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JPH02248117A - 高速度のスイッチング速度を有するttlコンパチブル出力回路 - Google Patents

高速度のスイッチング速度を有するttlコンパチブル出力回路

Info

Publication number
JPH02248117A
JPH02248117A JP2036429A JP3642990A JPH02248117A JP H02248117 A JPH02248117 A JP H02248117A JP 2036429 A JP2036429 A JP 2036429A JP 3642990 A JP3642990 A JP 3642990A JP H02248117 A JPH02248117 A JP H02248117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
terminal
base
diode
emitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2036429A
Other languages
English (en)
Inventor
Michel Mouret
ミッシェル ムーレ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
STMicroelectronics SA
STMicroelectronics lnc USA
Original Assignee
SGS Thomson Microelectronics SA
SGS Thomson Microelectronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SGS Thomson Microelectronics SA, SGS Thomson Microelectronics Inc filed Critical SGS Thomson Microelectronics SA
Publication of JPH02248117A publication Critical patent/JPH02248117A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/01Modifications for accelerating switching
    • H03K19/013Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0008Arrangements for reducing power consumption
    • H03K19/001Arrangements for reducing power consumption in bipolar transistor circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/02Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
    • H03K19/08Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
    • H03K19/082Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using bipolar transistors
    • H03K19/088Transistor-transistor logic

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、 TTL型の回路とコンパチブルのバイポ
ーラ出力回路に関し、特にショットキ・デバイスのない
高速度の出力回路に関する(ショットキ・デバイスはい
くつかの技術分野で使用できない)。
TTLコンパチブル出力回路は2.4v以上の信号、又
は0.4v以下の信号を出力しなければならない。後者
の場合は、出力回路はその出力端子に約16mAの電流
を供給できるものでなければならない。
第1図は従来のバイポーラ出力回路を示す。この回路は
、第1の端子に正電圧■CCを出力し、その第2の端子
を接地した電源により給電される。
この電源は入力端子3及び入力端子4も備えている。第
1のNPN出力トランジスタT1は、そのコレクタが抵
抗RAを介して端子1に接続され、そのエミッタがダイ
オード5を介して出力端子4に接続されている。第2の
NPN出力トランジスタT2は、そのコレクタが出力端
子4に接続され、そのエミッタが電源の端子2に接続さ
れている。NPN制御トランジスタT3のコレクタは、
第1に第1のNPN出力トランジスタT1のベースに接
続され、第2に抵抗RBを介して電源の端子1に接続さ
れている。
NPN制御制御トランジスタ及3ミッタは、NPN出力
出力トランジスタ及2−スに接続され、かつ抵抗RCを
介して電源の端子2に接続されている。NPN制御制御
トランジスタ及3そのベースが第1に抵抗RDを介して
端子1に接続され、第2にダイオード6を介して入力端
子3に接続されている。
入力端子3には、2つの電圧、即ちロー・レベルの電圧
(ロー状態)及びハイ・レベルの電圧(ハイ状態)が印
加されるようになっている。入力端子3がロー・レベル
のときは、ダイオード6は順方向にバイアスされている
。NPN制御制御トランジスタ及3NPN出力出力トラ
ンジスタ及2断状態となる。NPN出力トランジスタT
1が導通状態であるので、出力はハイ・レベルとなる。
入力端子3がハイ・レベルのときは、NPN制御制御ト
ランジスタ及3NPN出力出力トランジスタ及2通状態
にあるので、第1のNPN出力トランジスタTIは遮断
状態となる。出力はロー・レベルとなる。
第1図の回路は、図示のトランジスタ及びダイオードが
ショットキ型のものであれば、満足すべき動作をする。
そのときのスイッチング速度は非常に速い(約数ナノ秒
)である。しかし、トランジスタ及びダイオードが図示
のように通常のバイポーラ型であれば、2つの現象によ
りスイッチング速度が制限される。
第1′に、その回路においていくつかトランジスタが飽
和状態で動作するのであれば、それらのスイッチ・オフ
速度の状態が狭(なる。
第2に、トランジスタのスイッチ・オフの期間で、ミラ
ー効果のためにスイッチング速度が低下する。
一つのトランジスタが飽和状態にあるときに、ベースの
電流■8が比較的に大きく、かつベース電圧がコレクタ
電圧より高いということは、トランジスタのベースに電
荷を蓄積させる原因となる(工。をコレクタ電流とし、
βをトランジスタのゲインとすると、飽和状態では、I
C/IB <βとなる)。従って、飽和状態を避けるた
めに、トランジスタが導通状態にあるときはベース電流
を制限するか、又はベースとコレクタとの間の電圧降下
を、しきい値電圧■5より厳密に低(なるように定める
。このしきい値電圧Vsは、実際には、導通状態のとき
にトランジスタのベースとエミッタとの間に存在する電
圧■1にほぼ等しい。
スイッチ・オン時のミラー効果を制限するためには、ベ
ース・コレクタ間の容量の電荷が臨界的となるトランジ
スタの電圧ゲインを制限することである。このベース・
コレクタ間の容量の電荷はベースに到達する電流に起因
している。
第1図の回路において、出力端子4がロー状態にあると
きは、2つのNPN出力出力トランジスタ及2NPN制
御制御トランジスタ及3れぞれコレクタとエミッタとの
間で低い電圧降下を示す。コレクタとエミッタとの間の
電圧差は、ベースとエミッタとの間の電圧降下VIIH
にほぼ等しく、通常は約0.7vである。ベースとコレ
クタとの間の電圧降下は、はぼしきい値電圧■8に等し
い。NPN出力出力トランジスタ及2NPN制御制御ト
ランジスタ及3和状態で動作する。
更に、スイッチ・オンにおいてNPN制御制御トランジ
スタ及3−ス・コレクタ間の容量の充電は、抵抗RDが
存在するので緩慢である。更に、NPN制御制御トラン
ジスタ及3圧ゲインは抵抗RBが存在するために大きい
。従って、NPN制御制御トランジスタ及3イッチ・オ
ン時にかなりのミラー効果を示す。
従来の技術では、このような問題点を解決するために、
高速のショットキ・デバイスなしに出力回路を得ようと
していた。このために、主としてプル・ダウン・トラン
ジスタ(T2)が飽和状態で動作しないようにすること
に努力が注がれていた。
これは一つの改善をもたらす。しかし、公知回路の全て
を考慮すると、これらには、制御段において、導通状態
にあるときに飽和状態で動作するいくつかのトランジス
タ、又は高電圧ゲインを有するいくつかのトランジスタ
を含むことが明らかである。そのベース・コレクタ間の
容量の電荷は臨界的であり、従ってかなりのミラー効果
を示す。
(発明の概要) この発明の目的は、高速度のスイッチング速度を有する
T T Lコンパチブル回路を提供することにある。
この発明は、前記目的を達成するために、飽和状態で動
作するトランジスタや、かなりのミラー効果を示すトラ
ンジスタのない回路を提供するものである。
特に、この発明は、出力端子及び入力端子を有し、ショ
ットキ・デバイスなしに製造され、かつ第1の端子から
第2の端子の電圧よりも高い電圧を送出する電源に接続
された中間段及び出力段を備えたTTL型回路とコンパ
チブルの出力回路を提供することにある。その出力段は
、コレクタ及びベースをそれぞれ第1抵抗及び第2の抵
抗を介して前記電源の第1の端子に接続した第1のトラ
ンジスタと、アノードを前記第1のトランジスタのエミ
ッタに接続し、カソードを前記出力端子に接続した第1
のダイオードと、コレクタを前記出力端子に接続し、エ
ミッタを前記電源の第2の端子に接続し、ベースを第3
の抵抗に接続し、前記第3の抵抗の残りの端子を前記電
源の前記第2の端子に接続した第2のトランジスタと、
エミッタを第4の抵抗を介して前記第2のトランジスタ
のベースに接続し、コレクタを前記電源の第1の端子に
接続し、ベースを前記入力端子に接続した第3のトラン
ジスタと、アノードを前記入力端子に接続し、カソード
を前記第1のトランジスタのエミッタに接続した第2の
ダイオードとを備えている。
前記中間段は前記第2のトランジスタの制御に対して逆
位相で前記第1のトランジスタを制御するインバータか
らなる。
この発明の実施例によれば、この発明は、コレクタを前
記電源の第1の端子に接続し、エミッタを第5の抵抗を
介して電源の第2の端子に接続し、ベースを前記入力端
子に接続した第4のトランジスタと、ベースを前記第4
のトランジスタのエミッタに接続し、エミッタを前記電
源の第2の端子に接続し、コレクタを前記第1のトラン
ジスタのベースに接続した第5のトランジスタと、アノ
ードを前記入力端子に接続し、カソードを前記第5のト
ランジスタとを備えている。
この発明の以上及び他の目的、特徴並びに効果は、付図
に示す好ましい一実施例についての以下の詳細な説明か
ら明らかである。
(実施例) 第2図はこの発明による高速度のスイッチング速度を有
するTTLコンパチブル出力回路を示す。このTTLコ
ンパチブル出力回路は、中間段11と、電源に接続され
た出力段12を備えている。
電源のの第3の端子13は正電圧vCCを出力し、その
第4の端子14は接地されている。このTTLコンパチ
ブル出力回路は、入力端子A1及び出力端子Sも備えて
いる。
出力段は第1のトランジスタQ1を備えており、そのコ
レクタC1及びベースBlがそれぞれ第1の抵抗R1及
び第2の抵抗R2を介して電源の第3の端子13に接続
されている。バイポーラ型のトランジスタQ1のエミッ
タはダイオードDlのアノード9に接続され、そのカソ
ードは第2のトランジスタQ2のコレクタC2及び当該
回路の出力端子Sに接続されている。トランジスタQ2
はそのエミッタを接地し、そのベースB2を第1に抵抗
R3を介して接地し、第2に抵抗R4を介して第3のト
ランジスタQ3のエミッタE3に接続し、そのコレクタ
C3を電源の第3の端子13に接続している。トランジ
スタQ3のベースB3は、ダイオードD4のアノード1
5に接続され、そのカソード16が入力端子AIに接続
され、ダイオードD2のアノード17に接続され、その
カソード18がトランジスタQ1のエミッタE1に接続
されている。
中間段11はインバータからなる。このインバータは、
トランジスタQ4からなり、そのコレクタC4が電源の
端子13に接続され、そのエミッタE4が抵抗R5を介
して接地されている。トランジスタQ4のベース旧は、
第1にダイオードD5のアノード20に接続され、その
カソード21が入力端子A1に接続され、第2にダイオ
ードD3のアノード22に接続され、そのカソード23
がトランジスタQ5のコレクタC5に接続されている。
トランジスタQ5はベースB5をトランジスタQ4のエ
ミッタE4に接続し、そのエミッタE5を接地している
抵抗R6は電源の端子13とダイオードD4のアノード
15との間に接続されている。抵抗R7は電源の端子1
3と、ダイオードD5のアノード20との間に接続され
ている。
がロー・レベルのときの 入力端子A1がロー・レベルに設定されたときは、ダイ
オードD4は順バイアスされる。トランジスタQ3のベ
ースB3における電圧はロー・レベルであり、トランジ
スタQ3は遮断状態にある。そのときは、トランジスタ
Q2のベースB2の電圧もロー・レベルであり、トラン
ジスタQ2も遮断状態にある。更に、ダイオードD5は
順バイアスされており、トランジスタQ4及びQ5は遮
断状態にある。トランジスタQ5が遮断状態にあり、ダ
イオードD3が逆バイアスされているので、トランジス
タQlのベースの電圧はハイ・レベルであり、ダイオー
ドDiは順バイアスされている。出力端子Sはハイ・レ
ベル状態である。
出力端子Sがハイ・レベル状態にあるときは、出力端子
Sを介して流れる電流は、高々400μAであり、小さ
い。そのときの第1の抵抗R1は、例えば50Ωの値に
等しく、非常に小さい。その端子間の電圧降下は20m
Aである。トランジスタのゲインの値が100のときは
、抵抗R2には4μAの電流が流れる。抵抗R2の値が
100Ωのときは、その端子間の電圧降下は4mVであ
り、トランジスタQlのベースとコレクタとの間の電圧
降下は16mVに等しい。この電圧降下は、トランジス
タQ1を飽和状態で動作させるためには低過ぎる。
抵抗R6及びR7は、数10Ωの高抵抗値を有し、特に
出力回路の消費電力及び入力端子A1に接続されている
制御回路の充電電流を制限している。トランジスタQ3
及びQ4のベース・コレクタ間の容量の充電は、それぞ
れ抵抗R6及びR7を介して行なわれる。このベース・
コレクタ間の容量を充電する電流は、これらの2つのト
ランジスタQ3及びQ4にとって臨界的である。この出
力回路においては、これらのコレクタに関連した充電は
存在しない。従って、これらの電圧ゲインはOであり、
スイッチ・オン時に、即ち入力端子Alがロー・レベル
からハイ・レベルに切り換わったときに、トランジスタ
Q3及びQ4がミラー効果を示すことはない。
トランジスタQ5はそのベースをトランジスタQ4のエ
ミッタに接続している。トランジスタQ4は出力インピ
ーダンスがトランジスタQ5に比較して低い。更に、ト
ランジスタQ4は、導通状態に設定されると、高いトラ
ンジェント電流が流れてから(即ち、トランジスタQ5
及びダイオードD3が連続的な導通状態にセットされる
と)、更に低い平衡値で安定する。トランジスタQ5が
導通状態にセットされたときは、トランジスタQ5のベ
ース・コレクタ間の容量を充電する電流が非常に太き(
、その容量の充電は臨界的とならない。更に、トランジ
スタQ5はそのコレクタが約数にΩの低い値を有する抵
抗R2に接続している。トランジスタQ5はスイッチ・
オン時に実質的にミラー効果を発生することはない。
トランジスタQ2はそのベースを抵抗R4を介してトラ
ンジスタQ3のエミッタに接続している。抵抗R4の値
は約数100Ωである。トランジスタQ3の入力インピ
ーダンスは低い。トランジスタQ3は、導通状態にセッ
トされたときは、高いトランジェント・モードの電流が
流れる。トランジスタQ2のベース・コレクタ間の容量
を充電する電流は大きく、充電電流は臨界的ではない。
更に、このトランジスタQ2には、出力がロー・レベル
のときは、比較的に大きな約20mAの電流が流れる。
この電流はコレクタにおける比較的に小さな充電に対応
している。トランジスタQ2はスイッチ・オン時に実質
的にミラー効果を示すことはない。
がハイ・レベルのときの  の 入力端子Alはハイ・レベルにあるときは、ダイオード
D5は逆バイアスされている。従って、トランジスタQ
5のベースの電圧もハイ・レベルであり、トランジスタ
Q5は導通状態にある。更に、ダイオードD3は順バイ
アスされており、トランジスタQlは遮断状態にある。
全てのトランジスタは、それぞれが導通状態にあるとき
は、ベースとエミッタとの間の電圧降下VBEが同一で
ある。また、順バイアスされたダイオードの電圧降下が
ほぼ電圧降下■Bl:にほぼ等しいとものとすると、ト
ランジスタQ5のベースにおける電圧はVBEに等しく
、トランジスタQ4のベースにおける電圧は2Vntに
等しい。ダイオードD3のカソード23における電圧、
即ちトランジスタQ5のコレクタC5における電圧は、
はぼVB4に等しい。
トランジスタq2は導通状態にあり、そのベースB2に
おける電圧はVBEに等しい。抵抗R4にはR14が流
れ、トランジスタQ3のエミッタE3における電圧はV
BE+R4X IE+に等しい。そのときのトランジス
タQ3のベースにおける電圧は2VBE+R4X Ii
aである。ダイオードD2のカソード18における電圧
は、VBE+R4X IE3に等しい。そのときのトラ
ンジスタQ2のコレクタC2における電圧はほぼR4X
I。3に等しい。抵抗R3及びR4の値は、トランジス
タq2のコレクタにおける電圧、即ち出力端子Sにおけ
る電圧は、数100mV 、例えば300mVに等しい
この電圧は、トランジスタQ2を飽和状態で動作させな
いようにするために十分なものである。実際には、ベー
スとコレクタとの間に電圧降下は、約700mV −3
00mV =400mVであり、しきい値電圧vSより
も低い。
トランジスタQ3が導通状態にあるときは、そのベース
における電圧は2VBE+R4X IE3であることが
解った。抵抗R4の値は数100Ω、例えば300Ωで
あり、電流IE2は約1mAである。従って、トランジ
スタQ3のベース電圧は約1.7vである。トランジス
タQ3のコレクタにおける電圧は、例えば5vに等しい
電源の正電圧■CCであり、ベースにおける電圧よりか
なり高いので、トランジスタQ3が飽和状態で動作する
ことはない。
第3図は、第2図の出力段12を示しており、ダイオー
ドD2のアノード17とトランジスタQ3のベースB3
との間の接続については第2図の接続と異なる方法によ
り示されている。出力段は第2図及び第3図と同一であ
る。しかし、第3図では、入力端子A1がハイ・レベル
にあるときに、入力端子AIの動作をよく理解できるよ
うにしである。
即ち、入力端子AIがハイ・レベルにあるときは、ダイ
オードD4は逆バイアスされる。トランジスタQ3は導
通状態にある。ダイオードD2及びDlは順バイアスさ
れている。トランジスタQ3のベースにおける電流iB
3は、出力端子Sに印加される電流IOLの値に依存し
ている。実際には、電流ia3とIOLとの間の関係は
、次のように定められる。
IEllをトランジスタQ3のエミッタにおける電流β
3をトランジスタQ3のゲインとすると、電流isaは
、 1s3=IEa/(β3+1) である。他方、iazをトランジスタQ2のベースにお
ける電流とすると、電流工。3は、 1t3= in2+V++t/R3 である。従って、次式が得られる。
iB3 ”iB2/(β3+1) +Vat/(13s
+1)R3(1)トランジスタQ2のコレクタにおける
電流I。2は、電流■。LとダイオードD1を流れる電
流■8との和である。β2をトランジスタのゲインとす
ると、in□=(Ix +l0L)/β2 が得られる。トランジスタQ1は遮断状態にあるので、
ダイオードD2にも電流Ixが流れる。トランジスタQ
3のベースは抵抗R6を介して電源の端子13に接続さ
れているので、電流I=ia、+I、は一定である。
従って、電流L+□は 1n2=(I−L+3+IoL)/β2により定められ
る。
従って、トランジスタQ3のベースにおける電流は、 従って、 従って、電流Laa及びIOLはis3=MIOL+P
の式により関係付けられる。ただし、M及びPは一定で
ある。Mは正の一定値であるから、出力端子Sに供給さ
れる電流■。Lが増加すると、電流IB3も増加する。
式(1)の関係では、電流LB2が増加すると、電流I
C2を増加させ、この電流IC2が電流■。、の増加を
吸収する。
トランジスタq4が導通状態のときにトランジスタQ4
のベース電圧が2■BEであることは、以上で述べた。
トランジスタQ4のコレクタにおける電圧は、電源の正
電圧vCCであり、ベースにおける電圧よりかなり高い
。従って、トランジスタQ4は飽和状態では動作するこ
とはない。
トランジスタQ5が導通状態にあるときは、トランジス
タQ5のコレクタC5における電圧もほぼ−VBHに等
しいことも述べた。ベース・コレクタ間の電圧降下はほ
とんど0であり、トランジスタq5は飽和状態で動作す
ることはない。
抵抗R2はほぼ数にΩの低い値を有する。入力端子Al
がハイ・レベルからロー・レベルに切換わると、トラン
ジスタQ1のベース・コレクタ間の容量が大きな電流に
より充電されるので、その充電電流は臨界的なものとは
ならない。更に、第1の抵抗R1の値は非常に低い値(
約50+nΩ)であり、トランジスタq1の電圧ゲイン
は制限される。トランジスタQ1は、スイッチ・オン時
に非常に小さなミラー効果しか示さない。
各回路状態において、飽和状態で動作する導通トランジ
スタは存在せず、またスイッチ・オン時に無視できない
ミラー効果を示す遮断状態のトランジスタも存在しない
ことが明らかとなった。従って、この回路のスイッチン
グ速度は(約1〜2ns)高速化される。
この発明による回路を2つのインバータ段により構築し
てもよいことに注意すべきである。これまでは、このよ
うな場合に2つのインバータをそれぞれTTLコンパチ
ブルにする必要があるとされていた。第2図の回路では
、中間段11を形成するインバータの出力部がトランジ
スタQ5のコレクタC5からなる。トランジスタQ5の
コレクタにおける電圧は、はぼVBEに等しく、これに
よりトランジスタQ5を飽和状態で動作させないことが
明らかとなった。インバータの出力電圧は、TTL回路
の最小コンパチブル電圧(0,4V)より高く、従来の
技術で一般に認容されている前述の設定と異なる。
この発明の特徴によれば、トランジスタQ3のエミッタ
は2つの抵抗R4及びR3を介して接地され、一方トラ
ンジスタQ4のエミッタは抵抗R5のみを介して接地さ
れる。抵抗R4の存在により、入力端子Alがロー・レ
ベルからハイ・レベルへ遷移する期間において、トラン
ジスタQ4に続いてトランジスタQ3を導通状態にさせ
る。これは、トランジスタQl及びQ2を同時にスイッ
チさせる代りに、トランジスタQlをスイッチ・オフに
した後にトランジスタQ2をスイッチ・オンさせる利点
がある。同様に、入力端子A1がハイ・レベルからロー
・レベルへ遷移する期間において、トランジスタ岨をス
イッチ・オンする前に、トランジスタ。2をスイッチ・
オフさせる。従って、トランジスタ。2はトランジスタ
Q1からの電力を消費することはなく、トランジェント
・モードで当該出力回路の電力消費を減少させる。
第1の変形例として、トランジスタQ3、Q4及びQ5
の大きさは、導通状態におけるトランジスタq4及びQ
5のベース・エミッタ電圧が導通状態におけるトランジ
スタQ3のベース・エミッタ電圧より低くなるようにす
るものである。実際には、パイポ−ラ・トランジスタの
エミッタの大きさを増加させると、導通状態にあるトラ
ンジスタのベース・エミッタ電圧VIEを減少させる。
また、エミッタの大きさを減少させると、ベース・エミ
ッタ電圧VBEを増加させる。従って、これは、トラン
ジスタQl及びq2のスイッチング位相間における抵抗
R4が存在するために、最初は時間の関数としてシフト
効果を増大させる(トランジスタq2の大きさは、出力
端子Sに供給される電流の大きさの関数としてセットさ
れる)。これを、ダイオードDI。
D2及びD3の大きさにしてもよい。トランジスタ及び
ダイオードの大きさの変更は、特に入力端子AIの制御
信号の立ち上がり時間、又は立ち下がり時間が長い場合
に適用される。
第2の変形例として、TTLコンパチブル出カ出路回路
加的な入力端子を備えてもよい。例えば、第2の入力端
子A2を第2図に示す。入力端子A2はダイオードD4
−1のカソード3oに接続され、そのアノード31はダ
イオードD4のアノード15に接続されている。更に、
入力端子A2はダイオードD5−1のカソード32に接
続され、そのアノード33はダイオードD5のアノード
20に接続されている。
第3の変形例として、抵抗R4の端子にコンデンサCを
接続する(第3図では点線により示す。)入力端子A1
がロー・レベルからハイ・レベルに切換えられたときは
、トランジスタQ3のエミッタにおける電流工。3は、
抵抗R4及びコンデンサCに分流れる。遷移モードでは
、充電電流Δi=CΔV/ΔtがコンデンサCに流れる
。この電流は抵抗R4を流れる電流に加算される。従っ
て、コンデンサCが存在するために、遷移モードではト
ランジスタQ2のベースにおける電流が多(、トランジ
スタQ2は出力端子Sから流れ込む電流をより急速に吸
収する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の出力回路の回路図、 第2図はこの発明による出力回路の回路図、第3図は第
2図の出力回路の一部分の回路図である。 C,C1〜C5・・・コレクタ、 D1〜D5. D4−1.、D5−1・・・ダイオード
、Q1〜Q5.Tl〜T2・・・トランジスタ、R1〜
R5,RA、 RD・・・抵抗。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)出力端子(S)及び入力端子(A1)を有し、シ
    ョットキ・デバイスなしに製造され、かつ電源に接続さ
    れた中間段(11)及び出力段(12)を備えると共に
    、前記電源の第1の端子(13)からその第2の端子(
    14)の電圧よりも高い電圧を出力するTTLコンパチ
    ブル出力回路において、 前記出力段は、 コレクタ(C1)及びベース(B1)をそれぞれ第1の
    抵抗(R1)及び第2の抵抗(R2)を介して電源の第
    1の端子に接続した第1のトランジスタ(Q1)と、ア
    ノード(9)を第1のトランジスタのエミッタ(E1)
    に接続し、カソード(10)を出力端子に接続した第1
    のダイオード(D1)と、 コレクタ(C2)を前記出力端子に接続し、エミッタ(
    E2)を前記電源の第2の端子に接続し、ベース(B2
    )を第3の抵抗(R3)に接続し、前記第3の抵抗(R
    3)の残り端子を前記電源の前記第2の端子に接続した
    第2のトランジスタ(Q2)と、 エミッタ(E)を第4の抵抗(R4)を介して前記第2
    のトランジスタのベースに接続し、コレクタ(C3)を
    前記電源の第1の端子に接続し、ベースを入力端子に接
    続した第3のトランジスタ(Q3)と、アノード(17
    )を前記入力端子に接続し、カソード(18)を前記第
    1のトランジスタのエミッタに接続した第2のダイオー
    ド(D2)とを備え、かつ前記中間段は前記第2のトラ
    ンジスタの制御に対して逆位相で前記第1のトランジス
    タを制御するインバータからなる ことを特徴とするTTLコンパチブル出力回路。
  2. (2)請求項1記載のTTLコンパチブル出力回路にお
    いて、 前記インバータの出力電圧はTTLコンパチブル回路の
    最小コンパチブル電圧より常に高いことを特徴とするT
    TLコンパチブル出力回路。
  3. (3)請求項1記載のTTLコンパチブル出力回路にお
    いて、 コレクタ(C4)を前記電源の第1の端子(13)に接
    続し、エミッタ(E4)を第5の抵抗(R5)を介して
    前記電源の第2の端子(14)に接続し、ベース(B4
    )を前記入力端子(A1)に接続した第4のトランジス
    タ(Q4)と、 ベース(B5)を前記第4のトランジスタのエミッタに
    接続し、エミッタ(E5)を前記電源の第2の端子に接
    続し、コレクタ(C5)を前記第1のトランジスタのベ
    ース(B1)に接続した第5のトランジスタ(Q5)と
    、 アノード(22)を前記入力端子に接続し、カソード(
    23)を前記第5のトランジスタのコレクタに接続して
    いる第3のダイオード(D3) とを備えていることを特徴とするTTLコンパチブル出
    力回路。
  4. (4)請求項3記載のTTLコンパチブル出力回路にお
    いて、 前記出力段は更にアノード(15)を第3のトランジス
    タ(Q3)のベースに接続し、カソード(16)を前記
    入力端子(A1)に接続した第4のダイオード(D4)
    を備え、 前記インバータは更にアノード(20)を前記第4のト
    ランジスタ(Q4)のベース(B4)に接続し、カソー
    ド(21)を前記入力端子(A1)に接続した第5のダ
    イオード(D5)を備えた ことを特徴とするTTLコンパチブル出力回路。
  5. (5)請求項4記載のTTLコンパチブル出力回路にお
    いて、 第1の入力端子(A1)と、第2の入力端子(A2)と
    を少なくとも備え、 前記第2の入力端子(A2)は、第1に第6のダイオー
    ド(D4−1)のカソード(30)に接続され、第2に
    第7のダイオード(D5−1)のカソード(32)に接
    続され、 前記第6のダイオード(D4−1)のアノード(31)
    は前記第4のダイオード(D4)のアノード(15)に
    接続され、 前記第7のダイオード(D5−1)のアノード(33)
    は第5のダイオード(D5)のアノード(20)に接続
    されている ことを特徴とするTTLコンパチブル出力回路。
  6. (6)請求項1記載のTTLコンパチブル出力回路にお
    いて、 前記第4の抵抗(R4)の端子間にコンデンサ(C)を
    接続した ことを特徴とするTTLコンパチブル出力回路。
  7. (7)請求項3記載のTTLコンパチブル出力回路にお
    いて、 前記第3、第4及び第5のトランジスタ(Q3、Q4、
    Q5)の大きさは、導通状態にある前記第4及び第5の
    トランジスタ(Q4、Q5)のベース・エミッタ電圧が
    導通状態にある前記第3のトランジスタ(Q3)のベー
    ス・エミッタ電圧より低くなるようにしたことを特徴と
    するTTLコンパチブル出力回路。
JP2036429A 1989-02-24 1990-02-19 高速度のスイッチング速度を有するttlコンパチブル出力回路 Pending JPH02248117A (ja)

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