JPH0330301B2 - - Google Patents
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- JPH0330301B2 JPH0330301B2 JP56136381A JP13638181A JPH0330301B2 JP H0330301 B2 JPH0330301 B2 JP H0330301B2 JP 56136381 A JP56136381 A JP 56136381A JP 13638181 A JP13638181 A JP 13638181A JP H0330301 B2 JPH0330301 B2 JP H0330301B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D88/00—Three-dimensional [3D] integrated devices
Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Recrystallisation Techniques (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電界効果トランジスタ(FET)を
含む素子が集積形成された半導体層を絶縁層をは
さんで複数層積層して構成される積層半導体集積
回路装置に関する。
含む素子が集積形成された半導体層を絶縁層をは
さんで複数層積層して構成される積層半導体集積
回路装置に関する。
Nチヤネル素子とPチヤネル素子を含む回路の
中で最も著明なものは相補型回路である。第1図
はその1例で3入力のCMOS NOR回路を示す。
6個のMOSFET−T1,T2,T3及びT1′,T2′,
T3′は3個の入力信号V1,V2,V3によつて開閉
される。T1,T2,T3はNチヤネル、T1′,T2′,
T3′はPチヤネルのため、T1,T2,T3が開のと
きはT1′,T2′,T3′が閉、T1′,T2′,T3′が開のと
きはT1,T2,T3が閉となり、状態が遷移する瞬
間を除いて、VDDからVssへの直流電流は流れな
い。すなわち電力消費は極めて少く、今後、LSI
が大規模化すればするほどますます重要となり
つゝある回路方式である。
中で最も著明なものは相補型回路である。第1図
はその1例で3入力のCMOS NOR回路を示す。
6個のMOSFET−T1,T2,T3及びT1′,T2′,
T3′は3個の入力信号V1,V2,V3によつて開閉
される。T1,T2,T3はNチヤネル、T1′,T2′,
T3′はPチヤネルのため、T1,T2,T3が開のと
きはT1′,T2′,T3′が閉、T1′,T2′,T3′が開のと
きはT1,T2,T3が閉となり、状態が遷移する瞬
間を除いて、VDDからVssへの直流電流は流れな
い。すなわち電力消費は極めて少く、今後、LSI
が大規模化すればするほどますます重要となり
つゝある回路方式である。
従来このような回路を組むには、半導体たとえ
ばSiの表面上に素子を平面的に並べていた。第2
図はその1例で第1図の3入力CMOS NOR回路
のSi結晶表面上へのレイアウト図である。Nチヤ
ネルMOSFET素子もPチヤネルMOSFET素子
も全て同一平面上に並べてあり、したがつて両種
の素子間の分離にはPウエルという特別な方法を
用いている。すなわち、N型のSi結晶上に、ある
限定されたP型領域を作り、それをPウエルと称
する。NチヤネルMOSFET−T1〜T3はPウエル
内に作られ、PチヤネルMOSFET−T1′〜T3′は
もともとのN型Si表面に作られている。分離方法
としては逆も可能で、P型Si表面にNウエルを作
り、Nウエル内にPチヤネル素子、外にNチヤネ
ル素子を作つても良い。
ばSiの表面上に素子を平面的に並べていた。第2
図はその1例で第1図の3入力CMOS NOR回路
のSi結晶表面上へのレイアウト図である。Nチヤ
ネルMOSFET素子もPチヤネルMOSFET素子
も全て同一平面上に並べてあり、したがつて両種
の素子間の分離にはPウエルという特別な方法を
用いている。すなわち、N型のSi結晶上に、ある
限定されたP型領域を作り、それをPウエルと称
する。NチヤネルMOSFET−T1〜T3はPウエル
内に作られ、PチヤネルMOSFET−T1′〜T3′は
もともとのN型Si表面に作られている。分離方法
としては逆も可能で、P型Si表面にNウエルを作
り、Nウエル内にPチヤネル素子、外にNチヤネ
ル素子を作つても良い。
このような従来の集積回路には次のような欠点
がある。第1に、Si表面の面積を大きく消費する
ことである。第2に、多数の入力ラインが同一平
面上におかれるため、前段の回路の出力部との間
に長い配線を要することである。即ち、入力が1
本ならば、前段の回路と本回路を密接しておくこ
とができるが、入力が複数本になると、前段の回
路も複数個になり、当然ながら密接して配置する
ことはできない。必然的に配線は長くなり、単に
Si表面の面積を大きく消費するばかりでなく、信
号伝播の遅れのもとにもなつている。
がある。第1に、Si表面の面積を大きく消費する
ことである。第2に、多数の入力ラインが同一平
面上におかれるため、前段の回路の出力部との間
に長い配線を要することである。即ち、入力が1
本ならば、前段の回路と本回路を密接しておくこ
とができるが、入力が複数本になると、前段の回
路も複数個になり、当然ながら密接して配置する
ことはできない。必然的に配線は長くなり、単に
Si表面の面積を大きく消費するばかりでなく、信
号伝播の遅れのもとにもなつている。
なおここではCMOS回路を例にとつて説明し
たがNチヤネルFETのみ、またはPチヤネル
FETのみで構成された回路の場合も事情は同じ
てある。
たがNチヤネルFETのみ、またはPチヤネル
FETのみで構成された回路の場合も事情は同じ
てある。
本発明は上記の点に鑑み、FETを含む素子が
集積形成された半導体層を絶縁層をはさんで複数
層積層して高密度を図り、かつ上下に積層される
FETの配置を所定の関係に設定することで配線
長を短かくして信号伝播の遅れを小さくし、高性
能化を可能とした積層半導体集積回路装置を提供
するものである。
集積形成された半導体層を絶縁層をはさんで複数
層積層して高密度を図り、かつ上下に積層される
FETの配置を所定の関係に設定することで配線
長を短かくして信号伝播の遅れを小さくし、高性
能化を可能とした積層半導体集積回路装置を提供
するものである。
即ち本発明では、半導体層を絶縁層をはさんで
上下に積層して3次元的に回路を構成することが
基本である。この基本構成は既に従来からある考
え方であるが、本発明の特徴は、Nチヤネル
FETはNチヤネルFET同士、PチヤネルFETは
PチヤネルFET同士が上下に重なるように積層
することにある。この場合更に、上下に重なる
FETがソース、ドレイン領域とソース、ドレイ
ン領域同士、ゲート領域とゲート領域同士が重な
るという具合に、素子配置を設定することが好ま
しい。これにより、ソースまたはドレイン領域、
あるいは両方それぞれを上下に直結することがで
きるという特徴が得られる。
上下に積層して3次元的に回路を構成することが
基本である。この基本構成は既に従来からある考
え方であるが、本発明の特徴は、Nチヤネル
FETはNチヤネルFET同士、PチヤネルFETは
PチヤネルFET同士が上下に重なるように積層
することにある。この場合更に、上下に重なる
FETがソース、ドレイン領域とソース、ドレイ
ン領域同士、ゲート領域とゲート領域同士が重な
るという具合に、素子配置を設定することが好ま
しい。これにより、ソースまたはドレイン領域、
あるいは両方それぞれを上下に直結することがで
きるという特徴が得られる。
本発明によつて、次のような利点が得られる。
第1に基板表面の消費面積が大幅に減少し、高
密度の集積回路が出来る。
密度の集積回路が出来る。
第2に、上下の半導体層のコンタクトが同じ型
の層においてなされるため、結晶の不整合が少
く、良質の単結晶層が得られ、性能の高い素子が
形成できる。
の層においてなされるため、結晶の不整合が少
く、良質の単結晶層が得られ、性能の高い素子が
形成できる。
第3に、下層の一部を種結晶として上層を形成
する場合、その種結晶で制御するべき単結晶領域
が比較的狭くて済み、無理なく単結晶化できるの
で、LSIとしての歩留も高くなる。
する場合、その種結晶で制御するべき単結晶領域
が比較的狭くて済み、無理なく単結晶化できるの
で、LSIとしての歩留も高くなる。
第4に多入力NOR回路などを組んだ場合、そ
れらの入力はそれぞれ異る層に設けることができ
るため、前段の回路ブロツクとの配線は容易であ
り、配線長を短かくして信号の伝播遅れを小さく
でき、また面積は小さくなり、回路の動作速度は
高くなる。
れらの入力はそれぞれ異る層に設けることができ
るため、前段の回路ブロツクとの配線は容易であ
り、配線長を短かくして信号の伝播遅れを小さく
でき、また面積は小さくなり、回路の動作速度は
高くなる。
第5図に出力線、電源線も好みの層に設置する
ことができる。
ことができる。
第6としては、例えばメモリアレーを構成する
場合に、本発明によれば、各メモリセルを上下に
積層することが出来、ビツト線を上下に通すこと
ができるため、出力を多数とり出すことができ
る。この点は、1度に多数のメモリ内容を読み出
しが要求される今後のコンピユータ用には極めて
有用である。
場合に、本発明によれば、各メモリセルを上下に
積層することが出来、ビツト線を上下に通すこと
ができるため、出力を多数とり出すことができ
る。この点は、1度に多数のメモリ内容を読み出
しが要求される今後のコンピユータ用には極めて
有用である。
以下本発明の実施例を説明する。
(1) CMOS NOR回路
第3図は、本発明に基いて、第1図の3入力
CMOS NOR回路を構成した実施例の模式的構
成を示すものである。わかり易くするため絶縁
層は省略してある。半導体層は、〜の3層
の積層構造になつており、左側の3層のFET
−T1,T2,T3がNチヤネルMOSFETである。
この3個のFETはソース側(内側)、ドレイン
側(手前)ともに上下に配線層1,2,3,4
につながれており、最上層のソース側から
Vss電源ラインがとり出されている。右側の3
層のFET−T1′,T2′,T3′はPチヤネル
MOSFETで、最下層は手前がソース、中間
層は内側がソース、最上層は手前がソース
となつており、最下層のドレインと中間層
のソース、中間層のドレインと最上層のソ
ースがそれぞれ配線層5,6で上下につながれ
ている。最上層のドレイン側からはVDD電源
ラインがとり出されている。Nチヤネル側もP
チヤネル側も同じ導電型層が上下に重なるよう
に積層されているのが特徴である。Nチヤネル
側とPチヤネル側は最下層で結ばれている。
即ち、最下層のNチヤネルMOSFET−T3の
ドレインとPチヤネルMOSFET−T3のソース
とが配線層7により結ばれているわけである。
CMOS NOR回路を構成した実施例の模式的構
成を示すものである。わかり易くするため絶縁
層は省略してある。半導体層は、〜の3層
の積層構造になつており、左側の3層のFET
−T1,T2,T3がNチヤネルMOSFETである。
この3個のFETはソース側(内側)、ドレイン
側(手前)ともに上下に配線層1,2,3,4
につながれており、最上層のソース側から
Vss電源ラインがとり出されている。右側の3
層のFET−T1′,T2′,T3′はPチヤネル
MOSFETで、最下層は手前がソース、中間
層は内側がソース、最上層は手前がソース
となつており、最下層のドレインと中間層
のソース、中間層のドレインと最上層のソ
ースがそれぞれ配線層5,6で上下につながれ
ている。最上層のドレイン側からはVDD電源
ラインがとり出されている。Nチヤネル側もP
チヤネル側も同じ導電型層が上下に重なるよう
に積層されているのが特徴である。Nチヤネル
側とPチヤネル側は最下層で結ばれている。
即ち、最下層のNチヤネルMOSFET−T3の
ドレインとPチヤネルMOSFET−T3のソース
とが配線層7により結ばれているわけである。
入力V1,V2,V3は各層に配分され、それぞ
れ、T1とT1′、T2とT2′、T3とT3′のゲートに
結ばれている。出力部V0は中間層のNチヤ
ネルMOSFET−T2のドレインからとり出され
ているが、これは必要に応じて最上層から
も、また最下層からもとり出すことができ
る。またVssラインも最上層ではなく、中間
層や最下層に置くことも可能である。
れ、T1とT1′、T2とT2′、T3とT3′のゲートに
結ばれている。出力部V0は中間層のNチヤ
ネルMOSFET−T2のドレインからとり出され
ているが、これは必要に応じて最上層から
も、また最下層からもとり出すことができ
る。またVssラインも最上層ではなく、中間
層や最下層に置くことも可能である。
本実施例により、第2図の従来例に比べ、同
じ設計基準を用いた場合に、Si表面の占有面積
は1/2以下に減少する。入力数がもつと多い場
合はこの効果はさらに絶大であり、それに基い
て配線も短かくなり信号の伝達時間も面積の平
方根に比例して減少し、高速化が達成できる。
じ設計基準を用いた場合に、Si表面の占有面積
は1/2以下に減少する。入力数がもつと多い場
合はこの効果はさらに絶大であり、それに基い
て配線も短かくなり信号の伝達時間も面積の平
方根に比例して減少し、高速化が達成できる。
第4図は上記実施例の具体的な断面構造の一
部を示したものである。NチヤネルMOSFET
がソース、ドレイン、ゲートを揃えて重ねられ
ている。絶縁層8はたとえばSiO2である。ソ
ース、ドレインそれぞれが配線層1〜4により
上下につながれており、この部分を種結晶とし
て順次各層のFETを形成すべきSi単結晶層が
形成される。種の部分と同じ導電型層をまず成
長させるため、成長が容易であり、良質の結晶
を得易いという利点がある。しかも1個の種結
晶が制御すべき領域は極めて狭い範囲で済むの
で、単結晶化は容易であり、ICとしての歩留
も大幅に改善される。それでいてゲート下のチ
ヤネル部は種から若干離れているためしきい電
圧の制御も容易である。
部を示したものである。NチヤネルMOSFET
がソース、ドレイン、ゲートを揃えて重ねられ
ている。絶縁層8はたとえばSiO2である。ソ
ース、ドレインそれぞれが配線層1〜4により
上下につながれており、この部分を種結晶とし
て順次各層のFETを形成すべきSi単結晶層が
形成される。種の部分と同じ導電型層をまず成
長させるため、成長が容易であり、良質の結晶
を得易いという利点がある。しかも1個の種結
晶が制御すべき領域は極めて狭い範囲で済むの
で、単結晶化は容易であり、ICとしての歩留
も大幅に改善される。それでいてゲート下のチ
ヤネル部は種から若干離れているためしきい電
圧の制御も容易である。
上記実施例と同様にしてNAND回路を構成
することも容易にできる。
することも容易にできる。
(2) アドレスデコーダ回路
第5図は、本発明に基いて、4入力のアドレ
スデコーダ回路を構成した実施例の概略図であ
る。回路は8層の半導体層の積層構造になつて
いる。NOR1,NOR2,NOR3,…はそれぞれ
4入力のNOR回路で、たとえばCMOSで構成
する場合には、実施例(1)の第3図にもう一層積
み重ねた構造になる。ただし、本実施例の場合
には、8層のうち、ある選択された4層に
FETが形成され、その他の層は空位となつて
いる。
スデコーダ回路を構成した実施例の概略図であ
る。回路は8層の半導体層の積層構造になつて
いる。NOR1,NOR2,NOR3,…はそれぞれ
4入力のNOR回路で、たとえばCMOSで構成
する場合には、実施例(1)の第3図にもう一層積
み重ねた構造になる。ただし、本実施例の場合
には、8層のうち、ある選択された4層に
FETが形成され、その他の層は空位となつて
いる。
A1,A2,A3,A4がアドレス入力で、1,
A2,3,4はその逆である。この8個が、8
層のそれぞれに配分され、NOR1,NOR2,…
の対応する層のゲートに、空位を除いて、つな
がれている。たとえば、NOR1はアドレス
(A1,A2,A3,A4)が(0、0、0、0)の
ときに1を出力するようにきめるとすると、
NOR1はA1,A2,A3,A4に相当する4層に
FETをもつており、他の4層の相当する場所
は空位となつている。次に、NOR2はアドレス
(0、0、0、1)のときに1を出力するよう
にきめるとすると、NOR2はA1,A2,A3,4
に相当する4層にFETをもつており、他の層
の相当する場所は空位となつている。以下同様
にして、NOR3,NOR4,…の構造が決められ
る。
A2,3,4はその逆である。この8個が、8
層のそれぞれに配分され、NOR1,NOR2,…
の対応する層のゲートに、空位を除いて、つな
がれている。たとえば、NOR1はアドレス
(A1,A2,A3,A4)が(0、0、0、0)の
ときに1を出力するようにきめるとすると、
NOR1はA1,A2,A3,A4に相当する4層に
FETをもつており、他の4層の相当する場所
は空位となつている。次に、NOR2はアドレス
(0、0、0、1)のときに1を出力するよう
にきめるとすると、NOR2はA1,A2,A3,4
に相当する4層にFETをもつており、他の層
の相当する場所は空位となつている。以下同様
にして、NOR3,NOR4,…の構造が決められ
る。
各NOR回路は先の実施例(1)の第3図で示し
たように左側がドライバFETの積層になつて
いるため、そのソース、ドレインは上下に結ば
れている。したがつて出力はどの階層からもと
り出すことができる。第5図では手前側がドラ
イバFETのドレイン側となつており、全ての
階層から出力O1,O2,…をとり出した場合を
示してある。
たように左側がドライバFETの積層になつて
いるため、そのソース、ドレインは上下に結ば
れている。したがつて出力はどの階層からもと
り出すことができる。第5図では手前側がドラ
イバFETのドレイン側となつており、全ての
階層から出力O1,O2,…をとり出した場合を
示してある。
本実施例によつても、基板面積の減少、信号
伝播の高速化、良質の結晶成長による回路特性
の向上や歩留り向上などの効果が得られる。
伝播の高速化、良質の結晶成長による回路特性
の向上や歩留り向上などの効果が得られる。
(3) CMOSスタテイツクメモリ回路
第6図は本発明に基いて、CMOSスタテイ
ツクメモリを構成した実施例の概略図である。
ツクメモリを構成した実施例の概略図である。
(m,n)(m=1、2、…;n=1、2、
…)でメモリセルを表わすと、(1,n),(2,
n),…が上下に重なつている。Wm(m=1、
2、…)はワード線で、W1は最上層、W2はそ
の次の層、…という具合に配線されている。
Bn,(n=1、2、…)はビツト線で、上
下に重なつたメモリセル(1,n),(2,n)
…の入出力部に結ばれている。VDDはHigh側電
線、VssはLow側電源線である。VDD,Vssも
また上下に重なつたメモリセルに結ばれている
のが特徴である。
…)でメモリセルを表わすと、(1,n),(2,
n),…が上下に重なつている。Wm(m=1、
2、…)はワード線で、W1は最上層、W2はそ
の次の層、…という具合に配線されている。
Bn,(n=1、2、…)はビツト線で、上
下に重なつたメモリセル(1,n),(2,n)
…の入出力部に結ばれている。VDDはHigh側電
線、VssはLow側電源線である。VDD,Vssも
また上下に重なつたメモリセルに結ばれている
のが特徴である。
メモリセル内はCMOSフリツプフロツプの
両端に各1個のトランスフアゲートMOSFET
T13,T14をつけた、いわゆるスタテイツクメ
モリセルである。T11,T12,T13,T14はNチ
ヤネルMOSFET、T11′,T12′はPチヤネル
MOSFETである。第6図では各FETを記号で
示してあるが、構造的には同じ記号で表わされ
たFETは上下に丁度重なるように配列されて
いる。たとえば、T11はセル(1,n)内のも
のも、セル(2,n)内のものも、セル(m,
n)内のものも、皆丁度層状に重なつており、
しかもドレイン領域はドレイン領域どうし、ソ
ース領域はソース領域どうし、ゲート領域はゲ
ート領域どうし丁度重なつているのである。し
かもいずれのFETもソースかドレインか、い
ずれか一方の端で上下に結ばれているのが特徴
である。
両端に各1個のトランスフアゲートMOSFET
T13,T14をつけた、いわゆるスタテイツクメ
モリセルである。T11,T12,T13,T14はNチ
ヤネルMOSFET、T11′,T12′はPチヤネル
MOSFETである。第6図では各FETを記号で
示してあるが、構造的には同じ記号で表わされ
たFETは上下に丁度重なるように配列されて
いる。たとえば、T11はセル(1,n)内のも
のも、セル(2,n)内のものも、セル(m,
n)内のものも、皆丁度層状に重なつており、
しかもドレイン領域はドレイン領域どうし、ソ
ース領域はソース領域どうし、ゲート領域はゲ
ート領域どうし丁度重なつているのである。し
かもいずれのFETもソースかドレインか、い
ずれか一方の端で上下に結ばれているのが特徴
である。
本実施例によれば、上下の層は同じ導電型層
の部分で結ばれているため、下層との連結部を
種結晶として上層の単結晶層を品質良く作るこ
とが容易であり、しかも各FETは必ず一端が
下層の種結晶の上にあるので、単結晶化率も良
く、キヤリア移動度も高い。またビツト線は極
めて短かくでき、配線による信号の伝播遅延を
きわめて小さくすることができ、メモリとして
のアクセスタイムを短かくできる。さらにこの
構造を横方向に展開し、メモリセリを多数並べ
ることにより、ビツト線を多数とり出すことが
できる。この点は、連想メモリなどのような、
1度に多数のメモリ内容の読み出しを要する用
途や、画像情報処理用などに極めて有用であ
る。
の部分で結ばれているため、下層との連結部を
種結晶として上層の単結晶層を品質良く作るこ
とが容易であり、しかも各FETは必ず一端が
下層の種結晶の上にあるので、単結晶化率も良
く、キヤリア移動度も高い。またビツト線は極
めて短かくでき、配線による信号の伝播遅延を
きわめて小さくすることができ、メモリとして
のアクセスタイムを短かくできる。さらにこの
構造を横方向に展開し、メモリセリを多数並べ
ることにより、ビツト線を多数とり出すことが
できる。この点は、連想メモリなどのような、
1度に多数のメモリ内容の読み出しを要する用
途や、画像情報処理用などに極めて有用であ
る。
以上の実施例では、いずれもCMOS回路をと
りあげたがNチヤネルMOS、PチヤネルMOS回
路でも同様に本発明を応用できる。またFETは
MOSFETばかりでなくMESFETでも応用可能
である。
りあげたがNチヤネルMOS、PチヤネルMOS回
路でも同様に本発明を応用できる。またFETは
MOSFETばかりでなくMESFETでも応用可能
である。
また上記メモリ回路の実施例ではスタテイツク
RAMを示したが、同様にして、ダイナミツク
RAMやROMについても同様に構成することが
でき、同様の効果を上げることができる。
RAMを示したが、同様にして、ダイナミツク
RAMやROMについても同様に構成することが
でき、同様の効果を上げることができる。
第1図はCMOS NOR回路を示す図、第2図は
このCMOS NOR回路をSi基板上に平面的に集積
形成したレイアウト図、第3図は同じくこの
CMOS NOR回路を3次元的に集積形成した本発
明の一実施例の模式的構成を示す図、第4図はそ
の一部の断面構造を示す図、第5図は本発明をア
ドレスデコーダに適用した実施例の模式的構成を
示す図、第6図は本発明をCMOSスタテイツク
メモリに適用した実施例の模式的構成を示す図で
ある。 T1,T2,T3……NチヤネルMOSFET、T1′,
T2′,T3′……PチヤネルMOSFET、,,
……半導体層、1〜7……配線層、8……絶縁
層、T11,T12,T13,T14……Nチヤネル
MOSFET、T11′,T12′……Pチヤネル
MOSFET、(1,n),(2,n),…(m,n)
……メモリセル。
このCMOS NOR回路をSi基板上に平面的に集積
形成したレイアウト図、第3図は同じくこの
CMOS NOR回路を3次元的に集積形成した本発
明の一実施例の模式的構成を示す図、第4図はそ
の一部の断面構造を示す図、第5図は本発明をア
ドレスデコーダに適用した実施例の模式的構成を
示す図、第6図は本発明をCMOSスタテイツク
メモリに適用した実施例の模式的構成を示す図で
ある。 T1,T2,T3……NチヤネルMOSFET、T1′,
T2′,T3′……PチヤネルMOSFET、,,
……半導体層、1〜7……配線層、8……絶縁
層、T11,T12,T13,T14……Nチヤネル
MOSFET、T11′,T12′……Pチヤネル
MOSFET、(1,n),(2,n),…(m,n)
……メモリセル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の電界効果トランジスタからなるメモリ
セルが集積形成された半導体層が絶縁層をはさん
で複数層積層されて構成され、 上下に重なるメモリセル同士は、それぞれの素
子領域が互いに重なるように配列され、かつ、 上下に重なるメモリセルの対応する端子を接続
する信号配線が前記半導体層と絶縁層の積層体を
上下に貫通して配設されている、 ことを特徴とする積層半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56136381A JPS5837953A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 積層半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56136381A JPS5837953A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 積層半導体集積回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5837953A JPS5837953A (ja) | 1983-03-05 |
JPH0330301B2 true JPH0330301B2 (ja) | 1991-04-26 |
Family
ID=15173818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56136381A Granted JPS5837953A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 積層半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837953A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62219955A (ja) * | 1986-03-22 | 1987-09-28 | Agency Of Ind Science & Technol | スイッチ回路 |
JPH0727968B2 (ja) * | 1988-12-20 | 1995-03-29 | 株式会社東芝 | 半導体集積回路装置 |
US5455445A (en) * | 1994-01-21 | 1995-10-03 | Kulite Semiconductor Products, Inc. | Multi-level semiconductor structures having environmentally isolated elements |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5023990A (ja) * | 1973-07-03 | 1975-03-14 | ||
JPS5678155A (en) * | 1979-11-30 | 1981-06-26 | Hitachi Ltd | Semiconductor device and manufacture thereof |
JPS56111238A (en) * | 1980-01-07 | 1981-09-02 | Chiyou Lsi Gijutsu Kenkyu Kumiai | Semiconductor ic device |
JPS57155765A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-25 | Fujitsu Ltd | Manufacture of semiconductor device |
JPS5835969A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP56136381A patent/JPS5837953A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5023990A (ja) * | 1973-07-03 | 1975-03-14 | ||
JPS5678155A (en) * | 1979-11-30 | 1981-06-26 | Hitachi Ltd | Semiconductor device and manufacture thereof |
JPS56111238A (en) * | 1980-01-07 | 1981-09-02 | Chiyou Lsi Gijutsu Kenkyu Kumiai | Semiconductor ic device |
JPS57155765A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-25 | Fujitsu Ltd | Manufacture of semiconductor device |
JPS5835969A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5837953A (ja) | 1983-03-05 |
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