JPH03224942A - 工業化住宅の防水構造 - Google Patents
工業化住宅の防水構造Info
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- JPH03224942A JPH03224942A JP1969790A JP1969790A JPH03224942A JP H03224942 A JPH03224942 A JP H03224942A JP 1969790 A JP1969790 A JP 1969790A JP 1969790 A JP1969790 A JP 1969790A JP H03224942 A JPH03224942 A JP H03224942A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
化住宅の最上部分に配置され、水上、水下とに隣接する
勾配屋根の住宅ユニット間の防水構造に関するもので、
ユニット工法で建てられた工業化住宅に利用できる。
、ユニット工法が多用されつつある。このユニット工法
は、それぞれモジュール化した住宅ユニットを予め工場
で製造し、これらの住宅ユニットを現場までトラック等
で輸送した後、基礎上にて組み合わせて施工を行うもの
である。
のユニット工法による工業化住宅においては、各ユニッ
トは工場で防水処理が施されるものの、ユニット間の防
水処理を現場で施す必要がある。
、この住宅ユニットの水下側(軒先側)に勾配屋根用住
宅ユニットとを配置したものがある。このタイプの屋根
の防水処理は、ユニット間の目地にコーキング材を施し
たり、あるいは、両ユニットに防水シートをそれぞれ貼
付することにより行われている。
ニットに防水シートを貼付したりする従来例は、防水を
いわば湿式処理により行うため、コーキング材等が乾燥
するまで長い養生時間が必要とされるという問題点があ
る。また、コーキング材を用いるやり方では、熟練を要
するため、誰でも簡単に防水処理が行えないという問題
点もある。
屋根用住宅ユニットとの間の防水処理を迅速かつ簡易に
行える工業化住宅の防水構造を提供することにある。
ユニットのうち屋根傾斜方向に互いに隣合うユニットの
ジヨイント部分に段差を形成するとともに、この段差の
間に可撓性の防水部材を介装して防水を簡略化したもの
である。
て建てる工業化住宅の勾配屋根を有する住宅ユニットと
この住宅ユニットの水下に配置される勾配屋根用住宅ユ
ニットとの間の防水構造であって、前記勾配屋根を有す
る住宅ユニットの水下端部と勾配屋根用住宅ユニットの
水上上端との間に可撓性を有する防水部材を介装したこ
とを特徴とする。
、エチレン・プロピレン・多重合体ポリマー(EPDM
)等の水密材を例示することができる。
階用住宅ユニット等の複数の住宅ユニットを現場にてク
レーンで吊り下げながら組立てた後に、これらのユニッ
トの最上階に勾配屋根用住宅ユニットを配置する。ここ
で、勾配屋根用住宅ユニットの水上上端に防水部材を工
場等で予め取り付けておく。
有する住宅ユニットをクレーンで吊り下げて下ろす。こ
れにより、勾配屋根用住宅ユニットの水上上端と前記勾
配屋根を有する住宅ユニットの水下端部(軒先)との間
で防水部材が圧縮された状態となり、防水処理が完了す
る。この状態では、勾配屋根用住宅ユニットの水上上端
及び/又は勾配屋根を有する住宅ユニットの水下端部(
屋根軒先部)の表面が加工誤差、組立誤差等により多少
歪んでいても、この歪みを吸収するように防水部材が変
形して両ユニット間の隙間を塞ぎ、雨水がユニット間に
入り込むことがない。
住宅か示されている。これらの図において、図示しない
基礎の上には複数の1階用住宅ユニット1が配置され、
これらのユニット1の上には複数の2階用住宅ユニット
2が配置されている。
屋根を有する住宅ユニットとしてのベントハウスユニッ
ト3が2つ配置されている。これらのベントハウスユニ
ット3は、内部に居室空間が形成されている。また、ベ
ントハウスユニット3の妻側にはテラス用住宅ユニット
4が配置され、これらのユニット3.4の折倒には複数
の勾配屋根用住宅ユニット5が配置されている。ベント
ハウスユニット3と、このユニット3の水下、つまり折
倒に配置された勾配屋根用住宅ユニット5とは屋根傾斜
方向に段差が形成されている。
ット3は、側面五角形の縦材6Aに横材6Bを連結した
フレーム6と、このフレーム6の上部に配置されるとと
もに野地合板7Aの上面に屋根材7Bが取り付けられた
屋根パネル7と、この屋根パネル7の軒先に取り付けら
れた第1の水切材8とから構成されている。この屋根パ
ネル7は、幅方向がフレーム6の幅方向より長く形成さ
れており、かつ、その水下、つまり軒先が屋根用住宅ユ
ニット5の水上上端を覆うに十分な長さを有する。また
、第1の水切材8は下方に延びた断面5字形とされると
ともに、その下端部は前記勾配屋根用住宅ユニット5の
上端面と当接している。
9Aに横材9Bを連結したフレーム9と、このフレーム
9の傾斜面に取り付けられるとともに下地材10Aの上
面に屋根材lOBが取り付けられた屋根パネル10と、
この屋根パネルlOの上端に取り付けられた第2の水切
材11とから構成されている。この第2の水切材11は
前記第1の水切材8より内側に配置された捨水切であり
、かつ、その形状は屋根パネル9の傾斜方向に開口され
た断面路コ字形である。
の防水構造が第4図に示されている。この図において、
ベントハウスユニッI−3の屋根合板7Aの上面全部及
び軒先部分の下面には防水シート12が貼付されている
。勾配屋根用住宅ユニット5の下地材10Aの上面全部
及び第2の水切材11の下片部上面には防水シート12
が貼付されている。また、屋根材1. OBと第2の水
切材11の垂直部側面との間にはコーキング材20が施
されている。
面との間には可撓性を有する防水部材13が介装されて
いる。この防水部材13は、ブチル含浸ウレタン発泡体
からなるコンブリフォームとされている。
とともに、それぞれのユニット1〜5に防水処理を施す
。ベントハウスユニット3では、野地合板7Aの上面全
部及び軒先の下面にアスファルト系粘着防水シート12
を貼付し、軒先部分に第1の水切材8を取り付ける。ま
た、勾配屋根用住宅ユニット5の下地材10Aの上端部
に第2の水切材11を取り付けるとともに、下地材IO
A及び第2の水切材11に防水シー1−12を貼付し、
この防水シート12の上に屋根材10Bを取り付ける。
で防水部材13を取り付けておく。
しない基礎の上に複数の1階用住宅ユニット1をクレー
ン等で吊り下げながら配置し、さらに、これらの住宅ユ
ニットlの上に複数の2階用住宅ユニット2を配置する
。これらのユニット2の上に屋根用住宅ユニット5を折
倒に配置し、さらに、桁方向両側にテラス用住宅ユニッ
ト4を配置する。
ハウスユニット3をクレーンで吊り下げて下ろす。これ
により、屋根用住宅ユニット3の屋根上端に取り付けら
れた防水部材13がベントハウスユニット3の軒先で圧
縮された状態となり、さらに、ベントハウスユニット3
に取り付けられた第1の水切材8の下端部が屋根用住宅
ユニット5の屋根材10Bに当接して防水処理が完了す
る。
1及び/又はベントハウスユニット3の屋根軒先の表面
が加工誤差、組立誤差等により多少歪んでいても、防水
部材13が変形して当該第2の水切材11と屋根軒先と
の間の隙間を塞ぐことになる。
の軒先と屋根用住宅ユニット5の第2の水切材11との
間に可撓性を有する防水部材13を介装したので、住宅
の最上部分の両折側に配置された屋根用住宅ユニット5
の間にベントハウスユニット3を下ろしただけで防水処
理が完了する。
ーキング材を施して湿式処理を行っていた従来例に比べ
、防水処理を迅速かつ簡易に行える。
ウスユニット3の屋根軒先に第1の水切材8を取り付た
ので、これらの水切材8,11によって防水をより確実
なものにすることができる。
宅ユニット5を2個配置し、これらのユニット5の間に
勾配屋根を有する住宅ユニットとして内部に居室空間が
形成されたベントハウスユニット3を配置した住宅とし
たが、本発明の防水構造は、勾配屋根を有する住宅ユニ
ットとこの住宅ユニットの水下に配置される勾配屋根用
住宅ユニットとを備えた屋根であれば、越し屋根、切妻
屋根、寄棟屋根、入り母屋屋根、片流れ屋根、しるこ屋
根、マンサード屋根、M形屋根等、種々の屋根に適用で
きる。
他、エチレン・プロピレン・多重合体ポリマー(EPD
M)等であってもよい。
げて設置する際に、前記実施例では、防水部材13を屋
根用住宅ユニット5の第2の水切材11に取り付けたが
、ベントハウスユニット3の軒先の下面に取り付けても
よい。
ことなく、屋根用住宅ユニット5の屋根パネル10とベ
ントハウスユニット3の軒先トの間で直接介装するもの
でもよい。
ニットと勾配屋根用住宅ユニットとの間の防水処理を迅
速かつ簡易に行えるという効果がある。
3図は第2図中I−III線に沿う矢視拡大断面図、第
4図は本発明の一実施例の防水構造の断面図である。 3・・・勾配屋根を有する住宅ユニットとしてのベント
ハウスユニット、5・・・勾配屋根用住宅ユニ、ント、
8・・・第1の水切材、11・・・第2の水切材、13
・・・防水部材。
Claims (1)
- (1)複数の住宅ユニットを組み立てて建てる工業化住
宅の勾配屋根を有する住宅ユニットとこの住宅ユニット
の水下に配置される勾配屋根用住宅ユニットとの間の防
水構造であって、前記勾配屋根を有する住宅ユニットの
水下端部と勾配屋根用住宅ユニットの水上上端との間に
可撓性を有する防水部材を介装したことを特徴とする工
業化住宅の防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019697A JPH0833061B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 工業化住宅の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019697A JPH0833061B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 工業化住宅の防水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03224942A true JPH03224942A (ja) | 1991-10-03 |
JPH0833061B2 JPH0833061B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=12006457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019697A Expired - Fee Related JPH0833061B2 (ja) | 1990-01-29 | 1990-01-29 | 工業化住宅の防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0833061B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5532864A (en) * | 1978-08-29 | 1980-03-07 | Kubota Ltd | Modular house |
JPS589407U (ja) * | 1981-07-11 | 1983-01-21 | 理研軽金属工業株式会社 | エキスパンシヨン・ジヨイント装置用支持構造 |
-
1990
- 1990-01-29 JP JP2019697A patent/JPH0833061B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5532864A (en) * | 1978-08-29 | 1980-03-07 | Kubota Ltd | Modular house |
JPS589407U (ja) * | 1981-07-11 | 1983-01-21 | 理研軽金属工業株式会社 | エキスパンシヨン・ジヨイント装置用支持構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0833061B2 (ja) | 1996-03-29 |
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