JPH0327353A - スルホニウム化合物の調製法 - Google Patents
スルホニウム化合物の調製法Info
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- JPH0327353A JPH0327353A JP1159698A JP15969889A JPH0327353A JP H0327353 A JPH0327353 A JP H0327353A JP 1159698 A JP1159698 A JP 1159698A JP 15969889 A JP15969889 A JP 15969889A JP H0327353 A JPH0327353 A JP H0327353A
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- group
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スルホニウム化合物の調製法に関する。さら
に詳細には本発明は、下記一般式(1)で表されるp−
ジアルキルスルホニオフェノール類のフェノール性水酸
基を一般式(II)で表されるカルボニルハロゲニド化
合物を用いてアルコキシカルボニル化することによる下
記一般式(In)で表されるスルホニウム化合物の調製
法に関する。
に詳細には本発明は、下記一般式(1)で表されるp−
ジアルキルスルホニオフェノール類のフェノール性水酸
基を一般式(II)で表されるカルボニルハロゲニド化
合物を用いてアルコキシカルボニル化することによる下
記一般式(In)で表されるスルホニウム化合物の調製
法に関する。
一殻式(I):
Yl
一般式(II) : R−CD−X2一般式(■)
: YI 上記一般式(III)で表されるスルホニウム化合物は
、水溶液中でアルコキシカルボニル化作用を示すので、
ペブチド合戊等の有機合或化学分野において保護基とし
てのアルコキシカルボニル基、たとえば2−(トリメチ
ルシリル)エトキシ力ルボニル基、アリルオキシカルボ
ニル基、2. 2. 2− } 17クロロエトキシカ
ルボニル基などを導入するための試薬として有用な化合
物である。
: YI 上記一般式(III)で表されるスルホニウム化合物は
、水溶液中でアルコキシカルボニル化作用を示すので、
ペブチド合戊等の有機合或化学分野において保護基とし
てのアルコキシカルボニル基、たとえば2−(トリメチ
ルシリル)エトキシ力ルボニル基、アリルオキシカルボ
ニル基、2. 2. 2− } 17クロロエトキシカ
ルボニル基などを導入するための試薬として有用な化合
物である。
〔従来の技術およびその問題点〕
従来、上記一般式(I)で表されるp−ジアルキルスル
ホニオフェノール類のフェノール性水酸基をアシルまた
はアルコキシカルボニル化する方法としては、酸ハロゲ
ン化物、すなわちカルボニルハロゲニド化合物を塩基の
存在下にp−ジアルキルスルホニオフェノール類と反応
させるのが一般的である。たとえばBull.Chem
.Soc.Jpn.,2409−2418(19g?)
.および特開昭63−8365号公報には酸ハロゲン化
物として酸クロリド、塩基としてトリエチルアミンのご
とき第三級アミンを用いた例が記載されている。塩基と
して第一級または第二級アミンでなく、通常第三級アミ
ンが用いられるのは、副反応を避けるためである。
ホニオフェノール類のフェノール性水酸基をアシルまた
はアルコキシカルボニル化する方法としては、酸ハロゲ
ン化物、すなわちカルボニルハロゲニド化合物を塩基の
存在下にp−ジアルキルスルホニオフェノール類と反応
させるのが一般的である。たとえばBull.Chem
.Soc.Jpn.,2409−2418(19g?)
.および特開昭63−8365号公報には酸ハロゲン化
物として酸クロリド、塩基としてトリエチルアミンのご
とき第三級アミンを用いた例が記載されている。塩基と
して第一級または第二級アミンでなく、通常第三級アミ
ンが用いられるのは、副反応を避けるためである。
ところが、一般式(1)で表されるp−ジアルキルスル
ホニオフェノール類のフェノール性水酸基をアルコキシ
カルボニル化するに際して一般式←■)のカルボニルハ
ロゲニドと上記一般式(I)のフェノール類とを反応さ
せる際、塩基としてトリエチルアミンのごとき第三級ア
ミンを用いた場合、上記一般式(III)で表される目
的化合物の収率が低く、また生戊するアミン塩や副生物
の除去が容易でないために純度もあまり良くないので工
業的には必ずしも充分とは言えない。
ホニオフェノール類のフェノール性水酸基をアルコキシ
カルボニル化するに際して一般式←■)のカルボニルハ
ロゲニドと上記一般式(I)のフェノール類とを反応さ
せる際、塩基としてトリエチルアミンのごとき第三級ア
ミンを用いた場合、上記一般式(III)で表される目
的化合物の収率が低く、また生戊するアミン塩や副生物
の除去が容易でないために純度もあまり良くないので工
業的には必ずしも充分とは言えない。
本発明者等は、上記のような事実に鑑み、p −ジアル
キルスルホニオフェノール類のフェノール性水酸基をア
ルコキシカルボニル化するに際して前記一般式(II)
で示されるカルボニルハロゲニドと前記一般式(1)で
表されるフェノール類との反応について鋭意研究を重ね
た。その結果、驚くべきことには塩基として特定の構造
を有する第二級アミンを用いることにより、目的とする
スルホニウム化合物が効率的に得られることを見出し、
本発明を完或した。
キルスルホニオフェノール類のフェノール性水酸基をア
ルコキシカルボニル化するに際して前記一般式(II)
で示されるカルボニルハロゲニドと前記一般式(1)で
表されるフェノール類との反応について鋭意研究を重ね
た。その結果、驚くべきことには塩基として特定の構造
を有する第二級アミンを用いることにより、目的とする
スルホニウム化合物が効率的に得られることを見出し、
本発明を完或した。
すなわち本発明は、一般式(I)で表されるp−ジアル
キルスルホニオフェノール類と、一般式(II)で表さ
れるカルボニルハロゲニド化合物とを、窒素原子に2個
の第二級アルキル基が結合した構造を有する第二級アミ
ンの存在下に反応させることを特徴とする一般式(II
I)で表されるスルホニウム化合物の調製法に関する。
キルスルホニオフェノール類と、一般式(II)で表さ
れるカルボニルハロゲニド化合物とを、窒素原子に2個
の第二級アルキル基が結合した構造を有する第二級アミ
ンの存在下に反応させることを特徴とする一般式(II
I)で表されるスルホニウム化合物の調製法に関する。
一般式(I):
y+
一般式(II) : R−CD−X’一般式(■)
: %’1 〔一般式(I)および(■.)においてR1およびR2
はアルキル基であり、互いに同一または互いに異なって
もよい。x′は水素原子、ハロゲン原子またはアルキル
基のいずれかである。Y一はハロゲン陰イオン、過塩素
酸根、アルキル硫酸根、硫酸水素根またはp−}ルエン
スルホン酸根のいずれかである。また一般式(II)お
よび(III)においてRは2−(トリメチルシリル)
エトキシ基、アリルオキシ基、2. 2. 2− }リ
クロロエトキシ基のいずれかであり、x2は塩素、臭素
などのハロゲン原子を示す。〕 本発明の方法において、原料として用いられる一般式(
I)で表されるp−ジアルキルスルホニオフェノール類
において、R’.R2のアルキル基は炭素数1〜4の低
級アルキル基が好ましく、特にメチル基、エチル基など
が好適である。
: %’1 〔一般式(I)および(■.)においてR1およびR2
はアルキル基であり、互いに同一または互いに異なって
もよい。x′は水素原子、ハロゲン原子またはアルキル
基のいずれかである。Y一はハロゲン陰イオン、過塩素
酸根、アルキル硫酸根、硫酸水素根またはp−}ルエン
スルホン酸根のいずれかである。また一般式(II)お
よび(III)においてRは2−(トリメチルシリル)
エトキシ基、アリルオキシ基、2. 2. 2− }リ
クロロエトキシ基のいずれかであり、x2は塩素、臭素
などのハロゲン原子を示す。〕 本発明の方法において、原料として用いられる一般式(
I)で表されるp−ジアルキルスルホニオフェノール類
において、R’.R2のアルキル基は炭素数1〜4の低
級アルキル基が好ましく、特にメチル基、エチル基など
が好適である。
また、陰イオンY−はハロゲン陰イオン、過塩素酸根、
アルキル硫酸根、硫酸水素根またはp −トルエンスル
ホン酸根のいずれかであるが、目的生底物は水溶性であ
ることが好ましく、この点からアルキル硫酸根および硫
酸水素根が好ましく、アルキル硫酸根の中ではメチル硫
酸根が特に好ましい。
アルキル硫酸根、硫酸水素根またはp −トルエンスル
ホン酸根のいずれかであるが、目的生底物は水溶性であ
ることが好ましく、この点からアルキル硫酸根および硫
酸水素根が好ましく、アルキル硫酸根の中ではメチル硫
酸根が特に好ましい。
x1は一般式(1)で表される化合物の溶解性およびア
ルコキシカルボニル化反応性などにより適宜選択される
が、一般には水素原子であることが好ましい。x1がア
ルキル基である場合は炭素数1〜4の低級アルキル基が
好ましい。
ルコキシカルボニル化反応性などにより適宜選択される
が、一般には水素原子であることが好ましい。x1がア
ルキル基である場合は炭素数1〜4の低級アルキル基が
好ましい。
本発明の方法において、一般式(II)で表されるカル
ボニルハロゲニドとしては、2−( }リメチルシリル
)エトキシカルボニルクロリド、アリルオキシカルボニ
ルクロリド、2, 2. 2− }リクロロエトキシカ
ルボニルクロリドなどである。
ボニルハロゲニドとしては、2−( }リメチルシリル
)エトキシカルボニルクロリド、アリルオキシカルボニ
ルクロリド、2, 2. 2− }リクロロエトキシカ
ルボニルクロリドなどである。
本発明の特徴の一つは、上記したように一般式(1)で
表されるフェノール類と一般式(II)で表されるカル
ボニルハロゲニドとを反応させるに際して、特定の構造
を有する第二級アミン(以下,単に第二級アミンと言う
ことがある)を使用することにある。 本発明における
特定の構造を有する第二級アミンは、窒素原子に2個の
第二級アルキル基が結合した構造を有する第二級アミン
である。
表されるフェノール類と一般式(II)で表されるカル
ボニルハロゲニドとを反応させるに際して、特定の構造
を有する第二級アミン(以下,単に第二級アミンと言う
ことがある)を使用することにある。 本発明における
特定の構造を有する第二級アミンは、窒素原子に2個の
第二級アルキル基が結合した構造を有する第二級アミン
である。
ここで、「第二級アルキル基」は環状アルキル基を包含
し、また、「2個の第二級アルキル基」は、両末端で炭
素鎮が分岐したアルキレン基を包含する。これら本発明
において使用される第二級rミン類を例示すると、たと
えば、ジシクロヘキシルアミン、ジイソブロビルアミン
、ジ−SeC−ブチルアミン、2.6−ジメチルピベリ
ジンなどがあげられる。
し、また、「2個の第二級アルキル基」は、両末端で炭
素鎮が分岐したアルキレン基を包含する。これら本発明
において使用される第二級rミン類を例示すると、たと
えば、ジシクロヘキシルアミン、ジイソブロビルアミン
、ジ−SeC−ブチルアミン、2.6−ジメチルピベリ
ジンなどがあげられる。
本発明の方法では、一般式(I)で表されるp一ジアル
キルスルホニオフェノール類に対して0.5〜2.0倍
モル、好ましくは0.8〜1.5倍モルの第二級アミン
を使用する。また、一般式(1)で表されるp−ジアル
キルスルホニオフェノール類に対して0.5〜2.0倍
モル、好ましくは0.8〜1.5倍モルの一般式(II
)で表されるカルボニルハロゲニド化合物を使用する。
キルスルホニオフェノール類に対して0.5〜2.0倍
モル、好ましくは0.8〜1.5倍モルの第二級アミン
を使用する。また、一般式(1)で表されるp−ジアル
キルスルホニオフェノール類に対して0.5〜2.0倍
モル、好ましくは0.8〜1.5倍モルの一般式(II
)で表されるカルボニルハロゲニド化合物を使用する。
また、本発明の方法においては、反応温度は−20〜+
30℃、好ましくは−10〜+20℃に保持し30分〜
4時間程度反応させる。
30℃、好ましくは−10〜+20℃に保持し30分〜
4時間程度反応させる。
本発明の反応は通常溶媒中で行われるが、使用される溶
媒としては、たとえばアセトニトリル等の非プロトン性
極性溶媒、エーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル
類、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類が挙げら
れる。中でもアセトニトリルが好ましい。本発明の反応
に当たって、反応原料および溶媒の添加混合順序に特に
制限はない。たとえばp−ジアルキルスルホニオフェノ
ール、第二級アミンおよび溶媒の混合物にカルボニルハ
ロゲニドの溶液を加えてもよく、またpージアルキルス
ルホニオフェノール、カルボニルハロゲニドおよび溶媒
の混合物に第二級アミンを加えてもよい。いずれも同様
に高収率で目的物が得られる。言うまでもなく、すべて
の反応原料をほとんど同時に添加混合することも可能で
ある。
媒としては、たとえばアセトニトリル等の非プロトン性
極性溶媒、エーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル
類、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類が挙げら
れる。中でもアセトニトリルが好ましい。本発明の反応
に当たって、反応原料および溶媒の添加混合順序に特に
制限はない。たとえばp−ジアルキルスルホニオフェノ
ール、第二級アミンおよび溶媒の混合物にカルボニルハ
ロゲニドの溶液を加えてもよく、またpージアルキルス
ルホニオフェノール、カルボニルハロゲニドおよび溶媒
の混合物に第二級アミンを加えてもよい。いずれも同様
に高収率で目的物が得られる。言うまでもなく、すべて
の反応原料をほとんど同時に添加混合することも可能で
ある。
反応終了後、生或したアミン塩は容易に濾別される。濾
液を濃縮した後、濃縮液に貧溶媒を加えることにより結
晶を析出させ、さらに必要に応じ再結晶することにより
目的化合物であるスルホニウム化合物が単離、精製され
る。
液を濃縮した後、濃縮液に貧溶媒を加えることにより結
晶を析出させ、さらに必要に応じ再結晶することにより
目的化合物であるスルホニウム化合物が単離、精製され
る。
[実施例]
次に、本発明の方法を実施例によりさらに具体的に説明
する。
する。
実施例 1
p−ジメチル各ルホニオフェノール・メチル硫酸塩7.
50g(28.2mmol)に乾燥アセトニトリル1
50mj2を加え、室温で30分間攪拌した。これにジ
シクロヘキシルアミン5. 62g (31. 0mm
o 1 )を加えて氷冷したところスラリー状の混合物
となった。この混合物に2−(トリメチルシリル)エト
キシカルボニルクロリド5. 50g (30. 4m
a+o 1 )のエーテル溶液を攪拌下に滴下して加え
た。滴下に要した時間は20分であった。0℃で2時間
攪拌したのち、生戊した白色固体のアミン塩酸塩を濾過
した。この固体をさらに少量のアセトニトリルで洗浄し
た。濾液と洗液をあわせこの混合液を減圧下に濃縮した
。この濃縮液にエーテルを加え生底物を結晶化させ、こ
れを採取し目的とする2−(トリメチルシリル)エチル
(p−ジメチルスルホニオフエニル)カルボナート・メ
チル硫酸塩を得た。
50g(28.2mmol)に乾燥アセトニトリル1
50mj2を加え、室温で30分間攪拌した。これにジ
シクロヘキシルアミン5. 62g (31. 0mm
o 1 )を加えて氷冷したところスラリー状の混合物
となった。この混合物に2−(トリメチルシリル)エト
キシカルボニルクロリド5. 50g (30. 4m
a+o 1 )のエーテル溶液を攪拌下に滴下して加え
た。滴下に要した時間は20分であった。0℃で2時間
攪拌したのち、生戊した白色固体のアミン塩酸塩を濾過
した。この固体をさらに少量のアセトニトリルで洗浄し
た。濾液と洗液をあわせこの混合液を減圧下に濃縮した
。この濃縮液にエーテルを加え生底物を結晶化させ、こ
れを採取し目的とする2−(トリメチルシリル)エチル
(p−ジメチルスルホニオフエニル)カルボナート・メ
チル硫酸塩を得た。
収量 : 10.65g(25.9mmol 、収率
91.8%)融点 :125〜128℃ IR (KBr) : 1765cm− ’ (C=
O)3. 43 (6H, s. ”SMe*)3.
65 (3H. s, MeSO.− )4.
20 〜4. 60 (2H, m, CHz−
0)?.46, 8.21 (4}1,each d,J=9Hz. OGS)元素
分析値:理論値:C; 43.88. H; 6.38
%実測値:C; 43,59. H; 6.55%実施
例 2 実施例1におけるジシクロヘキシルアミンの代わりに2
.6−ジメチルピペリジンを用いた他は実施例1と同様
の操作を行った。
91.8%)融点 :125〜128℃ IR (KBr) : 1765cm− ’ (C=
O)3. 43 (6H, s. ”SMe*)3.
65 (3H. s, MeSO.− )4.
20 〜4. 60 (2H, m, CHz−
0)?.46, 8.21 (4}1,each d,J=9Hz. OGS)元素
分析値:理論値:C; 43.88. H; 6.38
%実測値:C; 43,59. H; 6.55%実施
例 2 実施例1におけるジシクロヘキシルアミンの代わりに2
.6−ジメチルピペリジンを用いた他は実施例1と同様
の操作を行った。
収量: 9. 84g(24.0mmol,収率85.
1%)実施例 3 実施例1におけるジシクロヘキシルアミンの代わりにジ
イソプロピルアミンを用いた他は実施例1と同様の操作
を行った。
1%)実施例 3 実施例1におけるジシクロヘキシルアミンの代わりにジ
イソプロピルアミンを用いた他は実施例1と同様の操作
を行った。
収量: 9. 24g (22. 5mmol,収率7
9.8%)比較例 実施例1におけるジシクロヘキシルアミンの代わりにト
リエチルアミンを用いた他は実施例1と同様の操作を行
った。
9.8%)比較例 実施例1におけるジシクロヘキシルアミンの代わりにト
リエチルアミンを用いた他は実施例1と同様の操作を行
った。
収量: 5. 34g (13. 0mmof、収率4
6.1%)実施例4 p−ジメチルスルホニオフェノール・メチル硫酸塩7.
50g (28. 2ma+ol)に乾燥アセトニトリ
ル1501nl加え、室温で30分間攪拌した。これに
ジシクロヘキシルアミン5.62g(31.0mmol
)を加えて水冷したところスラリー状の混合物となった
。この混合物にアセトニトリルに溶かしたアリルオキシ
カルボニルクロリド3.70g (30. 7mmo
1 )を攪拌下に滴下して加えた。滴下に要した時間は
20分であった。
6.1%)実施例4 p−ジメチルスルホニオフェノール・メチル硫酸塩7.
50g (28. 2ma+ol)に乾燥アセトニトリ
ル1501nl加え、室温で30分間攪拌した。これに
ジシクロヘキシルアミン5.62g(31.0mmol
)を加えて水冷したところスラリー状の混合物となった
。この混合物にアセトニトリルに溶かしたアリルオキシ
カルボニルクロリド3.70g (30. 7mmo
1 )を攪拌下に滴下して加えた。滴下に要した時間は
20分であった。
0℃で2時間攪拌したのち、生或した白色固体のアミン
塩酸塩を濾過した。この固体をさらに少量のアセトニト
リルで洗浄した。濾液と洗液をあわせこの混合液を減圧
下に濃縮した。この濃縮液にエーテルを加え生或物を結
晶化させ、これを採取し目的とするアリル(p−ジメチ
ルスルホニオフェニル)カルボナート・メチル硫酸塩を
得た。
塩酸塩を濾過した。この固体をさらに少量のアセトニト
リルで洗浄した。濾液と洗液をあわせこの混合液を減圧
下に濃縮した。この濃縮液にエーテルを加え生或物を結
晶化させ、これを採取し目的とするアリル(p−ジメチ
ルスルホニオフェニル)カルボナート・メチル硫酸塩を
得た。
収量 : 8. 41g (24. Ommo 1、
収率85%)融点 二82〜86℃ IR (KBr) : 1760cm− ’ (C=
0)4.69 (2H, d,J=6Hz, C}
l.=cH−C}12−0)5.20〜5.52 (
2H,m, CH2=CH−CH2−0)5.72
〜6.20 (LH.m, CH2=CI−C}l
2−0)?.42, 8.10 (4H,each d,J=10Hz. oo−s>元
素分析値:理論値:C: 44.56, }l; 5.
18%実測値:C; 44,18. H; 4.93%
実施例 5 p−ジメチルスルホニオフェノール・メチル硫酸塩10
. 65g (40. 0mmo 1)に乾燥アセトニ
トリル150ml.を加え、室温で30分間攪拌した。
収率85%)融点 二82〜86℃ IR (KBr) : 1760cm− ’ (C=
0)4.69 (2H, d,J=6Hz, C}
l.=cH−C}12−0)5.20〜5.52 (
2H,m, CH2=CH−CH2−0)5.72
〜6.20 (LH.m, CH2=CI−C}l
2−0)?.42, 8.10 (4H,each d,J=10Hz. oo−s>元
素分析値:理論値:C: 44.56, }l; 5.
18%実測値:C; 44,18. H; 4.93%
実施例 5 p−ジメチルスルホニオフェノール・メチル硫酸塩10
. 65g (40. 0mmo 1)に乾燥アセトニ
トリル150ml.を加え、室温で30分間攪拌した。
これに2. 2. 2− }リクロロエトキシカルボニ
ルクロリド9.07g (42. 8mmol)を加え
て氷冷した。この混合物にジシクロヘキシルアミン7.
76g (42. 8mmo 1 )を攪拌下に滴下し
て加えた。滴下に要した時間は20分であった。
ルクロリド9.07g (42. 8mmol)を加え
て氷冷した。この混合物にジシクロヘキシルアミン7.
76g (42. 8mmo 1 )を攪拌下に滴下し
て加えた。滴下に要した時間は20分であった。
0℃で2時間攪拌したのち、生戊した白色固体のアミン
塩酸塩を濾過した。この固体をさらに少量のアセトニト
リルで洗浄した。濾液と洗液をあわせこの混合液を減圧
下に濃縮した。この濃縮液にエーテルを加え生底物を結
晶化させ、これを採取し目的とする2, 2. 2−
}リクロロエチル(p−ジメチルスルホニオフェニル)
カルボナート・メチル硫酸塩を得た。
塩酸塩を濾過した。この固体をさらに少量のアセトニト
リルで洗浄した。濾液と洗液をあわせこの混合液を減圧
下に濃縮した。この濃縮液にエーテルを加え生底物を結
晶化させ、これを採取し目的とする2, 2. 2−
}リクロロエチル(p−ジメチルスルホニオフェニル)
カルボナート・メチル硫酸塩を得た。
収量 : 15, 80g(35. 8mmol ,
収率89.5%)融点 :12G〜131℃ IR (KBr) : 1780cm−’ (C=0
)5.13 (28, s, CI.CCH.−
0)?.73. 8.27 (4H, each d. J4011z. OGS)
元素分析値:理論値:C: 44.56. H; 5.
18%実測値:C; 44.18. H: 4.93%
実施例 6 水溶液中でのN−(2−(}リメチルシリル)エトキシ
カルボニル)メチオニンの合或 メチオニン300fflg (2. Olmmo !)
に水21Rl, }リエチルアミン300mg (2
. 96mmo !)を加えて室温で攪拌し溶解させた
。この溶液に実施例1で合戊した2=(トリメチルシリ
ル)エチル(p−ジメチルスルホニオフェニル)カルボ
ナート・メチル硫酸塩918mg (2. 24mmo
1)を水2rnlに溶解した溶液を水冷下において滴
下して加えた。滴下終了後、室温において5時間攪拌し
た。反応終了後、反応液に水20mlを加えてから水冷
下に塩酸を加えてptt値を1〜2に調整した。析出し
た不溶物をエーテル30rIL1で3回抽出し、有機層
を合わせ、水12mlで3回洗浄した後、無水硫酸マグ
ネシウムで有機層を乾燥した。
収率89.5%)融点 :12G〜131℃ IR (KBr) : 1780cm−’ (C=0
)5.13 (28, s, CI.CCH.−
0)?.73. 8.27 (4H, each d. J4011z. OGS)
元素分析値:理論値:C: 44.56. H; 5.
18%実測値:C; 44.18. H: 4.93%
実施例 6 水溶液中でのN−(2−(}リメチルシリル)エトキシ
カルボニル)メチオニンの合或 メチオニン300fflg (2. Olmmo !)
に水21Rl, }リエチルアミン300mg (2
. 96mmo !)を加えて室温で攪拌し溶解させた
。この溶液に実施例1で合戊した2=(トリメチルシリ
ル)エチル(p−ジメチルスルホニオフェニル)カルボ
ナート・メチル硫酸塩918mg (2. 24mmo
1)を水2rnlに溶解した溶液を水冷下において滴
下して加えた。滴下終了後、室温において5時間攪拌し
た。反応終了後、反応液に水20mlを加えてから水冷
下に塩酸を加えてptt値を1〜2に調整した。析出し
た不溶物をエーテル30rIL1で3回抽出し、有機層
を合わせ、水12mlで3回洗浄した後、無水硫酸マグ
ネシウムで有機層を乾燥した。
乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下に濃縮した。濃
縮液にヘキサンを加えたところ目的とするN−(2−(
}リメチルシリル)エトキシカルボニル)メチオニンが
白色結晶として得られた。
縮液にヘキサンを加えたところ目的とするN−(2−(
}リメチルシリル)エトキシカルボニル)メチオニンが
白色結晶として得られた。
収量 : 486mg(1.66mmol、収率82
.6%)融点 :98.5〜100℃ IR (KBr) : 3440cm− ’ (NH
)1755. 1730. 1665cm− ’ (C
=0)0.81 〜1.38 (2H. m,
Cll.Si)1.81 〜2.35 (5H.
m. CI{3SCHCFI2)2. 35 〜2.
85 (2H, m, CI{2S)3.93
〜4. 72 (3H, m, CH20CH)
5.30 〜5.80 (IH, m(broad
). NH)11.55 (IH, s, C
OO}l)元素分析値:理論値:C; 44.56.
If; 5.18%実測値:C; 44.18. H;
4.93%〔発明の効果〕 本発明の方法によれば、塩基として用いられる第二級ア
ミンは好ましくない副反応をほとんど起こすことなく、
高収率かつ高純度で目的とするスルホニウム化合物を得
ることができる。そのうえ生或するアミン塩は容易に除
去することができ、目的のスルホニウム化合物の単離、
精製が容易である。
.6%)融点 :98.5〜100℃ IR (KBr) : 3440cm− ’ (NH
)1755. 1730. 1665cm− ’ (C
=0)0.81 〜1.38 (2H. m,
Cll.Si)1.81 〜2.35 (5H.
m. CI{3SCHCFI2)2. 35 〜2.
85 (2H, m, CI{2S)3.93
〜4. 72 (3H, m, CH20CH)
5.30 〜5.80 (IH, m(broad
). NH)11.55 (IH, s, C
OO}l)元素分析値:理論値:C; 44.56.
If; 5.18%実測値:C; 44.18. H;
4.93%〔発明の効果〕 本発明の方法によれば、塩基として用いられる第二級ア
ミンは好ましくない副反応をほとんど起こすことなく、
高収率かつ高純度で目的とするスルホニウム化合物を得
ることができる。そのうえ生或するアミン塩は容易に除
去することができ、目的のスルホニウム化合物の単離、
精製が容易である。
Claims (2)
- (1)一般式( I )で表されるp−ジアルキルスルホ
ニオフェノール類と、一般式(II)で表されるカルボニ
ルハロゲニド化合物とを、窒素原子に2個の第二級アル
キル基が結合した構造を有する第二級アミンの存在下に
反応させることを特徴とする一般式(III)で表される
スルホニウム化合物の調製法。 一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(II):R−CO−X^2 一般式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔一般式( I )および(III)においてR^1およびR
^2はアルキル基であり、互いに同一または互いに異な
ってもよい。X^1は水素原子、ハロゲン原子またはア
ルキル基のいずれかである。Y^−はハロゲン陰イオン
、過塩素酸根、アルキル硫酸根、硫酸水素根またはp−
トルエンスルホン酸根のいずれかである。また一般式(
II)および(III)においてRは2−(トリメチルシリ
ル)エトキシ基、アリルオキシ基、2,2,2−トリク
ロロエトキシ基のいずれかであり、X^2は塩素、臭素
などのハロゲン原子を示す。〕 - (2)窒素原子に2個の第二級アルキル基が結合した構
造を有する第二級アミンが、ジシクロヘキシルアミン、
ジイソプロピルアミン、ジ−sec−ブチルアミンおよ
び2,6−ジメチルピペリジンから選ばれた少なくとも
一種である請求項第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1159698A JPH0327353A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | スルホニウム化合物の調製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1159698A JPH0327353A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | スルホニウム化合物の調製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0327353A true JPH0327353A (ja) | 1991-02-05 |
Family
ID=15699362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1159698A Pending JPH0327353A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | スルホニウム化合物の調製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0327353A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100377528B1 (ko) * | 2000-08-21 | 2003-03-26 | 주식회사 연산 | 텐트 프레임의 폴 조립체 |
JP2014185157A (ja) * | 2008-09-30 | 2014-10-02 | Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd | 化合物及びそれからなる酸発生剤 |
-
1989
- 1989-06-23 JP JP1159698A patent/JPH0327353A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100377528B1 (ko) * | 2000-08-21 | 2003-03-26 | 주식회사 연산 | 텐트 프레임의 폴 조립체 |
JP2014185157A (ja) * | 2008-09-30 | 2014-10-02 | Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd | 化合物及びそれからなる酸発生剤 |
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