JPH0327183Y2 - - Google Patents
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- JPH0327183Y2 JPH0327183Y2 JP93385U JP93385U JPH0327183Y2 JP H0327183 Y2 JPH0327183 Y2 JP H0327183Y2 JP 93385 U JP93385 U JP 93385U JP 93385 U JP93385 U JP 93385U JP H0327183 Y2 JPH0327183 Y2 JP H0327183Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- vertical
- door shoji
- handle
- stile
- Prior art date
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- Expired
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
a 考案の目的
(産業上の利用分野)
この考案に係る引戸障子用ロツク装置は、各種
建造物の開口部を開閉し、閉鎖時には引戸内外に
亘る音の伝播を低く抑えられるようにした防音式
の引戸障子に付設し、閉鎖時に窓枠内に建て込ん
だ引戸障子をこの窓枠の端にまで片寄せ、閉鎖作
業が確実に行なわれるようにすると同時に、竪框
を竪枠に設けたパツキングに向けて引寄せるもの
である。
建造物の開口部を開閉し、閉鎖時には引戸内外に
亘る音の伝播を低く抑えられるようにした防音式
の引戸障子に付設し、閉鎖時に窓枠内に建て込ん
だ引戸障子をこの窓枠の端にまで片寄せ、閉鎖作
業が確実に行なわれるようにすると同時に、竪框
を竪枠に設けたパツキングに向けて引寄せるもの
である。
(従来の技術)
所謂防音サツシと呼ばれる引戸障子に於いて
は、閉鎖時に障子の框側面をこの框が対向するサ
ツシ枠等に装着したパツキングに押し付けるよう
にしている。このため、防音式の引戸障子の固定
を行なうロツク装置には、引戸障子全体を上記し
たパツキングに向けて平行移動させるための引寄
せ機構が付設されている。
は、閉鎖時に障子の框側面をこの框が対向するサ
ツシ枠等に装着したパツキングに押し付けるよう
にしている。このため、防音式の引戸障子の固定
を行なうロツク装置には、引戸障子全体を上記し
たパツキングに向けて平行移動させるための引寄
せ機構が付設されている。
第8〜10図はこのような引寄せ機構を付設し
た従来のロツク装置を示している。まずこの従来
からのロツク装置について説明する。
た従来のロツク装置を示している。まずこの従来
からのロツク装置について説明する。
1はロツク装置を操作するためのハンドルで、
引戸障子2の竪框3にねじ止め固定される基体4
に回動自在に支持されている。このハンドル1の
基部には、先端にローラ5を支承したアーム6が
設けられている。ハンドル支承用の基体4を固定
した竪框3と対向する竪枠或は召合せ方位7の側
面で基体4と同じ高さ位置の部分には、側面に略
L字形の突壁8を形成した受具9がねじ止め固定
されている。上記ローラ5を支承したアーム6
は、ハンドル1を第10図に示す実線位置から鎖
線位置にまで150度程度回動させた場合、同図に
実線と鎖線とで示すように90度程度回転してロー
ラ5と受具9の突壁8とを係合させる。このた
め、アーム6はハンドル1に対して60度程度回転
自在に装着している。上記したローラ5と突壁8
との係合により、引戸障子2の竪框3がが召合せ
方立7に向けて第10図の長さ分だけ近付き、
竪框3の側面が召合せ方立の側面に装着されたパ
ツキングに向けて押し付けられる。
引戸障子2の竪框3にねじ止め固定される基体4
に回動自在に支持されている。このハンドル1の
基部には、先端にローラ5を支承したアーム6が
設けられている。ハンドル支承用の基体4を固定
した竪框3と対向する竪枠或は召合せ方位7の側
面で基体4と同じ高さ位置の部分には、側面に略
L字形の突壁8を形成した受具9がねじ止め固定
されている。上記ローラ5を支承したアーム6
は、ハンドル1を第10図に示す実線位置から鎖
線位置にまで150度程度回動させた場合、同図に
実線と鎖線とで示すように90度程度回転してロー
ラ5と受具9の突壁8とを係合させる。このた
め、アーム6はハンドル1に対して60度程度回転
自在に装着している。上記したローラ5と突壁8
との係合により、引戸障子2の竪框3がが召合せ
方立7に向けて第10図の長さ分だけ近付き、
竪框3の側面が召合せ方立の側面に装着されたパ
ツキングに向けて押し付けられる。
一方、竪框3の内側に固定されたロツク装置の
基板10には、前記したハンドル1の回転軸の端
部が挿入され、このハンドル1の回動とともに回
動する駒11が支承されている。この駒11の端
部と上記基板10の下部に上下方向の移動のみ自
在として支承した下摺動板12とは図示しないリ
ンクにより連結して、駒11の回動に伴つて下摺
動板12が上下動するように構成している。この
下摺動板12の上端は中心を基板10に枢支した
回転板13の一端に枢着している。更に、この回
転板13の他端には、基板10の上部に上下方向
の移動のみ自在として支承した上摺動板14の下
端を枢着している。
基板10には、前記したハンドル1の回転軸の端
部が挿入され、このハンドル1の回動とともに回
動する駒11が支承されている。この駒11の端
部と上記基板10の下部に上下方向の移動のみ自
在として支承した下摺動板12とは図示しないリ
ンクにより連結して、駒11の回動に伴つて下摺
動板12が上下動するように構成している。この
下摺動板12の上端は中心を基板10に枢支した
回転板13の一端に枢着している。更に、この回
転板13の他端には、基板10の上部に上下方向
の移動のみ自在として支承した上摺動板14の下
端を枢着している。
このように構成されるため、前記のハンドル1
を回動させることによりローラ5と受具9とを係
合させると、同時に基板10に装着された上摺動
板14が下方に、下摺動板12が上方にそれぞれ
移動する。上下各摺動板14,12には、それぞ
れ連結棒15の一端部が結合されている。竪框3
の内側に上下方向に亘つて配設された各連結棒1
5,15の他端は、竪框3の上下両端部に軸16
を中心とする回転を自在として支持した引寄せ駒
17の一端に係合させている。各引寄せ駒17,
17の他端は、上枠18の下面の突条19或は下
枠20の上面の戸車レール21の室内側面に対向
している。ハンドル1を回転させることによりロ
ーラ5と受具9とを係合させると同時に上摺動板
14を下方に、下摺動板12を上方にそれぞれ移
動させると、竪框3の上端に枢支した引寄せ駒1
7は軸16を中心として第9図の反時計方向に、
下端の引寄せ駒17は同じく時計方向にそれぞれ
回動し、各引寄せ駒17の端部が突条19或は戸
車レール21の室内側面に衝合して引戸障子2の
上下両端部を室内側(第9図右側)に向けて移動
させ、この引戸障子2の上框22と下框23との
室内側面を、上枠18或は下枠20に装着したパ
ツキング24に押し付ける。ロツク装置は引戸障
子2の両端部に設けるため、両ロツク装置のハン
ドル1をいずれも回動させれば、引戸障子は四周
に亘りパツキング24に押し付けられ、引戸障子
と窓枠との間の気密を保持して引戸障子内外間の
防音が図られる。
を回動させることによりローラ5と受具9とを係
合させると、同時に基板10に装着された上摺動
板14が下方に、下摺動板12が上方にそれぞれ
移動する。上下各摺動板14,12には、それぞ
れ連結棒15の一端部が結合されている。竪框3
の内側に上下方向に亘つて配設された各連結棒1
5,15の他端は、竪框3の上下両端部に軸16
を中心とする回転を自在として支持した引寄せ駒
17の一端に係合させている。各引寄せ駒17,
17の他端は、上枠18の下面の突条19或は下
枠20の上面の戸車レール21の室内側面に対向
している。ハンドル1を回転させることによりロ
ーラ5と受具9とを係合させると同時に上摺動板
14を下方に、下摺動板12を上方にそれぞれ移
動させると、竪框3の上端に枢支した引寄せ駒1
7は軸16を中心として第9図の反時計方向に、
下端の引寄せ駒17は同じく時計方向にそれぞれ
回動し、各引寄せ駒17の端部が突条19或は戸
車レール21の室内側面に衝合して引戸障子2の
上下両端部を室内側(第9図右側)に向けて移動
させ、この引戸障子2の上框22と下框23との
室内側面を、上枠18或は下枠20に装着したパ
ツキング24に押し付ける。ロツク装置は引戸障
子2の両端部に設けるため、両ロツク装置のハン
ドル1をいずれも回動させれば、引戸障子は四周
に亘りパツキング24に押し付けられ、引戸障子
と窓枠との間の気密を保持して引戸障子内外間の
防音が図られる。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、上述のようなロツク装置による引戸
障子の防音を効果的に行なうためには、上述した
ようにロツク装置を引戸障子2の左右の竪框のい
ずれにも内蔵し、本考案の実施例を示す第7図の
ように、それぞれの竪框3,3aにロツク装置を
操作するるためのハンドル1を設けなければなら
ない。
障子の防音を効果的に行なうためには、上述した
ようにロツク装置を引戸障子2の左右の竪框のい
ずれにも内蔵し、本考案の実施例を示す第7図の
ように、それぞれの竪框3,3aにロツク装置を
操作するるためのハンドル1を設けなければなら
ない。
ところが、このように左右の竪框3,3aにい
ずれも操作用のハンドル1を設けることにより、
従来は次に述べるような不都合を生じる。
ずれも操作用のハンドル1を設けることにより、
従来は次に述べるような不都合を生じる。
即ち、それまで開放状態にあつた引戸障子を閉
鎖する場合、竪枠25に対向する竪框3a或はこ
の竪框3aに設けたハンドル1に手指を掛けて、
この竪框3aを竪枠25に向けて移動させるが、
この移動を勢い良く行なうと、竪框3が竪枠25
の内側面或は上下枠18,20に固定したブロツ
クに衝突し、更にその勢いではね返り、この竪框
3aと竪枠との間に所定以上の〓間が生じてしま
う。この状態で引戸障子移動のため手指を掛けて
いた竪框3a側のハンドル1により引戸障子をロ
ツクする操作を行なうと、引戸障子2が完全に閉
じ切れていないにも拘らずこの引戸障子2を構成
する各框の内側面と窓枠に装着したパツキング2
4(第2,7,9図)とが密接し、この引戸障子
2を移動することができなくなる。この状態で、
召合せ方立7に対向する竪框3に設けたハンドル
1を操作し、このハンドル基部のアーム6に設け
たローラ5と召合せ方立7に固定の受具9とを係
合させようとしても、ローラ5が受具9の突壁8
と噛み合わず、召合せ方立7に対向する竪框3の
側に於けるロツク操作を行なえなくなつてしま
う。
鎖する場合、竪枠25に対向する竪框3a或はこ
の竪框3aに設けたハンドル1に手指を掛けて、
この竪框3aを竪枠25に向けて移動させるが、
この移動を勢い良く行なうと、竪框3が竪枠25
の内側面或は上下枠18,20に固定したブロツ
クに衝突し、更にその勢いではね返り、この竪框
3aと竪枠との間に所定以上の〓間が生じてしま
う。この状態で引戸障子移動のため手指を掛けて
いた竪框3a側のハンドル1により引戸障子をロ
ツクする操作を行なうと、引戸障子2が完全に閉
じ切れていないにも拘らずこの引戸障子2を構成
する各框の内側面と窓枠に装着したパツキング2
4(第2,7,9図)とが密接し、この引戸障子
2を移動することができなくなる。この状態で、
召合せ方立7に対向する竪框3に設けたハンドル
1を操作し、このハンドル基部のアーム6に設け
たローラ5と召合せ方立7に固定の受具9とを係
合させようとしても、ローラ5が受具9の突壁8
と噛み合わず、召合せ方立7に対向する竪框3の
側に於けるロツク操作を行なえなくなつてしま
う。
本考案の引戸障子用ロツク装置は、上述のよう
な不都合の解消を目的としている。
な不都合の解消を目的としている。
b 考案の構成
(問題を解決するための手段)
本考案の引戸障子用ロツク装置は、引戸障子の
閉鎖時に竪枠と対向する竪框の内側に固定する基
板に、この竪框に設けたハンドルの回動により昇
降する昇降腕を設け、この昇降腕に一部が竪框の
外面から露出する昇降ブロツクと片寄せ金具とを
固定し、上記竪框の外面から露出する引寄せ金具
の端部に、端縁に向かう程基板から遠くなるよう
に傾斜した傾斜面を設け、昇降ブロツクの竪框の
外面から露出する部分に、引戸障子外側に向く面
を傾斜面とした衝合突部を形成している。又、竪
枠の内面に、この片寄せ金具端部の傾斜面と対向
する端部に端縁に向かう程上記内面から遠くなる
るように傾斜した傾斜面を設けた係合板部を有す
るアンカ金具を固定し、昇降ブロツクの衝合片の
傾斜面と衝合する衝合片を支承している。
閉鎖時に竪枠と対向する竪框の内側に固定する基
板に、この竪框に設けたハンドルの回動により昇
降する昇降腕を設け、この昇降腕に一部が竪框の
外面から露出する昇降ブロツクと片寄せ金具とを
固定し、上記竪框の外面から露出する引寄せ金具
の端部に、端縁に向かう程基板から遠くなるよう
に傾斜した傾斜面を設け、昇降ブロツクの竪框の
外面から露出する部分に、引戸障子外側に向く面
を傾斜面とした衝合突部を形成している。又、竪
枠の内面に、この片寄せ金具端部の傾斜面と対向
する端部に端縁に向かう程上記内面から遠くなる
るように傾斜した傾斜面を設けた係合板部を有す
るアンカ金具を固定し、昇降ブロツクの衝合片の
傾斜面と衝合する衝合片を支承している。
(作 用)
上述のように構成される本考案の引戸障子用ロ
ツク装置に於いては、引戸障子を閉鎖状態に移動
させ、竪枠に対向する竪框に設けたハンドルによ
りロツク操作を行なうと、摺動板とともに上下方
向に移動する片寄せ金具端部の傾斜面とアンカ金
具の係合板部に形成した傾斜面とが摺接し、引戸
障子の竪框を竪枠に向けて片寄せると共に、竪枠
内面に支承したローラと昇降ブロツクの衝合突部
の傾斜面とが衝合し、竪框を竪枠に設けたパツキ
ングに向けて引き寄せる。
ツク装置に於いては、引戸障子を閉鎖状態に移動
させ、竪枠に対向する竪框に設けたハンドルによ
りロツク操作を行なうと、摺動板とともに上下方
向に移動する片寄せ金具端部の傾斜面とアンカ金
具の係合板部に形成した傾斜面とが摺接し、引戸
障子の竪框を竪枠に向けて片寄せると共に、竪枠
内面に支承したローラと昇降ブロツクの衝合突部
の傾斜面とが衝合し、竪框を竪枠に設けたパツキ
ングに向けて引き寄せる。
(実施例)
次に、図示の実施例を説明しつつ本考案を更に
詳しく説明する。
詳しく説明する。
第1〜7図は本考案の実施例を示しており、第
1図は引戸障子の横断面を示した第7図にA−A
線で示すロツク装置部分の縦断面図、第2図は第
1図のB−B断面図、第3図はアンカ金具を第1
図の右方から見た図、第4図は片寄せ片を設けた
部分を第1図の左方から見た図、第5図はこの片
寄せ片を昇降させるハンドル操作部分を示す側面
図、第6図は第5図の下部縦断面図である。
1図は引戸障子の横断面を示した第7図にA−A
線で示すロツク装置部分の縦断面図、第2図は第
1図のB−B断面図、第3図はアンカ金具を第1
図の右方から見た図、第4図は片寄せ片を設けた
部分を第1図の左方から見た図、第5図はこの片
寄せ片を昇降させるハンドル操作部分を示す側面
図、第6図は第5図の下部縦断面図である。
引戸障子2を閉鎖した場合に互いに対向する竪
框3aと竪枠25とのうち、竪枠25の内側面に
はアンカ金具26を固定している。このアンカ金
具26は、上記内側面にねじ止め固定する基板部
27の側縁から直角に折立てた折立片28の端部
を更に直角に折り曲げて係合板部29とし、この
係合板部29の下端部を外方に向けて少し折り曲
げることにより、下端に向かう程基板部27から
遠くなるように傾斜した傾斜部30を設けてい
る。又、基板部27の下部には衝合片となるロー
ラ31が回転自在に支承されている。
框3aと竪枠25とのうち、竪枠25の内側面に
はアンカ金具26を固定している。このアンカ金
具26は、上記内側面にねじ止め固定する基板部
27の側縁から直角に折立てた折立片28の端部
を更に直角に折り曲げて係合板部29とし、この
係合板部29の下端部を外方に向けて少し折り曲
げることにより、下端に向かう程基板部27から
遠くなるように傾斜した傾斜部30を設けてい
る。又、基板部27の下部には衝合片となるロー
ラ31が回転自在に支承されている。
一方、竪框3aの側に設け、ロツク装置を操作
するハンドル1の回動により昇降自在とした片寄
せ金具32は、竪框3aに昇降自在に設けた昇降
ブロツク33の外側面にねじ止め固定している。
するハンドル1の回動により昇降自在とした片寄
せ金具32は、竪框3aに昇降自在に設けた昇降
ブロツク33の外側面にねじ止め固定している。
片寄せ金具32は前述したアンカ金具26の場
合と同様、基板部34の側縁から直角に折立てた
折立片35の端部を更に直角に折り曲げて摺接片
36とし、この摺接片36の上端部を外方に向け
て少し折り曲げることにより、上端に向かう程基
板部34から遠くなるように傾斜した傾斜部37
を設けている。このように構成された片寄せ金具
32を外側面に固定する昇降ブロツク33は、全
体をナイロンその他の合成樹脂により一体に形成
したもので、外面中央部は凹部38とし、上記片
寄せ金具32はこの凹部38の内側上部に固定し
ている。凹部38の下部室内側部には衝合突部3
9が形成されている。この衝合突部39は、引戸
障子2をロツクさせるため、ハンドル1を回動さ
せ、昇降ブロツク33を上昇させた場合に、前記
したアンカ金具26のローラ31の内側部分と衝
合して竪框3aを室内側(第2図下側)に移動さ
せるためのもので、ローラ31と衝合する上部内
側面は下に向かう程昇降ブロツク33の中心に向
かう傾斜面40としている。
合と同様、基板部34の側縁から直角に折立てた
折立片35の端部を更に直角に折り曲げて摺接片
36とし、この摺接片36の上端部を外方に向け
て少し折り曲げることにより、上端に向かう程基
板部34から遠くなるように傾斜した傾斜部37
を設けている。このように構成された片寄せ金具
32を外側面に固定する昇降ブロツク33は、全
体をナイロンその他の合成樹脂により一体に形成
したもので、外面中央部は凹部38とし、上記片
寄せ金具32はこの凹部38の内側上部に固定し
ている。凹部38の下部室内側部には衝合突部3
9が形成されている。この衝合突部39は、引戸
障子2をロツクさせるため、ハンドル1を回動さ
せ、昇降ブロツク33を上昇させた場合に、前記
したアンカ金具26のローラ31の内側部分と衝
合して竪框3aを室内側(第2図下側)に移動さ
せるためのもので、ローラ31と衝合する上部内
側面は下に向かう程昇降ブロツク33の中心に向
かう傾斜面40としている。
このような昇降ブロツク33を装着する竪框3
aの竪辺41,41には、上下方向に長い長孔4
2,43が形成されており、昇降ブロツク33は
各長孔42,43の内側に、若干の上下方向の摺
動自在に嵌装されている。昇降ブロツク33の内
端部は、スペーサ44を介して昇降腕45の下端
部に連結し、ロツク装置操作用ハンドルの回動に
よつて昇降する昇降腕45により、外面に設けた
衝合突部39と片寄せ金具32とを昇降させるよ
うにしている。
aの竪辺41,41には、上下方向に長い長孔4
2,43が形成されており、昇降ブロツク33は
各長孔42,43の内側に、若干の上下方向の摺
動自在に嵌装されている。昇降ブロツク33の内
端部は、スペーサ44を介して昇降腕45の下端
部に連結し、ロツク装置操作用ハンドルの回動に
よつて昇降する昇降腕45により、外面に設けた
衝合突部39と片寄せ金具32とを昇降させるよ
うにしている。
ハンドル1の回動により昇降腕45を昇降させ
るハンドル操作部分の構造は、例えば第5〜6図
に示すように、引戸障子2の竪框3に固定する基
板46の下部両側に、左右1対の駒47a,47
bを装着している。各駒47a,47bは全体を
達磨形に形成したもので、回転中心となる端部に
操作用のハンドルを挿通するための非円形の孔4
8を有する。それらの駒47a,47bの孔48
から少し離れた部分には、リンク機構を構成する
連結腕49a,49bの一端が軸50により枢支
されている。更に各連結腕49a,49bの他端
は軸51により互いに連結されており、各連結腕
49a,49bよりこの軸51が突出した端部5
1aは、基板46の下部に上下移動自在に支持さ
れた第一の摺動板52の長孔53に係合してい
る。更に、この端部51aが第一の摺動板よりも
突出した部分が、前記した昇降腕45の上端部に
係止されている。54はこの第一の摺動板52に
穿設した上下方向に長い長孔、55は昇降腕45
に穿設したこれよりも長い長孔で、両長孔54,
55と基板46に植立したピン56,56とが係
合している。
るハンドル操作部分の構造は、例えば第5〜6図
に示すように、引戸障子2の竪框3に固定する基
板46の下部両側に、左右1対の駒47a,47
bを装着している。各駒47a,47bは全体を
達磨形に形成したもので、回転中心となる端部に
操作用のハンドルを挿通するための非円形の孔4
8を有する。それらの駒47a,47bの孔48
から少し離れた部分には、リンク機構を構成する
連結腕49a,49bの一端が軸50により枢支
されている。更に各連結腕49a,49bの他端
は軸51により互いに連結されており、各連結腕
49a,49bよりこの軸51が突出した端部5
1aは、基板46の下部に上下移動自在に支持さ
れた第一の摺動板52の長孔53に係合してい
る。更に、この端部51aが第一の摺動板よりも
突出した部分が、前記した昇降腕45の上端部に
係止されている。54はこの第一の摺動板52に
穿設した上下方向に長い長孔、55は昇降腕45
に穿設したこれよりも長い長孔で、両長孔54,
55と基板46に植立したピン56,56とが係
合している。
一方、第一の摺動板52の上端部には横方向に
長い長孔57が形成されており、この長孔57と
回転板13の一端に設けたピン58とが係合して
いる。この回転板13は中心部に設けた軸59に
より基板46に回転自在に支承したもので、他端
にも同様のピン60を設けている。この回転板1
3の他端に設けたピン60は、基板46の上部に
上下方向の摺動自在に設けた第二の摺動板61の
中間部に設けた横方向に長い長孔62に係合して
いる。この第二の摺動板61の上下部に形成した
上下方向に長い長孔63.63にはそれぞれ基板
46に植立したピン64,64を係合させて、上
記第二の摺動板61を基板46に対して上下方向
の移動のみを自在としている。
長い長孔57が形成されており、この長孔57と
回転板13の一端に設けたピン58とが係合して
いる。この回転板13は中心部に設けた軸59に
より基板46に回転自在に支承したもので、他端
にも同様のピン60を設けている。この回転板1
3の他端に設けたピン60は、基板46の上部に
上下方向の摺動自在に設けた第二の摺動板61の
中間部に設けた横方向に長い長孔62に係合して
いる。この第二の摺動板61の上下部に形成した
上下方向に長い長孔63.63にはそれぞれ基板
46に植立したピン64,64を係合させて、上
記第二の摺動板61を基板46に対して上下方向
の移動のみを自在としている。
但し、1対の駒47a,47aを互いに反対方
向に回動させるための手段は、第5図に示したよ
うなリンク機構に限定されるものではなく、他に
も例えば両駒47a,47bに固定した歯車同士
を噛合させても良い。又、第一、第二の摺動板5
2,61を互いに逆方向に移動させるための機構
も、第5図に示した回転板13に限定されず、他
にも、例えば第一の摺動板52の上端と第二の摺
動板61の下部とに固定したラツク同士を、基板
46に支承したピニオンを介して噛合させること
で構成することもできる。
向に回動させるための手段は、第5図に示したよ
うなリンク機構に限定されるものではなく、他に
も例えば両駒47a,47bに固定した歯車同士
を噛合させても良い。又、第一、第二の摺動板5
2,61を互いに逆方向に移動させるための機構
も、第5図に示した回転板13に限定されず、他
にも、例えば第一の摺動板52の上端と第二の摺
動板61の下部とに固定したラツク同士を、基板
46に支承したピニオンを介して噛合させること
で構成することもできる。
このように構成されるハンドル操作部分は、第
7図のような引戸障子2の竪框3aの内側に装着
する。即ち、基板46と蓋板65(第6図)とを
ねじ止めしてケーシングを成し、このケーシング
を竪框3aの内側にねじ止めしている。図示の実
施例に於いては、引戸障子のロツク操作を引戸障
子の内外いずれからでも行なえるようにするため
に、従来の引戸障子に使用する竪框に比べて見込
み寸法(第7図の上下方向の幅)を大きく形成し
た竪框3aを用いており、この竪框3aはガラス
66の室外側と室内側とに十分な取付場所を確保
している。室内外に設ける1対の操作用ハンドル
1,1の回動軸はこの竪框3aの側面及び上記蓋
板に形成した孔を挿通して駒47a,47bの孔
48,48に嵌合させている。
7図のような引戸障子2の竪框3aの内側に装着
する。即ち、基板46と蓋板65(第6図)とを
ねじ止めしてケーシングを成し、このケーシング
を竪框3aの内側にねじ止めしている。図示の実
施例に於いては、引戸障子のロツク操作を引戸障
子の内外いずれからでも行なえるようにするため
に、従来の引戸障子に使用する竪框に比べて見込
み寸法(第7図の上下方向の幅)を大きく形成し
た竪框3aを用いており、この竪框3aはガラス
66の室外側と室内側とに十分な取付場所を確保
している。室内外に設ける1対の操作用ハンドル
1,1の回動軸はこの竪框3aの側面及び上記蓋
板に形成した孔を挿通して駒47a,47bの孔
48,48に嵌合させている。
以上に述べた通り構成され引戸障子に組付けら
れる引戸障子用ロツク装置のハンドル操作部分
は、引戸障子の室内外に設けた1対のハンドル
1,1のうちの一方のハンドルを回動させれば他
方のハンドルも連動して回動し、室内外のいずれ
からでも引戸障子のロツク及びその解除を行なう
ことができる。
れる引戸障子用ロツク装置のハンドル操作部分
は、引戸障子の室内外に設けた1対のハンドル
1,1のうちの一方のハンドルを回動させれば他
方のハンドルも連動して回動し、室内外のいずれ
からでも引戸障子のロツク及びその解除を行なう
ことができる。
即ち、例えば室内側のハンドル1を回動させて
引戸障子をロツクしようとする場合、ハンドル1
を第10図に示したハンドル1の場合と同様、実
線位置鎖線位置にまで回動させる。このようなハ
ンドル1の回動に伴つて第5図右側の駒47bが
同図に実線で示す位置から鎖線で示す位置まで時
計方向に回動し、左右の駒47a,47bを連結
している連結腕49a,49bが上方に移動す
る。これにより左側の駒47aが反時計方向に同
じ角度だけ回動する。連結腕49a,49bが上
昇するとそれにつれて昇降腕45が上昇し、更に
両腕49a,49bを連結している軸51の端部
51aが第一の摺動板52の長孔53の上端まで
移動した後、ハンドル1を更に回動させることに
よりこの第一の摺動板52もハンドル1の回動と
同期して上昇を開始していた昇降腕45とともに
上昇する。ここで、連結腕49a,49bの上昇
直後から第一の摺動板52を引き上げないように
するため、上記軸51の端部が係合する孔を長孔
53とした理由は、ローラ5と受具9とを係合さ
せるのにハンドル1を回動させなければならない
角度や昇降ブロツク33を上昇させなければなら
ない距離に比較して第一、第二の摺動板52,6
1を移動させなければならない距離が小さいため
である。従つて、ロツク時に両摺動板52,61
を移動させる距離を大きくしたい場合、上記端部
51aを係合させるために第一の摺動板52に形
成する孔を単なる円孔とし、連結腕49a,49
bの上昇直後からこの摺動板52が引き上げられ
るようにする。又、引戸障子の上下両端部に設け
る引寄せ機構の構造によつては、第一、第二の摺
動板52,61を一体とし、両板を同方向に移動
自在としても良い。但し、いずれの場合に於いて
も、両連結腕49a,49bを連結する軸51は
基板46の上下方向にのみ移動自在とする。図示
の例に於いては、第一の摺動板52の上昇に伴
い、この摺動板52の上端と回転板13を介して
結合された第二の摺動板61が下降する。第一、
第二の両摺動板52,61の端部にはそれぞれ連
結棒15(第8〜9図)の端部が連結されている
ため、上述した両摺動板52,61の上下移動に
伴い引戸障子2の上下両端部で引寄せ駒17(第
8〜9図)が回動し、引戸障子を室内側に引寄せ
る動作が行なわれる。又、昇降腕45が上昇する
ことにより、この昇降腕45の下端部にスペーサ
44を介して固定された昇降ブロツク33の衝合
突部39の傾斜面40と竪枠内面のローラ31と
が衝合し、竪框3aがパツキング24に向けて室
内側(第2図下側)に押されるが、引戸障子2の
各框の内側面とパツキング24とが当接してこの
引戸障子2の横移動が制限される前に、竪枠25
の内側面側に固定のアンカ金具26の傾斜部30
と昇降ブロツク33の上昇に伴つて上昇する片寄
せ金具32の傾斜部37との係合により、引戸障
子2が完全に閉鎖位置にまで移動させられる。
引戸障子をロツクしようとする場合、ハンドル1
を第10図に示したハンドル1の場合と同様、実
線位置鎖線位置にまで回動させる。このようなハ
ンドル1の回動に伴つて第5図右側の駒47bが
同図に実線で示す位置から鎖線で示す位置まで時
計方向に回動し、左右の駒47a,47bを連結
している連結腕49a,49bが上方に移動す
る。これにより左側の駒47aが反時計方向に同
じ角度だけ回動する。連結腕49a,49bが上
昇するとそれにつれて昇降腕45が上昇し、更に
両腕49a,49bを連結している軸51の端部
51aが第一の摺動板52の長孔53の上端まで
移動した後、ハンドル1を更に回動させることに
よりこの第一の摺動板52もハンドル1の回動と
同期して上昇を開始していた昇降腕45とともに
上昇する。ここで、連結腕49a,49bの上昇
直後から第一の摺動板52を引き上げないように
するため、上記軸51の端部が係合する孔を長孔
53とした理由は、ローラ5と受具9とを係合さ
せるのにハンドル1を回動させなければならない
角度や昇降ブロツク33を上昇させなければなら
ない距離に比較して第一、第二の摺動板52,6
1を移動させなければならない距離が小さいため
である。従つて、ロツク時に両摺動板52,61
を移動させる距離を大きくしたい場合、上記端部
51aを係合させるために第一の摺動板52に形
成する孔を単なる円孔とし、連結腕49a,49
bの上昇直後からこの摺動板52が引き上げられ
るようにする。又、引戸障子の上下両端部に設け
る引寄せ機構の構造によつては、第一、第二の摺
動板52,61を一体とし、両板を同方向に移動
自在としても良い。但し、いずれの場合に於いて
も、両連結腕49a,49bを連結する軸51は
基板46の上下方向にのみ移動自在とする。図示
の例に於いては、第一の摺動板52の上昇に伴
い、この摺動板52の上端と回転板13を介して
結合された第二の摺動板61が下降する。第一、
第二の両摺動板52,61の端部にはそれぞれ連
結棒15(第8〜9図)の端部が連結されている
ため、上述した両摺動板52,61の上下移動に
伴い引戸障子2の上下両端部で引寄せ駒17(第
8〜9図)が回動し、引戸障子を室内側に引寄せ
る動作が行なわれる。又、昇降腕45が上昇する
ことにより、この昇降腕45の下端部にスペーサ
44を介して固定された昇降ブロツク33の衝合
突部39の傾斜面40と竪枠内面のローラ31と
が衝合し、竪框3aがパツキング24に向けて室
内側(第2図下側)に押されるが、引戸障子2の
各框の内側面とパツキング24とが当接してこの
引戸障子2の横移動が制限される前に、竪枠25
の内側面側に固定のアンカ金具26の傾斜部30
と昇降ブロツク33の上昇に伴つて上昇する片寄
せ金具32の傾斜部37との係合により、引戸障
子2が完全に閉鎖位置にまで移動させられる。
なお、上述の実施例は、引戸障子のロツク操作
を障子の内外いずれからでも行なえるようにする
ため、操作用のハンドルを引戸障子の内外に設け
た構造のものを示したが、本考案の引戸障子用ロ
ツク装置はこのような構造のものに限定されず、
第8図に示すように操作用のハンドル1を内側に
のみ設けた引戸障子にも適用できる。
を障子の内外いずれからでも行なえるようにする
ため、操作用のハンドルを引戸障子の内外に設け
た構造のものを示したが、本考案の引戸障子用ロ
ツク装置はこのような構造のものに限定されず、
第8図に示すように操作用のハンドル1を内側に
のみ設けた引戸障子にも適用できる。
c 考案の効果
本考案の引戸障子用ロツク装置は以上に述べた
通り構成され作用するため、引戸障子のロツク操
作時にこの引戸障子を閉鎖位置にまで完全に移動
させることができ、召合せ方位(或は召合せ框)
側のハンドルを操作できなくなる事がなく、引戸
障子のロツクを確実に行なうことができる。
通り構成され作用するため、引戸障子のロツク操
作時にこの引戸障子を閉鎖位置にまで完全に移動
させることができ、召合せ方位(或は召合せ框)
側のハンドルを操作できなくなる事がなく、引戸
障子のロツクを確実に行なうことができる。
第1〜7図は本考案の実施例を示しており、第
1図は第7図のA−A断面に相当する図、第2図
は第1図のB−B断面図、第3図はアンカ金具を
第1図の右方から見た図、第4図は片寄せ片を設
けた部分を第1図の左方から見た図、第5図はこ
の片寄せ片を昇降させるハンドル操作部分を示す
側面図、第6図は第5図の下部縦断面図、第7図
は引戸障子の横断面を示す図、第8図はロツク装
置の別例を示す斜視図、第9図はこのロツク装置
を設けた引戸障子を中間部を省略して示す縦断面
図、第10図は操作用ハンドルの側面図である。 1:ハンドル、2:引戸障子、3,3a:竪
框、4:基体、5:ローラ、6:アーム、7:召
合せ方位、8:突壁、9:受具、10:基板、1
1:駒、12:下摺動板、13:回転板、14:
上摺動板、15:連結棒、16:軸、17:引寄
せ駒、18:上枠、19:突条、20:下枠、2
1:戸車レール、22:上框、23:下框、2
4:パツキング、25:竪枠、26:アンカ金
具、27:基板部、28:折立片、29:係合板
部、30:傾斜部、31:ローラ、32:片寄せ
金具、33:昇降ブロツク、34:基板部、3
5:折立片、36:摺接片、37:傾斜部、3
8:凹部、39:衝合突部、40:傾斜面、4
1:竪辺、42,43:長孔、44:スペーサ、
45:昇降腕、46:基板、47a,47b:
駒、48:孔、49a,49b:連結腕、50,
51:軸、51a:端部、52:第一の摺動板、
53,54,55:長孔、56:ピン、57:長
孔、58:ピン、59:軸、60:ピン、61:
第二の摺動板、62,63:長孔、64:ピン、
65:蓋板、66:ガラス。
1図は第7図のA−A断面に相当する図、第2図
は第1図のB−B断面図、第3図はアンカ金具を
第1図の右方から見た図、第4図は片寄せ片を設
けた部分を第1図の左方から見た図、第5図はこ
の片寄せ片を昇降させるハンドル操作部分を示す
側面図、第6図は第5図の下部縦断面図、第7図
は引戸障子の横断面を示す図、第8図はロツク装
置の別例を示す斜視図、第9図はこのロツク装置
を設けた引戸障子を中間部を省略して示す縦断面
図、第10図は操作用ハンドルの側面図である。 1:ハンドル、2:引戸障子、3,3a:竪
框、4:基体、5:ローラ、6:アーム、7:召
合せ方位、8:突壁、9:受具、10:基板、1
1:駒、12:下摺動板、13:回転板、14:
上摺動板、15:連結棒、16:軸、17:引寄
せ駒、18:上枠、19:突条、20:下枠、2
1:戸車レール、22:上框、23:下框、2
4:パツキング、25:竪枠、26:アンカ金
具、27:基板部、28:折立片、29:係合板
部、30:傾斜部、31:ローラ、32:片寄せ
金具、33:昇降ブロツク、34:基板部、3
5:折立片、36:摺接片、37:傾斜部、3
8:凹部、39:衝合突部、40:傾斜面、4
1:竪辺、42,43:長孔、44:スペーサ、
45:昇降腕、46:基板、47a,47b:
駒、48:孔、49a,49b:連結腕、50,
51:軸、51a:端部、52:第一の摺動板、
53,54,55:長孔、56:ピン、57:長
孔、58:ピン、59:軸、60:ピン、61:
第二の摺動板、62,63:長孔、64:ピン、
65:蓋板、66:ガラス。
Claims (1)
- 引戸障子の閉鎖時に竪枠と対向する竪框の内側
に固定する基板に、この竪框に設けたハンドルの
回動により昇降する昇降腕を設け、この昇降腕に
固定で一部が上記竪框の外面から露出する片寄せ
金具と昇降ブロツクとのうちの片寄せ金具の端部
を、端縁に向う程基板から遠くなる傾斜面とする
とともに昇降ブロツクに竪框の外面から露出する
外側面を傾斜面とした衝合突部を設け、竪枠の内
面に、上記片寄せ金具の傾斜面と対向する端部を
端縁に向う程上記内面から遠くなるように傾斜し
た傾斜面とした係合板部を有するアンカ金具を固
定し、このアンカ金具と上記片寄せ金具との傾斜
面はハンドルをロツク状態に回動させる場合に摺
動自在とし、竪枠の内面に支承した衝合片を昇降
ブロツクの衝合突部の傾斜面と上記ロツク状態時
に衝合自在として成る引戸障子用ロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP93385U JPH0327183Y2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP93385U JPH0327183Y2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61117865U JPS61117865U (ja) | 1986-07-25 |
JPH0327183Y2 true JPH0327183Y2 (ja) | 1991-06-12 |
Family
ID=30473218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP93385U Expired JPH0327183Y2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0327183Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-10 JP JP93385U patent/JPH0327183Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61117865U (ja) | 1986-07-25 |