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JPH0253200B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0253200B2
JPH0253200B2 JP62146496A JP14649687A JPH0253200B2 JP H0253200 B2 JPH0253200 B2 JP H0253200B2 JP 62146496 A JP62146496 A JP 62146496A JP 14649687 A JP14649687 A JP 14649687A JP H0253200 B2 JPH0253200 B2 JP H0253200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressed air
slitter
support rod
blade support
slitter blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62146496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63312095A (ja
Inventor
Yoshinori Tawara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meisan Co Ltd
Original Assignee
Meisan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meisan Co Ltd filed Critical Meisan Co Ltd
Priority to JP62146496A priority Critical patent/JPS63312095A/ja
Priority to US07/171,668 priority patent/US4876933A/en
Priority to DE3810675A priority patent/DE3810675A1/de
Publication of JPS63312095A publication Critical patent/JPS63312095A/ja
Publication of JPH0253200B2 publication Critical patent/JPH0253200B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D5/00Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D5/02Means for moving the cutting member into its operative position for cutting
    • B26D5/04Means for moving the cutting member into its operative position for cutting by fluid pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/26Means for mounting or adjusting the cutting member; Means for adjusting the stroke of the cutting member
    • B26D7/2614Means for mounting the cutting member
    • B26D7/2621Means for mounting the cutting member for circular cutters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/768Rotatable disc tool pair or tool and carrier
    • Y10T83/7751Means to separate elements of tool pair
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/768Rotatable disc tool pair or tool and carrier
    • Y10T83/7809Tool pair comprises rotatable tools
    • Y10T83/783Tool pair comprises contacting overlapped discs
    • Y10T83/7834With means to effect axial pressure on pair
    • Y10T83/7838With means to change axial pressure
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T83/00Cutting
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    • Y10T83/7809Tool pair comprises rotatable tools
    • Y10T83/783Tool pair comprises contacting overlapped discs
    • Y10T83/7843With means to change overlap of discs
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/869Means to drive or to guide tool
    • Y10T83/8776Constantly urged tool or tool support [e.g., spring biased]
    • Y10T83/8785Through return [noncutting] stroke

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、製紙用等のスリツタに関するもので
あり、スリツタ刃支持ロツドを有するスリツタホ
ルダに関するものである。
従来の技術 この種のスリツタは、一般に、下刃は軸方向に
固定し、上刃をスプリングを介して下刃にラツプ
接触させて、紙その他のシート状物体のスリツト
を行うものである。スリツタの非作動時には、上
刃は、下刃から離されていて下刃のななめ上方に
位置されている。そして、スリツタの作動に際し
て、上刃を下刃に対して移動させてラツプ接触さ
せるものである。従来、このような上刃の下刃に
対する移動を確実に制御できるようにしたスリツ
タホルダとして、例えば、本出願人による実公昭
59−17594号公報に開示されたようなものがあつ
た。このような従来のスリツタホルダの一例を添
付図面の第3図に示している。
第3図の部分断面図に示されるように、この従
来のスリツタホルダは、このスリツタホルダを支
持する支持フレーム(図示していない)に固定さ
れるようになつた固定取付け具1を有している。
この固定取付け具1は、中空体であつて、上蓋2
および下蓋3によつて上端および下端をそれぞれ
閉じられて内部にシリンダ空間4を作り出してい
る。このシリンダ空間4を貫通するようにして上
刃支持ロツド5が設けられている。上刃支持ロツ
ド5の下端には、もう1つのシリンダ空間6を形
成する環状体7が設けられている。この環状体7
の両端は、端板8および9によつて閉じられてい
る。シリンダ空間6内には、ピストン10が設け
られており、このピストン10には、シリンダ空
間6の外部へと延長するシヤフト11が設けられ
ている。このシヤフト11の他端には、ナイフホ
ルダ20が着脱自在に取り付けられるようになつ
ている。このナイフホルダ20には、押圧スプリ
ング25にて皿型ナイフ24が装着されるように
なつている。この装着された皿型ナイフ24は、
上刃駆動装置(図示していない)によりシヤフト
11の軸のまわりに回転させられるようになつて
いる。
上刃支持ロツド5には、シリンダ空間4内で移
動しうるピストン19が固定されている。このピ
ストン19は、常時は偏移バネ41によつて上方
へ偏移されている。上刃支持ロツド5は、このピ
ストン19のシリンダ空間4内における上下移動
につれて上下移動するようになつている。更に、
シリンダ空間6内にて移動するピストン10は、
常時は偏移バネ44によつて第3図において左方
に偏移されている。端板9に螺合した調整ネジ4
5は、ピストン10の右方への移動を制限するた
めのもので、従つて、上刃24と下刃40に対す
る移動を制限するためのものである。ピストン1
9および10の駆動系統について説明すると、シ
リンダ空間4の上端は、上蓋2に設けられた通路
2B、空気導管46、第1の遅延弁47および空
気導管48を通して空気圧力源に接続されてお
り、シリンダ空間6の左端は、還状体7に設けら
れた通路7A、ロツド5に設けられた通路5A、
空気導管49、第2の遅延弁50および空気導管
51を通して空気圧力源に接続されている。第1
の遅延弁47および第2の遅延弁50は、消勢さ
れているときは、空気導管46および49をそれ
ぞれ大気に対して開放する状態となつているの
で、ピストン19および10は、それぞれ偏移バ
ネ41および44の偏移力によつて上方および左
方に偏移された状態となつている。従つて、上刃
24は、下刃40に対して図示の如く離れた状態
とされている。いま、スリツタの作動に際して、
第1および第2の遅延弁47および50を付勢す
るとそれらの状態が切り換えられて、空気導管4
6および49をそれぞれ空気導管48および51
を通して空気圧力源へ連通させる。第1の遅延弁
47の空気速り速度の方が、第2の遅延弁50の
空気送り速度より所定値だけ大きくなるように設
定されているので、まず、空気圧がシリンダ空間
4へ加えられてピストン19が偏移バネ41に抗
して下方へ移動され、従つて、まず最初に上刃2
4の下方への移動がなされ、次いで、シリンダ空
間6へ空気圧が加えられるようになり、ピストン
10が偏移バネ44に抗して右方へ移動され、従
つて、上刃24の右方への移動がなされ、結局、
上刃24が下刃40に対してナツト45の設定に
よつて決定されるラツプ量にて係合することにな
る。上刃24と下刃40との係合を外す場合に
は、第1の遅延弁47および第2の遅延弁50を
消勢してそれらの状態を切り換えればよい。この
時、空気導管46および49が大気に対して開放
されるので、シリンダ空間4および6内の空気圧
が大気へ逃される。この場合、第1の遅延弁47
の方の空気逃し速度は、第2の遅延弁50の空気
逃し速度より大きくされているので、まずピスト
ン10の左方への復帰移動が開始され、上刃24
が下刃40より離れた後に、ピストン19の上方
への復帰移動がなされることになる。
発明が解決しようとする問題点 前述したような従来のスリツタホルダは、上刃
の下方移動の後に横方向移動がなされるように確
実な制御が行われるので、上刃と下刃とのラツプ
接触を常に達成することができ、上刃と下刃との
衝接による破損等のおそれをなくする上では、効
果のあるものである。しかしながら、この従来の
スリツタホルダの構成においては、下蓋3には、
上刃支持ロツド5を貫通摺動させるための貫通孔
31が形成されており、その貫通孔31の内周に
は、ゴム製のダストシール3Aが設けられている
だけである。貫通孔31の内周壁と上刃支持ロツ
ド5の外周壁との間には、わずかながらでも隙間
があり、上刃支持ロツド5は、この位置において
は、ゴム製のダストスシール3Aの先端部によつ
て支持されているだけである。従つて、上刃支持
ロツド5は、貫通孔31の位置において確実に把
持されておらず、ガタがある。このため、スリツ
タの作動時において、上刃支持ロツド5が左右に
振動しがちとなり、これが、スリツタ動作に悪影
響を及ぼしていた。このような上刃支持ロツド5
の振動は、高速動作するスリツタ装置におけるほ
ど、大きくなり、そのスリツタ動作に与える悪影
響も大きくなつていた。
本発明の目的は、このような従来のスリツタホ
ルダの問題点を解消しうるようなスリツタホルダ
を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、固定部に対して移動しうるス
リツタ刃支持ロツドを有するスリツタホルダにお
いて、前記スリツタ刃支持ロツドを、スリツタ刃
作動位置とスリツタ刃休止位置との間で前記固定
部に対して移動させるための移動機構と、前記ス
リツタ刃支持ロツドが前記スリツタ刃作動位置に
移動させられるとき、そのスリツタ刃支持ロツド
を前記固定部に対してクランプするためのクラン
プ機構とを備えており、前記移動機構は、前記固
定部に形成された前記スリツタ刃支持ロツドを貫
通させる第1のシリンダ部と、該第1のシリンダ
部内で移動しえて且つ前記スリツタ刃支持ロツド
に固定された第1のピストンと、前記第1のシリ
ンダ内への圧縮空気の供給を制御して前記スリツ
タ刃支持ロツドの前記移動を制御するための第1
の圧縮空気制御手段とを備えており、前記クラン
プ機構は、前記固定部に形成され前記スリツタ刃
支持ロツドを貫通させる第2のシリンダ部と、該
第2のシリンダ部内で移動しえて且つ前記スリツ
タ刃支持ロツドの貫通摺動を許す第2のピストン
と、前記スリツタ刃支持ロツドに対してそのスリ
ツタ刃支持ロツドを解放する解放位置とそのスリ
ツタ刃支持ロツドの前記クランプを行うクランプ
位置との状態をとりえて且つ前記第2のピストン
の移動と共に移動されるクランプ部材と、前記固
定部に設けられて前記クランプ部材に作用してそ
のクランプ部材に前記クランプ位置をとらせるク
ランプ作用部材と、前記第2のシリンダ部内への
圧縮空気の供給を制御して、前記スリツタ刃支持
ロツドの前記スリツタ刃作動位置への移動の完了
後に、前記第2のピストンを移動させて前記クラ
ンプ部材が前記クランプ作用部材によつて前記ク
ランプ位置をとらせられるようにするための第2
の圧縮空気制御手段とを備えることを特徴とす
る。
実施例 次に、添付図面の特に、第2図および第3図を
参照して、本発明の実施例について本発明をより
詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例としてのスリツタ
ホルダのスリツタ刃支持ロツドの駆動部分を示す
部分断面図であり、第2図は、第1図の駆動部分
の側面図である。この実施例のスリツタホルダ
は、スリツタの上刃を保持するためのものとして
構成されており、第3図の従来のスリツタホルダ
と同様の構造の部分は、同じ参照番号で示すか、
省略して示されている。
第1図によく示されるように、このスリツタホ
ルダの固定取付け具である固定部101の上部に
は、スリツタ刃支持ロツド5を貫通させる第1の
シリンダ部105が形成されており、固定部10
1の下部には、同様に、スリツタ刃支持ロツド5
を貫通させる第2のシリンダ部109が形成され
ている。第1のシリンダ部104内には、スリツ
タ刃支持ロツド5に固定された第1のピストン1
19が設けられている。さらに、第1のシリンダ
部104内には、スリツタ刃支持ロツド5のまわ
りで且つ第1のピストン119と第1のシリンダ
部104の底部との間に偏移スプリング141が
設けられている。この偏移スプリング141は、
停電等によつて圧縮空気源が遮断されたときに、
スリツタ刃支持ロツド5が重力によつて下降され
て、上刃24が下降されてしまうというような危
険を防止するために、スリツタ刃支持ロツド5が
重力で下降しないように常に上方へ偏移させてお
くためのものである。また、第2のシリンダ部1
09内には、スリツタ刃支持ロツド5の貫通摺動
を許すように第2のシリンダ110が設けられて
いる。この第2のピストン110は、スリツタ刃
支持ロツド5のまわりで且つ第2のピストン11
0と下蓋103との間に設けられた偏移スプリン
グ120によつて、常時上方に偏移されている。
この第2のピストン110の下端には、下方に延
長するクランプ部材111が一体的に形成されて
いる。このクランプ部材111は、スリツタ刃支
持ロツド5を貫通摺動させるような内周寸法を有
した環状とされていて、例えば、周囲の4箇所に
スリ割りが形成されていて、弾性的に内方に絞ら
れたり外方に拡開されたりするようにされてい
る。また、このクランプ部材111の先端の外周
は、テーパ状とされている。下蓋103には、ス
リツタ刃支持ロツド5を貫通させるための開口が
形成されており、その開口の内周壁には、後述す
るようなクランプ作用部材として作用するテーパ
部103Bが形成されている。さらにまた、その
開口のスリツタ刃支持ロツド5の出口付近には、
ゴム製のダストシール103Cが設けられてい
る。
上蓋102には、圧縮空気導入口102Bが形
成されており、さらに、この圧縮空気導入口10
2Bに連通して第1のシリンダ部104の上部に
通ずる圧縮空気通路102Cが設けられている。
また、固定部101の外周壁には、第1のシリン
ダ部104の上部から第2のシリンダ部109の
上部に通ずる圧縮空気通路106が形成されてい
る。この圧縮空気通路106には、後述する作用
を果たす絞り通路107が設けられている。さら
にまた、固定部101の外周壁には、圧縮空気導
入口108Aが形成されており、この圧縮空気導
入口108Aに連通して且つ第1のシリンダ部1
04の下部に通ずる圧縮空気通路108が形成さ
れている。
次に、このような構造のスリツタホルダの動作
について説明する。第1図に示した状態は、第1
のピストン119が第1のシリンダ部104の最
上部にあつて、スリツタ刃支持ロツド5がスリツ
タ刃休止位置にある状態である。このような状態
において、圧縮空気を適当な圧縮空気源から圧縮
空気導入口102Bを通して圧縮空気通路102
Cへ導入させて第1のシリンダ部104の上部に
送り込むと、第1のピストン119は、この圧縮
空気の作用により、偏移スプリング141の上方
への偏移力に抗して下方へ移動させられる。一
方、この圧縮空気通路102Cを通して第1のシ
リンダ部104の上部に送り込まれた圧縮空気
は、圧縮空気通路106を通して、第2のシリン
ダ部109の上部にも送り込まれるのであるが、
圧縮空気通路106には、絞り通路107が設け
られているので、この絞り通路107の、いわゆ
る絞り弁作用と、また、偏移スプリング120の
上方への偏移力のため、第2のピストン110に
はすぐには作用しない。換言するならば、絞り通
路107の絞り弁作用の程度と偏移スプリング1
20の上方への偏移力とは、上刃24が下刃40
とラツプ係合しスリツト可能となりうるスリツタ
刃作動位置までピストン119が下降したとき
に、第2のピストン110が下方へ作動させ始め
られるようなタイミングとなるように選定されて
いる。従つて、ピストン119が下降しきるまで
は、第2のピストン110は、第1図に示される
ように、第2のシリンダ部109内の最上部に位
置したままの状態を維持するようになつている。
第2のピストン110がこのような位置にあると
きには、クランプ部材111は、内方に絞られて
いない状態にあつて、解放位置にあるので、スリ
ツタ刃支持ロツド5は、第2のピストン110を
貫通して自由に移動することができるのである。
このようにして、スリツタ刃支持ロツド5が下降
しきつた後、即ち、上刃24が下刃40とラツプ
係合し、スリツト可能な状態となつてから、はじ
めて第2のピストン110は、圧縮空気通路10
6の絞り通路107を通して、第2のシリンダ部
109の上部に送り込まれた圧縮空気の作用によ
り、偏移スプリング120の上方への偏移力に抗
して、下方へ移動させられる。すると、クランプ
部材111の先端部の外周のテーパ部と、下蓋1
03の開口の内周壁のテーパ部103Bとのカム
作用により、クランプ部材111は、徐々に内方
へと絞られてクランプ位置をとるようにされ、ス
リツタ刃支持ロツド5は、その位置で、そのクラ
ンプ部材111によつてしつかりと把持され、テ
ーパ部101B、下蓋103を介して、固定部1
01にガタがなく固定されるようになる。
このようなスリツタ刃作動位置から元のスリツ
タ刃休止位置へと、スリツタ刃支持ロツド5を戻
すには、圧縮空気導入口102Bから圧縮空気を
解放状態とすると同時に、圧縮空気導入口108
Aから圧縮空気を導入させて、圧縮空気通路10
8を通して第1のシリンダ部104の下部へ圧縮
空気を送り込むようにする。すると、第1のピス
トン119は、その圧縮空気の作用と偏移スプリ
ング141の偏移力とで、上方に移動させられ、
従つて、スリツタ刃支持ロツド5は、元のスリツ
タ刃休止位置へと戻される。このとき、スリツタ
刃支持ロツド5の上方への移動の開始初期におい
ては、クランプ部材111がスリツタ刃支持ロツ
ド5を把持している状態にあり且つクランプ部材
111および第2のピストン110は上方へは移
動可能であるから、このクランプ部材111は、
第2のピストン110と共に、スリツタ刃支持ロ
ツド5の上方への復帰移動につれて、上方に移動
させられる。クランプ部材111が、上方へ移動
させられると、下蓋103のテーパ部103Bの
内方への絞りカム作用力が弱まるので、クランプ
部材111は、徐々に外方へとその弾性により拡
開されて、解放位置へと戻される。その後におい
ては、偏移スプリング120の上方への偏移力に
よつて第2のピストン110は、第2のシリンダ
部109の最上部へと戻される。このように、偏
移スプリング120は、スリツタ刃支持ロツド5
がスリツタ刃作動位置へと移動させられる初期に
おいて、第2のピストン110を上方に支えてク
ランプ部材111がクランプ位置になるのを遅ら
せる機能と、スリツタ刃支持ロツド5がスリツタ
刃休止位置にあるときに、第2のピストン110
を第2のシリンダ部109内の上方位置へと保つ
機能とを果たすものである。
なお、前述した実施例では、第1のシリンダ部
104の上部への圧縮空気の供給と、第2のシリ
ンダ部109への圧縮空気の供給とを、共通の圧
縮空気導入口102Bを通して行い、第1のピス
トン119と、第2のピストン110との下方へ
の移動のタイミングのずれを、絞り通路107の
絞り弁作用と偏移スプリング120の上方への偏
移力とによつて制御するようにしている。しか
し、本発明は、このような制御方式に限定される
ものではなく、例えば、第1のシリンダ部104
の上部への圧縮空気の供給と、第2のシリンダ部
109への圧縮空気の供給とを全く別々の圧縮空
気導入口を通して行い、第1のピストン119の
下方への移動開始時期と、第2のピストン110
の下方への移動開始時期との前述したようなずれ
は、各圧縮空気導入口への圧縮空気の供給開始の
タイミングを適当にずらすことによつて、達成す
るようにしてもよい。また、各ピストンの駆動用
の作用流体は、圧縮空気に限らず、他の適当な流
体にかえることもでき、また、別の手段に代える
こともできる。
さらにまた、前述した実施例は、上刃を保持す
るためのスリツタホルダに本発明を適用した場合
であつたが、本発明は、これに限らず、下刃を保
持するためのスリツタホルダおよびこれらと類似
の装置に同様に適用できて効果のあるものであ
る。
発明の効果 本発明のスリツタホルダは、スリツタ刃支持ロ
ツドがスリツタ刃作動位置にあるときに、このス
リツタ刃支持ロツドを固定部に対して確実にクラ
ンプするクランプ機構を有しているので、スリツ
タの作動時にスリツタ刃支持ロツドが振動するよ
うなことがなく、常に、良好なスリツタ作動を行
うことができる。従つて、本発明のスリツタホル
ダは、特に、スリツタ刃支持ロツドの振動を起こ
し易い高速スリツタ装置に適用すると効果的であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例としてのスリツタ
ホルダのスリツタ刃支持ロツドの駆動部分を示す
部分断面図、第2図は、第1図の駆動部分の側面
図、第3図は、従来のスリツタホルダの一例を示
す一部断面図である。 5……スリツタ刃支持ロツド、24……上刃、
40……下刃、101……固定部、102……上
蓋、102B……圧縮空気導入口、102C……
圧縮空気通路、103……下蓋、103B……テ
ーパ部、104……第1のシリンダ部、106…
…圧縮空気通路、107……絞り通路、108…
…圧縮空気通路、108A……圧縮空気導入口、
109…第2のシリンダ部、110……第2のピ
ストン、111……クランプ部材、119……第
1のピストン、120……偏移スプリング、14
1……偏移スプリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定部に対して移動しうるスリツタ刃支持ロ
    ツドを有するスリツタホルダにおいて、前記スリ
    ツタ刃支持ロツドを、スリツタ刃作動位置とスリ
    ツタ刃休止位置との間で前記固定部に対して移動
    させるための移動機構と、前記スリツタ刃支持ロ
    ツドが前記スリツタ刃作動位置に移動させられる
    とき、そのスリツタ刃支持ロツドを前記固定部に
    対してクランプするためのクランプ機構とを備え
    ており、前記移動機構は、前記固定部に形成され
    た前記スリツタ刃支持ロツドを貫通させる第1の
    シリンダ部と、該第1のシリンダ部内で移動しえ
    て且つ前記スリツタ刃支持ロツドに固定された第
    1のピストンと、前記第1のシリンダ内への圧縮
    空気の供給を制御して前記スリツタ刃支持ロツド
    の前記移動を制御するための第1の圧縮空気制御
    手段とを備えており、前記クランプ機構は、前記
    固定部に形成され前記スリツタ刃支持ロツドを貫
    通させる第2のシリンダ部と、該第2のシリンダ
    部内で移動しえて且つ前記スリツタ刃支持ロツド
    の貫通摺動を許す第2のピストンと、前記スリツ
    タ刃支持ロツドに対してそのスリツタ刃支持ロツ
    ドを解放する解放位置とそのスリツタ刃支持ロツ
    ドの前記クランプを行うクランプ位置との状態を
    とりえて且つ前記第2のピストンの移動と共に移
    動されるクランプ部材と、前記固定部に設けられ
    て前記クランプ部材に作用してそのクランプ部材
    に前記クランプ位置をとらせるクランプ作用部材
    と、前記第2のシリンダ部内への圧縮空気の供給
    を制御して、前記スリツタ刃支持ロツドの前記ス
    リツタ刃作動位置への移動の完了後に、前記第2
    のピストンを移動させて前記クランプ部材が前記
    クランプ作用部材によつて前記クランプ位置をと
    らせられるようにするための第2の圧縮空気制御
    手段とを備えることを特徴とするスリツタホル
    ダ。 2 前記第1の圧縮空気制御手段と、前記第2の
    圧縮空気制御手段とは、共通の圧縮空気導入口を
    有しており、前記第1のシリンダ部および第2の
    シリンダ部内への前記圧縮空気の供給の制御は、
    圧縮空気の導入通路に設けた絞り手段によつて行
    われる特許請求の範囲第1項記載のスリツタホル
    ダ。 3 前記第1の圧縮空気制御手段と、前記第2の
    圧縮空気制御手段とは、別々の圧縮空気導入口を
    有しており、前記第1のシリンダ部および前記第
    2のシリンダ部内への前記圧縮空気の供給の制御
    は、各圧縮空気導入口への空気の供給のタイミン
    グをとることによつて行われる特許請求の範囲第
    1項記載のスリツタホルダ。
JP62146496A 1987-06-12 1987-06-12 スリッタ刃支持ロッドのクランプ機構を有するスリッタホルダ Granted JPS63312095A (ja)

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US07/171,668 US4876933A (en) 1987-06-12 1988-03-22 Slitter holder having clamping mechanism for slitter blade support rod
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JPS63312095A (ja) 1988-12-20
US4876933A (en) 1989-10-31
DE3810675A1 (de) 1988-12-29

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