JP2712086B2 - 内燃エンジンの空燃比制御方法 - Google Patents
内燃エンジンの空燃比制御方法Info
- Publication number
- JP2712086B2 JP2712086B2 JP11288889A JP11288889A JP2712086B2 JP 2712086 B2 JP2712086 B2 JP 2712086B2 JP 11288889 A JP11288889 A JP 11288889A JP 11288889 A JP11288889 A JP 11288889A JP 2712086 B2 JP2712086 B2 JP 2712086B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- wot
- time
- engine
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内燃エンジンの空燃比制御方法に関し、特に
エンジンの高負荷運転時の空燃比制御方法に関する。
エンジンの高負荷運転時の空燃比制御方法に関する。
(従来の技術) エンジンの負荷が比較的低い状態においては、エンジ
ンに供給する混合気の空燃比を理論空燃比近傍に制御す
るとともに、エンジンの負荷が高負荷になったときに
は、混合気の空燃比をリッチ化し、いわゆる燃料冷却に
よりエンジンの温度が過度に上昇することを防止するこ
とが従来より行われているが、燃料消費量の増大あるい
は排ガス特性の悪化といった不具合があった。
ンに供給する混合気の空燃比を理論空燃比近傍に制御す
るとともに、エンジンの負荷が高負荷になったときに
は、混合気の空燃比をリッチ化し、いわゆる燃料冷却に
よりエンジンの温度が過度に上昇することを防止するこ
とが従来より行われているが、燃料消費量の増大あるい
は排ガス特性の悪化といった不具合があった。
このような不具合を改善するために、エンジンの負荷
が高負荷になったとき、所定時間内は所定時間経過後よ
りも混合気をリーン化する手法(特開昭59−128941号公
報)あるいは高負荷状態が所定時間以上継続したとき、
混合気をリッチ化する手法(特開昭57−24435号公報)
が従来知られている。
が高負荷になったとき、所定時間内は所定時間経過後よ
りも混合気をリーン化する手法(特開昭59−128941号公
報)あるいは高負荷状態が所定時間以上継続したとき、
混合気をリッチ化する手法(特開昭57−24435号公報)
が従来知られている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の制御方法によれば、例えば第13図(a)
(1)(高負荷状態を判別する運転パラメータが高負荷
判別臨界値以上のときを高負荷状態として示す)に示す
ように、前記所定時間より短い時間の高負荷運転が断続
的に行われる場合には、燃料冷却の効果が表われる空燃
比まで混合気がリッチ化されることがないので、排気温
度が上昇し続けるような事態が発生する(第13図(a)
(2))。その結果、排気温度が連続排気許容温度を超
え、エンジンの耐熱許容時間内に連続排気許容温度以下
となることなく更に上昇して温度限界も超えてしまう可
能性があり、特に排気系に設けられる排気浄化装置の触
媒温度の過上昇を引起こすという問題があった。
(1)(高負荷状態を判別する運転パラメータが高負荷
判別臨界値以上のときを高負荷状態として示す)に示す
ように、前記所定時間より短い時間の高負荷運転が断続
的に行われる場合には、燃料冷却の効果が表われる空燃
比まで混合気がリッチ化されることがないので、排気温
度が上昇し続けるような事態が発生する(第13図(a)
(2))。その結果、排気温度が連続排気許容温度を超
え、エンジンの耐熱許容時間内に連続排気許容温度以下
となることなく更に上昇して温度限界も超えてしまう可
能性があり、特に排気系に設けられる排気浄化装置の触
媒温度の過上昇を引起こすという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、エン
ジンの高負荷運転状態において、エンジンに供給する混
合気の空燃比を適切に制御し、CO、HC成分の排出量の低
減及び燃費の向上を図るとともに、排気温度及び排気浄
化装置の触媒温度の過度の上昇を防止することができる
内燃エンジンの空燃比制御方法を提供することを目的と
する。
ジンの高負荷運転状態において、エンジンに供給する混
合気の空燃比を適切に制御し、CO、HC成分の排出量の低
減及び燃費の向上を図るとともに、排気温度及び排気浄
化装置の触媒温度の過度の上昇を防止することができる
内燃エンジンの空燃比制御方法を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は、内燃エンジンの排
気系に設けられた排気濃度センサの出力に基づいて前記
エンジンに供給する混合気の空燃比をフィードバック制
御すると共に、前記エンジンが所定の高負荷状態で運転
される時は、高負荷状態が所定時間継続した後にフィー
ドバック制御を停止して、混合気の空燃比をリッチ化す
る内燃エンジンの空燃比制御方法において、前記所定時
間は、前記エンジンが高負荷状態になる直前のフィード
バック制御を継続した時間と当該フィードバック制御直
前の高負荷状態を継続した時間とに応じて設定されるこ
とを特徴とするものである。
気系に設けられた排気濃度センサの出力に基づいて前記
エンジンに供給する混合気の空燃比をフィードバック制
御すると共に、前記エンジンが所定の高負荷状態で運転
される時は、高負荷状態が所定時間継続した後にフィー
ドバック制御を停止して、混合気の空燃比をリッチ化す
る内燃エンジンの空燃比制御方法において、前記所定時
間は、前記エンジンが高負荷状態になる直前のフィード
バック制御を継続した時間と当該フィードバック制御直
前の高負荷状態を継続した時間とに応じて設定されるこ
とを特徴とするものである。
更に、本発明は、前記所定の高負荷状態は、第1の高
負荷状態と、該第1の高負荷状態より高負荷である第2
の高負荷状態に設定され、前記エンジンが前記第2の高
負荷状態になったときは直ちに前記混合気の空燃比をリ
ッチ化して第1の所定空燃比とすると共に、前記エンジ
ンが前記第1の高負荷状態になってから前記所定時間経
過後は前記混合気の空燃比を前記第1の所定空燃比より
さらにリッチ化することを特徴とする。
負荷状態と、該第1の高負荷状態より高負荷である第2
の高負荷状態に設定され、前記エンジンが前記第2の高
負荷状態になったときは直ちに前記混合気の空燃比をリ
ッチ化して第1の所定空燃比とすると共に、前記エンジ
ンが前記第1の高負荷状態になってから前記所定時間経
過後は前記混合気の空燃比を前記第1の所定空燃比より
さらにリッチ化することを特徴とする。
(実施例) 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。
る。
第1図は本発明の制御方法が適用される燃料供給制御
装置の全体の構成図であり、エンジン1の吸気管2の途
中にはスロットルボディ3が設けられ、その内部にはス
ロットル弁3′が配されている。スロットル弁3′には
スロットル弁開度(θTH)センサ4が連結されており、
当該スロットル弁3′の開度に応じた電気信号を出力し
て電子コントロールユニット(以下「ECU」という)5
に供給する。
装置の全体の構成図であり、エンジン1の吸気管2の途
中にはスロットルボディ3が設けられ、その内部にはス
ロットル弁3′が配されている。スロットル弁3′には
スロットル弁開度(θTH)センサ4が連結されており、
当該スロットル弁3′の開度に応じた電気信号を出力し
て電子コントロールユニット(以下「ECU」という)5
に供給する。
燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁3′との間
且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流側に各気筒
毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃料ポンプ
に接続されていると共にECU5に電気的に接続されて当該
ECU5からの信号により燃料噴射の開弁時間が制御され
る。
且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流側に各気筒
毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃料ポンプ
に接続されていると共にECU5に電気的に接続されて当該
ECU5からの信号により燃料噴射の開弁時間が制御され
る。
一方、スロットル弁3′の直ぐ下流には管7を介して
吸気管内絶対圧(PBA)センサ8が設けられており、こ
の絶対圧センサ8により電気信号に変換された絶対圧信
号は前記ECU5に供給される。また、その下流には吸気温
(TA)センサ9が取付けられており、吸気温TAを検出し
て対応する電気信号を出力してECU5に供給する。
吸気管内絶対圧(PBA)センサ8が設けられており、こ
の絶対圧センサ8により電気信号に変換された絶対圧信
号は前記ECU5に供給される。また、その下流には吸気温
(TA)センサ9が取付けられており、吸気温TAを検出し
て対応する電気信号を出力してECU5に供給する。
エンジン1の本体に装着されたエンジン水温(Tw)セ
ンサ10はサーミスタ等から成り、エンジン水温(冷却水
温)Twを検出して対応する温度信号を出力してECU5に供
給する。エンジン回転数(Ne)センサ11及び気筒判別
(CYL)センサ12はエンジン1の図示しないカム軸周囲
又はクランク軸周囲に取付けられている。エンジン回転
数センサ11はエンジン1のクランク軸の180度回転毎に
所定のクランク角度位置で信号パルス(以下「TDC信号
パルス」という)を出力し、気筒判別センサ12は特定の
気筒の所定のクランク角度位置で信号パルスを出力する
ものであり、これらの各信号パルスはECU5に供給され
る。
ンサ10はサーミスタ等から成り、エンジン水温(冷却水
温)Twを検出して対応する温度信号を出力してECU5に供
給する。エンジン回転数(Ne)センサ11及び気筒判別
(CYL)センサ12はエンジン1の図示しないカム軸周囲
又はクランク軸周囲に取付けられている。エンジン回転
数センサ11はエンジン1のクランク軸の180度回転毎に
所定のクランク角度位置で信号パルス(以下「TDC信号
パルス」という)を出力し、気筒判別センサ12は特定の
気筒の所定のクランク角度位置で信号パルスを出力する
ものであり、これらの各信号パルスはECU5に供給され
る。
三元触媒14はエンジン1の排気管13に配置されてお
り、排気ガス中のHC、CO、NOx等の成分の浄化を行う。
排気ガス濃度検出器としてのO2センサ15は排気管13の三
元触媒14の上流側に装着されており、排気ガス中の酸素
濃度を検出してその検出値に応じた信号を出力しECU5に
供給する。ECU5には大気圧を検出する大気圧センサ16が
接続されており、大気圧を示す信号が供給される。
り、排気ガス中のHC、CO、NOx等の成分の浄化を行う。
排気ガス濃度検出器としてのO2センサ15は排気管13の三
元触媒14の上流側に装着されており、排気ガス中の酸素
濃度を検出してその検出値に応じた信号を出力しECU5に
供給する。ECU5には大気圧を検出する大気圧センサ16が
接続されており、大気圧を示す信号が供給される。
ECU5は各種センサからの入力信号波形を整形し、電圧
レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタ
ル信号値に変換する等の機能を有する入力回路5a、中央
演算処理回路(以下「CPU」という)5b、CPU5bで実行さ
れる各種演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶
手段5c、前記燃料噴射弁6に駆動信号を供給する出力回
路5d等から構成される。
レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタ
ル信号値に変換する等の機能を有する入力回路5a、中央
演算処理回路(以下「CPU」という)5b、CPU5bで実行さ
れる各種演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶
手段5c、前記燃料噴射弁6に駆動信号を供給する出力回
路5d等から構成される。
CPU5bは上述の各種エンジンパラメータ信号に基づい
て、排ガス中の酸素濃度に応じたフィードバック制御運
転領域やオープンループ制御運転領域等の種々のエンジ
ン運転状態を判別するとともに、エンジン運転状態に応
じ、次式(1)に基づき、前記TDC信号パルスに同期す
る燃料噴射弁6の燃料噴射時間TOUTを演算する。
て、排ガス中の酸素濃度に応じたフィードバック制御運
転領域やオープンループ制御運転領域等の種々のエンジ
ン運転状態を判別するとともに、エンジン運転状態に応
じ、次式(1)に基づき、前記TDC信号パルスに同期す
る燃料噴射弁6の燃料噴射時間TOUTを演算する。
TOUT=Ti×K1×KWOT×KTW×KO2+K2 …(1) ここに、Tiは燃料噴射弁6の噴射時間TOUTの基準値で
あり、エンジン回転数Neと吸気管内絶対圧PBAに応じて
設定されたTiマップから読み出される。KWOTはスロット
ル弁3′が略全開の状態で混合気をリッチ化するための
高負荷量係数であり、後述する第2図に示す手法により
設定される。KTWはエンジン水温TWが所定値以下のとき
混合気をリッチ化する燃料増量係数である。KO2は空燃
比フィードバック補正係数であってフィードバック制御
時、排気ガス中の酸素濃度に応じて設定され、更にフィ
ードバック制御を行なわない複数の特定運転領域(オー
プンループ制御運転領域)では各運転領域に応じて設定
される係数である。
あり、エンジン回転数Neと吸気管内絶対圧PBAに応じて
設定されたTiマップから読み出される。KWOTはスロット
ル弁3′が略全開の状態で混合気をリッチ化するための
高負荷量係数であり、後述する第2図に示す手法により
設定される。KTWはエンジン水温TWが所定値以下のとき
混合気をリッチ化する燃料増量係数である。KO2は空燃
比フィードバック補正係数であってフィードバック制御
時、排気ガス中の酸素濃度に応じて設定され、更にフィ
ードバック制御を行なわない複数の特定運転領域(オー
プンループ制御運転領域)では各運転領域に応じて設定
される係数である。
K1及びK2は夫々各種エンジンパラメータ信号に応じて
演算される他の補正係数及び補正変数であり、エンジン
運転状態に応じた燃費特性、エンジン加速性等の諸特性
の最適化が図られるような所定値に決定される。
演算される他の補正係数及び補正変数であり、エンジン
運転状態に応じた燃費特性、エンジン加速性等の諸特性
の最適化が図られるような所定値に決定される。
CPU5bは上述のようにして求めた燃料噴射時間TOUTに
基づいて燃料噴射弁6を開弁させる駆動信号を出力回路
5dを介して燃料噴射弁6に供給する。
基づいて燃料噴射弁6を開弁させる駆動信号を出力回路
5dを介して燃料噴射弁6に供給する。
第2図は、高負荷増量係数KWOTを算出するサブルーチ
ンのフローチャートを示す。本プログラムはTDC信号パ
ルスの発生毎にこれと同期して実行される。
ンのフローチャートを示す。本プログラムはTDC信号パ
ルスの発生毎にこれと同期して実行される。
ステップ201では、エンジン回転数Ne及び吸気管内圧
絶対圧PBAに応じて前記Tiマップに燃料噴射時間の基準
値Tiとともに格納された補間係数CWOTを次式(2)に適
用して高負荷増量係数KWOTを算出する。
絶対圧PBAに応じて前記Tiマップに燃料噴射時間の基準
値Tiとともに格納された補間係数CWOTを次式(2)に適
用して高負荷増量係数KWOTを算出する。
KWOT=1+CWOT/32 …(2) ステップ202では、第3図に示すTWOTサブルーチンを
実行する。このTWOTサブルーチンは、高負荷増量すべき
エンジン運転領域(以下「WOT領域」という)を判別す
るための判別値TWOTを算出するものである。
実行する。このTWOTサブルーチンは、高負荷増量すべき
エンジン運転領域(以下「WOT領域」という)を判別す
るための判別値TWOTを算出するものである。
先ずステップ301では、エンジン回転数Neに応じてT
WOT1テーブルから第1の判別値TWOT1を検索する。このT
WOT1テーブルは、例えば第5図に示すように、所定エン
ジン回転数NWOT0〜NWOT5に対して、第1の判別値TWOT10
〜TWOT15がそれぞれ設定されている。エンジン回転数Ne
がNe<NWOT0又はNe>NWOT5の範囲にあるときは、TWOT1
=TWOT110又はTWOT15とし、NWOT0<Ne<NWOT5の範囲に
あるときは、前記所定回転数NWOT1〜NWOT4以外の回転数
に対しては補間計算によって第1の判別値TWOT1を算出
する。
WOT1テーブルから第1の判別値TWOT1を検索する。このT
WOT1テーブルは、例えば第5図に示すように、所定エン
ジン回転数NWOT0〜NWOT5に対して、第1の判別値TWOT10
〜TWOT15がそれぞれ設定されている。エンジン回転数Ne
がNe<NWOT0又はNe>NWOT5の範囲にあるときは、TWOT1
=TWOT110又はTWOT15とし、NWOT0<Ne<NWOT5の範囲に
あるときは、前記所定回転数NWOT1〜NWOT4以外の回転数
に対しては補間計算によって第1の判別値TWOT1を算出
する。
ステップ302でエンジン回転数Neが第1の所定回転数N
WOT0(例えば600rpm)より高いか否かを判別し、その答
が否定(No)、即ちNe≦NWOT0のときには、第1の判別
値TWOT1を前記ステップ301で算出した値に設定する(ス
テップ303)とともに、第2の判別値TWOT2を第1の判別
値TWOT1と同じ値とし(ステップ304)、本プログラムを
終了する。
WOT0(例えば600rpm)より高いか否かを判別し、その答
が否定(No)、即ちNe≦NWOT0のときには、第1の判別
値TWOT1を前記ステップ301で算出した値に設定する(ス
テップ303)とともに、第2の判別値TWOT2を第1の判別
値TWOT1と同じ値とし(ステップ304)、本プログラムを
終了する。
前記ステップ302の答が肯定(Yes)、即ちNe>NWOT0
のときにはエンジン水温TWが第1の所定水温TWWOTE(例
えば114℃)より低いか否かを判別する(ステップ30
5)。その答が否定(No)、即ちTW≧TWWOTEのときには
前記ステップ301で算出した第1の判別値TWOT1を第1の
所定量ΔTWOTEで減算補正し(ステップ306)、前記ステ
ップ304に進む。後述する前記式(1)によって算出さ
れる燃料噴射時間TOUTが判別値TWOT1,TWOT2を超えると
きにWOT領域と判別するので、第1の判別値TWOT1を第1
の所定量ΔTWOTEによって減算補正することにより、WOT
領域が拡大される。WOT領域では混合気をリッチ化する
ことによりエンジンの冷却効果を得るようにしているの
で、前記WOT領域拡大によりエンジン温度の過剰な上昇
を防止することができる。
のときにはエンジン水温TWが第1の所定水温TWWOTE(例
えば114℃)より低いか否かを判別する(ステップ30
5)。その答が否定(No)、即ちTW≧TWWOTEのときには
前記ステップ301で算出した第1の判別値TWOT1を第1の
所定量ΔTWOTEで減算補正し(ステップ306)、前記ステ
ップ304に進む。後述する前記式(1)によって算出さ
れる燃料噴射時間TOUTが判別値TWOT1,TWOT2を超えると
きにWOT領域と判別するので、第1の判別値TWOT1を第1
の所定量ΔTWOTEによって減算補正することにより、WOT
領域が拡大される。WOT領域では混合気をリッチ化する
ことによりエンジンの冷却効果を得るようにしているの
で、前記WOT領域拡大によりエンジン温度の過剰な上昇
を防止することができる。
前記ステップ302,305の答がともに肯定(Yes)、即ち
Ne>NWOT0且つTW<TWWOTEのときには、大気圧PAに応じ
てΔTWOTPAテーブルから、大気圧補正量ΔTWOTPAを算出
する。このΔTWOTPAテーブルは例えば第7図に示すよう
に、PA<PATWOT1(高地に対応する所定圧)の範囲では
ΔTWOTPA=ΔTWOTPA1に、またPA>PATWOT0(低地に対応
する所定圧)の範囲ではΔTWOTPA=ΔTWOTPA0にそれぞ
れ設定され、PATWOT1<PA<PATWOT0の範囲では、大気圧
PAの上昇に伴ってΔTWOTPAが減少するように設定されて
いる。
Ne>NWOT0且つTW<TWWOTEのときには、大気圧PAに応じ
てΔTWOTPAテーブルから、大気圧補正量ΔTWOTPAを算出
する。このΔTWOTPAテーブルは例えば第7図に示すよう
に、PA<PATWOT1(高地に対応する所定圧)の範囲では
ΔTWOTPA=ΔTWOTPA1に、またPA>PATWOT0(低地に対応
する所定圧)の範囲ではΔTWOTPA=ΔTWOTPA0にそれぞ
れ設定され、PATWOT1<PA<PATWOT0の範囲では、大気圧
PAの上昇に伴ってΔTWOTPAが減少するように設定されて
いる。
次いで前記ステップ301で算出した第1の判別値TWOT1
を前記大気圧補正量ΔTWOTPAで現在補正する(ステップ
309)。これにより、大気圧が低いほどWOT領域が拡大す
る。
を前記大気圧補正量ΔTWOTPAで現在補正する(ステップ
309)。これにより、大気圧が低いほどWOT領域が拡大す
る。
ステップ309では、エンジン回転数Neが判別回路NHSFE
(例えば2,500rpm)より高いか否かを判別し、その答が
否定(No)、即ちNe≦NHSFEのときには前記ステップ304
に進む一方、その答が肯定(Yes)、即ちNe>NHSFEのと
きにはエンジン水温TWが前記第1の所定水温TWWOTEより
低い第2の所定水温TWHSFE(例えば100℃)より低いか
否かを判別する(ステップ310)。この答が否定(N
o)、即ちTW≧TWHSFEのときには、第1の判別値TWOT1を
第2の所定値ΔTWOTHSによって更に減算補正し(ステッ
プ311)、前記ステップ304に進む。この減算補正も前記
ステップ306と同様にエンジン温度の過剰な上昇防止を
意図したものである。
(例えば2,500rpm)より高いか否かを判別し、その答が
否定(No)、即ちNe≦NHSFEのときには前記ステップ304
に進む一方、その答が肯定(Yes)、即ちNe>NHSFEのと
きにはエンジン水温TWが前記第1の所定水温TWWOTEより
低い第2の所定水温TWHSFE(例えば100℃)より低いか
否かを判別する(ステップ310)。この答が否定(N
o)、即ちTW≧TWHSFEのときには、第1の判別値TWOT1を
第2の所定値ΔTWOTHSによって更に減算補正し(ステッ
プ311)、前記ステップ304に進む。この減算補正も前記
ステップ306と同様にエンジン温度の過剰な上昇防止を
意図したものである。
前記ステップ309,310の答がともに肯定(Yes)、即ちNe
>NHSFE且つTW<TWHSFEのときには、エンジン回転数Ne
に応じてTWOT2テーブルから第2の判別値TWOT2を検索す
る。このTWOT2テーブルは、エンジン回転数Neが前記判
別回転数NHSFEより高い範囲に対し、例えば第6図の破
線で示すように設定されている。ここで第2の判別値T
WOT2は、エンジン回転数NeがNHSFE<Ne≦NWOT3の範囲に
あるとき、TWOT2=TWOT23,Ne=NWOT4ではTWOT2=
TWOT24,Ne≧NWOT5の範囲にあるときは、NWOT2=TWOT25
となるように設定されており、NWOT3<Ne<NWOT4又はN
WOT4<Ne<NWOT5の範囲にあるときには補間計算により
算出される。また第6図から明らかなように、第2の判
別値TWOT2のテーブル設定値は、同じエンジン回転数に
対応する第1の判別値TWOT1のテーブル設定値より小さ
い。
>NHSFE且つTW<TWHSFEのときには、エンジン回転数Ne
に応じてTWOT2テーブルから第2の判別値TWOT2を検索す
る。このTWOT2テーブルは、エンジン回転数Neが前記判
別回転数NHSFEより高い範囲に対し、例えば第6図の破
線で示すように設定されている。ここで第2の判別値T
WOT2は、エンジン回転数NeがNHSFE<Ne≦NWOT3の範囲に
あるとき、TWOT2=TWOT23,Ne=NWOT4ではTWOT2=
TWOT24,Ne≧NWOT5の範囲にあるときは、NWOT2=TWOT25
となるように設定されており、NWOT3<Ne<NWOT4又はN
WOT4<Ne<NWOT5の範囲にあるときには補間計算により
算出される。また第6図から明らかなように、第2の判
別値TWOT2のテーブル設定値は、同じエンジン回転数に
対応する第1の判別値TWOT1のテーブル設定値より小さ
い。
次いでステップ312で算出した第2の判別値TWOT2を前
記大気圧補正量ΔTWOTPAで減算補正して(ステップ31
3)、本プログラムを終了する。
記大気圧補正量ΔTWOTPAで減算補正して(ステップ31
3)、本プログラムを終了する。
上述したTWOTサブルーチンによれば、エンジン水温TW
が第2の所定水温TWHSFEより低いときには、エンジン回
転数NeがNe>NHSFEの範囲では第1と第2の判別値
TWOT1,TWOT2は異なる値(TWOT1>TWOT2)に設定され、
Ne≦NHSFEの範囲ではTWOT1とTWOT2とは同じ値に設定さ
れる。また、エンジン水温が第2の所定水温TWHSFE以上
であればエンジン回転数Neによらず常にTWOT2=TWOT1と
される。
が第2の所定水温TWHSFEより低いときには、エンジン回
転数NeがNe>NHSFEの範囲では第1と第2の判別値
TWOT1,TWOT2は異なる値(TWOT1>TWOT2)に設定され、
Ne≦NHSFEの範囲ではTWOT1とTWOT2とは同じ値に設定さ
れる。また、エンジン水温が第2の所定水温TWHSFE以上
であればエンジン回転数Neによらず常にTWOT2=TWOT1と
される。
第2図にもどり、ステップ203では第4図に示すFHSFE
サブルービンを実行する。このFHSFEサブルーチンは、
後述のステップ217,220においてWOT領域における燃料増
量の度合を切換えるために使用される第1のフラッグF
HSFEの設定を行うものである。
サブルービンを実行する。このFHSFEサブルーチンは、
後述のステップ217,220においてWOT領域における燃料増
量の度合を切換えるために使用される第1のフラッグF
HSFEの設定を行うものである。
第4図のステップ401では、前記式(1)により算出
された燃料噴射時間TOUTが前記第2の判別値TWOT2より
大きいか否かを判別し、その答が肯定(Yes)、即ちT
OUT>TWOT2が成立したエンジンがWOT領域にあるときに
は、tWOT2タイマのカウント値が基準時間TBASE(例えば
30秒)より小さいか否かを判別する(ステップ402)。
ステップ402の答が肯定(Yes)、即ちtWOT2<TBASEのと
きには、tWOT2タイマをカウントアップした(ステップ4
03)後、ステップ402の答が否定(No)、即ちtWOT2≧T
BASEのときには直ちにステップ404に進む。ステップ401
〜403によりTOUT>TWOT2が成立するWOT領域において
は、基準時間TBASEに達するまでtWOT2タイマがカウント
アップされる。
された燃料噴射時間TOUTが前記第2の判別値TWOT2より
大きいか否かを判別し、その答が肯定(Yes)、即ちT
OUT>TWOT2が成立したエンジンがWOT領域にあるときに
は、tWOT2タイマのカウント値が基準時間TBASE(例えば
30秒)より小さいか否かを判別する(ステップ402)。
ステップ402の答が肯定(Yes)、即ちtWOT2<TBASEのと
きには、tWOT2タイマをカウントアップした(ステップ4
03)後、ステップ402の答が否定(No)、即ちtWOT2≧T
BASEのときには直ちにステップ404に進む。ステップ401
〜403によりTOUT>TWOT2が成立するWOT領域において
は、基準時間TBASEに達するまでtWOT2タイマがカウント
アップされる。
ステップ404では、第2のフラッグFPTが値0に等しい
か否かを判別し、その答が否定(No)、即ちFPT=1の
ときには直ちにステップ409に進む一方、その答が肯定
(Yes)、即ちFPT=0のときにはステップ405に進む。
ここで第2のフラッグFPTは前記ステップ401の答が否定
(No)、即ちTOUT≦TWOT2が成立し、エンジンがWOT領域
以外の領域にあるとき値0に設定されるフラッグであ
り、ステップ401及び404の答がともに肯定(Yes)のと
きには、WOT領域以外の領域からWOT領域への移行直後で
あることを意味する。
か否かを判別し、その答が否定(No)、即ちFPT=1の
ときには直ちにステップ409に進む一方、その答が肯定
(Yes)、即ちFPT=0のときにはステップ405に進む。
ここで第2のフラッグFPTは前記ステップ401の答が否定
(No)、即ちTOUT≦TWOT2が成立し、エンジンがWOT領域
以外の領域にあるとき値0に設定されるフラッグであ
り、ステップ401及び404の答がともに肯定(Yes)のと
きには、WOT領域以外の領域からWOT領域への移行直後で
あることを意味する。
ステップ405では下記式(3)により、積算時間tWOTX
を算出する。
を算出する。
tWOTX=tWOTX−(tWOT2RAM−tPT)=tWOTX+(tPT−t
WOT2RAM) …(3) この積算時間tWOTXは前回WOT領域以外の領域にあった
(TOUT≦TWOT2が成立した)時間tPTから前回WOT領域に
あった(TOUT>TWOT2が成立した)時間tWOT2RAMを減算
した時間を積算したものである。
WOT2RAM) …(3) この積算時間tWOTXは前回WOT領域以外の領域にあった
(TOUT≦TWOT2が成立した)時間tPTから前回WOT領域に
あった(TOUT>TWOT2が成立した)時間tWOT2RAMを減算
した時間を積算したものである。
次いで、ステップ405で算出した積算時間tWOTXが前記
基準時間TBASEより大きいか否かを判別し(ステップ40
6)、その答が否定(No)、即ちtWOTX≦TBASEのときに
は直ちにステップ408に進み、その答が肯定(Yes)、即
ちtWOTX>TBASEのときには積算時間tWOTXを基準時間T
BASEに設定した(ステップ407)後、ステップ408に進
む。ステップ406,407により積算時間tWOTXの最大値を基
準時間TBASEのあるようにしている。次に前記第2のフ
ラッグFPTを値1に設定する(ステップ408)とともに、
tPTタイマのカウント値を値0として(ステップ409)、
tWOT2タイマの値が前記積算時間tWOTX以上か否かを判別
する(ステップ410)。その答が肯定(Yes)、即ちt
WOT2≧tWOTXのときには第1のフラッグFHSFEを値1に設
定する(ステップ411)、一方、その答が肯定(No)、
即ちtWOT2<tWOTXのときには第1のフラッグFHSFEを値
0に設定して(ステップ418)、本プログラムを終了す
る。
基準時間TBASEより大きいか否かを判別し(ステップ40
6)、その答が否定(No)、即ちtWOTX≦TBASEのときに
は直ちにステップ408に進み、その答が肯定(Yes)、即
ちtWOTX>TBASEのときには積算時間tWOTXを基準時間T
BASEに設定した(ステップ407)後、ステップ408に進
む。ステップ406,407により積算時間tWOTXの最大値を基
準時間TBASEのあるようにしている。次に前記第2のフ
ラッグFPTを値1に設定する(ステップ408)とともに、
tPTタイマのカウント値を値0として(ステップ409)、
tWOT2タイマの値が前記積算時間tWOTX以上か否かを判別
する(ステップ410)。その答が肯定(Yes)、即ちt
WOT2≧tWOTXのときには第1のフラッグFHSFEを値1に設
定する(ステップ411)、一方、その答が肯定(No)、
即ちtWOT2<tWOTXのときには第1のフラッグFHSFEを値
0に設定して(ステップ418)、本プログラムを終了す
る。
一方、前記ステップ401の答が否定(No)、即ちTOUT
≦TWOT2が成立し、エンジンがWOT領域以外の領域にある
ときには、tPTタイマのカウント値が前記基準時間TBASE
より小さいか否かを判別する(ステップ412)。ステッ
プ412の答が肯定(Yes)、即ちtPT<TBASEのときにはt
PTタイマをカウントアップした(ステップ413)後、ス
テップ412の答が否定(No)、即ちtPT≧TBASEのときに
はステップ414に進む。ステップ401,412,413により、WO
T領域以外の領域においては、tPTタイマが基準時間T
BASEに達するまでカウントアップされる。
≦TWOT2が成立し、エンジンがWOT領域以外の領域にある
ときには、tPTタイマのカウント値が前記基準時間TBASE
より小さいか否かを判別する(ステップ412)。ステッ
プ412の答が肯定(Yes)、即ちtPT<TBASEのときにはt
PTタイマをカウントアップした(ステップ413)後、ス
テップ412の答が否定(No)、即ちtPT≧TBASEのときに
はステップ414に進む。ステップ401,412,413により、WO
T領域以外の領域においては、tPTタイマが基準時間T
BASEに達するまでカウントアップされる。
ステップ414では第2のフラッグFPTが値0に等しいか
否かを判別し、その答が肯定(Yes)、即ちFPT=0のと
きには直ちにステップ417に進む一方、その答が否定(N
o)、即ちFPT=1であってエンジンが前回WOT領域にあ
ったときには、tWOT2タイマのカウント値をtWOT2RAMと
して記憶手段5cのRAMに格納する(ステップ415)ととも
に、第2のフラッグFPTを値0に設定して(ステップ41
6)、ステップ417に進む。ステップ417で、tWOT2タイマ
のカウント値を値0に設定し、第1のフラッグFHSFEを
値0に設定して(ステップ418)、本プログラムを終了
する。
否かを判別し、その答が肯定(Yes)、即ちFPT=0のと
きには直ちにステップ417に進む一方、その答が否定(N
o)、即ちFPT=1であってエンジンが前回WOT領域にあ
ったときには、tWOT2タイマのカウント値をtWOT2RAMと
して記憶手段5cのRAMに格納する(ステップ415)ととも
に、第2のフラッグFPTを値0に設定して(ステップ41
6)、ステップ417に進む。ステップ417で、tWOT2タイマ
のカウント値を値0に設定し、第1のフラッグFHSFEを
値0に設定して(ステップ418)、本プログラムを終了
する。
第8図は第4図のプログラムの作動を説明するための
図であり、第8図(a)の実線は燃料噴射時間TOUTが時
間経過に伴って前記第2の判別値TWOT2近傍で上下する
ような運転状態を示している。ここで、前記積算時間t
WOTXは燃料噴射時間TOUTがTOUT≦TWOT2の状態からTOUT
>TWOT2の状態への移行(WOT領域への移行)直後、即ち
同図(a)の時刻t1,t3,t6,t8,t10において算出さ
れる。これらの時刻における積算時間tWOTX1〜tWOTX5は
同図(c)に示すようになる。同図(c)のT1〜T9は同
図(a)に示す時間であり、例えばT1は時刻t1〜T2まで
の時間で、この例では15秒としている。
図であり、第8図(a)の実線は燃料噴射時間TOUTが時
間経過に伴って前記第2の判別値TWOT2近傍で上下する
ような運転状態を示している。ここで、前記積算時間t
WOTXは燃料噴射時間TOUTがTOUT≦TWOT2の状態からTOUT
>TWOT2の状態への移行(WOT領域への移行)直後、即ち
同図(a)の時刻t1,t3,t6,t8,t10において算出さ
れる。これらの時刻における積算時間tWOTX1〜tWOTX5は
同図(c)に示すようになる。同図(c)のT1〜T9は同
図(a)に示す時間であり、例えばT1は時刻t1〜T2まで
の時間で、この例では15秒としている。
時刻t1においては、t1以前にTOUT≦TWOT2であった時
間が前記基準時間TBASE(例えば30秒)以上であるの
で、時刻t1における積算時間tWOTX1=TBASEとなる。
間が前記基準時間TBASE(例えば30秒)以上であるの
で、時刻t1における積算時間tWOTX1=TBASEとなる。
時刻t3においては、前回値tWOTX1と、前回WOT領域に
あった時間T1(=tWOT2RAM)と、前回WOT領域以外の領
域にあった時間T2(tPT)とを前記式(3)に適用し
て、積算時間tWOTX2を算出する。このときtWOTX2=25秒
であるから、時刻t3から25秒(=T3)経過後の時刻t4に
おいて1のフラッグFHSFEは値0から1に変更される
(第4図ステップ410,411,418参照)。その後時刻t5に
おいてTOUT<TWOT2となると、第1のフラッグFHSFEは値
1から0に変更される。
あった時間T1(=tWOT2RAM)と、前回WOT領域以外の領
域にあった時間T2(tPT)とを前記式(3)に適用し
て、積算時間tWOTX2を算出する。このときtWOTX2=25秒
であるから、時刻t3から25秒(=T3)経過後の時刻t4に
おいて1のフラッグFHSFEは値0から1に変更される
(第4図ステップ410,411,418参照)。その後時刻t5に
おいてTOUT<TWOT2となると、第1のフラッグFHSFEは値
1から0に変更される。
時刻t6においては、前回WOT領域にあった時間はT3+T
4=45秒であるが、tWOT2タイマの最大カウント値は基準
時間TBASEであるから、時刻t6における積算時間は、前
記実際にWOT領域にあった時間(T3+T4)に替えて基準
時間TBASEを用いて算出される。
4=45秒であるが、tWOT2タイマの最大カウント値は基準
時間TBASEであるから、時刻t6における積算時間は、前
記実際にWOT領域にあった時間(T3+T4)に替えて基準
時間TBASEを用いて算出される。
時刻T8,t10においても上述と同様にして積算時間t
WOtX4,tWOtX5が算出される。時刻t10における積算時間
tWOtX5は15秒なので、時刻t10から15秒(=T10)後の時
刻t11において、第1のフラッグFHSFEは値0から1に変
更される。
WOtX4,tWOtX5が算出される。時刻t10における積算時間
tWOtX5は15秒なので、時刻t10から15秒(=T10)後の時
刻t11において、第1のフラッグFHSFEは値0から1に変
更される。
尚、WOT領域にある時間が積算時間tWOtXより短い場合
(第8図(a)のT1,T6,T8)には、第1のフラッグF
HSFEは値0に維持される。
(第8図(a)のT1,T6,T8)には、第1のフラッグF
HSFEは値0に維持される。
このように、第4図のプログラムによれば、エンジン
がWOT領域にないとき及びWOT領域への移行時点からその
とき算出された積算時間tWOtX経過するまでの間は、第
1のフラッグFHSFEは値0に設定される一方、tWOtX経過
後でエンジンがWOT領域にある間は値1に設定される。
がWOT領域にないとき及びWOT領域への移行時点からその
とき算出された積算時間tWOtX経過するまでの間は、第
1のフラッグFHSFEは値0に設定される一方、tWOtX経過
後でエンジンがWOT領域にある間は値1に設定される。
第2図にもどり、上記FHSFEサブルーチン実行後は、
エンジン回転数Neが第1の所定回転数NWOT0(前記TWOT1
テーブルのNWOT0と同じもの)より高いか否かを判別し
(ステップ204)、その答が肯定(Yes)、即ちNe>N
WOT0のときには、エンジン水温TWが前記第1の所定水温
TWWOTEより低いか否かを判別する(ステップ205)。こ
の答が肯定(Yes)、即ちTW<TWWOTEのときには、エン
ジン回転数Neが前記判別回転数NHSFEより高いか否かを
判別する(ステップ206)。ステップ206の答が否定(N
o)、即ちNe≦NHSFEのときには、スロットル弁開度θTH
が所定開度θWOT1(例えば50°)より小さいか否かを判
別する(ステップ207)。この答が肯定(Yes)、即ちθ
TH<θWOT1のときには燃料噴射時間TOUTが前記第1の判
別値TWOT1より大きいか否かを判別する(ステップ20
8)。ステップ208の答が否定(No)、即ちTOUT≦TWOT1
のとき(第10図の領域IIb)には後述するtWOT1タイマに
所定時間tWOT1(例えば10秒)をセットしてこれをスタ
ートさせる(ステップ209)。次いで高負荷増量係数K
WOTを値1.0(無補正値)に設定する(ステップ211)と
ともに、KWOT=1.0としたことを示すために第3のフラ
グFWOTを値0に設定し(ステップ212)、後述するtEXM
タイマに所定時間tEXM(例えば5分)をセットしてこれ
をスタートさせて(ステップ213)、本プログラムを終
了する。このように第10図の領域IIbにおいては、高負
荷増量係数KWOTを値1.0に設定し、高負荷増量補正を行
わない。
エンジン回転数Neが第1の所定回転数NWOT0(前記TWOT1
テーブルのNWOT0と同じもの)より高いか否かを判別し
(ステップ204)、その答が肯定(Yes)、即ちNe>N
WOT0のときには、エンジン水温TWが前記第1の所定水温
TWWOTEより低いか否かを判別する(ステップ205)。こ
の答が肯定(Yes)、即ちTW<TWWOTEのときには、エン
ジン回転数Neが前記判別回転数NHSFEより高いか否かを
判別する(ステップ206)。ステップ206の答が否定(N
o)、即ちNe≦NHSFEのときには、スロットル弁開度θTH
が所定開度θWOT1(例えば50°)より小さいか否かを判
別する(ステップ207)。この答が肯定(Yes)、即ちθ
TH<θWOT1のときには燃料噴射時間TOUTが前記第1の判
別値TWOT1より大きいか否かを判別する(ステップ20
8)。ステップ208の答が否定(No)、即ちTOUT≦TWOT1
のとき(第10図の領域IIb)には後述するtWOT1タイマに
所定時間tWOT1(例えば10秒)をセットしてこれをスタ
ートさせる(ステップ209)。次いで高負荷増量係数K
WOTを値1.0(無補正値)に設定する(ステップ211)と
ともに、KWOT=1.0としたことを示すために第3のフラ
グFWOTを値0に設定し(ステップ212)、後述するtEXM
タイマに所定時間tEXM(例えば5分)をセットしてこれ
をスタートさせて(ステップ213)、本プログラムを終
了する。このように第10図の領域IIbにおいては、高負
荷増量係数KWOTを値1.0に設定し、高負荷増量補正を行
わない。
前記ステップ208の答が肯定(Yes)、即ちTOUT>T
WOT1のとき(第10図の領域Ib)には、前記ステップ209
でスタートしたtWOT1タイマのカウント値が値0に等し
いか否かを判別する(ステップ210)。その答が否定(N
o)、即ちtWOT1>0であって、第10図の領域IIbから領
域Ibに移行後、所定時間tWOT1経過していないときには
前記ステップ211に進む。
WOT1のとき(第10図の領域Ib)には、前記ステップ209
でスタートしたtWOT1タイマのカウント値が値0に等し
いか否かを判別する(ステップ210)。その答が否定(N
o)、即ちtWOT1>0であって、第10図の領域IIbから領
域Ibに移行後、所定時間tWOT1経過していないときには
前記ステップ211に進む。
前記ステップ207の答が否定(No)、即ちθTH≧θ
WOT1が成立しスロットル弁が略全開のとき、又は前記ス
テップ210の答が肯定(Yes)、即ちtWOT1=0であって
第10図の領域IIbから領域Ibに移行後所定時間経過した
ときには、後述するステップ216に進む。
WOT1が成立しスロットル弁が略全開のとき、又は前記ス
テップ210の答が肯定(Yes)、即ちtWOT1=0であって
第10図の領域IIbから領域Ibに移行後所定時間経過した
ときには、後述するステップ216に進む。
前記ステップ206の答が肯定(Yes)、即ちNe>NHSFE
のときには、エンジン水温TWが前記第2の所定水温T
WHSFEより低いか否かを判別する(ステップ214)。この
答が肯定(Yes)、即ちTW<TWHSFEのときには、燃料噴
射時間TOUTが前記第2の判別値TWOT2より大きいか否か
を判別する(ステップ215)。ステップ215の答が否定
(No)、即ちTOUT≦TWOT2のとき(第10図の領域IIc)に
は、前記ステップ211に進み、高負荷増量係数KWOTを値
1.0に設定する一方、ステップ215の答が肯定(Yes)、
即ちTOUT>TWOT2のときには、更に燃料噴射時間TOUTが
前記第1の判別値TWOT1より大きいか否かを判別する
(ステップ216)。
のときには、エンジン水温TWが前記第2の所定水温T
WHSFEより低いか否かを判別する(ステップ214)。この
答が肯定(Yes)、即ちTW<TWHSFEのときには、燃料噴
射時間TOUTが前記第2の判別値TWOT2より大きいか否か
を判別する(ステップ215)。ステップ215の答が否定
(No)、即ちTOUT≦TWOT2のとき(第10図の領域IIc)に
は、前記ステップ211に進み、高負荷増量係数KWOTを値
1.0に設定する一方、ステップ215の答が肯定(Yes)、
即ちTOUT>TWOT2のときには、更に燃料噴射時間TOUTが
前記第1の判別値TWOT1より大きいか否かを判別する
(ステップ216)。
ステップ215の答が肯定(Yes)で且つステップ216の答
が否定(No)、即ちTWOT2<TOUT≦TWOT1のとき(第10図
の領域IC2)には、前記第1のフラッグFHSFEが値1に等
しいか否かを判別する(ステップ217)。ステップ217の
答が否定(No)、即ちFHSFE=0のときには前記ステッ
プ211に進み、高負荷増量係数KWOTを値1.0に設定する一
方、ステップ217の答が肯定(Yes)のときには、前記エ
ンジン水温増量係数KTWの値がステップ201で算出した高
負荷増量係数KWOTの値より大きいか否かを判別する(ス
テップ218)。この答が肯定(Yes)、即ちKTW>KWOTの
ときには、前記tWOT1タイマのカウント値を値0に設定
して(ステップ219)、前記ステップ211に進む。これに
より、エンジン温度が低く、KTW値がKWOT値より大きい
ときには、KWOT=1.0として高負荷増量係数KWOTによる
燃料の増量は行わないようにしている。
が否定(No)、即ちTWOT2<TOUT≦TWOT1のとき(第10図
の領域IC2)には、前記第1のフラッグFHSFEが値1に等
しいか否かを判別する(ステップ217)。ステップ217の
答が否定(No)、即ちFHSFE=0のときには前記ステッ
プ211に進み、高負荷増量係数KWOTを値1.0に設定する一
方、ステップ217の答が肯定(Yes)のときには、前記エ
ンジン水温増量係数KTWの値がステップ201で算出した高
負荷増量係数KWOTの値より大きいか否かを判別する(ス
テップ218)。この答が肯定(Yes)、即ちKTW>KWOTの
ときには、前記tWOT1タイマのカウント値を値0に設定
して(ステップ219)、前記ステップ211に進む。これに
より、エンジン温度が低く、KTW値がKWOT値より大きい
ときには、KWOT=1.0として高負荷増量係数KWOTによる
燃料の増量は行わないようにしている。
ステップ218の答が否定(No)、即ちKTW≦KWOTのとき
には、エンジン水温TWに応じてXWOTテーブルを検索して
リッチ化係数XWOTを算出し(ステップ255)、該リッチ
化係数XWOTによって前記ステップ201(又は後述のステ
ップ221)で算出したKWOT値を乗算補正する(ステップ2
26)。XWOTテーブルは、例えば第9図に示すように所定
エンジン水温TWWOT0〜TWWOT3(例えば90℃〜110℃)に
対して、エンジン水温TWが上昇するほどリッチ化係数X
WOTが増加するようにリッチ化係数値XWOT0〜XWOT3(例
えば1.0〜1.25)が設定されている。エンジン水温TWがT
W<TWWOT0又はTW>TWWOT3の範囲にあるときにはリッチ
化係数XWOTはXWOT0又はXWOT3に設定され、TWWOT0<Tw<
TWWOT3の範囲でTWWOT1又はTWWOT2以外のTWに対しては補
間計算により算出される。
には、エンジン水温TWに応じてXWOTテーブルを検索して
リッチ化係数XWOTを算出し(ステップ255)、該リッチ
化係数XWOTによって前記ステップ201(又は後述のステ
ップ221)で算出したKWOT値を乗算補正する(ステップ2
26)。XWOTテーブルは、例えば第9図に示すように所定
エンジン水温TWWOT0〜TWWOT3(例えば90℃〜110℃)に
対して、エンジン水温TWが上昇するほどリッチ化係数X
WOTが増加するようにリッチ化係数値XWOT0〜XWOT3(例
えば1.0〜1.25)が設定されている。エンジン水温TWがT
W<TWWOT0又はTW>TWWOT3の範囲にあるときにはリッチ
化係数XWOTはXWOT0又はXWOT3に設定され、TWWOT0<Tw<
TWWOT3の範囲でTWWOT1又はTWWOT2以外のTWに対しては補
間計算により算出される。
ステップ225,226によりエンジン温度が高いときにはK
WOT値をリッチ化係数XWOTにより更に増量補正し、燃料
によるエンジン冷却効果を高め、ラジエータの保護を図
るようにしている。
WOT値をリッチ化係数XWOTにより更に増量補正し、燃料
によるエンジン冷却効果を高め、ラジエータの保護を図
るようにしている。
次に、ステップ227では前記ステップ226で補正した高
負荷増量係数KWOTの値が上限値KWOTX(例えば1.25)よ
り大きいか否かを判別し、その答が否定(No)、即ちK
WOT≦KWOTXのときには直ちにステップ229に進み、その
答が肯定(Yes)、即ちKWOT>KWOTXのときにはKWOT値を
上限値KWOTXに設定して(ステップ228)、ステップ229
に進む。ステップ229ではエンジン水温増量係数KTWを値
1.0(無補正値)に設定し、次いで前記第3のフラッグF
WOTを値1に設定する(ステップ230)とともに、前記t
WOT1タイマのカウント値を値0に設定した(ステップ23
1)後、エンジン回転数Neが第2の所定回転数NEXMより
高いか否かを判別する(ステップ232)。この答が否定
(No)、即ちNe≦NEXMのときには前記ステップ213に進
む一方、この答えが肯定(Yes)、即ちにはNe>NEXNの
ときには前記ステップ213でスタートしたtEXMタイマの
カウント値が値0に等しいか否かを判別する(ステップ
233)。ステップ233の答が肯定(Yes)、即ちtEXM=0
であってエンジン回転数Neが第2の所定回転数NEXMより
高くなってから所定時間tEXM経過したときには、高負荷
増量係数KWOTがリッチ化所定値KWOTH(例えば1.25とし
て、空燃比A/F=11.0程度とする)より小さいか否かを
判別する(ステップ234)。ステップ233又は234の答が
否定(No)、即ちtEXM>0又はKWOT≧KWOTHのときには
直ちに本プログラムを終了する一方、ステップ234の答
が肯定(Yes)、即ちKWOT<KWOTHのときにはKWOT値をリ
ッチ化所定値KWOTHに設定して(ステップ235)本プログ
ラムを終了する。
負荷増量係数KWOTの値が上限値KWOTX(例えば1.25)よ
り大きいか否かを判別し、その答が否定(No)、即ちK
WOT≦KWOTXのときには直ちにステップ229に進み、その
答が肯定(Yes)、即ちKWOT>KWOTXのときにはKWOT値を
上限値KWOTXに設定して(ステップ228)、ステップ229
に進む。ステップ229ではエンジン水温増量係数KTWを値
1.0(無補正値)に設定し、次いで前記第3のフラッグF
WOTを値1に設定する(ステップ230)とともに、前記t
WOT1タイマのカウント値を値0に設定した(ステップ23
1)後、エンジン回転数Neが第2の所定回転数NEXMより
高いか否かを判別する(ステップ232)。この答が否定
(No)、即ちNe≦NEXMのときには前記ステップ213に進
む一方、この答えが肯定(Yes)、即ちにはNe>NEXNの
ときには前記ステップ213でスタートしたtEXMタイマの
カウント値が値0に等しいか否かを判別する(ステップ
233)。ステップ233の答が肯定(Yes)、即ちtEXM=0
であってエンジン回転数Neが第2の所定回転数NEXMより
高くなってから所定時間tEXM経過したときには、高負荷
増量係数KWOTがリッチ化所定値KWOTH(例えば1.25とし
て、空燃比A/F=11.0程度とする)より小さいか否かを
判別する(ステップ234)。ステップ233又は234の答が
否定(No)、即ちtEXM>0又はKWOT≧KWOTHのときには
直ちに本プログラムを終了する一方、ステップ234の答
が肯定(Yes)、即ちKWOT<KWOTHのときにはKWOT値をリ
ッチ化所定値KWOTHに設定して(ステップ235)本プログ
ラムを終了する。
ステップ232〜235により、エンジンの高回転状態(Ne
>NEXM)を所定時間tEXM以上継続するときには、高負荷
増量係数KWOTをリッチ化所定値KWOTH以上として、燃料
によるエンジン冷却効果を高めて、排気管にクラック、
歪等が発生することを防止している。
>NEXM)を所定時間tEXM以上継続するときには、高負荷
増量係数KWOTをリッチ化所定値KWOTH以上として、燃料
によるエンジン冷却効果を高めて、排気管にクラック、
歪等が発生することを防止している。
一方、前記ステップ216の答が肯定(Yes)、即ちTOUT
>TWOT1のとき(第10図の領域IC1)には前記第1のフラ
ッグFHSFEが値1に等しいか否かを判別する(ステップ2
20)。ステップ220の答が肯定(Yes)、即ちFHSFE=1
のときには前記ステップ218に進む一方、ステップ220の
答が否定(No)、即ちFHSFE=0のときには前記ステッ
プ201で算出した高負荷増量係数KWOTをリーン化係数X
WOTL(例えば0.93)により乗算補正して(ステップ22
1)、前記ステップ218に進む。
>TWOT1のとき(第10図の領域IC1)には前記第1のフラ
ッグFHSFEが値1に等しいか否かを判別する(ステップ2
20)。ステップ220の答が肯定(Yes)、即ちFHSFE=1
のときには前記ステップ218に進む一方、ステップ220の
答が否定(No)、即ちFHSFE=0のときには前記ステッ
プ201で算出した高負荷増量係数KWOTをリーン化係数X
WOTL(例えば0.93)により乗算補正して(ステップ22
1)、前記ステップ218に進む。
また、前記ステップ204,205,214のいずれかの答が否
定(No)、即ちNe≦NWOT0又はTW≧TWWOTE又はTW≧T
WHSFEが成立するときには、前記tWOT2タイマ(第4図参
照)のカウント値を前記基準時間TBASEに設定し(ステ
ップ222)、燃料噴射時間TOUTが第1の判別値TWOT1より
大きいか否かを判別する(ステップ223)。ステップ223
の答が否定(No)、即ちTOUT≦TWOT1のとき(第10図の
領域IIa)には前記ステップ219に進む一方、ステップ22
3の答が肯定(Yes)、即ちTOUT>TWOT1のとき(第10図
の領域Ia)には、エンジン水温TWが前記XWOTテーブルの
所定水温TWWOT0より高いか否かを判別する(ステップ22
4)。ステップ224の答が否定(No)、即ちTW≦TWWOT0の
ときには、前記ステップ218に進む一方、ステップ224の
答が肯定(Yes)、即ちTW>TWWOT0のときには、前記ス
テップ225に進む。
定(No)、即ちNe≦NWOT0又はTW≧TWWOTE又はTW≧T
WHSFEが成立するときには、前記tWOT2タイマ(第4図参
照)のカウント値を前記基準時間TBASEに設定し(ステ
ップ222)、燃料噴射時間TOUTが第1の判別値TWOT1より
大きいか否かを判別する(ステップ223)。ステップ223
の答が否定(No)、即ちTOUT≦TWOT1のとき(第10図の
領域IIa)には前記ステップ219に進む一方、ステップ22
3の答が肯定(Yes)、即ちTOUT>TWOT1のとき(第10図
の領域Ia)には、エンジン水温TWが前記XWOTテーブルの
所定水温TWWOT0より高いか否かを判別する(ステップ22
4)。ステップ224の答が否定(No)、即ちTW≦TWWOT0の
ときには、前記ステップ218に進む一方、ステップ224の
答が肯定(Yes)、即ちTW>TWWOT0のときには、前記ス
テップ225に進む。
上述した第2図のプログラムによれば、高負荷増量係
数KWOTはエンジン水温TWが非常に高い場合(前記ステッ
プ205又は214の答が否定(No)、即ちTW≧TWOTE又はTW
≧TWHSFEが成立する場合)を除き、以下のように設定さ
れる。
数KWOTはエンジン水温TWが非常に高い場合(前記ステッ
プ205又は214の答が否定(No)、即ちTW≧TWOTE又はTW
≧TWHSFEが成立する場合)を除き、以下のように設定さ
れる。
(1)第10図の領域IIa,IIb,IIc(WOT領域以外の領域)
においては、KWOT=1.0(無補正値)とされる。
においては、KWOT=1.0(無補正値)とされる。
(2)第10図の領域Iaにおいては、KWOT=KWOT0×XWOT
とされる。ただし、KWOT0はステップ201で算出されるK
WOT値である。
とされる。ただし、KWOT0はステップ201で算出されるK
WOT値である。
(3)第10図の領域Ibにおいては第11図に示すように、
i)領域Ibに移行した時刻t21から前記所定時間tWOT1経
過した時刻t22まではKWOT=1.0とされ、ii)時刻t22以
後、前記第1のフラッグFHSFEが値0から1に変化する
(時刻t21から前記積算時間tWOTX経過した)時刻t23ま
での間は、KWOT=KWOT1=KWOT0×XWOTL×XWOTとされ、i
ii)時刻t23以後は、KWOT=KWOT2=KWOT0×XWOTとされ
る。
i)領域Ibに移行した時刻t21から前記所定時間tWOT1経
過した時刻t22まではKWOT=1.0とされ、ii)時刻t22以
後、前記第1のフラッグFHSFEが値0から1に変化する
(時刻t21から前記積算時間tWOTX経過した)時刻t23ま
での間は、KWOT=KWOT1=KWOT0×XWOTL×XWOTとされ、i
ii)時刻t23以後は、KWOT=KWOT2=KWOT0×XWOTとされ
る。
(4)第10図の領域IC2(第1の高負荷状態)において
は、第12図(a)の実線及び同図(b),(c),
(1)に示すように、i)第1のフラッグFHSFEが値0
から1に変化する(領域Ic2へ移行した時刻t31から積算
時間tWOTX経過した)時刻t33まではKWOT=1.0とされ、i
i)時刻t33以後は、KWOT=KWOT2とされる。
は、第12図(a)の実線及び同図(b),(c),
(1)に示すように、i)第1のフラッグFHSFEが値0
から1に変化する(領域Ic2へ移行した時刻t31から積算
時間tWOTX経過した)時刻t33まではKWOT=1.0とされ、i
i)時刻t33以後は、KWOT=KWOT2とされる。
(5)第10図の領域IC1(第2図の高負荷状態)におい
ては、第12図(a)の破線及び同図(b),(c),
(2)に示すように、i)領域IC1へ移行した時刻t32か
ら、第1のフラッグFHSFEが値0から1に変化する時刻t
33まではKWOT=KWOT1とされ、ii)時刻t33以後は、KWOT
=KWOT2とされる。
ては、第12図(a)の破線及び同図(b),(c),
(2)に示すように、i)領域IC1へ移行した時刻t32か
ら、第1のフラッグFHSFEが値0から1に変化する時刻t
33まではKWOT=KWOT1とされ、ii)時刻t33以後は、KWOT
=KWOT2とされる。
尚、エンジン温度に応じたリッチ化補正が行われない
とき(XWOT=1.0のとき)には、上記KWOT1,KWOT2はそ
れぞれ空燃比A/F=13.5(第1の所定空燃比)、12.5程
度とする値に設定される。
とき(XWOT=1.0のとき)には、上記KWOT1,KWOT2はそ
れぞれ空燃比A/F=13.5(第1の所定空燃比)、12.5程
度とする値に設定される。
また、KWOT=1.0とする場合、即ちエンジン運転状態
が第10図の領域をIIa,IIb,IIcにあるとき、及び領域IC2
にあって第1のフラッグFHSFE=0のときには、排ガス
中の酸素濃度に応じて設定される空燃比フィードバック
補正係数KO2により、空燃比のフィードバック制御が行
われ、良好な排ガス特性が維持される。また、上記以外
の場合、即ちエンジン運転状態が第10図の領域IC1にあ
るとき、及び領域IC2にあって第1のフラッグFHSFE=1
のときには、空燃比フィードバック補正係数KO2は値1.0
(無補正値)に設定され、排ガス中の酸素濃度に応じた
フィードバック制御は行われない。
が第10図の領域をIIa,IIb,IIcにあるとき、及び領域IC2
にあって第1のフラッグFHSFE=0のときには、排ガス
中の酸素濃度に応じて設定される空燃比フィードバック
補正係数KO2により、空燃比のフィードバック制御が行
われ、良好な排ガス特性が維持される。また、上記以外
の場合、即ちエンジン運転状態が第10図の領域IC1にあ
るとき、及び領域IC2にあって第1のフラッグFHSFE=1
のときには、空燃比フィードバック補正係数KO2は値1.0
(無補正値)に設定され、排ガス中の酸素濃度に応じた
フィードバック制御は行われない。
上述したように高負荷増量係数KWOTを設定することに
より、例えば第13図(b)(1)に示すように比較的短
い時間継続する高負荷運転が断続的に繰り返されるよう
な場合であっても、前述した積算時間tWOTXは、tWOTX算
出以前においてエンジン運転状態がWOT領域にあった(T
OUT>Twot2)時間と前記フィードバック制御を行う領域
にあった時間との割合に応じた値となる(第8図参
照)、即ちWOT領域にあった時間が相対的に長ければ積
算時間tWOTXは短くなるので、燃料冷却を目的とする空
燃比のリッチ化が適切に行われる。その結果、排気温度
は連続排気許容温度を超えることがあっても耐熱許容時
間内に該許容温度以下となり、以後その状態を継続する
(第13図(b)(2))ので、排気浄化装置の触媒温度
が過度に上昇することを防止して、触媒の耐久性向上を
図ることができる。
より、例えば第13図(b)(1)に示すように比較的短
い時間継続する高負荷運転が断続的に繰り返されるよう
な場合であっても、前述した積算時間tWOTXは、tWOTX算
出以前においてエンジン運転状態がWOT領域にあった(T
OUT>Twot2)時間と前記フィードバック制御を行う領域
にあった時間との割合に応じた値となる(第8図参
照)、即ちWOT領域にあった時間が相対的に長ければ積
算時間tWOTXは短くなるので、燃料冷却を目的とする空
燃比のリッチ化が適切に行われる。その結果、排気温度
は連続排気許容温度を超えることがあっても耐熱許容時
間内に該許容温度以下となり、以後その状態を継続する
(第13図(b)(2))ので、排気浄化装置の触媒温度
が過度に上昇することを防止して、触媒の耐久性向上を
図ることができる。
更に、前記フィードバック制御領域にあった時間が相
対的に長いほど、積算時間tWOTXは長くなる(最大値は
前記基準時間TBASE、例えば30秒)ので、排気温度が過
度に上昇しない範囲内で燃料冷却を目的とする空燃比の
リッチ化を行う時間割合が減少し、HC,CO成分の排出量
の低減及び燃費の向上を図ることができる。
対的に長いほど、積算時間tWOTXは長くなる(最大値は
前記基準時間TBASE、例えば30秒)ので、排気温度が過
度に上昇しない範囲内で燃料冷却を目的とする空燃比の
リッチ化を行う時間割合が減少し、HC,CO成分の排出量
の低減及び燃費の向上を図ることができる。
また、一般ユーザー走行における高負荷運転の継続時
間を統計的に調査した結果によれば、該継続時間は30秒
以下の場合が約80%であるので、積算時間の最大値を30
秒としておけば大部分の高負荷運転では燃料冷却を目的
とする空燃比のリッチ化は行われず、CO,HC成分の発生
を大幅に減少させることができる。
間を統計的に調査した結果によれば、該継続時間は30秒
以下の場合が約80%であるので、積算時間の最大値を30
秒としておけば大部分の高負荷運転では燃料冷却を目的
とする空燃比のリッチ化は行われず、CO,HC成分の発生
を大幅に減少させることができる。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明の請求項1の空燃比制御
方法によれば、内燃エンジンの排気系に設けられた排気
濃度センサの出力に基づいて前記エンジンに供給する混
合気の空燃比をフィードバック制御すると共に、前記エ
ンジンが所定の高負荷状態で運転される時は、高負荷状
態が所定時間継続した後にフィードバック制御を停止し
て、混合気の空燃比をリッチ化する内燃エンジンの空燃
比制御方法において、前記所定時間は、前記エンジンが
高負荷状態になる直前のフィードバック制御を継続した
時間と当該フィードバック制御直前の高負荷状態を継続
した時間とに応じて設定されるので、排気温度及び排気
浄化装置と触媒温度をより高精度で推定し、触媒温度の
過上昇を防止して、触媒の耐久性向上を図ることができ
るとともに、CO,HCの排出量の低減及び燃費の向上を図
ることができる。
方法によれば、内燃エンジンの排気系に設けられた排気
濃度センサの出力に基づいて前記エンジンに供給する混
合気の空燃比をフィードバック制御すると共に、前記エ
ンジンが所定の高負荷状態で運転される時は、高負荷状
態が所定時間継続した後にフィードバック制御を停止し
て、混合気の空燃比をリッチ化する内燃エンジンの空燃
比制御方法において、前記所定時間は、前記エンジンが
高負荷状態になる直前のフィードバック制御を継続した
時間と当該フィードバック制御直前の高負荷状態を継続
した時間とに応じて設定されるので、排気温度及び排気
浄化装置と触媒温度をより高精度で推定し、触媒温度の
過上昇を防止して、触媒の耐久性向上を図ることができ
るとともに、CO,HCの排出量の低減及び燃費の向上を図
ることができる。
また、請求項2の空燃比制御方法によれば、前記所定
の高負荷状態は、第1の高負荷状態と、該第1の高負荷
状態より高負荷である第2の高負荷状態に設定され、前
記エンジンが前記第2の高負荷状態になったときは直ち
に前記混合気の空燃比をリッチ化して第1の所定空燃比
にすると共に、前記エンジンが前記第1の高負荷状態に
なってから前記所定時間経過後は前記混合気の空燃比を
前記第1の所定空燃比よりさらにリッチ化するので、よ
り高負荷である第2の高負荷状態になったときには直ち
に空燃比がリッチ化されて十分なエンジン出力が確保さ
れるとともに、所定期間経過後はさらに空燃比がリッチ
化され、触媒温度の過上昇を防止して触媒の耐久性向上
を図ることができる。
の高負荷状態は、第1の高負荷状態と、該第1の高負荷
状態より高負荷である第2の高負荷状態に設定され、前
記エンジンが前記第2の高負荷状態になったときは直ち
に前記混合気の空燃比をリッチ化して第1の所定空燃比
にすると共に、前記エンジンが前記第1の高負荷状態に
なってから前記所定時間経過後は前記混合気の空燃比を
前記第1の所定空燃比よりさらにリッチ化するので、よ
り高負荷である第2の高負荷状態になったときには直ち
に空燃比がリッチ化されて十分なエンジン出力が確保さ
れるとともに、所定期間経過後はさらに空燃比がリッチ
化され、触媒温度の過上昇を防止して触媒の耐久性向上
を図ることができる。
第1図は本発明の制御方法を適用する燃料供給制御装置
の全体構成図、第2図は高負荷増量係数(KWOT)を設定
するプログラムのフローチャート、第3図は第2図のプ
ログラムで使用される判別値(TWOT)を設定するプログ
ラムのフローチャート、第4図は第2図のプログラムで
使用されるフラッグ(FHSFE)を設定するプログラムの
フローチャート、第5図は第1の判別値(TWOT1)を算
出するためのテーブルを示す図、第6図は第2の判別値
(TWOT2)を算出するためのテーブルを示す図、第7図
は大気圧補正量(ΔTWOTPA)を算出するためのテーブル
を示す図、第8図は第4図のプログラムの作動を説明す
るための図、第9図はリッチ化係数(XWOT)を算出する
ためのテーブルを示す図、第10図はエンジン回転数(N
e)と燃料噴射時間(TOUT)とに応じて設定される領域
を示す図、第11図は第10図の領域Ibにおける高負荷増量
係数(KWOT)の設定例を示す図、第12図は第10図の領域
IC1,IC2における高負荷増量係数(KWOT)の設定例を示
す図、第13図はエンジンの高負荷運転を断続的に継続す
る場合における排気温度変化を示す図である。 1…内燃エンジン、5…電子コントロールユニット(EC
U)、13…排気管、15…O2センサ(排気濃度センサ)。
の全体構成図、第2図は高負荷増量係数(KWOT)を設定
するプログラムのフローチャート、第3図は第2図のプ
ログラムで使用される判別値(TWOT)を設定するプログ
ラムのフローチャート、第4図は第2図のプログラムで
使用されるフラッグ(FHSFE)を設定するプログラムの
フローチャート、第5図は第1の判別値(TWOT1)を算
出するためのテーブルを示す図、第6図は第2の判別値
(TWOT2)を算出するためのテーブルを示す図、第7図
は大気圧補正量(ΔTWOTPA)を算出するためのテーブル
を示す図、第8図は第4図のプログラムの作動を説明す
るための図、第9図はリッチ化係数(XWOT)を算出する
ためのテーブルを示す図、第10図はエンジン回転数(N
e)と燃料噴射時間(TOUT)とに応じて設定される領域
を示す図、第11図は第10図の領域Ibにおける高負荷増量
係数(KWOT)の設定例を示す図、第12図は第10図の領域
IC1,IC2における高負荷増量係数(KWOT)の設定例を示
す図、第13図はエンジンの高負荷運転を断続的に継続す
る場合における排気温度変化を示す図である。 1…内燃エンジン、5…電子コントロールユニット(EC
U)、13…排気管、15…O2センサ(排気濃度センサ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−128941(JP,A) 特開 昭57−24435(JP,A) 特開 昭64−77731(JP,A) 特開 昭63−201348(JP,A) 特開 昭62−87635(JP,A) 特開 昭61−232353(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】内燃エンジンの排気系に設けられた排気濃
度センサの出力に基づいて前記エンジンに供給する混合
気の空燃比をフィードバック制御すると共に、前記エン
ジンが所定の高負荷状態で運転される時は、高負荷状態
が所定時間継続した後にフィードバック制御を停止し
て、混合気の空燃比をリッチ化する内燃エンジンの空燃
比制御方法において、前記所定時間は、前記エンジンが
高負荷状態になる直前のフィードバック制御を継続した
時間と当該フィードバック制御直前の高負荷状態を継続
した時間とに応じて設定されることを特徴とする内燃エ
ンジンの空燃比制御方法。 - 【請求項2】前記所定の高負荷状態は、第1の高負荷状
態と、該第1の高負荷状態より高負荷である第2の高負
荷状態に設定され、前記エンジンが前記第2の高負荷状
態になったときは直ちに前記混合気の空燃比をリッチ化
して第1の所定空燃比とすると共に、前記エンジンが前
記第1の高負荷状態になってから前記所定時間経過後は
前記混合気の空燃比を前記第1の所定空燃比よりさらに
リッチ化することを特徴とする請求項1記載の空燃比制
御方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11288889A JP2712086B2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | 内燃エンジンの空燃比制御方法 |
US07/516,100 US5016596A (en) | 1989-05-01 | 1990-04-27 | Air-fuel ratio control method for internal combustion engines |
DE4013956A DE4013956C2 (de) | 1989-05-01 | 1990-04-30 | Verfahren zum Steuern des Luft/Brennstoff-Verhältnisses von Brennkraftmaschinen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11288889A JP2712086B2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | 内燃エンジンの空燃比制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02291442A JPH02291442A (ja) | 1990-12-03 |
JP2712086B2 true JP2712086B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=14598028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11288889A Expired - Fee Related JP2712086B2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | 内燃エンジンの空燃比制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2712086B2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-01 JP JP11288889A patent/JP2712086B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02291442A (ja) | 1990-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20030159434A1 (en) | Emission control apparatus for engine | |
JPH04234542A (ja) | 内燃エンジンの空燃比制御方法 | |
JPH08189396A (ja) | 内燃エンジンの空燃比フィードバック制御装置 | |
JPH0522061B2 (ja) | ||
US6609059B2 (en) | Control system for internal combustion engine | |
JPH045455A (ja) | 内燃機関の冷却装置 | |
JPH0223701B2 (ja) | ||
JP3819494B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給制御装置 | |
JP2759913B2 (ja) | 内燃エンジンの空燃比フィードバック制御方法 | |
JP2688670B2 (ja) | 内燃エンジンの空燃比フィードバック制御方法 | |
JPH0686829B2 (ja) | 内燃エンジンの空燃比フィ−ドバック制御方法 | |
JPH0799110B2 (ja) | 内燃エンジンの空燃比フィ−ドバック制御方法 | |
JP2712086B2 (ja) | 内燃エンジンの空燃比制御方法 | |
US6609510B2 (en) | Device and method for controlling air-fuel ratio of internal combustion engine | |
JP2547380B2 (ja) | 内燃エンジンの空燃比フィ−ドバック制御方法 | |
JPS601343A (ja) | 内燃エンジンの空燃比フイ−ドバツク制御方法 | |
JP2694729B2 (ja) | 内燃エンジンの空燃比フィードバック制御方法 | |
JP2712089B2 (ja) | 内燃エンジンの空燃比制御方法 | |
JP2559782Y2 (ja) | 内燃エンジンの点火時期制御装置 | |
JP3973387B2 (ja) | 内燃機関の吸気圧検出方法 | |
JPH1162666A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2996676B2 (ja) | 内燃エンジンの空燃比制御方法 | |
JP3123357B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JP2621088B2 (ja) | 内燃エンジンの空燃比フィードバック制御方法 | |
JPH1162657A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071031 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |