JPH03267214A - 搬送コンベアに対する搬送物供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は搬送コンベアに取り付けられたパンに搬送物を
供給するため、この搬送コンベアに対し角度を有して設
けられた搬送物供給装置に関する。

〔従来の技術〕

搬送物、例えば束ねられた紙布類をコンベアに供給する
に際しては、搬送物をコンベア上のパンの移行に追随し
つつこれをパン上に押し込む方式が好ましく、そのため
傾斜式の供給装置が利用されている。その概要を第１１
図に示す。

搬送コンベア５０には多数のパン５１を取り付け、供給
コンベア５２はこの搬送コンベア５０に対し角度αを以
て配備されている。この供給コンベア５２は、搬送コン
ベア５０に対し一定の関係速度を有し、ストッパ５３に
より搬送物Ｗを保持し、パン５１の移行と同調してスト
ッパ５３を下げ、供給コンベア５２により搬送物Ｗをパ
ン５１に供給するようにしたものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

搬送物Ｗはストッパ５３により通常供給コンベア５２に
沿った姿勢、即ちその前面Ｗａはパン５１の走行方向に
傾斜した状態に位置し、そのままパン５１に供給される
。従って、搬送物Ｗはパン５１に対し斜めの状態に供給
され、パン５１は搬送物Ｗに比し大形のものが要求され
る。しかも、搬送物Ｗは供給コンベア５２による送り込
み終了は後部一端ｗｂとなり、充分な押込み効果が得ら
れない欠点がある。更に、搬送物Ｗが上記の如く斜めに
載置されていることは、後工程における取り出し作業に
不都合を生じる等の問題がある。

本発明はかかる点に鑑み、パン上に正しく搬送物を供給
載置することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するための本発明の搬送物供給装置は、
搬送物を受け入れる供給部と、この供給部から送られる
搬送物を一時停止し、パンの移行とタイミングを取り、
送り出すための供給時期調節部及び搬送コンベアに傾斜
して設けられ供給時期調節部から繰り出される搬送物を
パンの移行速度と所定関係速度にて送り出す送り出し部
とを備え、供給時期調節部には供給部から送られる搬送
物の前面をパンの進行方向と平行になるように姿勢を整
えるストッパを設けたものである。

〔作　用〕

供給部から送られる搬送物は、ストッパにより停止し、
かつその前面はパンの進行方向と平行に保持される。つ
いで、送り出し部によりその姿勢のままパンに供給され
る。従って、搬送物はパン上に傾斜することなく正しい
姿勢で載置される。

〔実施例〕

第１図は本発明の搬送コンベアに対する搬送物供給装置
の全体説明図である。搬送コンベア１は上方から下方に
向けて湾曲して設けら、多数のパン２が所定ピッチを以
て取り付けられ、矢符Ａ方向に一定速度にて移行する。

この搬送コンベア１の適所のｍ個に搬送物Ｗの供給袋［
１０を配備する。この供給装置１０は、搬送物Ｗを移送
する供給部１１と、この供給部１１から送られる搬送物
Ｗを停止し、送り出し時期をパン２の移行とタイミング
を合わせる送り出し時期調節部１２と、搬送コンベア１
に対し所定角度を以て取り付けられる送り出し部１３と
を備える。

搬送物Ｗは例えば方形または矩形状の紙布類を積み重ね
東としたもので、手作業等により供給部１１に供給する
。

供給部１１は多数のローラ１４を併列してなり、搬送物
Ｗを手動等により送り出し時期調節部１２に移送する。

この供給部１１と送り出し部１３とは適宜の角度を形成
してなり、送り出し時期調節部１２は供給部１１に連な
る受入部１５と送り出し部１３に連設し、かつ受入部１
５と交叉する排出部１６並びに受入部１５により送られ
る搬送物Ｗを停止させるストッパ１７とを備える。受入
部１５は例えば３本のベルトコンベア２０ａ。

２０ｂ、２０ｃを備え、それぞれ駆動モータ２２により
駆動軸２１を介して駆動される。排出部１６は同様に３
本のベルトコンベア２３ａ。

２３ｂ、２３ｃを備え、上記受入部ベルトコンベア２０
　ａ、　　２０　ｂ、　　２０　ｃと交叉させる。ただ
し、受入部のベルトコンベア２０ａ、２０ｂ。

２０ｃは上記排出部ベルトコンベア２３ａ、２３ｂ、２
３ｃを挿入すべく多数のローラ２５゜２５・・・を上下
に位置して昇降杆２６に取り付け、これにベルト２７を
懸は渡してなるもので、昇降杆２６は昇降シリンダ２８
に昇降する。

これにより供給部１１からの搬送物Ｗの受入に際しては
受入部ベルトコンベア２０ａ、２０ｂ。

２０ｃの上端を排出部ベルトコンベア２３ａ。

２３ｂ、２３ｃより上方に上昇し、下降により排出部ベ
ルトコンベア２３　ａ、　　２３　ｂ、　　２３　ｃに
受け渡す。２９は昇降杆２６の昇降を案内する案内バー
である。

前記ストッパ１７は搬送物Ｗの前面を搬送コンベア１の
走行方向と平行に保持するように設けられ、かつ昇降シ
リンダ３２により昇降可能とする。

図中３０は排出部ベルトコンベア２３ａ、２３ｂ、２３
ｃの共通の駆動軸であり、駆動モータ３１により駆動さ
れる。

送り出し部１３は排出部１６と同様に３本のベルトコン
ベア３５　ａ、　　３５　ｂ、　　３５　ｃを備え、共
通の駆動軸３６により回動されるもので、それぞれのベ
ルトコンベア３５ａ、３５ｂ、３５Ｃの先端は搬送コン
ベア１に近接する長さを有している。３７は駆動モータ
である。

上記構成において、送り出し時期調節部１２の受入部ベ
ルトコンベア２０　ａ、　　２０　ｂ、　　２０Ｃ及び
ストッパ１７は、搬送物Ｗの受け入れに際しては上昇し
て時期する。作業者は供給部１１に搬送物Ｗを投入し、
受け入れ部１５偏に移送する。受け入れ部１５は駆動モ
ータ２２の駆動により搬送物Ｗを移行し、ストッパ１７
に当接した位置で停止する。この場合、搬送物Ｗは前面
が搬送コンベア１と平行に保持されている。

二の受入部ベルトコンベア２０ａ、２０ｂ。

２０ｃ及びストッパ１７は、搬送コンベア１のパン２が
予め設定した所定位置に到達し、センサー（図示省略）
がこれを検知したとき下降し、排出部ベルトコンベア２
３　ａ、　　２３　ｂ、　　２３　ｃに渡される。この
排出部ベルトコンベア２３ａ。

２３ｂ、２３ｃは送り出し部１３のベルトコンベア３５
　ａ、　　３５　ｂ、　　３５　ｃと同一速度にて、か
つパン２の移行速度と関連して回動し、搬送物Ｗをパン
２の移行中に円滑に受け渡すようにしたもので、関係速
度は下記による。

Ｖ、＝　Ｖ　／　ｃｏｓａ　ｘ　ｋ 但し、ＶＲは送り出し部ローラコンベアの走行速度　（
−／５ｉｎ） ■はパンの走行速度（■／ｗｉｎ） αは送り出し部１３の搬送コンベア１に対する傾斜角度 には係数 上記による搬送物Ｗをパン２に受け渡す要領を第１０図
に示す。即ち、搬送物Ｗはストッパ１７により前面が搬
送コンベア１の走行方向と平行に保持され、排出部ベル
トコンベア２３ａ〜２３ｃ及び送り出し部ベルトコンベ
ア３５ａ〜３５ｃ上ではその姿勢が保持されてパン２に
供給される。従って搬送物Ｗは左右均一の力にてパン２
に対し送り込まれる故、送り込みは確実である。また、
その姿勢はパン２に対し、従来の如き傾斜することなく
、パン２に沿った正しい姿勢、即ち搬送物の前縁、後縁
はパン２の走行方向に沿った姿勢で供給される。

〔発明の効果〕

本発明によるときは、供給部から送り込まれた搬送物は
ストッパによりその前面がパンの進行方向と平行になる
ように姿勢が整えられ、その姿勢でパンに送り込まれる
から、パンに対し左右均一の力で送り込まれ、従って、
送り込みは確実に行うことができる。また、パンに沿っ
た正しい姿勢で供給されるから、パンは従来の搬送物を
斜めに収納する形式に比し小型とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第１Ｏ図は本発明の実施例に関し、第１図は
全体説明図、第２図は搬送物供給装置の平面図、第３図
は送り出し時期調節部の平面図、第４図は受入部の右側
面図、第５図はその正面図、第６図は排出部の平面図、
第７図はストッパの正面図、第８図は送り出し部の平面
図、第９図はその左側面図、第１０図は作用説明図、ま
た第１１図は従来の供給装置の概略説明図であ　る。 １は搬送コンベア、　２はパン、　１０は搬送物供給装
置、　１１は供給部、　１２は送り出し時期１１節１ｔ
３は送り出し部、　１７はストッパであ　る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 搬送コンベアに取り付けられたパンに搬送物を供給する
   搬送物供給装置において、搬送物を受け入れる供給部と
   、この供給部から送られる搬送物を一時停止し、パンの
   移行とタイミングを取り、送り出すための供給時期調節
   部及び搬送コンベアに対し角度をもつて設けられ、供給
   時期調節部から繰り出される搬送物をパンの移行速度と
   所定関係速度にて送り出す送り出し部とを備え、供給時
   期調節部には供給部から送られる搬送物の前面をパンの
   進行方向と平行になるように姿勢を整えるストッパを設
   けたことを特徴とする搬送コンベアに対する搬送物供給
   装置。