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JPH0412335B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0412335B2
JPH0412335B2 JP58240868A JP24086883A JPH0412335B2 JP H0412335 B2 JPH0412335 B2 JP H0412335B2 JP 58240868 A JP58240868 A JP 58240868A JP 24086883 A JP24086883 A JP 24086883A JP H0412335 B2 JPH0412335 B2 JP H0412335B2
Authority
JP
Japan
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valve
directional
hydraulic pump
boom
hydraulic
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58240868A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60133128A (ja
Inventor
Toichi Hirata
Seiji Tamura
Yoshio Kunitoki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP58240868A priority Critical patent/JPS60133128A/ja
Publication of JPS60133128A publication Critical patent/JPS60133128A/ja
Publication of JPH0412335B2 publication Critical patent/JPH0412335B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2278Hydraulic circuits
    • E02F9/2292Systems with two or more pumps
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2239Control of flow rate; Load sensing arrangements using two or more pumps with cross-assistance
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2278Hydraulic circuits
    • E02F9/2285Pilot-operated systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数のアクチユエータを備えた油圧シ
ヨベルなどの油圧掘削機の油圧回路に関する。
一般に油圧掘削機例えば油圧シヨベルは、旋回
体と走行体とブーム、アーム、バケツトなどから
成るアタツチメントを備えており、これらはそれ
ぞれ旋回モータ、左右走行モータ、ブームシリン
ダ、アームシリンダ、バケツトシリンダなどのア
クチユエータによつて駆動される。そして、これ
らのアクチユエータは方向切換弁によりそれぞれ
単独にあるいは複合して制御される。第1図は油
圧シヨベルの全体構成を示す側面図、第2図は第
1図の平面図である。これらの図において、10
1は旋回体で、走行体102の上部に配設され、
旋回モータ3を駆動することにより旋回する。1
04は左トラツクで、左走行モータ4によつて駆
動する。106は右トラツクで、右走行モータ6
によつて駆動する。108はブーム、109はア
ーム、110はバケツトで、これらによつて作業
機が構成されている。8はブーム108を作動さ
せるブームシリンダ、5はアーム109を作動さ
せるアームシリンダ、7はバケツト110を作動
させるバケツトシリンダである。
従来最も一般的な油圧駆動方式は、これらの方
向切換弁を二つのグループに分け、各グループを
別個の油圧ポンプに接続すると共に、各グループ
内では方向切換弁を油圧ポンプに対して並列に接
続するものである。この方式は油圧回路が単純で
あり、各アクチユエータをある程度同時に駆動で
きる利点があるが、反面、複数のアクチユエータ
の複合動作時に、各アクチユエータの動きが相互
の作動圧による影響を受けるので、制御を正確に
行うことができず、更に、アクチユエータにかか
る負荷状態によつて複合動作する複数のアクチユ
エータの作動圧の間に極端な差がある場合には、
作動圧の低い方のアクチユエータのみに圧油が流
れるので、他方のアクチユエータの動作が停止し
てしまうという事態が生じる。
この問題を解決したものの一例として、第3図
に示される油圧回路が従来提案されている。この
油圧回路は基本的には油圧ポンプに対して複数の
方向切換弁をタンデムに接続したものである。第
3図において、二つの油圧ポンプ1,2が備えら
れ、油圧ポンプ1に対して、旋回モータ3、左走
行モータ4及びアームシリンダ5が一つのグルー
プを形成し、油圧ポンプ2に対して、右走行モー
タ6、バケツトシリンダ7及びブームシリンダ8
が他のグループを形成する。そして方向切換弁
9,10,11が油圧ポンプ1に対してタンデム
に接続され、方向切換弁12,13,14が油圧
ポンプ2に対してタンデムに接続される。方向切
換弁9〜11から成る方向切換弁グループ15の
下流と、方向切換弁12〜14から成る方向切換
弁グループ16の下流とには、タンク17との連
通を開閉する開閉弁18,19がそれぞれ設けら
れる。バイロツト弁20〜25はパイロツト圧信
号回路a〜lによつてパイロツト圧信号を方向切
換弁9〜14にそれぞれ送り、これらの圧油の方
向及び流量を制御する。パイロツト弁20〜25
は油圧源であるパイロツトポンプ26に共通に接
続される。二つの方向切換弁グループ15,16
間には、バイパス回路27,28,29が設けら
れ、また、油圧ポンプ1と方向切換弁11との間
にバイパス回路30が設けられる。バイパス回路
27には、流量制限位置と開通位置とを持つ制限
弁31が設けられ、バイパス回路30には絞り3
2が設けられる。開閉弁18,19へパイロツト
圧信号を送るパイロツト圧信号回路m、nは、選
択弁33と切換弁34に接続される。
ここで、第3図に示す油圧回路において、アク
チユエータ3〜8を複合動作する場合について説
明する。
(1) 旋回動作と走行動作 旋回用のパイロツト弁20からのパイロツト
圧信号によつて方向切換弁9が動作し、旋回モ
ータ3に油圧ポンプ1からの圧油を供給する。
パイロツト圧信号回路a又はbのパイロツト圧
信号によつて制限弁31は開通位置に切り換え
られるので、バイパス回路27によつて方向切
換弁10と方向切換弁12とは油圧ポンプ2に
対して並列に接続される。したがつて左走行用
のパイロツト弁21と右走行用のパイロツト弁
23とがパイロツト圧信号を発生すると、方向
切換弁10と方向切換弁12とがともに動作
し、左走行モータ4と右走行モータ6とに油圧
ポンプ2からの圧油を供給する。かくして、旋
回モータ3と左右走行モータ4,6とは独立し
て駆動される。
(2) 旋回動作とブーム動作 旋回用のパイロツト弁20からのパイロツト
圧信号によつて方向切換弁9が油圧ポンプ1か
らの圧油を旋回モータ3に供給する。他方、ブ
ーム用のパイロツト弁25からのパイロツト圧
信号によつて方向切換弁14が油圧ポンプ2か
らの圧油をブームシリンダ8に供給する。
(3) 旋回動作とアーム動作 旋回用のパイロツト弁20の操作によつて前
記と同様に旋回モータ8には油圧ポンプ1から
の圧油が供給される。旋回用のパイロツト圧信
号回路a又はbのパイロツト圧信号によつて切
換弁34がアーム用のパイロツト圧信号回路e
又はfをパイロツト圧信号回路nに連通させる
ので、アーム用のパイロツト弁22からのパイ
ロツト圧信号が開閉弁19を閉止位置に切り換
える。これによつて、方向切換弁11はバイパ
ス回路28により切換弁グループ16を経て油
圧ポンプ2に接続され、アームシリンダ5は油
圧ポンプ2からの圧油によつて駆動される。
このように、第3図に示す油圧回路では種々の
複合動作が可能であるが、次のような複合動作を
行なう場合に問題が生じる。
(a) 走行しながらブーム108をダンプしようと
した場合、油圧ポンプ1の圧油は左走行モータ
4のみに供給され、油圧ポンプ2の圧油は右走
行モータ6のみに供給され、ブームシリンダ8
には圧油が供給されず、したがつて、ブーム1
08を動かすことはできない。
(b) 走行しながらアーム109をダンプしようと
した場合、方向切換弁10が切り換えられてい
るので、アームシリンダ5に供給される圧油は
絞り32を介して供給されることとなり、この
結果、アーム109を充分に上げることができ
ない。
(c) 湿地において、走行しながらアーム109を
クラウドして湿地脱出をしようとした場合、走
行に空転を生じるとアームシリンダに圧油が供
給されず、脱出に必要な力をアーム109に与
えることができない。
(d) バケツト110の先端に荷を吊つて走行して
いる場合、荷を吊り直そうとして走行しながら
バケツト110をクラウドしようとしても、方
向切換弁12が切り換えられているので、バケ
ツト110を動かすことはできない。これは、
上記のように荷を吊つて走行している場合以外
でも同じであり、走行しながらバケツトを動か
すことはできない。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決し、
走行動作中においても他のアクチユエータを、直
進走行に何等の支障もなく動作させることができ
る油圧掘削機の油圧回路を提供するにある。
第1の油圧ポンプと、第2の油圧ポンプと、第
1の油圧ポンプに接続された第1の方向切換弁グ
ループと、第2の油圧ポンプに接続された第2の
方向切換弁グループと、各方向切換弁に接続され
たアクチユエータとを備えた油圧掘削機の油圧回
路において、前記第1の方向切換弁グループをそ
のセンタバイパスの上流側に並列接続したブーム
用方向切換弁およびアーム用方向切換弁と、前記
センタバイパスの下流側に接続した一方の走行用
方向切換弁とで構成し、前記第2の方向切換弁グ
ループをそのセンタバイパスの上流側に接続した
他方の走行用方向切換弁と前記センタバイパスの
下流側に接続したバケツト用方向切換弁とで構成
し、前記第2の油圧ポンプと、前記一方の走行用
方向切換弁および流量制限手段を介して前記バケ
ツト用方向切換弁との間にバイパス管路を設けた
ことを特徴とする。
走行用方向切換弁が切換えられて油圧掘削機が
走行状態にあるとき、ブーム用方向切換弁又はア
ーム用方向切換弁が操作されると、走行用方向切
換弁には第2の油圧ポンプから圧油が供給され、
ブーム用方向切換弁又はアーム用方向切換弁には
第1の油圧ポンプから圧油が供給され、走行中の
ブーム又はアームの駆動が可能となる。又、同じ
く油圧掘削機が走行状態にあるとき、バケツト用
方向切換弁が操作されると、第2の油圧ポンプか
ら走行用方向切換弁と分流してバケツト用方向切
換弁に圧油が供給される。この圧油は流量制限手
段を介して供給されるので、走行は確実に維持さ
れる。
以下、本発明を図示の各実施例に基づいて説明
する。
第4図は本発明の第1の実施例に係る油圧シヨ
ベルの油圧回路の系統図である。
第4図で、第3図と同一部分には同一符号を付
して説明を省略する。11Aは第1のアーム用方
向切換弁、11Bは第2のアーム用方向切換弁、
14Aは第1のブーム用方向切換弁、14Bは第
2のブーム用方向切換弁である。41は第1の油
圧ポンプ1と第2のブーム用方向切換弁14Bと
の間の管路、42は第2の油圧ポンプ2と右走行
用方向切換弁12との間の管路、44は第2の油
圧ポンプ2と左走行用方向切換弁10との間を接
続する第1のバイパスライン、45は第1のバイ
パスラインに介在せしめられた逆止弁である。4
7は第1のバイパスライン44において、逆止弁
45の後の部分から分岐され、この分岐点とバケ
ツト用方向切換弁13とを接続する第2のバイパ
スラインである。48,49はそれぞれ第2のバ
イパスライン47に介在せしめられた逆止弁およ
び絞りである。なお、50は各方向切換弁の入力
ポート側に設けられたロードチエツク弁、51,
52は回路保護用のリリーフ弁である。53は、
第1の油圧ポンプ1と旋回用方向切換弁9、およ
び第1の油圧ポンプ1と第1のアーム用方向切換
弁11Aとを接続するパラレル回路であり、この
パラレル回路により、第2のブーム用方向切換弁
14B、旋回用方向切換弁9および第1のアーム
用方向切換弁11Aが並列に接続されることとな
る。
ここで、複合動作を行なう場合の本実施例の油
圧回路の動作について説明する。
(1) 旋回動作と走行動作 旋回モータ3には、旋回用方向切換弁9を介
して第1の油圧ポンプ1から圧油が供給され
る。一方、右走行モータ6には右走行用方向切
換弁12を介して第2の油圧ポンプ2から圧油
が供給され、左走行モータ4には第1のバイパ
スライン44および左走行用方向切換弁10を
介して第2の油圧ポンプ2から圧油が供給され
る。したがつて、旋回動作と走行動作は第3図
に示す従来例と同様独立して行われ、走行の直
進性も維持される。
(2) 旋回動作とブーム動作 旋回モータ3には旋回用方向切換弁9を介し
て第1の油圧ポンプ1から圧油が供給され、ブ
ームシリンダ8には、第2のブーム用方向切換
弁14Bを介して第1の油圧ポンプ1からの圧
油が、又、第1のブーム用方向切換弁14Aを
介して第2の油圧ポンプ2からの圧油がそれぞ
れ供給される。このような旋回動作とブーム動
作との複合動作は油圧シヨベルの作業において
頻繁に行なわれる。ところで、第3図に示すよ
うな、旋回モータ3とブームシリンダ8が別個
の油圧ポンプ1,2により駆動される従来の油
圧回路にあつては、旋回モータ3の加速時にお
いて、余つた圧油はリリーフ弁からリリーフさ
れるので馬力損失を招き効率が悪かつた。即
ち、旋回体は慣性が大きいので、その加速時に
は旋回モータ3の作動圧がリリーフ弁の開放圧
力より高くなつてしまうのである。しかしなが
ら、本実施例の油圧回路においては、旋回用方
向切換弁9と第2のブーム用方向切換弁14B
とが並列に接続されているため、旋回モータ3
作動圧の上昇はブームシリンダ8の作動圧によ
つて抑えられ、これにより旋回モータ3で余つ
た圧油はブームシリンダ8に供給される。この
ため、馬力がブーム動作に対して有効に利用さ
れることとなり、ブームを充分に上げることが
できる。
又、旋回動作とブーム動作の独立性が要求さ
れる場合には、第1のブーム用方向切換弁14
Aと第2のブーム用方向切換弁14Bとの連結
を2段動作を行なうような構成とし、1段目の
操作で第1のブーム用方向切換弁14Aのみが
動作し、2段目の操作で第1、第2のブーム用
方向切換弁14A,14Bが共に動作するよう
にしておけば、1段目の操作により旋回動作と
ブーム動作を完全に独立させることができる。
(3) 旋回動作とアーム動作 旋回モータ3には旋回用方向切換弁9を介し
て第1の油圧ポンプ1の圧油が供給され、アー
ムシリンダ5には、第1のアーム用方向切換弁
11Aを介して第1の油圧ポンプ1の圧油が、
又、第2のアーム用方向切換弁11Bを介して
第2の油圧ポンプの圧油がそれぞれ供給され
る。
(4) 走行動作とブーム動作 左走行モータ4には、第1のバイパスライン
44および左走行用方向切換弁10を介して第
2の油圧ポンプ2の圧油が供給され、右走行モ
ータ6には、右走行用方向切換弁12を介して
第2の油圧ポンプ2の圧油が供給される。又、
ブームシリンダ8には、第2のブーム用方向切
換弁14Bを介して第1の油圧ポンプ1の圧油
が供給される。したがつて、本実施例において
は、走行動作とブーム動作の複合動作が可能と
なり、しかも、走行動作とブーム動作を独立さ
せることができ直進走行が可能である。
(5) 走行動作とアーム動作 左走行モータ4には、第1のバイパスライン
44および左走行用方向切換弁10を介して第
2の油圧ポンプ2の圧油が供給され、右走行モ
ータ6には、右走行用方向切換弁12を介して
第2の油圧ポンプ2の圧油が供給される。又、
アームシリンダ5には、第1のアーム用方向切
換弁11Aを介して第1の油圧ポンプ1の圧油
が供給される。したがつて、走行動作とアーム
動作は独立となり、直進走行に支障なくアーム
109を充分に上げることができ、又、湿地脱
出時走行に空転が生じても、アーム109に充
分な力を与えることができ、湿地脱出に不都合
を生じない。
(6) 走行動作とバケツト動作 左走行モータ4には、左走行用方向切換弁1
0を介して第1の油圧ポンプ1の圧油が供給さ
れ、右走行モータ6には、右走行用方向切換弁
12を介して第2の油圧ポンプ2の圧油が供給
される。又、バケツトシリンダ7には、第1の
バイパスライン44とそれから分岐する第2の
バイパスライン47、バケツト用方向切換弁1
3を介して第2の油圧ポンプ2の圧油が供給さ
れるとともに、同時に、左走行用方向切換弁1
0の入力ポートの手前から分岐する第1のバイ
パスライン44、第2のバイパスライン47お
よびバケツト用方向切換弁13を介して第1の
油圧ポンプ1の圧油が前述の第2の油圧ポンプ
2の圧油と合流して供給される。このようなバ
ケツトシリンダ7への圧油の分流は、走行モー
タの駆動圧に比してバケツトシリンダの駆動圧
が低いのが通常であるので、何等支障なく行な
われる。このようにして、走行中にバケツト動
作を行なうことが可能となる。又、この場合、
左右の走行モータ4,6の駆動圧は、ほぼ第1
のバイパスライン44の圧力に等しくなるため
走行の直進性が失われることはない。ところ
で、もし、バケツトシリンダ8の駆動圧が低い
と、前述のような回路ではバケツトシリンダ8
に送られる圧油量が多くなり、このため走行モ
ータ4,6へ供給される圧油が減少し、走行が
異常に遅くなる事態を生じる場合があり得る。
絞り49はこれを防止するために設けられてい
るものであり、絞り49によりバケツトシリン
ダ7に流入する圧油の流量は制限される。
このように、本実施例では、第1の方向切換弁
グループを、そのセンタバイパスの上流側で並列
に接続されている第2のブーム用方向切換弁、旋
回用方向切換弁、第1のアーム用方向切換弁およ
び下流側に接続された左走行用方向切換弁で構成
し、又、第2の方向切換弁グループを、そのセン
タバイパスの最上流に接続された右走行用方向切
換弁、その下流側に並列に接続された第1のブー
ム用方向切換弁とバケツト用方向切換弁、さらに
最下流に接続されたアーム用方向切換弁で構成
し、第2の方向切換弁グループに接続する第2の
油圧ポンプと左走行用方向切換弁との間に第1の
バイパスラインを設けるとともに、この第1のバ
イパスラインから分岐してバケツト用方向切換弁
との間に絞りを介して第2のバイパスラインを設
けたので、旋回動作と他のアクチユエータの動作
との複合動作のみならず、走行動作と他のアクチ
ユエータの動作との複合動作も支障なく行なうこ
とができ、しかも、その際走行動作における直進
性を保持することができる。さらに、旋回動作と
ブーム動作の複合動作時、エネルギ損失を減少す
ることもできる。
第5図は本発明の第2の実施例に係る油圧シヨ
ベルの油圧回路の系統図である。
本実施例が第1の実施例と異なる点は、第1の
バイパスライン44の中途から第1のブーム用方
向切換弁14Aとの間に第3のバイパスラインを
設けた点にあり、その他の部分は第1の実施例と
同じである。即ち、54は第1のバイパスライン
44から分岐し、第1のブーム用方向切換弁14
Aの入力ポートとの間に設けられた第3のバイパ
スラインである。55,56はそれぞれ第3のバ
イパスライン54に介在せしめられた逆止弁およ
び絞りである。
第1の実施例において、旋回動作とブーム動作
を独立させる必要がある場合、第1、第2のブー
ム用方向切換弁14A,14Bの結合を2段動作
するように構成したが、このように構成すると、
第1の実施例においては、走行動作とブーム動作
の複合の場合、第1のブーム用方向切換弁14A
を作動させる第1段目の操作を行つてもブームシ
リンダ8を駆動することはできない。即ち、右走
行用方向切換弁12が切換えられているので、第
1のブーム用方向切換弁14Aと第2の油圧ポン
プ2とは遮断され、かつ、第2のブーム用方向切
換弁14Bは切換えられていないからである。
しかしながら、本実施例では、第3のバイパス
ライン54を設けたので、走行動作とブーム動作
を行なう場合、ブームレバーを操作して1段操作
を行なうと、第1のブーム用方向切換弁14Aが
切換えられ、第1、第2の油圧ポンプ1,2の圧
油は第1のバイパスライン44、第3のバイパス
ライン54、第1のブーム用方向切換弁14Aを
介してブームシリンダ8に供給されてブーム動作
を行なう。この場合、ブームシリンダ8の駆動圧
が低いと第1、第2の油圧ポンプ1,2からブー
ムシリンダ8へ送られる圧油量が多くなり、走行
が異常に遅くなることがある。絞り56はこれを
防止するために設けられているものであり、絞り
56によりブームシリンダ8に流入する圧油の流
量は制限される。なお、絞り56は必ずしも不可
欠のものではない。
このように、本実施例では、第1の実施例の構
成にさらに、第1のバイパスラインと第1のブー
ム用方向切換弁との間に第3のバイパスラインを
設けたので、第1の実施例と同様の効果を奏する
ばかりでなく、旋回動作とブーム動作の複合動作
を行なう場合の独立性を確保するため、ブーム用
方向切換弁を2段操作する構成としても、走行動
作とブーム動作の複合動作を行う場合にも支障な
くこれを行なうことができる。
第6図は本発明の第3の実施例に係る油圧シヨ
ベルの油圧回路の系統図である。
本実施例が第5図に示す第2の実施例と異なる
点は、第1のバイパスライン44に第4のバイパ
スラインを接続した点にあり、その他の構成は第
2の実施例と同じである。即ち、58は第1の油
圧ポンプ1と第1のバイパスライン44との間を
接続する第4のバイパスラインである。59,6
0は第4のバイパスライン58に介在せしめられ
た逆止弁および絞りである。
前述の第2の実施例の場合、走行動作中にブー
ムを動作させると、それまで左右の走行モータ
4,6に供給されていた圧油はほぼ半分に減少す
る。このため、走行速度が急に低下してオペレー
タにシヨツクを与える事態が発生することがあ
る。
しかしながら、本実施例では、第4のバイパス
ライン58により第1の油圧ポンプ1の圧油の一
部を第1のバイパスライン44を経て走行モータ
4に供給するものであり、第4のバイパスライン
58の絞り60を適当に設定することによりシヨ
ツクを軽減し、かつ、ブーム動作の独立性を保つ
ことができる。なお、旋回動作と走行動作、走行
動作とアーム動作の複合動作を行なう場合も同様
のことがいえる。
このように、本実施例では、第2の実施例の構
成にさらに第1と油圧ポンプと第1のバイパスラ
インを接続する第4のバイパスラインを設けたの
で、第2の実施例と同じ効果を奏するばかりでな
く、走行動作と他のアクチユエータ動作の複合動
作時発生するシヨツクを軽減することができる。
第7図は本発明の第4の実施例に係る油圧シヨ
ベルの油圧回路の系統図である。
本実施例が第6図に示す第3の実施例と異なる
点は、第1のバイパスライン44における第2の
バイパスラインとの分岐点と左走行用方向切換弁
10の入力ポートとの間に開閉弁61を設けた点
にあり、その他の構成は第3の実施例と同じであ
る。開閉弁61は上側位置(図示位置)と下側位
置を有し、手動又は足踏みにより操作される。開
閉弁61が上側位置にあるとき、第1のバイパス
ライン44は導通して第3の実施例と同一回路と
なり、同一の動作が行なわれる。開閉弁61が下
側位置とされると、第1のバイパスライン44は
開閉弁61の部分で遮断され、第2の油圧ポンプ
2と左走行用方向切換弁10は連通が断たれる。
ところで、油圧シヨベルが長い斜面を横断する
場合、傾斜方向に荷重がかかるので、傾斜の下方
にある油圧モータの駆動圧は大きくなり、かつ、
傾斜の上方にある油圧モータの駆動圧は小さくな
り、両油圧モータの駆動圧にアンバランスを生じ
る。そして、同一油圧ポンプから両油圧モータに
圧油が供給されるような回路構成の場合、その圧
油は駆動圧の低い油圧モータの方へ供給されるた
め、油圧シヨベルは曲進してしまい危険である。
例えば、図示の回路において、左走行モータ4が
駆動するトラツク106が斜面上方に位置する
と、左走行モータ4の駆動圧は低くなり、第2の
油圧ポンプ2の圧油はほとんど第1のバイパスラ
イン44を介して左走行モータ4へ供給されてし
まうので、油圧シヨベルは急激に曲進することと
なる。開閉弁61はこのような曲進状態を防ぐた
めに設けられたものであり、斜面横断の場合、開
閉弁61を下側位置とすることにより、油圧モー
タ4は第1の油圧ポンプ1により、又、油圧モー
タ6は第2の油圧ポンプ2により、それぞれ独立
に駆動されるので、前記のような曲進状態は防止
できる。
なお、開閉弁61の設置は、第1、第2、第3
の実施例においてもなし得る。又、開閉弁61の
操作は、直進走行が必要なときのみ、電気又は油
圧手段を用いて自動的に行なうこともできる。
このように、本実施例では、第3の実施例の構
成にさらに第1のバイパスラインに開閉弁を設け
たので、第3の実施例と同じ効果を奏するばかり
でなく、斜面の横断等の場合でも直進走行を行な
うことができる。
以上述べたように、本発明では、第1の油圧ポ
ンプに接続する第1の方向切換弁グループを、そ
のセンタバイパスの上流側で並列接続されたブー
ム用方向切換弁とアーム用方向切換弁、およびセ
ンタバイパスの下流側に接続された左(又は右)
走行用方向切換弁で構成し、又、第2の油圧ポン
プに接続する第2の方向切換弁グループを、その
センタバイパスの上流側に接続された右(又は
左)走行用方向切換弁とその下流に接続されたバ
ケツト用方向切換弁で構成し、前記第2の油圧ポ
ンプとバケツト用方向切換弁との間に流量制限手
段を介在させてバイパス管路を設け、又、前記第
2の油圧ポンプと第1の方向切換弁グループに属
する左(又は右)走行用方向切換弁との間にバイ
パス管路を設けたので、走行動作中においても他
のアクチユエータを、走行の直進性を維持しつつ
支障なく独立して動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は油圧シヨベルの全体構成の側面図、第
2図は第1図に示す油圧シヨベルの平面図、第3
図は従来の油圧シヨベルの油圧回路の系統図、第
4図、第5図、第6図および第7図は本発明の第
1、第2、第3および第4の実施例に係る油圧シ
ヨベルの油圧回路の系統図である。 1,2……油圧ポンプ、3……旋回モータ、4
……左走行モータ、5……アームシリンダ、6…
…右走行モータ、7……バケツトシリンダ、8…
…ブームシリンダ、10……左走行用方向切換
弁、11A……アーム用方向切換弁、12……右
走行用方向切換弁、13……バケツト用方向切換
弁、14B……ブーム用方向切換弁、44……第
1のバイパスライン、47……第2のバイパスラ
イン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の油圧ポンプと、第2の油圧ポンプと、
    第1の油圧ポンプに接続された第1の方向切換弁
    グループと、第2の油圧ポンプに接続された第2
    の方向切換弁グループと、各方向切換弁に接続さ
    れたアクチユエータとを備えた油圧掘削機の油圧
    回路において、前記第1の方向切換弁グループを
    そのセンタバイパスの上流側に並列接続したブー
    ム用方向切換弁およびアーム用方向切換弁と、前
    記センタバイパスの下流側に接続した一方の走行
    用方向切換弁とで構成し、前記第2の方向切換弁
    グループをそのセンタバイパスの上流側に接続し
    た他方の走行用方向切換弁と前記センタバイパス
    の下流側に接続したバケツト用方向切換弁とで構
    成し、前記第2の油圧ポンプと、前記一方の走行
    用方向切換弁および流量制限手段を介して前記バ
    ケツト用方向切換弁との間にバイパス管路を設け
    たことを特徴とする油圧掘削機の油圧回路。
JP58240868A 1983-12-22 1983-12-22 油圧掘削機の油圧回路 Granted JPS60133128A (ja)

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EP2677210B1 (en) * 2012-06-19 2016-04-20 Turner Powertrain Systems Limited Gearbox hydraulic circuit
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