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JPH0246567Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0246567Y2
JPH0246567Y2 JP303184U JP303184U JPH0246567Y2 JP H0246567 Y2 JPH0246567 Y2 JP H0246567Y2 JP 303184 U JP303184 U JP 303184U JP 303184 U JP303184 U JP 303184U JP H0246567 Y2 JPH0246567 Y2 JP H0246567Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
vertical
steel frame
longitudinal direction
roof panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP303184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60115313U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP303184U priority Critical patent/JPS60115313U/ja
Publication of JPS60115313U publication Critical patent/JPS60115313U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0246567Y2 publication Critical patent/JPH0246567Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建築現場で屋根部を容易に形成する
ことのできる立平葺屋根パネルに関する。
所謂工場生産住宅においては、現場作業の省力
化を図る上で、その構成部材は、工場においてで
きるだけ完成度の高いものとして生産されること
が要請される。
しかしながら、従来の工場生産住宅における屋
根部は、通常、工場で生産された素材としての屋
根パネル及び瓦等の屋根材を用いて現場で形成さ
れているため、屋根材の敷設作業を要する等、屋
根部の形成に多大な労力を要していた。特に、ユ
ニツト住宅においては、その殆どが工場で完成さ
れているのに対し、屋根部のみの現場作業率が非
常に高い。
本考案は、上述の如き現場での屋根材の敷設作
業を要することなく、屋根パネルの結合作業を及
びその端部処理を行うだけで屋根部を容易に形成
でき、従つて特にユニツト住宅建築に際しての現
場作業の省力化を一層向上させ得る立平葺屋根パ
ネルを提供するものである。
即ち、本考案の立平葺屋根パネルは、図面の実
施例に示す如く、鋼製枠材11により長手方向を
棟から軒先までの長さとし巾を適宜長さとして枠
組みした鋼製枠体1の上側に、所定間隔をあけて
長手方向の上記鋼製枠材11間に架設した多数の
屋根支持材3並びに該屋根支持材3上に配したヒ
ートブリツジ防止板31及び防水層32を介し、
立はぜ42方向を上記長手方向と平行にし且つ上
記長手方向の上記鋼製枠材11のみをジヨイント
屋根材64及び72の被着巾だけ露出させて立平
葺屋根を形成して構成してある。
実施例を第1〜3図について更に詳述すると、
上記鋼製枠体1は、長手方向を棟から軒先までの
長さとし巾を適宜長さとした矩形に形成してあ
り、その両長辺部に位置させたH鋼からなる鋼製
枠材11を、それぞれの両側端部内方においてH
鋼からなる鋼製枠材11により連結して形成した
鋼製枠体本体12を主体とし、この鋼製枠体本体
12の短辺部にチヤンネル材からなる補助鋼製枠
材13を接合することによつて形成してある。そ
して、鋼製枠体本体12の4隅には立平葺屋根パ
ネル吊上部14,14,・・を例えば吊具取付孔
により形成してある。
また、上記鋼製枠体本体12の下面側には、防
湿シート21(第4図以下参照)を介して、遮音
性及び耐火性の大きな繊維混入石膏板で形成した
下面板2を固定してある。又、22は軒天井を形
成するように貼着したフレキシブルボードで、フ
レキシブルボード22は、上記補助鋼製枠材13
とこれに隣接する鋼製枠体1の鋼製枠材11との
間を下側から閉塞させて固定してある。尚、軒天
井側とそれ以外をこのようにフレキシブルボード
21と下面板2という別材で形成する必要はな
く、同一材料で形成しても良い。又、下面板2
は、それのみで天井板としての仕上材として利用
できるが、天井板を別個に設ける場合は、下面板
を不要としても良く、その場合には後述する断熱
吸音材5を省略することもできる。
また、上記屋根支持材3は、それぞれチヤンネ
ル材で構成してあり、上記鋼製枠体1上にその短
辺部と並行に横架固定してある。
また、上記立平葺屋根4は、上記屋根支持材3
の上に、鋼製枠体1等に結露が生じるのを防止す
る珪酸カルシウム板等のヒートブリツジ防止板3
1及びアスフアルトルーフイング等の防水層32
(第4図以下参照)を順次敷設した後、立平葺屋
根材41の長手方向に沿う両側部の起立片同志
を、立はぜ42が上記鋼製枠体1の長手方向に沿
つて形成されるように巻き締めて接合することに
より形成してある。そして、上記ヒートブリツジ
防止板31は、上記鋼製枠体1の長手方向に沿う
両側部の鋼製枠材11の上面を、前記立平葺屋根
パネル吊上部14,14,・・とともに露出させ
て敷設してあり、更に上記立平葺屋根4は、隣接
パネルとの接合部とかケラバ仕上となる上記鋼製
枠体1の長手方向のみ後述するジヨイント屋根材
64及び72の被着巾だけ露出させて形成してあ
り、このような態様を採用することにより屋根機
能に支障を生じさせることなく立平葺屋根パネル
の運搬及び設置を行うようになしてある。
この他、5は上記下面板2と上記立平葺屋根4
との間に充填した遮熱吸音材で、実施例の場合、
セルロースフアイバーで形成してあり、上記鋼製
枠体1内にのみ充填してあるが、更に上記下面板
2及び上記立平葺屋根4との間に亘つて一杯に充
填しても良い。
而して、以上の構成からなる立平葺屋根パネル
は、その使用に際し、建築現場において建物躯体
上に設置して使用しても良いが、予め工場におい
てユニツト化した建物躯体の場合は同時に結合し
ておくのが好ましい。何れにしても、立平葺屋根
パネルは建築現場において前記立平葺屋根パネル
吊上部14,14,・・に取付けた吊具を介しク
レーン等で吊り上げて所定位置に設置した後、そ
の端部処理及び結合作業を行うだけで立平葺屋根
部を容易に形成することができる。
立平葺屋根パネルの上記端部処理及び上記結合
作業の一例を説明すると以下の通りである。
即ち、まずケラバ部における端部処理は、第4
図に示す如く、外壁体61上の笠木取付金物62
と立平葺屋根パネルの端部の鋼製枠材11との間
にジヨイントヒートブリツジ防止板63を横架
し、このジヨイントヒートブリツジ防止板63及
び立平葺屋根パネルのヒートブリツジ防止板31
を被覆させて上記笠木取付金物62と立平葺屋根
パネルの端部の立平葺屋根材41との間にジヨイ
ント屋根材64等を被着することにより行うこと
ができる。尚、65はこのような端部処理にあた
つて立平葺屋根パネルと外壁体61との間に充填
する断熱吸音材、66は笠木(カバー)である。
また、立平葺屋根パネル側部同志の結合は、第
5図に示す如く、それらの間を立平葺屋根パネル
と同様にジヨイントヒートブリツジ防止板71及
びジヨイント屋根材72等で接合し、且つそれら
の間に断熱吸音材73を充填することにより行う
ことができる。
また、軒先部の端部処理は、第6図に示す如
く、立平葺屋根パネルの端部に雨樋81、破風8
2等を取付けることにより行うことができる。
また、棟部の端部処理は、第7図に示す如く、
立平葺屋根パネルの端部に水切板91を被着する
ことにより行うことができる。
叙上の如く、本考案の立平葺屋根パネルは、鋼
製枠体の上面側には予め所定の形態で立平葺屋根
を形成してあるから、建築現場では、立平葺屋根
材の敷設作業を要することなく、立平葺屋根パネ
ルの結合作業及びその端部処理を行うだけで屋根
部を容易に形成することができ、従つて、工場生
産住宅、中でもユニツト住宅建築に際しての現場
作業の省力化を一層向上させることができるもの
で、工場組立による防水効果等の品質的信頼性や
量産による経済性等に多大な実用的効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図及
び第3図はそれぞれその長手方向およびそれと直
交する方向の縦断面図、第4図は本考案の一実施
例のケラバ部の端部処理態様を示す縦断面図、第
5図は本考案の一実施例同志の結合部の結合態様
を示す縦断面図、第6図は本考案の一実施例の軒
先部の端部処理態様を示す縦断面図、第7図は本
考案の一実施例の棟部の端部処理態様を示す縦断
面図である。 1……鋼製枠体、11……鋼製枠材、3……屋
根支持材、31……ヒートブリツジ防止板、32
……防水層、4……立平葺屋根、41……立平葺
屋根材、42……立はぜ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼製枠材により長手方向を棟から軒先までの長
    さとし巾を適宜長さとして枠組みした鋼製枠体の
    上側に、所定間隔をあけて長手方向の上記鋼製枠
    材間に架設した多数の屋根支持材並びに該屋根支
    持材上に配したヒートブリツジ防止板及び防水層
    を介し、立はぜ方向を上記長手方向と平行にし且
    つ上記長手方向の上記鋼製枠材のみをジヨイント
    屋根材の被着巾だけ露出させて立平葺屋根を形成
    してなる立平葺屋根パネル。
JP303184U 1984-01-13 1984-01-13 立平葺屋根パネル Granted JPS60115313U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP303184U JPS60115313U (ja) 1984-01-13 1984-01-13 立平葺屋根パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP303184U JPS60115313U (ja) 1984-01-13 1984-01-13 立平葺屋根パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60115313U JPS60115313U (ja) 1985-08-05
JPH0246567Y2 true JPH0246567Y2 (ja) 1990-12-07

Family

ID=30477264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP303184U Granted JPS60115313U (ja) 1984-01-13 1984-01-13 立平葺屋根パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60115313U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755212Y2 (ja) * 1990-02-20 1995-12-20 イビデン株式会社 野地パネル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60115313U (ja) 1985-08-05

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