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JPH03162347A - シート給送装置 - Google Patents

シート給送装置

Info

Publication number
JPH03162347A
JPH03162347A JP1303809A JP30380989A JPH03162347A JP H03162347 A JPH03162347 A JP H03162347A JP 1303809 A JP1303809 A JP 1303809A JP 30380989 A JP30380989 A JP 30380989A JP H03162347 A JPH03162347 A JP H03162347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
sheet
suction cup
sensor
magazine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1303809A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Takei
一 武井
Yukiyoshi Yamakoshi
山越 行芳
Naoyuki Matsuda
松田 直行
Fuminori Moro
文則 毛呂
Yuji Tomita
冨田 裕司
Homare Sano
佐野 誉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP1303809A priority Critical patent/JPH03162347A/ja
Priority to US07/615,360 priority patent/US5181707A/en
Publication of JPH03162347A publication Critical patent/JPH03162347A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/08Separating articles from piles using pneumatic force
    • B65H3/0808Suction grippers
    • B65H3/0816Suction grippers separating from the top of pile
    • B65H3/0833Suction grippers separating from the top of pile and acting on the front part of the articles relatively to the final separating direction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、シート収納部に収納されている複数枚のシ
ートから1枚のシートを吸着盤によって吸着分離して給
送するシート給送装置であって、2個のセンサの検出出
力によって、吸着盤の移動制御,シートの有無判別、吸
着盤に対するシートの吸着状態判別を行なうシート給送
装置に関する. [従来の技術] 従来より、感光性フィルムを使用した作像装置等におい
て、シート収納部に収納されている複数枚のシートから
1枚のシートを吸着盤によって吸着分離して給送する形
態のシート給送装置が実用化されて来ている.そして、
このような作像装置においては、シート給送装置からの
シート給送不良を判別するための手法として、−fi的
に、シート給送装置からシートが作像装置内の搬送経路
内に送り込まれたか否かを検出する手法が採用されてい
る. [発明が解決しようとする課題] ところで、上記の如き作像装置においては,シート給送
装置からシートが作像装置内の搬送経路内に送り込まれ
るまではシート給送不良を検出することができず、例え
ば、シート収納部に収納されている複数枚のシートから
1枚のシートを吸着盤によって吸着分離する動作中にシ
ート吸着不良が発生したとしても、そのような事態を早
期に発見することはできない.このため、シート給送不
良の判別が遅れることになり、シートの再給送を行なう
迄の時間の浪費を生ずるといった問題があった.また,
前記吸着不良の際にシートが全く吸着されていない場合
には問題にはならないが、シートが不完全な状態で吸着
されている場合には,それが原因となりシートが搬送経
路内に送り込まれる際にジャムしてしまう等のトラブル
を引起すといった問題もある. この発明は、このような問題に鑑みてなされたものであ
って、シート給送不良の早期判別が可能なシート給送装
置を提供することをその主目的とする. [課題を解決するための手段】 前記目的を達成するために、この発明は、シート収納部
に収納されている複数枚のシートから1枚のシートを吸
着分離するために、複数枚のシートに対して相対的に移
動可能に設けられた吸着盤と,前記吸着盤を複数枚のシ
ートに対して相対的に移動させる吸着盤移動手段と,前
記吸着盤の近傍に、かつ吸着盤と一体的に設けられてい
る、少な《とも2個のセンサと、前記2個のセンサの一
方に対向するシート収納部底面位置に設けられたセンサ
非検出部と、前記2個のセンサの他方の検出出力に応じ
て吸着盤移動手段の作動を制御して、シート収納部に収
納されている複数枚のシート上面へと吸着盤を相対移動
させて停止させ、る制御手段と、前記制御手段の制御の
下に吸着盤が停止された際に,前記2個のセンサの一方
の検出出力に基づいて,シート収納部におけるシートの
有無を判別するシート有無判別手段と、前記吸着盤移動
手段が作動されて、吸着盤がシート収納部に収納されて
いる複数枚のシート上面から離れた位置に相対移動され
た際に、前記2個のセンサの両者の検出出力に基づいて
吸着盤に対するシートの吸着状態を判別するシート吸着
状態判別手段とを備えたことを特徴とする. [作  用] 吸着盤移動手段が作動されて、吸着盤がシート収納部に
収納されている複数枚のシート上面から離れた位置に相
対移動された際に、吸着盤の近傍に、かつ吸着盤と一体
的に設けられている、少なくとも2個のセンサの両者の
検出出力に基づいて吸着盤に対するシートの吸着状態を
判別するシート吸着状態判別手段を備えている.このた
め、シート収納部に収納されている複数枚のシートから
1枚のシートを吸着盤によって吸着分離する動作中にシ
ート吸着不良が発生したとしても、そのような事態は前
記シート吸着状態判別手段によって即座に判別されるこ
とになる. 従って、シート給送不良の判別が遅れ、シートの再給送
を行なう迄の時間の浪費を生ずるといったような問題は
解消可能であり、また、前記吸着不良の際に、シートが
不完全な状態で吸着されている場合であっても、それを
事前に判別することができるので、対応が遅れ、シート
が搬送経路内に送り込まれてジャムしてしまう等のトラ
ブルを引起すといった問題も解消可能である.〔実 施
 例] 以下,図面に基づいてこの発明の実施例を説明する.第
5図は、この発明のシート給送装置が適用されるプリン
タ装置の全体構成を示す側面図である.即ち、プリンタ
装置10は、内部を密閉して遮光するように形成された
筐体の本体11内に、主に電装ボックス12,マガジン
13,フィルム給送装置14,フィルム搬送部15,光
学ユニット16,副走査ユニットl8およびレシーブマ
ガジン19がそれぞれ図示のように配設されて収容され
ている. 電装ボックス12上に交換自在に装填されるマガジン1
3は、末露光の感光性フィルム20を積層して収納され
たちので、上面をシートカバーで必要に応じて自動的に
開口部を形成したり,遮蔽したりするように形成されて
いる. 上記マガジンl3上には、この中に収納された感光性フ
ィルム20を1枚ずつ給送するためのバキューム方式の
フィルム給送装置l4が設けられている.この給送装置
14は、真空吸着盤21を有する吸着盤保持ユニット2
2がアーム23先端に取り付けられ、真空吸着盤2lを
水平の姿勢を保ちながら支軸24を中心に矢印で示すよ
うに揺動し、最上部のフィルム20を吸着してフィルム
搬送部l5の接離可能に形成された搬送用ローラ対25
の間に送り込むように構成されている.上記マガジン1
3内のフィルム20の両側には、フィルムガイド板26
がその支軸77.78を中心に揺動して挿入され,フィ
ルム20の幅方向の位置規則を行なうようになっている
.上記搬送部15の搬送用ローラ対25は、駆動ローラ
である搬送用下ローラ25bと従動ローラである搬送用
上ローラ25aから構成され、搬送用上ローラ25aは
搬送用下ローラ25bに対し接離可能に支軸28を中心
に揺動し、その開放状態においてフィルム給送装置l4
でビックアップされた1枚のフィルム20の先端を衡え
込み、次いで圧接状態において搬送ガイド板29上に送
るようになっている.この搬送部15の中央部には上ロ
ーラと下ローラで構成されるスキュー矯正用ローラ対3
0が設けられていて、駆動の上ローラが支軸3lを中心
に揺動し、搬送用ローラ対25により送られてきたフィ
ルム20の姿勢を補正するようになっている.そして,
送られてきたフィルム20は支軸33を中心に揺動する
ストッパー32に当接し、位置規制されて一時停止する
ように形成されている. このようにして位置規制されて送られたフィルム20は
、次に、ストッパー32を開放して従動の弾性部材で被
覆された上側のニップローラ35.35’ と駆動され
る副走査ドラム36からなる副走査ユニット18におい
て移動しながら光学ユニット16からの主走査方向のレ
ーザービームにより画像露光される.そして、このよう
にして走査されて露光されたフィルム20は、レシーブ
マガジン19内に排出され収容されるようになっている
.そして、レシーブマガジン19内に収容された露光後
のフィルム20は、レシーブマガジン19を遮光状態と
してレシーブマガジンl9ごとプリンタ装置外へと取り
出され、その後現像処理されることになる.なお、レシ
ーブマガジン19の位置に現像装置を内蔵させておき、
露光後のフィルム20を逐次現像してプリンタ装置外へ
と排出するようにしてもよい. そして、搬送部l5の搬送ガイド板29上にはフィルム
センサSlが設置され、副走査ユニットl8にはフィル
ムセンサS2,S3が設けられている.なお、フィルム
センサS2はニップローラの上下動を検出するニップロ
ーラセンサからなるものであり、ニップローラ35″と
副走査ドラム36との間にフィルムが衛え込れた際のニ
ップ変動に応じてフィルムの有無およびフィルムの重送
を検出するものである. 第1図にシートカバー貼着・剥離装置の全体構成を示す
斜視図を示す.フィルム20を積層して収納したマガジ
ン13は、遮光性プラスチック製の筐体をなし、上面に
は鍔部13aがフランジ状に設けられている.この鍔部
13aには粘着テープあるいは粘着剤38が貼り付けあ
るいは塗布されている.そして、このマガジン13の上
面には可撓性シ一トからなる遮光シートカバー41が設
けられ,このシートカバー41はマガジン13の鍔部1
3aに粘着テープあるいは粘着剤38により繰り返し剥
離あるいは貼着されるようになっている. 上記マガジンl3は、枠状のマガジン載置台39に載置
されて装填される.なお、マガジン載置台39のマガジ
ン13の鍔部13a下面に対向する部分にはゴム製の弾
性パッドが付設されており、マガジン13はマガジン載
置台39上に弾性パッドを介して載置されるようになっ
ている.このマガジン載置台39は基台40上に一体的
に固定されている.そして,基台40上にはマガジン1
3の有無を検出するセンサ34が設置されている.また
、この基台40はマガジン装着部のドア(図示せず)を
開けることにより、プリンタ装置本体11内より第1図
中右下方に引出可能となっており、プリンタ装置内への
マガジンの装填は基台40を引出すことによって行なわ
れるようになっている. 上記マガジンl3のシートカバー41を巻き取って剥離
、および巻き戻して貼着するためのカバー巻取り部は、
巻取板42が第1図のII 一II線に沿った第2図に
断面図を示すように、マガジンl3およびマガジン載置
台39を取り囲み込むように凹状に形成されていて、そ
の両側板の上部に巻取軸17が回転できるように枢支さ
れ、また,シートカバー41をマガジン13の鍔部13
aに圧接するための圧接ローラ43が上部に設けられ、
これらがマガジン13上の鍔部13aに沿って一体的に
平行に移動するようにその両側に設けられたビニオン4
7が基台40上に掛け渡されたラック保持板45上のラ
ック45aと係合して移動可能に設けられている.そし
て、右側の巻取板42の側板には、巻取軸l7を回転駆
動を行うととちに移動するための図示しない歯車伝動系
および巻取モータ46等が搭載されていて、左右のビニ
才ン47を回動することによりラック45aとの噛合に
よって前後方向に移動するように構成されている. 次に、圧接ローラ43まわりの詳細な構成を第1図のn
t − nt線に沿った断面を示す第3図に基づいて説
明する.第3図(A)は,圧接ローラ43のセット状態
を示し、第3図(B)は解除状態を示している.弾性体
の例えばゴムを被覆をした圧接ローラ43は、巻取板4
2の前端側に支軸48により回転自在に取り付けられ前
方に突出したレバ一部49aを有するレバー板49に回
転可能に固定されている.この圧接ローラ43の両端に
はビン55によって歯車50が一体的に回転可能に固定
されていて,この歯車50は上記支軸48に固定された
回転不能な固定歯車51と若干のあそびをもたせて係合
している.そして、レバー板49の中央部上端側に植立
されたビン52と巻取板42に設けられたビン53との
間に圧接用のコイルスプリング54が掛け渡されている
.なお、これらの構或は圧接ローラ43の両端側で共通
である.したがって、レバー板49のレバ一部49aを
押し下げた第3図(A)に示すセット状態のときには、
圧接スプリング54によって圧接ローラ43は装填され
たマガジン13の鍔部13a上にカバー41を押し付け
るように付勢する.この際、前述の如く、マガジン13
がマガジン載置台39上に弾性パッドを介して載置され
ていることと相俟って、カバー41は前記鍔部13aに
均一に密着圧接されることになる.また、レバー板49
を押し上げた第3図(B)に示す解除状態に移行するに
は、歯車50が固定歯車51の周りを噛合しながら回動
して移動するようになり、片側だけの操作によっても圧
接ローラ43の回転が他方に伝達され、両側のレバー板
49が同じ移動態様でスムーズに移動しつつ圧接ローラ
43を退避させ,マガジン13の交換を容易にできるよ
うになっている.なお、第3図(B)に示す解除状態は
、図示されぬロック手段によってロックされるようにな
っており、このロック手段を解除することによってセッ
ト状態に復帰することになる. 次に、巻取軸l7まわりの構成を第1図のIV一■線に
沿った断面図である第4図に基づいて説明する.両側の
巻取板42の側板部の上部に回動するように軸支される
巻取軸17は、駆動モータ46と図示しない歯車列を介
して回動するように係合されている.この巻取軸17の
右側には第3図に示すように断面コ字状のクランプ部材
56が左靖部を矢印で示すように開閉できるようにビン
57で巻取軸l7に枢支されている.このクランブ部材
56の解放できる左側の端部にはクランプ部材56を巻
取軸17にロックするための係止部材58が取り付けら
れていて、その先端に設けられた溝が巻取軸17に植設
された係止ビン59に係合し固定するように形成されて
いる.したがって、このように構成されたカバー巻取部
の前方におけるカバー巻取開始位置および巻戻し終了位
置、即ち第lO図(A)に示されるイニシャル位置にお
いて、マガジン13のシートカバー41のリーダ一部を
圧接ローラ43の周りで折り返してクランブ部材56を
開放させた巻取軸l7上に載せ、クランブ部材56を閉
じて係止部材58を係止することにより、巻取軸17と
クランブ部材56の間にシートカバー41のリーダー部
がジクザク状に折れ曲がるようにセットされ、そして巻
取軸l7の回転により確実に巻き付けるようになってい
る. なお、シートカバー巻取部の巻取板42には,手動によ
ってもカバー巻取部を移動操作できるように、手動巻取
操作ダイアル44が設けられている. 次に、マガジン13から搬送部15までフィルム20を
給送するこの発明のシート給送装置14の構成を第6図
〜第8図を参照して説明する.第6図は要部の側面図、
第7図は要部の正面図、第8図は上面図である.マガジ
ン13内に積層されたフィルム20は、このフィルム2
0の搬送方向に直交する方向に3個の真空吸着盤21a
,2lb,21cが吸着盤保持ユニット22にほぼ一直
線上に並ぶように不等間隔a,bを有して取り付けられ
ている(a>b).この吸着盤保持ユニット22は一端
を枢軸24a,24bに軸支された左右それぞれ2本の
アーム23a,23bの先端を軸60.61により枢着
され、駆動モータ62からの駆動力を歯車列63〜67
を介して支軸24aを回動することにより、実線で示す
下降位置と破繍で示す上昇限位置の間を揺動することが
できる.そして、一点鎖線で示す給送位置の前方には、
搬送用上ローラ25aと搬送用下ローラ25bからなる
搬送用ローラ対25が設けられ、搬送用上ローラ25a
はソレノイド68によって破線で示すように、その軸保
持フレーム69が支軸28を中心に上方に回動可能に形
成されている.そして、この軸保持フレーム69にはフ
ィルム20を扶持したのかどうかを検出するためのフィ
ルムセンサ85(センサのアクチュエー夕のみ図示)が
設けられている.また、アーム23aの上昇限位置を検
出するために、センサ86が図示しない機枠に設けられ
ている. したがって、吸着盤保持ユニット22を下降させ,真空
吸着盤2 1 a, 2 l b, 2 1 cに吸着
されたフィルム20の先端は、搬送用ローラ対25の搬
送用上ローラ25aを上方に開放した状態で一点鎖線で
示す給送位置で搬送用下ローラ25bを乗り越えて搬送
用下ローラ25bに載置され、搬送用上ローラ25aを
下降して扶持され、駆動の搬送用下ローラ25bを回動
して搬送部l5の搬送ガイド板29上へ給送するように
なっている.上記3個の真空吸着盤2 1 a, 2 
l b, 2 1Cは、それぞれチューブにより吸引バ
ルブ94を介して吸引ボンプ93に接続され、中間の真
空吸着盤2lbは吸着盤保持ユニット22に固定されて
おり、左右の吸着盤21a,24cは中間の吸着盤2l
bに接近移動するように吸着盤保持ユニット22上の軸
To,11に一端を枢着された揺動板72.73の先端
に取付けられていて、この揺動板72.73はソレノイ
ド74.75の作動で矢印で示すようにそれぞれ内側に
揺動される.したがって、真空吸着盤2 1 a, 2
 l b, 2 1 cに吸着されたフィルム20は、
吸着盤保持ユニット22の上昇位置においてソレノイド
74.75の作動により相対的に中間の真空吸着盤2l
bに対して近接移動が与えられ、吸着されたフィルム2
0の左右に撓みを形成する.このとき、左右の真空吸着
盤21a,21cと中間の吸着盤2lbとの間隔はa,
bの不等間隔になっているので、左側の撓みが大きく右
側の撓みが小さく形成され、フィルム20の湾曲状態が
左右で干渉し合って密着して吸い上げられた二枚目以下
のフィルム20との間にずれを生じさせ、落下させるよ
うにさばくことになる.また、左右の真空吸着盤21a
,21cの移動を、時間差をもってタイミングをずらせ
中間の真空吸着盤2lbに対して交互に近接移動を行な
い、これによって左右の撓みを交互に形成してさばき効
果をさらに向上させている. また、左右の真空吸着盤21a,21゛cの両側にはマ
ガジン内のフィルムの有無,真空吸着盤へのフィルムの
吸着の有無,さらにはアーム23a,23bの下降停止
位置を検出するためのセンサ87,センサ88がそれぞ
れ設置されている.このセンサ87は垂直に下に延びた
アクチュエータ87aを有し、これと対応するマガジン
l3には凹部13bが形成されていて、上記アクチュエ
ータ87aが凹部13bに嵌入していればオフとなって
,マガジン13内にフィルム20が挿入されていないこ
とを検出するようになっている.さらに揺動板72,7
3の揺動を検出するための吸盤センサS4,S5が揺動
板72,73の近傍にそれぞれ設けられている. 次に、第9図および第10図に基づいてフィルムの幅方
向の位置を規制するフィルムガイド板26について説明
する.これは、フィルムを露光位置、即ち作像位置であ
る副走査ユニット18まで搬送する際に、フィルム20
が斜めに送り込まれるのを防ぐために設けられている.
また,このガイド板26はサイズの異なる複数のフィル
ム20が使用されるので、この例では2種類のサイズの
フィルムガイド板26a,26bが使用される例につい
て説明する. 第9図に示す上面図および第9図のX−x方向の矢視図
である第lO図において、一対の大サイズ用のフィルム
ガイド28aと小サイズ用のフィルムガイド板26bは
、それぞれの基部を取付軸77.78に取り付けられ、
退避位置とガイド位置との間で回動できるように図示し
ない支粋に軸支されている.これは、基台40の引出操
作、即・ち、大サイズ用のマガジン13あるいは小サイ
ズ用のマガジン13’の第10図手前側への引出操作を
妨げないようにするためである. 上記取付軸77.78の左右の一端部にはレバー79.
80がそれぞれ取り付けられていて、これらのレバー7
9.80の先端部にはローラ81,82が設けられ、マ
ガジン13の遮光カバー41を巻き取って開口する巻取
軸l7を保持した巻取板42の側壁上部に形成されたレ
バー押上斜面83.84をそれぞれ乗り越えて押圧部8
3′,84’に当接することによってフィルムガイド板
26a,26bを揺動させるようになっている.(第1
図参照) 第lO図(A)は、シートカバー巻取部がイニシャル位
置にあって,大小のフィルムガイド板26a,26bが
共に上方に退避した状態を示し、巻取板42の前方移動
端の下部にイニシャル位置検出用センサ89が設けられ
ていて、シートカバー巻取部の巻取板42の底部が接触
して検出される.このイニシャル位置は,シートカバー
41の巻取開始位置および巻戻し終了位置に相当するち
のであり、この位置からシートカバー巻取部は右方にシ
ートカバー41を巻取軸l7に巻き取りながら移動して
、第10図(E)に示すように、巻取板42の底部がセ
ンサ90に接触する前に押上レバー79が左側のレバー
押上斜面83を越えて作動面83′上に乗り,大サイズ
用のフィルムガイド板26aの先端部下端の突起部26
a″をマガジン内壁の凹部13cに係入し、大サイズ用
のフィルムシ一トの幅規制を行なう.また、小サイズ用
のマガジン13′を装填した場合には、第10図(C)
に示すように右側の押上斜面84を越えて作動面84′
にレバー80の口−ラ82が乗り上げ、小サイズ用のガ
イド板26bをマガジン13a内壁の凹部13゛ cに
係入してフィルムシ一トの幅規制を行なうととらに、こ
の場合はセンサ90,91がともにオンしてシートカバ
ー41の巻取終了位置を検出することになる. なお、フィルムガイド板26a,26bのそれぞれ内面
には、フィルム20を中央に付勢するためのマイラーや
ポリエステル材の弾性部材の付勢部材が貼付けられてい
て、真空吸着盤21a,2lb,21cに吸着されて持
ち上げられたフィルム20を中央位置になるよう位置規
制している.この実施例では、異なるサイズのフィルム
20の中央位置を一致させるために、各サイズに応じて
1対のフィルムガイド板が設けられているが、幅方向の
片側サイド位置を一致させるようにした場合には、逆側
に各サイズに応じた1枚のフィルムガイド板を設けさえ
すればそれでよい.次に、このように構成されたプリン
タ装置において、この発明のフィルムの搬送不良等を検
出するためのセンサ類について具体的に説明する。
フィルム給送装置14によってマカジン13から搬送用
ローラ対25の間に送り込まれたフィルムは搬送用ロー
ラ対25によって搬送部15に搬送されるが、上下動す
る搬送用上ローラ25aの軸保持フレーム69には一体
的に取付けられたマイクロスイッチ85(aアクチュエ
ー夕のみ図示)が設けられ、搬送用上ローラ25aが降
下した際にそのアクチュエー夕が搬送用ローラ対25の
ニップ部上流側(図の右側)に位置するようになってい
て、搬送用ローラ対25間に扶持されたフィルムが存在
しているのかどうかを検出するようになっている.また
、搬送部l5の搬送板29下部には、搬送用ローラ対2
5から副走査ユニット18に至る搬送路中のストッパー
32の上流側に位置してフィルムセンサS1が設けられ
ている.そして、搬送板29の開口からそのアクチュエ
ー夕が搬送路中に伸び出すようになっていて、搬送路中
でのフィルムの有無を検出するようになっている.さら
に、副走査ユニット18からレシーブマガジン19に至
る搬送路には、下ガイド板にフィルムセンサS3が設け
られ、下ガイド板の間孔からそのアクチュエー夕が伸び
出しており、フィルムがレシーブマガジン19内に送り
込まれたかどうかを検出するように設けられている.ま
た、副走査ユニット18は、第11図,第12図に一部
拡大した側面図および斜視図に示すように、副走査ドラ
ム36に対向して設置されている2個のニップローラ3
5.35’がそれぞれのホルダ96.96’に回転可能
に枢支されている.このホルダ96.96’はスプリン
グ97,97′によって回動中心A,Bを中心に図中矢
印の方向に各々付勢されており、その結果としてニップ
ローラ35.35’が副走査ドラム36に圧接するよう
になっている.そして、機枠99に一端を固定した歪ゲ
ージ取付板98には歪ゲージからなるセンサS2が貼り
付けられていて、この他端は搬送ローラーホルダ96′
間に掛け渡したプレート100に接するように取り付け
られている.したがって、右側の搬送部l5から搬送さ
れたフィルムがニップローラ35′と副走査ドラム36
との間に突入するとその厚みによってホルダ96′が反
矢印方向に回動し、その動きに応じて歪ゲージ取付板9
8が内側に歪み、その歪みがニップローラセンサS2に
よって測定される結果、前記フィルムの突入が検出され
るようになっている.そして、この歪量を第13図に示
すようなフィルム厚さに対してリニアな出力となるスト
レンゲージ回路の出力電圧を得るようにして、フィルム
シ一トの先端,後端および二重送りの各検出を行うよう
になっている. 次に、このようなセンサS2を利用した処理回路のブロ
ック図を第14図に示す.センサS2をこれと同抵抗値
を有する抵抗R.,R.,R.とともに図のようなブリ
ッジ回路に構成し、このS2とR.およびR,とR,の
接続点に電圧源E0を接続し、S2とR+およびR2と
R,の接続点をコンパレータ101の正,負の入力端に
接続する.このコンパレータ101の出力端をコンパレ
ータ102,103,104の入力端に接続するとと6
に、各コンパレータ102,103.104の他方の入
力端にはそれぞれ電圧源+VCCをsp.,sp.,s
p.でそれぞれ分圧した電圧VRI ,VRfi ,V
RIを印加すルヨウニシ、それぞれのコンバレータ10
2,103,104の出力を先端検出,後端検出,重送
検出信号としてCPUへ出力させるようにしている.こ
の実施例で,前記歪みゲージをセンサとして使用してい
るのは、感光性フィルムを使用している関係で、フ才ト
センサによるフィルム検出は不可能だからである.また
、フ才トセンサによるニップローラの変位量を検出する
システムでは、センサ出力電圧を第13図に示すような
リニアにすることは不可能だからである. 次に、このように構成されたプリンタ装置の動作を第1
5図から第27図のフローチャートを参照して詳しく説
明する. 先ず、第15藺のフローチャートを参照してこのように
構成されたプリンタ装置のプリント処理の動作を説明す
る.この処理は、プリンタ装置の操作パネル上のプリン
トスイッチをオンして実行される処理である. 先ず、初期動作として、レーザー光学系を立ち上がらせ
る.そして、併せて吸引ボンプ93をオンし、搬送用上
ローラ25aを上昇させ、搬送部15のフィルムストッ
パー32を下降させる.また、後で説明する搬送不良フ
ラッグをすべてリセットするとともに、搬送不良表示も
オフとし、副走査ユニット18の副走査ドラム36の駆
動用モータをオンして回転させる等の処理も行なう(ス
テップ101). 次に、後で説明する第16図に示すマガジン13からの
フィルム取出し処理を行なう(ステップ102).そし
て、この処理においてフィルムの搬送不良があるのかど
うかを判断する(ステップ103).111送不良が無
ければ後で説明する第19図に示すフィルムの搬送処理
を実行し(ステップ104).搬送不良があるかどうか
再度判断して(ステップ105)、搬送不良が無ければ
後で説明する第20図に示す画像露光処理を続けて実行
する.(ステップ106).さらに、搬送不良があるか
どうかを判断して(ステップ107).無ければフィル
ムに対するプリント処理が終了したということでブリン
ク装置を停止させ(ステップ108),待機状態とする
.上記ステップ103,105,107において、搬送
不良があれば、それぞれ右側のフローに移り、第21図
に示す搬送不良対応処理を行なう(ステップ109).
この搬送不良対応処理が済んだ後、プリンタ装置を停止
させ待機状態とする.なお、ステップ109において搬
送不良の回復が自動的に行なわれた場合はXに示す初期
動作に戻して、中断されたプリント動作を初めからちう
一度行なうように構成しても良い. 次に、第16図に示すマガジン13からのフィルム取出
処理の動作を説明する.これは後で説明する第17図に
示すフィルムキャッチ処理(ステップ201)を終了し
た後、フィルム20を吸着保持した吸着盤ユニット22
を上昇させるために、アーム移動モータ62の上昇回転
をオンして上昇させ(ステップ202).センサ86に
より上昇限位置を検知するまで移動させ(ステップ20
3),吸着盤保持ユニット22を上昇限位置で停止させ
る(ステップ204).次に、アーム移動モータ62に
所定パルス数の下降回転を行い(ステップ205).吸
着盤保持ユニット22を第6図の一点鎖線で示すフィル
ム給送位置に位置させる.続いてフィルム20が真空吸
着盤2 1 a, 2 l b, 2 1 cに確実に
吸着されていることを確認するためにセンサ87,88
が共にオンしているかどうかを検出する(ステップ20
6).これは、フィルム20を持ち上げる途上において
、給祇ローラ25を乗越える際にフィルム20が落下し
てしまう場合があり、その場合には,フィルムキャッチ
処理(ステップ20l)からの処理をやり直す必要があ
るからである.次に、搬送用上ローラ25aを下に移動
させるソレノイド68をオンして駆動させ(ステップ2
07)、フィルム20の先端を搬送用ローラ対25a.
25bにくわえさせる.続いて、吸引バルブ94を才フ
,吸引ボンプ93をオフにして真空吸着盤2 1 a,
 2 l b, 2 1 cの動作を止める(ステップ
208,209).そして搬送用ローラ25a,25b
間にフィルム20が確実にかみ込まれたのかどうかをフ
ィルムセンサ85によって検出する(ステップ210)
.フィルムセンサ85がオンしてフィルムがかみ込まれ
ていることを確認したら、アーム移動モータ62の上昇
回転をオンして(ステップ211).吸着盤保持ユニッ
ト22を上昇限位置まで上昇させ、センサ86によって
上昇限位置を検出したら(ステップ212).アーム移
動モータ62を止めて(ステップ213).マガジンか
らのフィルム取出処理は終る. 上記ステップ206において、センサ87,88が共に
オンしていない場合には、右のフローに移り、センサ8
7,88が共にオンしていないことが最大4回継続判断
されるまで、ステップ201〜205の処理を繰り返す
.そして、ステップ201〜205の処理を最大3回繰
り返すうちにもセンサ88,87が共にオンしていない
場合には、吸引バルプ94をオフ、吸引ポンブ93をオ
フして(ステップ215).マガジン部フィルム搬送不
良である旨のフラッグFNmをlと立てて(ステップ2
16).プリンタ装置の表示部にマガジン部でフィルム
搬送に不良が起きていることを表示する(ステップ21
7).このような処理については、ステップ210でフ
ィルムが搬送用ローラ対25間に衛え込れていないと判
断された場合も同様である. 次に、第17図に示すフローチャートを参照してフィル
ムが確実に真空吸着盤に吸着されて保持されたのかどう
かを判断するフィルムキャッチ処理の動作を説明する.
このフィルムキャッチ処理は、図示しないブリンク装置
のプリントスイッチをオンすることにより実行される前
記第15図のフロー中のマガジンからのフィルム取出し
処理(ステップ102)の中のサブルーチンとして実行
されるものである(第l6図のステップ201参照). 先ず、アーム移動モータ62の下降回転が行なわれ(ス
テップ301).歯車63〜67を介して吸着盤保持ユ
ニット22を下降位置に移動させる.そして、真空吸着
盤21.2lb,21cがマガジンl3に収納されたフ
ィルム20上面に接触したかどうかをセンサ88のオン
才フから判定する(ステップ302).センサ88がオ
ンとなると、駆動モータ62の下降回転をオフにして(
ステップ303).吸着盤保持ユニット22を第6図の
実線で示す下降位置、即ち最上部のフィルム20に真空
吸着盤2 1 a, 2 l b, 2 1 cが接触
した位置で停止する. 但し、この場合にはマガジン13内にフィルム20が存
在しないこともあり得るので、続いて、センサ87によ
りフィルムエンブティかどうかの検出を行なう(ステッ
プ304).センサ87がオンであると、この場合には
マガジンl3内にフィルム20があるので、真空吸着盤
21a,2lb,21cによって上部のフィルム20が
吸着されることになる.この際、第15図のフロー中の
初期動作(ステップl01)の中で予め吸引ボンブ93
はオンされており、吸引パルブ94も開放されている. 上記ステップ304において、センサ87がオンしてい
ない場合にはマガジン13内にフィルム20が無いので
右側のフローに移り、図示しないプリンタ装置の表示部
にフィルムエンプティの表示を行なう(ステップ32 
1).そして、アーム移動モータ62の上昇回転をオン
して吸着盤保持ユニット22を上昇させる(ステップ3
22).続いて、アーム23aがセンサ86に接触する
まで上昇させ(ステップ323).センサ86がオンし
て吸着盤保持ユニット22が上昇限位置にくれば、アー
ム移動モータ62の上昇回転を止める(ステップ324
).そして、後で説明する第25図に示すシートカバー
巻戻し処理動作を自動的に行なう(ステップ352).
この状態がマガジン交換可能状態である.この状態では
、プリンタ装置は表示部分を除き全てオフとなり、一連
の全ての動作は終了する. 上記ステップ304において、センサ87がオンである
場合、アーム移動モータ62をオンして所定時間吸着盤
保持ユニット22を上昇させる動作を開始する(ステッ
プ305).この上昇動作中に吸着盤保持ユニット22
のさばきソレノイド74.75をオンして左右の真空吸
着盤21a.21cを中間の固定された真空吸着盤2l
b方向にそれぞれ揺動軸45.46を中心に揺動させる
近接移動を行う(ステップ306).その後所定時間経
過した時点でアーム移動モータ62の上昇回転をオフに
して吸着盤保持ユニット22をその位置に止める(ステ
ップ307).続いて、タイマーをオンして(ステップ
308).所定時間内に上記ステップ306のさばきソ
レノイド74,75のオンに応じて吸盤センサS4,S
5がオンするかどうかを検出する(ステップ309).
これは、吸着されたフィルム20が重ね合さって多数枚
吸着されたかどうかを確認するための動作である.つま
り,多数のフイルム20が吸着された場合には、フィル
ム20のこしの強さによって左右の真空吸着盤21a,
21cの近接移動の揺動が困難となり,後で説明するフ
ィルムさばき処理が行なえないため、これを揺動板45
.46の先端に設置された吸盤センサS4,S5のオン
状態によって検出するのである. フィルム20の多数枚が吸着されて、センサS4,S5
がオンしていないときには、左側のフローへ移って、第
1段階のさばきを行う.これはアーム駆動モータ62を
所定量だけ上下に一往復させる回転を行ない、吸着され
たフィルムに上下動の振動を与えて落下させるようにす
るものである(ステップ314).そして、タイマーが
タイムアップしていなければ、ステップ309に戻し(
ステップ315),上記検出を再度行う.このように第
l段階のさばきを行ったにもかかわらず、センサ54,
S5がオンしていない場合には、タイマーがタイムアッ
プするまで同様の処理を繰返す. 上記ステップ315で、タイマーがタイムアップしてし
まった場合、この第1段階のさばき処理でもフィルム2
0が落ちずにまだ多数枚吸着されているという状況であ
り、その際にはタイマーをクリアして(ステップ316
),フィルム吸着処理を最初からやり直すために、さば
きソレノイド74.45をオフにして揺動板72,73
を元の状態に復帰させる(ステップ317).そして,
この状態でセンサ87またはセンサ88がオンしていれ
ばフィルムが真空吸着盤21a,2lb,21cに吸着
したままであるので、吸引バルブ94を一時オフにして
吸着されているフィルム20をマガジン13に落下させ
て戻す(ステップ319).そして、このような状態が
継続して生じた場合,最初のステップ301へと最大3
回まで戻し(ステップ320).このような状態が継続
して4回生じた場合には、とりあえずフィルムキャッチ
処理を中断して前記第16図に示すマガジンからのフィ
ルム取出処理のフロー中の■に移行することになる. 一方、上記ステップ309で吸盤センサS4,S5がオ
ンと判断された場合、タイマーをクリアして(ステップ
310).さばきソレノイド74.75をオフして揺動
板72.73を元の状態に復帰させ〔ステップ311)
.次に、センサ87およびセンサ88がオンしていてフ
ィルムが吸着盤に確実に吸着されているかどうか検出す
る(ステップ312).これはフィルムの第1段階のさ
ばき処理の時点でフィルムが吸着盤から外れてしまい、
不完全な吸着状態になってしまっている可能性もあり、
このような状態では事後の正常な処理を行う意味がない
からである.フィルム20が確実に吸着されていなけれ
ば左側のステップ319に移行し、一旦吸引バルブ94
を一時オフにして吸着されているフィルム20を落下さ
せて最大3回までこの処理の最初のステップ301に戻
る.また、フィルム20が確実に吸着されていれば,後
で説明するフィルムさばき処理の動作を行って、フィル
ムキャッチ処理の動作を終了する. 次に、第18図に示すフィルムのさばき処理を説明する
.このフィルムさばき処理は前記第l7図のフロー中で
サブルーチンとして実行されるものである(ステップ3
13参照). 第17図に示すフィルムキャッチ処理では、第1段階の
さばきとして吸着盤保持フレーム22を上下往復動させ
て吸着されたフィルム20に振動を与えるようにしたも
のであるが、ここで行う第2段階のフィルムさばき処理
では、真空吸着盤2 1 a, 2 l b, 2 1
 cの相互間の距離を近接させることによって、吸着し
たフィルム20に撓みを生じさせて行なうものである. この第1の方法としては、第7図に示すように真空吸着
盤21a,2lb間の間隔と、真空吸着盤2lb,2l
c間との間隔が異なり不等間隔(a>b)となって前者
の方が間隔が大きく配設されているので、吸着されたフ
ィルム20はこれらが相対的に移動したときに中間の真
空吸着盤2lbの左右で撓みの大きさが異なって生じる
ことになる.つまり、真空吸着盤21a,21Cの近接
時に発生するフィルム20に形成される撓みの湾曲の形
状が隣り合う部分で相違するために、お互いの湾曲状態
が干渉しあって、例えば最上部のフィルム20に重ね合
わさって密着されて吸着された2枚目以下のフィルム2
0との間に確実にずれが生じることになり、確実にさば
きを得る方法である. 第2の方法は、揺動板72,73の揺動のタイミングを
、揺動板72と揺動板73で時間差をちたせて揺動させ
るものである.即ち、この場合には、左右の真空吸着盤
21a,21cの相対近接移動を交互にタイミングをず
らして行なうことにより、重ねられて密着して吸着され
たフィルム20に時間差をもってそれぞれ左右に撓みを
生じさせることにより分離して落下させる方法である. この実施例では、上記第1,第2の方法を同時に実施し
てフィルムさばき効果を向上させる形熊が採用されてい
るが、上記第1,第2の方法は、各々独立に実施しても
良好なさばき効果が期待できる. 例えば、第2の方法のみを実施する形態としては、3個
の吸着盤2 1 a, 2 l b, 2 1 cを等
間隔にフィルム搬送方向に直交する方向に吸着盤保持ユ
ニット22に設け、それらを交互にタイミングをずらせ
て近接揺動させることにより、さばき処理を行うように
してもよい. 次に、このようなフィルムさばき処理を第18図のフロ
ーチャートを参照して説明する.先ず、さばき動作回数
が判別される(ステップ401).このフィルムさばき
処理フローに入ってさばき動作回数が5回になるまでは
、先ず、左側のさばきソレノイド74を動作して吸着し
たフィルム20の左側に大きな撓みを生じさせ(ステッ
プ402).続いて0.1秒後に右側のさばきソレノイ
ド75を作動させて吸着されたフィルム20の右側に小
さな撓みを生じさせる(ステップ403).次に、0.
1秒後にさばきソレノイド74をオフし(ステップ40
4).続いて0.1秒後にさばきソレノイド75をオフ
にする(ステップ405).そして0.1秒だけ待機さ
せ(ステップ406).再びステップ401に戻りさば
き動作回数を判別する.この動作を5回繰り返してさば
き処理を行なうのである.そして、この動作が5回実行
された時点でこのフィルムさばき処理は終了となる. なお、前記第1の方法のみを実施する場合には、このフ
ィルムさばき処理のフローにおいてソレノイド74.7
5を同時にオン,オフさせるようにすればよい. 次に,第19図を参照してフィルム搬送処理について説
明する.これは第15図のフロー中のサブルーチンとし
て実行される処理であり(ステップ104参照)、フィ
ルム給送装置14によって搬送不良を発生することなく
搬送用ローラ対25の間に送り込まれたフィルムを搬送
部l5で搬送する処理に関するものである. 先ず、ストッパー32を揺動させて搬送路に入れて作動
させる(ステップ501).続いて搬送用下ローラー2
5bを駆動する搬送モータをオンさせ、フィルムを搬送
させる(ステップ502).そして、タイマーをオンさ
せて(ステップ503).所定時間内に搬送部15に設
けられたフィルムセンサS1がオンしたかどうか、即ち
、フィルムが正常に搬送路内に送り込まれたかどうかを
検出する(ステップ504).所定時間内にフィルムセ
ンサSlがオンすればフィルムが正常に送られているも
のと判断し、タイマーをクリアして(ステップ505)
、斜行矯正上ローラ30を降し(ステップ506).l
送用上ローラ25aをソレノイド68を作動して上昇さ
せる(ステップ507).そしてこの状態で0.5秒間
待機させ、この間に斜行矯正用ローラ対30によってフ
ィルム20をストッパー32に突当てて斜行を矯正する
(ステップ508).そして、ソレノイド68を作動さ
せて搬送用上ローラ25aを降下させる(ステップ50
9).次に、斜行矯正用ローラ対30の上ローラを上昇
させる(ステップ510).この状態でフィルムシ一ト
は搬送部15でストッパー32により一旦停止されてい
る.次に、ストッパー32を揺動して搬送路外へと退避
させ(ステップ511)、搬送部15からフィルムが次
の副走査ユニットl8へと搬送可能な状態としたところ
でフィルム搬送処理を終了する. 一方、上記ステップ504で所定時間内にフィルムセン
サS1がオンしない場合には、フィルム20は正常に搬
送されていないので、この場合にはタイムアウトの判断
(ステップ512)がなされ、タイマーをクリアして(
ステップ5l3)、搬送モータを停止させ(ステップ5
14),続いて副走査ドラム36の駆動モータをオフし
て停止させるとともに(ステップ515),この場合は
露光前にフィルムの搬送不良であるので、搬送不良フラ
ッグFNu+に1を立て(ステップ516)、プリンタ
装置の表示部に露光前のフィルムの搬送が不良であるこ
とを表示して(ステップ517).フィルム搬送処理を
終了する.次に、第20図を参照してプリンタ装置の画
像露光処理について説明する.この処理は、搬送部l5
から搬送不良を発生することなく副走査ユニットl8へ
と搬送されたフィルムを副走査ユニットl8で搬送する
処理に関するもので,前記第15図の中のサブルーチン
として1つとして行なわれる(ステップ106参照). 先ず、タイマーをオンして(ステップ60l)2所定時
間内に副走査ユニット部l8にフィルムが到達するかど
うかを判断する.即ち、所定時間内にニップローラ35
″と副走査ドラム36間にフィルムシ一トが突入したか
どうかをニップロ−ラセンサS2のオン状態で検知する
(ステップ602).所定時間内にオンすればフィルム
は正常に送られて来ているということであり、タイマー
をクリアして(ステップ603).搬送用上ローラ25
aをソレノイド68を作動させて上昇して退避させると
とちに(ステップ604).al送モータをオフにして
停止させる(ステップ605).次にタイマーをオンさ
せ(ステップ606)、それと併行して、所定のタイミ
ングで光学ユニット16による画像露光が開始される一
方、所定時間内にセンサS3がオンするかどうか判断す
る(ステップ607).これは、露光部をフィルム20
の先端が通過したのかどうかを検知するためのものであ
る.センサS3が所定時間内にオンすればフィルム20
は正常に送られているのでタイマーをクリアして(ステ
ップ608),ニップローラ間のギャップの大小をニッ
プローラセンサS2によって検出することによりフィル
ムの二重送りが発生しているかどうかを判断する(ステ
ップ609).そして、再びタイマーをオンして(ステ
ップ610).所定時間内にニップローラセンサS2の
オンからオフへ変わったかどうかを検出する(ステップ
611).即ち、フィルムがニップローラ35′と副走
査ドラム36間を通過し終えたかどうかを判断する.所
定時間内にオフに変わればタイマーをクリアし(ステッ
プ612)、そして、再びタイマーをオンして(ステッ
プ613).センサS3がオンからオフに変わったかど
うか、即ち、フィルムがセンサS3の検出部分を通過し
終えたかどうかを検出し(ステップ614)、そして所
定時間内にオフになればフィルムが正常に排出されたも
のと判断しタイマーをクリアして(ステップ615),
次回プリントのために後で説明する第27図に示すフィ
ルムエンブティの検出処理を行い(ステップ616).
画像露光処理は終了する. 一方,上記ステップ602でニップローラセンサ32が
所定時間内にオンしない場合は、ここで搬送不良を生じ
ている訳であり、タイマのタイム・アウトと判断され(
ステップ617),タイマーをクリアする(ステップ6
18).この場合は露光前のフィルムの搬送不良である
ので、フラッグFNuxを立てて1にし(ステップ61
9).搬送不良表示を行なう(ステップ620).そし
て搬送モータを停止させ(ステップ635).副走査ド
ラム36の駆動モータを停止して(ステップ636)処
理を終了する. 上記ステップ607において、センサS3が所定時間内
にオンしない場合には、露光部において搬送不良を生じ
ている訳であり、この場合もタイムアウトと判断される
(ステップ62 1).そして、タイマーをクリアして
(ステップ622)、この場合は露光部におけるフィル
ム搬送不良であるのでフィルムは既に露光されており、
搬送不良フラッグFNe+にlを立てると共に(ステッ
プ623).搬送不良表示を行う(ステップ624).
そして、この場合も副走査ドラム36の駆動モータを才
フにして停止させて処理を終了する(ステップ636)
上記ステップ609において、ニツブローラセンサS2
が二重送りであることを検出すると、右劃のフローに移
り、露光部における搬送不良であるので、フラッグF 
Ne.を立てて1にし(ステップ625)搬送不良の表
示を行う(ステップ626).この場合も副走査ドラム
36の駆動モータを停止させて処理を終了する(ステッ
プ636). 上記ステップ611において、ニップローラセンサS2
が所定時間内にオンからオフに変わらない場合には露光
部でフィルムが搬送不良を生じているわけであり、この
場合もタイムアウトと判断される(ステップ627).
そして、タイマーをクリアして(ステップ628).こ
の場合は露光後のフィルムが搬送不良であるので、搬送
不良のフラッグFNo+に1を立てると共に(ステップ
629)、フィルム排出不良の表示を行う(ステップ8
30).そして,副走査駆動モータを停止させて処理を
終了する(ステップ636).上記ステップ614にお
いて、所定時間内にセンサS3がオンからオフに変わら
なければ、この位置でフィルムの搬送不良が生じている
わけであり、タイムアウトと判断される(ステップ63
l).そして、タイマーをクリアして(ステップ632
).露光後フィルム搬送不良フラッグF Noaに1を
立てると共に(ステップ633)、フィルム排出不良の
表示を行う(ステップ634).そして、副走査ドラム
36の駆動モータを停止させて処理を終了する(ステッ
プ636).次に、第21図に示すフローチャートを参
照して、プリント処理中に前記各種のフィルム搬送不良
が発生した際に実行されるプリンタ装置の搬送不良対応
処理(第15図に示すフローチャートのステップ109
参照)について説明する.先ず、フラッグF N.r,
 F N−m. F N.,FN−tのいずれかがフラ
ッグが立っているかどうかを検出する(ステップ701
).このいずれかのフラッグが1に立っていなければ、
次にF N ., F N usのいずれかのフラッグ
が立っているかどうかを検出する(ステップ702),
いずれのフラッグも立っていない場合には、フラッグF
N.のフラッグが立っている場合であるので、後で説明
する第24図に示すフィルム押し下げ処理を行い(ステ
ップ703),搬送不良対応処理を終了することとなる
.上記ステップ701において、フラッグF N−+,
 F N−*, F N0r, F N−*のいずれか
のフラッグが1に立っていると、フィルムは露光されて
いるので、この場合には後で説明する第22図に示すフ
ィルム送り込み処理を行う(ステップ704).また、
上記ステップ7o2で、フラッグF N ., F N
−*のいずれかのフラッグが立っている場合には、フィ
ルムは露光されていないので、後で説明する第23図に
示すフィルム戻し処理を行い(ステップ705).搬送
不良対応処理を終了する. このように,このプリンタ装置では、フイルムの露光前
か露光後のトラブルに対応して、フィルムをレシーブマ
ガジンl9に送り込むが、マガジンl3内に戻して再使
用を行うか自動的に行うようにしてそのトラブル回復を
図るようになっている. 次に、第22図に示すフローチャートを参照してフィル
ム送込処理を説明する.これは、フイルム搬送不良が生
じた際に、フィルム20が一旦露光部において露光され
ていれば、そのフィルム20は二度と使用できないので
、レシーブマガジンl9側へ送り出すための処理で、上
記第21図のサブルーチンとして行なわれる(ステップ
704).そして、この処理を実行させることによって
フィルム搬送不良の回復を図ろうとするちのである. 先ず、搬送部15のストッパー32を搬送路外に退避さ
せる(ステップ801).また、斜行矯正用ローラ一対
30の上ローラを上昇させる(ステップ802).さら
に、搬送用上ローラ25aも上昇させ、フィルムをフリ
ーの状態にする(ステップ803).そして、副走査ド
ラム駆動モータの正転をオンして回転させ(ステップ8
04)、タイマーをオンにし(ステップ805)、所定
時間内にセンサStがオフするかどうか検出する(ステ
ップ806).センサSlがオンしていなければ、タイ
マーをクリアするが(ステップ807).所定時間を経
過してもオンし続けていれば、フィルムが自動的に回復
困難なジャムを起しているのでタイムアウトと判断され
(ステップ816)、タイマーをクリアして(ステップ
817),プリンタ装置の表示部にジャム発生の表示す
るとともに(ステップ818),副走査ドラム36の駆
動用モータの正転をオフして停止させる(ステップ82
5).そしてプリンタ装置は表示部を除き全てオフとな
り一連の全ての動作は終了する. 上記ステップ806でセンサS1がオンしていなければ
,一旦タイマーをクリアした後(ステップ807) 、
再度タイマーをオンして(ステップ808).次に所定
時間内にニップローラセンサS2がオフするかどうかを
検出する(ステップ809).所定時間内にオフすれば
,フィルムは正常に送られておりタイマーをクリアする
(ステツプ810).そして、再びタイマーをオンして
(ステップ811)、所定時間内にセンサS3がオフす
るかどうか検出する(ステップ812).所定時間内に
センサS3がオフすれば、フイルムがレシーブマガジン
19内に排出されたということであり、タイマーをクリ
アして(ステップ813)、後で説明する第27図に示
すフイルムエンプティ検出処理を行う(ステップ814
).続いて副走査ドラム36の駆動用モータの正転をオ
フにして停止させる(ステップ815).ここでフィル
ム送込処理が終了することになる.上記ステップ809
において、ニツブローラセンサS2が所定時間内にオフ
しなければ、ここでフィルムが自動的に回復困難なジャ
ムを起しているので、タイムアウトと判断され(ステッ
プ819)、タイマーをクリアして(ステップ820)
、ジャム発生をプリンタ装置の表示部に表示し(ステッ
プ82 1) 、副走査ドラム36の駆動用モータの正
転なオフさせて停止させる(ステップ825).そして
、プリンタ装置は表示部を除ぎ全てオフとなり一連の全
ての動作は終了する.上記ステップ812において、セ
ンサS3が所定時間内にオフしない場合にはこの位置で
フイルムシ一トが自動的に回復困難なジャムを起こして
いることになり、タイムアウトと判断され(ステップ8
22)、タイマーをクリアして(ステップ823).プ
リンタ装置の表示部にフイルムジャム発生を表示する(
ステップ824).そして副走査ドラム36の駆動用モ
ータの正転をオフにして停止させる(ステップ825)
.この状態でプリンタ装置は表示部を除き全てオフとな
り一連の全ての動作は終了する. 次に、第23図に示すフローチャートを参照してフィル
ム戻し処理を説明する.この処理は、露光部まで搬送さ
れる以前にフィルム20が搬送不良を起したときに、上
記第21図のサブルーチンとして行なわれる処理である
(ステップ705).そして、搬送不良を解消させると
共にフィルムを再使用するためにマガジンl3に戻す処
理に関するものである. 先ず、搬送部15内のストッパー32を搬送路外へ退避
させ(ステップ901)、斜行矯正ローラ対30の上ロ
ーラを上昇させ(ステップ902)、そして搬送用ロー
ラの上ローラ25aを上昇させて(ステップ903) 
、その状態で0. 5秒間待機させる(ステップ904
),この状態で、搬送部l5のフィルムはフリーの状態
となる.続いて、斜行矯正用ローラ対30の上ローラを
降し(ステップ905).搬送ローラの上ローラ25a
を降して(ステップ906).搬送用ローラ25bの駆
動モータを逆回転させ(ステップ907).フィルムを
給送装置14の方へ戻す.そして、タイマーをオンさせ
(ステップ908)、所定時間内にセンサSlがオフす
るかどうか検出する.センサS1が所定時間内にオフす
ればフィルムは戻されており(ステップ909)、タイ
マーをクリアする(ステップ910).そして、タイマ
ーを再度オンして(ステップ911).所定時間内にセ
ンサ85がオフするかどうかを検出し(ステップ912
)、センサ85が所定時間内にオフすればタイマーをク
リアして(ステップ913)、吸着盤保持ユニット22
を下降させるアーム移動モータ62をオンして上限位置
から、送り戻されたフィルムをマガジンl3内に押し戻
すのに十分な所定量下降させる(ステップ914).こ
の状態で0.5秒間待機させる(ステップ915).こ
の状態で、送り戻されたフィルムは真空吸着盤2 1 
a, 2 l b,21cによって押し下げられてマガ
ジン13内に押し戻される.なお、この時点では吸引ボ
ンプ93は既にオフされており、真空吸着盤21a,2
lb,21cはフィルム吸着機能を有していない.その
後,アーム移動モータ62の上昇回転をオンして上昇さ
せ(ステップ916),センサ86がオンしたかどうか
検出し(ステップ9l7)、吸着盤保持ユニット22を
上昇限位置に移動させる.センサ86がオンして吸着盤
保持ユニット22が上昇限位置にくれば、移動モータ6
2の上昇回転をオフして停止させる(ステップ91B)
.そして,搬送部の斜行矯正用ローラ対30の上ローラ
を上昇させ(ステップ9l9)、搬送用上ローラ25a
を上昇させ(ステップ920).さらに搬送モータの逆
回転をオフして(ステップ921).フィルム戻し処理
は終了する.上記ステップ909において、センサS1
がオンし続けていれば、この位置でフィルムが自動的に
回復困難なジャムを起しているので、タイムアウトと判
断され(ステップ922)、タイマーをクリアし(ステ
ップ923)、プリンタ装置の表示部にフィルムジャム
発生を表示すると共に(ステップ924).搬送モータ
の逆転をオフさせて停止させる(ステップ925),こ
の状態でプリンタ装置は表示部を除き全てオフとなり一
連の全ての動作は終了する. 上記ステップ912において、センサ85がオンし続け
ていれば、この位置でフィルムが自動的に回復困難なジ
ャムを起しているので、タイムアウトと判断され(ステ
ップ926)、タイマーをクリアして(ステップ927
)、フィルムのジャム発生をプリンタ装置の表示部に表
示すると共に(ステップ928).搬送モータの逆転駆
動をオフにして停止させる(ステップ929).この状
態でもプリンタ装置は表示部を除き全てオフとなり一連
の全ての動作は終了する. 次に、第24図のフローチャートを参照して、フィルム
押下処理について説明する.これは、フィルムの搬送不
良解消のために、フィルムをマガジンl3内に押込んで
給送前の状態に復帰させるための処理で、上記第21図
のサブルーチンとして行なわれる(ステップ703). 先ず、搬送モータを逆回転させる(ステップ241).
そして、搬送用上ローラ25aのソレノイド68をオン
して下降させる(ステップ242).次に,アーム移動
モータ62を上限位置から、フィルムを押し戻すのに十
分な所定量下降回転して(ステップ243),その状態
で0.5秒間待機させる(ステップ244).この状態
で、給送時に一旦持上げられたフィルムは真空吸着盤2
 1 a, 2 l b, 2 1 cによって押下ら
れてマガジン13内に押戻される.なお、フィルム押下
処理が実行される時点では吸引モータ93は既にオフさ
れており、吸着盤2 1 a, 2 l b, 2 1
 cはフィルム吸着機能を有してはいない. 次に、アーム駆動モータ62を上昇回転し(ステップ2
45)、センサ86がオンしているかどうか検出する(
ステップ246).才ンしていれば、吸着盤保持ユニッ
ト22が上昇限位置にあり、アーム駆動モータ62の上
昇回転を止める(ステップ247).そして、再び搬送
用上ローラ25aを上昇させ〔ステップ248>.搬送
モークの逆回転をオフして停止させて(ステップ249
).フィルム押下処理の動作を終了する.次に、第25
図のフローチャートを参照してシートカバー巻戻処理を
説明する.この処理は、プリンタ装置の図示しない操作
盤のマガジン取出しスイッチを操作したとき、または、
フィルムエンブティが検出されたときに実行される.先
ず、巻取板42がイニシャル位置にあることを検知する
センサ89がオンしているかどうかによって、既にシー
トカバー41が巻取られてしまっているかどうかを検出
する(ステップ25l).シートカバー41が巻取られ
ていると検出された場合には、マガジン装着部のドアロ
ックを解除して処理を終了するが(ステップ258)、
シートカバー41が巻取られていないときには、アーム
移動モータ62の上昇回転を行ない,吸着盤保持ユニッ
ト22を上昇させる(ステップ252).そして、セン
サ86によりアーム23aが吸着盤保持ユニット22の
上昇限位置に上昇したことを確認し(ステップ253)
、アーム23aを回動させる移動モータ62の回転を止
める(ステップ254).次に、巻取板42に取り付け
られた巻き取りモータ46を逆回転させ、カバー巻き取
り部をイニシャル位置に戻すようにする(ステップ25
5).この時マガジン13上のシートカバー41は圧接
ローラ43の圧接作用の下に粘着テーブ38を介してマ
ガジンの鍔部13aに均一に貼看されるので、貼看の際
に貼着しわを生じることなく逐次貼着されることになる
.続いて、センサ89により巻取軸17を支持した巻取
板42がイニシャル位置に戻ったことを確認し(ステッ
プ256).巻き取りモータ46の回転を止める(ステ
ップ257).そして、マガジン装着部のドアロックを
解除して、基台40を引出してマガジンを取り出すこと
が可能になる(ステップ258).このとき、フィルム
シ一トの幅規制を行なうガイド板26a,26bは巻取
部の前方への移動とともに自動的に上方に回動して退避
している.そして、圧接ローラ43のレバー板49のレ
バー49aを上方へ回動させてロックすることにより、
圧接ローラ43を第3図(B)に示すように退避させ,
巻取軸17のクランプ56を解放してシートカーバー4
1のリーダ一部を外し、マガジン13はマガジン載置台
39から容易に取出しまたは装填することが可能になる
.次に、第26図のフローチャートを参照して,シート
カバー巻取処理について説明する.このフローチャート
はマガジンをプリンタ装置本体内に装填した後等にプリ
ンタ装置の電源が入ると直ちに実行されるようになって
いる. 先ず、マガジンl3を装填するために開閉操作されるプ
リンタ装置本体11のマガジン装着部の図示しないドア
をロックする(ステップ26l).そして、センサ90
あるいは91がオンしているかどうか検出する(ステッ
プ282),これは巻取軸l7および圧接ローラ43か
らなるカバー巻取部が所定の巻取終了位置にあるかどう
かを確認するためである.センサ90あるいはセンサ9
1がオンしていれば、シートカバー4lは既に巻取られ
ているものとして判断して、後述のフィルムエンプティ
処理(ステップ271)を実行して処理を終了する.一
方、オンしていなければ,次に巻取モータ46を正回転
して、巻取方向に回転させる(ステップ263).この
とき、マガジン13の底部には、フィルム20のサイズ
に応じたバーコードが貼着されており、巻取板42の底
部に設けられたバーコードリーダ42R(第2図参照)
により移動しながらマガジン13のフィルム20の大小
の種類を読取り検出する(ステップ264).次に、セ
ンサ90が才ンするまでシートカバー巻取部の移動を継
続させる(ステップ265).そしてシートカバー巻取
部が第10図(B)に示す大サイズ用のマガジンに対応
するシ゛一トカバー巻取終了位置に移動すると、センサ
90がオンして巻取モータ46の正回転を止めて停止さ
せる(ステップ266).そして移動中に読み取ったバ
ーコード情報によりマガジン13の種類を確認し、フィ
ルムシ一ト幅が小かどうかを検出する(ステップ267
).大サイズ用のマガジンl3であれば、フィルムガイ
ド板26aはこの位置でマガジンl3の凹部13cに自
動的に挿入されて位置規則を行うようになっているので
、この状態で次のフィルム給送装置の動作に移ることが
可能であるが、その前にフィルムシ一トがマガジン内に
あるかどうかをセンサ87により後で説明するフィルム
シートエンブティ検出処理を行って(ステップ27 1
).一連のシートカバー巻取処理を終了することになる
. 上記ステップ267において、バーコードの読み取りに
よって,マガジン13が小サイズ用のマガジン13′で
ある場合は右のフローに移り、さらに巻取モータ46の
正回転を行ない(ステップ268).センサ91がオン
するまで移動させる(ステップ269).そして、カバ
ー巻取部が第10図(C)に示す小サイズ用のマガジン
に対応するシートカバー巻取終了位置に移動した時点で
、巻取モータ46の正回転をオフして停止させ(ステッ
プ270).この場合ちセンサ87によるフィルムエン
ブティ検出処理を行ない(ステップ27 1) 、一連
のシートカバー巻取処理を終了することになる. 次に、第27図に示すフローチャートを参照して、フィ
ルムエンブティ検出処理について説明する.これは、マ
ガジン13内にフィルムがあるかないかを検出する処理
で、先の第26図のマガジン力バー巻取処理(ステップ
271),第22図のフィルム送込処理(ステップ81
4),第20図の画像露光処理(ステップ616)など
のサブルーチンとして実行される処理である.先ず,吸
着盤保持ユニット22を下降させるアーム移動モータ6
2をオンして下降させる(ステップ271).吸着盤保
持ユニット22の右側底部に設けられたセンサ88がオ
ンしたかどうかを検出する(ステップ272).このセ
ンサ88は、真空吸着盤2 1 a, 2 l b, 
2 1 cが下降してフィルム上面に接触する位置に到
達した際、あるいはフィルムがない場合にはマガジン低
部上面に接触する位置に到達した際にオンするように設
定されているものである.そして、センサ88がオンし
ていないときにはオンするまでアーム駆動モータ62を
下降回転させ続け、マガジン13内のフィルム20上面
に真空吸着盤21a,2lb,21cが位置した時点で
停止させる(ステップ273).次に、吸着盤保持ユニ
ット22の左側底部に取り付けられたフィルムエンブテ
ィ検出のセンサ87がオンしているかどうかを検出する
(ステップ274).このセンサ87は先端にアクチュ
エータ87aを有し、一方、マガジン13の上記センサ
87に対応する位置には凹部13bが形成されていて、
アームの下降停止位置においてアクチュエータ87aが
マガジンl3の凹部13bに嵌入していればオフとなっ
て、マガジンl3内にはフィルム20が入っていないこ
との検出を行なうものである.センサ87がオンすれば
、フィルム20があるちのと認知して、アーム移動モー
タ62を上昇回転させて、吸着盤保持ユニット22を上
昇させる(ステップ275).モしてセンサ86により
アーム23aが上昇限位置まできたことを検出して(ス
テップ276)、アーム移動モータ62をオフにして停
止させ(ステップ277).フィルムエンブティ検出処
理は終る. 上記ステップ274において,フィルムエンブティを検
出するセンサ87がオンしていない場合には、右側のフ
ローに移り、この場合はマガジンl3内にフィルム20
が無いのでプリンタ装置の表示部にフィルムエンブティ
の表示を行ない(ステップ278)、続いてアーム移動
モータ62の上昇回転を行ない(ステップ279),セ
ンサ86がオンするまで上昇回転を続け(ステップ28
0)、センサー86にアーム23aが接触した上昇限位
置に吸着盤ユニット22を停止させる(ステップ28 
1).次に、マガジン交換のため前準備として先の第2
5図に示すシートカバー巻戻し処理を行ない{ステップ
282),プリンタ装置は表示部分を除き全てオフとな
り一連の全ての動作は終了することになる. このように、このプリンタ装置では、フィルムの露光前
か露光後のトラブルに対応して、フィルムをレシーブマ
ガジン19に送り込むか、マガジン13内に戻して再使
用を行うか自動的に行うようにしてそのトラブル回復を
図るようになっている. 以上説明した実施例によれば、マガジン13内に収納さ
れている複数枚のフィルムから1枚のフィルムを真空吸
着盤21によって吸着分離する動作中にフィルム吸着不
良が発生したとしても、そのような事態は第17図のフ
ローチャート中のステップ312,第16図のフローチ
ャート中のステップ206において即座に判別すること
ができる.また,前記吸着不良の際に、フィルムが不完
全な状態で吸着されている場合であっても、センサ87
とセンサ88との両者がオンであることを判別すること
によって、それを事前に判別することもできる. また、センサ88は、真空吸着盤保持ユニット22移動
制御時の下限位置判別に、一方、センサ87も、マガジ
ンl3内におけるフィルムの有無判別に使用されるもの
を兼用しているので、センサ類の数は最小限であり、フ
ィルム吸着不良判別機構自体ち簡略である. なお、以上説明した実施例においては、センサ87,8
8としてマイクロスイッチ等の接触形センサが用いられ
ているが、給送の対象となるシート感光性を有していな
い場合には、反射型フォトセンサ等を使用することもで
きる.ただし、この場合,マガジンl3の凹部13bは
,そのセンサの特性より,場合によっては,その特性に
合わせて、センサが反応しない別の構成に変更しておく
等の必要がある.また同様に,以上説明した実施例にお
いては、マガジン13に対して真空吸着盤保持ユニット
22が上下に移動する構成が採用されているが、真空吸
着盤21が固定であって、マガジンl3が上下に移動す
る構成に変更することもできる. [発明の効果] 以上説明したとおり,この発明のシート給送装置によれ
ば、シート収納部に収納されている複数枚のシートから
1枚のシートを吸着盤によって吸着分離する動作中にシ
ート吸着不良が発生したとしてち、そのような事態はシ
ート吸着状態判別手段によって即座に判別することがで
きる.また、前記吸着不良の際に、シートが不完全な状
態で吸着されている場合であっても、それを事前に判別
することらできる.また、センサを吸着盤の移動制御、
シートの有無判別、吸着盤に対するシートの吸着状態判
別のそれぞれに兼用して使用しているので、これらの検
出機構も簡略である.
【図面の簡単な説明】
第l図は,シートカバー貼着・剥離装置の全体構成を示
す斜視図、 第2図は、第1図のII − II !IIに沿った断
面図,第3図(A),(B)は、第1図のUf − I
II線に沿った断面図で、第3図(A)は圧接ローラの
セット状態,第3図(B)は解除状態をそれぞれ示し、 第4図は、第l図のIV − TV線に沿った断面図、
第5図は、この発明の実施例が適用されたブリンク装置
の全体構成を示す概略側面図、第6図,第7図および第
8図は、フィルム給送装置の要部の側面図.正面図およ
び上面図、第9図は,フィルムガイド板の上面図、第l
O図(A).(B).(C)は、フィルムガイド板の動
作を示す要部の側面図で、第10図(A)はイニシャル
位置,第10図(B)は大サイズ用マガジンの使用状態
,第10図(C)は小サイズ用マガジンの使用状態をそ
れぞれ示し、第11図,第12図は、副走査ユニット要
部の側面図および斜視図, 第13図は、ストレンゲージ回路の出力電圧を示すグラ
フ、 第14図は、ストレンゲージ回路の一例を示す回路図、 第15図〜第27図は、プリンタ装置の動作を説明する
ためのフローチャートである.0・・・プリンタ装置 3・・・マガジン 3b・・・凹部(センサ非検出部) 4・・・フィルム給送装置 5・・・フィルム搬送部 0・・・感光性フィルム la,2lb,2Lc・−・真空吸着盤2・・・吸着盤
保持ユニット 3・・・アーム    24・・・支軸5・・・搬送用
ローラ対 2・・・アーム移動モータ 3,64,65,66.67・・・歯車7,88・・・
センサ 第 3 図 (A) 第 3 図 (B) 第 5 図 第 9 図 7つ 第口 図 第 15 図 1 ストレン7T′−ブ・口i芥の出力電圧(■○)S−5
11 第 1つ 図 第 21 図 第 24 図 第 26 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート収納部に収納されている複数枚のシートか
    ら1枚のシートを吸着盤によって吸着分離して給送する
    シート給送装置であって、 前記複数枚のシートから1枚のシートを吸着分離するた
    めに、複数枚のシートに対して相対的に移動可能に設け
    られた吸着盤と、 前記吸着盤を複数枚のシートに対して相対的に移動させ
    る吸着盤移動手段と、 前記吸着盤の近傍に、かつ吸着盤と一体的に設けられて
    いる、少なくとも2個のセンサと、前記2個のセンサの
    一方に対向するシート収納部底面位置に設けられたセン
    サ非検出部と、前記2個のセンサの他方の検出出力に応
    じて吸着盤移動手段の作動を制御して、シート収納部に
    収納されている複数枚のシート上面へと吸着盤を相対移
    動させて停止させる制御手段と、 前記制御手段の制御の下に吸着盤が停止された際に、前
    記2個のセンサの一方の検出出力に基づいて、シート収
    納部におけるシートの有無を判別するシート有無判別手
    段と、 前記吸着盤移動手段が作動されて、吸着盤がシート収納
    部に収納されている複数枚のシート上面から離れた位置
    に相対移動された際に、前記2個のセンサの両者の検出
    出力に基づいて吸着盤に対するシートの吸着状態を判別
    するシート吸着状態判別手段 とを備えたことを特徴とするシート給送装置。
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US5181707A (en) 1993-01-26

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