JPH0223701B2 - - Google Patents
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- JPH0223701B2 JPH0223701B2 JP57102653A JP10265382A JPH0223701B2 JP H0223701 B2 JPH0223701 B2 JP H0223701B2 JP 57102653 A JP57102653 A JP 57102653A JP 10265382 A JP10265382 A JP 10265382A JP H0223701 B2 JPH0223701 B2 JP H0223701B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- fuel
- value
- predetermined
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/12—Introducing corrections for particular operating conditions for deceleration
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/14—Introducing closed-loop corrections
- F02D41/1438—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
- F02D41/1486—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor with correction for particular operating conditions
- F02D41/1487—Correcting the instantaneous control value
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、内燃エンジンの燃料供給制御方法に
関する。
関する。
内燃エンジン、特にガソリンエンジンの燃料噴
射装置の開弁時間を、エンジン回転数と吸気管内
の絶対圧とに応じた基準値に、エンジンの作動状
態を表わす諸元、例えば、エンジン回転数、吸気
管内の絶対圧、エンジン水温、スロツトル弁開
度、排気濃度(酸素濃度)等に応じた定数およ
び/または係数を電子的手段により加算および/
または乗算することにより決定して燃料噴射量を
制御し、もつてエンジンに供給される混合気の空
燃比を制御するようにした燃料供給装置が本出願
人により提案されている(例えば、特願昭56−
023994号)。
射装置の開弁時間を、エンジン回転数と吸気管内
の絶対圧とに応じた基準値に、エンジンの作動状
態を表わす諸元、例えば、エンジン回転数、吸気
管内の絶対圧、エンジン水温、スロツトル弁開
度、排気濃度(酸素濃度)等に応じた定数およ
び/または係数を電子的手段により加算および/
または乗算することにより決定して燃料噴射量を
制御し、もつてエンジンに供給される混合気の空
燃比を制御するようにした燃料供給装置が本出願
人により提案されている(例えば、特願昭56−
023994号)。
この提案に係る燃料供給装置に依れば、エンジ
ンの通常の運転状態ではエンジンの排気系に配置
された排気濃度検知器の出力に応じて係数を変化
させて燃料噴射装置の開弁時間を制御する空燃比
の帰還制御(クローズドループ制御)を行う一
方、エンジンの特定の運転状態(例えばアイドル
域、混合気リーン化域、スロツトル弁全開域、減
速域)ではこれら特定運転状態に対応して予め設
定された係数をそれぞれ適用して各特定の運転状
態に最も適合した所定の空燃比をそれぞれ得るよ
うにしたオープンループ制御を行い、これにより
エンジンの燃費の改善や運転性能の向上を図つて
いる。
ンの通常の運転状態ではエンジンの排気系に配置
された排気濃度検知器の出力に応じて係数を変化
させて燃料噴射装置の開弁時間を制御する空燃比
の帰還制御(クローズドループ制御)を行う一
方、エンジンの特定の運転状態(例えばアイドル
域、混合気リーン化域、スロツトル弁全開域、減
速域)ではこれら特定運転状態に対応して予め設
定された係数をそれぞれ適用して各特定の運転状
態に最も適合した所定の空燃比をそれぞれ得るよ
うにしたオープンループ制御を行い、これにより
エンジンの燃費の改善や運転性能の向上を図つて
いる。
しかし、上記提案を含む従来の燃料供給制御方
法は、低回転領域においてはエンジンがアイドル
運転状態から脱すると直ちにクローズドモードに
移行して、エンジンに供給される混合気の空燃比
が理論空燃比になるようにフイードバツク制御さ
れるように構成されている。したがつて、この構
成において、アイドル運転状態にあるエンジンに
急激に重負荷が加わる場合、例えばアイドル運転
状態から車輌を発進させる場合には、エンジンの
軸出力の不足からエンジンの運転性能が損われる
ことがある。
法は、低回転領域においてはエンジンがアイドル
運転状態から脱すると直ちにクローズドモードに
移行して、エンジンに供給される混合気の空燃比
が理論空燃比になるようにフイードバツク制御さ
れるように構成されている。したがつて、この構
成において、アイドル運転状態にあるエンジンに
急激に重負荷が加わる場合、例えばアイドル運転
状態から車輌を発進させる場合には、エンジンの
軸出力の不足からエンジンの運転性能が損われる
ことがある。
本発明は、上記問題の解決を図るためになされ
たものであり、内燃エンジンの負荷及び回転数に
応じた基本燃料量を記憶手段から読み出し、排気
濃度を前記エンジンの排気系に配した排気濃度セ
ンサで検出し、前記排気濃度センサからの排気濃
度検出値信号に応じて前記読み出された基本燃料
量を補正して前記エンジンに供給される混合気の
空燃比が設定値になるようにフイードバツク制御
して制御エンジンへ所要量の燃料を供給する内燃
エンジンの燃料供給制御方法において、前記エン
ジンが、アイドル領域か、所定のフイードバツク
制御領域か、及び前記エンジンが該アイドル領域
から、エンジン回転数の変化に対してエンジン負
荷の変化量が大きい所定の発進領域を経由して前
記所定のフイードバツク制御領域に移行する発進
状態かのいずれにあるかを検出し、前記エンジン
が該発進状態にあることを検出した時には、前記
排気濃度検出値信号に応じた前記フイードバツク
制御を中断すると共に、前記読み出された基本燃
料量に対して所定の燃料増量補正係数を乗算し、
該乗算補正して増量さたた燃料供給量に基づく燃
料を前記エンジンに供給することを特徴とする内
燃エンジンの燃料供給制御方法を提供するもので
あり、特定低回転運転状態でのエンジンの運転性
能の向上を図るものである。
たものであり、内燃エンジンの負荷及び回転数に
応じた基本燃料量を記憶手段から読み出し、排気
濃度を前記エンジンの排気系に配した排気濃度セ
ンサで検出し、前記排気濃度センサからの排気濃
度検出値信号に応じて前記読み出された基本燃料
量を補正して前記エンジンに供給される混合気の
空燃比が設定値になるようにフイードバツク制御
して制御エンジンへ所要量の燃料を供給する内燃
エンジンの燃料供給制御方法において、前記エン
ジンが、アイドル領域か、所定のフイードバツク
制御領域か、及び前記エンジンが該アイドル領域
から、エンジン回転数の変化に対してエンジン負
荷の変化量が大きい所定の発進領域を経由して前
記所定のフイードバツク制御領域に移行する発進
状態かのいずれにあるかを検出し、前記エンジン
が該発進状態にあることを検出した時には、前記
排気濃度検出値信号に応じた前記フイードバツク
制御を中断すると共に、前記読み出された基本燃
料量に対して所定の燃料増量補正係数を乗算し、
該乗算補正して増量さたた燃料供給量に基づく燃
料を前記エンジンに供給することを特徴とする内
燃エンジンの燃料供給制御方法を提供するもので
あり、特定低回転運転状態でのエンジンの運転性
能の向上を図るものである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施例を説
明する。
明する。
第1図は、本発明方法を適用した装置の一例を
示す全体構成図であり、符号1は例えば4気筒の
内燃エンジンを示し、エンジン1は4個の主燃焼
室とこれに通じた副燃焼室(共に図示せず)とか
ら成る形式のものである。エンジン1には吸気管
2が接続され、この吸気管2は各主燃焼室に連通
した主吸気管と各副燃焼室に連通した副吸気管
(共に図示せず)から成る。吸気管2の途中には
スロツトルボデイ3が設けられ、内部に主吸気
管、副吸気管内にそれぞれ配された主スロツトル
弁、副スロツトル弁(共に図示せず)が連動して
設けられている。主スロツトル弁にはスロツトル
弁開度センサ4が連設されて主スロツトル弁の弁
開度を電気的信号に変換し電子コントロールユニ
ツト(以下「ECU」と云う)5に送るようにさ
れている。
示す全体構成図であり、符号1は例えば4気筒の
内燃エンジンを示し、エンジン1は4個の主燃焼
室とこれに通じた副燃焼室(共に図示せず)とか
ら成る形式のものである。エンジン1には吸気管
2が接続され、この吸気管2は各主燃焼室に連通
した主吸気管と各副燃焼室に連通した副吸気管
(共に図示せず)から成る。吸気管2の途中には
スロツトルボデイ3が設けられ、内部に主吸気
管、副吸気管内にそれぞれ配された主スロツトル
弁、副スロツトル弁(共に図示せず)が連動して
設けられている。主スロツトル弁にはスロツトル
弁開度センサ4が連設されて主スロツトル弁の弁
開度を電気的信号に変換し電子コントロールユニ
ツト(以下「ECU」と云う)5に送るようにさ
れている。
吸気管2のエンジン1とスロツトルボデイ3間
には、燃料調量装置(図示例では燃料噴射装置6
が設けられている。そして、この燃料噴射装置6
はメインインジエクタとサブインジエクタ(共に
図示せず)から成り、メインインジエクタは主吸
気管の図示しない吸気弁の少し上流側に各気筒ご
とに、サブインジエクタは1個のみ副吸気管の副
スロツトル弁の少し下流側に各気筒に共通してそ
れぞれ設けられている。燃料噴射装置6は図示し
ない燃料ポンプに接続されている。メインインジ
エクタとサブインジエクタはECU5に電気的に
接続されており、ECU5からの信号によつて燃
料噴射の開弁時間が制御される。
には、燃料調量装置(図示例では燃料噴射装置6
が設けられている。そして、この燃料噴射装置6
はメインインジエクタとサブインジエクタ(共に
図示せず)から成り、メインインジエクタは主吸
気管の図示しない吸気弁の少し上流側に各気筒ご
とに、サブインジエクタは1個のみ副吸気管の副
スロツトル弁の少し下流側に各気筒に共通してそ
れぞれ設けられている。燃料噴射装置6は図示し
ない燃料ポンプに接続されている。メインインジ
エクタとサブインジエクタはECU5に電気的に
接続されており、ECU5からの信号によつて燃
料噴射の開弁時間が制御される。
一方、前記スロツトルボデイ3の主スロツトル
弁の直ぐ下流には絶対圧センサ8が設けられてお
り、この絶対圧センサ8によつて電気的信号に変
換されて絶対圧信号は前記ECU5に送られる。
また、その下流には吸気温センサ9が取付けられ
ており、この吸気温センサ9も吸気温度を電気的
信号に変換してECU5に送るものである。
弁の直ぐ下流には絶対圧センサ8が設けられてお
り、この絶対圧センサ8によつて電気的信号に変
換されて絶対圧信号は前記ECU5に送られる。
また、その下流には吸気温センサ9が取付けられ
ており、この吸気温センサ9も吸気温度を電気的
信号に変換してECU5に送るものである。
エンジン1本体にはエンジン水温センサ10が
設けられ、このセンサ10はサーミスタ等から成
り、冷却水が充満したエンジン気筒周壁内に挿着
されて、その検出水温信号をECU5に供給する。
設けられ、このセンサ10はサーミスタ等から成
り、冷却水が充満したエンジン気筒周壁内に挿着
されて、その検出水温信号をECU5に供給する。
エンジン回転角度位置センサ11および気筒判
別センサ12がエンジンの図示しないカム軸周囲
又はクランク軸周囲に取り付けられており、前者
11はエンジンのクランク軸の180゜回転毎に所定
のクランク角度位置で、後者12は特定の気筒の
所定のクランク角度位置でそれぞれ1パルスを出
力するものであり、これらのパルスはECU5に
送られる。
別センサ12がエンジンの図示しないカム軸周囲
又はクランク軸周囲に取り付けられており、前者
11はエンジンのクランク軸の180゜回転毎に所定
のクランク角度位置で、後者12は特定の気筒の
所定のクランク角度位置でそれぞれ1パルスを出
力するものであり、これらのパルスはECU5に
送られる。
エンジン1の排気管13には三元触媒14が配
置され排気ガス中のHC、CO、NOx成分の浄化
作用を行なう。この三元触媒14の上流側には
O2センサ15が排気管13に挿着されこのセン
サ15は排気中の酸素濃度を検出しその検出値信
号をECU5に供給する 更に、ECU5には、大気圧を検出するセンサ
16およびバツテリ17が接続されており、
ECU5はセンサ16から検出値信号およびバツ
テリ電圧信号が供給される。
置され排気ガス中のHC、CO、NOx成分の浄化
作用を行なう。この三元触媒14の上流側には
O2センサ15が排気管13に挿着されこのセン
サ15は排気中の酸素濃度を検出しその検出値信
号をECU5に供給する 更に、ECU5には、大気圧を検出するセンサ
16およびバツテリ17が接続されており、
ECU5はセンサ16から検出値信号およびバツ
テリ電圧信号が供給される。
そして、ECU5は前記各種パラメータ信号に
基づいて、TDC信号に同期して噴射弁が開弁さ
れる次式(1)、(2)また(1′)、(2)で与えられるメイ
ンおよびサブインジエクタの各燃料噴射時間
TOUTM、TOUTSを算出する。
基づいて、TDC信号に同期して噴射弁が開弁さ
れる次式(1)、(2)また(1′)、(2)で与えられるメイ
ンおよびサブインジエクタの各燃料噴射時間
TOUTM、TOUTSを算出する。
TOUTM=TiM×K1+K2 ……(1)
又は
TOUTM=TiM×K1′+K2′ ……(1′)
TOUTS=TiS+K3+K4 ……(2)
ここに、TiMおよびTiSは、それぞれ、メイン
およびサブインジエクタの各基本噴射時間を示
し、これらの各基本噴射時間は例えば吸気管内絶
対圧PBAとエンジン回転数Neとに基づいてECU
5内のメモリ装置から読み出される。
およびサブインジエクタの各基本噴射時間を示
し、これらの各基本噴射時間は例えば吸気管内絶
対圧PBAとエンジン回転数Neとに基づいてECU
5内のメモリ装置から読み出される。
補正係数K1、K1′、K3および補正値K2、K2′、
K4は、それぞれ、前記各センサからのエンジン
パラメータ信号に応じて演算される補正係数およ
び補正値であり、エンジン運転状態に応じた燃費
特性、エンジン加速特性等の諸特性の最適化が図
られるような所定値に決定される。
K4は、それぞれ、前記各センサからのエンジン
パラメータ信号に応じて演算される補正係数およ
び補正値であり、エンジン運転状態に応じた燃費
特性、エンジン加速特性等の諸特性の最適化が図
られるような所定値に決定される。
係数K1は、リツチ化補正係数KDR、O2フイード
バツク補正係数Ko2、吸気温度補正係数KTA、水
温増量係数KTW、始動後燃料増量係数KAST、フユ
ーエルカツト後の燃料増量係数KAFC、スロツト
ル弁全開時の混合気のリツチ化係数KWOT、リー
ン化係数KLSの積として次式で与えられる。
バツク補正係数Ko2、吸気温度補正係数KTA、水
温増量係数KTW、始動後燃料増量係数KAST、フユ
ーエルカツト後の燃料増量係数KAFC、スロツト
ル弁全開時の混合気のリツチ化係数KWOT、リー
ン化係数KLSの積として次式で与えられる。
K1=KDR・Ko2・KTA・KTW・KAST
・KAFC・KWOT・KLS ……(3)
補正値K2は、加速時燃料増量値TACC、上記係
数KTA、加速および加速後の水温増量係数KTWT、
始動後増量係数KTASTの積と、バツテリ電圧補正
定数Tvと、インジエクタの作動特性に応じて定
める補正値ΔTvとの和であり、 K2=TACC×(KTA・KTWT・KTAST) +(Tv+ΔTv) ……(4) で与えられる。
数KTA、加速および加速後の水温増量係数KTWT、
始動後増量係数KTASTの積と、バツテリ電圧補正
定数Tvと、インジエクタの作動特性に応じて定
める補正値ΔTvとの和であり、 K2=TACC×(KTA・KTWT・KTAST) +(Tv+ΔTv) ……(4) で与えられる。
上記第(1)式は、後述の如くに算出される補正係
数KDRを用いて特定低回転運転状態での燃料供給
量の増量を図るものであるが、これに代えて上記
式(1′)式を用いても良い。第(1′)式におい
て、係数K1′およびK2′は、それぞれ、 K1′=Ko2・KTA・KTW・KAST・KAFC・KWOT・KLS K2′=TACC×(KTA・KTWT・KTAST)+(Tv+Δ
Tv)+TDR で与えられる。TDRはリツチ化補正値である。
数KDRを用いて特定低回転運転状態での燃料供給
量の増量を図るものであるが、これに代えて上記
式(1′)式を用いても良い。第(1′)式におい
て、係数K1′およびK2′は、それぞれ、 K1′=Ko2・KTA・KTW・KAST・KAFC・KWOT・KLS K2′=TACC×(KTA・KTWT・KTAST)+(Tv+Δ
Tv)+TDR で与えられる。TDRはリツチ化補正値である。
補正値K4は上記定数Tvに等しい。
ECU5は、上記算出式(1)、(2)あるいは(1′)、
(2)により各燃料噴射時間TOUTM、TOUTSを算出し、
メインおよびサブインジエクタを当該時間だけ開
弁させる駆動信号を出力する。
(2)により各燃料噴射時間TOUTM、TOUTSを算出し、
メインおよびサブインジエクタを当該時間だけ開
弁させる駆動信号を出力する。
第2図は、第1図のECU5内部の回路構成を
示す図で、エンジン回転角度位置センサ11から
のエンジン回転角度位置信号は波形整形回路20
で波形整形された後、TDC信号として中央処理
装置(以下、CPUと称する)22に供給される
と共に、エンジン回転数計測用カウンタ(以下、
Meカウンタと称する)24にも供給される。Me
カウンタ24は、エンジン回転角度位置センサ1
1からの前回TDC信号の入力時から今回TDC信
号の入力時までの時間間隔を計数するもので、そ
の計数値Meはエンジン回転数Neの逆数に比例す
る。Meカウンタ24は、この計数値Meをデータ
バス26を介してCPU22に供給する。
示す図で、エンジン回転角度位置センサ11から
のエンジン回転角度位置信号は波形整形回路20
で波形整形された後、TDC信号として中央処理
装置(以下、CPUと称する)22に供給される
と共に、エンジン回転数計測用カウンタ(以下、
Meカウンタと称する)24にも供給される。Me
カウンタ24は、エンジン回転角度位置センサ1
1からの前回TDC信号の入力時から今回TDC信
号の入力時までの時間間隔を計数するもので、そ
の計数値Meはエンジン回転数Neの逆数に比例す
る。Meカウンタ24は、この計数値Meをデータ
バス26を介してCPU22に供給する。
一方、スロツトル弁開度センサ4、絶対圧セン
サ8、吸気温センサ9、エンジン水温センサ1
0、O2センサ15、大気圧センサ16およびバ
ツテリ17の出力信号は、それぞれ、レベル修正
回路28に印加され、該回路28において所定電
圧レベルに修正された後、CPU22の指令に基
づいて作動するマルチプレクサ30により順次ア
ナログ−デジタル変換器32に供給される。該変
換器32は、前述の各センサの出力信号をデジタ
ル信号に変換し、該デジタル信号をデータバス2
6を介してCPU22に供給する。
サ8、吸気温センサ9、エンジン水温センサ1
0、O2センサ15、大気圧センサ16およびバ
ツテリ17の出力信号は、それぞれ、レベル修正
回路28に印加され、該回路28において所定電
圧レベルに修正された後、CPU22の指令に基
づいて作動するマルチプレクサ30により順次ア
ナログ−デジタル変換器32に供給される。該変
換器32は、前述の各センサの出力信号をデジタ
ル信号に変換し、該デジタル信号をデータバス2
6を介してCPU22に供給する。
このCPU22は、さらに、データバス26を
介してリードオンメモリ(以下、ROMと称す
る)34、ランダムアクセスメモリ(以下、
RAMと称する)36および駆動回路38に接続
されている。該ROM34は、CPU22で実行さ
れる制御プログラムならびに後述のメインインジ
エクタおよびサブインジエクタの開弁時間の基準
値TiM、TiS各種エンジンパラメータの値に対応
する係数値又は定数値等の諸データを記憶する。
また、該RAM36は、CPU22での演算結果等
を一時的に記憶する。
介してリードオンメモリ(以下、ROMと称す
る)34、ランダムアクセスメモリ(以下、
RAMと称する)36および駆動回路38に接続
されている。該ROM34は、CPU22で実行さ
れる制御プログラムならびに後述のメインインジ
エクタおよびサブインジエクタの開弁時間の基準
値TiM、TiS各種エンジンパラメータの値に対応
する係数値又は定数値等の諸データを記憶する。
また、該RAM36は、CPU22での演算結果等
を一時的に記憶する。
そして、CPU22は、ROM34に記憶されて
いる制御プログラムに従つて前述の各センサの出
力信号に応じた補正係数又は補正値をROM34
から読み出して上記算出式に基づきメインおよび
サブインジエクタの開弁時間TOUTM、TOUTSを演算
し、この演算で得た値をデータバス26を介して
駆動回路38に供給する。該駆動回路38は、算
出された開弁時間TOUTM、TOUTSにわたつてメイン
及びサブインジエクタを開弁させる制御信号を燃
料噴射装置6に供給する。
いる制御プログラムに従つて前述の各センサの出
力信号に応じた補正係数又は補正値をROM34
から読み出して上記算出式に基づきメインおよび
サブインジエクタの開弁時間TOUTM、TOUTSを演算
し、この演算で得た値をデータバス26を介して
駆動回路38に供給する。該駆動回路38は、算
出された開弁時間TOUTM、TOUTSにわたつてメイン
及びサブインジエクタを開弁させる制御信号を燃
料噴射装置6に供給する。
次に、第3図は、エンジン回転数Neと吸気管
内絶対圧PBAとに基づいて定められた各エンジン
運転領域を例示しており、後述の算出Ko2値に基
づくフイードバツク制御の対象とされるフイード
バツク域、ならびに、Ko2の平均値KREFと共に各
運転領域に適合した係数値を用いて行われるオー
プンループ制御の対象とされるアイドリング域、
リーン化域、スロツトル弁全開域および特定低回
転域が示されている。この動定低回転域は、エン
ジン回転数Neがスロツトル弁がアイドル位置に
あるときのアイドリング回転数より若干高い所定
エンジン回転数以下でありかつ吸気管内圧力がス
ロツトル弁がアイドル位置にあるときの吸気管内
圧力より若干高い所定の上限値以上である領域を
云う。本発明は、この領域でのエンジン運転性能
をさらに向上すべく、とくにアイドル運転状態に
あるエンジンに急激に重負荷が加わる場合の該性
能向上を図るために該領域で新たに燃料供給量の
増量補正を行うものである。
内絶対圧PBAとに基づいて定められた各エンジン
運転領域を例示しており、後述の算出Ko2値に基
づくフイードバツク制御の対象とされるフイード
バツク域、ならびに、Ko2の平均値KREFと共に各
運転領域に適合した係数値を用いて行われるオー
プンループ制御の対象とされるアイドリング域、
リーン化域、スロツトル弁全開域および特定低回
転域が示されている。この動定低回転域は、エン
ジン回転数Neがスロツトル弁がアイドル位置に
あるときのアイドリング回転数より若干高い所定
エンジン回転数以下でありかつ吸気管内圧力がス
ロツトル弁がアイドル位置にあるときの吸気管内
圧力より若干高い所定の上限値以上である領域を
云う。本発明は、この領域でのエンジン運転性能
をさらに向上すべく、とくにアイドル運転状態に
あるエンジンに急激に重負荷が加わる場合の該性
能向上を図るために該領域で新たに燃料供給量の
増量補正を行うものである。
次に、第4図を参照して、補正係数Ko2の算出
および特定運転領域の判別のサブルーチンについ
て説明する。
および特定運転領域の判別のサブルーチンについ
て説明する。
先ずO2センサの活性化が完了しているか否か
を判別する(ステツプ1)。即ち、O2センサの内
部抵抗検知方式によつてO2センサの出力電圧が
活性化開始点Vx(例えば0.6V)に至つたか否か
を検知してVxに至つたとき活性化信号を発生し、
この信号の発生から所定時間(例えば60秒)が経
過したかを活性デイレイタイマによつて検出する
とともに、前記水温増量係数KTWと始動後増量係
数KASTがいずれも1であるかを判定し、いずれの
条件も満足している場合に活性化されていると判
定する。その答が否(No)である場合にはKo2
を後述する前回のO2フイードバツク制御におけ
る平均値KREFに設定する(ステツプ2)。一方、
答が肯定(Yes)の場合には、スロツトル弁全開
領域であるか否かをスロツトル弁開度と吸気管内
絶対圧とで判定する(ステツプ3)。その結果、
全開であれば前記と同様にKo2を上記KREFに設定
する(ステツプ2)。全開でない場合にはエンジ
ンがアイドル状態にあるか否かを判定し(ステツ
プ4)、回転数Neが所定回転数NIDL(例えば
1000rpm)より小さく、且つ絶対圧PBAも所定圧
PBAIDL(例えば360mmHg)より小さいときにはアイ
ドル状態であるとして前記ステツプ2を介して
Ko2をKREFに設定する。またアイドル状態でない
と判定した場合にはエンジンが特定低回転運転状
態にあるか否かを判定する(ステツプ5)。即ち、
回転数Neが所定回転数NLOP(例えば900rpm)よ
り小さくかつ絶対圧PBが所定圧PBIDL(例えば360
mmHg)より大きいときには特定低回転運転状態
にあると判定してKo2を上記KREFに設定する(ス
テツプ2)。ここで、前記所定回転数NLOPは、内
燃エンジンがアイドル運転状態から高回転運転状
態へ移行する際に、その移行が必ず前記低回転運
転状態を経てなされるような値に設定されてい
る。例えば、スロツトル弁がアイドル位置にある
場合のアイドリング回転数が650〜700rpmである
ならば、該所定回転数NLOPは約900rpmに設定さ
れる。他方、上記特定低回転運転状態にないと判
定した場合にはリーン化時のリーン化係数KLSが
1であるかどうかを吸気管内絶対圧とエンジン回
転数とで判定し(ステツプ6)、その答が否
(No)である場合にはKo2を上記KREFに設定し
(ステツプ2)、肯定(Yes)の場合には次に述べ
るフイードバツクループ制御に移る。
を判別する(ステツプ1)。即ち、O2センサの内
部抵抗検知方式によつてO2センサの出力電圧が
活性化開始点Vx(例えば0.6V)に至つたか否か
を検知してVxに至つたとき活性化信号を発生し、
この信号の発生から所定時間(例えば60秒)が経
過したかを活性デイレイタイマによつて検出する
とともに、前記水温増量係数KTWと始動後増量係
数KASTがいずれも1であるかを判定し、いずれの
条件も満足している場合に活性化されていると判
定する。その答が否(No)である場合にはKo2
を後述する前回のO2フイードバツク制御におけ
る平均値KREFに設定する(ステツプ2)。一方、
答が肯定(Yes)の場合には、スロツトル弁全開
領域であるか否かをスロツトル弁開度と吸気管内
絶対圧とで判定する(ステツプ3)。その結果、
全開であれば前記と同様にKo2を上記KREFに設定
する(ステツプ2)。全開でない場合にはエンジ
ンがアイドル状態にあるか否かを判定し(ステツ
プ4)、回転数Neが所定回転数NIDL(例えば
1000rpm)より小さく、且つ絶対圧PBAも所定圧
PBAIDL(例えば360mmHg)より小さいときにはアイ
ドル状態であるとして前記ステツプ2を介して
Ko2をKREFに設定する。またアイドル状態でない
と判定した場合にはエンジンが特定低回転運転状
態にあるか否かを判定する(ステツプ5)。即ち、
回転数Neが所定回転数NLOP(例えば900rpm)よ
り小さくかつ絶対圧PBが所定圧PBIDL(例えば360
mmHg)より大きいときには特定低回転運転状態
にあると判定してKo2を上記KREFに設定する(ス
テツプ2)。ここで、前記所定回転数NLOPは、内
燃エンジンがアイドル運転状態から高回転運転状
態へ移行する際に、その移行が必ず前記低回転運
転状態を経てなされるような値に設定されてい
る。例えば、スロツトル弁がアイドル位置にある
場合のアイドリング回転数が650〜700rpmである
ならば、該所定回転数NLOPは約900rpmに設定さ
れる。他方、上記特定低回転運転状態にないと判
定した場合にはリーン化時のリーン化係数KLSが
1であるかどうかを吸気管内絶対圧とエンジン回
転数とで判定し(ステツプ6)、その答が否
(No)である場合にはKo2を上記KREFに設定し
(ステツプ2)、肯定(Yes)の場合には次に述べ
るフイードバツクループ制御に移る。
空燃比補正係数Ko2によるフイードバツク制御
は以下のようにして行う(ステツプ7)。先ず、
O2センサの出力レベルが反転したか否かを判定
し、反転したと判断された場合には前回の空燃比
補正がオープンループであるか否かを判別し、オ
ープンループでない場合には比例制御(P項制
御)を行なう。このP項制御時における補正値Pi
はROM34内のNe−Piテーブル(図示せず)か
らエンジン回転数Neにより読み出され、O2セン
サの出力レベルの反転時に係数Ko2に加算又は減
算される。一方、O2センサ出力レベルが反転し
なかつたと判断され、または前回がオープンルー
プであつたと判断された場合には積分制御(I項
制御)が行われる。すなわち、TDC信号のパル
ス数のカウント値とO2センサ出力がローレベル
かハイレベルかの判定とに基づきROM34から
所定値Δkが読み出され加算又は減算される。
は以下のようにして行う(ステツプ7)。先ず、
O2センサの出力レベルが反転したか否かを判定
し、反転したと判断された場合には前回の空燃比
補正がオープンループであるか否かを判別し、オ
ープンループでない場合には比例制御(P項制
御)を行なう。このP項制御時における補正値Pi
はROM34内のNe−Piテーブル(図示せず)か
らエンジン回転数Neにより読み出され、O2セン
サの出力レベルの反転時に係数Ko2に加算又は減
算される。一方、O2センサ出力レベルが反転し
なかつたと判断され、または前回がオープンルー
プであつたと判断された場合には積分制御(I項
制御)が行われる。すなわち、TDC信号のパル
ス数のカウント値とO2センサ出力がローレベル
かハイレベルかの判定とに基づきROM34から
所定値Δkが読み出され加算又は減算される。
そして、特定低回転域等の判別基準としての所
定絶対圧および所定回転数には、それぞれ、ヒス
テリシス幅をもたせ、制御の円滑化を図ることが
好ましい。例えば、アイドル域と特定低回転域と
の切替えは、所定圧PBIDL(360mmHg)を基準とし
±5mmHgのヒステリシス幅をもたせる。すなわ
ち、アイドル域から特定低回転域への突入時は所
定圧PBIDLを365mmHgとし、該特定低回転域から
アイドル域への解除時には所定圧PBIDLを355mm
Hgとする。また、例えば特定低回転域とフイー
ドバツク域との切替えは、回転数Neに関してい
えば、所定回転数NLOP(900rpm)を基準とし±
25rpmのヒステリシス幅をもたせる。すなわち、
特定低回転域からフイードバツク域への突入時の
所定回転数NLOPは925rpmであり、フイードバツ
ク域から特定低回転域への解除時は所定回転数
NLOPを875rpmとする。
定絶対圧および所定回転数には、それぞれ、ヒス
テリシス幅をもたせ、制御の円滑化を図ることが
好ましい。例えば、アイドル域と特定低回転域と
の切替えは、所定圧PBIDL(360mmHg)を基準とし
±5mmHgのヒステリシス幅をもたせる。すなわ
ち、アイドル域から特定低回転域への突入時は所
定圧PBIDLを365mmHgとし、該特定低回転域から
アイドル域への解除時には所定圧PBIDLを355mm
Hgとする。また、例えば特定低回転域とフイー
ドバツク域との切替えは、回転数Neに関してい
えば、所定回転数NLOP(900rpm)を基準とし±
25rpmのヒステリシス幅をもたせる。すなわち、
特定低回転域からフイードバツク域への突入時の
所定回転数NLOPは925rpmであり、フイードバツ
ク域から特定低回転域への解除時は所定回転数
NLOPを875rpmとする。
次いで、第4図を再び参照して説明する。斯く
得られた係数Ko2を基にしてその平均値KREFを算
出する(ステツプ8)。平均値KREFは例えば次式
により算出される。
得られた係数Ko2を基にしてその平均値KREFを算
出する(ステツプ8)。平均値KREFは例えば次式
により算出される。
KREF=B/A・Ko2p+A−B/AK′REF ……(5)
ここに、Ko2pは比例項(P項)動作直前又は
直後のKo2の値、A、Bは定数(A≫B)、K′REF
は前回までに得られたKo2の平均値である。
直後のKo2の値、A、Bは定数(A≫B)、K′REF
は前回までに得られたKo2の平均値である。
平均値KREFをP項動作直前又は直後のKo2p値
に基づいて算出する理由は、P項動作直前又は直
後、すなわちO2センサの出力レベルが反転した
時点でのエンジンの混合気の空燃比が理論値(=
14.7)に最も近い値を有するためであり、これに
より混合気の空燃比が理論混合比に近い値を有す
る状態でのKo2の平均値を得ることができ、エン
ジンの作動条件に最も適合したKREF値を算出する
ことができる。第5図はKo2pをP項作動直後に
検出する状態を示すグラフ、・印はP項動作直後
におけるKo2pを示し、Ko2p1は最新、即ち現在
時におけるKo2pである。
に基づいて算出する理由は、P項動作直前又は直
後、すなわちO2センサの出力レベルが反転した
時点でのエンジンの混合気の空燃比が理論値(=
14.7)に最も近い値を有するためであり、これに
より混合気の空燃比が理論混合比に近い値を有す
る状態でのKo2の平均値を得ることができ、エン
ジンの作動条件に最も適合したKREF値を算出する
ことができる。第5図はKo2pをP項作動直後に
検出する状態を示すグラフ、・印はP項動作直後
におけるKo2pを示し、Ko2p1は最新、即ち現在
時におけるKo2pである。
次に、第6図は、前記リツチ化補正係数KDRお
よびリツチ化補正増量値TDRの算出サブルーチン
のフローチヤートを示している。
よびリツチ化補正増量値TDRの算出サブルーチン
のフローチヤートを示している。
先ず、内燃エンジンがアイドル運転状態(アイ
ドル域)にあるか否かを判別し(ステツプ1)、
回転数Neが所定回転数NIDL(例えば1000rpm)よ
り小さくかつ吸気管内絶対圧PBが所定圧PBIDL(例
えば360mmHg)より小さい場合すなわち答が肯定
(Yes)であれば、アイドル運転状態であると判
定し、ステツプ2によりリツチ化補正係数KDRを
1.0とする。その答が否定(No)であれば、続い
て回転数Nが所定回転数NLOPより小さいか否か
を判別する(ステツプ3)。そして、その答が定
(No)であれば、ステツプ2によりリツチ化補正
係数KDRを1.0とする。一方、答が肯定(Yes)で
あれば、エンジンが、エンジン回転数の変化に対
してエンジン負荷の変化量が大きい所定の発進領
域、即ち特定低回転域を経由してフイードバツク
制御領域に移行する発進状態にあるとして、該リ
ツチ化補正係数KDRを所定値XDRにする(ステツ
プ4)。この所定値XDRは例えば1.1に設定される。
ドル域)にあるか否かを判別し(ステツプ1)、
回転数Neが所定回転数NIDL(例えば1000rpm)よ
り小さくかつ吸気管内絶対圧PBが所定圧PBIDL(例
えば360mmHg)より小さい場合すなわち答が肯定
(Yes)であれば、アイドル運転状態であると判
定し、ステツプ2によりリツチ化補正係数KDRを
1.0とする。その答が否定(No)であれば、続い
て回転数Nが所定回転数NLOPより小さいか否か
を判別する(ステツプ3)。そして、その答が定
(No)であれば、ステツプ2によりリツチ化補正
係数KDRを1.0とする。一方、答が肯定(Yes)で
あれば、エンジンが、エンジン回転数の変化に対
してエンジン負荷の変化量が大きい所定の発進領
域、即ち特定低回転域を経由してフイードバツク
制御領域に移行する発進状態にあるとして、該リ
ツチ化補正係数KDRを所定値XDRにする(ステツ
プ4)。この所定値XDRは例えば1.1に設定される。
また、前述のとおり、上記リツチ化補正係数
KDRに代えて、リツチ化補正増量値TDRを用いて
も良い。この場合には、ステツプ2において補正
係数KDRを1.0とするのに代えて補正増量値TDRを
0とすると共に、ステツプ4において補正係数
KDRをXDRとするのに代えて補正増量値TDRを予め
選択した好適な設定値とすれば良い。
KDRに代えて、リツチ化補正増量値TDRを用いて
も良い。この場合には、ステツプ2において補正
係数KDRを1.0とするのに代えて補正増量値TDRを
0とすると共に、ステツプ4において補正係数
KDRをXDRとするのに代えて補正増量値TDRを予め
選択した好適な設定値とすれば良い。
さて、リツチ化補正係数KDR(あるいはリツチ
化補正増量値TDR)は、エンジンが第3図の特定
低回転域に相当する領域で運転される場合に、オ
ープンループにより制御される燃料調量装置への
燃料供給量を増量せしめる値を採る。したがつ
て、本実施例を変形し、第3図の特定低回転域に
相当する領域の一部にまでリーン化域を拡張した
場合には、上記ステツプ1とステツプ3との間に
点線で示したステツプ5を挿入する。すなわち、
ステツプ1でアイドル域でないと判別された後、
ステツプ5において、リーン化時のリーン化係数
KLSが1であるか否かに基づいてリーン化域であ
るか否かを判別し、その答が肯定(Yes)であれ
ばリツチ化補正係数KDRを1.0(あるいはリツチ化
補正増量値TDRを0)とし、その答が否定(No)
であれば前記ステツプ3での判別が行われる。
化補正増量値TDR)は、エンジンが第3図の特定
低回転域に相当する領域で運転される場合に、オ
ープンループにより制御される燃料調量装置への
燃料供給量を増量せしめる値を採る。したがつ
て、本実施例を変形し、第3図の特定低回転域に
相当する領域の一部にまでリーン化域を拡張した
場合には、上記ステツプ1とステツプ3との間に
点線で示したステツプ5を挿入する。すなわち、
ステツプ1でアイドル域でないと判別された後、
ステツプ5において、リーン化時のリーン化係数
KLSが1であるか否かに基づいてリーン化域であ
るか否かを判別し、その答が肯定(Yes)であれ
ばリツチ化補正係数KDRを1.0(あるいはリツチ化
補正増量値TDRを0)とし、その答が否定(No)
であれば前記ステツプ3での判別が行われる。
上述の如くに得たリツチ化補正係数KDRおよび
リツチ化補正増量値TDRは、それぞれ、前述の基
本算出式(1)および(1′)において使用される。
リツチ化補正増量値TDRは、それぞれ、前述の基
本算出式(1)および(1′)において使用される。
第7図は、本発明の燃料供給装置に使用される
ECU5の一例を示す詳細回路図である。図にお
いて、エンジン回転角度位置センサ11のTDC
信号は、次段のシーケンスクロツク発生回路50
2と共に波形整形回路を構成するワンシヨツト回
路501に供給される。該ワンシヨツト回路50
1は各TDC信号毎に出力信号Soを発生し、その
信号Soはシーケンスクロツク発生回路502を
作動させてクロツク信号CP0〜9を順次発生させ
る。クロツク信号CP0は回転数Ne値レジスタ5
03に供給されて基準クロツク発生器509から
の基準クロツクパルスをカウントする回転数カウ
ンタ504の直前のカウント値をNe値レジスタ
503にセツトさせる。次いでクロツク信号CP1
は回転数カウンタ504に供給され該カウンタの
直前のカウント値を信号0にリセツトさせる。従
つて、エンジン回転数NeはTDC信号のパルス間
にカウントされた数として計測され、その計測回
転数Neが上記回転数Ne値レジスタ503にスト
アされる。更にクロツク信号CP0〜9は、Ko2算出
回路517および平均値算出回路519に印加さ
れる(図示せず)。
ECU5の一例を示す詳細回路図である。図にお
いて、エンジン回転角度位置センサ11のTDC
信号は、次段のシーケンスクロツク発生回路50
2と共に波形整形回路を構成するワンシヨツト回
路501に供給される。該ワンシヨツト回路50
1は各TDC信号毎に出力信号Soを発生し、その
信号Soはシーケンスクロツク発生回路502を
作動させてクロツク信号CP0〜9を順次発生させ
る。クロツク信号CP0は回転数Ne値レジスタ5
03に供給されて基準クロツク発生器509から
の基準クロツクパルスをカウントする回転数カウ
ンタ504の直前のカウント値をNe値レジスタ
503にセツトさせる。次いでクロツク信号CP1
は回転数カウンタ504に供給され該カウンタの
直前のカウント値を信号0にリセツトさせる。従
つて、エンジン回転数NeはTDC信号のパルス間
にカウントされた数として計測され、その計測回
転数Neが上記回転数Ne値レジスタ503にスト
アされる。更にクロツク信号CP0〜9は、Ko2算出
回路517および平均値算出回路519に印加さ
れる(図示せず)。
これと並行して、スロツトル弁開度センサ4、
絶対圧センサ8およびエンジン水温センサ10の
各出力信号はA/Dコンバータ505に供給され
てデジタル信号に変換された後、それぞれスロツ
トル弁開度θTH値レジスタ506、絶対圧PB値レ
ジスタ507、およびエンジン水温TW値レジス
タ508に供給され、上記各レジスタ506,5
07,508のストア値は前述のエンジン回転数
レジスタ503のストア値と共に基本Ti算出制
御回路521および特定運転状態検出回路510
に供給される。また、PB値レジスタ507とNe
値レジスタ503のストア値は、リーン化作動検
出回路593にも供給され、該回路593からこ
れらのストア値に応じてリーン化作動時の補正係
数KLS値信号が特定運転状態検出回路510に送
られる。更に、Ne値レジスタ503、PB値レジ
スタ507およびTW値レジスタ508のストア
値はフユーエルカツト検出回路594にも供給さ
れ、該回路594はそれらのストア値に応じてフ
ユーエルカツト状態を示す2値信号を特定運転状
態検出回路510に送る。
絶対圧センサ8およびエンジン水温センサ10の
各出力信号はA/Dコンバータ505に供給され
てデジタル信号に変換された後、それぞれスロツ
トル弁開度θTH値レジスタ506、絶対圧PB値レ
ジスタ507、およびエンジン水温TW値レジス
タ508に供給され、上記各レジスタ506,5
07,508のストア値は前述のエンジン回転数
レジスタ503のストア値と共に基本Ti算出制
御回路521および特定運転状態検出回路510
に供給される。また、PB値レジスタ507とNe
値レジスタ503のストア値は、リーン化作動検
出回路593にも供給され、該回路593からこ
れらのストア値に応じてリーン化作動時の補正係
数KLS値信号が特定運転状態検出回路510に送
られる。更に、Ne値レジスタ503、PB値レジ
スタ507およびTW値レジスタ508のストア
値はフユーエルカツト検出回路594にも供給さ
れ、該回路594はそれらのストア値に応じてフ
ユーエルカツト状態を示す2値信号を特定運転状
態検出回路510に送る。
基本Ti算出制御回路521は、上記各レジス
タ503,506−508からの入力値に基づい
て係数算出処理を行ない、これらの算出値により
基本噴射時間Tiを決定する。
タ503,506−508からの入力値に基づい
て係数算出処理を行ない、これらの算出値により
基本噴射時間Tiを決定する。
また、特定運転状態検出回路510は、特定低
回転運転状態検出手段510′を含むものであり、
O2センサ15の活性化が完了したことを条件と
して、上記各レジスタ503,506−508並
びに検出回路593,594からの入力値に応じ
てエンジンが特定の運転状態(例えばスロツトル
弁全開域、アイドル域、リーン化作動域のいずれ
か)にあるか否かを判別し、さらに、エンジンが
特定低回転運転状態(例えば、第3図に示す特定
低回転域)にあるか否かを判別する。そして、該
回路510は、この特定運転状態又は特定低回転
運転状態の条件が成立したときにその出力端子5
10bからオープンループ信号として出力=1を
出力する一方、特定運転状態および特定低回転運
転状態のいずれの条件も不成立のときは、即ちエ
ンジンがO2センサによる空燃比フイードバツク
作動状態にあるときはその出力端子510aから
クローズドループ信号として出力=1を出力し、
さらに、特定低回転運転状態が成立あるいは不成
立時に特定低回転運転状態成立あるいは不成立信
号を、それぞれ、出力端子510c,510dか
ら出力する。OR回路527からの特定運転状態
成立信号としての出力=1は、OR回路531の
一方の入力端子に印加される。またNOT回路5
28からの特定運転状態不成立信号としての出力
=1は、AND回路530の一方の入力端子に印
加される。さらに、前記検出手段510′の出力
端子510cからの特定低回転運転状態成立信号
は、OR回路531の他方の入力端子およびAND
回路532,538,544のそれぞれの第1入
力端子に加えられ、出力端子510dからの特定
低回転運転不成立信号は、AND回路530の他
方の入力端子、AND回路539の第1入力端子
およびOR回路543を介してAND回路533の
第1入力端子に加えられる。
回転運転状態検出手段510′を含むものであり、
O2センサ15の活性化が完了したことを条件と
して、上記各レジスタ503,506−508並
びに検出回路593,594からの入力値に応じ
てエンジンが特定の運転状態(例えばスロツトル
弁全開域、アイドル域、リーン化作動域のいずれ
か)にあるか否かを判別し、さらに、エンジンが
特定低回転運転状態(例えば、第3図に示す特定
低回転域)にあるか否かを判別する。そして、該
回路510は、この特定運転状態又は特定低回転
運転状態の条件が成立したときにその出力端子5
10bからオープンループ信号として出力=1を
出力する一方、特定運転状態および特定低回転運
転状態のいずれの条件も不成立のときは、即ちエ
ンジンがO2センサによる空燃比フイードバツク
作動状態にあるときはその出力端子510aから
クローズドループ信号として出力=1を出力し、
さらに、特定低回転運転状態が成立あるいは不成
立時に特定低回転運転状態成立あるいは不成立信
号を、それぞれ、出力端子510c,510dか
ら出力する。OR回路527からの特定運転状態
成立信号としての出力=1は、OR回路531の
一方の入力端子に印加される。またNOT回路5
28からの特定運転状態不成立信号としての出力
=1は、AND回路530の一方の入力端子に印
加される。さらに、前記検出手段510′の出力
端子510cからの特定低回転運転状態成立信号
は、OR回路531の他方の入力端子およびAND
回路532,538,544のそれぞれの第1入
力端子に加えられ、出力端子510dからの特定
低回転運転不成立信号は、AND回路530の他
方の入力端子、AND回路539の第1入力端子
およびOR回路543を介してAND回路533の
第1入力端子に加えられる。
そして、AND回路511,512の一方の入
力端子には、それぞれ、出力端子510aからの
クローズドループ信号および出力端子510bか
らのオープンループ信号が印加され、AND回路
511,512の各他方の入力端子には、第1所
定値メモリ513および第2所定値メモリ514
のストア値がそれぞれ供給される。第1所定値メ
モリ513には特定運転状態条件および特定低回
転運転状態条件不成立時、即ちO2フイードバツ
ク制御時に適用されるる係数(例えばKWOT=1.0、
KLS=1.0)が第2所定値メモリ514には特定運
転状態条件あるいは特定低回転運転状態条件成立
時、即ちオープンループ制御時に適用される係数
(例えば、スロツトル弁全開域ではKWOT=1.2、
KLS=1.0、リーン化域ではKWOT=1.0、KLS=0.8、
アイドル域ではKWOT、KLS共1.0)がそれぞれ記憶
されている。AND回路511および512は前
記各一方の入力端子に、それぞれ、出力端子51
0a,510bからの出力=1が供給されている
間、上記メモリ513,514からのストア値を
第2係数としてのOR回路515を介して後述の
第2乗算回路524に供給する。
力端子には、それぞれ、出力端子510aからの
クローズドループ信号および出力端子510bか
らのオープンループ信号が印加され、AND回路
511,512の各他方の入力端子には、第1所
定値メモリ513および第2所定値メモリ514
のストア値がそれぞれ供給される。第1所定値メ
モリ513には特定運転状態条件および特定低回
転運転状態条件不成立時、即ちO2フイードバツ
ク制御時に適用されるる係数(例えばKWOT=1.0、
KLS=1.0)が第2所定値メモリ514には特定運
転状態条件あるいは特定低回転運転状態条件成立
時、即ちオープンループ制御時に適用される係数
(例えば、スロツトル弁全開域ではKWOT=1.2、
KLS=1.0、リーン化域ではKWOT=1.0、KLS=0.8、
アイドル域ではKWOT、KLS共1.0)がそれぞれ記憶
されている。AND回路511および512は前
記各一方の入力端子に、それぞれ、出力端子51
0a,510bからの出力=1が供給されている
間、上記メモリ513,514からのストア値を
第2係数としてのOR回路515を介して後述の
第2乗算回路524に供給する。
次に、前記AND回路532の第2入力端子は、
それぞれ、切替スイツチ534の第1出力端子5
34aは接続されている。該スイツチ534は、
手動操作もしくは図示しない制御回路で適宜切替
え可能に構成され、特定低回転運転状態において
リツチ化補正係数KDRあるいはリツチ化補正増量
値TDRを選択的に使用可能にしている。そして、
前記スイツチ534の入力端子534cは定電圧
源541に接続され、第2出力端子534bは
AND回路538,539の第2入力端子に接続
され、またAND回路544の第2入力端子に接
続されている。該AND回路544の出力端子は
OR回路543の第2入力端子に接続され、KDR
モードでないTDRモード時の特定低回転域におい
て後述のKDR設定器からKDR=1.0を供給可能とす
る。また、AND回路532の第3入力端子およ
びAND回路533の第2の入力端子は、それぞ
れ、KDR設定器535の第1および第2設定値出
力端子535a,535bに接続されている。一
方AND回路538,539の第3入力端子は、
それぞれ、TDR設定器536の第1および第2設
定値出力端子536a,536bに接続されてい
る。したがつて、前記AND回路532,533
の出力信号が印加されるOR回路537は、切替
スイツチ534の端子534aと534cが接続
されるKDRモードでの特定低回転運転状態成立時
においてKDR設定器535からの第1設定値信号
(KDR=XDR例えば1.1)を、それ以外の場合に第2
設定値信号(KDR=1.0)を、第2乗算回路524
に第3係数として供給可能である。一方、前記
AND回路538,539の出力信号が印加され
るOR回路540は、端子534bと534cと
が接続状態となるTDRモードでの特定低回転運転
状態成立時においてTDR設定器536からの第1
設定値信号(TDR=設定値)を、不成立時に第2
設定値信号(TDR=0)を、リツチ化補正値とし
てTOUT値制御回路526へ供給可能である。前
記KDRおよびTDR設定器535,536は、AND
回路532,533,538,539、OR回路
537,540、第2乗算回路524、TOUT値
制御回路526等と協同して燃料増量手段を構成
している。
それぞれ、切替スイツチ534の第1出力端子5
34aは接続されている。該スイツチ534は、
手動操作もしくは図示しない制御回路で適宜切替
え可能に構成され、特定低回転運転状態において
リツチ化補正係数KDRあるいはリツチ化補正増量
値TDRを選択的に使用可能にしている。そして、
前記スイツチ534の入力端子534cは定電圧
源541に接続され、第2出力端子534bは
AND回路538,539の第2入力端子に接続
され、またAND回路544の第2入力端子に接
続されている。該AND回路544の出力端子は
OR回路543の第2入力端子に接続され、KDR
モードでないTDRモード時の特定低回転域におい
て後述のKDR設定器からKDR=1.0を供給可能とす
る。また、AND回路532の第3入力端子およ
びAND回路533の第2の入力端子は、それぞ
れ、KDR設定器535の第1および第2設定値出
力端子535a,535bに接続されている。一
方AND回路538,539の第3入力端子は、
それぞれ、TDR設定器536の第1および第2設
定値出力端子536a,536bに接続されてい
る。したがつて、前記AND回路532,533
の出力信号が印加されるOR回路537は、切替
スイツチ534の端子534aと534cが接続
されるKDRモードでの特定低回転運転状態成立時
においてKDR設定器535からの第1設定値信号
(KDR=XDR例えば1.1)を、それ以外の場合に第2
設定値信号(KDR=1.0)を、第2乗算回路524
に第3係数として供給可能である。一方、前記
AND回路538,539の出力信号が印加され
るOR回路540は、端子534bと534cと
が接続状態となるTDRモードでの特定低回転運転
状態成立時においてTDR設定器536からの第1
設定値信号(TDR=設定値)を、不成立時に第2
設定値信号(TDR=0)を、リツチ化補正値とし
てTOUT値制御回路526へ供給可能である。前
記KDRおよびTDR設定器535,536は、AND
回路532,533,538,539、OR回路
537,540、第2乗算回路524、TOUT値
制御回路526等と協同して燃料増量手段を構成
している。
次に、リーン/リツチ比較回路516は、O2
センサ15のO2センサ出力が印加され、該O2セ
ンサ出力が基準電圧に比べてローレベルかハイレ
ベルかを判別し、その判別信号をKo2算出回路5
17に出力する。
センサ15のO2センサ出力が印加され、該O2セ
ンサ出力が基準電圧に比べてローレベルかハイレ
ベルかを判別し、その判別信号をKo2算出回路5
17に出力する。
このKo2算出回路517は、その入力側にクロ
ーズドループ信号、リーン・リツチ判別信号およ
びクロツクパルスCPが印加され、前記Δk値、Pi
値を含むデータを演算処理してKo2値を得、これ
をAND回路518の一方の入力端子に出力する。
AND回路518の他方の入力端子には出力端子
510aからのクローズドループ信号=1が供給
され、特定運転状態以外かつ特定低回転運転状態
以外のO2フイードバツク制御時には、AND回路
518は、Ko2算出回路517からの算出Ko2値
信号をOR回路520を介して第1乗算回路52
3の一方の入力端子に第1係数bとして供給す
る。第1乗算回路523の他方の入力端子には基
本Ti算出制御回路521からの基本他Tiが入力
aとして入力され、このTi値aと上記算出Ko2値
bとを乗算し、その乗算値信号a×b=Ti×Ko2
を第2乗算回路524の一方の入力端子に入力c
として供給する。この第2乗算回路524の他方
の入力端子は前述したようにクローズドループ時
の係数KWOT、KLS(共に1.0)が入力dとして入力
されると共に、係数KDR(1.0)が入力eとして入
力されており(補正値TDRを用いる場合にもKDR
=1.0が入力される)、回路524は上記乗算信号
a×b=Ti×Ko2と上記係数KWOT、KLS、KDRと
を乗算して基準値TOUT(実際には第1乗算回路5
23の出力乗算値と変わらない)を得て、これを
TOUT値レジスタ525に供給する。そして、
TOUT値制御回路526において、レジスタ52
5から供給されたTOUT値と、第3所定値メモリ
542に記憶した他の補正係数KTA、KAFC、K
TA、KAST等、定数TACC、Tv等とを適宜加算およ
び/または乗算して前述した基本式による演算処
理を行ない、燃料噴射装置6に所定の駆動出力を
供給する。また、係数KDRに代えて補正値TDRを
用いる場合、TDR=0が制御回路526に印加さ
れるが、その駆動出力には影響を与えない。
ーズドループ信号、リーン・リツチ判別信号およ
びクロツクパルスCPが印加され、前記Δk値、Pi
値を含むデータを演算処理してKo2値を得、これ
をAND回路518の一方の入力端子に出力する。
AND回路518の他方の入力端子には出力端子
510aからのクローズドループ信号=1が供給
され、特定運転状態以外かつ特定低回転運転状態
以外のO2フイードバツク制御時には、AND回路
518は、Ko2算出回路517からの算出Ko2値
信号をOR回路520を介して第1乗算回路52
3の一方の入力端子に第1係数bとして供給す
る。第1乗算回路523の他方の入力端子には基
本Ti算出制御回路521からの基本他Tiが入力
aとして入力され、このTi値aと上記算出Ko2値
bとを乗算し、その乗算値信号a×b=Ti×Ko2
を第2乗算回路524の一方の入力端子に入力c
として供給する。この第2乗算回路524の他方
の入力端子は前述したようにクローズドループ時
の係数KWOT、KLS(共に1.0)が入力dとして入力
されると共に、係数KDR(1.0)が入力eとして入
力されており(補正値TDRを用いる場合にもKDR
=1.0が入力される)、回路524は上記乗算信号
a×b=Ti×Ko2と上記係数KWOT、KLS、KDRと
を乗算して基準値TOUT(実際には第1乗算回路5
23の出力乗算値と変わらない)を得て、これを
TOUT値レジスタ525に供給する。そして、
TOUT値制御回路526において、レジスタ52
5から供給されたTOUT値と、第3所定値メモリ
542に記憶した他の補正係数KTA、KAFC、K
TA、KAST等、定数TACC、Tv等とを適宜加算およ
び/または乗算して前述した基本式による演算処
理を行ない、燃料噴射装置6に所定の駆動出力を
供給する。また、係数KDRに代えて補正値TDRを
用いる場合、TDR=0が制御回路526に印加さ
れるが、その駆動出力には影響を与えない。
上述のO2フイードバツク制御時においてAND
回路518の出力は平均値算出回路519にも供
給され、該回路519は入力側にシーケンスクロ
ツク発生回路502からのクロツクパルスCPお
よびO2フイードバツク制御時においては算出Ko2
値が印加され、該Ko2値に基づき演算処理して該
Ko2の平均値KREFを算出し、AND回路522の
一方の入力端子に供給する。
回路518の出力は平均値算出回路519にも供
給され、該回路519は入力側にシーケンスクロ
ツク発生回路502からのクロツクパルスCPお
よびO2フイードバツク制御時においては算出Ko2
値が印加され、該Ko2値に基づき演算処理して該
Ko2の平均値KREFを算出し、AND回路522の
一方の入力端子に供給する。
次いで、エンジン特定運転状態あるいは特定低
回転運転状態が検出回路510により検出される
と、AND回路522の他方の入力端子に回路5
10の出力端子510bからオープンループ信号
=1が供給されるので、上記平均値算出回路51
9の算出KREF値信号が該AND回路532、OR回
路520を介して第1乗算回路523に第1係数
として供給される。第1乗算回路523は、前述
と同様に基本値Tiとこの算出KREFとを乗算して
得た値の信号を第2乗算回路524に供給する。
オープンループ時には前述した第2所定値メモリ
514の係数(KWOT、KLS)がAND回路512、
OR回路515を介して第2乗算回路524に第
2係数として入力されると共に、係数KDR(特定
低回転域でKDR=XDR(例えば1.1)、それ以外でKDR
=1.0)がAND回路532,533およびOR回
路537を介して第3係数として入力されてお
り、回路524は第1乗算回路523からの乗算
値とこの第2係数と第3係数とを乗算して、その
乗算値の信号をTOUT値レジスタ525に供給し、
これ以後はTOUT値レジスタ525およびTOUT値
制御回路526は前述したクローズドループ時の
作動と同様な開弁時間制御を行なう。但し、係数
KDRに代えて補正値TDRを用いる場合は、特定低
回転運転状態において、AND回路538、OR回
路540を介して0でないTDR=設定値がTOUT値
制御回路526に印加され、開弁時間を所定時間
だけ増大させる。このTDRモードでの特定低回転
域においてAND回路544の出力がハイレベル
となり、KDR=XDRに代えてKDR=1が第2乗算回
路524に印加されている。
回転運転状態が検出回路510により検出される
と、AND回路522の他方の入力端子に回路5
10の出力端子510bからオープンループ信号
=1が供給されるので、上記平均値算出回路51
9の算出KREF値信号が該AND回路532、OR回
路520を介して第1乗算回路523に第1係数
として供給される。第1乗算回路523は、前述
と同様に基本値Tiとこの算出KREFとを乗算して
得た値の信号を第2乗算回路524に供給する。
オープンループ時には前述した第2所定値メモリ
514の係数(KWOT、KLS)がAND回路512、
OR回路515を介して第2乗算回路524に第
2係数として入力されると共に、係数KDR(特定
低回転域でKDR=XDR(例えば1.1)、それ以外でKDR
=1.0)がAND回路532,533およびOR回
路537を介して第3係数として入力されてお
り、回路524は第1乗算回路523からの乗算
値とこの第2係数と第3係数とを乗算して、その
乗算値の信号をTOUT値レジスタ525に供給し、
これ以後はTOUT値レジスタ525およびTOUT値
制御回路526は前述したクローズドループ時の
作動と同様な開弁時間制御を行なう。但し、係数
KDRに代えて補正値TDRを用いる場合は、特定低
回転運転状態において、AND回路538、OR回
路540を介して0でないTDR=設定値がTOUT値
制御回路526に印加され、開弁時間を所定時間
だけ増大させる。このTDRモードでの特定低回転
域においてAND回路544の出力がハイレベル
となり、KDR=XDRに代えてKDR=1が第2乗算回
路524に印加されている。
上述の例示のための装置において、燃料調量装
置として燃料噴射装置6を用いたが、これに代え
てキヤブレータで構成しても良い。
置として燃料噴射装置6を用いたが、これに代え
てキヤブレータで構成しても良い。
また、燃料噴射装置を用いる場合において、電
磁式噴射弁では上記例のとおり該噴射弁に供給さ
れる電圧の印加時間を変えることにより燃料供給
量が制御されるが、該噴射弁への印加圧力を変え
ることによつても同様の制御を行い得る。
磁式噴射弁では上記例のとおり該噴射弁に供給さ
れる電圧の印加時間を変えることにより燃料供給
量が制御されるが、該噴射弁への印加圧力を変え
ることによつても同様の制御を行い得る。
以上説明したとおり、本発明によれば、内燃エ
ンジンの負荷及び回転数に応じた基本燃料量を記
憶手段から読み出し、排気濃度を前記エンジンの
排気系に配した排気濃度センサで検出し、前記排
気濃度センサからの排気濃度検出値信号に応じて
前記読み出された基本燃料量を補正して前記エン
ジンに供給される混合気の空燃比が設定値になる
ようにフイードバツク制御して制御エンジンへ所
要量の燃料を供給する内燃エンジンの燃料供給制
御方法において、前記エンジンが、アイドル領域
か、所定のフイードバツク制御領域か、及び前記
エンジンが該アイドル領域から、エンジン回転数
の変化に対してエンジン負荷の変化量が大きい所
定の発進領域を経由して前記所定のフイードバツ
ク制御領域に移行する発進状態かのいずれにある
かを検出し、前記エンジンが該発進状態にあるこ
とを検出した時には、前記排気濃度検出値信号に
応じた前記フイードバツク制御を中断すると共
に、前記読み出された基本燃料量に対して所定の
燃料増量補正係数を乗算し、該乗算補正して増量
さたた燃料供給量に基づく燃料を前記エンジンに
供給するようにしたのでアイドル運転状態にある
エンジンに加わる負荷が急激に増大する場合に、
この運転状態変化に適合した燃料供給を行い得、
エンジンの作動安定性および運転性能を向上させ
ることができる。
ンジンの負荷及び回転数に応じた基本燃料量を記
憶手段から読み出し、排気濃度を前記エンジンの
排気系に配した排気濃度センサで検出し、前記排
気濃度センサからの排気濃度検出値信号に応じて
前記読み出された基本燃料量を補正して前記エン
ジンに供給される混合気の空燃比が設定値になる
ようにフイードバツク制御して制御エンジンへ所
要量の燃料を供給する内燃エンジンの燃料供給制
御方法において、前記エンジンが、アイドル領域
か、所定のフイードバツク制御領域か、及び前記
エンジンが該アイドル領域から、エンジン回転数
の変化に対してエンジン負荷の変化量が大きい所
定の発進領域を経由して前記所定のフイードバツ
ク制御領域に移行する発進状態かのいずれにある
かを検出し、前記エンジンが該発進状態にあるこ
とを検出した時には、前記排気濃度検出値信号に
応じた前記フイードバツク制御を中断すると共
に、前記読み出された基本燃料量に対して所定の
燃料増量補正係数を乗算し、該乗算補正して増量
さたた燃料供給量に基づく燃料を前記エンジンに
供給するようにしたのでアイドル運転状態にある
エンジンに加わる負荷が急激に増大する場合に、
この運転状態変化に適合した燃料供給を行い得、
エンジンの作動安定性および運転性能を向上させ
ることができる。
また、特定低回転域の判別基準となる所定エン
ジン回転数および所定吸気管内圧力にヒステリシ
ス幅をもたせた構成とすることが可能なので、燃
料供給制御の円滑化が図れる。
ジン回転数および所定吸気管内圧力にヒステリシ
ス幅をもたせた構成とすることが可能なので、燃
料供給制御の円滑化が図れる。
第1図は本発明方法を適用した燃料供給制御装
置の一例を示す全体構成図、第2図は第1図の電
子コントロールユニツト内部の回路構成例を示す
ブロツク回路図、第3図は縦軸に吸気管内絶対圧
PBをとり横軸にエンジン回転数Neをとつて本発
明方法における各エンジン運転領域の一例を示し
たグラフ、第4図は本発明における補正係数Ko2
の算出および特定運転領域の判別のサブルーチン
のフローチヤート、第5図は第4図のステツプ7
でのP項動作直後における係数Ko2の変化の一例
を示すグラフ、第6図は本発明のリツチ化補正係
数KDRおよびTDRの算出サブルーチンのフローチ
ヤート、第7図は第1図の電子コントロールユニ
ツト内部の回路構成例を示すブロツク回路図であ
る。 1……エンジン、2……吸気管、5……電子コ
ントロールユニツト(ECU)、6……燃料噴射装
置、8……絶対圧センサ、11……エンジン回転
角度位置センサ、13……排気管、14……三元
触媒、15……O2センサ。
置の一例を示す全体構成図、第2図は第1図の電
子コントロールユニツト内部の回路構成例を示す
ブロツク回路図、第3図は縦軸に吸気管内絶対圧
PBをとり横軸にエンジン回転数Neをとつて本発
明方法における各エンジン運転領域の一例を示し
たグラフ、第4図は本発明における補正係数Ko2
の算出および特定運転領域の判別のサブルーチン
のフローチヤート、第5図は第4図のステツプ7
でのP項動作直後における係数Ko2の変化の一例
を示すグラフ、第6図は本発明のリツチ化補正係
数KDRおよびTDRの算出サブルーチンのフローチ
ヤート、第7図は第1図の電子コントロールユニ
ツト内部の回路構成例を示すブロツク回路図であ
る。 1……エンジン、2……吸気管、5……電子コ
ントロールユニツト(ECU)、6……燃料噴射装
置、8……絶対圧センサ、11……エンジン回転
角度位置センサ、13……排気管、14……三元
触媒、15……O2センサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内燃エンジンの負荷及び回転数に応じた基本
燃料量を記憶手段から読み出し、排気濃度を前記
エンジンの排気系に配した排気濃度センサで検出
し、前記排気濃度センサからの排気濃度検出値信
号に応じて前記読み出された基本燃料量を補正し
て前記エンジンに供給される混合気の空燃比が設
定値になるようにフイードバツク制御して前記エ
ンジンへ所要量の燃料を供給する内燃エンジンの
燃料供給制御方法において、前記エンジンが、ア
イドル領域か、所定のフイードバツク制御領域
か、及び前記エンジンが該アイドル領域から、エ
ンジン回転数の変化に対してエンジン負荷の変化
量が大きい所定の発進領域を経由して前記所定の
フイードバツク制御領域に移行する発進状態かの
いずれにあるかを検出し、前記エンジンが該発進
状態にあることを検出した時には、前記排気濃度
検出値信号に応じた前記フイードバツク制御を中
断すると共に、前記読み出された基本燃料量に対
して所定の燃料増量補正係数を乗算し、該乗算補
正して増量された燃料供給量に基づく燃料を前記
エンジンに供給することを特徴とする内燃エンジ
ンの燃料供給制御方法。 2 前記所定の発進領域はエンジン回転数がスロ
ツトル弁がアイドル位置にあるときのアイドリン
グ回転数より若干高い所定エンジン回転数以下で
ありかつ吸気管内圧力がスロツトル弁がアイドル
位置にあるときの吸気管内圧力より若干高い所定
の上限値以上である特定低回転域である特許請求
の範囲第1項記載の内燃エンジンの燃料供給制御
方法。 3 エンジンの前記特定低回転域での運転への突
入時と解除時との間で前記エンジン回転数の所定
値および前記吸気管内圧力の所定値は各々異なる
値を有する特許請求の範囲第2項記載の内燃エン
ジンの燃料供給制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57102653A JPS58220941A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 内燃エンジンの燃料供給制御方法 |
US07/052,132 US4751909A (en) | 1982-06-15 | 1987-05-18 | Fuel supply control method for internal combustion engines at operation in a low speed region |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57102653A JPS58220941A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 内燃エンジンの燃料供給制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58220941A JPS58220941A (ja) | 1983-12-22 |
JPH0223701B2 true JPH0223701B2 (ja) | 1990-05-25 |
Family
ID=14333196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57102653A Granted JPS58220941A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | 内燃エンジンの燃料供給制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4751909A (ja) |
JP (1) | JPS58220941A (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2173924B (en) * | 1985-04-16 | 1989-05-04 | Honda Motor Co Ltd | Air-fuel ratio control system for an internal combustion engine with a transmission gear responsive correction operation |
JP2694729B2 (ja) * | 1987-03-31 | 1997-12-24 | 本田技研工業株式会社 | 内燃エンジンの空燃比フィードバック制御方法 |
JPS63248945A (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-17 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
JP2532872B2 (ja) * | 1987-05-18 | 1996-09-11 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関の燃料制御装置 |
JPH0733784B2 (ja) * | 1987-07-02 | 1995-04-12 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
JPH0759905B2 (ja) * | 1987-07-10 | 1995-06-28 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
JP2666198B2 (ja) * | 1987-08-25 | 1997-10-22 | 本田技研工業株式会社 | 内燃エンジンの燃料供給制御装置 |
JP2582586B2 (ja) * | 1987-09-11 | 1997-02-19 | 株式会社ユニシアジェックス | 内燃機関の空燃比制御装置 |
US4901701A (en) * | 1987-11-12 | 1990-02-20 | Injection Research Specialists, Inc. | Two-cycle engine with electronic fuel injection |
US4967712A (en) * | 1987-11-12 | 1990-11-06 | Injection Research Specialists, Inc. | Two-cycle engine with electronic fuel injection |
US4890593A (en) * | 1988-03-17 | 1990-01-02 | Teledyne Industries, Inc. | Fuel injection control system for an internal combustion engine |
JP2630372B2 (ja) * | 1988-03-18 | 1997-07-16 | 本田技研工業株式会社 | 内燃エンジンの排気成分濃度検出器の活性化判別方法 |
DE3914654A1 (de) * | 1988-05-06 | 1989-11-16 | Mitsubishi Electric Corp | Einrichtung zur ueberwachung einer brennkraftmaschine |
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1987
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Also Published As
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