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JPH04341458A - シート後処理装置 - Google Patents

シート後処理装置

Info

Publication number
JPH04341458A
JPH04341458A JP11322791A JP11322791A JPH04341458A JP H04341458 A JPH04341458 A JP H04341458A JP 11322791 A JP11322791 A JP 11322791A JP 11322791 A JP11322791 A JP 11322791A JP H04341458 A JPH04341458 A JP H04341458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
sheet bundle
tray
stack tray
bundle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11322791A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Hayashi
賢一 林
Yoshifumi Takehara
竹原 良文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11322791A priority Critical patent/JPH04341458A/ja
Publication of JPH04341458A publication Critical patent/JPH04341458A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート後処理装置、詳細
には、例えば、複写機、印刷機、レーザビームプリンタ
等の画像形成装置から画像形成後に排出される複写用紙
等のシート状部材を順次受皿(以上「ビントレイ」と称
する)に分類収納した後の後処理機能を有するシート後
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の排出部側に設置さ
れるビントレイの数に制限されずに、このビントレイ数
を超える数でシート束を分類収納することが可能な後処
理機能を有するシート後処理装置(以下ソート装置と称
す)が知られている。この種の公知の装置では、各ビン
トレイ上に分類収納されて所定枚数に達したシート束を
、搬送手段を介して順次排出し、その後方に位置してい
るシート束積載装置のシート束積載トレイ(以下スタッ
クトレイと称す)へ積載して行く。その結果、空となっ
たビントレイには再びシート状部材の収納がなされるの
で、シート状部材はビントレイ数以上の数に分類処理が
可能となる。上記装置に用いられる搬送手段としては、
特開昭57−63561号に記載されている様に、ビン
トレイ上のシート束を蝶開自在なフィンガーにより挟持
し、フィンガーの移動により、ビントレイ外に搬出する
ものや、蝶開自在な一対のローラによりシート束を挟持
し、ローラの回転によりビントレイ外に搬出するものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、フ
ィンガーだけによる上記従来例では、次のような問題点
があった。
【0004】■ソート装置が複数のビントレイを有する
ソータの場合フィンガーが隣接する二つのビントレイ間
に進入し、シート束を挟持するので、二つのビンの間に
は少なくとも、フィンガーが開いた状態で進入するのに
十分な間隔を持っていなくてはならず、与えられた一定
の空間内では、多数のビントレイを設けることが困難で
ある。
【0005】■シート束を挟持したフィンガーが、シー
ト束を搬出するのに十分な距離を移動しなくてはならず
、装置の大型化を招き、コスト高となる。
【0006】またシート束が未綴じである場合、ローラ
だけで搬出を行なうと次のような問題があった。
【0007】■ローラがシート束を挟持し、搬送する際
、ローラには、回転力及び、挟持力が作用する為搬送が
進んで行き、シート束後端がローラのニップから外れる
瞬間に、シート束のずれが生ずる。
【0008】
【課題を解決するための手段(及び作用)】本発明は、
上述の従来装置の有していた問題点を解決する事を目的
とするものであり、ビントレイ数以上の数のシート束を
整合されたままスタックトレイに搬送積載を行なうこと
ができ、未綴じ紙を正確に整合積載できるシート後処理
装置を提供することを目的とする。
【0009】本発明は上述目的を達成する為に、シート
状部材を分類収納する少なくとも1つ以上のビントレイ
を有するソート装置に付設されたシート束積載装置にお
いて、シート束のスタックトレイへの搬送を行なう手段
を設けた搬送ユニットと、搬送方向に往復移動可能なス
タックトレイを設けたスタックトレイユニットを有する
ことを特徴とするものである。
【0010】上述構成に基づき、ソート装置のビントレ
イ上において、整合されて収納されているシート束は、
搬送ユニットによりスタックトレイへ搬送され、搬送と
同期したスタックトレイの搬送方向への移動を加え、シ
ート束をスタックトレイ上へ積載する。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を用いて説明する
。図1は本発明を具体化したシート後処理装置である。 図1に示す様に、1つ以上のビントレイを有すソート装
置100(フィニッシャ、ソータ等)は画像形成装置2
00(原稿をプラテンに自動供給する原稿自動送り装置
Rを備える)の下流に付設されており、このソート装置
100の側面にシート束積載装置300が付設されてい
る。図1の上視図である図2に示すように、ソート装置
100には、シート束(以降、ソート装置によりステイ
プル、糊付け等されていない一枚以上の未綴じの束を指
す)をX方向及びY方向に移動可能な引き抜きグリップ
101が設けられており、画像形成装置200により排
出され、ソート装置100のビントレイbに積載された
シート束をシート束積載装置300側へ移動可能にする
構成となっている。
【0012】上記ソート装置100は、図3に詳示する
ように、ビンカバーに121からビンフレーム119の
底部119bにかけてシート状部材を当接する整合基準
部材141が固設れている。
【0013】画像形成装置200は、内部に、シート供
給手段、シート搬送手段、レジストローラ、現像手段、
転写手段、感光ドラム、定着手段、両面のための中間ト
レイ等を備える。尚、図2、3における210は排出ロ
ーラである。
【0014】そして、上記ビンフレーム119の基端部
奥側には支持板123が固設されており、また該支持板
123上には、上端部を上アーム125に、また下端部
を下アーム126に固定された回転中心軸127が該支
持板123に設けられた回転軸(不図示)と、ビンカバ
ー121に設けられた回転軸129とに回転自在に支持
されている。また、上記支持板123には扇形ギヤ13
1が上述支持板123に設けられた回転軸を中心として
回転自在に配置され、該扇形ギヤ131には上記下アー
ム126が固定されている。更に、支持板123の下側
にはパルスモータ132が配置されており、該パルスモ
ータ132の出力軸に固定されたギヤ133が上記扇形
ギヤ131と噛合している。そして、下アーム126の
先端部と上アーム125の先端部には各ビンB…に設け
られた切欠き135を全ビンに亙って貫通する整合棒1
36が架設されており、該整合棒136は扇形ギヤ13
1の回転により揺動するように構成されている。更に、
下アーム126には遮光板137が設けられており、該
遮光板137が下アーム126と一体に回動することに
より、前記ビンフレーム119の奥側に配置されたホー
ムポジションセンサ139をオン、オフするように構成
されている。
【0015】図3において、189はガイドで、複写機
から排出されたシートをビントレイに導き、190は放
出ローラである。シートはこの放出ローラ190を介し
てビントレイに放出される。ビントレイはこの放出ロー
ラ190に対向するように、一段ずつ上昇又は下降させ
られる。
【0016】次にシート束積載装置300について説明
する。図5はその要部を示す側面図であり、図6は図5
のX−X断面図である。シート束積載装置300は一対
の側板22に支持されている搬送ユニット及びスタック
トレイユニットとスタックトレイユニット上に設置され
た紙押さえユニットから構成されている。
【0017】前記搬送ユニットは、1個以上の上搬送ロ
ーラ1が配設してある上搬送軸2と、該上搬送軸2を支
持する上揺動アーム3が2個備えてあり、更に上搬送ロ
ーラ1と転接するように下搬送ローラ4が配設してある
下搬送軸5と、該下搬送軸5を支持する下揺動アーム6
が2個備えてある。上搬送軸2と下搬送軸5は搬送駆動
モータ7を起動させることにより、プーリ、ベルト62
及びギア63を介し回転可能となっている。前記上揺動
アーム3と下揺動アーム6にはそれぞれコロ8が取り付
けてあり、該コロ8を介して上揺動アーム3は上揺動カ
ム9に、下揺動アーム6は下揺動カム10に接っている
。該上揺動カム9と下揺動カム10はそれぞれ偏心カム
で、揺動駆動モータ11の駆動によりベルト64、軸6
1を介して回転し、上揺動アーム3と下揺動アーム6を
揺動させている。
【0018】スタックトレイユニットは、両側板に設置
されているスタックトレイ支持ローラ12と、該スタッ
クトレイ支持ローラ上を搬送方向に往復移動可能なスタ
ックトレイ13と、移動を行なわせるスタックトレイ駆
動モータ14を有したスタックトレイ駆動装置から構成
されている。側板には検知器15が取り付けてあり、ス
ライド移動するスタックトレイ13の停止位置である第
1ホームポジションP1と、第2ホームポジションP2
と、シフト限界ポジションP3との3ケ所を検知できる
ようになっていて、スタックトレイ駆動装置(図6(b
)に示すように、制御回路により制御されるモータ14
、このモータの出力をラック13aに伝えるピニオン6
0を有する)により、スタックトレイ13の動作を制御
している。
【0019】紙押さえユニットは、前記スタックトレイ
13上に設置されていて、搬送途中にあるシート束がス
タックトレイ13に積載される際、既に積載されている
シート束上に当接、更に滑走することにより生ずる既積
載束のずれ防止を行なっている。紙押さえ駆動モータ1
6は駆動ベルト、プーリを介して、紙押さえ軸17に連
結されていて、該紙押さえ軸17の先端には紙押さえ部
材18が固定されている。紙押さえ部材18は例えばゴ
ム等からなり、シート束上に撓んだ状態で停止し、該撓
み力により、該積載シートを押さえ、搬送途中のシート
束による既積載シート束のずれを防止する。
【0020】次に動作の流れについて説明する。画像形
成装置200により画像形成されたシート状部材Sはビ
ントレイbへと排出・収納される。図4に示すように、
シート状部材Sは後端ストッパB′を下に傾斜して配置
されたビントレイb上を自重で後端ストッパb′に向け
て移動する。また、整合棒136がシートサイズに応じ
たパルス信号に基づいて回転するパルスモータ132に
より待機位置136′から矢印E方向に所定量移動して
シート状部材Sの側端を整合基準部材141に押し付け
る。また、該整合棒136は所定量移動した後、次のシ
ート状部材Sの排出に備えて待機位置に復帰する。上述
動作がシート1枚の排出毎に繰り返されて1個のビント
レイbに一枚以上のシート状部材Sから成るシート束が
側端を整合基準部材141に、また後端をビントレイb
の後端ストッパb′に当接して整合される。また、整合
棒136は全てビントレイb…に貫通していて他のビン
トレイB…に収納されたシート状部材S…も同様に整合
される。
【0021】画像形成が全て終了すると、画像転写済み
の一枚以上のシート状部材から成るシート束Aは、図2
に示すように、ソート装置100に取付けられた引き抜
きグリップ101によりくわえられ、先ずX方向、続い
てY方向に移送され、当接していた整合基準部材141
から離れ、上揺動アーム3と下揺動アーム6が開いた状
態で待機している、上搬送ローラ1と、下搬送ローラ4
との間に運ばれる(図7)。
【0022】シート束Aが挿入されたことを検知器20
が感知すると、揺動駆動モータ11が回転を始め上揺動
アーム3と下揺動アーム6の開口部が閉じられて行き、
シート束Aは上搬送ローラ1と下搬送ローラ4に圧接さ
れる(図8)。上搬送ローラと下搬送ローラ4との間に
適当な圧が加えられると、揺動モータ11は停止し、次
に搬送モータ7が起動し、上搬送ローラ1と下搬送ロー
ラ4が等速で回転することにより、シート束Aを搬送す
る。
【0023】シート束Aの後端を検知器21が感知する
と、搬送モータ7の回転を停止し、続いて揺動モータ1
1を回転させ、上搬送ローラ1と下搬送ローラ4との間
の圧を解除する(図9)。上記搬送途中にあるシート束
Aの後端部が下搬送ローラ4に当接し、先端部がスタッ
クトレイ13に当接している状態で、前記スタックトレ
イ駆動装置を起動させ、第1ホームポジションP1で停
止していたスタックトレイ13を搬送方向aに移動させ
る。するとシート束Aは該シート束先端部とスタックト
レイ表面との摩擦力により、スタックトレイ13の移動
に伴い引きずられ、ついにはシート束後端部が自重によ
り、スタックトレイ13及び紙押さえ部材18上に落下
する(図10)。上述の方法により、ソート装置で一旦
整合されたシート束Aは、その整合を保ちスタックトレ
イ上に積載可能となる。シート束の巾方向は側板19に
より整合される。押え部材18の抜き動作時に側板19
に押圧される。
【0024】スライド移動中のスタックトレイ13は検
知器15と突出部13dにより、シフト限界ポジション
P3が感知されると(図10)、スタックトレイ駆動装
置によりスタックトレイ13は停止する。図11に示す
ように、今、紙押さえ部材18がスタックトレイ13上
に停止し、シート束Aが紙押さえ部材18上に積載され
ている状態で、紙押さえ駆動モータにより、紙押さえ部
材18とスタックトレイ13間の摩擦より強いトルクで
、紙押さえ軸17を回転させると、紙押さえ部材18は
撓み量を増しついにはスタックトレイに設けた穴部22
を抜け、シート束A上に当接し、適当な撓み量を持って
停止し、シート束Aを搬送方向垂直下向きに押さえる(
図11(c),図12)。
【0025】続いてスタックトレイ駆動装置により、ス
タックトレイ13は搬送方向aと逆向きに移動し、検出
器15と突出部13cにより第2ホームポジションP2
が感知されるとスタックトレイ13は停止する(図13
で示す位置)。
【0026】次にシート束が2部以上ある場合にはソー
タのビントレイを一段上昇又は下降させて、次のビント
レイをスタックユニットに対向させて、そのビントレイ
のシート束Bは、引き抜きグリップにより、上搬送ロー
ラ1と下搬送ローラ4の間へ運ばれる(図13)。検知
器20がシート束Bを検知すると、以後シート束Aと同
方法で搬送され(図14、図15)、シート束A及び紙
押さえ部材18上に積載される(図16、図17)。搬
送前のスタックトレイ13の位置はシート束Aでは第1
ホームポジションP1であり、シート束Bでは第2ホー
ムポジションP2であることから、2つのシート束は、
2ケ所のホームポジション間と同じ間隔を持って積載さ
れることになる。スライド移動中にあるスタックトレイ
13は、検知器15により、シフト限界ポジションP3
が検知されると、スタックトレイ駆動装置により停止す
る。
【0027】続いて紙押さえ駆動モータにより、紙押さ
え軸が回転を始めると紙押さえ部材8は撓み量を増しな
がらシート束A上を滑べりシート束B上に圧接される(
図18)。次にスタックトレイ駆動装置により、スタッ
クトレイ13は搬送方向αと逆向きに移動し、第1ホー
ムポジションP1で停止する。
【0028】シート束Cもシート束A及びシート束Bと
同方法(ソータのビントレイを1段上昇又は下降させて
、引き抜きグリップに対向させる)で搬送され(図19
)、搬送前のスタックトレイ13の位置もシート束Aと
同じであることから、シート束Aと同位置上にシート束
Bとは間隔を持って積載されることになる。スタックト
レイ13は検知器15がシフト限界ポジションP3を検
知するとスタックトレイ駆動装置により停止され、紙押
さえ駆動モータにより紙押さえ部材18がシート束C上
に圧接される。
【0029】続いて再びスタックトレイ駆動装置により
スタックトレイ13は搬送方向αと逆向きに移動し、第
2ホームポジションP2で停止する。以降シート束毎に
搬送を開始するホームポジションを変え、最終シート束
までの搬送積載を行なう。
【0030】上述の様にソータのビントレイに分類され
たシート束毎に任意に間隔を与え積載することにより、
各シート束の仕分けが可能となる。
【0031】上記実施例では、すべてのビントレイにシ
ート束の積載が終了した後で、ビントレイを1段ずつシ
フトさせてスタックトレイユニットに対向させて押し出
し処理したが、これに限定されない。例えば、シート束
の最後のシートが排出されたビントレイからそのシート
束をスタックトレイに移し、その後、ビントレイを1段
シフトさせて次のビントレイにシート束の最後のシート
を排出し、このビントレイからそのシート束をスタック
トレイに移すというように、シート排出とシートグリッ
プとを交互に行なうようにしてもよい。
【0032】尚、スタックトレイユニット(スタックト
レイ13、モータ14、押さえ部材ユニット17,18
、ピニオン60、センサー15、コロ12…等)を側板
22に対して昇降自在に設け、スタックトレイ13へ所
定高さのシート束が積載される毎にスタックトレイユニ
ットを降下させれば、ローラ体1,4に対して常に一定
の高さが保持されるので、シート束の積載が正しく行な
われる。昇降手段としては側板22に配置されるモータ
、モータの回転を受けてスタックトレイ13を昇降させ
るチェーン、トレイ13の高さ(シート束高さ)を検知
する検知手段がある。図1の側板22に示す縦スロット
22α、22bはスタックトレイ13の昇降を案内する
ガイド手段であり、側板22の裏側にモータ、チェーン
等が備えられる。
【0033】スタックトレイ13が最下端まで達すると
、ランプ、ブザー等の警報が鳴り、操作者に知らせる。 操作者がシート束群をスタックトレイン13から取り去
ると、スタックトレイ13は上昇し、再び積載が開始さ
れる。
【0034】(他の実施例)次に、紙押さえ部材18の
位置を前記例よりも搬送方向の下流側に設けた例につい
て説明する。構成は位置が異なるだけでその他は同一で
あるので、説明は省略し、動作について説明する。
【0035】画像形成がすべて終了すると、画像転写済
みの一枚以上のシート状部材から成るシート束Aは引き
抜きグリップ101により挟持され、該引き抜きグリッ
プ101がX方向へ、続いてY方向へ移動することによ
り、当接されていた整合基準部材141を避けて、上揺
動アーム3と下揺動アーム6が開いた状態で待機してい
る上搬送ローラ1と下搬送ローラ4との間に運ばれる(
図20)。シート束Aが挿入されたことを検知器20が
感知すると、揺動駆動モータ11が回転を開始し、上揺
動アーム3と下揺動アーム6の開口部が閉じられて行き
、シート束Aは上搬送ローラ1と下搬送ローラ4に圧接
される(図21)。上搬送ローラ1と下搬送ローラ4と
の間に適当な圧が加えられると、揺動モータ11は停止
し、次に搬送モータ7が起動し、上搬送ローラ1と下搬
送ローラ4が等速で回転することにより、シート束Aを
矢印α方向へ移送する。今、紙押さえ部材18がスタッ
クトレイ13上に適当な撓みを持ち、そこをホームポジ
ションとして停止している状態において、前記移送が進
んで行くと、シート束Aの先端部は紙押さえ部材18を
越え、スタックトレイ13上に当接し、更に当接しなが
ら移送されて行く。シート束Aの後端を検知器21が感
知すると、搬送モータ7の回転を停止し、続いて揺動駆
動モータ11を回転させ、上搬送ローラ1と下搬送ロー
ラ4との間の圧を解除する(図22)。上記搬送途中に
あるシート束Aの後端部が下搬送ローラ4に当接し、先
端部がスタックトレイ13に当接している状態(ホーム
ポジション(図23(a))において図23に示す様に
、紙押さえ駆動モータにより、紙押さえ部材118とス
タックトレイ13間の摩擦力よりも強いトルクで紙押さ
え軸117を回転させると、紙押さえ部材118は撓み
量を増し(図23(b))ついには、スタックトレイ1
3に設けた穴22を抜け、シート束A上に当接し、適当
な撓み量を持ちホームポジション(図23(c))で停
止することにより、シート束Aを搬送方向垂直下向きに
押接する(図24)。該押接は、シート束Aが後述スタ
ックトレイ13の移動及び停止の為の貫性力による束ず
れ、あるいは、次に搬送されて来るシート束と当接する
ことにより生ずる束ずれ防止に備えたものである。上述
動作終了後、スタックトレイ駆動装置を起動させ、第1
ホームポジションP1で停止していたスタックトレイ1
3を搬送方向αに移動させると、下搬送ローラ上に当接
していたシート束Aの後端部は自重によりスタックトレ
イ13上に落下する(図25)。上述の方向により、ソ
ート装置で一旦整合されたシート束は、その整合を保ち
、ずれる事なくスタックトレイ上に積載可能となる。
【0036】スライド移動中のスタックトレイ13は検
知器15により、シフト限界ポジションP3が感知され
ると、スタックトレイ駆動装置によりスタックトレイ1
3は停止され、続いて搬送方向αと逆向きに移動し、検
知器15が第2ホームポジションP2を感知するとスタ
ックトレイ13を停止させる。
【0037】シート束が2部以上ある場合、次のシート
束であるシート束Bはシート束Aと同様の方法で引き抜
きグリップ101により、上搬送ローラ1と下搬送ロー
ラ4との間へ運ばれる(図26)。ここでトレイはトレ
イ昇降手段によりシート束上面500又はトレイ上面の
高さを一定に保つ様に矢印501方向に移動する様構成
されている。以降シート束Aと同様の方法で搬送は進ん
で行き(図27)、上下搬送ローラの駆動停止、及び圧
解除が行なわれ、シート束Bの後端部が下搬送ローラ4
上に、先端部がスタックトレイ13上に当接した状態と
なる。続いて前述同様にして紙押さえ駆動モータにより
、紙押さえ軸117が回転を始めると、紙押さえ部材1
18は撓み量を増しながらシート束A上を滑り、シート
束B上を押接する。次に、スタックトレイ駆動装置によ
り、スタックトレイ13は搬送方向αに移動を開始し、
下搬送ローラ上に接しているシート束Bの後端部をスタ
ックトレイ13上へ落下させ、積載させる。ここで、搬
送前のスタックトレイ13の位置は、シート束Aにおい
ては第1ホームポジションP1であり、シート束Bにお
いては第2ホームポジションP2であることから、2つ
のシート束は2ケ所のホームポジション間と同じ間隔を
持って積載されることになる。スライド移動中にあるス
タックトレイ13は検知器15により、シフト限界ポジ
ションP3が感知されると(図28)、スタックトレイ
駆動装置により停止され、次に搬送方向αと逆向きに移
動し、第1ホームポジションで停止される。
【0038】シート束Bの次のシート束であるシート束
Cも前記シート束と同様の方法で搬送され(図29)、
紙押さえ部材118による押接、スタックトレイ13の
搬送方向αへの移動を経て、スタックトレイ13上に積
載される。シート束Cにおいえは、搬送前のスタックト
レイ13の位置はシート束Aと同じであることから、シ
ート束Aと同位置上に、またシート束Bとは間隔を持っ
て積載されることとなる。スタックトレイ13は検知器
15がシフト限界ポジションP3を検知すると(図30
)、スタックトレイ駆動装置により停止され、次に搬送
方向aと逆向きに移動し、第2ホームポジションP2で
停止される。以降シート束毎に搬送を開始するホームポ
ジションを変え、最終シート束までの搬送積載を行なう
。上述の様にシート束毎に任意に間隔を与えて積載する
ことにより、各シート束の仕分けが可能となる。
【0039】本実施例では紙押さえ部材としてゴム状部
材を使用したが、板ばね、コイルスプリング等を使用し
てもよい。
【0040】更に上述弾性紙押さえ部材の回転による押
さえ効果に代わる実施例を以下に示す。
【0041】図31は該実施例を表わす。搬送装置及び
方法は前述同様であり、図31は図23に対するるもの
である。図31(a)に示す様に、紙押さえ部材229
の中央付近には、ピン225が設けられており、一端は
ピン260でソレノイド224に旋回可能に連結されて
いる。紙押さえ部材229の両側面には、溝部228が
切られたカム部材223が配置されていて、該溝部22
8にピン225が入り込む様に設置されている。また、
ガイド板232には検知器226が取り付けてあり、該
検知に伴ない昇降台227をモータ等のリフト手段によ
り昇降させる構成となっている。溝部228には、弁部
材232,233が取り付けてあり、ピン225は矢印
B方向,C方向にのみ移動することになる。
【0042】次に、上述構成における動作の流れについ
て説明する。図31(a)に示す様に、ソレノイドOF
Fで紙押さえ部材229がスタックトレイ231上で待
機している状態で、シート束A′の先端部がスタックト
レイ231上に当接された事を検知器226が検知する
と、ソレノイドはON状態になり、紙押さえ部材229
に設けられたピン225は溝部228のストレート部に
沿って矢印B方向に移動し、図31(b)に示す様に、
紙押さえ部材229はシート束A′とスタックトレイ2
31間から抜ける。続いて、図31(b)に示す様に、
検知器226によりシート束A′上面の高さが検知され
ると、昇降台227は紙押さえ部材229がシート束上
を押接適当な高さまで上昇する。次に、ソレノイドはO
FF状態となりピン225は図31(b)で示す2点鎖
線矢印C方向に移動し、紙押さえ部材229は正確にシ
ート束A′上を押接する(図31(C))こととなる。 また昇降台227を上下させるかわりに前述した様にト
レイを上下させる事により代用してももちろんかまわな
い。
【0043】本実施例は、未綴シート束の搬送手段の説
明であるが、画像形成装置から排出されたシート状部材
がステイプル、糊付け等の機能を持つソート装置により
綴じられていても、前述同様の方法により搬送積載可能
となる。ステープラ等のとじ手段は、通常、図3におけ
る、放出ローラ190の高さで、ビントレイbのストッ
パb′側のサイドに配置される。
【0044】また本実施例では、検知器21がシート束
の後端を検知すると上搬送ローラ1及び下搬送ローラ4
の回転を停止し、ローラ間の圧を解除した後、スタック
トレイ13を移動させる構成であったが、両ローラの回
転速度、及び圧力は変えず、検知器21がシート束後端
を検知すると同時に、スタックトレイ13のみを移動さ
せてシート束を積載させてもよく、また、検知器21が
シート束後端を検知すると同時に、両ローラの回転速度
は変えず、両ローラ間の圧力を解除した後、スタックト
レイ13を移動させてシート束を積載しても同様の効果
が得られる。
【0045】上述は全て、上搬送ローラ1と下搬送ロー
ラ4の両方に駆動を与えた実施例であるが、加圧バネに
より、上搬送ローラ1、下搬送ローラ4間の圧力をさら
に高めることにより、下搬送ローラ4のみの駆動で上搬
送ローラ1を従動させても、また上搬送ローラ1のみの
駆動で下搬送ローラ4を従動させる構成を取っても良い
【0046】ソーターとスタックトレイユニットの組み
合わせについて説明したが、1枚のトレイを備える排出
スタック装置とスタックトレイユニットの組合わせでも
本発明の適用は可能である。
【0047】また、グリップ手段についても、これに限
定されず、ビントレイへのシート排出方向に直交する方
向からシート束をスタックトレイユニットヘ押し出すよ
うに構成してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上の説明で明らかな様に、ソート装置
により一旦整合されたシート束は、搬送ローラにより放
出される時に生ずる束ずれを防止し、整合された状態を
保ちスタックトレイ上に積載可能となる。本発明装置の
構成にすることにより、装置の小型化が図れると共に、
コストを低くすることが可能となる。
【0049】更にスタックトレイに同期して移動し、シ
ート束上を搬送方向に対し垂直下向きに押さえる紙押さ
え部材を設けるという簡易な方法によりスタックトレイ
が停止した時のズレを防止する事が可能となりスタック
トレイ上に既に積載されているシート束に新たにシート
束が搬送積載される場合においても、シート束同志が接
触した時や既積載シート束上を当接しながらシート束が
搬送される時にそれぞれのシート束がずれる事なく確実
にスタックトレイへのシート束積載を行なう事が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したシート後処理装置を示す全
体斜視図。
【図2】図1の主要部の上視図の略図。
【図3】ソート装置の要部を示す斜視図。
【図4】該図3の上視図。
【図5】シート束積載装置の全体正面図。
【図6】該図5のX−X断面図。
【図7】図6の動作説明図。
【図8】図6の動作説明図。
【図9】図6の動作説明図。
【図10】図6の動作説明図。
【図11】図10における紙押さえ部材18の動作説明
図。
【図12】図6の動作説明図。
【図13】図6の動作説明図。
【図14】図6の動作説明図。
【図15】図13の正面図。
【図16】図6の動作説明図。
【図17】図16の正面図。
【図18】図6の動作説明図。
【図19】図6の動作説明図。
【図20】他の実施例の動作説明図。
【図21】他の実施例の動作説明図。
【図22】他の実施例の動作説明図。
【図23】他の実施例の動作説明図。
【図24】他の実施例の動作説明図。
【図25】他の実施例の動作説明図。
【図26】他の実施例の動作説明図。
【図27】他の実施例の動作説明図。
【図28】他の実施例の動作説明図。
【図29】他の実施例の動作説明図。
【図30】他の実施例の動作説明図。
【図31】更に他の実施例の動作説明図である。
【符号の説明】
1  上搬送ローラ 4  下搬送ローラ 18  紙押さえ部材 13  スタックトレイ 15、20、21  検知器 3  上揺動アーム 6  下揺動アーム 16  紙押さえ駆動モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シートを分類・収納する少なくとも1
    つのシート受け皿と、該シート受け皿上に収納されてい
    るシート束を前記シート受け皿とは異なるシート束積載
    トレイへシート束の移送を行なうシート束搬送手段とを
    有し、前記シート束積載トレイは該シート束搬送手段に
    同期して、該シート束の搬送方向に移動可能なことを特
    徴とするシート後処理装置。
  2. 【請求項2】  シートを積載するトレイと、前記トレ
    イにシートを搬送するシート搬送手段と、前記トレイを
    シート搬送手段に同期してシート搬送方向に往復移動可
    能な移動手段と、前記トレイに同期して移動しトレイ上
    に積載されたシートを押接する押さえ部材と、を設けた
    事を特徴とするシート後処理装置。
  3. 【請求項3】  シートを分類・収納する少なくとも1
    つのシート受け皿と、該シート受け皿上に収納されてい
    るシート束を前記シート受け皿とは異なるシート束積載
    トレイへシート束の移送を行なうシート束搬送手段とを
    有し、前記シート束積載トレイは該シート束搬送手段に
    同期して、該シート束の搬送方向に移動可能なことを特
    徴とするシート後処理装置を備える画像形成装置。
JP11322791A 1991-05-17 1991-05-17 シート後処理装置 Pending JPH04341458A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06271182A (ja) * 1993-03-23 1994-09-27 Mita Ind Co Ltd 用紙取り出し装置
JPH06271179A (ja) * 1993-03-23 1994-09-27 Mita Ind Co Ltd ソータ
JPH06271181A (ja) * 1993-03-23 1994-09-27 Mita Ind Co Ltd 用紙取り出し装置
JPH06271180A (ja) * 1993-03-23 1994-09-27 Mita Ind Co Ltd 用紙取り出し装置

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