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JPH0221043A - 減衰力可変ショックアブソーバ - Google Patents

減衰力可変ショックアブソーバ

Info

Publication number
JPH0221043A
JPH0221043A JP63171669A JP17166988A JPH0221043A JP H0221043 A JPH0221043 A JP H0221043A JP 63171669 A JP63171669 A JP 63171669A JP 17166988 A JP17166988 A JP 17166988A JP H0221043 A JPH0221043 A JP H0221043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
valve
damping force
liquid chamber
shock absorber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63171669A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiki Kobayashi
俊樹 小林
Toshinobu Ishida
石田 年伸
Yasumasa Hagiwara
康正 萩原
Masayuki Yano
正行 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc, NipponDenso Co Ltd filed Critical Nippon Soken Inc
Priority to JP63171669A priority Critical patent/JPH0221043A/ja
Priority to DE68919445T priority patent/DE68919445T2/de
Priority to EP89112472A priority patent/EP0350061B1/en
Priority to US07/376,652 priority patent/US5078239A/en
Publication of JPH0221043A publication Critical patent/JPH0221043A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/44Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
    • F16F9/46Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall
    • F16F9/466Throttling control, i.e. regulation of flow passage geometry
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2400/00Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
    • B60G2400/20Speed
    • B60G2400/202Piston speed; Relative velocity between vehicle body and wheel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2401/00Indexing codes relating to the type of sensors based on the principle of their operation
    • B60G2401/10Piezoelectric elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2500/00Indexing codes relating to the regulated action or device
    • B60G2500/10Damping action or damper
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2600/00Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
    • B60G2600/02Retarders, delaying means, dead zones, threshold values, cut-off frequency, timer interruption
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2600/00Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
    • B60G2600/22Magnetic elements
    • B60G2600/26Electromagnets; Solenoids

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、機械的な構成により減衰力の変更を行うこと
ができる減衰力可変ショックアブソーバに関する。
[従来の技術] 従来、この種のショックアブソーバとして、シリンダ内
に摺動自在にロッドを挿入し、このロッドの先端に、シ
リンダ内を摺動するとともにシリンダ内を第1液室と第
2の液室に区画するピストンを設け、これらの液室間を
接続する流路の面積を電気信号により作動するアクチュ
エータにより変えて減衰力を変更するものが知られてい
る。
ところが、シヨ・ンクアブソーバの伸縮速度が大なると
ころで、減衰力の切替を行うと、減衰力の変化が大とな
るので、ショックアブソーバは衝撃的な力を発生し、乗
車フィーリングを損なう場合がある。
また、一般に、ショックアブソーバの減衰力の特性は、
伸び側が縮み側より高い減衰力に設定されているために
、伸び側時に減衰力の切替を行うと、大きな衝撃力を発
生し、乗車フィーリングを損なうことがある。したがっ
て、減衰力の切替は、ショックアブソーバの伸縮速度が
零、すなわち、減衰力が零のとき、さらに好ましくは、
伸び側から縮み側に切り替わる瞬間で、かつ、減衰力が
零であって伸縮速度が零のときか、あるいは切り替わっ
た直後、すなわち、縮み側の減衰力が零近傍とするのが
望ましい。
[発明が解決しようとする課題] このような減衰力の切替を行う手段として、従来、上述
したように電子制御装置で制御するアクチュエータによ
り行っている。
しかし、このような電気的なアクチュエータにより減衰
力の切替タイミングを正確に行うためには、ショックア
ブソーバの伸縮状態を検出する位置センサ等を設け、こ
の検出信号に基づいて、各種の制御プログラムを搭載し
た電子制御装置によらなけれはならないために、構成が
複雑になるという問題がある。
本発明は、上記従来の技術の問題点を解消することを課
題とし、上述した減衰力の切替のタイミングを簡単な機
械的な構成により行うことができる減衰力可変ショック
アブソーバを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するためになされた本発明は、シリンダ
内に、ロッドの先端に固着されたピストンを摺動自在に
嵌合することにより該シリンダ内を第1の液室および第
2の液室に区画し、上記ピストンに第1の液室および第
2の液室を連通ずる主流路を設けるとともに、上記ピス
トンを迂回し、両)在室を連通ずる副流路を形成し、こ
の副流路を開閉機構により開閉することにより減衰力を
可変制御する減衰力可変ショックアブソーバにおいて、
上記開閉機構は、 副流路を開閉する弁体、弁体に閉方向のは′ね力を付勢
するばね、弁体の開閉動作に伴い油の排出・導入を行う
液室、を有する開閉弁と、電気信号を受けたときに上記
開閉弁の弁体を可動させて副流路を開くアクチュエータ
と、シリンダとピストンとが相対的に移動したときに発
生する作用力により摺動する弁体、この弁体の摺動によ
り、ショックアブソーバの伸縮速度が零または小さい位
置にて開閉弁の液室を外部に連通し、それ以外の位置で
は、該液室を液密状態にする制御流路、を有する開閉制
御弁と、を備えたことを特徴とする。
上記発明の好適な態様として、例えは、■ 制御流路の
開閉に関係なく、開閉弁の開弁動作を可能とするための
液室の油を逃がす逆止弁を付加したこと、 ■ 開閉制御弁の弁体が制御流路を介して液室の液密状
態を開放する位置を、ショックアブソーバの伸縮速度が
零または小さく、かつ伸び側から縮み側へ変わる付近に
て設定したこと、 ■ 開閉制御弁の弁体を、シリンダからの摩擦力を受け
て摺動して、この摺動により上記制御流路を開閉するも
のとすること、 ■ 開閉制御弁の弁体を、その一端面で第1の)在室側
の流路からの液圧を受け、他端面で第2の液室側の流路
からの液圧を受け、これらの差圧で摺動することにより
制御流路を開閉するスプール弁体とすること、 ■ 開閉制御弁の弁体を、主流路を流れる油の液圧を受
けて摺動することにより制御流路を開閉するものとする
こと、 等の構成を採゛ることができる。
[作用コ 本発明のショックアブソーバによれば、シリンダ内を、
ロッドの先端に設けられたピストンが摺動すると、シリ
ンダ内の油がピストンにより区画された第1の液室と第
2の液室間を主流路を介して流れ、衝撃力の減衰作用を
行う。さらに、本ショックアブソーバは、第1の液室と
第2の)在室間が副流路によっても接続されており、こ
の副流路の開閉を開閉機構で行うことにより減衰力の切
替を行える。
上記開閉機構により開かれた状態の副流路を閉じるには
、シリンダとピストンが相対的に移動したときに発生す
る作用力を受けた開閉制御弁の弁体が移動し、そして、
ショックアブソーバの伸縮速度が零または小さい位置に
て制御流路を開いて開閉弁の液室を液密状態から開放す
る。これにより、開閉弁の弁体がばね力により可動する
と同時に制御流路から油を導入することにより副流路を
速やかに閉じる。これにより、ショックアブソーバは、
低減衰力から高Hs力へと切り替わる。
このように本発明のショックアブソーバによれは、低減
衰力から高減衰力への切替は、シリンダとピストンとが
相対的に移動したときに発生する作用力を受けた弁体の
摺動という機械的な機構によりショックアブソーバの伸
縮速度が零である位置付近にて行われる。
上述したように開閉制御弁の弁体の開閉は、シリンダと
ピストンとの相対的な可動に伴って発生する作用力によ
り行われるが、このような作用力を発生される開閉制御
弁の好適な態様として、シリンダからの摩擦力を受けて
摺動する弁体を有するもの、一端面で第1の液室側の流
路からの液圧を受け、他端面で第2の液室側の流路から
の液圧を受け、これらの差圧で摺動することにより制御
流路を開閉するスプール弁体を有するもの、さらに、主
流路を流れる流体の液圧を受けて摺動する弁体を有する
もの等がある。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。
第1図ないし第3図は本実施例のショックアブソーバの
要部を示す断面図であり、第4図はショックアブソーバ
を一部破断した全体構成図である。
第4図において、ショックアブソーバ1は、シリンダ3
側の下端にて車軸側部材5に固定され、一方、ロッド7
側の上端にてベアリング9及び防振ゴム11を介して車
体側部材13に固定されている。シリンダ3内には、ロ
ッド7が貫挿されており、このロッド7の先端には、基
部15A、基部15Aに螺着された連結部15Bおよび
連結部15Bに延設された筒部15Cからなる収納体1
5が固着されている。この収納体15の筒部15Cには
、ナツト16により固定されたピストン17が螺着され
ている。このピストン17は、シリンダ3内を摺動自在
に嵌合されることにより、該シリンダ3内を第1の液室
19と第2の液室21とに区画している。この両液室1
9.21は、収納体15およびピストン17に形成され
た主流路31により常時連通されるとともに、副流路4
1により連通・遮断される。
主流路31は、第1図ないし第3図に示すように、シリ
ンダ3と収納体15との間の流路33と、収納体15の
端面15aとピストン17との間の流路35と、ピスト
ン17内に形成され紋りとなる流路37とから構成され
ている。一方、副流路41は、主流路31の流路33に
接続され、かつ基部15Aの軸中心から放射状に4箇所
形成された流路43と、この流路43に対してポペット
弁51(開閉弁)の弁体53で連通・遮断される流路4
4と、この流路44に接続され、連結部15Bの軸方向
へ4本形成された流路45と、これらの流路45を合流
する4本の流路47と、この合流した流路47に連通し
、筒体15C内に形成された流路48とから構成され、
流路37をバイパスさせるように第1の液室19と第2
の液室21とを接続している。この副流路41の流路4
4には、上述のようにポペット弁51の弁体53が設け
られているが、この弁体53の開閉動作によりショック
アブソーバ1の減衰力の切替が行われる。
ポペット弁51の弁体53の開閉制御は、アクチュエー
タ61、スライド弁71(開閉制御弁)および逆止弁8
1により行われる。
アクチュエータ61は、第4図に示す収納体15の基部
15A内に形成された収納室62に収納されたピエゾ素
子積層体63と、このピエゾ素子積層体63の一端に当
接するピストン64と、このピストン64に対してピエ
ゾ素子積層体63の方向へばね力を付勢するさらばね6
5と、収納室62の下部とピストン64とに囲まれた室
に液密に充填された非圧縮性の油66と、この油66の
)復圧を受けて摺動するプランジャ67とを備えている
。アクチュエータ61は、路面センサ等の検出信号に基
づいて制御する電子制御装置(図示省略)からの電気信
号により作動するもので、該電気信号をリード線6日を
介してピエゾ素子積層体63が受けたときに伸張してピ
ストン64、油66を介してプランジャ67を矢印方向
aへ移動させることができ、一方、電気信号を停止した
ときにピエゾ素子積層体63°が収縮し、さらばね65
による力により油66を介してプランジャ67も元の位
置に復帰させることができる。
ポペット弁51は、第1図に示す副流路41を開閉する
弁体53が摺動孔54に摺動自在に嵌合され、この弁体
53に形成された有底孔55の底面と摺動孔54の端面
との間に設けられたばね56により弁体53を閉弁方向
へ付勢して構成されている。このボベ・ント弁51の弁
体53は、突部53aをプランジャ67により矢印方向
aへ押圧されると、摺動孔54の液室57から油が後述
する制御流路91を通じて排出されることにより開き、
一方、プランジャ67から押圧力を受けない状態で、制
御流路91゛を通じて液室57の液密状態が開放される
と、ばね56によるばね力により閉じるものである。
スライド弁71は、連結部15Bの外周に形成された環
状溝72に、スムーズな摺動が可能なように外嵌される
とともに連結部15Bの案内溝15bに案内された案内
突部73aを有する環状の弁体73と、この環状の弁体
73の外周から90度の等間隔で4箇所突設され、かつ
その間を主流路31の流路33とする保持部74と、こ
の保持部74に保持され、その外面にてシリンダ3の内
周面に接触する接触部75と、この接触部75に対して
シリンダ3の内周面方向へばね力を付勢するさらばね7
6とを備えている。なお、上記接触部75の外面は、シ
リンダ3の内面との摩擦力が大きくなるように、材質自
体を摩擦係数の大きいものを使用したり、粗面に形成し
たり、あるいは、接触面積を大きくするためにシリンダ
3の内面に合わせた半円柱形状とすることが好ましい。
また、上記弁体73の一部(図示上方側)には、ポペッ
ト弁51の液室57に接続された流路92.93ととも
に制御流路91の一部を構成する流路94が形成されて
いる。環状の弁体73は、後述する動作により、環状溝
72の両端のストッパ72a、72b間を矢印方向a、
  bへ移動することにより流路93と流路94間を開
閉して、ポペット弁51の液室57内を主流路31と連
通・遮断状態にする。
逆止弁81は、液室57に連通する流路95に設けられ
ており、流路92、流路95、流路96、スライド弁7
1の弁体72内の流路97を介して液室57内の油を主
流路31へ排出可能で、その逆方向への流れを阻止する
ものであり、球体83とはね85とからなる汎用の弁で
ある。
次に、上記実施例の動作について説明する。
ショックアブソーバ1が第1図に示すように中立状態に
あり、かつポペット弁51が副流路41を閉じている状
態にある。この状態から、第5図に示すようにショック
アブソーバ1が伸び側に作動すると(矢印方向a)、ス
ライド弁71の弁体73は、接触部75の外面とシリン
ダ3の内面との摩擦力によりシリンダ3とともに一体的
に移動し、そして、環状溝72の端面のストッパ72a
に当接して停止する。これにより、スライド弁71の弁
体73内の流路94が流路93に対して非導通になるか
ら、ポペット弁51の液室57が主流路31に対して密
閉される。このとき、ポペット弁51は、上述したよう
に流路41を閉じているから、第1の液室19の油は、
副流路41を流れず、主流路31の各流路31〜37を
通じてだけ第2の液室21へ流れる。したがって、ショ
ックアブソーバ1は、高減衰力にて動作する。次に、こ
のようなショックアブソーバ1の動作位置において、ピ
エゾ素子積層体63が電子制御装置から制御信号を受け
ると、該積層体63が伸張してピストン64、油66を
介してプランジャ67が矢印方向Cへ移動する(第6図
)。プランジャ67の先端部は、ポペット弁51の突出
部53aに当接してばね56のばね力に抗しながら弁体
53を押圧する。この押圧力を受けることにより、液室
57内の油を流路92.95〜97および逆止弁81を
介して主流路3エヘ排出しながら、弁体53が副流路4
4を開く。そして、逆止弁81は、ポペ・ント弁51の
開き動作終了と共に閉じる。これにより、第1の液室1
9の油は、主流路31を介して流れるとともに、副流路
41を介しても流れる。したがって、ショックアブソー
バ1は、低減衰力にて動作する。なお、スライド弁71
の弁体73は、シリンダ3が矢印方向aへ移動している
間は、ストッパ72aに押し付けられた状態を維持して
いるために、ポベッ斗弁51の閉じた。状態は維持され
る。
次に、ピエゾ素子積層体63への制御信号が電子制fa
tIg置内のカウンタからのタイムアツプ指令により所
定時間経過後に停止すると、ピエゾ素子積層体63が収
縮してプランジャ67が第7図に示すように矢印方向d
へ戻る。しかし、スライド弁71の弁体73は、ショッ
クアブソーバ1が伸び状態にあり、シリンダ3から摺動
力を受けないために、同じ遮断位置に保持される。また
、逆止弁81も主流路31から液室57への油を阻止す
る。したがって、ポペット弁51は、液室57に主流路
31からの油の供給を受けないので閉じた状態を維持す
る。
次の状態として、第8図に示すようにショックアブソー
バ1が伸び側から縮み側へ反転してシリンダが矢印方向
すへ移動すると、シリンダ3の内面と接触部75の外面
との摩擦力により、スライド弁71の弁体73も矢印方
向すへ摺動する。この摺動により、流路94と流路93
が重なった瞬間にポペット弁51の液室57と主流路3
1とが制御流路91を介して導通する。よって、液室5
7は、)夜回状態から開放されるから、ポペット弁51
は、はね56によるはね力により弁体53が矢印方向す
へ移動し、よって油を、主流路31から制御H流路91
を介して液室57に導入しながら閉動作する。こうした
ポペット弁51の閉動作により副流路41が閉じられる
と、ショックアブソーバ1は、低減衰力から高減衰力に
自動的に切り替わる。さらに、ショックアブソーバ1が
縮み側へ作動すると、スライド弁71の弁体73は、ス
トッパ72bに当たって停止するまで摺動するが、再度
ポペット弁51の液室57を主流路31と遮断するだけ
で、ポペット弁51が開かない限り、高減衰力状態を維
持する。
このような動作を第9図のタイムチャートおよび第10
図の減衰力を示す特性図等を用いて説明する。第9図に
おいて、いま、ショックアブソーバ1が、中立位置(第
1図)にある時点toから、縮み側へ高減衰力で動作し
、その後、時点t1にてアクチュエータ61が作動する
ことにより低減衰力に変更されている。次の時点t2ま
でアクチュエータ61への制御信号は継続して送られる
ので、ポペット弁51は開状態のままであり、よって、
制御モードは低減衰力の状態を維持する。また、時点t
2で制御信号は、バルブ閉、すなわち高減衰力モードと
なるが、時点t3にてショックアブソーバが伸び側から
縮み側へ移行して移行速度が零付近になるまで低減衰力
を維持し、移行速度が零になった時点でポペット弁51
の閉動作により高減衰力へと変更される。
すなわち、高減衰力から低減衰力への制御モードの変更
は、アクチュエータ61への制御信号の送出により何時
でも行うことができるのに対し、低Rs力から高減衰力
への制御モードの変更は、スライド弁71およびポペッ
ト弁51等の動作により伸び側から縮み側への移行時、
あるいは縮み側から伸び側への移行時であって、移行速
度が零付近のときだけに行われる。
このような制御モードの切替動作により、以下の効果が
ある。すなわち、第10図に示すように、通常、ショッ
クアブソーバ1の減衰力は、ピストン速度が大きいほど
、低減衰力と高減衰力の差が大きくなるように設定され
ている。したがj′C1制御モードの切替をピストン速
度が大きいときに行うと衝撃力が大きく、乗車フィーリ
ングがよくないが、上記実施例では、減衰力が零、すな
わぢ、伸縮速度が零付近で変更されるので、減衰力の変
化がさほど大きくなく、よって衝撃力が小さく、乗車フ
ィーリングを損なうこともない。
しかも、本実施例では、低減衰力から高減衰力への制御
モードの切替を、従来技術で説明したような電気的なお
置で行うのではなく、スライド弁71等の機械的な構成
によって行っているので、構成も簡単で確実な動作が行
われる。
なお、上記実施例では、スライド弁71の保持部74お
よび接触部75は、90度間隔で4箇所形成したが、弁
体73の摺動性およびバランスを考慮すれは、3箇所お
よび6筒所などの複数であってもよい。
次に本発明の第2の実施例について第11図ないし第1
4図を用いて説明する。
第2の実施例において、第1の実施例と比較してスライ
ド弁71の代わりに、スプール弁101を用いたことを
主要な構成の差異としており、他の構成はほぼ同様であ
る。
同図において、スプール弁101は、収納体15の連結
部15B内に設けられており、すなわち、連結部15B
内に形成された嵌合孔102内に摺動自在に嵌合され、
はぼ中央外周に環状溝103aを有するスプール弁体1
03と、スプール弁体103の両端に対してばね力を付
勢してスプール弁体103を所定の位置に設定するばね
104a、104bとを備えている。上記嵌合孔102
は、一端にて流路105、および主流路31を介して第
1の液室19(第4図参照)に連通ずるボートが形成さ
れ、他端にて流路106を介して第2の液室21に連通
ずるボート形成され、さらに中央部にて制御流路111
を構成する流路113および流路115の各ボートが形
成されている。
また、逆止弁81Aは、その上流側で流路116および
ポペット弁51の弁体53の側部に貫通されて形成され
た流路117を介して液室57に連通されるとともに、
下流側で流路118を介して主流路31に連通されてい
る。なお、流路117は第1の実施例のように流路11
3に直接接続する構成でも機能的には同一である。
次に動作について説明する。
ショックアブソーバ1が第11図のような伸縮位置にな
いときには、スプール弁111のスプール弁体113は
、その−側面で第1の液室19に連通ずる流路105か
ら受ける液圧と、その他側面で第2の液室21に連通す
る流路106から受ける液圧とが等しく、またばね10
4aとばね104bのばね力も等しく設定されているこ
とから、図示の中立位置に停止する。したがって、ポペ
ット弁51の液室57は、流路113、環状溝103a
、流Gg115を介して主流路31に連通状態になる。
この状態で、アクチュエータ(第3図の61参照)の作
動によりポペット弁51を開くと、第1の実施例と同様
な動作により高減衰力から低減衰力へと切り替わる。
この状態から、ショックアブソーバ1が伸びると、第1
の液室19の液圧が第2の液室21側より高くなり、よ
って、第1の液室19と第2の液室21から各流路10
5.106を通じてスプール弁体103の両端面に加え
られる液圧は、第1の液室19に連通している方が大き
くなるから、スプール弁体103は、はね104aのば
ね力に抗して矢印方向eへ摺動する。この結果、スプー
ル弁体103は、流路113と流路115とを遮断し、
よって、ポペット弁51の液室57は主流路31に対し
て非導通となる。
次に、ショックアブソーバ1が伸び側から縮み側へ動作
した場合には、スプール弁体103の両端面に加わる液
圧の大小関係が逆転するために、スプール弁体103は
、矢印方向fへ移動する。
このスプール弁体103の移動により、環状溝103a
が流路113.115を連通させた瞬間にポペット弁5
1のIW室57と主流路31とが導通することにより液
室57の液密状態が解除されて、ポペット弁51の弁体
53は、はね56のばね力により閉じる。したがって、
ショックアブソーバ1の制御モードが低減衰力から高減
衰力状態に自動的に切り替わることになる。
次に第3の実施例を第15図ないし第17図を用いて説
明する。
第3の実施例は、上述した第1の実施例と比べてスプー
ル弁121の構造を変えたことを主要な相違点としてお
り、他の構成および動作は第1の実施例と同様である。
すなわち、同図において、収納体15は、基部150に
連結部15Eが螺着されて構成されている。この連結部
15Eの外周部であって、副流路41の図示右側には、
外環状溝122が形成され、さらにこの外環状溝122
内の中央に内環状溝123が形成されている。この内環
状溝123には、シリンダ3の内面に接触しないように
スムーズな摺動が可能な環状の弁体124が外嵌されて
いる。
環状の弁体124の両側面には、外環状溝122の側壁
面に支持されたはね125a、125bによりはね力が
付勢されている。弁体124内には、流路133ととも
に制御流路131を構成する流路135が形成されてい
る。
次に動作を説明すると、第15図において、弁体124
は、その−側面にて第1の液室19側の主流路31から
受けるン復圧と、その他側面にて第2の液室21側の主
流路31から受ける液圧とが等しく、またはね125a
およびばね125bによりはね力も等しく設定されてい
ることから、中立位置に停止している。
この状態から、ショックアブソーバ1が伸びると、第1
の液室19の油は、主流路31を介して第2の液室21
に流れる。このときの主流路31内を流れる油の液圧を
受けて弁体124は、油の流れと同一方向へ摺動する。
この結果、流路135と流路133とは重ならなくなり
、ボベ・ント弁51の1夜室57は、主流路31に対し
て遮断される。
そして、伸び側から縮み側へ反転すると、油の流れが逆
転し、スライド弁121の弁体124が逆方向へ摺動す
るため、流路135と流路133が重なった瞬間にポペ
ット弁51の液室57と主流路31とが連通し、開いて
いたポペット弁51は閉じる。これにより、低減衰力か
ら高減衰力状態に自動的に切り替わる。
すなわち、第3の実施例によれば、主流路31を流れる
油の動圧を受けてスライド弁121の弁体123が摺動
することにより、制御流路131が連通・遮断され、こ
れにより、ポペット弁51の閉じ動作が行われることに
なり、低減衰力から高減衰力の切替が行われる。
なお、ポペット弁51の開動作による高減衰力から低減
衰力への切替は、第1の実施例と同様にアクチュエータ
61の動作により何時でも行うことができる。
また、第3の実施例において、スライド弁121の装着
位置は、主流路31から副流路41に分岐する手前(図
示右側)になっているが、分岐した後、すなわち、副流
路41に対して主流路31の第2の液室21側に装着し
てもよい。この場合には、スライド弁124の受ける流
体の動圧による絶対値が第3の実施例のものよりやや小
さくなるが、スライド弁の弁体の摺動は可能であり、減
衰力の切替動作は同じ効果を得ることができる。
上記各実施例においては、制御流路が閉じているときに
、ポペット弁を開閉動作可能にする手段として、液室の
油を逃がす逆止弁を用いる構成を示したが、別の方法を
採ることも可能であり、この第4の実施例を第18図を
用いて説明する。
本実施例においては、逆比弁を用いず、その代わりにポ
ペット弁51に絞り連通孔200を設けることを特徴と
する。制御流路91が閉状態で、プランジャ67の押し
力により開弁じようとするときには、液室57内の油は
上記絞り連通孔200より外部に流出する。しかしなが
ら、該連通孔200より流出する油量は、時間当り小量
であるので、ポペット弁51は比較的ゆっくり開、弁し
、減衰力の急激な変化は生じない。一方、制御流路91
が開いているときには、ポペット弁51の迅速な開閉が
可能であることはいうまでもない。
また、逆止弁を設けるとともに、さらに上記絞り連通孔
200を設けた方がより好ましい場合がある。すなわち
、シヨ・ンクアブソーバの伸縮速度が非常に大きい場合
、液室57へ弁体53の外周部の摺動部等より油の若干
の出入りが生じ、ポペット弁51が予期しないときにわ
ずかに開く場合がある。このような場合、上記連通孔2
00を設けることにより、浦の出入りによる液室57の
圧力変動を防止し、安定な動作を行わせることができる
なお、本実施例においては、高減衰力から低減衰力への
切替もショックアブソーバの伸縮速度が大なるとき、す
なわち、減衰力が大なるときには、ポペット弁51がゆ
っくり開弁され、減衰力の衝撃的な変化を抑え、伸縮速
度が小なるときには、すばやい開弁が行われ、良好な減
衰力制御性を得ることができる。
さらに、上記各実施例では、アクチュエータとして、ピ
エゾ素子積層体を用いているが、この代わりに、第19
図に示すように、アクチュエータ141として、電磁コ
イル143間に介装されたプランジャ144をはね14
6のばね力に抗して電磁力で吸引することで該プランジ
ャ144を可動させ、プランジャ144の先端でポペッ
ト弁51を作動させる構成の電磁装置を用いてもよく、
ざらに、図示しないモータ等の駆動装置を用いてプラン
ジャを可動させるものでもよい。
なお、上記実施例では、副流路41を開閉する開閉弁を
ポペット弁51により構成しているが、この代わりに、
スプール弁であっても同様の作用効果を得ることができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の減衰力可変ショックアブ
ソーバによれば、低減衰力から高減衰力への切替の機構
を、従来技術で説明したような電気的な装置で行うので
はなく、シリンダとピストンとが相対的に移動したとき
に発生する作用力を利用する油圧回路により行っている
ので、確実な切替動作を簡単な構成で実現することがで
きる。
しかも、低減衰力から高減衰力への切替を、減衰力零ま
たは零近傍で行っているので、衝撃が少なく乗車フィー
リングもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例による減衰力可変ショッ
クアブソーバの要部を示す断面図、第2図は同ショック
アブソーバを他の方向から切断した要部の断面図、第3
図は第1図の■−■線に沿った断面図、第4図はショッ
クアブソーバを一部硝断して示す構成図、第5図ないし
第8図は本実施例の動作を示すショックアブソーバの要
部の断面図、第9図および第10図はショックアブソー
バの減衰力特性を示すグラフ、第11図は本発明の第2
の実施例による減衰力可変ショックアブソーバの要部を
示す断面図、第12図および第13図は同シヨ・ンクア
ブソーバの他の方向から切断した要部の断面図、第14
図は第11図のXrV−X■線に沿った断面図、第15
図および第16図は第3の実施例の減衰力可変ショック
アブソーバの要部を示す断面図、第17図は第15図の
X■−xvn線に沿った断面図、第18図は第4の実施
例の減衰力可変シヨ・ンクアブソーバの要部を示す断面
図、第19図は他の実施例であるアクチュエータ付近の
構成を示す断面図である。 1・・・ショックアブソーバ  3・・・シリンダ15
・・・収納体  17・・・ピストン19・・・第1の
液室  21・・・第2の液室31・・・主流路 33
〜37・・・流路41・・・副流路  43〜4日・・
・流路51・・・ポペット弁  53・・・弁体54・
・・摺動孔  56・・・ばね 61.141・・・アクチュエータ 63・・・ピエゾ素子積層体  67・・・プランジャ
81.81A・・・逆止弁 71・・・スライド弁  73・・・弁体74・・・接
触部  76・・・ばね 91.111.131・・・制御流路 92〜97・・・流路 101・・・スプール弁  103・・・スプール弁体
121・・・スライド弁 124・・・弁体200・・
・紋り連通孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリンダ内に、ロッドの先端に固着されたピストン
    を摺動自在に嵌合することにより該シリンダ内を第1の
    液室および第2の液室に区画し、上記ピストンに第1の
    液室および第2の液室を連通する主流路を設けるととも
    に上記ピストンを迂回し、両液室を連通する副流路を形
    成し、この副流路を開閉機構により開閉することにより
    減衰力を可変制御する減衰力可変ショックアブソーバに
    おいて、 上記開閉機構は、 副流路を開閉する弁体、弁体に閉方向のばね力を付勢す
    るばね、弁体の開閉動作に伴い油の排出・導入を行う液
    室、を有する開閉弁と、 電気信号を受けたときに上記開閉弁の弁体を可動させて
    副流路を開くアクチュエータと、 シリンダとピストンとが相対的に移動したときに発生す
    る作用力により摺動する弁体、この弁体の摺動により、
    ショックアブソーバの伸縮速度が零または小さい位置に
    て開閉弁の液室を外部に連通し、それ以外の位置では、
    該液室を液密状態にする制御流路、を有する開閉制御弁
    と、 を備えたことを特徴とする減衰力可変ショックアブソー
    バ。 2 上記制御流路の開閉に関係なく、上記開閉弁の開閉
    動作を可能とするための液室の油を逃がす逆止弁を付加
    したことを特徴とする請求項1に記載の減衰力可変ショ
    ックアブソーバ。 3 上記開閉制御弁の弁体が制御流路を介して液室の液
    密状態を開放する位置を、ショックアブソーバの伸縮速
    度が零または小さく、かつ伸び側から縮み側へ変わる付
    近に設定したことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の減衰力可変ショックアブソーバ。 4 上記開閉制御弁の弁体は、シリンダからの摩擦力を
    受けて摺動して、この摺動により上記制御流路を開閉す
    るものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれかに記載の減衰力可変ショックアブソーバ。 5 上記開閉制御弁の弁体は、一端面で第1の液室側の
    流路からの液圧を受け、他端面で第2の液室側の流路か
    らの液圧を受け、これらの差圧で摺動することにより制
    御流路を開閉するスプール弁体であることを特徴とする
    請求項1ないし請求項3にいずれかに記載の減衰力可変
    ショックアブソーバ。 6 上記開閉制御弁の弁体は、主流路を流れる油の液圧
    を受けて摺動することにより制御流路を開閉するもので
    あることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載の減衰力可変ショックアブソーバ。
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