ンソン(M、 Hanson ) 、ジエー、エム、ク
ランダー(J、  M、  Klunder ) 、ニ
ス、ワイ、コー(S、  YKo)、エイチ、マサムネ
(H,Masamune )及びタビ−。シャープレス
(K、  B、  5harplesx )、ジャーナ
ル オブ アメリカン ケミカル ソサイティー (J
、 Am、Chem、 SaC,) 、1987.10
9.5765)に記載のように用いることもできる。d
、e)XがOHである一般式Vの化合物に臭素、塩素を
付加し、その後水酸化カリウム等の塩基で処理すること
によって、一般式■のエポキシド類は得られる。この方
法は、2.3の化合物について記載している公知文献〔
シー、エフ、ヒスヶー(C,F、  旧5ke7) 、
エイチ、エル。
スラテス(H,L、5lates)及びエフ、エル、つ
工1956.21.429;アール、エイチ、ヒッギン
ス(R,H,Higgins )及びエフ、エイチ、り
)1ejeroc7clic  Chem、  )  
、1971.8.1059)の方法と同様に行なうこと
ができる。
反応は、一般式■の中間体化合物の単離を行なわずに行
なわれる。
アゼデジノール類(XI)の合成 り、c)又はf、g)  一般式XIの化合物は、一般
式■又は■の化合物をそれぞれ中間体生成物■又はXの
単離をすることなくジフェニルメチルアミンと反応させ
て合成される。
反応は、例えばメタノール、エタノール等の極性溶媒中
、2〜10日程度の時間桁なわれる。エポキシドを開環
する適切な温度は、O〜30℃程度の範囲であり、環化
の適切な温度は、20℃から使用溶媒の沸点程度の範囲
である。
j) 一般式X■)のケトンは、アルキルリチウム(R
aLi)又はアルキルマグネシウムハライド(Ra M
 g X )で処理することにより、一般式XIで表わ
される対応する3−アルキル−3−アゼデジノール類が
、公知文献〔ニス、ニス、キャラチルジー(S、  S
、  Chatterjee)及びニー、ショーフ(A
、  5hoeb) 、シンセシス(S71hesis
 )、1973.153〕に記載のように生成する。
一般式XIIのアゼチジン類の合成 hl)  Zがメチルスルホニルオキシ基又はp−トル
エンスルホニルオキシ基である一般式XIIの化合物は
、一般式XIの化合物とメタンスルホニルクロライド又
はp−)ルエンスルホニルクロライドとの反応によりそ
れぞれ合成される。反応は、例えばメチレンクロライド
、クロロホルム等の塩素化溶媒、ピリジン、トリエチル
アミン等の四級アミン、又はこれら溶媒の混合物中で行
なわれるのが好ましい。反応は、−30〜40℃程度の
温度で1〜24時間程時間時間桁なわれる。
h2)  Zがシアノ基である一般式XIIの化合物は
、Zがメチルスルホニルオキシ基又はp−トルエンスル
ホニルオキシ基である一般式XIIの化合物をシアン化
ナトリウムと反応させて合成される。
反応は、例えばジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド等の適当な溶媒を用いて行なわれるのが好ましい
。反応は、撹拌下に50〜100℃程度の範囲で3〜8
時間程度の時間桁なわれる。
一般式■のアゼチジン類の合成 il)  R3がアミノ基、アルキルアミノ基、ジアル
キルアミノ基又はシクロアルキルアミノ基である一般式
Iの化合物は、Zがメチルスルホニルオキシ基又はp−
)ルエンスルホニルオキシ基である一般式XIIの化合
物とアンモニア溶液、アルキルアミン、ジアルキルアミ
ン、又はシクロアルキルアミンとの反応によってそれぞ
れ得られる。
反応は、適当な溶媒中、40〜120℃程度の温度で1
〜48時間程時間時間、大気圧下又は密閉容器中桁なわ
れるのが好ましい。溶媒としては、水、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド等の極性非プロトン性溶
媒、エタノール、イソプロパノール等のアルコール類、
テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、又は
これらのうち2つの混合物が挙げられる。
i2)  R3がアミノメチル基である一般式Iの化合
物は、Zがシアノ基である一般式XIIの化合物の還元
によって得られる。この還元は、例えばリチウムアルミ
ニウムハイドライド等の金属水素化物によってジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル中で行なわ
れるのが好ましい。
温度は、ニトリルの添加の間中25〜40℃程度の範囲
に保持され、続いて反応物は、室温(25℃)で12〜
24時間程度撹拌される。
i3)  R3がアシルアミノ基、アルキルアシルアミ
ノ基又はアシルアミノメチル基である一般式Iの化合物
は、R3がアミノ基、アルキルアミノ基又はアミノメチ
ル基である化合物とカルボン酸塩化物又はカルボン酸無
水物との反応により得られる。この反応は、例えばベン
ゼン、トルエン等の芳香族炭化水素、メチレンクロライ
ド、クロロホルム等の塩素化化合物、又はこれらの混合
物中で行なわれるのが好ましい。更に、例えば炭酸ナト
リウム等の無機塩基、又はピリジン、トリエチルアミン
等の有機塩基の存在下に反応を行なうのが望ましい。温
度は、1〜4時間程度の間O〜30℃程度とされるのが
好ましい。
i4)  Raがアルキルアシルアミノメチル基である
一般式■の化合物は、R3がアシルアミノメチル基であ
る一般式Iの化合物をアルキル化剤としてアルキルハラ
イドを使用してアルキル化することにより得られる。反
応は、他のトリフルオロアセチルアミド類の公知アルキ
ル化〔ピー、ニーバーライド(P、 A、 Harlx
nd ) 、ビー、ホッジ(P、 Hodge) 、ダ
ヴリュ、モーハン(W、 Maughan)及びイー、
ウィルスミス(E、 Wildsmi Ih) 、’/
 ンセシス(Synthesis ) 、1984.9
41〕と同様の方法に従って行なわれる。
i5)  R3がアルキルアミノメチル基である一般式
■の化合物は、R3がアルキルアシルアミノメチル基で
ある一般式Iの化合物の加水分解により得られる。この
加水分解は、塩基性媒体中、好ましくは水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ金属塩基を用いて、4
0〜100℃程度の温度で行なわれる。
本発明の目的の一般式Iの化合物は、極めて安定であり
、一般式Hの抗菌活性を有する化合物の合成に必要な一
般弐■のアゼチジン類に容易に転換できる利点を有して
いる。
一般式Iの化合物を一般弐■の化合物に転換することを
可能にする反応は、パラジウム触媒、好ましくは水酸化
パラジウムを用いる水素化分解からなる。反応は、メタ
ノール、エタノール等のアルコール中、1.1〜20気
圧程気圧水素圧下に20〜70℃程度の範囲の適切な温
度で行なわれるのが好ましい。
実施例 以下実施例を示し、本発明新規化合物の製造法をより一
層明確なものとする。
尚、下記実施例は、例示6の目的で示したものであって
、本発明がこれらに制限される訳ではない。
実施例13−アミノ−1−ジフェニルメチル−3−メチ
ルアゼチジンの製造 a)1−クロロ−2,3−エポキシ−2−メチルプロパ
ン 水1.51中にメタリルクロライド294−(3,0モ
ル)を懸濁させた懸濁液に、室温下激しく撹拌しつつN
−ブロモスクシンイミド534g (3,0モル)を加
える。この混合物を16時間撹拌し、10℃に冷却し、
50%強度水酸化ナトリウム(3モル)水溶液を温度が
約25℃で保持されるように徐々に加えた。混合物を2
時間撹拌し、下層の有機層を分離し、硫酸マグネシウム
(20g)で乾燥し、蒸発し、粗生成物266g(84
%)を得た。クロロホルム(250m12)を用いて水
層を抽出することにより、更に50g(12%)を得た
。生成物を直接次の段階に使用することもできるが、ス
クシンイミドの最後の痕跡を除去するためには蒸留する
のが好ましい(沸点65℃/40トール)。
分光データ: IHNMR,δ、  (CDC/3):1.47 (s
、3H) 2.72 (d、J−5,0Hz、IH)2.79 (
d、J=5.0Hz、IH)3.52 (s、2H) 1−クロロ−2,3−エポキシ−2−メチルプロパン1
2.5g (117,3ミリモル)を、メタノール50
−中にジフェニルメチルアミン21.5g (i17.
3ミリモル)を溶解した溶液に加えた。混合物を室温で
3日間放置し、続いて還流を3日間行った。メタノール
を減圧下に留去し、生じた固体をアセトンで洗浄し、濾
過して1−ジフェニルメチル−3−ヒドロキシ−3−メ
チルアゼチジン塩酸塩28.8g (85%)、融点1
87〜197℃、を得た。
分光データ: IHNMR,δ、  (DMSOds):1.49 (
rn、3H) 3.95 (m、4H) 6.06 (m、2H) 7.1−7.9 (m、l0H) 12.2−12.7 (b、IH) IR(KBr):3322,2587,1455゜12
42.704cm″′言 ベース(塩基)を10%強度水酸化ナトリウム溶液中ク
ロロホルムで抽出することにより遊離して、1−ジフェ
ニルメチル−3−ヒドロキシ−3−メチルアゼチジンを
収率98%で得た。
分光データ; IHNMR,δ、(CDC73): 1.66 (s、3H) 3.10 (d、J=8Hz、2H) 3.33 (d、J=8Hz、2H) 4.50 (s、IH) 7、 1−7. 7 (m、  l0H)メチルリチウ
ム1.41g (64ミリモル)を含む無水エーテル1
40m12を、1−ジフェニルメチル−3−アゼチジノ
ン3.05g (12,8ミリモル)の無水エーテル6
1鯨溶液(0℃に冷却)に滴下し、反応を0℃で2時間
続けた。その後、水を滴下した。
有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸
発乾固した。生じた固体をメタノールに溶解し、塩酸飽
和メタノールを加え、混合物を蒸発乾固した。生じた固
体をアセトンで洗浄し、濾過して1−ジフェニルメチル
−3−ヒドロキシ−3−メチルアゼチジン塩酸塩3.1
2g (84%)、融点187〜197℃、を得た。
メタンスルホニルクロライド5.3g (46゜8ミリ
モル)を、1−ジフェニルメチル−3−ヒドロキシ−3
−メチルアゼチジン7.9g(31,2ミリモル)のピ
リジン7〇−溶液(−20℃に冷却)に滴下した。温度
を一20℃に1時間保持し、混合物を4℃で12時間放
置した。その後、氷水中に注ぎ、生じた沈殿物を濾過し
、水で洗浄した。固体をメチレンクロライドに溶解し、
沈降が起った後に残りの水を分離し、有機層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下に留去した。得られ
た固体をメチレンクロライド/ヘプタン混合物で再結晶
して、1−ジフェニルメチル−3−メチル−3−メチル
スルホニルオキシアゼチジン7.2g (70%)、融
点113〜115℃を得た。
分光データ: +HNMR,δ、(CDCA’3): 1.90 (s、3H) 3.00 (s、3H) 3.32 (s、4H) 4.43 (s、IH) 7.1−7.7 (m、l0H) IR(KBr):1337.1165,941゜703
 cm−’ 1−ジフェニルメチル−3−メチル−3−メチルスルホ
ニルオキシアゼチジン14.4g(43,4ミリモル)
をアンモニア飽和ジオキサン溶液100−に溶解し、混
合物を75〜80℃で20時間撹拌した。蒸発乾固し、
水を加え、混合物を酢酸で酸性化し、ジクロロメタンで
抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を
留去し、3−アミノ−1−ジフェニルメチル−3−メチ
ルアゼチジン8.0g (73%)、融点84〜86℃
、を得た。
分光データ: IHNMR,δ、  (CDC/3):1.38 (s
、3H) 1.73 (s、2H) 2.71 (d、2H,J=8Hz) 3.10 (d、2H,J−8Hz) 4.28 (s、  IH) 7.0−7.5 (m、l0H) IR(KBr)+3400. 1450. 1247゜
626 cm” 3−アミノ−1−ジフェニルメチル−3−メチルアゼチ
ジン7.75g (31ミリモル)をメタノール80−
に溶解し、塩酸飽和ジエチルエーテルで処理してpH5
〜6にした。
混合物を十分に蒸発乾固して過剰の酸を除去し、3−ア
ミノ−1−ジフェニルメチル−3−メチルアゼチジン2
塩酸塩10.0g (100%)、融点128〜130
℃、を得た。
分光データ: IHNMR,δ、  (DMSO): 1.70 (s、3)() 3.96 (m、2H) 4.36 (m、2H) 6.63 (m、LH) 7.38−7.69 (m、l0H) 9.05 (b、3H) 13、 17  (b、  IH) IR(KBr):3400−2300.1601゜83
0 ctn−’ 実施例2 トランス−3−アミノ−1−ジフェニルメチ
ル−2−メチルアゼチジンの製 造 d、  e) トレオー3−ブロモー1,2−エポキシ
ブタン トランス−2−ブテン−1−オール20.4g(0,2
84モル)を含むクロロホルム6011112溶液にわ
ずかな着色が呈するまでBr2(理論値=45.4g1
0.284モル)を滴下した。その後溶液が再び透明に
なるまでクロチルアルコールを数滴加えた。混合物を室
温で15分間保持し、溶媒を留去し、薄黒い液体残渣を
得た。この粗2゜3−ジブロモ−1−ブタノールをエチ
ルエーテル1401Tl12に溶解し、この溶液に水酸
化カリウム16g (0,284モル)を含む水170
1112を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、2層
を分離し、有機層を水で洗浄した。溶媒を留去し、残渣
を真空下に蒸留し、トレオー3−ブロモー1,2−エポ
キシブタン24g (56%)、沸点55〜60℃(2
5mmHg)、を得た。
分光データ: IHNMR,δ、  (CDC13):1.68 (d
、3H,J−7Hz) 2.69 (dd、IH,J=5Hz、J=2.5Hz
) 2.88 (dd、IH,J=5Hz、J=4Hz) 3.18 (ddd、IH,J−7Hz、J−4Hz、
J−2,5Hz) 3.86 (q、IH,J=7Hz) トレイ−3−ブロモ−1,2−エポキシブタン(9,8
g、64.90ミリモル)及びアミノジフェニルメタン
(11,8g、64.5ミリモル)を含むメタノール7
0−溶液を撹拌子室温で80時間放置し、72時間還流
した。混合物を蒸発乾固し、粘稠残渣をエーテル及び水
で処理した。水層を炭酸カリウムでアルカリ性化し、エ
チルエーテルで抽出し、トランス−1−ジフェニルメチ
ル−3−ヒドロキシ−2−メチルアゼチジン9.4g(
61%)を得た。
分光データ: IHNMR,δ、(CDCA’3): 0.75 (d、J=6Hz) 2.40 (b、IH) 2.56 (t、IH,J=6Hz) 3.02 (q、IH,J=6Hz) 3.64 (t、IH,J=6Hz) 3、87 (quini、、  IH,J=6Hz)4
.34 (s、IH) 7.27  (m、  l0H) IR(フィルム):3400,1450゜1156.7
49.702cm” メタノールに溶解したトランス−1−ジフェニルメチル
−3−ヒドロキシ−2−メチルアゼチジンの試料を塩酸
飽和ジエチルエーテルで処理しpH5〜6とした。混合
物を十分に蒸発乾固して過剰の酸を除去し、トランス−
1−ジフェニルメチル−3−ヒドロキシ−2−メチルア
ゼチジン塩酸塩、融点100〜103℃、を得た。
トリエチルアミン50g (0,495モル)を、トラ
ンス−1−ジフェニル−メチル−3−ヒドロキシ−2−
メチルアゼチジン77.33g(0,329モル)を含
むジクロロメタン60〇−溶液に加え、混合物を0℃に
冷却した。温度を保持し、メシルクロライド50g (
0,437モル)の溶液を滴下し、混合物を室温で24
時間放置した。得られた溶液を水(3001Tl12)
で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発し、
油状物を得た。これを石油エーテルで結晶化し、上ラン
スー1−ジフェニルメチルー2−メチル−3−メチルス
ルホニルオキシアゼチジン104.6g(96%)、融
点68−71℃、を得た。
分光データ: IHNMR,δ、(CDCf3): 0.63 (d、3H,J=7Hz) 2.85 (t、IH,J=6Hz) 2.96 (s、3H) 3、62 (t、 2H,J−6Hz)4.39 (s
、IH) 4、 55 (quint、、  IH,J=6Hz)
7.23 (m、l0H) IR(KBr):1361,1339.1178゜11
52、708cm−’ i)トランス−3−アミノ−1−ジフェニルメチトラン
ス−1−ジフェニルメチル−2−メチル−3−メチルス
ルホニルオキシアゼチジン31g(93,65ミリモル
)をイソプロパノール15011112及び30%強度
アンモニア水溶液10〇−の混合物に溶解した。反応を
薄層クロマトグラフィーでモニターしつつ、この溶液を
2〜3時間70℃に加熱した。
混合物中のイソプロパノールを蒸発により完全に除去し
く容量の約173)、残渣をエチルエーテル及び水で抽
出した。水層をアルカリ性化し、ジクロロメタンで抽出
し、所望のジアミン10gを得た。第一抽出のエーテル
層を希酢酸(5%)で酸性化し、その後該酸性層を水酸
化ナトリウムでアルカリ性化し、ジクロロメタンで抽出
し、ジアミン6.3gを得、総計トランス−3−アミノ
−1−ジフェニルメチル−2−メチルアゼチジン16.
3g (70%)、融点68〜69°C1を得た。
分光データ: IHNMR,δ、  (CDC73):0.64 (d
、3H,J−7Hz) 2.20 (q、IH,J=7Hz) 2.63 (t、IH,J=7Hz) 2、 90 (quinf、、  IH,J=7Hz)
3.50 (t、IH,J=7Hz) 4.20(s、IH) 7.20 (m、l0H) IR(KBr):3270,1450.702cm−’ トランス−3−アミノ−1−ジフェニルメチル−2−メ
チルアゼチジン10.40g (41,27ミリモル)をメタノール100−に溶解し
、塩酸飽和エチルエーテルで処理してpH5〜6とした
。その後混合物を十分に蒸発乾固して過剰の酸を除去し
、トランス−3−アミノ−1−ジフェニルメチル−2−
メチルアゼチジン2塩酸塩13.3g (100%)、
融点150〜153℃、を得た。
実mfltJ3 1−ジフェニルメチル−3−エチルア
ミノメチル−3−メチルアゼチジンの 製造 1−ジフェニルメチル−3−メチル−3−メチルスルホ
ニルオキシアゼチジン33.1g(100ミリモル)を
、ジメチルホルムアミド(90111i2)中にシアン
化ナトリウム(11g、225ミリモル)を懸濁させた
懸濁液に加え、混合物を65〜70℃で6時間撹拌した
。冷却し、氷水に注ぎ、生成物を濾過し、水で洗浄し、
50℃で乾燥して3−シアノ−1−ジフェニルメチル−
3−メチルアゼチジン21.75g (83%)、融点
86〜88°C1を得た。
分光データ: IHNMR,δ、  <CDCl5):1.60 (s
、3H) 3.00 (d、2H,J−7,5Hz)3.37 (
d、2H,J=7.5Hz)4.30 (s、IH) 7.15 (m、l0H) IR(KBr):2843,1492.1452゜74
5.706cm”’ リチウムアルミニウムハイドライド6.1g(161ミ
リモル)をテトラヒドロフラン25〇−中に懸濁し、3
−シアノ−1−ジフェニルメチル−3−メチルアゼチジ
ン21.1g (80,5ミリモル)を含むテトラヒド
ロフラン150−溶液を1時間かけて滴下した。温度を
添加の間中30〜35℃に保持し、その後混合物を室温
で12時間撹拌した。過剰のリチウムアルミニウムハイ
ドライドをエタノールで分解し、不溶性の無機フランシ
ョクを消去し、テトラヒドロフランを除去し、残渣をク
ロロホルムで溶解し、有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、蒸発乾固して3−アミノメチル−1
−ジフェニルメチル−3−メチルアゼチジン16.1g
 (75%)、融点46〜48℃、を得た。
分光データ: IHNMR,δ、  (CDCr3):1.1 (s、
3H) 1.3 (b、2H) 2.7−3.0 (m、6H) 4.34 (s、IH) 7.2 (m、l0H) IR(KBr):1452,744.704cm−’1
3)1−ジフェニルメチル−3−メチル−3−トリフル
オロアセチルアミノメチルアゼチジン無水トリフルオロ
酢酸14.8g (69ミリモル)を含むクロロホルム
50Irl12溶液を、3−アミノメチル−1−ジフェ
ニルメチル−3−メチルアゼチジン14.72g (5
5,25ミリモル)を含むクロロホルム10〇−溶液に
滴下した。添加の量温度を20℃に保持し、その後混合
物を25℃で2時間撹拌した。水で洗浄し、10%強度
炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、再び水で洗浄し、そ
の後無水硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発して1−ジフェ
ニルメチル−3−メチル−3−トリフルオロアセチルア
ミノメチルアセチジン16.Og(80%)、融点12
7〜128℃、を得た。
分光データ: IHNMR,δ、  (CDC73):1.06 (s
、3H) 2.85 (d、2H) 3.06 (d、2H) 3、26 4、30 7、20 9、30 IR(KBr) (d、  2H) (s、  IH) (m、l0H) (b、  IH) :2297. 1727゜ 1148cm”’ 1175゜ 55%強度水素化ナトリウム0.16g(3,6ミリモ
ル)を、1−ジフェニルメチル−3−メチル−3−トリ
フルオロアセチルアミノメチルアゼチジン1.3g (
3,6ミリモル)を含むジオキサン40−とジメチルホ
ルムアミド10−の混合溶液に加え、この混合物を60
〜70°Cで2時間撹拌した。溶液を室温に冷却し、ヨ
ウ化エチルO,’73g (4,6ミリモル)を加え、
混合物を70℃で4時間撹拌し、蒸発乾固し、残渣をク
ロロホルムで溶解し、有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、蒸発して、1−ジフェニルメチル−
3−メチル−3−(N−(エチル)トリフルオロアセチ
ルアミノメチルアセチジン16 タノールに溶解し、塩酸飽和エチルエーテルを加えた。
生成物を結晶化し、濾過し、1−ジフェニルメチル−3
−メチル−3−〔N−(エチル)l・リフルオロアセチ
ルアミノメチル〕アゼチジン塩酸塩、融点191〜19
4℃、を得た。
分光データ: IHNMR,δ、  (DMSO−d6):1.15 
(m、3H) 1.36 (s、3H) 3.37 (s、2H) 3.72 (m、3H) 4.0 (m、4H) 6.0 (d、IH) 7、6 (m。
IR(KBr): 10H) 1686、 1214. 1149 cm−’ 1−ジフェニルメチル−3−メチル−3−〔N−(エチ
ル)トルフルオロアセチルアミノメチル〕アゼチジン3
.9g (IOミリモル)を含む5%強度水酸化ナトリ
ウム2〇−及びエタノール2〇−の混合物を70℃で1
時間撹拌した。溶液を冷却し、塩酸でpH8とし、酢酸
で酸性化し、蒸発し、残渣をクロロホルムで抽出し、有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去し、1
−ジフェニルメチル−3−エチルアミノメチル−3−・
メチルアゼチジン2.5g (85%)を得た。
分光データ: IHNMR,δ、(CDC13): 1.05 (t、3H) 1、 20  (s、3H) 2.4−3. 1・(m、  9H) 4、 31  (s、  IH) 7、 0−7. 6  (m、  l0H)IR(KB
r)  :2962. 2922. 1452゜753
.743.703cm″″1 実施例4〜17の合或は、上記実施例の方法に従って行
なった。実施例1〜17における融点及び赤外分光デー
タを第1表に示し、対応するプロトン核磁気共鳴値を第
2表に示す。
上述と同様のプロトコールに従って、本発明化合物を経
て下記誘導体をも得ることができる。
0シス−3−アミノ−1−ジフェニルメチル−2−エチ
ルアゼチジン 03−アミノ−2,2−ジメチル−1−ジフェニルメチ
ルアゼチジン o (2R,3R)−3−アミノ−1−ジフェニルメチ
ル−2−メチルアゼチジン o (2S、3S)−3−アミノ−1〜ジフェニルメチ
ル−2−メチルアゼチジン 0 (2R,3S)−3−アミノ−1−ジフェニルメチ
ル−2−メチルアゼチジン o (28,3R)−3−アミノ−1−ジフェニルメチ
ル−2−メチルアゼチジン 第 表 第 1 表 (続き) 第 表 (続き) 第 】。
表 (続き) 但し[α]DはC=0゜ (CH(、/3)塩基の値である。
箪 2 男 (続き〕 実施例IA  3−アミノ−3−メチルアゼチジン2塩
酸塩の製造 3−アミノ−1−ジフェニルメチル−3−メチルアゼチ
ジン2塩酸塩10g(31ミリモル)をメタノール12
0−に溶解し、Pd (OH)。
2g (20重量%)を加えた。混合物を水素圧(15
気圧)下に12時間保持し、触媒を消去し、溶媒を留去
し、反応に由来するジフェニルアミンを除去し、生成物
をベンゼン及び四塩化炭素で洗浄した。得られた残渣を
メタノールから再結晶して、融点196〜199℃の3
−アミノ−3−メチルアゼチジン2塩酸塩3.85g 
(78%)を得た。
分光データm: ’HNMR,δ、(DMSO−da):1.66 (s
、3H) 3.81 (d、2H,J=10.5Hz)4.31 
(d、2H,J=10.5Hz)9.32  (b、 
 5H) IR(KBr): 3300−2300.1575゜1
515.1232cm” 上記実施例IAと同様にして、実施例2八〜16Aの化
合物の製造を行なった。
得られた各化合物の融点、IR及び’)INMR分析結
果を第3表及び第4表に示す。
第 3 表 表 (続き) 箪 男 笛 夷 (鈴虫)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式 I 〔式中、R_3はアミノ基、アルキルアミノ基、ジアル
    キルアミノ基、シクロアルキルアミノ基、アシルアミノ
    基、アルキルアシルアミノ基、アミノメチル基、アルキ
    ルアミノメチル基、アシルアミノメチル基又はアルキル
    アシルアミノメチル基を示し、上記基において各アシル
    部分は1もしくはそれ以上のハロゲン原子で置換されて
    いてもよい。 R_1、R_2、R_4、R_5及びR_6は水素原子
    又は低級アルキル基を示すが、それらの少なくとも1つ
    は低級アルキル基を示す。〕 で表わされるアゼチジン化合物及びその塩。 (2)・3−アミノ−1−ジフェニルメチル−3−メチ
    ルアゼチジン ・トランス−3−アミノ−1−ジフェニルメチル−2−
    メチルアゼチジン ・1−ジフェニルメチル−3−エチルアミノメチル−3
    −メチルアゼチジン ・1−ジフェニルメチル−3−〔N−(エチル)トリフ
    ルオロアセチルアミノメチル〕−3−メチルアゼチジン ・1−ジフェニルメチル−3−メチル−3−トリフルオ
    ロアセチルアミノメチルアゼチジン ・3−アミノメチル−1−ジフェニルメチル−3−メチ
    ルアゼチジン ・1−ジフェニルメチル−3−メチル−3−メチルアミ
    ノアゼチジン ・3−ジメチルアミノ−1−ジフェニルメチル−3−メ
    チルアゼチジン ・トランス−1−ジフェニルメチル−2−メチル−3−
    メチルアミノアゼチジン ・トランス−3−ジメチルアミノ−1−ジフェニルメチ
    ル−2−メチルアゼチジン ・トランス−3−アミノメチル−1−ジフェニルメチル
    −2−メチルアゼチジン ・トランス−1−ジフェニルメチル−2−メチル−3−
    トリフルオロアセチルアミノメチルアゼチジン ・トランス−1−ジフェニルメチル−3−〔N−(エチ
    ル)トリフルオロアセチルアミノメチル〕−2−メチル
    アゼチジン ・シス−3−アミノ−1−ジフェニルメチル−2−メチ
    ルアゼチジン ・r−3アミノ−3,トランス−2−ジメチル−1−ジ
    フェニルメチルアゼチジン ・1−ジフェニルメチル−3−メチル−3−トリフルオ
    ロアセチルアミノアゼチジン ・3−アセチルアミノメチル−1−ジフェニルメチル−
    3−メチルアゼチジン ・シス−3−アミノ−1−ジフェニルメチル−2−エチ
    ルアゼチジン ・3−アミノ−2,2−ジメチル−1−ジフェニルメチ
    ルアゼチジン ・(2R,3R)−3−アミノ−1−ジフェニルメチル
    −2−メチルアゼチジン ・(2S,3S)−3−アミノ−1−ジフェニルメチル
    −2−メチルアゼチジン ・(2R,3S)−3−アミノ−1−ジフェニルメチル
    −2−メチルアゼチジン ・(2S,3R)−3−アミノ−1−ジフェニルメチル
    −2−メチルアゼチジン からなる群から選ばれた請求項(1)に記載の一般式
    I で表わされる化合物。 (3)(a)Zがメチルスルホニルオキシ基又はp−ト
    ルエンスルホニルオキシ基である一般式XII〔式中、R
    _1、R_2、R_4、R_5及びR_6は水素原子又
    は低級アルキル基を示すが、少なくとも1つは低級アル
    キル基を示す。〕 で表わされる化合物とアンモニア溶液、アルキルアミン
    、ジアルキルアミン又はシクロアルキルアミンとの置換
    反応、 (b)Zがシアノ基である上記一般式XIIで表わされる
    化合物の還元、 (c)R_3がアミノ基、アルキルアミノ基又はアミノ
    メチル基である一般式 I 〔式中、R_1、R_2、R_4、R_5及びR_6は
    水素原子又は低級アルキル基を示すが、少なくとも1つ
    は低級アルキル基を示す。〕 で表わされる化合物にカルボン酸塩化物又はその無水物
    を反応させるアシル化、 (d)R_3がアシルアミノメチル基である上記一般式
    I で表わされる化合物をアルキルハライドと反応させ
    るアルキル化 及び (e)R_3がアルキルアシルアミノメチル基である上
    記一般式 I で表わされる化合物の加水分解から選ばれ
    るいずれか1つの操作を行なうことを特徴とする請求項
    (1)又は(2)に記載の一般式 I 〔式中、R_3は
    アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、シ
    クロアルキルアミノ基、アシルアミノ基、アルキルアシ
    ルアミノ基、アミノメチル基、アルキルアミノメチル基
    、アシルアミノメチル基又はアルキルアシルアミノメチ
    ル基を示し、上記基において各アシル部分は1もしくは
    それ以上のハロゲン原子で置換されていてもよい。 R_1、R_2、R_4、R_5及びR_6は水素原子
    又は低級アルキル基を示すが、少なくとも1つは低級ア
    ルキル基を示す。〕 で表わされる化合物の製造法。 (4)Zがメチルスルホニルオキシ基又はp−トルエン
    スルホニルオキシ基である一般式XIIで表わされる化合
    物が、一般式X I 〔式中、R_1、R_2、R_4、R_5及びR_6は
    水素原子又は低級アルキル基を示すが、少なくとも1つ
    は低級アルキル基を示す。〕 で表わされる化合物とメタンスルホニルクロライド又は
    p−トルエンスルホニルクロライドとの反応により合成
    されることを特徴とする請求項(3)に記載の製造法。 (5)Zがシアノ基である一般式XIIで表わされる化合
    物が、Zがメチルスルホニルオキシ基又はp−トルエン
    スルホニルオキシ基である一般式XIIで表わされる化合
    物とシアン化ナトリウムとの反応により合成されること
    を特徴とする請求項(3)に記載の製造法。(6)請求
    項(1)又は(2)に記載の一般式 I で表わされる化
    合物の製薬的に有用な化合物の製造用中間体としての適
    用。 (7)キノロン誘導体、ナフチリジノン誘導体、ピリド
    ベンゾキサジン誘導体、イソチアゾロキノリン誘導体、
    チアゼトキノロン誘導体、ベンゾキノリジン誘導体、ベ
    ンゾチアゾロキノロン誘導体、ピリドベンゾチアジン誘
    導体、ベンゾキサゾロキノロン誘導体及びエポキシメタ
    ノチアゾロキノロン誘導体の製造用中間体としての請求
    項(6)に記載の一般式 I で表わされる化合物の適用
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