JPH0245321Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0245321Y2 JPH0245321Y2 JP15448682U JP15448682U JPH0245321Y2 JP H0245321 Y2 JPH0245321 Y2 JP H0245321Y2 JP 15448682 U JP15448682 U JP 15448682U JP 15448682 U JP15448682 U JP 15448682U JP H0245321 Y2 JPH0245321 Y2 JP H0245321Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching valve
- traveling
- brake
- running
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば油圧シヨベルのように、走行
体にアクチユエータを有するアタツチメント(排
土板等)が付設される作業機械の走行回路に関す
る。
体にアクチユエータを有するアタツチメント(排
土板等)が付設される作業機械の走行回路に関す
る。
第1図は、この種の従来回路を油圧シヨベルに
ついて示すもので、Aが走行体側、Bが旋回体側
である。1は走行体を駆動する走行モータ、2は
アタツチメントとして設けられる排土板等のアク
チユエータとしての油圧シリンダ、3は走行モー
タ1および油圧シリンダ2の油圧源である主ポン
プ、4,5はこれらのコントロールバルブであ
り、コントロールバルブ4,5の二次側回路7,
8および9,10はそれぞれ走行体と旋回体との
間に設けられたセンタージヨイント11に加工さ
れた油路を介し、走行体側回路12,13および
14,15を介して走行モータ1と油圧シリンダ
2に接続されている。16は補助ポンプであり、
その吐出側回路17はセンタージヨイント11に
設けられた油路と走行体側回路18、ブレーキ切
換バルブ19を介してブレーキシリンダ20に接
続されており、コントロールバルブ4が左または
右位置にある時には回路12または13の油圧が
シヤトル弁21を介してブレーキ切換バルブ19
のパイロツト室に加わり、該バルブ19が切換え
られてブレーキシリンダ20が収縮してブレーキ
が解除されるようになつている。走行モータ1は
左、右各々1台ずつ設けられ、コントロールバル
ブ4もこれに対応して左、右1個ずつ設けられる
が、図においては片方のみを図示している。ま
た、19′は図示しない側の走行モータ用のブレ
ーキのブレーキ切換バルブを示す。
ついて示すもので、Aが走行体側、Bが旋回体側
である。1は走行体を駆動する走行モータ、2は
アタツチメントとして設けられる排土板等のアク
チユエータとしての油圧シリンダ、3は走行モー
タ1および油圧シリンダ2の油圧源である主ポン
プ、4,5はこれらのコントロールバルブであ
り、コントロールバルブ4,5の二次側回路7,
8および9,10はそれぞれ走行体と旋回体との
間に設けられたセンタージヨイント11に加工さ
れた油路を介し、走行体側回路12,13および
14,15を介して走行モータ1と油圧シリンダ
2に接続されている。16は補助ポンプであり、
その吐出側回路17はセンタージヨイント11に
設けられた油路と走行体側回路18、ブレーキ切
換バルブ19を介してブレーキシリンダ20に接
続されており、コントロールバルブ4が左または
右位置にある時には回路12または13の油圧が
シヤトル弁21を介してブレーキ切換バルブ19
のパイロツト室に加わり、該バルブ19が切換え
られてブレーキシリンダ20が収縮してブレーキ
が解除されるようになつている。走行モータ1は
左、右各々1台ずつ設けられ、コントロールバル
ブ4もこれに対応して左、右1個ずつ設けられる
が、図においては片方のみを図示している。ま
た、19′は図示しない側の走行モータ用のブレ
ーキのブレーキ切換バルブを示す。
このように、従来はアタツチメントとして付加
される機器のアクチユエータのためにセンタージ
ヨイント11にも専用の油路を要するので、走行
モータ1とブレーキ切換バルブ19の油路を有す
るセンタージヨイントを油圧シリンダ2用の油路
も有するものに交換する必要があり、価格が大幅
に上昇する上、交換作業に手間がかかるという欠
点があつた。
される機器のアクチユエータのためにセンタージ
ヨイント11にも専用の油路を要するので、走行
モータ1とブレーキ切換バルブ19の油路を有す
るセンタージヨイントを油圧シリンダ2用の油路
も有するものに交換する必要があり、価格が大幅
に上昇する上、交換作業に手間がかかるという欠
点があつた。
また、この他の従来技術として、アースドリル
において、走行モータとトラツク拡幅用油圧シリ
ンダに兼用の油路を備え、走行体側に設けた走行
切換バルブをオペレータが操作することにより走
行モータと前記油圧シリンダのいずれかを選択す
るように構成したものがあるが、走行とトラツク
拡幅の切換えの度毎にオペレータが運転席から離
れて前記走行切換バルブを操作しなければならな
いので、作業性が悪かつた。
において、走行モータとトラツク拡幅用油圧シリ
ンダに兼用の油路を備え、走行体側に設けた走行
切換バルブをオペレータが操作することにより走
行モータと前記油圧シリンダのいずれかを選択す
るように構成したものがあるが、走行とトラツク
拡幅の切換えの度毎にオペレータが運転席から離
れて前記走行切換バルブを操作しなければならな
いので、作業性が悪かつた。
本考案は、上記欠点に鑑み、走行体側にアクチ
ユエータを有するアタツチメントを容易にかつ兼
価に付加することを可能とし、かつ作業性を向上
させることのできる構成の作業機械の走行回路を
提供することを目的とする。
ユエータを有するアタツチメントを容易にかつ兼
価に付加することを可能とし、かつ作業性を向上
させることのできる構成の作業機械の走行回路を
提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本考案は、センター
ジヨイントの走行モータ用油路をアクチユエータ
に兼用とし、該油路の走行体側回路に、走行モー
タとアクチユエータへの油路切換えを行なう走行
切換バルブを設けると共に、旋回体側に設けた切
換バルブを操作することによつて、走行モータと
アクチユエータの前記走行切換バルブによる油路
の切換えがなされるようにしたものである。
ジヨイントの走行モータ用油路をアクチユエータ
に兼用とし、該油路の走行体側回路に、走行モー
タとアクチユエータへの油路切換えを行なう走行
切換バルブを設けると共に、旋回体側に設けた切
換バルブを操作することによつて、走行モータと
アクチユエータの前記走行切換バルブによる油路
の切換えがなされるようにしたものである。
以下本考案の一実施例を第2図により説明す
る。第2図において、第1図と同一符号は同等の
機能を有するものを示す。本考案においては、例
えば排土板駆動用油圧シリンダ2に専用の油路は
センタージヨイントに設けず、センタージヨイン
ト11′として走行モータ1用のものを兼用とす
る。また、油圧シリンダ2用のコントロールバル
ブとして、新たに付加することなく、走行モータ
用コントロールバルブ4を兼用する。そして走行
体A側油路には、走行モータ1とアクチユエータ
2への油路の切換えを行なう走行切換バルブ22
を設け、該走行切換バルブ22の操作ロツド22
aは、センタージヨイント11′のブレーキ用油
路18から回路23を介して圧油が供給されるば
ねシリンダ24のロツド24aに連結し、回路1
8に油圧が無い時にはばね24bの力で走行切換
バルブ22が油圧シリンダ2側に切換わり、油圧
がある場合には走行モータ1側(図示状態)とな
るように構成している。また、補助ポンプ16の
吐出側回路17には、回路18への圧油の供給、
しや断を制御する切換バルブ25が挿入してあ
る。該切換バルブ25はスイツチ26のオンオフ
によつて切換わる電磁式としているが、オペレー
タが操作すれば切換わる構成であれば他の形式の
ものでもよい。
る。第2図において、第1図と同一符号は同等の
機能を有するものを示す。本考案においては、例
えば排土板駆動用油圧シリンダ2に専用の油路は
センタージヨイントに設けず、センタージヨイン
ト11′として走行モータ1用のものを兼用とす
る。また、油圧シリンダ2用のコントロールバル
ブとして、新たに付加することなく、走行モータ
用コントロールバルブ4を兼用する。そして走行
体A側油路には、走行モータ1とアクチユエータ
2への油路の切換えを行なう走行切換バルブ22
を設け、該走行切換バルブ22の操作ロツド22
aは、センタージヨイント11′のブレーキ用油
路18から回路23を介して圧油が供給されるば
ねシリンダ24のロツド24aに連結し、回路1
8に油圧が無い時にはばね24bの力で走行切換
バルブ22が油圧シリンダ2側に切換わり、油圧
がある場合には走行モータ1側(図示状態)とな
るように構成している。また、補助ポンプ16の
吐出側回路17には、回路18への圧油の供給、
しや断を制御する切換バルブ25が挿入してあ
る。該切換バルブ25はスイツチ26のオンオフ
によつて切換わる電磁式としているが、オペレー
タが操作すれば切換わる構成であれば他の形式の
ものでもよい。
この構成において、いま切換バルブ25が図示
のような右位置にある時には回路17と18とが
連通するので、ばねシリンダ24に補助ポンプ1
6の吐出圧油が供給され、切換バルブ22は図示
の左位置となり、走行モータ1への回路12,1
3が切換バルブ22の一次側回路27,28に連
通することとなる。従つて、コントロールバルブ
4を左または右位置にすれば、主ポンプ3の吐出
圧油が回路12または13から走行モータ1に供
給されると共に、ブレーキ切換バルブ19が切換
わり、ブレーキシリンダ20が収縮してブレーキ
が解除されるので、走行モータ1が前進または後
進方向に駆動される。
のような右位置にある時には回路17と18とが
連通するので、ばねシリンダ24に補助ポンプ1
6の吐出圧油が供給され、切換バルブ22は図示
の左位置となり、走行モータ1への回路12,1
3が切換バルブ22の一次側回路27,28に連
通することとなる。従つて、コントロールバルブ
4を左または右位置にすれば、主ポンプ3の吐出
圧油が回路12または13から走行モータ1に供
給されると共に、ブレーキ切換バルブ19が切換
わり、ブレーキシリンダ20が収縮してブレーキ
が解除されるので、走行モータ1が前進または後
進方向に駆動される。
一方、スイツチ26をオンとして切換バルブ2
5を左位置に切換えると、補助ポンプ16から回
路18への吐出圧油がしや断され、回路18は該
切換バルブ25を介してタンク29に連通するの
で、回路18の油圧が無くなり、ばねシリンダ2
4はばね24bの力によつて走行切換バルブ22
を右位置に切換え、今度は走行モータ1への油路
がしや断され、油圧シリンダ2への油路が連通
し、前記と同様にコントロールバルブ4の操作に
よつて油圧シリンダ2を作動させることが可能と
なる。
5を左位置に切換えると、補助ポンプ16から回
路18への吐出圧油がしや断され、回路18は該
切換バルブ25を介してタンク29に連通するの
で、回路18の油圧が無くなり、ばねシリンダ2
4はばね24bの力によつて走行切換バルブ22
を右位置に切換え、今度は走行モータ1への油路
がしや断され、油圧シリンダ2への油路が連通
し、前記と同様にコントロールバルブ4の操作に
よつて油圧シリンダ2を作動させることが可能と
なる。
なお、実施例においては、油圧シヨベルにアタ
ツチメントとして排土板を付設する場合について
説明したが、油圧シヨベルを改造して自動車解体
機として用い、走行体に自動車をプレスするプレ
スアームとその駆動用シリンダを設ける場合等、
他の場合にも本考案を適用することができ、ま
た、アクチユエータが油圧シリンダではなく油圧
モータである場合にも本考案を適用できる。
ツチメントとして排土板を付設する場合について
説明したが、油圧シヨベルを改造して自動車解体
機として用い、走行体に自動車をプレスするプレ
スアームとその駆動用シリンダを設ける場合等、
他の場合にも本考案を適用することができ、ま
た、アクチユエータが油圧シリンダではなく油圧
モータである場合にも本考案を適用できる。
以上述べたように、本考案によれば、走行体に
アクチユエータを有するアタツチメントを付加す
る場合に、センタージヨイントに新たに油路を設
ける必要がなく、かつコントロールバルブと旋回
体側回路も付設する必要がなく、簡単な切換バル
ブ等の付加だけで機能付加を行なうことが可能と
なるので、廉価にかつ容易に目的を達成すること
ができる。また本考案によれば、オペレータは運
転席に座つたままで走行切換バルブの切換えが行
なえるので、作業性が良好である。
アクチユエータを有するアタツチメントを付加す
る場合に、センタージヨイントに新たに油路を設
ける必要がなく、かつコントロールバルブと旋回
体側回路も付設する必要がなく、簡単な切換バル
ブ等の付加だけで機能付加を行なうことが可能と
なるので、廉価にかつ容易に目的を達成すること
ができる。また本考案によれば、オペレータは運
転席に座つたままで走行切換バルブの切換えが行
なえるので、作業性が良好である。
第1図は従来の油圧シヨベルの走行回路を示す
油圧回路図、第2図は本考案の一実施例である油
圧シヨベルの走行回路を示す油圧回路図である。 1……走行モータ、2……油圧シリンダ、3…
…主ポンプ、4……コントロールバルブ、11′
……センタージヨイント、16……補助ポンプ、
19……ブレーキ切換バルブ、20……ブレーキ
シリンダ、22……走行切換バルブ。
油圧回路図、第2図は本考案の一実施例である油
圧シヨベルの走行回路を示す油圧回路図である。 1……走行モータ、2……油圧シリンダ、3…
…主ポンプ、4……コントロールバルブ、11′
……センタージヨイント、16……補助ポンプ、
19……ブレーキ切換バルブ、20……ブレーキ
シリンダ、22……走行切換バルブ。
Claims (1)
- 旋回体に主ポンプと補助ポンプとが設置され、
走行体に走行モータとブレーキシリンダと走行時
にブレーキを解除するブレーキ切換バルブが設置
されると共に、走行体にアタツチメントを駆動す
るアクチユエータが設置される作業機械の走行回
路において、前記主ポンプの吐出側に設けられる
コントロールバルブとセンタージヨイントに設け
られる油路とを前記走行モータと前記アクチユエ
ータとで兼用する構成を有し、該兼用の油路に接
続される走行体上の油路には前記走行モータと前
記アクチユエータへの油路の切換えを行なう走行
切換バルブを設け、該走行切換バルブは、前記補
助ポンプからセンタージヨイントを介して前記ブ
レーキ切換バルブの一次側に至る油路の走行体側
部分の油圧の有、無によつて該切換バルブの二次
側がそれぞれ前記走行モータ側、前記アクチユエ
ータ側に切換えられる構造を有し、前記補助ポン
プの吐出側には、オペレータにより操作されて該
吐出油の前記ブレーキ切換バルブ側油路への供
給、しや断を行なう切換バルブを設けたことを特
徴とする作業機械の走行回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15448682U JPS5973464U (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 作業機械の走行回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15448682U JPS5973464U (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 作業機械の走行回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5973464U JPS5973464U (ja) | 1984-05-18 |
JPH0245321Y2 true JPH0245321Y2 (ja) | 1990-11-30 |
Family
ID=30341479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15448682U Granted JPS5973464U (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 作業機械の走行回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5973464U (ja) |
-
1982
- 1982-10-14 JP JP15448682U patent/JPS5973464U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5973464U (ja) | 1984-05-18 |
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