JPH0240956A - 固体撮像装置及びその駆動方法 - Google Patents
固体撮像装置及びその駆動方法Info
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- JPH0240956A JPH0240956A JP63191470A JP19147088A JPH0240956A JP H0240956 A JPH0240956 A JP H0240956A JP 63191470 A JP63191470 A JP 63191470A JP 19147088 A JP19147088 A JP 19147088A JP H0240956 A JPH0240956 A JP H0240956A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F55/00—Radiation-sensitive semiconductor devices covered by groups H10F10/00, H10F19/00 or H10F30/00 being structurally associated with electric light sources and electrically or optically coupled thereto
- H10F55/10—Radiation-sensitive semiconductor devices covered by groups H10F10/00, H10F19/00 or H10F30/00 being structurally associated with electric light sources and electrically or optically coupled thereto wherein the radiation-sensitive semiconductor devices control the electric light source, e.g. image converters, image amplifiers or image storage devices
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F39/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
- H10F39/10—Integrated devices
- H10F39/12—Image sensors
- H10F39/15—Charge-coupled device [CCD] image sensors
- H10F39/153—Two-dimensional or three-dimensional array CCD image sensors
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は信号電荷の掃き捨でか基板へ行われる固体撮像
装置に関する。
装置に関する。
本発明は、受光部がpnpn構造の如き異なる導電型の
半導体領域が交互に積層された構造となる固体撮像装置
において、最も底部の半導体領域(基板)を低濃度半導
体領域とその底部に設けられる高濃度半導体領域から構
成することにより、さらには、その高濃度半導体領域の
深さをシャッター電圧印加時の空乏層の領域内にするこ
とにより、シャッター電圧の低電圧化やニー(knee
)特性の改善等を実現するものである。
半導体領域が交互に積層された構造となる固体撮像装置
において、最も底部の半導体領域(基板)を低濃度半導
体領域とその底部に設けられる高濃度半導体領域から構
成することにより、さらには、その高濃度半導体領域の
深さをシャッター電圧印加時の空乏層の領域内にするこ
とにより、シャッター電圧の低電圧化やニー(knee
)特性の改善等を実現するものである。
COD等の固体撮像装置の受光部として、n型半導体基
板にp型のウェル領域を形成し、そのP型のウェル領域
に受光部表面の発生電流を抑えるためのp型の表面半導
体領域と、ダイオードを構成するn°型の半導体領域を
形成した構造のものが知られており、このような構造の
固体撮像装置は、例えば「日経マイクロデバイスJ、1
987年10月号、第60頁〜第67頁、(日経マグロ
ウヒル社発行)にも紹介されている。
板にp型のウェル領域を形成し、そのP型のウェル領域
に受光部表面の発生電流を抑えるためのp型の表面半導
体領域と、ダイオードを構成するn°型の半導体領域を
形成した構造のものが知られており、このような構造の
固体撮像装置は、例えば「日経マイクロデバイスJ、1
987年10月号、第60頁〜第67頁、(日経マグロ
ウヒル社発行)にも紹介されている。
また、受光部の過剰電荷を掃き捨てる技術としては、ラ
テラル(横)にオーバーフロードレインを設ける技術が
あり、特開昭61−18172号公報に記載されるよう
に、その受光部の深さ方向のポテンシャルを工夫した関
連技術もある。
テラル(横)にオーバーフロードレインを設ける技術が
あり、特開昭61−18172号公報に記載されるよう
に、その受光部の深さ方向のポテンシャルを工夫した関
連技術もある。
ところで、受光部を表面から順にpnpn構造とするも
のでは、3値レヘルでの制御やプルーミングのマージン
をとるために、n型の半導体基板の不純物濃度をl X
101′(C13)程度にしなくてばならない。
のでは、3値レヘルでの制御やプルーミングのマージン
をとるために、n型の半導体基板の不純物濃度をl X
101′(C13)程度にしなくてばならない。
しかしながら、n型半導体基板とp型のウェル領域の間
の接合が逆バイアスとされていることから、上述の半導
体基板の不純物濃度では、空乏層が約30μm程度も拡
がって、そのシャッター電圧が50V(DC値)程度に
大きくなってしまう。
の接合が逆バイアスとされていることから、上述の半導
体基板の不純物濃度では、空乏層が約30μm程度も拡
がって、そのシャッター電圧が50V(DC値)程度に
大きくなってしまう。
そして、その結果、信顛性の劣化や、シャッター段差の
発生等の弊害が問題となっている。また、飽和する光の
照度以上では蓄積電荷量が増加しないことが望ましいが
、上述の構造の受光部では、それが十分なものとは言え
ず、ニー(knee)特性の改善が求められている。
発生等の弊害が問題となっている。また、飽和する光の
照度以上では蓄積電荷量が増加しないことが望ましいが
、上述の構造の受光部では、それが十分なものとは言え
ず、ニー(knee)特性の改善が求められている。
そこで、本発明は上述の課題に鑑み、シャッター電圧の
低電圧化やニー特性の改善等を実現する固体撮像装置の
提供を目的とする。
低電圧化やニー特性の改善等を実現する固体撮像装置の
提供を目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の固体撮像装置は
、受光部の表面から深さ方向への構造が、順に第2導電
型の表面半導体領域、第1導電型の第1の半導体領域、
第2導電型の半導体領域、第1導電型の第2の半導体領
域からなる構造とされ、上記第2の半導体領域は上記第
2導電型の半導体領域の底部に設けられた第1導電型の
低濃度半導体領域と、その低濃度半導体領域の底部に設
けられた第1導電型の高濃度半導体領域からなることを
特徴とする。ここで、上記第1導電型の第2の半導体領
域は半導体基板であっても良く、第1導電型をn型とし
た場合では、上記第2の半導体領域はn”型半導体基板
上にn型半導体領域が設けられる構造になる。
、受光部の表面から深さ方向への構造が、順に第2導電
型の表面半導体領域、第1導電型の第1の半導体領域、
第2導電型の半導体領域、第1導電型の第2の半導体領
域からなる構造とされ、上記第2の半導体領域は上記第
2導電型の半導体領域の底部に設けられた第1導電型の
低濃度半導体領域と、その低濃度半導体領域の底部に設
けられた第1導電型の高濃度半導体領域からなることを
特徴とする。ここで、上記第1導電型の第2の半導体領
域は半導体基板であっても良く、第1導電型をn型とし
た場合では、上記第2の半導体領域はn”型半導体基板
上にn型半導体領域が設けられる構造になる。
また、本発明の固体撮像装置は、上述の受光部の表面か
ら深さ方向への構造を有し、且つ第1導電型の第2の半
導体領域に所要の電圧を印加して電子シャッター動作を
行うものであって、シャッター電圧印加時の第2導電型
の半導体領域と第1導電型の低濃度半導体領域の接合の
空乏層の領域内に第1導電型の高濃度半導体領域が設け
られることを特徴とする。
ら深さ方向への構造を有し、且つ第1導電型の第2の半
導体領域に所要の電圧を印加して電子シャッター動作を
行うものであって、シャッター電圧印加時の第2導電型
の半導体領域と第1導電型の低濃度半導体領域の接合の
空乏層の領域内に第1導電型の高濃度半導体領域が設け
られることを特徴とする。
〔作用]
逆バイアスとされる第2導電型の半導体領域と第1導電
型の低濃度半導体領域の接合の空乏層を第1導電型の高
濃度半導体領域によってその拡がりを抑えることで、よ
り小さい電位差での縦方向の電荷の排除が可能となる。
型の低濃度半導体領域の接合の空乏層を第1導電型の高
濃度半導体領域によってその拡がりを抑えることで、よ
り小さい電位差での縦方向の電荷の排除が可能となる。
これを第1図を参照しながら、そのポテンシャルの1次
元モデルによって考えてみる。
元モデルによって考えてみる。
いま、第1図の1次元モデルは、表面からXj。
の距離までp°型の表面半導体領域(NA ” )であ
り、XjlからX1□まではn゛型の第1の半導体領域
(N11 ” )であり、Xj2からXj3まではp型
の半導体領域(Na)である。そしてそのXj、から深
さWまではn型の低濃度半導体領域(No)であり、こ
の深さWより深い部分はn”型の高濃度半導体領域(N
ゎ99)となっている。そして、濃度の関係は、NA
” )No 、NO”>NOであるとする。また、n
゛型の第1の半導体領域のポテンシャルの底部の電位を
Vイ、深さをX2とし、p型の半導体領域のポテンシャ
ルのピークの電位をVs、深さをX、とする。さらに、
n”型の高濃度半導体領域には基板電圧V tubが印
加され、p゛型の表面半導体領域は接地レベルに固定さ
れているものとする。
り、XjlからX1□まではn゛型の第1の半導体領域
(N11 ” )であり、Xj2からXj3まではp型
の半導体領域(Na)である。そしてそのXj、から深
さWまではn型の低濃度半導体領域(No)であり、こ
の深さWより深い部分はn”型の高濃度半導体領域(N
ゎ99)となっている。そして、濃度の関係は、NA
” )No 、NO”>NOであるとする。また、n
゛型の第1の半導体領域のポテンシャルの底部の電位を
Vイ、深さをX2とし、p型の半導体領域のポテンシャ
ルのピークの電位をVs、深さをX、とする。さらに、
n”型の高濃度半導体領域には基板電圧V tubが印
加され、p゛型の表面半導体領域は接地レベルに固定さ
れているものとする。
ここで、各境界条件より、
0式より
となる。
第0式を変形して、
次に、v8を算出する。まず、簡単のためにλ。
と設定する。第0式を第0式に代入して、λ(X ;z
X J+)−ff= (X (Vs V g
) ・’・@が得られる。この第0式をVf;の2次方
程式として解くと、 2 ε。
X J+)−ff= (X (Vs V g
) ・’・@が得られる。この第0式をVf;の2次方
程式として解くと、 2 ε。
l −α
この第0式で、vMが存在するためには、復号中の一符
号を採る。そして、第0式を辺々自乗して、 となる。
号を採る。そして、第0式を辺々自乗して、 となる。
ところで、シャッター電圧印加時には、vM=v8とな
ると仮定すると、第0式を変形して、V、=λ”(X
7z−Xjl)” =’■この第0式を第0式に代入
して、 V tub (shuLtar+ =λ”(X jz−
Xjl)”この第0式より、高濃度半導体領域の深さW
を小さくすることにより、シャッター電圧■。1゜U□
、、を小さくできることが判る。
ると仮定すると、第0式を変形して、V、=λ”(X
7z−Xjl)” =’■この第0式を第0式に代入
して、 V tub (shuLtar+ =λ”(X jz−
Xjl)”この第0式より、高濃度半導体領域の深さW
を小さくすることにより、シャッター電圧■。1゜U□
、、を小さくできることが判る。
また、p型の半導体領域のポテンシャルのピークの電位
v11の値は、第0式からも判るように、蓄積電荷量に
依存せずに一定となる。従って、ラテラルオーバーフロ
ードレイン構造の固体撮像装置と同様にニー特性が改善
されることになる。
v11の値は、第0式からも判るように、蓄積電荷量に
依存せずに一定となる。従って、ラテラルオーバーフロ
ードレイン構造の固体撮像装置と同様にニー特性が改善
されることになる。
ここで、シャッター電圧V 5ub(□□、。。の−例
について計算してみると、No ” =5xl O”(
cm−’) 、 Na = I X 1
0” (cm−″) 、 X73=3゜5μm
、x jz=2.5μm、W=6μm、x;I=0゜3
μmの各値を第0式に代入して、 V tub +Ihutt*rl ”i l B (V
)が得られることになる。
について計算してみると、No ” =5xl O”(
cm−’) 、 Na = I X 1
0” (cm−″) 、 X73=3゜5μm
、x jz=2.5μm、W=6μm、x;I=0゜3
μmの各値を第0式に代入して、 V tub +Ihutt*rl ”i l B (V
)が得られることになる。
以上の考察は、深さWで空乏層が強制的に終端すること
を条件としているが、少なくともシャッター電圧印加時
に拡がる空乏層の領域内に第1導電型の高濃度半導体領
域を設けることで、実質的に、シャッター電圧V tu
b (shutL*r+を小さくできる傾向が得られ、
低いシャッター電圧での電子シャッター動作が可能とな
る。
を条件としているが、少なくともシャッター電圧印加時
に拡がる空乏層の領域内に第1導電型の高濃度半導体領
域を設けることで、実質的に、シャッター電圧V tu
b (shutL*r+を小さくできる傾向が得られ、
低いシャッター電圧での電子シャッター動作が可能とな
る。
本発明の好適な実施例を図面を参照しながら説明する。
本実施例の固体撮像装置は、インターライン型のCCD
の例であり、基板がn型の低濃度半導体領域とn”型の
高濃度半導体領域とからなるために、そのシャッター電
圧の低電圧化等、を実現するものである。
の例であり、基板がn型の低濃度半導体領域とn”型の
高濃度半導体領域とからなるために、そのシャッター電
圧の低電圧化等、を実現するものである。
まず、その構造は、第2図に示すように、第1導電型の
第2の半導体領域であるn型の半導体基板が、n型の低
濃度半導体領域2とその底部に設けられたn”型の高濃
度半導体基板lとからなる構成とされている。このn型
の低濃度半導体領域2上には第2導電型の半導体領域で
あるP型のウェル領域3が形成されている。
第2の半導体領域であるn型の半導体基板が、n型の低
濃度半導体領域2とその底部に設けられたn”型の高濃
度半導体基板lとからなる構成とされている。このn型
の低濃度半導体領域2上には第2導電型の半導体領域で
あるP型のウェル領域3が形成されている。
受光部6は、そのp型のウェル領域3に囲まれてなり、
表面には、第2導電型の表面半導体領域であるp゛型の
正孔蓄積層5が形成され、その正孔蓄積層5の底部にn
゛型の半導体領域4が形成されている。従って、受光部
6の構造は、表面から順に、p0型の正孔蓄積1i5.
n”型の半導体領域4.P型のウェル領域3.n型の低
濃度半導体領域2.n”型の高濃度半導体基板1からな
る構造になっている。−例として、n型の低濃度半導体
領域2の不純物濃度は、10 ” (cm−3)程度で
あり、n”型の高濃度半導体基板1は、その約100倍
の10 ” (cm−’)程度の不純物濃度にされる。
表面には、第2導電型の表面半導体領域であるp゛型の
正孔蓄積層5が形成され、その正孔蓄積層5の底部にn
゛型の半導体領域4が形成されている。従って、受光部
6の構造は、表面から順に、p0型の正孔蓄積1i5.
n”型の半導体領域4.P型のウェル領域3.n型の低
濃度半導体領域2.n”型の高濃度半導体基板1からな
る構造になっている。−例として、n型の低濃度半導体
領域2の不純物濃度は、10 ” (cm−3)程度で
あり、n”型の高濃度半導体基板1は、その約100倍
の10 ” (cm−’)程度の不純物濃度にされる。
また、n”型の高濃度半導体基板Iとn型の低濃度半導
体領域2の界面の深さWは、約7μm程度、p型のウェ
ル領域3とn型の低濃度半導体領域2の接合深さXj3
は3μm程度である。上記低濃度半導体領域と高濃度半
導体領域からなる基板構造は、n型若しくはp型の高濃
度若しくは補償のイオン注入から形成することもでき、
或いはn”型の高濃度半導体基板1上にn型のエビクキ
シャル層を積層させても良い。
体領域2の界面の深さWは、約7μm程度、p型のウェ
ル領域3とn型の低濃度半導体領域2の接合深さXj3
は3μm程度である。上記低濃度半導体領域と高濃度半
導体領域からなる基板構造は、n型若しくはp型の高濃
度若しくは補償のイオン注入から形成することもでき、
或いはn”型の高濃度半導体基板1上にn型のエビクキ
シャル層を積層させても良い。
上記P型のウェル領域3には、上記n゛型の半導体領域
4と表面上離間してn゛型の電荷転送部11が形成され
ており、その底部には第2のp型のウェル12が形成さ
れている。これらn“型の電荷転送部11とn゛型の半
導体領域4の間の領域は、読み出し部13となり、絶縁
膜14を介して積層されたポリシリコン115の電圧に
よって該読み出し部I3にチャンネルが形成される。上
記受光部6上には、転送電極となる上記ポリシリコン層
に5は形成されず、遮光層としてのAll’iI6も形
成されずに、被写体からの光が入射することになる。ま
た、n゛型の電荷転送部11や受光部6の表面側部には
、チャンネルストッパー領域17.ITも形成されてい
る。
4と表面上離間してn゛型の電荷転送部11が形成され
ており、その底部には第2のp型のウェル12が形成さ
れている。これらn“型の電荷転送部11とn゛型の半
導体領域4の間の領域は、読み出し部13となり、絶縁
膜14を介して積層されたポリシリコン115の電圧に
よって該読み出し部I3にチャンネルが形成される。上
記受光部6上には、転送電極となる上記ポリシリコン層
に5は形成されず、遮光層としてのAll’iI6も形
成されずに、被写体からの光が入射することになる。ま
た、n゛型の電荷転送部11や受光部6の表面側部には
、チャンネルストッパー領域17.ITも形成されてい
る。
ここで、受光部の構造についてさらに説明すると、表面
のp゛型の正孔蓄積N5には接地電圧Vssが供給され
て、最も底部のn”型の高濃度半導体基板1には可変な
基板電圧V lubが供給される。
のp゛型の正孔蓄積N5には接地電圧Vssが供給され
て、最も底部のn”型の高濃度半導体基板1には可変な
基板電圧V lubが供給される。
そして、これらp゛型の正孔蓄積層5〜n”型の高濃度
半導体基板lの間のポテンシャルの曲線は、第1図に示
す如き曲線を示し、上記p型のウェル領域3にポテンシ
ャルバリアvきが形成されることから、そのポテンシャ
ルバリアv1の深すより浅い領域のポテンシャルの底部
V、lのところへ信号電荷が蓄積されて行く。そして、
電子シャッター動作時には、より高い電圧が上記n+″
型の高濃度半導体基板1に印加されて、信号電荷が基板
へ掃き捨てられることになる。この時、本実施例の固体
撮像装置におしζでは、上記n”型の高濃度半導体基板
1によって、p型のウェル頒yi3とn型の低濃度半導
体領域2間の接合の空乏層の拡がりが抑えられるため、
低電圧でのシャッター動作が可能となる。
半導体基板lの間のポテンシャルの曲線は、第1図に示
す如き曲線を示し、上記p型のウェル領域3にポテンシ
ャルバリアvきが形成されることから、そのポテンシャ
ルバリアv1の深すより浅い領域のポテンシャルの底部
V、lのところへ信号電荷が蓄積されて行く。そして、
電子シャッター動作時には、より高い電圧が上記n+″
型の高濃度半導体基板1に印加されて、信号電荷が基板
へ掃き捨てられることになる。この時、本実施例の固体
撮像装置におしζでは、上記n”型の高濃度半導体基板
1によって、p型のウェル頒yi3とn型の低濃度半導
体領域2間の接合の空乏層の拡がりが抑えられるため、
低電圧でのシャッター動作が可能となる。
第3図はシャッター電圧の特性を示す図であり、横軸は
基板電圧V t u &であり、縦軸はシャッター動作
を行うのに必要な電圧ΔV tubである。従来のpn
pn構造の固体撮像装置では、破線Bのように基板電圧
V lubの増加に従って、ΔV sob も増加し、
高い電圧でなければ十分なシャ・ンター動作ができない
でいた。しかし、本実施例の固体撮像装置(pnpnn
”構造)では、実線Aのように、基板電圧V工、が増加
しても、高い電圧は必要とならず、低い電圧でのシャッ
ター動作が行なえることが判る。
基板電圧V t u &であり、縦軸はシャッター動作
を行うのに必要な電圧ΔV tubである。従来のpn
pn構造の固体撮像装置では、破線Bのように基板電圧
V lubの増加に従って、ΔV sob も増加し、
高い電圧でなければ十分なシャ・ンター動作ができない
でいた。しかし、本実施例の固体撮像装置(pnpnn
”構造)では、実線Aのように、基板電圧V工、が増加
しても、高い電圧は必要とならず、低い電圧でのシャッ
ター動作が行なえることが判る。
また、ニー特性についても、第4図に示すように、従来
の固体撮像装置では、破線りのように光四が飽和値を超
えたところで蓄積電荷量が増大して行く。しかし、本実
施例の固体撮像装置では、実線Cのように蓄積電荷量の
増大が抑えられ、ブルーミングの抑制に有効となる。
の固体撮像装置では、破線りのように光四が飽和値を超
えたところで蓄積電荷量が増大して行く。しかし、本実
施例の固体撮像装置では、実線Cのように蓄積電荷量の
増大が抑えられ、ブルーミングの抑制に有効となる。
なお、本発明の固体撮像装置は、上記実施例に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲での種々の変更が可能で
ある。
ず、その要旨を逸脱しない範囲での種々の変更が可能で
ある。
方向のポテンシャル分布図、第2図は本発明の固体撮像
装置の一例の要部断面図、第3図はシャッター電圧の変
化について従来の固体撮像装置と本発明の固体撮像装置
の一例を比較した特性図、第4図はニー特性について従
来の固体撮像装置と本発明の固体撮像装置の一例を比較
した特性図である。
装置の一例の要部断面図、第3図はシャッター電圧の変
化について従来の固体撮像装置と本発明の固体撮像装置
の一例を比較した特性図、第4図はニー特性について従
来の固体撮像装置と本発明の固体撮像装置の一例を比較
した特性図である。
本発明の固体撮像装2は、その第2の半導体領域は、第
1導電型の低濃度半導体領域と、その低濃度半導体領域
の底部に設けられた第1導電型の高濃度半導体領域から
なる構成とされるため、その第1導電型の高濃度半導体
領域には、接合の空乏層が拡がらず、従って、シャッタ
ー電圧の低電圧化を図ることができる。また、ニー特性
も改善される。
1導電型の低濃度半導体領域と、その低濃度半導体領域
の底部に設けられた第1導電型の高濃度半導体領域から
なる構成とされるため、その第1導電型の高濃度半導体
領域には、接合の空乏層が拡がらず、従って、シャッタ
ー電圧の低電圧化を図ることができる。また、ニー特性
も改善される。
・・・n”型の高濃度半導体基板
・・・n型の低濃度半導体領域
・・・p型のウェル領域
・・・n°型の半導体領域
・・・正孔蓄積層
・・・受光部
特許出願人 ソニー株式会社
代理人弁理士 小部 晃(他2名)
第1図は本発明の固体撮像装置の受光部の深さVsub
呻 第3図 第4図 手続ネ甫正占(自発) 平成1年1月18日
呻 第3図 第4図 手続ネ甫正占(自発) 平成1年1月18日
Claims (2)
- (1)受光部の表面から深さ方向への構造が、順に第2
導電型の表面半導体領域、第1導電型の第1の半導体領
域、第2導電型の半導体領域、第1導電型の第2の半導
体領域からなる構造とされ、上記第2の半導体領域は、
上記第2導電型の半導体領域の底部に設けられた第1導
電型の低濃度半導体領域と、その低濃度半導体領域の底
部に設けられた第1導電型の高濃度半導体領域からなる
ことを特徴とする固体撮像装置。 - (2)第1導電型の第2の半導体領域に所要の電圧が印
加されて電子シャッター動作を行う請求項(1)記載の
固体撮像装置において、 シャッター電圧印加時の第2導電型の半導体領域と第1
導電型の低濃度半導体領域の接合の空乏層の領域内に第
1導電型の高濃度半導体領域が設けられることを特徴と
する固体撮像装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63191470A JP2822393B2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 固体撮像装置及びその駆動方法 |
US07/383,179 US5014132A (en) | 1988-07-30 | 1989-07-21 | CCD imager |
EP89114023A EP0353665B1 (en) | 1988-07-30 | 1989-07-28 | CCD imager |
KR1019890010698A KR0174257B1 (ko) | 1988-07-30 | 1989-07-28 | Ccd 영상소자 |
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---|---|---|---|
JP63191470A JP2822393B2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 固体撮像装置及びその駆動方法 |
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---|---|
JPH0240956A true JPH0240956A (ja) | 1990-02-09 |
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Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country Status (5)
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EP (1) | EP0353665B1 (ja) |
JP (1) | JP2822393B2 (ja) |
KR (1) | KR0174257B1 (ja) |
DE (1) | DE68918023T2 (ja) |
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EP0353665A2 (en) | 1990-02-07 |
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US5014132A (en) | 1991-05-07 |
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KR900002478A (ko) | 1990-02-28 |
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