JPH02124919A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH02124919A JPH02124919A JP27897188A JP27897188A JPH02124919A JP H02124919 A JPH02124919 A JP H02124919A JP 27897188 A JP27897188 A JP 27897188A JP 27897188 A JP27897188 A JP 27897188A JP H02124919 A JPH02124919 A JP H02124919A
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- JP
- Japan
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- epoxy resin
- composition
- moles
- epoxy
- bisphenol
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は優れた貯蔵安定性、耐湿熱特性、耐衝撃後圧縮
特性を与えるプリプレグ用エポキシ樹脂組成物に関する
ものであり、当該樹脂組成物から得られる複合材料は航
空機を始め自動車、一般工業用途に使用しうるものであ
る。
特性を与えるプリプレグ用エポキシ樹脂組成物に関する
ものであり、当該樹脂組成物から得られる複合材料は航
空機を始め自動車、一般工業用途に使用しうるものであ
る。
従来複合材料用マ) IJックス餉脂としてはエポキシ
樹脂がその接着性、高剛性の為多用されて来た。中でも
高性能構造用マトリックス樹脂としてはN、 N、 団
N’−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン、4
.4′−ジアミノジフェニルスルホンを主成分とする組
成物が1972年来広年来用されて来たところであった
。
樹脂がその接着性、高剛性の為多用されて来た。中でも
高性能構造用マトリックス樹脂としてはN、 N、 団
N’−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン、4
.4′−ジアミノジフェニルスルホンを主成分とする組
成物が1972年来広年来用されて来たところであった
。
しかるにこの組成物によるプリプレグを加熱硬化して得
られる複合材料ハ、マ) IJックス衡脂の伸びが小さ
い為に最近の旨伸度補強用繊維例えば1.5%以上の破
断伸度を有する炭″1g繊維、アラミド繊維、ガラス憧
維等に追従出来ず引張シ伸度が補強用繊維より低い等の
欠点を有していた。その結果として吸ば後の圧縮強度は
82℃の温度域では充分であるが、衝撃後の圧縮強度が
極めて低く、−次構造用素材として用いるには全く不十
分な材料であった。
られる複合材料ハ、マ) IJックス衡脂の伸びが小さ
い為に最近の旨伸度補強用繊維例えば1.5%以上の破
断伸度を有する炭″1g繊維、アラミド繊維、ガラス憧
維等に追従出来ず引張シ伸度が補強用繊維より低い等の
欠点を有していた。その結果として吸ば後の圧縮強度は
82℃の温度域では充分であるが、衝撃後の圧縮強度が
極めて低く、−次構造用素材として用いるには全く不十
分な材料であった。
一万5 th SAMPE European Cha
pter (1984)Paper 15 (T、 T
attersall )に記されている通シ、衝撃後の
圧縮強度の高い素材も報告されているが、吸湿後の圧縮
強度が不足で6つたり、インターリーフという中間層を
入れる為繊維の容!Af有率が上らず、実用には程遠い
ものであった。
pter (1984)Paper 15 (T、 T
attersall )に記されている通シ、衝撃後の
圧縮強度の高い素材も報告されているが、吸湿後の圧縮
強度が不足で6つたり、インターリーフという中間層を
入れる為繊維の容!Af有率が上らず、実用には程遠い
ものであった。
本発明者らは上記に鑑み、吸湿後の82℃温度域の圧縮
強度(110ゆ/−以上)と尚撃抜の圧縮強度(27k
l?/−以上)のいずれも勝れた特性を与えるプリプレ
グ用エボギシ衝脂組成物に関し、鋭意検討の結果、本発
明に到達したものである。
強度(110ゆ/−以上)と尚撃抜の圧縮強度(27k
l?/−以上)のいずれも勝れた特性を与えるプリプレ
グ用エボギシ衝脂組成物に関し、鋭意検討の結果、本発
明に到達したものである。
即ち本発明の髪旨とするところは
^ 2官能エポキシ樹脂
CB) 5官能工ポキシw盾
(C) 下式で示されるフェノール化合物(但し、X
lへX4はH,Br、 C1,炭素数が1〜8のアルキ
ル基を示し、寺しくとも異っていても良いが少くとも1
つは炭素数が1〜8のアルキル基でなければならない) (D) 4.4’−ジアミノジフェニルスルホン又は
3゜3′−ジアミノジフェニルスルホン を必須成分として含有するエポキシ側脂組成物にある。
lへX4はH,Br、 C1,炭素数が1〜8のアルキ
ル基を示し、寺しくとも異っていても良いが少くとも1
つは炭素数が1〜8のアルキル基でなければならない) (D) 4.4’−ジアミノジフェニルスルホン又は
3゜3′−ジアミノジフェニルスルホン を必須成分として含有するエポキシ側脂組成物にある。
これらの組成物のうち、一部もしくはすべての(A)お
よびすべての(B)とすべての(CJとを、予め(C)
の7エノール性OHの80%以上を(A)■)のエポキ
シ基と予備反応させて用いることは好ましいことである
。
よびすべての(B)とすべての(CJとを、予め(C)
の7エノール性OHの80%以上を(A)■)のエポキ
シ基と予備反応させて用いることは好ましいことである
。
本発明は更に上記エポキシ樹脂組成物に強化繊維を含む
エポキシ樹脂組成物にろる。
エポキシ樹脂組成物にろる。
本発明において用いられる(8)2官能エポキシ樹脂と
しては、ビスフェノールAWエポキシ樹脂、ビスフェノ
ールF型エポキシ街脂、それらのブロム化エポキシ樹脂
、ビスフェノール8gエポキシ樹脂等が挙げられる。
しては、ビスフェノールAWエポキシ樹脂、ビスフェノ
ールF型エポキシ街脂、それらのブロム化エポキシ樹脂
、ビスフェノール8gエポキシ樹脂等が挙げられる。
靭性向上の為には、中でもビスフェノールA型エポキシ
樹脂、ビスフェノールF型エポキシ衝脂を主成分として
用いることが望ましい。
樹脂、ビスフェノールF型エポキシ衝脂を主成分として
用いることが望ましい。
これらのエポキシ街脂囚のエポキシ樹脂(B)に対する
エポキシ基のモル比はA/B=l/α1〜I / 1.
2であり、好ましくは1/α2〜1/1.0である。1
/α1より大きい場合には耐熱水性が低下するばかりか
耐薬品性が低下する為好ましくない。I / 1.2よ
り小さい場合には靭性が不足し、補強材の利用率の低下
や衝撃後の圧縮強度が低下するので好ましくない。
エポキシ基のモル比はA/B=l/α1〜I / 1.
2であり、好ましくは1/α2〜1/1.0である。1
/α1より大きい場合には耐熱水性が低下するばかりか
耐薬品性が低下する為好ましくない。I / 1.2よ
り小さい場合には靭性が不足し、補強材の利用率の低下
や衝撃後の圧縮強度が低下するので好ましくない。
本発明に用いられる3官能エポキシ樹脂(B)としては
、N、N、O−トリグリシジル−p−又は−m−アミノ
フェノール、N、N、O−)リグリシジル−4−アミノ
−m−又は−5−アミノ−0−クレゾール、1.ち1−
(トリグリシジルオキシフェニルラメタン等が挙げられ
る。中でもN、 N。
、N、N、O−トリグリシジル−p−又は−m−アミノ
フェノール、N、N、O−)リグリシジル−4−アミノ
−m−又は−5−アミノ−0−クレゾール、1.ち1−
(トリグリシジルオキシフェニルラメタン等が挙げられ
る。中でもN、 N。
0− ) !jグリシジル化合物が耐溶剤性向上の点で
好ましく用いられる。
好ましく用いられる。
本発明で用いられるフェノール化合物(C)としては下
記−数式で示される化合物が単独あるいは混合して用い
られる。
記−数式で示される化合物が単独あるいは混合して用い
られる。
又、モル比で50%を越えない範囲内でそれ以外のフェ
ノール化合物を併用することも可能である。それ以外の
フェノール化合物の主な代表例としてはテトラブロムビ
スフェノールA1テトラブロムビスフエノールF1オク
タブロムビスフエノールA1 ビスフェノールA1 ビ
スフェノールF1 ビスフェノールS1テトラブロムビ
スフエノールS1 ビス−(!1.5−ジメチルー4−
ヒドロキシフェニル)メタン、ビス−(A−メチル−4
−ヒドロキシフェニル〕メタン、4.4’−(p−)ユ
ニレンジイソプロピリデン)ビス−(2,6−キシレノ
ール〕等を挙げることが出来る。
ノール化合物を併用することも可能である。それ以外の
フェノール化合物の主な代表例としてはテトラブロムビ
スフェノールA1テトラブロムビスフエノールF1オク
タブロムビスフエノールA1 ビスフェノールA1 ビ
スフェノールF1 ビスフェノールS1テトラブロムビ
スフエノールS1 ビス−(!1.5−ジメチルー4−
ヒドロキシフェニル)メタン、ビス−(A−メチル−4
−ヒドロキシフェニル〕メタン、4.4’−(p−)ユ
ニレンジイソプロピリデン)ビス−(2,6−キシレノ
ール〕等を挙げることが出来る。
この様にフェノール化合物を混合して用いる場合にはフ
ェノール化合物全体として下記の式を満足する様にその
量比を設定する必要がある。
ェノール化合物全体として下記の式を満足する様にその
量比を設定する必要がある。
(但し、XI−’−X4はH,Br、 ct、炭素数が
1〜8のアルキル基を示し、等しくとも異っていても良
いが少くとも1つは炭素数が1〜8のアルキル基でなけ
ればならない) その具体的な代表例としては2.5′−ジメチルハイド
ロキノン、2.6−ジメチルハイドロキノン、2,5−
ジーtθrt−アミルハイドロキノン、2.5−ジーt
ert−ブチルハイドロキノン、2.5− ’) −t
art−へキシルハイドロキノン、2−イングロビルハ
イドロキノン、2−エチル−5−メチルハイドロキノン
、2,3,5.6−テトラメチルハイドロキノン、2,
4.6− トリメチルレゾルシノール、4−1−ブチル
カテコール等を挙けることか出来る。
1〜8のアルキル基を示し、等しくとも異っていても良
いが少くとも1つは炭素数が1〜8のアルキル基でなけ
ればならない) その具体的な代表例としては2.5′−ジメチルハイド
ロキノン、2.6−ジメチルハイドロキノン、2,5−
ジーtθrt−アミルハイドロキノン、2.5−ジーt
ert−ブチルハイドロキノン、2.5− ’) −t
art−へキシルハイドロキノン、2−イングロビルハ
イドロキノン、2−エチル−5−メチルハイドロキノン
、2,3,5.6−テトラメチルハイドロキノン、2,
4.6− トリメチルレゾルシノール、4−1−ブチル
カテコール等を挙けることか出来る。
(C)の使用量は
の比金1/α1〜1/α9とすることが好ましく、この
比が1/α1より大きいと充分な湿熱性や耐衝撃性が得
られない為適当でなく、1/α9より小さいと耐熱性や
耐溶剤性が低下する為好ましくない。より好ましくは1
/α2〜+ /Q、 8である。
比が1/α1より大きいと充分な湿熱性や耐衝撃性が得
られない為適当でなく、1/α9より小さいと耐熱性や
耐溶剤性が低下する為好ましくない。より好ましくは1
/α2〜+ /Q、 8である。
(DJの使用量は下式を満足することが望ましい。
(エポキシ基のモル数のH)−(フェノール性OHのモ
ル数)アミン(助のNHのモル数 =1/α8〜+ / 1.5 より好ましい比率は1/α9〜1/1゜2である。
ル数)アミン(助のNHのモル数 =1/α8〜+ / 1.5 より好ましい比率は1/α9〜1/1゜2である。
1/α8より大きいと硬化が不充分であり、耐溶剤性、
対熱性に難があり、+ / 1. sより小さいと耐水
性、耐溶剤性が低下するので打着しくない。
対熱性に難があり、+ / 1. sより小さいと耐水
性、耐溶剤性が低下するので打着しくない。
又、エポキシ樹脂(A)のすべてもしくは一部とエポキ
シ樹脂(B)のすべてとすべての(Qとを、予めフェノ
ール性OHの80%以上、よシ好ましくは90%以上と
を反応場ぜることが好ましい。
シ樹脂(B)のすべてとすべての(Qとを、予めフェノ
ール性OHの80%以上、よシ好ましくは90%以上と
を反応場ぜることが好ましい。
これより低い反応率では樹脂組成物の耐衝撃性が低下す
る為、上記の程度予備反応させることが好ましい。
る為、上記の程度予備反応させることが好ましい。
フェノール化合物(C)との予備反応に使用する一部も
しくはすべてのエポキシ樹脂(A)、すべてのエポキシ
樹脂C)のエポキシ基モル比A / B =1/α5〜
1/五〇、よシ好ましくは1/α5〜1 / 2.0で
ある。1/α3より大きいと充分な耐熱水性、耐溶剤性
が得られず適当でない。
しくはすべてのエポキシ樹脂(A)、すべてのエポキシ
樹脂C)のエポキシ基モル比A / B =1/α5〜
1/五〇、よシ好ましくは1/α5〜1 / 2.0で
ある。1/α3より大きいと充分な耐熱水性、耐溶剤性
が得られず適当でない。
1/ム0より小さいと予備反応下にゲル化を起こす為好
ましくない。
ましくない。
又、予備反応に使用する(C)のtは
予備反応に使用する囚と(B)のエポキシ基のモル数の
和(C)のフェノール性OHのモル数 = l / (L 2〜+ / 1.1とすることが好
ましく、より好ましくFi、1/1lL3〜1 / i
、 Oである。
和(C)のフェノール性OHのモル数 = l / (L 2〜+ / 1.1とすることが好
ましく、より好ましくFi、1/1lL3〜1 / i
、 Oである。
1/α2より大きいと充分な耐熱水性や衝撃後の圧縮強
度が得られず好ましくない。又1/11よシ小さいと予
備反応時粘度が高くな夛扱い性に峻が生ずる為好ましく
ない。
度が得られず好ましくない。又1/11よシ小さいと予
備反応時粘度が高くな夛扱い性に峻が生ずる為好ましく
ない。
本発明におけるエポキシ樹脂組成物は上記(A)〜q酸
成分基本必須成分とするものであるが、全体の物性バラ
ンスをくずさない範囲内でその他のエポキシ樹脂(6)
を併用することも可能である。その他のエポキシ樹脂(
埒の代表例としてはN、N、N;N′−テトラグリシジ
ルジアミノジフェニルメタン等の四官能エポキシ樹脂、
ノボラックエポキシ樹脂を¥げることが出来る。これら
(榎成分の使用量は好ましくは全エポキシm脂成分(囚
+(B)+(6))中の20i量係以下である。なお、
(力成分を使用した場合の各成分の比率は以下の各式を
満足することが望ましい。
成分基本必須成分とするものであるが、全体の物性バラ
ンスをくずさない範囲内でその他のエポキシ樹脂(6)
を併用することも可能である。その他のエポキシ樹脂(
埒の代表例としてはN、N、N;N′−テトラグリシジ
ルジアミノジフェニルメタン等の四官能エポキシ樹脂、
ノボラックエポキシ樹脂を¥げることが出来る。これら
(榎成分の使用量は好ましくは全エポキシm脂成分(囚
+(B)+(6))中の20i量係以下である。なお、
(力成分を使用した場合の各成分の比率は以下の各式を
満足することが望ましい。
(A)/(B2のエポキシ基のモル比= 1/α1〜1
/1.2I(ン(L)凡囲1−1(1)モル駆 本発明の樹脂組成物には、他の成分として無機光てん剤
、例えばシリカ粉末、アエロジル、マイクロバルーンや
難燃剤としての三酸化アンチモン等の他、両末端カルボ
キシル基ブタジェン−アクリロニトリル共重合体等のい
わゆるエラストマー成分、ポリエーテルスルホン、ポリ
スルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテル
イミド、ポリビニルブチラード等の熱可塑性樹脂成分を
目的に応じて併用することはさしつかえない。これらそ
の他の成分の使用量は全体の物性バランスをくずさない
範囲内で目的に応じ適宜設定すればよい。
/1.2I(ン(L)凡囲1−1(1)モル駆 本発明の樹脂組成物には、他の成分として無機光てん剤
、例えばシリカ粉末、アエロジル、マイクロバルーンや
難燃剤としての三酸化アンチモン等の他、両末端カルボ
キシル基ブタジェン−アクリロニトリル共重合体等のい
わゆるエラストマー成分、ポリエーテルスルホン、ポリ
スルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテル
イミド、ポリビニルブチラード等の熱可塑性樹脂成分を
目的に応じて併用することはさしつかえない。これらそ
の他の成分の使用量は全体の物性バランスをくずさない
範囲内で目的に応じ適宜設定すればよい。
本発明における樹脂組成物Fi4.4’−ジアミノジフ
ェニルスルホン(4,4’−DDS )あるいは3゜5
′−ジアミノジフェニルスルホン(A,5’ −DDS
)を上述の量比で用いることにより十分に妓化するもの
であるがそれ以外の硬化剤あるいは硬化促進剤を併用し
ても良い。
ェニルスルホン(4,4’−DDS )あるいは3゜5
′−ジアミノジフェニルスルホン(A,5’ −DDS
)を上述の量比で用いることにより十分に妓化するもの
であるがそれ以外の硬化剤あるいは硬化促進剤を併用し
ても良い。
それ以外の硬化剤としては4,4′−ジアミノジフェニ
ルメタン、トリメチレン−ビス(4−アミノベンゾエー
ト)等の芳香族アミン類、ジシアンジアミド等をその代
表例として挙けることが出来る。これらその他の硬化剤
の使用量は全硬化剤量の20重f%以下にとどめること
が望ましい。
ルメタン、トリメチレン−ビス(4−アミノベンゾエー
ト)等の芳香族アミン類、ジシアンジアミド等をその代
表例として挙けることが出来る。これらその他の硬化剤
の使用量は全硬化剤量の20重f%以下にとどめること
が望ましい。
又、硬化促進剤の代表例としては37フ化ホウ素のアミ
ン塩を挙げることが出来る。硬化促進剤の使用量は目的
に応じて適宜設定すればよい。
ン塩を挙げることが出来る。硬化促進剤の使用量は目的
に応じて適宜設定すればよい。
補強用繊維としては、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド
繊維、ボロン線維、シリコンカーバイド繊維等が挙げら
れる。
繊維、ボロン線維、シリコンカーバイド繊維等が挙げら
れる。
又、補強用繊維はミルドファイバー チョツプドファイ
バー 一方向シート状、織物状の形態で用いることも可
能である。
バー 一方向シート状、織物状の形態で用いることも可
能である。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
部は重量部を表わす。又、モル比は官能基のモル比を表
わす。
わす。
複合材の特性は次の測定法によった。
測足結米Fi憧維容績含有率60%に決算した。
「耐熱水性」は0° 16層の積層材コンポジットを7
1℃の水中に14日間放置した後、A8TM D−6
95に従って82℃で00 方向の圧縮試験により求
めた。
1℃の水中に14日間放置した後、A8TM D−6
95に従って82℃で00 方向の圧縮試験により求
めた。
「耐#撃性」はNASA RP 1092に準拠してパ
ネル寸法4”×6#の板t 5’ x 5″の穴のあい
た台上に固定して、その中心に1/2″Rのノーズをつ
けた4、 9 k!9の分銅を落下せしめ、板厚1イン
チ当りt s o o tb・1nの衝撃を加えた後、
そのパネルを圧縮試験することによシ求めた。
ネル寸法4”×6#の板t 5’ x 5″の穴のあい
た台上に固定して、その中心に1/2″Rのノーズをつ
けた4、 9 k!9の分銅を落下せしめ、板厚1イン
チ当りt s o o tb・1nの衝撃を加えた後、
そのパネルを圧縮試験することによシ求めた。
「樹脂の扱い性」は樹脂組成物の室温での柔らかさによ
り判定した。柔らかいもの0、硬いもの×とした。
り判定した。柔らかいもの0、硬いもの×とした。
「耐MEK性」は樹脂硬化物の室温下7日浸漬後の外観
変化により判定し、変化のないものを0、大のものを×
とした。
変化により判定し、変化のないものを0、大のものを×
とした。
実施例1
ビスフェノールF型エポキシ街脂、エピコート807(
油化シェルエポキシ(株)商品名、エポキシ当量170
)100部、N、N、O−)リグリシジル−p−アミノ
フェノール(エポキシ当量94)1&tS部、2.5−
ジーtert−プチルノ1イドロキノン17.0部、4
.4’ −D D S 57.9部を混合し、更に酸
化珪素微粉末(Aeroai/1580、日本アエロジ
ル(株)裏)1.25部を加え、60℃でニーダ−によ
りよく混合して樹脂組成物(1)を得た。この組成物を
2W板となる様ガラス板にはさみ、180℃で2時間硬
化し樹脂板を得た。又、この樹脂組成物(1)を一方向
に引き揃えた炭素繊維(パイロフィルM−1、三菱レイ
ヨン(株)製商標)にホットメルト法により含浸させ、
糸目付145 t/m” 樹脂含有率35重量係の一
方向プリプレグを作成した。このプリプレグを〔0°〕
ls及び〔+45°10°/−45°/90°〕4θの
擬等方性に核層し、+BOCで2時間硬化させ複合材を
得た。それらについての試験結果を表1に示した。
油化シェルエポキシ(株)商品名、エポキシ当量170
)100部、N、N、O−)リグリシジル−p−アミノ
フェノール(エポキシ当量94)1&tS部、2.5−
ジーtert−プチルノ1イドロキノン17.0部、4
.4’ −D D S 57.9部を混合し、更に酸
化珪素微粉末(Aeroai/1580、日本アエロジ
ル(株)裏)1.25部を加え、60℃でニーダ−によ
りよく混合して樹脂組成物(1)を得た。この組成物を
2W板となる様ガラス板にはさみ、180℃で2時間硬
化し樹脂板を得た。又、この樹脂組成物(1)を一方向
に引き揃えた炭素繊維(パイロフィルM−1、三菱レイ
ヨン(株)製商標)にホットメルト法により含浸させ、
糸目付145 t/m” 樹脂含有率35重量係の一
方向プリプレグを作成した。このプリプレグを〔0°〕
ls及び〔+45°10°/−45°/90°〕4θの
擬等方性に核層し、+BOCで2時間硬化させ複合材を
得た。それらについての試験結果を表1に示した。
実施例2〜6、比較例1〜6
実施例1において用いる化合物の量論を表1の如く変更
して試験を実施した。結果をめわせて表1にボした。
して試験を実施した。結果をめわせて表1にボした。
実施例7〜16
実施?lJ1において用いる化合物を表1の如く変更し
て試験を実施した。結果をあわせて表1に示した。
て試験を実施した。結果をあわせて表1に示した。
尚、用いた化合物エピコート828は2官能エポキシ樹
脂(ビスフェノールAジグリシジルエーテル型エポキシ
、油化シェルエポキシ(株)製商品名、エポキシ当1に
1a e )である。
脂(ビスフェノールAジグリシジルエーテル型エポキシ
、油化シェルエポキシ(株)製商品名、エポキシ当1に
1a e )である。
実施例17
実施例1の組成を用いるがエピコート807を2つに分
けて一部分を予備反応せしめて使用した。即ち、エピコ
ート807 50部、N、 N。
けて一部分を予備反応せしめて使用した。即ち、エピコ
ート807 50部、N、 N。
0−)リグリシジル−p−7ミノフ工ノール1&6部、
2.5−ジーtert−ブチルハイドロキノン17.0
部、130℃で2時間反応させた後、60℃に冷却し、
のこりのエピコート80770部、4.4’−DDS
57.9部を加え、更に酸化珪素微粉末1.25部を加
えてニーダ−(60℃に保温)中でよく混合して樹脂組
成物(II)を得た。この組成物(11)を実施例1の
組成物(1)の代りに用いる他は同様にして樹脂板及び
コンポジットの試験に供した。結果を表2に示した。
2.5−ジーtert−ブチルハイドロキノン17.0
部、130℃で2時間反応させた後、60℃に冷却し、
のこりのエピコート80770部、4.4’−DDS
57.9部を加え、更に酸化珪素微粉末1.25部を加
えてニーダ−(60℃に保温)中でよく混合して樹脂組
成物(II)を得た。この組成物(11)を実施例1の
組成物(1)の代りに用いる他は同様にして樹脂板及び
コンポジットの試験に供した。結果を表2に示した。
実施例18〜24
予備反応で用いる化合物の量論及び反応率を表2の如く
変更して実施する他は実施f!A117と同様に試験を
実施した。結果を表2に示した。
変更して実施する他は実施f!A117と同様に試験を
実施した。結果を表2に示した。
実施例25
実施例1に記載した各化合物に更に粉末状のポリエーテ
ルサルホン110部を混合する他は実施例1と全く同様
にして試験した。
ルサルホン110部を混合する他は実施例1と全く同様
にして試験した。
得られた組成物の取扱い性、樹脂硬化物の耐MEK性と
も良好であり、この樹脂組成物を用いて製造した炭素繊
維複合材料の82℃での吸水後圧補強度+ 21 kg
/vts” 室温での衝撃後の圧縮強度35kg/■
2と複合材料としての物性も極めて良好であった。
も良好であり、この樹脂組成物を用いて製造した炭素繊
維複合材料の82℃での吸水後圧補強度+ 21 kg
/vts” 室温での衝撃後の圧縮強度35kg/■
2と複合材料としての物性も極めて良好であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記成分(A)(B)(C)(D)を必須成分とし
て含有することを特徴とするエポキシ樹脂組成物 (A)2官能エポキシ樹脂 (B)3官能エポキシ樹脂 (C)下式で示されるフェノール化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります
▼ (但し、X_1〜X_4はH、Br、Cl、炭素数が1
〜8のアルキル基を示し、等しくとも異つていても良い
が少くとも1つは炭素数が1〜8のアルキル基でなけれ
ばならない) (D)4,4′−ジアミノジフェニルスルホン又は3,
3′−ジアミノジフェニルスルホン 2、(A)2官能エポキシ樹脂がビスフェノールA型お
よびもしくはビスフェノールF型のエポキシ樹脂である
ことを特徴とする請求項1記載の組成物 3、(B)5官能エポキシ樹脂がN,N,O−トリグリ
シジル−p−又は−m−アミノフェノール、N,N,O
−トリグリシジル−4−アミノ−m−又は−5−アミノ
−o−クレゾール、1,1,1−(トリグリシジルオキ
シフェニル)メタンの一種もしくは二種以上の混合物で
あることを特徴とする請求項1記載の組成物 4、(A)/(B)のエポキシ基のモル比が1/0.1
〜1/1.2、好ましくは1/0.2〜1/1.0であ
ることを特徴とする請求項1記載の組成物 5、(C)の使用量は下式を満足することを特徴とする
請求項1記載の組成物 (A)と(B)のエポキシ基のモル数の和/(C)のフ
ェノール性OHのモル数=1/0.1〜1/0.9 6、(D)の使用量が下式を満足することを特徴とする
請求項1記載の組成物 {((A)と(B)のエポキシ基のモル数の和)−((
C)のフェノール性OHのモル数)}/アミン(D)の
NHのモル数=1/0.8〜1/1.5 7、一部もしくはすべての(A)およびすべての(B)
とすべての(C)とを、予め(C)のフェノール性OH
の80%以上を(A)(B)のエポキシ基と予備反応さ
せて用いることを特徴とする請求項1記載の組成物 8、予備反応して使用する(A)/(B)のエポキシ基
のモル比は1/0.3〜1/3.0とすることを特徴と
する請求項7記載の組成物 9、予備反応して使用する(C)の使用量が下式を満足
することを特徴とする請求項7記載の組成物 (A)と(B)のエポキシ基のモル数の和/(C)のフ
ェノール性OHのモル数=1/0.2〜1/1.110
、補強用繊維を含有することを特徴とする請求項1記載
の組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27897188A JPH02124919A (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27897188A JPH02124919A (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | エポキシ樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02124919A true JPH02124919A (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=17604618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27897188A Pending JPH02124919A (ja) | 1988-11-04 | 1988-11-04 | エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02124919A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6620510B1 (en) | 1998-12-25 | 2003-09-16 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Epoxy resin composition, prepreg, and roll made of resin reinforced with reinforcing fibers |
JP2008044704A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Daishin:Kk | 振動式搬送装置 |
US7709582B2 (en) * | 2001-11-07 | 2010-05-04 | Toray Industries, Inc. | Epoxy resin composition for fiber reinforced composite material, a production method for fiber reinforced composite material, and a fiber reinforced composite material |
US20130245161A1 (en) * | 2012-03-13 | 2013-09-19 | Elite Material Co., Ltd. | Resin composition for insulation film |
-
1988
- 1988-11-04 JP JP27897188A patent/JPH02124919A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6620510B1 (en) | 1998-12-25 | 2003-09-16 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Epoxy resin composition, prepreg, and roll made of resin reinforced with reinforcing fibers |
US7709582B2 (en) * | 2001-11-07 | 2010-05-04 | Toray Industries, Inc. | Epoxy resin composition for fiber reinforced composite material, a production method for fiber reinforced composite material, and a fiber reinforced composite material |
JP2008044704A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Daishin:Kk | 振動式搬送装置 |
US20130245161A1 (en) * | 2012-03-13 | 2013-09-19 | Elite Material Co., Ltd. | Resin composition for insulation film |
US8808862B2 (en) * | 2012-03-13 | 2014-08-19 | Elite Material Co., Ltd. | Resin composition for insulation film |
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