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JPH0210190Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0210190Y2
JPH0210190Y2 JP7123283U JP7123283U JPH0210190Y2 JP H0210190 Y2 JPH0210190 Y2 JP H0210190Y2 JP 7123283 U JP7123283 U JP 7123283U JP 7123283 U JP7123283 U JP 7123283U JP H0210190 Y2 JPH0210190 Y2 JP H0210190Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tree
fixed
main body
painted
fixed tree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7123283U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59175541U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7123283U priority Critical patent/JPS59175541U/ja
Publication of JPS59175541U publication Critical patent/JPS59175541U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0210190Y2 publication Critical patent/JPH0210190Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は塗床や塗壁等の塗面を平坦にする左
官工事用定木の手動操作用支持具に関する。
(ロ) 従来技術 左官工事におけるコンクリートやモルタル等の
塗り仕上材による塗床や塗壁工法はこてで荒仕上
げをした後、定木で塗面を平坦に中仕上げをして
から最後にこてで仕上げを行うのが通常である。
前記定木は板厚が12mm、幅が36mmと規格化され、
長さが任意の長尺な木製品で、この定木による塗
面の平坦仕上げは作業者は適当な長さの定木を手
に持つて塗面に沿つて走らせる作業で行つてい
る。例えば塗床工事においては第1図に示すよう
に作業者1は塗床2上に屈み1枚の定木3を持つ
た手を前方に伸ばして定木3を荒仕上げされた塗
面4上に押し当て、そのまま定木3を手前方向に
水平に保持した状態で引き寄せて塗面4を平坦に
中仕上げし、その後作業者1は定木3からこて
(図示せず)に持ち替えて中仕上げした塗面を仕
上げている。
ところで上述塗床工事において、定木3は1m
前後の長さのもので、これを塗面4上に立てて板
厚方向に移動させると定木3に加わる外力で定木
中央部が板厚方向及び幅方向に撓んで塗面4の平
坦仕上げを難しくし、作業に相当の熟練を要し
た。また定木3を持つて手前に引き寄せる1回の
ストローク長lは作業者1の腕の長さで決まる
が、この長さlが短くて1回で中仕上げできる面
積が小さく、更に定木3の上述撓みを少なくする
ため短いものを使用せざるを得ず、これが1回で
中仕上げできる面積を尚更小さくし、塗床工事の
作業性を悪くしていた。
(ハ) 考案の目的 本考案は塗床や塗壁工事用に使用される定木の
取扱いを良好にして上記従来問題点を解決した定
木支持具を提供することを目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案は定木を着脱可能に支持する支持具であ
つて、棒状本体の下面に定木の一側部が嵌着する
溝を形成すること、及び前記棒状本体に前記溝に
定木を仮固定する締結手段と棒状本体を手動操作
するための把持手段を付設したことを特徴とす
る。上記締結手段はネジなどが利用され、また把
持手段には棒状本体から延びる揺動可能なアーム
などが用いられる。このような定木支持具は定木
を補強して撓みを防止し、また支持具を介して定
木を操作することにより作業性の改善と作業範囲
の拡大化を可能にする。
(ホ) 実施例 第2図乃至第4図に示す定木支持具5におい
て、6は略角棒状の本体、7は本体6の下面6a
に長手方向に形成した一条の溝、8は定木締結手
段で例えば本体6の前面6c下部の3箇所に溝7
まで螺装した取付ネジ9である。10は本体手動
操作用の把持手段で例えば本体6の上面6bの両
側2箇所に装着した揺動アーム11と、本体6の
前面6cと後面6dの両側上部に形成した把持穴
12とで構成される。13及び14は本体6の上
面6b及び前面6cの中央部に設置した2つの水
準器で、上面6bの水準器13は本体6の水平度
を出すため利用され、前面6cの水準器14は本
体6の垂直度を出す際に利用される。
上記本体6はアルミニウムや木などの比較的軽
量部材で構成され、全長は1人の作業者1が手動
操作できる60〜100cm程度に設定される。溝7の
幅は定木3の板厚12mmより1mm程度大き目に設定
され、また深さは定木3の幅36mmの約1/2程度に
設定され、これにより規格品である定木3はその
一側部が溝7内に嵌着されて約半分の他側部が溝
7より突出する。締結手段8の取付ネジ9は溝7
に嵌めた定木3を溝7の内側内面に計3箇所より
押し付けて固定化するもので取付ネジ9を緩める
と定木3は溝7から簡単に外れる。把持手段10
の1つの揺動アーム11は先端部が本体6の上面
6bに上面6bと平行な方向に揺動可能にネジ止
めされ、後端部11′は把持し易いように下方に
折曲される。
上記定木支持具5の用途の代表二例を次に説明
する。
第6図及び第7図は塗床工事例を示す。この場
合は本体6の溝7に所望長さの定木3を嵌着固定
し、本体6の両側部から後方に2本の揺動アーム
11をほぼ直交方向に延ばし、作業者1は両手で
揺動アーム11の後端部11′を把んで両腕を伸
ばし定木3を塗面4上に乗せる(第6図状態)。
この状態において作業者1は水準器13を見て水
平度を確認してから全体を手前に引き寄せて塗面
4の中仕上げを行う。この1回の中仕上げ時の定
木3のストローク長l′は従来のストローク長lよ
り揺動アーム11の長さ分だけ長くなり、従つて
1回の中仕上げ面積が大きくなり作業性が一段と
向上する。また定木3は本体6の溝7内に固定さ
れて補強されているので、中仕上げ時の定木3の
撓みがほぼ皆無となり、中仕上げ面の平坦度が作
業者1の熟練度に関係無く均一化され、また定木
3の撓み防止により定木3は本体6より十分に長
いものが使用できて1回の中仕上げ面積を尚更大
きくすることができる。また水準器13により中
仕げ面の水平度が出し易く、また風呂場の床面の
ような傾斜面の塗床工事においては傾斜角の均一
化が容易になる。定木3を手前まで引き寄せて1
回の中仕上げが完了すると、第7図に示す如く揺
動アーム11を少し外に押し拡げてからアーム後
端を塗面4上に乗せて定木3と本体6の一体物を
塗面4上に少し傾斜させた状態で安置し、而る後
中仕上げした塗面をこて15で仕上げる。この揺
動アーム11による定木3の倒れ防止により、定
木3や本体6へのコンクリートなどの塗り仕上材
の付着防止が図れ、作業が容易になる。
第8図は塗壁工事例を示すもので、この場合は
作業者1は本体6を把持穴12に指を入れて手で
持ち、定木3を塗壁面16に押し付けて中仕上げ
を行う。定木3の垂直出しは水準器14の目視に
て行う。この場合も定木3の撓みが無くて中仕上
げを良好に且つ作業性良く行うことができる。
尚、本考案は上記実施例に限らず、例えば把持
手段のアームは固定式のものや、複数段階に長さ
調整できるスライドアーム構造のものを使用する
ことも可能である。また第5図に示すように本体
6の後面6dの下部エツジ部分6eをテーパ状や
アール状に加工して塗り仕上材の詰まり防止を図
る等の工夫も可能である。
(ヘ) 考案の効果 以上の如く、本考案の定木支持具は定木を補強
して撓みを防止し、且つ定木の手動操作範囲を拡
大するので、塗面の中仕上げ工事が常に良好に且
つ能率良くでき、左官業者にとつて益すること大
である。また定木は1〜3回程度の使用で汚れが
目立つため使い棄てられていたが、本考案支持具
使用により定木の汚れや変形が大幅に抑えられて
定木の長寿命化が図れ、また多少変形した定木で
も支持具に締結することにより変形が無くなつて
再使用が可能となり、定木の有効利用が可能でコ
スト的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の定木による塗床工事の説明図第
2図及び第3図は本考案の一実施例を示す斜視図
及び平面図、第4図は第2図のA−A線拡大断面
図、第5図は本考案の他の実施例を示す側面図、
第6図乃至第8図は本考案による定木支持具を使
つた塗床及び塗装工事の説明図である。 3……定木、4……塗面、5……定木支持具、
6……棒状本体、7……溝、8……締結手段、1
0……把持手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗床や塗壁等の塗面を平坦にする定木の支持具
    であつて、棒状本体の下面に前記定木の一側部が
    着脱可能に嵌着される溝を形成すると共に、前記
    棒状本体に前記溝に定木を仮固定する締結手段及
    び手動操作用の把持手段を付設したことを特徴と
    する左官工事用定木支持具。
JP7123283U 1983-05-12 1983-05-12 左官工事用定木支持具 Granted JPS59175541U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7123283U JPS59175541U (ja) 1983-05-12 1983-05-12 左官工事用定木支持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7123283U JPS59175541U (ja) 1983-05-12 1983-05-12 左官工事用定木支持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59175541U JPS59175541U (ja) 1984-11-24
JPH0210190Y2 true JPH0210190Y2 (ja) 1990-03-14

Family

ID=30201381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7123283U Granted JPS59175541U (ja) 1983-05-12 1983-05-12 左官工事用定木支持具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4470892A1 (en) 2023-05-31 2024-12-04 Asahi Denso Co., Ltd. Grip heating device

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JP2020122325A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 有限会社上成工業 床面施工具及び床面施工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4470892A1 (en) 2023-05-31 2024-12-04 Asahi Denso Co., Ltd. Grip heating device

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JPS59175541U (ja) 1984-11-24

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