JPS6128530Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6128530Y2 JPS6128530Y2 JP12554181U JP12554181U JPS6128530Y2 JP S6128530 Y2 JPS6128530 Y2 JP S6128530Y2 JP 12554181 U JP12554181 U JP 12554181U JP 12554181 U JP12554181 U JP 12554181U JP S6128530 Y2 JPS6128530 Y2 JP S6128530Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- actuator
- large diameter
- spool
- inner hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 43
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ネガテイブブレーキを有するアク
チユエータを備えた圧力流体回路に用いるカウン
タバランス弁に関するものである。
チユエータを備えた圧力流体回路に用いるカウン
タバランス弁に関するものである。
圧力流体回路を有する建設機械、例えば、クレ
ーン車、シヨベル、ブルドーザ等では、その圧力
流体回路に用いるアクチユエータに負荷を作用さ
せた状態で長時間停止する必要がある。この様な
場合は、単にアクチユエータに接続する給排回路
を閉鎖するのみでは、アクチユエータに作用する
圧力流体の漏れによつて長時間の停止が困難にな
る。このためアクチユエータへの圧力流体の給排
が停止されたときアクチユエータにブレーキ力を
作用させるネガテイブブレーキを有するアクチユ
エータを用いる。しかし、この様な圧力流体回路
では、アクチユエータに一定の負荷を作用させて
長時間停止させると、(例えば、クレーン車で負
荷を宙吊り状態に保持したり、シヨベルを坂道で
停止させるなど。)アクチユエータの一方の圧力
流体回路の流体圧力が低圧になる。従つて、アク
チユエータを負荷の作用方向と同方向に起動する
とき、ネガテイブブレーキを開放すると、アクチ
ユエータが前記圧力流体回路内の流体圧力を負荷
に対応する値に達する迄急速に作動されるので大
きな衝撃を生じる問題点を有する。
ーン車、シヨベル、ブルドーザ等では、その圧力
流体回路に用いるアクチユエータに負荷を作用さ
せた状態で長時間停止する必要がある。この様な
場合は、単にアクチユエータに接続する給排回路
を閉鎖するのみでは、アクチユエータに作用する
圧力流体の漏れによつて長時間の停止が困難にな
る。このためアクチユエータへの圧力流体の給排
が停止されたときアクチユエータにブレーキ力を
作用させるネガテイブブレーキを有するアクチユ
エータを用いる。しかし、この様な圧力流体回路
では、アクチユエータに一定の負荷を作用させて
長時間停止させると、(例えば、クレーン車で負
荷を宙吊り状態に保持したり、シヨベルを坂道で
停止させるなど。)アクチユエータの一方の圧力
流体回路の流体圧力が低圧になる。従つて、アク
チユエータを負荷の作用方向と同方向に起動する
とき、ネガテイブブレーキを開放すると、アクチ
ユエータが前記圧力流体回路内の流体圧力を負荷
に対応する値に達する迄急速に作動されるので大
きな衝撃を生じる問題点を有する。
この考案は、ネガテイブブレーキを有するアク
チユエータを備えた圧力流体回路において、この
アクチユエータを停止から起動するとき、起動圧
力流体回路内の流体圧力を非駆動側の圧力流体回
路に作用させた後ネガテイブブレーキに圧力流体
を供給してアクチユエータにブレーキ力を解放す
る構成によつてアクチユエータを滑らかに起動さ
せることを目的とするものである。
チユエータを備えた圧力流体回路において、この
アクチユエータを停止から起動するとき、起動圧
力流体回路内の流体圧力を非駆動側の圧力流体回
路に作用させた後ネガテイブブレーキに圧力流体
を供給してアクチユエータにブレーキ力を解放す
る構成によつてアクチユエータを滑らかに起動さ
せることを目的とするものである。
以下、この考案による一実施例を示す第1図に
ついて述べる。
ついて述べる。
カウンタバランス弁Aは、第1図に示すよう
に、圧力流体回路において、ネガテイブブレーキ
1を有するアクチユエータ2と、オールポートブ
ロツクの中立位置3a、右切換位置3b、左切換
位置3cを有する方向切換弁3との間に介設され
るもので、弁本体4と、この弁本体4の内孔5に
摺動自在に嵌入したスプール6とから構成する。
に、圧力流体回路において、ネガテイブブレーキ
1を有するアクチユエータ2と、オールポートブ
ロツクの中立位置3a、右切換位置3b、左切換
位置3cを有する方向切換弁3との間に介設され
るもので、弁本体4と、この弁本体4の内孔5に
摺動自在に嵌入したスプール6とから構成する。
この弁本体4は、その内孔5を挾んで片側に、
方向切換弁3が夫々接続する第1通路7及び第2
通路8を形成すると共に、反対側にアクチユエー
タ2が夫々接続する第3通路9及び第4通路1
0、並びに該第4通路10から分岐する第6通路
12、更にネガテイブブレーキ1が接続する第5
通路11を夫々形成してある。前記第1通路7、
第2通路8、第3通路9、第5通路11及び第6
通路12は、内孔5に開口する。前記第4通路1
0は、第6通路12、第2通路8が接続し、逆止
弁13が設けられる室10aに接続しており、第
6通路12には常時連通するが、第2通路8に
は、逆止弁13によつて第2通路8からの方向へ
の流体の流れが許容される構成である。
方向切換弁3が夫々接続する第1通路7及び第2
通路8を形成すると共に、反対側にアクチユエー
タ2が夫々接続する第3通路9及び第4通路1
0、並びに該第4通路10から分岐する第6通路
12、更にネガテイブブレーキ1が接続する第5
通路11を夫々形成してある。前記第1通路7、
第2通路8、第3通路9、第5通路11及び第6
通路12は、内孔5に開口する。前記第4通路1
0は、第6通路12、第2通路8が接続し、逆止
弁13が設けられる室10aに接続しており、第
6通路12には常時連通するが、第2通路8に
は、逆止弁13によつて第2通路8からの方向へ
の流体の流れが許容される構成である。
内孔5の両側の開口端には、該開口端を囲繞被
覆するキヤツプ部材14,15を夫々固着して、
スプール作動用の2つのパイロツト室16,17
を形成すると共に、これらパイロツト室16,1
7の内部にばね18,19を張設してあり、これ
らばね18,19によつてスプール6を両側から
押圧することにより、非作動時にスプール6を図
示の如く中立位置に保持せしめるようになしてあ
る。更に、これらパイロツト室16,17は、そ
れぞれパイロツト通路20,21を介して第1通
路7及び第2通路8に連通させてある。
覆するキヤツプ部材14,15を夫々固着して、
スプール作動用の2つのパイロツト室16,17
を形成すると共に、これらパイロツト室16,1
7の内部にばね18,19を張設してあり、これ
らばね18,19によつてスプール6を両側から
押圧することにより、非作動時にスプール6を図
示の如く中立位置に保持せしめるようになしてあ
る。更に、これらパイロツト室16,17は、そ
れぞれパイロツト通路20,21を介して第1通
路7及び第2通路8に連通させてある。
一方、スプール6は、周壁に穿設した各通孔2
2,23,24を介して、第1通路7、第3通路
9及び第6通路12のいずれとも連通するスプー
ル内孔25を有する部分異径の筒体であつて、そ
の両端部に封鎖部材26,27を螺入固定して密
閉してある。そして、このスプール内孔25内に
は、第1通路7から供給される圧力流体を夫々通
孔22,24を介して第3通路9及び第6通路1
2に向つて流す2つの逆止弁28,29を内蔵
し、これら逆止弁28,29のバネ30,31を
夫々封鎖部材26,27に当止してある。
2,23,24を介して、第1通路7、第3通路
9及び第6通路12のいずれとも連通するスプー
ル内孔25を有する部分異径の筒体であつて、そ
の両端部に封鎖部材26,27を螺入固定して密
閉してある。そして、このスプール内孔25内に
は、第1通路7から供給される圧力流体を夫々通
孔22,24を介して第3通路9及び第6通路1
2に向つて流す2つの逆止弁28,29を内蔵
し、これら逆止弁28,29のバネ30,31を
夫々封鎖部材26,27に当止してある。
さらに、このスプール6の外周には、第1大径
部32、第2大径部33、第3大径部34と、こ
の第2大径部33と第1、第3大径部32,34
との夫々の間に設けた第1環状溝33a、第2環
状溝33bと、前記内孔25に接続し前記第2大
径部33のスプール6の外周に開口する通路37
を有する。この第1、第2、第3大径部32,3
3,34、第1、第2環状溝33a,33b及び
内孔25は、スプール6が第1図に示すような中
立位置にあるとき、第1通路7と第3通路9、第
2通路8と第6通路12、及び第1通路7と第5
通路11との夫々の間を、第1大径部32、第3
大径部34及び第2大径部33が閉鎖し、スプー
ル6がパイロツト室17の方向へ移動し始める
と、第1通路7と第3通路9との間は第1大径部
32が閉鎖した状態を保ち内孔25が、通路37
を介して第5通路11に接続した後第2環状溝3
3bが第2通路8と第6通路12とを接続する。
またスプール6がパイロツト室16の方向へ移動
し始めると、第2通路8と第6通路12との間
は、第3大径部34が閉鎖状態を保ち、第2環状
溝33bが第2通路8と第5通路11とを接続し
た後、第1環状溝33aが第1通路7と第3通路
9とを接続する構成である。
部32、第2大径部33、第3大径部34と、こ
の第2大径部33と第1、第3大径部32,34
との夫々の間に設けた第1環状溝33a、第2環
状溝33bと、前記内孔25に接続し前記第2大
径部33のスプール6の外周に開口する通路37
を有する。この第1、第2、第3大径部32,3
3,34、第1、第2環状溝33a,33b及び
内孔25は、スプール6が第1図に示すような中
立位置にあるとき、第1通路7と第3通路9、第
2通路8と第6通路12、及び第1通路7と第5
通路11との夫々の間を、第1大径部32、第3
大径部34及び第2大径部33が閉鎖し、スプー
ル6がパイロツト室17の方向へ移動し始める
と、第1通路7と第3通路9との間は第1大径部
32が閉鎖した状態を保ち内孔25が、通路37
を介して第5通路11に接続した後第2環状溝3
3bが第2通路8と第6通路12とを接続する。
またスプール6がパイロツト室16の方向へ移動
し始めると、第2通路8と第6通路12との間
は、第3大径部34が閉鎖状態を保ち、第2環状
溝33bが第2通路8と第5通路11とを接続し
た後、第1環状溝33aが第1通路7と第3通路
9とを接続する構成である。
なお、アクチユエータ2に設けたネガテイブブ
レーキ1は、前記第5通路11に接続する圧力室
1aと、ばね1cが張設してあるばね室1b及び
ばね1cの張力を受けるピストン1dより構成し
てあり圧力室1a内の圧力流体が排出されるとば
ね1cによるブレーキ力をアクチユエータ2に作
用させる構成である。
レーキ1は、前記第5通路11に接続する圧力室
1aと、ばね1cが張設してあるばね室1b及び
ばね1cの張力を受けるピストン1dより構成し
てあり圧力室1a内の圧力流体が排出されるとば
ね1cによるブレーキ力をアクチユエータ2に作
用させる構成である。
以下、この実施例の作用について述べる。
第1図に示す状態が、アクチユエータ2に矢印
B1方向に負荷が作用し、ネガテイブブレーキ1
のブレーキ力によつてアクチユエータ2にブレー
キを作用させた状態であると仮定する。このと
き、カウンタバランス弁Aのスプール6は、第1
図に示すようにパイロツト室16,17のばね1
8,19の張力によつて中立位置に保持されてい
る。
B1方向に負荷が作用し、ネガテイブブレーキ1
のブレーキ力によつてアクチユエータ2にブレー
キを作用させた状態であると仮定する。このと
き、カウンタバランス弁Aのスプール6は、第1
図に示すようにパイロツト室16,17のばね1
8,19の張力によつて中立位置に保持されてい
る。
この状態からアクチユエータ2を矢印B1方向
へ駆動させるため方向切換弁3を左切換位置3c
に操作すると、圧力流体源Cの吐出流体圧力は、
方向切換弁3、第1通路7、スプール6の内孔2
5、逆止弁28、第3通路9を介してアクチユエ
ータ2の一方に作用する。しかしアクチユエータ
2の他方は、第4通路10と第2通路8との間の
逆止弁13、及びスプール6の内孔25の逆止弁
29によつて方向切換弁3との間が閉鎖されてお
り、さらにネガテイブブレーキ1のブレーキ力を
受けている。このため、第1通路7内の流体圧力
が上昇するが、この流体圧力は、パイロツト通路
20を介してパイロツト室16に作用すると共
に、スプール6の通孔23、内孔25を介して逆
止弁29に作用する。このとき、第6通路12、
第4通路10内の流体圧力が低下していると、内
孔25内の圧力流体が逆止弁29を介して第6通
路12、第4通路10を介してアクチユエータ2
の他方に流入するので、アクチユエータ1の一方
側と他方側の流体圧力は同圧となる。このように
して、第1通路7内の流体圧力が上昇し、パイロ
ツト室16内の流体圧力によるスプール6への押
圧力が、パイロツト室17のばね19の弾発力に
よる押圧力を超えると、スプール6はパイロツト
室17の方向へ移動し始める。このスプール6の
パイロツト室17の方向への移動により、スプー
ル6の内孔25と第5通路11とが通路37によ
つて接続され、第1通路7内の流体圧力がネガテ
イブブレーキ1の圧力室1aに作用しそのピスト
ン1dをばね1cに抗して作動させアクチユエー
タ2へのブレーキ力を解除した後、第3大径部3
4が弁本体4の内孔5より外れ第2環状溝33b
が、第2通路8と第6通路12とを接続する。従
つてアクチユエータ2は、ネガテイブブレーキ1
のブレーキ力が解除された後矢印B1方向へ作動
する。
へ駆動させるため方向切換弁3を左切換位置3c
に操作すると、圧力流体源Cの吐出流体圧力は、
方向切換弁3、第1通路7、スプール6の内孔2
5、逆止弁28、第3通路9を介してアクチユエ
ータ2の一方に作用する。しかしアクチユエータ
2の他方は、第4通路10と第2通路8との間の
逆止弁13、及びスプール6の内孔25の逆止弁
29によつて方向切換弁3との間が閉鎖されてお
り、さらにネガテイブブレーキ1のブレーキ力を
受けている。このため、第1通路7内の流体圧力
が上昇するが、この流体圧力は、パイロツト通路
20を介してパイロツト室16に作用すると共
に、スプール6の通孔23、内孔25を介して逆
止弁29に作用する。このとき、第6通路12、
第4通路10内の流体圧力が低下していると、内
孔25内の圧力流体が逆止弁29を介して第6通
路12、第4通路10を介してアクチユエータ2
の他方に流入するので、アクチユエータ1の一方
側と他方側の流体圧力は同圧となる。このように
して、第1通路7内の流体圧力が上昇し、パイロ
ツト室16内の流体圧力によるスプール6への押
圧力が、パイロツト室17のばね19の弾発力に
よる押圧力を超えると、スプール6はパイロツト
室17の方向へ移動し始める。このスプール6の
パイロツト室17の方向への移動により、スプー
ル6の内孔25と第5通路11とが通路37によ
つて接続され、第1通路7内の流体圧力がネガテ
イブブレーキ1の圧力室1aに作用しそのピスト
ン1dをばね1cに抗して作動させアクチユエー
タ2へのブレーキ力を解除した後、第3大径部3
4が弁本体4の内孔5より外れ第2環状溝33b
が、第2通路8と第6通路12とを接続する。従
つてアクチユエータ2は、ネガテイブブレーキ1
のブレーキ力が解除された後矢印B1方向へ作動
する。
次に、前述とは逆にアクチユエータ2を矢印
B2の方向に駆動させる場合は、方向切換弁3を
右切換位置3bに操作して圧力流体源Cの吐出圧
力流体を第2通路8より逆止弁13を介して第4
通路10を経てアクチユエータ2へ流入するの
で、第2通路8内の流体圧力が昇圧する。この第
2通路8内の圧力流体の一部は、パイロツト通路
21を介してパイロツト室17にも流入するの
で、パイロツト室17内の流体圧力が第2通路8
内の流体圧力の昇圧と共に昇圧する。そして、パ
イロツト室17内の流体圧力により、スプール6
が右方向へ移動し始めると、第2環状溝33bが
第2通路8と第5通路11とを接続しネガテイブ
ブレーキ1の圧力室1aに第2通路8内の流体圧
力を作用させネガテイブブレーキ1のアクチユエ
ータ2へのブレーキ力を解除させる。スプール6
がさらに右方向へ移動すると、第1環状溝33a
が第3通路9と第1通路7とを接続するので、ア
クチユエータ2が矢印B2方向に作動する。
B2の方向に駆動させる場合は、方向切換弁3を
右切換位置3bに操作して圧力流体源Cの吐出圧
力流体を第2通路8より逆止弁13を介して第4
通路10を経てアクチユエータ2へ流入するの
で、第2通路8内の流体圧力が昇圧する。この第
2通路8内の圧力流体の一部は、パイロツト通路
21を介してパイロツト室17にも流入するの
で、パイロツト室17内の流体圧力が第2通路8
内の流体圧力の昇圧と共に昇圧する。そして、パ
イロツト室17内の流体圧力により、スプール6
が右方向へ移動し始めると、第2環状溝33bが
第2通路8と第5通路11とを接続しネガテイブ
ブレーキ1の圧力室1aに第2通路8内の流体圧
力を作用させネガテイブブレーキ1のアクチユエ
ータ2へのブレーキ力を解除させる。スプール6
がさらに右方向へ移動すると、第1環状溝33a
が第3通路9と第1通路7とを接続するので、ア
クチユエータ2が矢印B2方向に作動する。
以上述べたように、この考案は、ネガテイブブ
レーキを備えたアクチユエータの起動に際して、
ネガテイブブレーキのブレーキ力を解除した後に
アクチユエータを起動させるものであり、特に、
アクチユエータに作用する負荷方向と同一方向に
アクチユエータを起動する場合は、アクチユエー
タへの圧力流体の供給側と排出側を同圧にした後
ネガテイブブレーキのブレーキ力を解除してアク
チユエータを起動させるので、その起動をなめら
かにすることができる効果を有する。
レーキを備えたアクチユエータの起動に際して、
ネガテイブブレーキのブレーキ力を解除した後に
アクチユエータを起動させるものであり、特に、
アクチユエータに作用する負荷方向と同一方向に
アクチユエータを起動する場合は、アクチユエー
タへの圧力流体の供給側と排出側を同圧にした後
ネガテイブブレーキのブレーキ力を解除してアク
チユエータを起動させるので、その起動をなめら
かにすることができる効果を有する。
第1図はこの考案のカウンタバランス弁の一実
施例を、それが組込まれる圧力流体回路と共に示
した断面図である。 1……ネガテイブブレーキ、2……アクチユエ
ータ、3……方向切換弁、4……弁本体、5……
内孔、6……スプール、7……第1通路、8……
第2通路、9……第3通路、10……第4通路、
11……第5通路、12……第6通路、13,2
8,29……逆止弁、16,17……パイロツト
室、25……内孔、32……第1大径部、33…
…第2大径部、33a……第1環状溝、33b…
…第2環状溝、34……第3大径部、37……通
路。
施例を、それが組込まれる圧力流体回路と共に示
した断面図である。 1……ネガテイブブレーキ、2……アクチユエ
ータ、3……方向切換弁、4……弁本体、5……
内孔、6……スプール、7……第1通路、8……
第2通路、9……第3通路、10……第4通路、
11……第5通路、12……第6通路、13,2
8,29……逆止弁、16,17……パイロツト
室、25……内孔、32……第1大径部、33…
…第2大径部、33a……第1環状溝、33b…
…第2環状溝、34……第3大径部、37……通
路。
Claims (1)
- 方向切換弁とネガテイブブレーキを備えたアク
チユエータとの間に配置してあり、前記方向切換
弁が接続する第1通路と、第2通路と、アクチユ
エータが接続する第3通路と、第4通路と、前記
ネガテイブブレーキが接続する第5通路と、前記
第4通路より分岐し逆止弁を介して前記第2通路
に接続する第6通路と、これらの各通路が開口す
る内孔を有する弁本体;この弁本体の内孔内に摺
動自在に嵌入し前記第1通路と第2通路の夫々が
接続するパイロツト室内の流体圧力によつて作動
するスプール;このスプールが、中立位置にある
とき前記第1通路と第3通路、第2通路と第6通
路との夫々の間を閉鎖する第1大径部と第2大径
部と、前記第1通路と第2通路及び第1、第2通
路と第5通路との夫々の間を閉鎖する第3大径
部、この第3大径部と前記第1、第2大径部との
間に設けてあり作動中立位置にあるとき前記第1
通路と第3通路または第2通路と第5通路を接続
する第1環状溝と第2環状溝と、前記第1通路か
ら第3通路と第6通路へを順方向とする逆止弁を
有し、前記第1通路に接続する内孔と、第2環状
溝が第2通路と第6通路とを接続するとほぼ同時
に前記内孔と第5通路に接続する通路とを有する
カウンタバランス弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12554181U JPS5830004U (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | カウンタバランス弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12554181U JPS5830004U (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | カウンタバランス弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5830004U JPS5830004U (ja) | 1983-02-26 |
JPS6128530Y2 true JPS6128530Y2 (ja) | 1986-08-23 |
Family
ID=29919383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12554181U Granted JPS5830004U (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | カウンタバランス弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830004U (ja) |
-
1981
- 1981-08-24 JP JP12554181U patent/JPS5830004U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5830004U (ja) | 1983-02-26 |
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