JPH0251434A - ガラスプレス成形用型 - Google Patents
ガラスプレス成形用型Info
- Publication number
- JPH0251434A JPH0251434A JP20295788A JP20295788A JPH0251434A JP H0251434 A JPH0251434 A JP H0251434A JP 20295788 A JP20295788 A JP 20295788A JP 20295788 A JP20295788 A JP 20295788A JP H0251434 A JPH0251434 A JP H0251434A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- mold
- film
- substrate
- fine pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/06—Construction of plunger or mould
- C03B11/08—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
- C03B11/084—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor
- C03B11/086—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor of coated dies
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/06—Construction of plunger or mould
- C03B11/08—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
- C03B11/082—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses having profiled, patterned or microstructured surfaces
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/02—Press-mould materials
- C03B2215/08—Coated press-mould dies
- C03B2215/10—Die base materials
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/02—Press-mould materials
- C03B2215/08—Coated press-mould dies
- C03B2215/14—Die top coat materials, e.g. materials for the glass-contacting layers
- C03B2215/24—Carbon, e.g. diamond, graphite, amorphous carbon
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/02—Press-mould materials
- C03B2215/08—Coated press-mould dies
- C03B2215/30—Intermediate layers, e.g. graded zone of base/top material
- C03B2215/32—Intermediate layers, e.g. graded zone of base/top material of metallic or silicon material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/40—Product characteristics
- C03B2215/41—Profiled surfaces
- C03B2215/412—Profiled surfaces fine structured, e.g. fresnel lenses, prismatic reflectors, other sharp-edged surface profiles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ガラスプレス成形用型に係り、更に詳しくは
表面に溝や孔などの微細パターンを有する肉薄のガラス
成形体を製造するためのガラスプレス成形用型に関する
。本発明のガラスプレス成形用型は、これに限定される
ものではないが、光デイスク基板などの情報記録媒体用
基板の製造のために特に好ましく用いられる。
表面に溝や孔などの微細パターンを有する肉薄のガラス
成形体を製造するためのガラスプレス成形用型に関する
。本発明のガラスプレス成形用型は、これに限定される
ものではないが、光デイスク基板などの情報記録媒体用
基板の製造のために特に好ましく用いられる。
[従来の技術およびその問題点]
記録の長期保存が可能な光ディスクを得るためには、経
時とともに変形することのないディスク基板を用いる必
要があり、そのためには、プラスチック基板よりもガラ
ス基板を採用することが望まれている。
時とともに変形することのないディスク基板を用いる必
要があり、そのためには、プラスチック基板よりもガラ
ス基板を採用することが望まれている。
従来、基板としてガラス基板を用いる場合、情報の記録
および再生時にレーザ光のトラッキングを行なうための
案内溝は、フォトリソグラフィー又は電子線リソグラフ
ィー技術を用いて基板上にレジストパターンを得た後、
このレジストパターンをマスクとして基板をエツチング
処理し、次いでレジストパターンを剥離することにより
形成されていた。しかし、このh法は、レジストバター
ンの形成工程や基板のエツチング工程などに高い粘度が
要求され、かつ案内溝を形成するための工程数が多いと
いう欠点があった。
および再生時にレーザ光のトラッキングを行なうための
案内溝は、フォトリソグラフィー又は電子線リソグラフ
ィー技術を用いて基板上にレジストパターンを得た後、
このレジストパターンをマスクとして基板をエツチング
処理し、次いでレジストパターンを剥離することにより
形成されていた。しかし、このh法は、レジストバター
ンの形成工程や基板のエツチング工程などに高い粘度が
要求され、かつ案内溝を形成するための工程数が多いと
いう欠点があった。
そこで、上記の方法の欠点を解消するために、成形型を
用いるプレス成形法により案内溝付きガラスディスク基
板を製造する方法が試みられている(特開昭62−10
0429号公報参照)。この方法は、タングステンカー
バイドやチタンカーバイド焼結体等のセラミックス基盤
上に白金系貴金属合金のコーテイング膜を設けた後、該
コーテイング膜の表面を光ディスクの案内溝に対応する
形状に微細加工したものを成形型として用いるものであ
るが、成形型の製造時において、白金系コーテイング膜
の微細加工が非常に困難であって所望の微細パターンが
得られにくく、また得られた成形型を用いる案内溝付き
ディスク基板の負製において、被成形ガラスが成形型に
融着しやすく、得られる光デイスク基板の品質が劣ると
いう欠点があった。
用いるプレス成形法により案内溝付きガラスディスク基
板を製造する方法が試みられている(特開昭62−10
0429号公報参照)。この方法は、タングステンカー
バイドやチタンカーバイド焼結体等のセラミックス基盤
上に白金系貴金属合金のコーテイング膜を設けた後、該
コーテイング膜の表面を光ディスクの案内溝に対応する
形状に微細加工したものを成形型として用いるものであ
るが、成形型の製造時において、白金系コーテイング膜
の微細加工が非常に困難であって所望の微細パターンが
得られにくく、また得られた成形型を用いる案内溝付き
ディスク基板の負製において、被成形ガラスが成形型に
融着しやすく、得られる光デイスク基板の品質が劣ると
いう欠点があった。
従って本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を解消
し、製造されるべきガラス成形体の形状に対応した所定
の微細パターンを有し、ガラス成形体の製造に用いたと
きに被成形ガラスが成形用型の成形面に融着することな
く、精度にすぐれたガラス成形体を得ることができるガ
ラスプレス成形用型を提供することにある。
し、製造されるべきガラス成形体の形状に対応した所定
の微細パターンを有し、ガラス成形体の製造に用いたと
きに被成形ガラスが成形用型の成形面に融着することな
く、精度にすぐれたガラス成形体を得ることができるガ
ラスプレス成形用型を提供することにある。
[問題点を解決するだめの手段]
本発明のガラスプレス成形用型は、
製造されるべきガラス成形体の形状に対応した所定の微
細パターンが設けられたガラス基盤と、このパターン付
きガラス基盤を覆うように形成された炭素膜からなる最
上層と、 を有することを特徴とするものであり、このような構成
のガラスプレス成形用型は、上述の従来のガラスプレス
成形用型の欠点である、成形型製造時の微細加工の困難
性および被成形ガラス融着によるガラス成形体の品質低
下などの問題点を解消することができる。
細パターンが設けられたガラス基盤と、このパターン付
きガラス基盤を覆うように形成された炭素膜からなる最
上層と、 を有することを特徴とするものであり、このような構成
のガラスプレス成形用型は、上述の従来のガラスプレス
成形用型の欠点である、成形型製造時の微細加工の困難
性および被成形ガラス融着によるガラス成形体の品質低
下などの問題点を解消することができる。
また本発明の好ましい態様によれば、前記微細パターン
付きガラス基盤と炭素膜からなる最上層との間に炭化ケ
イ素及び/又は窒化ケイ素膜からなる中間層を設けるこ
ともでき、この中間層を設けると、ガラスプレス成形用
型を長期間繰り返し使用しても最上層の剥離が防止され
、成形型の寿命を長くすることができる。
付きガラス基盤と炭素膜からなる最上層との間に炭化ケ
イ素及び/又は窒化ケイ素膜からなる中間層を設けるこ
ともでき、この中間層を設けると、ガラスプレス成形用
型を長期間繰り返し使用しても最上層の剥離が防止され
、成形型の寿命を長くすることができる。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明のガラスプレス成形用型は、基盤としてガラス基
盤を用いるものであり、該ガラス基盤は、二酸化ケイ素
を主要成分とするものである。
盤を用いるものであり、該ガラス基盤は、二酸化ケイ素
を主要成分とするものである。
このようなガラスの例としては、石英ガラス又は47〜
68重量%の二酸化ケイ素を第1成分とし、更に6〜2
3重足%の酸化アルミニウムを第2成分として含むガラ
スが挙げられる。後者の二酸化ケイ素と酸化アルミニウ
ムとを必須成分として含むガラスは、必要に応じて19
重量%以下の酸化亜鉛、18重石%以下の酸化マグネシ
ウム及び133重丸以下の酸化ホウ素のうちの少なくと
も1種を含有することができ、さらに酸化カルシウム、
酸化ストロンチウム、酸化バリウム、酸化鉛、アルカリ
金属酸化物、フッ素などの成分を少量含有することがで
きる。
68重量%の二酸化ケイ素を第1成分とし、更に6〜2
3重足%の酸化アルミニウムを第2成分として含むガラ
スが挙げられる。後者の二酸化ケイ素と酸化アルミニウ
ムとを必須成分として含むガラスは、必要に応じて19
重量%以下の酸化亜鉛、18重石%以下の酸化マグネシ
ウム及び133重丸以下の酸化ホウ素のうちの少なくと
も1種を含有することができ、さらに酸化カルシウム、
酸化ストロンチウム、酸化バリウム、酸化鉛、アルカリ
金属酸化物、フッ素などの成分を少量含有することがで
きる。
上述の石英ガラスのガラス転移温度は約1200℃、熱
膨張係数は5X10−7/”Cであり、一方、上述の二
酸化ケイ素と酸化アルミニウムとを必須成分とするガラ
スのガラス転移温度は600〜800℃、熱膨張係数は
30 X 10.’〜60X10−7/”Cであって、
両ガラスともにガラス転移温度が高く、熱膨張係数が小
さいので、ガラスプレス成形用型の基盤材料として好適
である。
膨張係数は5X10−7/”Cであり、一方、上述の二
酸化ケイ素と酸化アルミニウムとを必須成分とするガラ
スのガラス転移温度は600〜800℃、熱膨張係数は
30 X 10.’〜60X10−7/”Cであって、
両ガラスともにガラス転移温度が高く、熱膨張係数が小
さいので、ガラスプレス成形用型の基盤材料として好適
である。
本発明のガラスプレス成形用型においては、上記ガラス
基盤上に、製造されるべきガラス成形体の形状に対応し
た所定の微細パターンが設けられている。
基盤上に、製造されるべきガラス成形体の形状に対応し
た所定の微細パターンが設けられている。
この微細パターンをガラス基盤上に形成するに際しては
、先ずガラス基盤上に、真空蒸着法、スパッタリング法
、プラズマCVD法、CVD法、イオンブレーティング
法、浸漬法、スピンコード法等により薄膜を形成する。
、先ずガラス基盤上に、真空蒸着法、スパッタリング法
、プラズマCVD法、CVD法、イオンブレーティング
法、浸漬法、スピンコード法等により薄膜を形成する。
ここに薄膜の材料としては、Or、Mo、Ta、W、Z
n、T i等の金属、3i等の半金属、およびこれら金
属、半金属のうちの少なくとも1種を含む合金若しくは
化合物(例えば炭化物、窒化物、酸化物等)が挙げられ
る。金属アルコキシド及び/又はケイ素アルコキシドを
含む溶液を例えば浸漬法又はスピンコード法により基盤
上に塗布した後、加熱することにより、上記金属アルコ
キシド及び/又はケイ素アルコキシドを金属酸化物及び
/又はケイ素酸化物に転化する、いわゆるゾル−ゲル法
により薄膜を形成しても良い。薄膜の厚さは、所望する
微細パターンの高さによって決まるが、通常は300〜
’1500人である。
n、T i等の金属、3i等の半金属、およびこれら金
属、半金属のうちの少なくとも1種を含む合金若しくは
化合物(例えば炭化物、窒化物、酸化物等)が挙げられ
る。金属アルコキシド及び/又はケイ素アルコキシドを
含む溶液を例えば浸漬法又はスピンコード法により基盤
上に塗布した後、加熱することにより、上記金属アルコ
キシド及び/又はケイ素アルコキシドを金属酸化物及び
/又はケイ素酸化物に転化する、いわゆるゾル−ゲル法
により薄膜を形成しても良い。薄膜の厚さは、所望する
微細パターンの高さによって決まるが、通常は300〜
’1500人である。
次に、このようにして得られた薄膜上にレジスト膜を形
成した後、通常のフォトリソグラフィー又は電子線リソ
グラフィー技術を用いて薄膜上に微細レジストパターン
を形成する。
成した後、通常のフォトリソグラフィー又は電子線リソ
グラフィー技術を用いて薄膜上に微細レジストパターン
を形成する。
次に、このレジストパターンをマスクとして、通常の乾
式又は湿式エツチング法により薄膜をエツチングした後
、レジストパターンを剥離することにより、ガラス基盤
上に、薄膜からなる微細パターンを形成する。この微細
パターンの形状は、[造されるべきガラス成形体の形状
に対応して適宜選択される。例えば、製造されるべきガ
ラス成形体が光ディスク等の情報記録媒体用基板である
場合には、この情報記録媒体用基板にらせん状の案内溝
を付与するために、微細パターンはらせん状の凸状パタ
ーンからなる必要がある。また本発明のガラスプレス成
形用型により回折格子 等を製造する場合には、これら
のガラス成形体の形状に合わせて微細パターンの形状が
決定される。
式又は湿式エツチング法により薄膜をエツチングした後
、レジストパターンを剥離することにより、ガラス基盤
上に、薄膜からなる微細パターンを形成する。この微細
パターンの形状は、[造されるべきガラス成形体の形状
に対応して適宜選択される。例えば、製造されるべきガ
ラス成形体が光ディスク等の情報記録媒体用基板である
場合には、この情報記録媒体用基板にらせん状の案内溝
を付与するために、微細パターンはらせん状の凸状パタ
ーンからなる必要がある。また本発明のガラスプレス成
形用型により回折格子 等を製造する場合には、これら
のガラス成形体の形状に合わせて微細パターンの形状が
決定される。
本発明のガラスプレス成形用型は、上述の微細パターン
付きガラス基盤の上に、被成形ガラスの融着防止層とし
ての炭素膜からなる最上層が設けられている。この最上
層は厚さが1μm以下であるのが好ましい。
付きガラス基盤の上に、被成形ガラスの融着防止層とし
ての炭素膜からなる最上層が設けられている。この最上
層は厚さが1μm以下であるのが好ましい。
最上層を構成する炭素膜はスパッタリング法、プラズマ
CVD法、CVD法、真空蒸着法、イオンブレーティン
グ法等の手段により成膜される。
CVD法、CVD法、真空蒸着法、イオンブレーティン
グ法等の手段により成膜される。
炭素膜をスパッタリング法により形成する場合には、基
盤温度250〜600℃、Rfパワー密度5〜15W/
i、スパッタリング時真空度5×10−4〜5 X 1
0 ”Torrの範囲でスパッタガスとしてArの如き
不活性ガスを、スパッタターゲットとしてグラファイト
を用いてスパッタリングするのが好ましい。
盤温度250〜600℃、Rfパワー密度5〜15W/
i、スパッタリング時真空度5×10−4〜5 X 1
0 ”Torrの範囲でスパッタガスとしてArの如き
不活性ガスを、スパッタターゲットとしてグラファイト
を用いてスパッタリングするのが好ましい。
炭素膜をマイクロ波プラズマCVD法により形成する場
合には、基盤温度650〜1000℃、マイクロ波電力
200W〜I KW、ガス圧力10−2〜5 Q Q
Torrの条件下に、原料ガスとしてメタンガスと水素
ガスを用いて成膜するのが好ましい。
合には、基盤温度650〜1000℃、マイクロ波電力
200W〜I KW、ガス圧力10−2〜5 Q Q
Torrの条件下に、原料ガスとしてメタンガスと水素
ガスを用いて成膜するのが好ましい。
炭素膜を真空蒸着法により形成する場合には、真空中で
炭素棒をアーク放電させて蒸発させ、蒸着するのが好ま
しい。
炭素棒をアーク放電させて蒸発させ、蒸着するのが好ま
しい。
炭素膜をイオンブレーティング法により形成する場合に
は、ベンゼンガスをイオン化するのが好ましい。
は、ベンゼンガスをイオン化するのが好ましい。
このように作製された、微細パターン付きガラス基盤と
この上に設けられた最上層とを有する本発明のガラスプ
レス成形用型は、以下のような技術的利点を有する。
この上に設けられた最上層とを有する本発明のガラスプ
レス成形用型は、以下のような技術的利点を有する。
に) ガラス基盤上の薄膜パターンを、例えばリソグラ
フィー法とエツチング法とを組み合わせたパターン形成
技術により形成することができるので、上述の従来技術
における白金系コーテイング膜の微細加工に比べ薄膜パ
ターン形成が容易であり、かつ形成される薄膜パターン
の寸法、形状粘度にすぐれている。また@膜パターン付
き基盤上の最上層も例えばスパッタリング法、プラズマ
CVD法などの膜厚制御性にすぐれた成膜手段によって
形成することができるので、最上層によって形成される
パターンも寸法、形状精度にすぐれた薄膜パターンと忠
実に対応している。従ってこのような微細パターンを有
する成形型を用いると、寸法、形状精度のすぐれたガラ
ス成形体が得られる。
フィー法とエツチング法とを組み合わせたパターン形成
技術により形成することができるので、上述の従来技術
における白金系コーテイング膜の微細加工に比べ薄膜パ
ターン形成が容易であり、かつ形成される薄膜パターン
の寸法、形状粘度にすぐれている。また@膜パターン付
き基盤上の最上層も例えばスパッタリング法、プラズマ
CVD法などの膜厚制御性にすぐれた成膜手段によって
形成することができるので、最上層によって形成される
パターンも寸法、形状精度にすぐれた薄膜パターンと忠
実に対応している。従ってこのような微細パターンを有
する成形型を用いると、寸法、形状精度のすぐれたガラ
ス成形体が得られる。
輪 炭素膜からなる最上層は、ガラスプレス成形時に被
成形ガラスが成形型の成形面へ融着することを防止する
ので、得られるガラス成形体の寸法、形状等が損われな
い。
成形ガラスが成形型の成形面へ融着することを防止する
ので、得られるガラス成形体の寸法、形状等が損われな
い。
上記の技術的利点を有する本発明のガラスプレス成形用
型は、溝や孔などの微細パターンを為する肉薄のガラス
成形体、特に光デイスク基板等の情報記録媒体用基板、
回折格子等の$I造に好ましく用いられる。
型は、溝や孔などの微細パターンを為する肉薄のガラス
成形体、特に光デイスク基板等の情報記録媒体用基板、
回折格子等の$I造に好ましく用いられる。
本発明のガラスプレス成形用型においては、必要に応じ
て、上記の微細パターン付きガラス基盤と最上層との間
に炭化ケイ素及び/又は窒化ケイ素膜からなる中間層を
設けることができる。本発明名らの検討によれば、この
中間層は、上記の微細パターン付きガラスIIと最上層
との密着性を向上させて最上層の剥離を防止し、その結
果、m最上層が融着防止層としての機能を長期間に亘っ
て発揮でき、成形型の寿命を長くすることができ、1済
的である、 (11)成形型の寸法、形状精度が高く保たれるので、
欠陥のない所望のガラス成形体を得ることができる 等の技術的効果が得られることが明らかとなった。
て、上記の微細パターン付きガラス基盤と最上層との間
に炭化ケイ素及び/又は窒化ケイ素膜からなる中間層を
設けることができる。本発明名らの検討によれば、この
中間層は、上記の微細パターン付きガラスIIと最上層
との密着性を向上させて最上層の剥離を防止し、その結
果、m最上層が融着防止層としての機能を長期間に亘っ
て発揮でき、成形型の寿命を長くすることができ、1済
的である、 (11)成形型の寸法、形状精度が高く保たれるので、
欠陥のない所望のガラス成形体を得ることができる 等の技術的効果が得られることが明らかとなった。
この中間層は厚さが通常1μI以下であるのが好ましい
。
。
炭化ケイ素及び/又は窒化ケイ素膜からなるこの中間層
はスパッタリング法、イオンブレーティング法、プラズ
マCVD法、真空蓋も法などの成躾手段により形成され
る。
はスパッタリング法、イオンブレーティング法、プラズ
マCVD法、真空蓋も法などの成躾手段により形成され
る。
炭化ケイ素膜からなる中間層をスパッタリング法で形成
する場合には、基盤温度250〜600℃、Rfパワー
密度3〜15W/cm、スパッタリング時真空度5 X
10’ 〜5 X 10−1Torrの範囲で下記の
組み合せのスパッタターゲットとスパッタガスを用いて
スパッタリングを行なうのが好ましい。
する場合には、基盤温度250〜600℃、Rfパワー
密度3〜15W/cm、スパッタリング時真空度5 X
10’ 〜5 X 10−1Torrの範囲で下記の
組み合せのスパッタターゲットとスパッタガスを用いて
スパッタリングを行なうのが好ましい。
ターゲット ガス
組み合せ■ SiCAr又は(Ar+H2)■(S i
c+c> A r又は(Ar+H2)■ S i
(CH4+Ar)また窒化ケイ素膜からなる中
間層をスパッタリング法で形成するには、基盤温度25
0〜600℃、Rfパワー密度3〜15W/cn、スパ
ッタリング時真空度5 X 10’〜5 X 10−1
Torrの範囲で下記の組み合せのスパッタターゲット
とスパッタガスを用いてスパッタリングするのが好まし
い。
c+c> A r又は(Ar+H2)■ S i
(CH4+Ar)また窒化ケイ素膜からなる中
間層をスパッタリング法で形成するには、基盤温度25
0〜600℃、Rfパワー密度3〜15W/cn、スパ
ッタリング時真空度5 X 10’〜5 X 10−1
Torrの範囲で下記の組み合せのスパッタターゲット
とスパッタガスを用いてスパッタリングするのが好まし
い。
ターゲット ガス
組み合せ■ Si3N4 Ar又は(Ar+N2)■
Si N2又は(Ar+N2)炭化ケイ素膜か
らなる中間層をイオンブレーティング法で形成する場合
には、3iインゴツトを電子ビームなどで溶解蒸発させ
た後、CHaガス等の炭化水素ガス又は該炭化水素ガス
とArガスとの混合ガスからなり、真空度が10 ’T
orr程度のグロー放電させた雰囲気を通して活性化さ
せて、250〜600℃に加熱された基盤上に炭化ケイ
素膜を堆積させるのが好ましい。なお、前記グロー放電
の代りに、高周波などにより、ガスと蒸発金属をイオン
化しても良い。
Si N2又は(Ar+N2)炭化ケイ素膜か
らなる中間層をイオンブレーティング法で形成する場合
には、3iインゴツトを電子ビームなどで溶解蒸発させ
た後、CHaガス等の炭化水素ガス又は該炭化水素ガス
とArガスとの混合ガスからなり、真空度が10 ’T
orr程度のグロー放電させた雰囲気を通して活性化さ
せて、250〜600℃に加熱された基盤上に炭化ケイ
素膜を堆積させるのが好ましい。なお、前記グロー放電
の代りに、高周波などにより、ガスと蒸発金属をイオン
化しても良い。
窒化ケイ素膜からなる中間層をイオンブレーティング法
で形成するには、Siインゴットを電子ビームなどで溶
解蒸発さゼたのち、N2ガス又はN2ガスとArガスと
の混合ガスからなり、真空度が10−2Torr程度の
グロー放電させた雰囲気を通して活性化させて、250
〜600℃に加熱された基盤上に窒化ケイ素膜を堆積さ
せるのが好ましい。なお、前記グロー放電の代りに、高
周波などにより、ガスと蒸発金属をイオン化しても良い
。
で形成するには、Siインゴットを電子ビームなどで溶
解蒸発さゼたのち、N2ガス又はN2ガスとArガスと
の混合ガスからなり、真空度が10−2Torr程度の
グロー放電させた雰囲気を通して活性化させて、250
〜600℃に加熱された基盤上に窒化ケイ素膜を堆積さ
せるのが好ましい。なお、前記グロー放電の代りに、高
周波などにより、ガスと蒸発金属をイオン化しても良い
。
炭化ケイIIIからなる中間層をプラズマCVD法で形
成する場合には、DCプラズマCVO。
成する場合には、DCプラズマCVO。
RfプラズマCVO,マイクロ波プラズマCVD等の方
法が有効である。原料ガスとして四塩化ケイ素、プロパ
ン、水素を用いて、基盤温度700〜900℃、圧力0
.1〜300Torr(7)範囲で基盤上に炭化ケイ素
膜を付着させるのが好ましい。
法が有効である。原料ガスとして四塩化ケイ素、プロパ
ン、水素を用いて、基盤温度700〜900℃、圧力0
.1〜300Torr(7)範囲で基盤上に炭化ケイ素
膜を付着させるのが好ましい。
窒化ケイ素膜からなる中間層をプラズマCVD法で形成
するには、同様にDCプラズマCVD。
するには、同様にDCプラズマCVD。
RfプラズマCVD、マイクロ波プラズマCVD等の方
法が有効であり、原料ガスとして四塩化ケイ素、アンモ
ニア、水素を用いて、基盤温度700〜900℃、圧力
が0.1〜10Torrの範囲で基盤上に窒化ケイ素膜
を付着させるのが好ましい。
法が有効であり、原料ガスとして四塩化ケイ素、アンモ
ニア、水素を用いて、基盤温度700〜900℃、圧力
が0.1〜10Torrの範囲で基盤上に窒化ケイ素膜
を付着させるのが好ましい。
炭化ケイ素膜からなる中間層を真空蒸着法で形成する場
合には、10 ’Torr程度に真空排気されたチャン
バー内で回転している炭化ケイ素焼結体の外周面に接線
り向からCO2レーザ−ビームを10’W/cj程度の
パワー密度で照射して、炭化ケイ素を蒸発させて対向し
た基盤に付着させるのが好ましい。なお、基盤温度は2
50〜600℃である。また、ルツボ内に炭化ケイ素焼
結体のタブレットを入れて電子ビームにより蒸発させて
、250〜600℃に加熱された基盤に付着させること
もできる。
合には、10 ’Torr程度に真空排気されたチャン
バー内で回転している炭化ケイ素焼結体の外周面に接線
り向からCO2レーザ−ビームを10’W/cj程度の
パワー密度で照射して、炭化ケイ素を蒸発させて対向し
た基盤に付着させるのが好ましい。なお、基盤温度は2
50〜600℃である。また、ルツボ内に炭化ケイ素焼
結体のタブレットを入れて電子ビームにより蒸発させて
、250〜600℃に加熱された基盤に付着させること
もできる。
窒化ケイ素膜からなる中間層を真空蒸着法で形成する場
合には、10−4Torr程度に真空損気されたチャン
バー内で回転している窒化ケイ素焼結体の外周面に接線
方向からCO2レーザ−ビームを10’ W/d程度の
パワー密度で照射して、窒化ケイ素を蒸発させて対向し
た基盤に付着させるのが好ましい。なお基盤温度は25
0〜600℃である。また、ルツボ内に窒化ケイ素焼結
体のタブレットを入れて電子ビームにより蒸発させて2
50〜600℃に加熱された基盤に付着させることもで
きる。
合には、10−4Torr程度に真空損気されたチャン
バー内で回転している窒化ケイ素焼結体の外周面に接線
方向からCO2レーザ−ビームを10’ W/d程度の
パワー密度で照射して、窒化ケイ素を蒸発させて対向し
た基盤に付着させるのが好ましい。なお基盤温度は25
0〜600℃である。また、ルツボ内に窒化ケイ素焼結
体のタブレットを入れて電子ビームにより蒸発させて2
50〜600℃に加熱された基盤に付着させることもで
きる。
なお炭化ケイ素と窒化ケイ素との混合物によって中間層
を形成しても良い。また中間層の一部を炭化ケイ素膜と
し、残りを窒化ケイ素膜とすることもできる。
を形成しても良い。また中間層の一部を炭化ケイ素膜と
し、残りを窒化ケイ素膜とすることもできる。
[実施例]
以下、本発明の詳細な説明する。
実施例1
本発明の成形型を含むガラスプレス成形装置の一例を第
2図に示す。第2図において、成形型は上型1、下型2
及び案内型3で組成され、上型1及び下型2は案内型3
内に滑動するように収納されており、この上型1と下型
2との間に、成形されるべき偏平なガラス塊4がセット
される。
2図に示す。第2図において、成形型は上型1、下型2
及び案内型3で組成され、上型1及び下型2は案内型3
内に滑動するように収納されており、この上型1と下型
2との間に、成形されるべき偏平なガラス塊4がセット
される。
上型1は第1図に示すように、ガラス基盤5aの上に、
らせん状の凸状微細パターン6が設けられ、さらにこの
微細パターン6上に最上層8aが設けられており、一方
、下型2は、ガラス基盤5b上に最上層8bが設けられ
ている。
らせん状の凸状微細パターン6が設けられ、さらにこの
微細パターン6上に最上層8aが設けられており、一方
、下型2は、ガラス基盤5b上に最上層8bが設けられ
ている。
これら上型および下型の作製方法を示すと以下の通りで
ある。
ある。
e)上型1の作製方法
先ずガラス基盤5aとして原料組成が粗間%で5i02
57.O,A120316.O,ZnO6,0,MQO
9,0、B2037.01Na20 1.0.CaO1
,0、BaO1,0、PbO1,0、K2O1,0から
なる、直径89m+、高さ2.3#l+のガラス(転移
温度690℃、熱膨張係数38x10’/’C)を精密
加工して光学鏡面に仕上げたものを使用し、このガラス
基盤5a上に、下記のスパッタリング条件により厚さ7
00人のケイ化モリブデン膜を形成した。
57.O,A120316.O,ZnO6,0,MQO
9,0、B2037.01Na20 1.0.CaO1
,0、BaO1,0、PbO1,0、K2O1,0から
なる、直径89m+、高さ2.3#l+のガラス(転移
温度690℃、熱膨張係数38x10’/’C)を精密
加工して光学鏡面に仕上げたものを使用し、このガラス
基盤5a上に、下記のスパッタリング条件により厚さ7
00人のケイ化モリブデン膜を形成した。
スパッタリング条件
基盤温度 200℃
Rfパワー密度 2.5W/cj
真空度(Ar圧力) 10−2Torrターゲツト
MOSi2 次にこのケイ化モリブデン膜上にスピンコード法により
フォトレジスト(ヘキスト社11jAZ1350)を3
000人の厚さに塗布し、90℃で30分間熱処理を行
なった後、所定の微細パターンを有するフォトマスクを
用いた紫外線露光法により前記フォトレジストに潜像を
形成し、次いで、前記フォトレジスト専用現像液(AZ
デイベロツバ−)を用いて現像処理を行ない、レジスト
パターンを形成した。
MOSi2 次にこのケイ化モリブデン膜上にスピンコード法により
フォトレジスト(ヘキスト社11jAZ1350)を3
000人の厚さに塗布し、90℃で30分間熱処理を行
なった後、所定の微細パターンを有するフォトマスクを
用いた紫外線露光法により前記フォトレジストに潜像を
形成し、次いで、前記フォトレジスト専用現像液(AZ
デイベロツバ−)を用いて現像処理を行ない、レジスト
パターンを形成した。
次にこのレジストパターンをマスクとし、下記のエツチ
ング条件によりケイ化モリブデン膜をドライエツチング
した。
ング条件によりケイ化モリブデン膜をドライエツチング
した。
エツチング条件
温度 V温
反応ガス流fit CF 4 40 secm02
10SCCI11 反応ガス圧力 0.1Torr Rfパワー密度 0.5W/cj 次に、90℃に加熱した硫酸によりレジストパターンの
剥離を行ない、ガラス基盤5a上にケイ化モリブデン膜
からなる、らせん状の凸状微細パターン6(ピッチ1.
6μ11パタ一ン間の満幅0.5μm、溝深さ600人
)を形成させた。得られた微細凸状パターン6は紫外線
露光時に用いたフォトマスクのパターンを忠実に再現し
ており、寸法、形状精度にすぐれたものであった。
10SCCI11 反応ガス圧力 0.1Torr Rfパワー密度 0.5W/cj 次に、90℃に加熱した硫酸によりレジストパターンの
剥離を行ない、ガラス基盤5a上にケイ化モリブデン膜
からなる、らせん状の凸状微細パターン6(ピッチ1.
6μ11パタ一ン間の満幅0.5μm、溝深さ600人
)を形成させた。得られた微細凸状パターン6は紫外線
露光時に用いたフォトマスクのパターンを忠実に再現し
ており、寸法、形状精度にすぐれたものであった。
次に微細パターン6付きガラス基盤5a上に、下記のス
パッタリング条件により膜厚500人の炭素膜からなる
最上層8aを形成して上型1の作製を完了した。
パッタリング条件により膜厚500人の炭素膜からなる
最上層8aを形成して上型1の作製を完了した。
スパッタリング条件
基盤温度 300℃
Rfパワー密度 9W/m
真空度 5 X 10−3Torrターゲツト
C 形成された最上層8aは膜厚が均一であり、この最上層
8aによって形成される微細パターンも寸法、形状精度
のすぐれたものであった。
C 形成された最上層8aは膜厚が均一であり、この最上層
8aによって形成される微細パターンも寸法、形状精度
のすぐれたものであった。
(へ) 下型2の作製方法
ガラス基盤5bとして、ガラス基盤5aと同一のものを
用い、このガラス基!85bの上に、下記のスパッタリ
ング条件により膜厚500人の炭素膜からなる最上層8
bを形成して下型2の作製を完了した。
用い、このガラス基!85bの上に、下記のスパッタリ
ング条件により膜厚500人の炭素膜からなる最上層8
bを形成して下型2の作製を完了した。
スパッタリング条件
基盤部1 300℃
Rfパワー密度 9 W / ci
真空度 5 X 10−3Torrターゲツト
C 次に、上記に)及び(へ)で得られた上型1及び下型2
を用い、また炭化ケイ素焼結体からなる案内型3を用い
て成形型を構成し、該成形型を用いてガラスのプレス成
形を以下のように行なった。すなわち、上記成形型内に
、被成形ガラスとして、アルカリ含有アルミノ珪酸塩ガ
ラス(転移温度500℃、屈伏点562℃、熱膨張係数
91X10’/”C)の偏平なガラス塊4を入れて、支
持棒9の上に支持台10を介して配置、N2雰囲気にし
て、石英管11の外周に巻き付けたヒーター12により
、成形型と共にガラス塊4を加熱し、押し棒13を下降
させて、600℃で、50 Kfl / cmの圧力で
30秒間プレスした。その後圧力を解き、得られたガラ
スプレス成形品を、上型1および下型2と接触させた状
態のまま上記転移温度まで徐冷し、次いで室温付近まで
急冷して、ガラスプレス成形品を成形型から取り出した
。
C 次に、上記に)及び(へ)で得られた上型1及び下型2
を用い、また炭化ケイ素焼結体からなる案内型3を用い
て成形型を構成し、該成形型を用いてガラスのプレス成
形を以下のように行なった。すなわち、上記成形型内に
、被成形ガラスとして、アルカリ含有アルミノ珪酸塩ガ
ラス(転移温度500℃、屈伏点562℃、熱膨張係数
91X10’/”C)の偏平なガラス塊4を入れて、支
持棒9の上に支持台10を介して配置、N2雰囲気にし
て、石英管11の外周に巻き付けたヒーター12により
、成形型と共にガラス塊4を加熱し、押し棒13を下降
させて、600℃で、50 Kfl / cmの圧力で
30秒間プレスした。その後圧力を解き、得られたガラ
スプレス成形品を、上型1および下型2と接触させた状
態のまま上記転移温度まで徐冷し、次いで室温付近まで
急冷して、ガラスプレス成形品を成形型から取り出した
。
このガラスプレス成形品は上、下型の面形状が極めて忠
実に転写され、上型との接触面にらせん状の1!細な渦
が形成されているので、案内溝付き光デイスク基板とし
て好ましく用いられる。またこのガラスプレス成形品は
型とのi1着がなく、欠陥は認められなかった。
実に転写され、上型との接触面にらせん状の1!細な渦
が形成されているので、案内溝付き光デイスク基板とし
て好ましく用いられる。またこのガラスプレス成形品は
型とのi1着がなく、欠陥は認められなかった。
実施例2
第3図に示すように、ガラスM盤5a、5bと最上層8
a、8bとの間に中間層7a、7b@設けた上型1、下
型2を以下のようにして作製した。
a、8bとの間に中間層7a、7b@設けた上型1、下
型2を以下のようにして作製した。
すなわち、上型1の作製において、実施例1と同様の方
法でガラス基盤5a上に寸法、形状精度にすぐれたらせ
ん状の凸状微細パターン6を形成した。次にらせん状の
凸状微細パターン6付きガラス基!15a上に、下記の
スパッタリング条件で膜厚300人の炭化ケイ素膜から
なる中間層7aを形成した。
法でガラス基盤5a上に寸法、形状精度にすぐれたらせ
ん状の凸状微細パターン6を形成した。次にらせん状の
凸状微細パターン6付きガラス基!15a上に、下記の
スパッタリング条件で膜厚300人の炭化ケイ素膜から
なる中間層7aを形成した。
スパッタリン 条件
基盤温度 300℃
Rfパワー密度 5 W/d
真空度 5 X 10 ’Torrターゲット
Sac その後、実施例1と同様のスパッタリング条件で中間層
7a上に最上層8aを形成して、ガラス基盤5a上に、
微細パターン6、中間層7a、最上1i18aが順次設
けられた上型1を得た。この上型1は、寸法、形状粘度
にすぐれた微細パターン6上に中間層7a、最上層8a
を膜厚i制御性にすぐれた成膜手段によって形成してな
るので、最上層8aによって形成されるパターンも寸法
、形状精度にすぐれていた。
Sac その後、実施例1と同様のスパッタリング条件で中間層
7a上に最上層8aを形成して、ガラス基盤5a上に、
微細パターン6、中間層7a、最上1i18aが順次設
けられた上型1を得た。この上型1は、寸法、形状粘度
にすぐれた微細パターン6上に中間層7a、最上層8a
を膜厚i制御性にすぐれた成膜手段によって形成してな
るので、最上層8aによって形成されるパターンも寸法
、形状精度にすぐれていた。
また下型2の作製において、ガラス基115b上に、上
記中間層7aを形成した時と同一のスパッタリング条件
で膜厚300人の炭化ケイ素膜からなる中間層7bを形
成した。
記中間層7aを形成した時と同一のスパッタリング条件
で膜厚300人の炭化ケイ素膜からなる中間層7bを形
成した。
次に実施例1と同様のスパッタリング条件で中間層7b
上に最上@8bを形成して、ガラス基盤5b上に中間層
7bS最上層8bが順次設けられた下型2を得た。
上に最上@8bを形成して、ガラス基盤5b上に中間層
7bS最上層8bが順次設けられた下型2を得た。
得られた上型1及び下型2を用いて、実施例1と同様に
ガラスをプレス成形して、ガラスプレス成形品を得た。
ガラスをプレス成形して、ガラスプレス成形品を得た。
得られたガラスプレス成形品は、上、下型の面形状が極
めて忠実に転写され、上型との接触面にらせん状の微細
な満が形成されているので、案内溝付き光デイスク基板
として好ましく用いられる。
めて忠実に転写され、上型との接触面にらせん状の微細
な満が形成されているので、案内溝付き光デイスク基板
として好ましく用いられる。
またこのガラスプレス成形品は望との融名がなく、欠陥
は認められなかった。
は認められなかった。
上述の成形操作を繰り返し続けたところ、500回位か
ら最上層にわずかに肌荒れが見られるようになったが、
1000回までは使用に絶え得ることが判明した。10
00回成形操作を行なった後、酸素プラズマアッシング
法により最上層の炭素膜を除去し、中間層の再表面層を
逆スパツタリングした後、再び最上層を形成し、以後の
プレス成形に供した。
ら最上層にわずかに肌荒れが見られるようになったが、
1000回までは使用に絶え得ることが判明した。10
00回成形操作を行なった後、酸素プラズマアッシング
法により最上層の炭素膜を除去し、中間層の再表面層を
逆スパツタリングした後、再び最上層を形成し、以後の
プレス成形に供した。
実施例3
凸状微細パターン6として、Cr1Qからなるパターン
を形成したこと、中間層7a、7bの形成のためにイオ
ンブレーティング法を使用したこと及び最上層8a、8
bの形成のためにマイクロ波プラズマCVD法を使用し
たこと以外は実施例2と同様にして第3図に示したよう
な構成を有する上型1及び下型2を得た。これらの作製
法を更に訂細に示すと以下の通りである。すなわち、上
型1は次のようにして作製した。ガラス材料として、原
料組成が重量%でS i 0257 、01AI203
12.0、ZnO10,0、MQO6,0、CaO10
,0,PbO3,Oからなるガラス(転移温度730℃
、熱膨張係数43X10−7/’C)を用い、このガラ
スを直1!150am+。
を形成したこと、中間層7a、7bの形成のためにイオ
ンブレーティング法を使用したこと及び最上層8a、8
bの形成のためにマイクロ波プラズマCVD法を使用し
たこと以外は実施例2と同様にして第3図に示したよう
な構成を有する上型1及び下型2を得た。これらの作製
法を更に訂細に示すと以下の通りである。すなわち、上
型1は次のようにして作製した。ガラス材料として、原
料組成が重量%でS i 0257 、01AI203
12.0、ZnO10,0、MQO6,0、CaO10
,0,PbO3,Oからなるガラス(転移温度730℃
、熱膨張係数43X10−7/’C)を用い、このガラ
スを直1!150am+。
厚さ2.3履に外形加工した基盤5a上に下記のスパッ
タリング条件で厚さ700人のCr膜を形成した。
タリング条件で厚さ700人のCr膜を形成した。
スパッタリン 条着
基盤温度 200℃
Rfパワー密度 1W/clJ
真空度(Ar圧力) 10 ’Torrターゲット
Cr 次に実施例1と同様にフォトレジストパターンを形成し
た後、このフォトレジストパターンをマスクとして、C
r膜を硝酸第2セリウムアンモンと過塩素酸の混合水溶
液により湿式エツチングし、次いで有機溶剤(メチルセ
ルソルブアセテート)にてフォトレジストパターンの剥
離を行ない、ガラスプレス成形品の形状に対応したCr
膜からなる凸状微細パターン6を形成した。
Cr 次に実施例1と同様にフォトレジストパターンを形成し
た後、このフォトレジストパターンをマスクとして、C
r膜を硝酸第2セリウムアンモンと過塩素酸の混合水溶
液により湿式エツチングし、次いで有機溶剤(メチルセ
ルソルブアセテート)にてフォトレジストパターンの剥
離を行ない、ガラスプレス成形品の形状に対応したCr
膜からなる凸状微細パターン6を形成した。
次に、上で得られた微細パターン6付きガラス基盤5a
上に500人の炭化ケイ素膜からなる中間層7aを下記
条件でのイオンブレーティング法により形成した。
上に500人の炭化ケイ素膜からなる中間層7aを下記
条件でのイオンブレーティング法により形成した。
イオンブレーティング条件
基盤温度 500℃
蒸発金aS
真空度 5 X 10−2Torr反応ガス C
Ha+Ar 電子ビーム l0KV、400〜450mAさらに、こ
の中間層7a上に、700人の炭素膜からなる最上N8
aを下記条件でのマイクロ波プラズマCVD法により形
成して、ガラス基盤5a上に微細パターン6、中間層7
a、jl上層8aを有する上型1を得た。
Ha+Ar 電子ビーム l0KV、400〜450mAさらに、こ
の中間層7a上に、700人の炭素膜からなる最上N8
aを下記条件でのマイクロ波プラズマCVD法により形
成して、ガラス基盤5a上に微細パターン6、中間層7
a、jl上層8aを有する上型1を得た。
マイクロ波プラズマCVD条件
M盤温度 700℃
原料ガス メタン+水素 100 CC/ 1nメタン
渡度(CHa /CH4+H2)8101% マイクロ波パワー 500W 反応時間 60分間 また下型2の作製は、Cr1lllからなる微細パター
ン6を形成しなかった以外は上型1の作製と同様にして
行ない、基盤5b上に中間層7b、最上層8bを有する
下型2を得た。
渡度(CHa /CH4+H2)8101% マイクロ波パワー 500W 反応時間 60分間 また下型2の作製は、Cr1lllからなる微細パター
ン6を形成しなかった以外は上型1の作製と同様にして
行ない、基盤5b上に中間層7b、最上層8bを有する
下型2を得た。
得られた上型1及び下型2を用いて成形型を組み立て、
ガラスのプレス成形を実施した結果、らせん状の微細な
満を有する肉薄のガラス成形体を得ることができた。ま
たプレス成形を1000回繰り返した後においても、成
形型には変化が認められず、依然として高精度のガラス
成形体を得ることができた。
ガラスのプレス成形を実施した結果、らせん状の微細な
満を有する肉薄のガラス成形体を得ることができた。ま
たプレス成形を1000回繰り返した後においても、成
形型には変化が認められず、依然として高精度のガラス
成形体を得ることができた。
実施例4
基盤5aの材料として、石英ガラス(転移温度的120
0℃)を用い、この基盤5a上に実施例1と同様にして
ケイ化モリブデンパターン6を形成した。
0℃)を用い、この基盤5a上に実施例1と同様にして
ケイ化モリブデンパターン6を形成した。
次にこのパターン6付き基115a上に、800人の窒
化ケイ素膜からなる中間層7aを下記条件でのプラズマ
CVD法により形成した。
化ケイ素膜からなる中間層7aを下記条件でのプラズマ
CVD法により形成した。
プラズマCVD条件
原料ガス 四塩化ケイ素、窒素、水素
反応温度 800℃
反応時間 5分間
更にこの中間17a上に、800人の炭素膜からなる最
上層8aを下記条件でのマイクロ波プラズマCVD法に
より形成して、上型1を得た。
上層8aを下記条件でのマイクロ波プラズマCVD法に
より形成して、上型1を得た。
マイクロ波プラズマCvD条
基盤温度 900℃
原料ガス メタン+水素 150cc/minメタンm
度(CHa /CH4+H2)151101% マイクロ波パワー 550W 反応時間 10分間 また下型2は、微細パターン6を形成しなかった以外は
、上型1の作製と同様にして作製された。
度(CHa /CH4+H2)151101% マイクロ波パワー 550W 反応時間 10分間 また下型2は、微細パターン6を形成しなかった以外は
、上型1の作製と同様にして作製された。
得られた上型1及び下型2を用いて成形型を組み立て、
ガラスのプレス成形を実施した結果、実施例3と同様の
結果が得られた。
ガラスのプレス成形を実施した結果、実施例3と同様の
結果が得られた。
実施例5
!!115aの材料として、石英ガラス(転移温度的1
200℃)を用い、この基15a上に以下の方法で酸化
ケイ素パターン6を形成した。
200℃)を用い、この基15a上に以下の方法で酸化
ケイ素パターン6を形成した。
すなわち、先ずガラス基盤5a上に、下記のスパッタリ
ング条件により厚さ700人の酸化ケイ素膜を形成した
。
ング条件により厚さ700人の酸化ケイ素膜を形成した
。
スパッタリング条件
基盤24 200’C
Rfパ’7−’m度 1.0W/cj真空度(Ar
圧力) 10−2Torrターゲツト 5i
Q2 次にこの酸化ケイ素膜上にスピンコード法によりフォト
レジスト(ヘキスト社11AZ1350)を3000人
の厚さに塗布し、90’Cで30分間熱処理を行なった
後、所定の微細パターンを有するフォトマスクを用いた
紫外線露光法により前記フォトレジストに潜像を形成し
、次いで、前記フォトレジスト専用現像液(AZディベ
0ツバ−)を用いて現像処理を行ない、レジストパター
ンを形成した。
圧力) 10−2Torrターゲツト 5i
Q2 次にこの酸化ケイ素膜上にスピンコード法によりフォト
レジスト(ヘキスト社11AZ1350)を3000人
の厚さに塗布し、90’Cで30分間熱処理を行なった
後、所定の微細パターンを有するフォトマスクを用いた
紫外線露光法により前記フォトレジストに潜像を形成し
、次いで、前記フォトレジスト専用現像液(AZディベ
0ツバ−)を用いて現像処理を行ない、レジストパター
ンを形成した。
次にこのレジストパターンをマスクとし、下記のエツチ
ング条件により酸化ケイ素膜をドライエツチングした。
ング条件により酸化ケイ素膜をドライエツチングした。
エツチング条件
温度 室温
反応ガス流量 CF a 40 secm反応ガス
圧力 Q、1Torr Rfパワー密度 0.5W/d 次に、90℃に加熱した硫酸によりレジストパターンの
剥離を行ない、ガラス基盤5a上に酸化ケイ素膜からな
る、らせん状の凸状微細パターン6(ピッチ1.6μm
、パターン間の溝幅0.5μtg、54深さ600人)
を形成さゼた。得られた微細凸状パターン6は紫外線露
光時に用いたフォトマスクのパターンを忠実に再現して
おり、寸法、形状精度にすぐれたものであった。
圧力 Q、1Torr Rfパワー密度 0.5W/d 次に、90℃に加熱した硫酸によりレジストパターンの
剥離を行ない、ガラス基盤5a上に酸化ケイ素膜からな
る、らせん状の凸状微細パターン6(ピッチ1.6μm
、パターン間の溝幅0.5μtg、54深さ600人)
を形成さゼた。得られた微細凸状パターン6は紫外線露
光時に用いたフォトマスクのパターンを忠実に再現して
おり、寸法、形状精度にすぐれたものであった。
次にこのパターン6付きWNSa上に、800人の炭化
ケイ素膜からなる中間層7aを実施例2と同様にしてス
パッタリング法により形成した。
ケイ素膜からなる中間層7aを実施例2と同様にしてス
パッタリング法により形成した。
更にこの中間層7a上に、800人の炭素膜からなる最
上層8aを実施例4と同様にしてマイクロ波プラズマC
VD法により形成して、上型1を得た。
上層8aを実施例4と同様にしてマイクロ波プラズマC
VD法により形成して、上型1を得た。
また下型2は、微細パターン6を形成しなかった以外は
、上型1の作製と同様にして作製された。
、上型1の作製と同様にして作製された。
彎られた上型1及び下型2を用いて成形型を組み立て、
ガラスのプレス成形を実施した結果、高精度のガラス成
形体を得ることができた。
ガラスのプレス成形を実施した結果、高精度のガラス成
形体を得ることができた。
なお実施例1〜5において転写すべき微細パターンを上
型に形成したが、下型に形成しても同様の結果が得られ
た。
型に形成したが、下型に形成しても同様の結果が得られ
た。
[発明の効果]
以上述べたように、本発明のガラスプレス成形用型は、
以下のような技術的効果を有する。
以下のような技術的効果を有する。
に)成形型の成形面に寸法、形状精度にすぐれた微細パ
ターンを有するので、すぐれた寸法、形状精度を有する
ガラス成形体を得ることができる。
ターンを有するので、すぐれた寸法、形状精度を有する
ガラス成形体を得ることができる。
(ロ)成形型の最上層が炭素膜からなるので、被成形ガ
ラスが成形面に融着するのが防止され、得られるガラス
成形体の品質が向上する。
ラスが成形面に融着するのが防止され、得られるガラス
成形体の品質が向上する。
また必要に応じて微細パターン付き基盤と最上層との間
に中間層を設けることにより、最上層が経時的に剥離す
る問題が解消される。
に中間層を設けることにより、最上層が経時的に剥離す
る問題が解消される。
本発明のガラスプレス成形用型は、溝や孔などの微細パ
ターンを有する肉薄のガラス成形体、特に光デイスク基
板などの情報記録媒体用基板の製造に特に好ましく用い
られる。
ターンを有する肉薄のガラス成形体、特に光デイスク基
板などの情報記録媒体用基板の製造に特に好ましく用い
られる。
第1図は、本発明のガラスプレス成形用型を構成する上
型と下型を示す図、第2図は、本発明のガラスプレス成
形用型を含むガラスプレス成形装置を示す図、第3図は
、本発明のガラスプレス成形用型を構成する他の上型と
下型を示す図である。 1・・・上型、2・・・下型、3・・・案内型、4・・
・ガラス塊、5a、5b・・・ガラス1511.6・・
・微細パターン、7a、7b・・・中間層、8a、8b
・・・最上層、9・・・支持棒、1゜・・・支持台、1
1・・・石英管、12・・・ヒーター、13・・・押し
棒、14・・・熱雷対。
型と下型を示す図、第2図は、本発明のガラスプレス成
形用型を含むガラスプレス成形装置を示す図、第3図は
、本発明のガラスプレス成形用型を構成する他の上型と
下型を示す図である。 1・・・上型、2・・・下型、3・・・案内型、4・・
・ガラス塊、5a、5b・・・ガラス1511.6・・
・微細パターン、7a、7b・・・中間層、8a、8b
・・・最上層、9・・・支持棒、1゜・・・支持台、1
1・・・石英管、12・・・ヒーター、13・・・押し
棒、14・・・熱雷対。
Claims (3)
- (1)製造されるべきガラス成形体の形状に対応した所
定の微細パターンが設けられたガラス基盤と、 この微細パターン付きガラス基盤を覆うように形成され
た炭素膜からなる最上層と、 を有することを特徴とするガラスプレス成形用型。 - (2)前記微細パターン付きガラス基盤と炭素膜からな
る最上層との間に炭化ケイ素及び/又は窒化ケイ素膜か
らなる中間層が設けられている、請求項(1)に記載の
ガラスプレス成形用型。 - (3)溝や孔などの微細パターンを有する肉薄のガラス
成形体の製造に用いられる、請求項(1)又は(2)に
記載のガラスプレス成形用型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202957A JP2925553B2 (ja) | 1988-08-15 | 1988-08-15 | ガラスプレス成形用型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202957A JP2925553B2 (ja) | 1988-08-15 | 1988-08-15 | ガラスプレス成形用型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0251434A true JPH0251434A (ja) | 1990-02-21 |
JP2925553B2 JP2925553B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=16465966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63202957A Expired - Lifetime JP2925553B2 (ja) | 1988-08-15 | 1988-08-15 | ガラスプレス成形用型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2925553B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5246198A (en) * | 1990-06-01 | 1993-09-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Diamond crystal coated mold for forming optical elements |
FR2701151A1 (fr) * | 1993-02-03 | 1994-08-05 | Digipress Sa | Procédé de fabrication d'une matrice de pressage, notamment pour la réalisation de disques optiques, matrice de pressage obtenue par ce procédé et produit, tel que disque optique, obtenu à partir de cette matrice de pressage. |
US5427599A (en) * | 1987-06-09 | 1995-06-27 | International Business Machines Corporation | System for stamping an optical storage disk |
US5711780A (en) * | 1992-06-08 | 1998-01-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Mold for molding optical element |
EP0860404A1 (en) * | 1997-02-21 | 1998-08-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Press-moulding die, method for manufacturing the same and use thereof for press-moulding a glass article |
WO1998041984A1 (fr) * | 1997-03-18 | 1998-09-24 | Seiko Epson Corporation | Procede de production d'un support de memorisation d'informations |
JP2002255567A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-11 | Toshiba Mach Co Ltd | ガラス用成形型及びガラス成形製品の製造方法 |
US6505484B1 (en) * | 1999-01-28 | 2003-01-14 | Nikon Corporation | Forming method of silica glass and forming apparatus thereof |
JP2008242186A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Canon Inc | 回折光学素子及びそれを用いた光学系 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62100429A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光デイスク基板の製造方法 |
JPS62226825A (ja) * | 1986-03-27 | 1987-10-05 | Hoya Corp | プレスレンズの製造方法 |
JPS63151628A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-24 | Canon Inc | 光学素子成形用型 |
-
1988
- 1988-08-15 JP JP63202957A patent/JP2925553B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62100429A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光デイスク基板の製造方法 |
JPS62226825A (ja) * | 1986-03-27 | 1987-10-05 | Hoya Corp | プレスレンズの製造方法 |
JPS63151628A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-24 | Canon Inc | 光学素子成形用型 |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5427599A (en) * | 1987-06-09 | 1995-06-27 | International Business Machines Corporation | System for stamping an optical storage disk |
US5246198A (en) * | 1990-06-01 | 1993-09-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Diamond crystal coated mold for forming optical elements |
US5855641A (en) * | 1992-06-08 | 1999-01-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Mold for molding optical element |
US5711780A (en) * | 1992-06-08 | 1998-01-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Mold for molding optical element |
FR2701151A1 (fr) * | 1993-02-03 | 1994-08-05 | Digipress Sa | Procédé de fabrication d'une matrice de pressage, notamment pour la réalisation de disques optiques, matrice de pressage obtenue par ce procédé et produit, tel que disque optique, obtenu à partir de cette matrice de pressage. |
EP0860404A1 (en) * | 1997-02-21 | 1998-08-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Press-moulding die, method for manufacturing the same and use thereof for press-moulding a glass article |
US6119485A (en) * | 1997-02-21 | 2000-09-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Press-molding die, method for manufacturing the same and glass article molded with the same |
WO1998041984A1 (fr) * | 1997-03-18 | 1998-09-24 | Seiko Epson Corporation | Procede de production d'un support de memorisation d'informations |
US6284084B1 (en) | 1997-03-18 | 2001-09-04 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing information record carrier |
US6505484B1 (en) * | 1999-01-28 | 2003-01-14 | Nikon Corporation | Forming method of silica glass and forming apparatus thereof |
JP2002255567A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-11 | Toshiba Mach Co Ltd | ガラス用成形型及びガラス成形製品の製造方法 |
JP4554835B2 (ja) * | 2001-02-27 | 2010-09-29 | 東芝機械株式会社 | ガラス用成形型及びガラス成形製品の製造方法 |
JP2008242186A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Canon Inc | 回折光学素子及びそれを用いた光学系 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2925553B2 (ja) | 1999-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004165629A (ja) | 特にマイクロリソグラフィのための基板 | |
JPH0251434A (ja) | ガラスプレス成形用型 | |
JP4739729B2 (ja) | 反射防止構造体を備えた部材の製造方法 | |
KR101059492B1 (ko) | 광 디스크용 원반의 제조 방법 및 광 디스크용 원반 | |
TW200421053A (en) | Process for manufacturing half-tone phase shifting mask blanks | |
JP3273921B2 (ja) | ガラス光学素子用成形型、ガラス光学素子の製造方法および成形型の再生方法 | |
JPH09190958A (ja) | X線マスク及びその製造方法 | |
JP2005132679A (ja) | 無反射構造を有する光学素子の製造方法、及び当該方法により製造された無反射構造を有する光学素子 | |
JP4376638B2 (ja) | スパッタリングターゲット及びこれを用いたフォトマスクブランクの製造方法 | |
AU744883B2 (en) | Method of forming a silicon layer on a surface | |
JP4615644B2 (ja) | 化学蒸着による精密な再現法 | |
JPH071461A (ja) | マスタディスク及びその製造方法 | |
JP2004190120A (ja) | スパッタターゲットの製造方法及びスパッタターゲット | |
JPH0319154A (ja) | スタンパ | |
JPH0243380A (ja) | 光ディスク基板成形用金型及びその製造方法 | |
US20040206117A1 (en) | Mold for press-molding glass optical articles and method for making the mold | |
JPH0845115A (ja) | 光ディスク用原盤の製造方法 | |
JPH01320233A (ja) | ガラスプレス成形用型 | |
Flamm et al. | Fabrication of microlens arrays in CaF2 by ion milling | |
US20040211221A1 (en) | Mold for press-molding glass optical articles and method for making the mold | |
JP2001121582A (ja) | 金型およびその製造方法 | |
JP3653957B2 (ja) | プレス成形用金型 | |
JP2002184045A (ja) | 光ディスク用ネガ型レジスト層付き基材、光ディスク用スタンパの製造方法 | |
JP4554835B2 (ja) | ガラス用成形型及びガラス成形製品の製造方法 | |
JP2971226B2 (ja) | ガラス光学素子成形金型の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090507 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090507 Year of fee payment: 10 |