JPH0161278B2 - - Google Patents
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- JPH0161278B2 JPH0161278B2 JP57203444A JP20344482A JPH0161278B2 JP H0161278 B2 JPH0161278 B2 JP H0161278B2 JP 57203444 A JP57203444 A JP 57203444A JP 20344482 A JP20344482 A JP 20344482A JP H0161278 B2 JPH0161278 B2 JP H0161278B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/60—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
- H04N19/61—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding
- H04N19/619—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding the transform being operated outside the prediction loop
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- Signal Processing (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は画像の狭帯域伝送或いは蓄積を目的と
した符号化においてアダマール変換によつて周波
数領域に変換した各シーケンスの組合せによつて
適応的に可変長符号を与える画像圧縮方式に関す
る。
した符号化においてアダマール変換によつて周波
数領域に変換した各シーケンスの組合せによつて
適応的に可変長符号を与える画像圧縮方式に関す
る。
画像の統計的性質から冗長信号を除去する或い
は視覚特性から不要な信号を除去することによつ
て伝送容量の節約即ち帯域圧縮が可能であること
がよく知られている。
は視覚特性から不要な信号を除去することによつ
て伝送容量の節約即ち帯域圧縮が可能であること
がよく知られている。
画像信号は隣接する画素間で空間的に強い相関
をもつていることを利用して何らかの画像変換を
施し、画像に偏りをもたせることができるならば
高能率な符号化が可能になる。画像に偏りをもた
せる変換方式として線形予測変換方式や直交変換
方式がよく知られている。線形予測変換方式は、
隣接画素を予測しその予測誤差が統計的偏りをも
つことを利用したものであり、直交変換方式は画
像を空間周波数領域へ変換したときその出力であ
る各周波数成分のスペクトラムに偏りがあること
を利用したものである。高能率な符号化を行なう
ためには、これら変換成分に対して視覚的に許容
される範囲で歪を与える即ち量子化歪を与えるこ
とによつて情報量を減らし、更にこれら変換成分
の確率分布に偏りがある場合エントロピーは小さ
くなりこれに適した可変長符号を与えるのが有効
である。一方この統計的な偏りは画像によつてか
なり異なるものであり、なめらかな画像では偏り
が大きく、複雑な画像では逆にバラツキが大きい
という性質があり、したがつて可変長符号化は画
像によつて圧縮率即ち圧縮された画像の情報量が
大巾に異なるという結果になる。このことは画像
の入力および出力速度が一定のとき、この系の中
で画像に可変長符号を与えることは伝送情報量に
対して時間軸の違いが生ずることであり、したが
つてこの時間軸の変動を補正する必要がある。
をもつていることを利用して何らかの画像変換を
施し、画像に偏りをもたせることができるならば
高能率な符号化が可能になる。画像に偏りをもた
せる変換方式として線形予測変換方式や直交変換
方式がよく知られている。線形予測変換方式は、
隣接画素を予測しその予測誤差が統計的偏りをも
つことを利用したものであり、直交変換方式は画
像を空間周波数領域へ変換したときその出力であ
る各周波数成分のスペクトラムに偏りがあること
を利用したものである。高能率な符号化を行なう
ためには、これら変換成分に対して視覚的に許容
される範囲で歪を与える即ち量子化歪を与えるこ
とによつて情報量を減らし、更にこれら変換成分
の確率分布に偏りがある場合エントロピーは小さ
くなりこれに適した可変長符号を与えるのが有効
である。一方この統計的な偏りは画像によつてか
なり異なるものであり、なめらかな画像では偏り
が大きく、複雑な画像では逆にバラツキが大きい
という性質があり、したがつて可変長符号化は画
像によつて圧縮率即ち圧縮された画像の情報量が
大巾に異なるという結果になる。このことは画像
の入力および出力速度が一定のとき、この系の中
で画像に可変長符号を与えることは伝送情報量に
対して時間軸の違いが生ずることであり、したが
つてこの時間軸の変動を補正する必要がある。
本発明は特にこの点に鑑みて、能率的な可変長
符号の与え方、および出力ビツトレートに応じて
圧縮率の変動を抑制する適応的な符号化を行なう
画像圧縮方式を提案するものである。
符号の与え方、および出力ビツトレートに応じて
圧縮率の変動を抑制する適応的な符号化を行なう
画像圧縮方式を提案するものである。
本発明は、画像を空間周波数領域へ変換する手
段としてアダマール変換を用い、ここで得られた
空間周波数成分に対して更に線形、予測変換を行
なう適応形画像圧縮方式において、バツフアメモ
リの空き状態に応じて次のブロツクラインに対す
る各シーケンスの量子化特性を適用的に選択する
ことを基本的な考え方としているものである。
段としてアダマール変換を用い、ここで得られた
空間周波数成分に対して更に線形、予測変換を行
なう適応形画像圧縮方式において、バツフアメモ
リの空き状態に応じて次のブロツクラインに対す
る各シーケンスの量子化特性を適用的に選択する
ことを基本的な考え方としているものである。
アダマール変換は、変換マトリツクスが「1」
および「−1」を要素としており、加減算器だけ
で構成できるため回路が簡単になる特長を有す
る。
および「−1」を要素としており、加減算器だけ
で構成できるため回路が簡単になる特長を有す
る。
ところで、アダマール変換によつて周波数領域
に変換されたシーケンスはフーリエ変換における
周波数軸に対応するものであり、0次のシーケン
スは直流成分の量を、高次のシーケンスは高周波
成分の量を表わすパラメータとみなすことができ
る。このため、原画素間の相関が強ければアダマ
ール変換後の信号のエネルギーは低次のシーケン
スに集中することになる。一般の画像では高周波
成分のエネルギーが少ないので視覚的に許容され
る範囲内で各シーケンスの量子化レベルのビツト
数を減らすことができる。また帯域圧縮を目的と
したアダマール変換符号化方式は特に低ビツトレ
ートの符号化として有効であり、量子化による画
質劣化を視覚的に目立たないように分散すること
ができる。すなわち、画像の滑らかな部分の量子
化ノイズは目につきやすいが、急峻な変化のある
部分のノイズは目につきにくいといつた視覚特性
から、空間周波数に応じて量子化が容易に行なえ
るという利点がある。
に変換されたシーケンスはフーリエ変換における
周波数軸に対応するものであり、0次のシーケン
スは直流成分の量を、高次のシーケンスは高周波
成分の量を表わすパラメータとみなすことができ
る。このため、原画素間の相関が強ければアダマ
ール変換後の信号のエネルギーは低次のシーケン
スに集中することになる。一般の画像では高周波
成分のエネルギーが少ないので視覚的に許容され
る範囲内で各シーケンスの量子化レベルのビツト
数を減らすことができる。また帯域圧縮を目的と
したアダマール変換符号化方式は特に低ビツトレ
ートの符号化として有効であり、量子化による画
質劣化を視覚的に目立たないように分散すること
ができる。すなわち、画像の滑らかな部分の量子
化ノイズは目につきやすいが、急峻な変化のある
部分のノイズは目につきにくいといつた視覚特性
から、空間周波数に応じて量子化が容易に行なえ
るという利点がある。
アダマール変換によつて得られた各シーケンス
は、それぞれのスペクトラムの量に応じて適当な
量子化レベルを配分し、つまり視覚的に許容され
る範囲で各スペクトラムに歪を与えることによつ
て情報量を減らすことになり、各シーケンスのス
ペクトラムの量が少なければそれだけ配分すべき
量子化レベルのビツト数は少なくて済む。ところ
で、一般の画像では隣接する画素間で相関が強い
ためシーケンスの低次成分のエネルギーが高く、
高次成分のエネルギーが低く観測される。したが
つてこの低次成分のエネルギーを低くするような
何らかの変換手法があるならば、それだけ配分す
べきビツト数を減らすことができる。このような
変換手段としてアダマール変換によつて得られた
各シーケンスを線形予測変換する方式が知られて
いる。
は、それぞれのスペクトラムの量に応じて適当な
量子化レベルを配分し、つまり視覚的に許容され
る範囲で各スペクトラムに歪を与えることによつ
て情報量を減らすことになり、各シーケンスのス
ペクトラムの量が少なければそれだけ配分すべき
量子化レベルのビツト数は少なくて済む。ところ
で、一般の画像では隣接する画素間で相関が強い
ためシーケンスの低次成分のエネルギーが高く、
高次成分のエネルギーが低く観測される。したが
つてこの低次成分のエネルギーを低くするような
何らかの変換手法があるならば、それだけ配分す
べきビツト数を減らすことができる。このような
変換手段としてアダマール変換によつて得られた
各シーケンスを線形予測変換する方式が知られて
いる。
こゝでこの線形予測方式の一例を説明する。今
説明を簡単にするため、アダマール変換のブロツ
クサイズを2×2とし、原画像を第1図に示すよ
うなブロツクに分割した場合について説明する。
k、k+1、…は原画像の走査ライン番号を示
し、2走査ラインに含まれる複数ブロツクを1組
として1ブロツクラインと名付けると、i、i+
1、…はブロツクライン番号を示す。水平方向に
も2画素を1組としてj、j+1、…の番号をつ
けると画原は2×2のブロツクBij−1、Bij、…
にブロツク化される。ここでブロツクBijの画素
名を図の配置において(u1、u2、u3、u4)とする
と、正規化されたアダマール変換は2次又は4次
のアダマール行列を用いて(1)式のように表わすこ
とができる。
説明を簡単にするため、アダマール変換のブロツ
クサイズを2×2とし、原画像を第1図に示すよ
うなブロツクに分割した場合について説明する。
k、k+1、…は原画像の走査ライン番号を示
し、2走査ラインに含まれる複数ブロツクを1組
として1ブロツクラインと名付けると、i、i+
1、…はブロツクライン番号を示す。水平方向に
も2画素を1組としてj、j+1、…の番号をつ
けると画原は2×2のブロツクBij−1、Bij、…
にブロツク化される。ここでブロツクBijの画素
名を図の配置において(u1、u2、u3、u4)とする
と、正規化されたアダマール変換は2次又は4次
のアダマール行列を用いて(1)式のように表わすこ
とができる。
1/21
1 1
−1 u1
u3 u2
u4 1
1 1
−1
=1/21
1
1
1 1
−1
1
−1 1
1
−1
−1 1
−1
−1
1 u1
u2
u3
u4
=H0
H1
H2
H3 (1)
ここでシーケンスH0、H1、H2、H3はそれぞ
れアダマール変換によつて周波数領域へ変換され
た4次の周波数成分に対応し、H0は直流成分を、
H1は垂直成分を、H2は水平成分を、H3は傾斜成
分を示している。なお、ブロツクBijのi行にお
ける走査ラインk、k+1は同時に走査して画素
(u1、u2)、(u3、u4)の順に読出してもよく、先
ず走査ラインkを走査して画素(u1、u3)の順に
一旦バツフアメモリに記憶し、走査ラインk+1
を走査したとき画素(u1、u2)、(u3、u4)の順に
読出してもよい。現ブロツクBijのシーケンスを
(H0、H1、H2、H3)、前ブロツクBij−1のシー
ケンスを(H0′、H1′、H2′、H3′)とし、今第1
図にしたがつて水平方向にアダマール変換を施
し、こゝで得られた各シーケンスを同じく水平方
向に線形予測することを考える。
れアダマール変換によつて周波数領域へ変換され
た4次の周波数成分に対応し、H0は直流成分を、
H1は垂直成分を、H2は水平成分を、H3は傾斜成
分を示している。なお、ブロツクBijのi行にお
ける走査ラインk、k+1は同時に走査して画素
(u1、u2)、(u3、u4)の順に読出してもよく、先
ず走査ラインkを走査して画素(u1、u3)の順に
一旦バツフアメモリに記憶し、走査ラインk+1
を走査したとき画素(u1、u2)、(u3、u4)の順に
読出してもよい。現ブロツクBijのシーケンスを
(H0、H1、H2、H3)、前ブロツクBij−1のシー
ケンスを(H0′、H1′、H2′、H3′)とし、今第1
図にしたがつて水平方向にアダマール変換を施
し、こゝで得られた各シーケンスを同じく水平方
向に線形予測することを考える。
このときブロツクBijのシーケンスH0、H1を(2)
式によつて予測するとこの予測誤差成分はブロツ
ク間の各画素の距離を最も短かくするものであ
り、画素間に相関が強いときこの予測誤差成分の
エネルギーを低くすることができる。これは画素
間に相関が強いとき予測誤差成分はその値が零の
方向に集中するようになるからである。
式によつて予測するとこの予測誤差成分はブロツ
ク間の各画素の距離を最も短かくするものであ
り、画素間に相関が強いときこの予測誤差成分の
エネルギーを低くすることができる。これは画素
間に相関が強いとき予測誤差成分はその値が零の
方向に集中するようになるからである。
H^0=H0′−H2′−H2
H^1=H1′−H3′−H3
△H0=H0−H^0=H0−H0′+H2′+H2
△H1=H1−H^1=H1−H1′+H3′+H3 (2)
H^0、H^1はシーケンスH0、H1の予測値を、
△H0、△H1は予測差分変換値であり予測誤差
成分を示す。
成分を示す。
このようにして同一ブロツクラインにおける前
ブロツクBij−1の各シーケンスH0′、H1′、H2′、
H3′から現ブロツクBijのシーケンスH0、H1を予
測し、その予測誤差成分△H0、△H1が得られ、
結局伝送すべき成分を、直流予測誤差成分△H0、
垂直予測誤差成分△H1、水平成分H2、傾斜成分
H3とするのが能率的であるといえる。
ブロツクBij−1の各シーケンスH0′、H1′、H2′、
H3′から現ブロツクBijのシーケンスH0、H1を予
測し、その予測誤差成分△H0、△H1が得られ、
結局伝送すべき成分を、直流予測誤差成分△H0、
垂直予測誤差成分△H1、水平成分H2、傾斜成分
H3とするのが能率的であるといえる。
こゝでアダマール変換によつて得られた各シー
ケンスを予測した場合、伝送すべきエネルギーが
どれだけ節約できるか、その効果が第2図に示さ
れる。
ケンスを予測した場合、伝送すべきエネルギーが
どれだけ節約できるか、その効果が第2図に示さ
れる。
今メモリーレスガウス分布に従う画像uの分散
をσ2u、各シーケンスvの分数をσ2v、線形予測し
たシーケンスの分散をσ2△v、アダマール変換の
ブロツクサイズをNとすれば、Rate Distortion
Theoryにもとずき伝送エネルギーの絶対値Paは
(3)式または(4)式で与えられる。
をσ2u、各シーケンスvの分数をσ2v、線形予測し
たシーケンスの分散をσ2△v、アダマール変換の
ブロツクサイズをNとすれば、Rate Distortion
Theoryにもとずき伝送エネルギーの絶対値Paは
(3)式または(4)式で与えられる。
Pa=10/NN-1
〓v=0
log10σ2 v (3)
Ra=10/NN-1
〓
〓v=0log10σ2〓v (4)
したがつて伝送エネルギーの相対値Prは
Pr=10log10σ2−Pa (5)
第2図は上記(3)(4)(5)式の計算から、8ビツト/
画素をもつ標準的な画像における伝送エネルギー
の絶体エネルギーおよび冗長度を示したものであ
る。
画素をもつ標準的な画像における伝送エネルギー
の絶体エネルギーおよび冗長度を示したものであ
る。
第2図において特性は1次元アダマール変換
の全シーケンスの絶体エネルギーの変化を、特性
は2次元アダマール変換の全シーケンスの絶体
エネルギーの変化を、特性、はそれぞれ特性
および特性を水平方向にアダマール変換して
垂直方向に線形予測したときの全シーケンスの絶
体エネルギーの変化を各ブロツクサイズに対応し
て示してある。なお原画像の総エネルギーは
35.2dB(r.m.s)になつている。これから明らかな
ように特性、は、に比べ伝送エネルギー
が大巾に減つていることが分る。しかも特性、
はブロツクサイズにほとんど関係なく一定の伝
送エネルギーになつている。このことは伝送エネ
ルギーの点からみれば、ブロツクサイズを大きく
して回路を複雑化するよりはブロツクサイズ4×
1又は2×2を選び線形予測を行なうのが効率的
であることが分る。この場合伝送エネルギーの相
対値Prは20dB(=35dB−15dB)となり、20dBだ
け伝送エネルギーを節約できることを示してい
る。
の全シーケンスの絶体エネルギーの変化を、特性
は2次元アダマール変換の全シーケンスの絶体
エネルギーの変化を、特性、はそれぞれ特性
および特性を水平方向にアダマール変換して
垂直方向に線形予測したときの全シーケンスの絶
体エネルギーの変化を各ブロツクサイズに対応し
て示してある。なお原画像の総エネルギーは
35.2dB(r.m.s)になつている。これから明らかな
ように特性、は、に比べ伝送エネルギー
が大巾に減つていることが分る。しかも特性、
はブロツクサイズにほとんど関係なく一定の伝
送エネルギーになつている。このことは伝送エネ
ルギーの点からみれば、ブロツクサイズを大きく
して回路を複雑化するよりはブロツクサイズ4×
1又は2×2を選び線形予測を行なうのが効率的
であることが分る。この場合伝送エネルギーの相
対値Prは20dB(=35dB−15dB)となり、20dBだ
け伝送エネルギーを節約できることを示してい
る。
ところで(1)式から分るように垂直成分H1は既
にブロツクBij内の和と差で構成されており、伝
送エネルギーも直流成分Hoに比べて非常に小さ
いため線形予測してもその効果は少ない。つまり
垂直成分H1とその予測誤差成分△H1では伝送エ
ネルギーの大きさにほとんど差が無いので、直流
成分H0だけについて線形予測を行ない、伝送す
べきシーケンスを△H0、H1、H2、H3とすれば
よいことになる。
にブロツクBij内の和と差で構成されており、伝
送エネルギーも直流成分Hoに比べて非常に小さ
いため線形予測してもその効果は少ない。つまり
垂直成分H1とその予測誤差成分△H1では伝送エ
ネルギーの大きさにほとんど差が無いので、直流
成分H0だけについて線形予測を行ない、伝送す
べきシーケンスを△H0、H1、H2、H3とすれば
よいことになる。
このようにして、従来はこれらシーケンス△
H0、H1、H2、H3に対して適当な量子化レベル
を与え、ビツト数の配分を行なつて符号化するよ
うにしていた。この量子化は、画像の空間パワー
スペクトラムの中で視覚的に劣化を生じない範囲
で各周波数成分vに歪Dを許容することであり、
このときの伝送に必要な情報量RはRate
Distortion Theoryから(6)式が与えられる。
H0、H1、H2、H3に対して適当な量子化レベル
を与え、ビツト数の配分を行なつて符号化するよ
うにしていた。この量子化は、画像の空間パワー
スペクトラムの中で視覚的に劣化を生じない範囲
で各周波数成分vに歪Dを許容することであり、
このときの伝送に必要な情報量RはRate
Distortion Theoryから(6)式が与えられる。
R〔ビツト/画素〕=1/2NN-1
〓v=0
Max{0、log2σ2v/D} (6)
たとえばシーケンス△H0、H1、H2、H3にそ
れぞれ6ビツト、4ビツト、4ビツト、2ビツト
を配分すれば1ブロツクに対して合計16ビツト
(平均4ビツト/画素)を伝送するようになり、
更に圧縮を必要とするときは(6)式からも明らかな
ように歪Dを大きくすることになりそれだけ再生
画像を劣化させることになる。
れぞれ6ビツト、4ビツト、4ビツト、2ビツト
を配分すれば1ブロツクに対して合計16ビツト
(平均4ビツト/画素)を伝送するようになり、
更に圧縮を必要とするときは(6)式からも明らかな
ように歪Dを大きくすることになりそれだけ再生
画像を劣化させることになる。
上記方法において歪Dを大きくすることなく、
圧縮率を大巾に向上させようとするに際し、上記
各シーケンス△H0、H1、H2、H3の量子化値の
組合せを構成し、この組合せに対して可変長符号
を与えるようにすることが考えられる。
圧縮率を大巾に向上させようとするに際し、上記
各シーケンス△H0、H1、H2、H3の量子化値の
組合せを構成し、この組合せに対して可変長符号
を与えるようにすることが考えられる。
すなわち、たとえば各シーケンスの量子化値が
△H0=H1=H2=H3=0のとき(38%)この
組合せコードのみを伝送し、△H0=±1、H1
=H2=H3=0のとき(29%)この組合せコード
と△H0の正負符号のみを伝送し、△H0≠0、
±1、H1=H2=H3=0のとき(25%)この組合
せコードと△H0の量子化値のみを伝送し、そ
の他の条件のとき(8%)この組合せコードと△
H0、H1、H2、H3の全量子化値を伝送するよう
に符号化される。
△H0=H1=H2=H3=0のとき(38%)この
組合せコードのみを伝送し、△H0=±1、H1
=H2=H3=0のとき(29%)この組合せコード
と△H0の正負符号のみを伝送し、△H0≠0、
±1、H1=H2=H3=0のとき(25%)この組合
せコードと△H0の量子化値のみを伝送し、そ
の他の条件のとき(8%)この組合せコードと△
H0、H1、H2、H3の全量子化値を伝送するよう
に符号化される。
このようにすることは直流予測誤差成分△H0
に比べ他の成分の量子化値が非常に小さくゼロに
なる確率が高く、標準的な画像において視覚的劣
化を生じない程度に各シーケンスを量子化したと
き( )内で示すような各組合せの発生確率が得
られているからである。
に比べ他の成分の量子化値が非常に小さくゼロに
なる確率が高く、標準的な画像において視覚的劣
化を生じない程度に各シーケンスを量子化したと
き( )内で示すような各組合せの発生確率が得
られているからである。
さてこのように1ブロツク内の各シーケンスの
組合せによつて可変長符号を与えることは非常に
能率的であるが、反面ブロツク毎に圧縮率が可変
になることであり前述したような不都合が生ず
る。したがつてこの場合は符号化ビツトレートと
伝送ビツトレートのちがいを吸収するため即ち時
間軸の変動を補正するために十分なバツフアメモ
リを設ける必要がある。一般の画像ではその種類
によつて圧縮率の変動が2〜4倍にも異なるの
で、大容量のバツフアメモリが必要になるが、回
路量を減らす意味で少量のバツフアメモリでも圧
縮率の変動をうまく吸収できるようにするため、
本発明は出力ビツトレートに応じて各シーケンス
に与える量子化特性を遂次選択するように構成
し、小容量のバツフアメモリでも入力および出力
ビツトレートのちがいを十分に吸収できるように
工夫している。すなわち、画像は一般に隣接ライ
ン内で相関が強いので、ライン内での圧縮率の変
動はゆるやかになるであろうことに着目して、バ
ツフアメモリの空き状態に応じて次のブロツクラ
インに対する各シーケンスの量子化特性を適応的
に選択するものである。
組合せによつて可変長符号を与えることは非常に
能率的であるが、反面ブロツク毎に圧縮率が可変
になることであり前述したような不都合が生ず
る。したがつてこの場合は符号化ビツトレートと
伝送ビツトレートのちがいを吸収するため即ち時
間軸の変動を補正するために十分なバツフアメモ
リを設ける必要がある。一般の画像ではその種類
によつて圧縮率の変動が2〜4倍にも異なるの
で、大容量のバツフアメモリが必要になるが、回
路量を減らす意味で少量のバツフアメモリでも圧
縮率の変動をうまく吸収できるようにするため、
本発明は出力ビツトレートに応じて各シーケンス
に与える量子化特性を遂次選択するように構成
し、小容量のバツフアメモリでも入力および出力
ビツトレートのちがいを十分に吸収できるように
工夫している。すなわち、画像は一般に隣接ライ
ン内で相関が強いので、ライン内での圧縮率の変
動はゆるやかになるであろうことに着目して、バ
ツフアメモリの空き状態に応じて次のブロツクラ
インに対する各シーケンスの量子化特性を適応的
に選択するものである。
以下本発明の一実施例を図によつて説明する。
説明を簡単にするためブロツクサイズ2×2の
アダマール変換を用いた例について説明するが本
発明はこのブロツクサイズに限定されるものでは
ない。
アダマール変換を用いた例について説明するが本
発明はこのブロツクサイズに限定されるものでは
ない。
第3図は本発明の全体を説明するためのブロツ
ク構成図の一例である。
ク構成図の一例である。
第3図において、aは画像圧縮装置、bは画像
再生装置を示している。
再生装置を示している。
1は第1図におけるブロツクBijの入力画素群
(u1、u2、u3、u4)であり、2はアダマール変換
器であつて(1)式にしたがつて入力画素群1から4
個のシーケンス即ち直流成分H0、垂直成分H1、
水平成分H2、傾斜成分H3を算出する。量子化器
3は量子化特性選択器9によつて各ブロツクライ
ン毎に選択された量子化特性を用いて各シーケン
スH0、H1、H2、H3をそれぞれ量子化する。
こゝで少なくとも直流成分H0だけは予測差分変
換器4において(2)式にしたがつて直粒予測誤差成
分△H0に変換される。このようにして得られた
量子化された各シーケンス△H0、H1、H2、H3
は符号化器5で可変長符号化されるが、この可変
長符号は第4図に示すように各シーケンスの量子
化値の組合せによつて各量子化特性毎に定まる符
号構成が用いられる(但し第4図では傾斜成分
H3は後述の理由で無視している)符号化器5に
よつて圧縮された可変長符号は遂次バツフアメモ
リ6に入力され、実時間処理の場合は同時にバツ
フアメモリ6からはある定められたビツトレート
で入力とは非同期に読出され誤り訂正符号化器7
によつて伝送路上で生ずる誤りを訂正できるよう
な冗長符号を付加して伝送路上に送られる。
(u1、u2、u3、u4)であり、2はアダマール変換
器であつて(1)式にしたがつて入力画素群1から4
個のシーケンス即ち直流成分H0、垂直成分H1、
水平成分H2、傾斜成分H3を算出する。量子化器
3は量子化特性選択器9によつて各ブロツクライ
ン毎に選択された量子化特性を用いて各シーケン
スH0、H1、H2、H3をそれぞれ量子化する。
こゝで少なくとも直流成分H0だけは予測差分変
換器4において(2)式にしたがつて直粒予測誤差成
分△H0に変換される。このようにして得られた
量子化された各シーケンス△H0、H1、H2、H3
は符号化器5で可変長符号化されるが、この可変
長符号は第4図に示すように各シーケンスの量子
化値の組合せによつて各量子化特性毎に定まる符
号構成が用いられる(但し第4図では傾斜成分
H3は後述の理由で無視している)符号化器5に
よつて圧縮された可変長符号は遂次バツフアメモ
リ6に入力され、実時間処理の場合は同時にバツ
フアメモリ6からはある定められたビツトレート
で入力とは非同期に読出され誤り訂正符号化器7
によつて伝送路上で生ずる誤りを訂正できるよう
な冗長符号を付加して伝送路上に送られる。
なお、画像の1ブロツクライン終了時に同期信
号発生回路8から同期信号がバツフアメモリ6に
入力されるようになつている。
号発生回路8から同期信号がバツフアメモリ6に
入力されるようになつている。
こゝで量子化特性選択器9はバツフアメモリ6
のアドレス空間をP分割したアドレスポインタを
(P−1)個保持しており、たとえばバツフアメ
モリ6の容量を512バイトとし、8分割したアド
レスポインタL1=P1、L2=128、L3=192、…L7
=448をもつている。アドレスカウンタ10は可
変長符号がバツフアメモリ6へたとえば8ビツト
(1バイト)単位で入力される毎に+1を計数し、
またバツフアメモリ6から一定の出力ビツトレー
トのもとに8ビツト単位で出力される毎に−1を
計数して、入力画像の1ブロツクラインの終了時
にその時点におけるバツフアメモリ6の空き状態
を量子化特性選択器9へ送るようにしている。こ
のとき量子化特性選択器9はバツフアメモリ6の
空き状態がアドレスポインタLoのどの範囲に入
つているかを識別して次のブロツクラインに対す
る量子化特性を適宜選択して量子化器3へ送る。
のアドレス空間をP分割したアドレスポインタを
(P−1)個保持しており、たとえばバツフアメ
モリ6の容量を512バイトとし、8分割したアド
レスポインタL1=P1、L2=128、L3=192、…L7
=448をもつている。アドレスカウンタ10は可
変長符号がバツフアメモリ6へたとえば8ビツト
(1バイト)単位で入力される毎に+1を計数し、
またバツフアメモリ6から一定の出力ビツトレー
トのもとに8ビツト単位で出力される毎に−1を
計数して、入力画像の1ブロツクラインの終了時
にその時点におけるバツフアメモリ6の空き状態
を量子化特性選択器9へ送るようにしている。こ
のとき量子化特性選択器9はバツフアメモリ6の
空き状態がアドレスポインタLoのどの範囲に入
つているかを識別して次のブロツクラインに対す
る量子化特性を適宜選択して量子化器3へ送る。
但しバツフアメモリがアンダーフローになる危
険を避けるため本実施例ではP1は(出力ビツト
レート)×(1ブロツクライン内の総画素数)とし
て与えているがこの限りではない。
険を避けるため本実施例ではP1は(出力ビツト
レート)×(1ブロツクライン内の総画素数)とし
て与えているがこの限りではない。
以上のようにすればバツフアメモリ6への符号
化ビツトレートの変動がはげしくても小容量のバ
ツフアメモリでその変動を平滑化でき、安定して
一定の速度で出力することができる。
化ビツトレートの変動がはげしくても小容量のバ
ツフアメモリでその変動を平滑化でき、安定して
一定の速度で出力することができる。
即ち、ここでの制御はバツフアメモリ6の空き
エリアが多くなりアンダーフローの起りそうなと
きには次のブロツクラインに対する各シーケンス
の量子化を細かくするように、また空きエリアが
少なくなりオーバーフローの起りそうなときは次
のブロツクラインに対する量子化を粗くするよう
に量子化特性を選択するものである。
エリアが多くなりアンダーフローの起りそうなと
きには次のブロツクラインに対する各シーケンス
の量子化を細かくするように、また空きエリアが
少なくなりオーバーフローの起りそうなときは次
のブロツクラインに対する量子化を粗くするよう
に量子化特性を選択するものである。
ところで量子化を粗くすることはSN比を悪く
する方向に働くが、出力ビツトレートに比べて符
号化ビツトレートが高いことはそのブロツクライ
ンの画像構成が複雑であつたことを意味してお
り、したがつて量子化をある程度粗くしても視覚
的には劣化がそれ程目立たない。しかし出力ビツ
トレートは再生画像の画質設計値の目安にもなる
ので、ある画質目標として設定された出力ビツト
レートより符号化ビツトレートが高いとき、その
符号化ビツトレートを下げるようにする訳である
から設定した画質に比べて劣化することは当然で
ある。しかしその画質劣化が視覚的には目立たな
い方向に作用するということである。
する方向に働くが、出力ビツトレートに比べて符
号化ビツトレートが高いことはそのブロツクライ
ンの画像構成が複雑であつたことを意味してお
り、したがつて量子化をある程度粗くしても視覚
的には劣化がそれ程目立たない。しかし出力ビツ
トレートは再生画像の画質設計値の目安にもなる
ので、ある画質目標として設定された出力ビツト
レートより符号化ビツトレートが高いとき、その
符号化ビツトレートを下げるようにする訳である
から設定した画質に比べて劣化することは当然で
ある。しかしその画質劣化が視覚的には目立たな
い方向に作用するということである。
一方出力ビツトレートに比べて符号化ビツトレ
ートが低いことはそのブロツクラインは滑らかな
画像構成であつたことを意味しており、この場合
は視覚的に劣化が目立ちやすく、且つバツフアメ
モリのアンダーフローになる危険性もあるので量
子化を細かくするものである。
ートが低いことはそのブロツクラインは滑らかな
画像構成であつたことを意味しており、この場合
は視覚的に劣化が目立ちやすく、且つバツフアメ
モリのアンダーフローになる危険性もあるので量
子化を細かくするものである。
以上の如く、再生画像の画質目標として設定さ
れた出力ビツトレート即ち入力画素当りの平均出
力ビツト長に合わせて視覚特性を利用しながら量
子化特性を適応的に変化させることによつて符号
化ビツトレートの変動を平滑化し少容量のバツフ
アメモリでも過不足なく一定の出力ビツトレート
で伝送できるものである。
れた出力ビツトレート即ち入力画素当りの平均出
力ビツト長に合わせて視覚特性を利用しながら量
子化特性を適応的に変化させることによつて符号
化ビツトレートの変動を平滑化し少容量のバツフ
アメモリでも過不足なく一定の出力ビツトレート
で伝送できるものである。
さてバツフアメモリ6から読出された可変長符
号は一定の出力ビツトレートで伝送されるが、一
般に情報を伝送する際、信頼性の少ない伝送路に
おいて情報伝送の信頼性を高めるにはその情報に
冗長度即ちゆとりをもたせる必要がある。特に帯
域圧縮された情報はそれだけゆとりが少なくなつ
ており、伝送路での誤りの影響を受けやすくなつ
ている。したがつて画像情報としては高次の圧縮
がなされても伝送路における誤り特性に適した冗
長信号を付加して伝送路の信頼性を高める必要が
ある。これは即ち誤り訂正技術であり、符号理論
として多くの方式が知られている。伝送路として
磁気記録の例において記録密度の増加に伴ないラ
ンダム誤り、バースト誤り共に増大するのでこれ
に適した誤り訂正符号化方式が必要となる。一般
にバースト誤りが長くなると訂正しにくくなるの
で、バースト長を短かく或いはランダム誤りにな
るように並べ直す方法としてインターリービング
方式が知られている。このような誤り訂正技術と
しては多くの方式が確立しており、たとえばラン
ダム誤りや短かいバースト誤りを内符号で訂正
し、内符号で訂正できなかつた長いバースト誤
り、その他は外符号で訂正するという鎖状符号が
よく用いられており、この内符号、外符号として
は巡回符号、フアイア符号、BCH符号、リード
ソロモン符号、隣接符号などが誤り訂正或いは検
出に多く用いられる。
号は一定の出力ビツトレートで伝送されるが、一
般に情報を伝送する際、信頼性の少ない伝送路に
おいて情報伝送の信頼性を高めるにはその情報に
冗長度即ちゆとりをもたせる必要がある。特に帯
域圧縮された情報はそれだけゆとりが少なくなつ
ており、伝送路での誤りの影響を受けやすくなつ
ている。したがつて画像情報としては高次の圧縮
がなされても伝送路における誤り特性に適した冗
長信号を付加して伝送路の信頼性を高める必要が
ある。これは即ち誤り訂正技術であり、符号理論
として多くの方式が知られている。伝送路として
磁気記録の例において記録密度の増加に伴ないラ
ンダム誤り、バースト誤り共に増大するのでこれ
に適した誤り訂正符号化方式が必要となる。一般
にバースト誤りが長くなると訂正しにくくなるの
で、バースト長を短かく或いはランダム誤りにな
るように並べ直す方法としてインターリービング
方式が知られている。このような誤り訂正技術と
しては多くの方式が確立しており、たとえばラン
ダム誤りや短かいバースト誤りを内符号で訂正
し、内符号で訂正できなかつた長いバースト誤
り、その他は外符号で訂正するという鎖状符号が
よく用いられており、この内符号、外符号として
は巡回符号、フアイア符号、BCH符号、リード
ソロモン符号、隣接符号などが誤り訂正或いは検
出に多く用いられる。
いずれの方法を採用するにせよ伝送路の誤り特
性に応じてその誤りからくる視覚的な劣化が許容
される範囲で効率的な誤り訂正或いは誤り修正が
行なわれなければならない。
性に応じてその誤りからくる視覚的な劣化が許容
される範囲で効率的な誤り訂正或いは誤り修正が
行なわれなければならない。
以上によつて圧縮された画像信号は伝送路たと
えば磁気記録系を介して第3図bの画像再生装置
で受信される。
えば磁気記録系を介して第3図bの画像再生装置
で受信される。
受信された信号は伝送路上で生じた誤りを誤り
訂正回路11で多くの場合訂正される。同期信号
検出器12は一定ビツトレートで入力される受信
信号群の中から同期信号を検出する。この同期信
号の検出によつて、次に検出される同期信号まで
の間を圧縮された画像信号とみなして復号化器1
3へ送る。
訂正回路11で多くの場合訂正される。同期信号
検出器12は一定ビツトレートで入力される受信
信号群の中から同期信号を検出する。この同期信
号の検出によつて、次に検出される同期信号まで
の間を圧縮された画像信号とみなして復号化器1
3へ送る。
復号化器13は符号化器5で符号化された可変
長符号を第4図の量子化特性に応じて固定長の各
シーケンス△H0、H1、H2、H3の量子化値を得
るように復号化される。伸号長器14は量子化器
3によつて量子化され、符号化器5で可変長圧縮
された各シーケンス△H0、H1、H2、H3を復元
するかの如くに伸張するものであり、予測和変換
器15は(2)式からH0=△H0+H0′−H2′−H2なる
関係を用いて直流成分H0を復元するものである。
このようにして復元された各シーケンスH0、
H1、H2、H3はアダマール逆変換器16に入力さ
れ、こゝで(8)式にしたがつてブロツクBijの再生
画素群17(u1′、u2′、u3′、u4′)を得る。
長符号を第4図の量子化特性に応じて固定長の各
シーケンス△H0、H1、H2、H3の量子化値を得
るように復号化される。伸号長器14は量子化器
3によつて量子化され、符号化器5で可変長圧縮
された各シーケンス△H0、H1、H2、H3を復元
するかの如くに伸張するものであり、予測和変換
器15は(2)式からH0=△H0+H0′−H2′−H2なる
関係を用いて直流成分H0を復元するものである。
このようにして復元された各シーケンスH0、
H1、H2、H3はアダマール逆変換器16に入力さ
れ、こゝで(8)式にしたがつてブロツクBijの再生
画素群17(u1′、u2′、u3′、u4′)を得る。
このようにして得られた1フレームの再生画像
にのつているノイズ量はエネルギーとして 10log10{Σ(ui−u′i)2/N}dB (7) で表わすことができ、量子化や伝送路上の誤りな
どによつて生ずる画質劣化の目安を与えるもので
ある。
にのつているノイズ量はエネルギーとして 10log10{Σ(ui−u′i)2/N}dB (7) で表わすことができ、量子化や伝送路上の誤りな
どによつて生ずる画質劣化の目安を与えるもので
ある。
第4図はバツフアメモリ6の空き状態によつて
選択される量子化特性とその時使われる可変長符
号の構成を示すものである。Z.F.No.はZonal
Filtering即ち適応的に選択される量子化特性番
号を示し、Z.F.はZonal Filter特性即ち各シーケ
ンスH0、H1、H2に与える歪量を示している。た
とえばNo.2の特性1、2、2は直流成分H0、垂
直成分H1、水平成分H2それぞれの値の下位ビツ
ト測1、2、2ビツトに歪量として0を挿入する
ようにこの例では線形に量子化される。直流成分
H0は更に予測誤差成分△H0に変換され、その後
に各シーケンス△H0、H1、H2の量子化値の組合
せが前述のように(0、0、0)、(±1、0、
0)、(h、0、0)、(h、h、h)のいずれかに
よつて可変長符号が割当られる。
選択される量子化特性とその時使われる可変長符
号の構成を示すものである。Z.F.No.はZonal
Filtering即ち適応的に選択される量子化特性番
号を示し、Z.F.はZonal Filter特性即ち各シーケ
ンスH0、H1、H2に与える歪量を示している。た
とえばNo.2の特性1、2、2は直流成分H0、垂
直成分H1、水平成分H2それぞれの値の下位ビツ
ト測1、2、2ビツトに歪量として0を挿入する
ようにこの例では線形に量子化される。直流成分
H0は更に予測誤差成分△H0に変換され、その後
に各シーケンス△H0、H1、H2の量子化値の組合
せが前述のように(0、0、0)、(±1、0、
0)、(h、0、0)、(h、h、h)のいずれかに
よつて可変長符号が割当られる。
こゝでhは△H0の場合0、±1以外の値、その
他の場合0以外の値を示す。コード長は量子化特
性および量子化値の組合せによつて可変長符号化
されるときの符号長を示す。コードは各シーケン
ス△H0、H1、H2を伝送するためのフオーマツト
を示す。こゝでXは直流予測誤差成分△H0を、
Yは水平成分H2を、Zは垂直成分H1を示しその
添字はその値のビツト位置を、またSはそれぞれ
の値の正・負の符号を示している。最後にBCは
ブロツクコードであり各シーケンスの組合せによ
つて与えられる組合せを示すコードである。(復
号化のときこのコードによつてどの可変長符号が
使われたかを識別するものである)第4図では傾
斜成分H3については後述の理由で省略している。
他の場合0以外の値を示す。コード長は量子化特
性および量子化値の組合せによつて可変長符号化
されるときの符号長を示す。コードは各シーケン
ス△H0、H1、H2を伝送するためのフオーマツト
を示す。こゝでXは直流予測誤差成分△H0を、
Yは水平成分H2を、Zは垂直成分H1を示しその
添字はその値のビツト位置を、またSはそれぞれ
の値の正・負の符号を示している。最後にBCは
ブロツクコードであり各シーケンスの組合せによ
つて与えられる組合せを示すコードである。(復
号化のときこのコードによつてどの可変長符号が
使われたかを識別するものである)第4図では傾
斜成分H3については後述の理由で省略している。
第5図は画像圧縮装置を更に具体的に示すため
の一実施例である。原画像の窓空間2×2から抽
出された第1図に示す画素(u1、u2、u3、u4)が
加減算器で構成するアダマール変換器2を介して
(1)式にしたがつて演算され、4個のシーケンス
H0〜H3のうち直流成分H0、垂直成分H1、水平
成分H2を得る。
の一実施例である。原画像の窓空間2×2から抽
出された第1図に示す画素(u1、u2、u3、u4)が
加減算器で構成するアダマール変換器2を介して
(1)式にしたがつて演算され、4個のシーケンス
H0〜H3のうち直流成分H0、垂直成分H1、水平
成分H2を得る。
こゝで傾斜成分を省略したのは次の理由によ
る。その1つは一般の画像においては傾斜成分
H3は他成分に比べそのエネルギーが小さいこと、
もう1つは傾斜成分H3に歪を与えることは斜め
パターンの多い画像に対して劣化を与えることに
なるが、本実施例のようにアダマール変換のブロ
ツクサイズが2×2という非常に小さい空間を指
している場合、この空間内の直流成分H0の歪が
少なければ画像全体に対する斜めパターンの劣化
はほとんど目につかないという点にもとずき本実
施例では傾斜成分を無視している。
る。その1つは一般の画像においては傾斜成分
H3は他成分に比べそのエネルギーが小さいこと、
もう1つは傾斜成分H3に歪を与えることは斜め
パターンの多い画像に対して劣化を与えることに
なるが、本実施例のようにアダマール変換のブロ
ツクサイズが2×2という非常に小さい空間を指
している場合、この空間内の直流成分H0の歪が
少なければ画像全体に対する斜めパターンの劣化
はほとんど目につかないという点にもとずき本実
施例では傾斜成分を無視している。
こゝで直流成分H0だけは量子化特性に対応し
て“まるめ”操作が行なわれる。たとえば現在の
ブロツクラインで使用されている量子化特性番号
が3であればフイルタ信号F4、F3、F2、F1が
(0100)をレジスタ21に保持されており、した
がつて“8”が直流状態H0に加算されてからア
ダマール変換の正規化のため1/2される。このよ
うに少なくとも直流成分H0だけは“まるめ”演
算をして精度を高めておくことによつてエントロ
ピーを増やすことなく、後の再生画像上で量子化
ノイズを減らす点で効果があることが実験的に確
かめられる。他のシーケンスH1、H2についても
“まるめ”操作をすれば前記量子化ノイズを、減
らすことはできるが、その反面エントロピーが特
に複雑な画像において大きく増えるためここでは
省略した。これはシーケンスH1、H2が既にブロ
ツクBig内の和と差で構成されており、そのレベ
ルが0の近くに集中しているところへ“まるめ”
操作をすることによつてそのレベルの分散が拡が
る可能性が大きいためである。
て“まるめ”操作が行なわれる。たとえば現在の
ブロツクラインで使用されている量子化特性番号
が3であればフイルタ信号F4、F3、F2、F1が
(0100)をレジスタ21に保持されており、した
がつて“8”が直流状態H0に加算されてからア
ダマール変換の正規化のため1/2される。このよ
うに少なくとも直流成分H0だけは“まるめ”演
算をして精度を高めておくことによつてエントロ
ピーを増やすことなく、後の再生画像上で量子化
ノイズを減らす点で効果があることが実験的に確
かめられる。他のシーケンスH1、H2についても
“まるめ”操作をすれば前記量子化ノイズを、減
らすことはできるが、その反面エントロピーが特
に複雑な画像において大きく増えるためここでは
省略した。これはシーケンスH1、H2が既にブロ
ツクBig内の和と差で構成されており、そのレベ
ルが0の近くに集中しているところへ“まるめ”
操作をすることによつてそのレベルの分散が拡が
る可能性が大きいためである。
このようにアダマール変換によつて得られた各
シーケンスは量子化回路3によつて量子化特性に
合せて量子化される。たとえば現ブロツクライン
で使用されている量子化特性番号Z.F.No.が2であ
れがそのフイルタ特性Z.F.は第4図からシーケン
スH0、H1、H2それぞれに対して1、2、2であ
り、したがつてシーケンスH0、H1、H2それぞれ
の下位ビツト側1、2、2ビツトに歪量として0
が挿入されるようにして量子化される。各シーケ
ンスの量子化の様子は第6図に示されている。こ
こで量子化された直流成分H0は予測差分変換器
4において(2)式にしたがつて線形予測され直流予
測誤差成分△H0を得る。ここで直流予測誤差成
分△H0は後述のように第17図から得ることも
できる。Z-1は1ブロツクの遅延素子であり、(2)
式における直流成分H0′および水平成分H2′を得
るものである。また各ブロツクラインごとに初期
値としてZ0 -1には64、Z2 -1には0が挿入されてい
る。更に量子化された各シーケンス△H0、H1、
H2はレベル制限回路22において各シーケンス
に配分されたビツト数にしたがつてレベルの上限
値が制限される。たとえば直流予測誤差成分△
H0に配分されたビツト数が7ビツトの場合、そ
のレベル値は−64〜+63に制限され、仮りに△
H0=−68であれば△H0=−64に制限され、△H0
=65であれば△H0=63に制限される。
シーケンスは量子化回路3によつて量子化特性に
合せて量子化される。たとえば現ブロツクライン
で使用されている量子化特性番号Z.F.No.が2であ
れがそのフイルタ特性Z.F.は第4図からシーケン
スH0、H1、H2それぞれに対して1、2、2であ
り、したがつてシーケンスH0、H1、H2それぞれ
の下位ビツト側1、2、2ビツトに歪量として0
が挿入されるようにして量子化される。各シーケ
ンスの量子化の様子は第6図に示されている。こ
こで量子化された直流成分H0は予測差分変換器
4において(2)式にしたがつて線形予測され直流予
測誤差成分△H0を得る。ここで直流予測誤差成
分△H0は後述のように第17図から得ることも
できる。Z-1は1ブロツクの遅延素子であり、(2)
式における直流成分H0′および水平成分H2′を得
るものである。また各ブロツクラインごとに初期
値としてZ0 -1には64、Z2 -1には0が挿入されてい
る。更に量子化された各シーケンス△H0、H1、
H2はレベル制限回路22において各シーケンス
に配分されたビツト数にしたがつてレベルの上限
値が制限される。たとえば直流予測誤差成分△
H0に配分されたビツト数が7ビツトの場合、そ
のレベル値は−64〜+63に制限され、仮りに△
H0=−68であれば△H0=−64に制限され、△H0
=65であれば△H0=63に制限される。
以上のようにしてブロツクBijの画素(u1、u2、
u3、u4)はアダマール変換によつて空間周波数領
域に変換され、更に画質設計に応じて一定量の歪
が与えられ、伝送すべきシーケンス△H0、H1、
H2としてとり出される。
u3、u4)はアダマール変換によつて空間周波数領
域に変換され、更に画質設計に応じて一定量の歪
が与えられ、伝送すべきシーケンス△H0、H1、
H2としてとり出される。
このようにして得たシーケンス△H0、H1、H2
は次のようにして可変長符号化される。すなわ
ち、第4図に示す量子化特性番号Z.F.No.1のコー
ドフオーマツトにしたがつて直流予測誤差成分△
H0が(SxX5X4X3X2X1X0)の順にシフトレジス
ター23へ、またシーケンス△H0、H1、Hが
(SxX5X4X3SyY3SzZ3X2Y2Z2X1Y1Z1X0Y0Z0)の
順にシフトレジスタ24へそれぞれパラレルに入
力される。一方同時にこれらのシーケンス△H0、
H1、H2、現ブロツクラインで使用されているフ
イルタ信号F1〜F4および同期信号SYNCがロジ
ツクアレイ25に入力され、ここでは第7図に示
す論理構造によつて、第4図に示すブロツクコー
ドBCおよびコード長CLを出力する。コード長
CLはカウンター26へ入力され、ブロツクコー
ドBCはシフトレジスタ27へパラレルに入力さ
れる。
は次のようにして可変長符号化される。すなわ
ち、第4図に示す量子化特性番号Z.F.No.1のコー
ドフオーマツトにしたがつて直流予測誤差成分△
H0が(SxX5X4X3X2X1X0)の順にシフトレジス
ター23へ、またシーケンス△H0、H1、Hが
(SxX5X4X3SyY3SzZ3X2Y2Z2X1Y1Z1X0Y0Z0)の
順にシフトレジスタ24へそれぞれパラレルに入
力される。一方同時にこれらのシーケンス△H0、
H1、H2、現ブロツクラインで使用されているフ
イルタ信号F1〜F4および同期信号SYNCがロジ
ツクアレイ25に入力され、ここでは第7図に示
す論理構造によつて、第4図に示すブロツクコー
ドBCおよびコード長CLを出力する。コード長
CLはカウンター26へ入力され、ブロツクコー
ドBCはシフトレジスタ27へパラレルに入力さ
れる。
ここでシフトレジスター23,24および27
はパラレル−イン/シリアル−アウト型のシフト
レジスタである。ブロツクコードBCがシフトレ
ジスタ23,24へ入力されるようにすればシフ
トレジスタ27は不要になる。またフイルタ信号
F1,F2,F3,F4は量子化特性番号Z.F.No.に対す
るフラツグであり、F1=1はZ.F.No.=1を意味
し、以下F2=1はZ.F.No.=2、F3=1はZ.F.No.=
3、F4=1はZ.F.No.=4を意味する。これらフイ
ルタ信号F1〜F4は前述の如く、現ブロツクライ
ンの符号化終了時点でのバツフアメモリ6の空き
状況によつて選択される次ブロツクラインに対す
る量子化特性の状態を与えるものであり、この詳
細は後述する。
はパラレル−イン/シリアル−アウト型のシフト
レジスタである。ブロツクコードBCがシフトレ
ジスタ23,24へ入力されるようにすればシフ
トレジスタ27は不要になる。またフイルタ信号
F1,F2,F3,F4は量子化特性番号Z.F.No.に対す
るフラツグであり、F1=1はZ.F.No.=1を意味
し、以下F2=1はZ.F.No.=2、F3=1はZ.F.No.=
3、F4=1はZ.F.No.=4を意味する。これらフイ
ルタ信号F1〜F4は前述の如く、現ブロツクライ
ンの符号化終了時点でのバツフアメモリ6の空き
状況によつて選択される次ブロツクラインに対す
る量子化特性の状態を与えるものであり、この詳
細は後述する。
さて、コード長CLがカウンタ26に入力され
ると、カウンタ26は信号Pを“1”にセツトし
クロツクパルスCPによつてダウンカウントを開
始し、カウンタ26がゼロになると信号Pはリセ
ツトされる。したがつて信号Pが“1”の状態の
ときだけクロツクパルスCPの駆動によつてシフ
トレジスタ23,24,27およびシフトレジス
タ28が1ビツトづつシフト動作を行なう。ここ
でシフトレジスタ28はパラレル−イン/シリア
ル−アウト型のシフトレジスタであり、1ブロツ
クラインの符号化開始前には必らず同期信号パタ
ーンSPTN(この例では32ビツト)とそのブロツ
クラインに対するフイルタ信号F1〜F4およびF5
がパラレルに入力されており、1ブロツクライン
に対する同期信号SYNCが“1”のときクロツク
パルスCPによつてカウンタ26に入つている同
期パターン用コード長がゼロになるまでシフト動
作を行なう。同期信号SYNCはカウンター26が
ゼロになつたとき“0”にリセツトされる。また
フイルタ信号F5は発生する確率はほとんど無い
が、万一バツフアメモリ6がオーバーフローを起
す危険が生じたとき、次のブロツクラインに対す
る符号は一切送らないようにして、再生側ではそ
のブロツクラインの再生画像を前ブロツクライン
の再生画像でおき代える操作をするために設けた
信号であつて一般には必要のないものである。
ると、カウンタ26は信号Pを“1”にセツトし
クロツクパルスCPによつてダウンカウントを開
始し、カウンタ26がゼロになると信号Pはリセ
ツトされる。したがつて信号Pが“1”の状態の
ときだけクロツクパルスCPの駆動によつてシフ
トレジスタ23,24,27およびシフトレジス
タ28が1ビツトづつシフト動作を行なう。ここ
でシフトレジスタ28はパラレル−イン/シリア
ル−アウト型のシフトレジスタであり、1ブロツ
クラインの符号化開始前には必らず同期信号パタ
ーンSPTN(この例では32ビツト)とそのブロツ
クラインに対するフイルタ信号F1〜F4およびF5
がパラレルに入力されており、1ブロツクライン
に対する同期信号SYNCが“1”のときクロツク
パルスCPによつてカウンタ26に入つている同
期パターン用コード長がゼロになるまでシフト動
作を行なう。同期信号SYNCはカウンター26が
ゼロになつたとき“0”にリセツトされる。また
フイルタ信号F5は発生する確率はほとんど無い
が、万一バツフアメモリ6がオーバーフローを起
す危険が生じたとき、次のブロツクラインに対す
る符号は一切送らないようにして、再生側ではそ
のブロツクラインの再生画像を前ブロツクライン
の再生画像でおき代える操作をするために設けた
信号であつて一般には必要のないものである。
このようにしてシフトレジスタ23,24,2
7,28からシフトされた出力信号はシフトレジ
スタ31に入力されるが、まずゲート回路群29
によつてブロツクコードBCが(11)のときのみシフ
トレジスタ24と27が接続され、その他のとき
はシフトレジスタ23と27が接続され、したが
つてシフトレジスタ23又は24のいずれかの出
力信号がシフトレジスタ27へ入力される。(シ
フトレジスタ27は前述によつて不要にすること
もできる) 一方ゲート回路群30によつて水平同期信号
SYNCおよびフイルタ信号F5が0のときのみシ
フトレジスタ27の出力信号がシフトレジスタ3
1へ入力され、同期信号SYNCが“1”のときの
みシフトレジスタ28の出力信号がシフトレジス
タ31へ入力される。ここでシフトレジスタ31
はシリアル−イン/パラレル−アウト型のシフト
レジスタである。
7,28からシフトされた出力信号はシフトレジ
スタ31に入力されるが、まずゲート回路群29
によつてブロツクコードBCが(11)のときのみシフ
トレジスタ24と27が接続され、その他のとき
はシフトレジスタ23と27が接続され、したが
つてシフトレジスタ23又は24のいずれかの出
力信号がシフトレジスタ27へ入力される。(シ
フトレジスタ27は前述によつて不要にすること
もできる) 一方ゲート回路群30によつて水平同期信号
SYNCおよびフイルタ信号F5が0のときのみシ
フトレジスタ27の出力信号がシフトレジスタ3
1へ入力され、同期信号SYNCが“1”のときの
みシフトレジスタ28の出力信号がシフトレジス
タ31へ入力される。ここでシフトレジスタ31
はシリアル−イン/パラレル−アウト型のシフト
レジスタである。
以上の如くに、クロツクパルスCPを駆動源と
してシフトレジスタ23と27、シフトレジスタ
24と27、或いはシフトレジスタ28のいずれ
かからシフトしてくる出力信号がシフトレジスタ
31に入力されることになる。
してシフトレジスタ23と27、シフトレジスタ
24と27、或いはシフトレジスタ28のいずれ
かからシフトしてくる出力信号がシフトレジスタ
31に入力されることになる。
シフトレジスタ31に遂次入力される信号はた
とえば8ビツト単位にバツフアメモリ6へ転送さ
れ、その都度カウンタ32はカウント・アツプす
る。
とえば8ビツト単位にバツフアメモリ6へ転送さ
れ、その都度カウンタ32はカウント・アツプす
る。
シフトレジスタ31からバツフアメモリ6へ符
号群がたとえば8ビツト単位で入力されるのとは
非同期にバツフアメモリ6からは符号群がたとえ
ば8ビツト単位で出力されることになるが、この
出力ごとにカウンタ32はカウント・ダウンする
ように構成される。
号群がたとえば8ビツト単位で入力されるのとは
非同期にバツフアメモリ6からは符号群がたとえ
ば8ビツト単位で出力されることになるが、この
出力ごとにカウンタ32はカウント・ダウンする
ように構成される。
バツフアメモリ6から符号群が出力されるタイ
ミングは後述するフラツグ35が“1”の状態で
あつて、且つ一定の出力ビツトレートにしたがつ
て発せられる読みとり信号BM READを受けた
ときである。
ミングは後述するフラツグ35が“1”の状態で
あつて、且つ一定の出力ビツトレートにしたがつ
て発せられる読みとり信号BM READを受けた
ときである。
ロジツク・アレイ33は前述の如く、バツフア
メモリ6の空き状態がカウンタ32で計数したア
ドレスポインタLoのどの範囲に入つているかを
識別して次のブロツクラインに対する量子化特性
(フイルタ信号F1〜F5)を選択するものであり、
第8図に示す論理構造によつてフイルタ信号F1
〜F5を出力する。
メモリ6の空き状態がカウンタ32で計数したア
ドレスポインタLoのどの範囲に入つているかを
識別して次のブロツクラインに対する量子化特性
(フイルタ信号F1〜F5)を選択するものであり、
第8図に示す論理構造によつてフイルタ信号F1
〜F5を出力する。
すなわち、ロジツクアレイ33にはカウンタ3
2からバツフアメモリ6のアドレスポインタBA
が遂次入力され、更にフラツグ35の出力信号
FSWとバツフアメモリ6からの出力ビツトレー
トを示すコードobrが常時入力されている。フラ
ツグ35はフリツプフロツプ回路であり初期値は
0になつている。ここでロジツクアレイ33は第
8図に示すように、前述したアドレスポインタ
L1=P1なる条件すなわち、この例ではアドレス
ポインタBAが初めて256に達したときのみフラ
ツグ35が“1”にセツトされ、それ以降バツフ
アメモリ6から一定ビツトレートで出力が可能と
なる。
2からバツフアメモリ6のアドレスポインタBA
が遂次入力され、更にフラツグ35の出力信号
FSWとバツフアメモリ6からの出力ビツトレー
トを示すコードobrが常時入力されている。フラ
ツグ35はフリツプフロツプ回路であり初期値は
0になつている。ここでロジツクアレイ33は第
8図に示すように、前述したアドレスポインタ
L1=P1なる条件すなわち、この例ではアドレス
ポインタBAが初めて256に達したときのみフラ
ツグ35が“1”にセツトされ、それ以降バツフ
アメモリ6から一定ビツトレートで出力が可能と
なる。
またフイルター信号F5が“1”のときは次の
ブロツクラインに対する量子化特性を標準的なも
のに戻すためフイルタ信号F2を“1”にセツト
するように出力する。
ブロツクラインに対する量子化特性を標準的なも
のに戻すためフイルタ信号F2を“1”にセツト
するように出力する。
通常はアドレスポインタBAが現在どの範囲を
指しているかによつて、決められたフイルタ信号
F1〜F5のいずれかを“1”にセツトするように
出力する。
指しているかによつて、決められたフイルタ信号
F1〜F5のいずれかを“1”にセツトするように
出力する。
ここで出力されたフイルタ信号F1〜F5はバツ
フアレジスタ34に貯えられるが、これは同期信
号SYNCを受けたときのみである。すなわち、現
ブロツクラインの終了時におけるカウンタ32か
らのアドレスポインタBAに応じて次ブロツクラ
インに対するフイルタ信号F1〜F5がバツフアレ
ジスタ34にセツトされることになる。
フアレジスタ34に貯えられるが、これは同期信
号SYNCを受けたときのみである。すなわち、現
ブロツクラインの終了時におけるカウンタ32か
らのアドレスポインタBAに応じて次ブロツクラ
インに対するフイルタ信号F1〜F5がバツフアレ
ジスタ34にセツトされることになる。
勿論、ロジツクアレイ33は1ブロツクライン
の終了時のみ動作させるようにしてもよい。
の終了時のみ動作させるようにしてもよい。
以上説明してきたようにしてアダマール変換さ
れた各シーケンスがその組合せによつて可変長符
号化されて小容量のバツフアメモリ6に貯えら
れ、この入力ビツトレート(符号化ビツトレー
ト)とは非同期にバツフアメモリ6から可変長符
号が予め定められた出力ビツトレートで読出され
て伝送路或いは第3図に示す誤り訂正符号化器7
へ送られる。
れた各シーケンスがその組合せによつて可変長符
号化されて小容量のバツフアメモリ6に貯えら
れ、この入力ビツトレート(符号化ビツトレー
ト)とは非同期にバツフアメモリ6から可変長符
号が予め定められた出力ビツトレートで読出され
て伝送路或いは第3図に示す誤り訂正符号化器7
へ送られる。
尚、バツフアメモリ6からの出力ビツトレート
は第9図に示すように伝送路に応じて任意に設定
することができ、この設定された出力ビツトレー
トのコードobrをロジツクアレイ33へ与えるだ
けで所望の出力ビツトレートを得ることができ
る。すなわち画像の圧縮率を画質設計に応じて任
意に選択できることである。
は第9図に示すように伝送路に応じて任意に設定
することができ、この設定された出力ビツトレー
トのコードobrをロジツクアレイ33へ与えるだ
けで所望の出力ビツトレートを得ることができ
る。すなわち画像の圧縮率を画質設計に応じて任
意に選択できることである。
上記に説明した第5図の画像圧縮装置におい
て、シーケンス△H0、H1、H2のそれぞれの量子
化およびレベル制限回路の具体的な一例を第6図
に示す。
て、シーケンス△H0、H1、H2のそれぞれの量子
化およびレベル制限回路の具体的な一例を第6図
に示す。
3X,3Y,3Zはそれぞれシーケンス△H0、
H2、H1の量子化回路の一例であり、22X,2
2Y,22Zはそれぞれシーケンス△H0、H2、
H1のレベル制限回路の一例である。
H2、H1の量子化回路の一例であり、22X,2
2Y,22Zはそれぞれシーケンス△H0、H2、
H1のレベル制限回路の一例である。
41は量子化器制御回路であり図から分るよう
にOR回路で構成されており、たとえばフイルタ
信号F2が“1”のときは信号Fa,Fbが“1”に
なり、したがつて量子化回路3X,3Y,3Zに
よつてシーケンス△H0、H2、H1の各最下位ビツ
トを除いてすべてが通過する、すなわち各最下位
ビツトだけに0が挿入されるようにして量子化さ
れる。
にOR回路で構成されており、たとえばフイルタ
信号F2が“1”のときは信号Fa,Fbが“1”に
なり、したがつて量子化回路3X,3Y,3Zに
よつてシーケンス△H0、H2、H1の各最下位ビツ
トを除いてすべてが通過する、すなわち各最下位
ビツトだけに0が挿入されるようにして量子化さ
れる。
ロジツクアレイ42は第10図に示すような論
理構造を持つ回路によつて構成され、シーケンス
H2、H1およびフイルタ信号F2,F3,F4の入力に
対して信号Ya,Yp,Yh,Zn,Zp,Zaが出力され
る。43Y,43ZはシーケンスH2、H1がそれ
ぞれ負の値であつたときその値が第10図の条件
を満して信号Ya或いはZaが“1”になればシー
ケンスH2或いはH1をゼロにするための条件付量
子化回路である。たとえばフイルタ信号F2が
“1”でアダマール変換によるシーケンスH2が−
1〜−8の範囲であればシーケンスH2の値をゼ
ロにする。
理構造を持つ回路によつて構成され、シーケンス
H2、H1およびフイルタ信号F2,F3,F4の入力に
対して信号Ya,Yp,Yh,Zn,Zp,Zaが出力され
る。43Y,43ZはシーケンスH2、H1がそれ
ぞれ負の値であつたときその値が第10図の条件
を満して信号Ya或いはZaが“1”になればシー
ケンスH2或いはH1をゼロにするための条件付量
子化回路である。たとえばフイルタ信号F2が
“1”でアダマール変換によるシーケンスH2が−
1〜−8の範囲であればシーケンスH2の値をゼ
ロにする。
また第10図において、たとえばシーケンス
H2が正の値であつてビツト位置Y6=1であれば
レベル制限値(−64〜63)を超えているので信号
Ypが“1”になり、レベル制限回路22Yによ
つてシーケンスH2のビツト位置Y5〜Y2を全て
“1”にセツト、すなわち値を63にする。
H2が正の値であつてビツト位置Y6=1であれば
レベル制限値(−64〜63)を超えているので信号
Ypが“1”になり、レベル制限回路22Yによ
つてシーケンスH2のビツト位置Y5〜Y2を全て
“1”にセツト、すなわち値を63にする。
以上のように各シーケンスの量子化およびレベ
ル制限回路を示す第6図はすべてAND回路およ
びOR回路によつて構成することができる。
ル制限回路を示す第6図はすべてAND回路およ
びOR回路によつて構成することができる。
更に第5図においてシーケンス△H0、H1、H2
をシフトレジスタ23,24へパラレルに転送す
る際のビツト配列は第11図に示すように構成さ
れる。このビツト配列は後に述べる画像再生装置
で復号化をやりやすくするためである。
をシフトレジスタ23,24へパラレルに転送す
る際のビツト配列は第11図に示すように構成さ
れる。このビツト配列は後に述べる画像再生装置
で復号化をやりやすくするためである。
ここで、今迄に述べたロジツク・アレイ25,
33,42、すなわち第7図、第8図、第10図
の論理構造、および後に述べるロジツク・アレイ
62、すなわち第13図の論理構造は、そのフオ
ーマツトに対応して第14図に示すように入力側
がANDゲートアレイ、出力側がORゲートアレイ
で構成されており、たとえばPLA(Programable
Logic Array)用いて容易に実現することができ
る。
33,42、すなわち第7図、第8図、第10図
の論理構造、および後に述べるロジツク・アレイ
62、すなわち第13図の論理構造は、そのフオ
ーマツトに対応して第14図に示すように入力側
がANDゲートアレイ、出力側がORゲートアレイ
で構成されており、たとえばPLA(Programable
Logic Array)用いて容易に実現することができ
る。
なお、本実施例ではバツフアメモリへの入出力
が実時間で行なわれる場合について説明してきた
が、この場合バツフアメモリ6の容量は圧縮率の
変動を吸収できるだけの容量が必要であり、その
出力ビツトレートが平均0.5〜3.0ビツト/画素の
とき原画像の(1ブロツクラインの画素数)バイ
トであれば十分であることが確認されており、本
実施例ではバツフアメモリ6の容量を512バイト
にしている。
が実時間で行なわれる場合について説明してきた
が、この場合バツフアメモリ6の容量は圧縮率の
変動を吸収できるだけの容量が必要であり、その
出力ビツトレートが平均0.5〜3.0ビツト/画素の
とき原画像の(1ブロツクラインの画素数)バイ
トであれば十分であることが確認されており、本
実施例ではバツフアメモリ6の容量を512バイト
にしている。
一方、画像1フレーム分の可変長符号をバツフ
アメモリ6へ入力した後にバツフアメモリ6から
所定のビツトレートで出力して伝送路へ転送する
場合も同じ考えで実現できる。この場合はバツフ
アメモリ6からの出力ビツトレートに合せて、1
フレームに必要な容量のバツフアメモリを設けて
おき、たとえば出力ビツトレートが平均1.5ビツ
ト/画素であれば1.5×(1フレームの画素数)ビ
ツトだけの容量を設けておき、各ブロツク・ライ
ンごとに上記出力ビツトレートでバツフアメモリ
から出力されていくと仮定して次のブロツク・ラ
インに対する量子化特性を選択するように考えれ
ばよい。
アメモリ6へ入力した後にバツフアメモリ6から
所定のビツトレートで出力して伝送路へ転送する
場合も同じ考えで実現できる。この場合はバツフ
アメモリ6からの出力ビツトレートに合せて、1
フレームに必要な容量のバツフアメモリを設けて
おき、たとえば出力ビツトレートが平均1.5ビツ
ト/画素であれば1.5×(1フレームの画素数)ビ
ツトだけの容量を設けておき、各ブロツク・ライ
ンごとに上記出力ビツトレートでバツフアメモリ
から出力されていくと仮定して次のブロツク・ラ
インに対する量子化特性を選択するように考えれ
ばよい。
以上説明してきた画像圧縮装置によつて可変長
符号化されたシーケンス△H0、H1、H2は伝送路
を通して画像再生装置へ入力される。
符号化されたシーケンス△H0、H1、H2は伝送路
を通して画像再生装置へ入力される。
以下にその具体的回路例を示しながら説明す
る。
る。
第12図は第3図bで説明した画像再生装置を
更に具体的に示す実施であり、画像圧縮され可変
長符号化された画像信号は伝送路たとえば磁気記
録系を介してシフトレジスタ51へ1ビツトずつ
入力される。シフトレジスタ51の出力信号はシ
フトレジスタ52へ1ビツトずつ入力される。同
様にシフトレジスタ52の出力信号はシフトレジ
スタ53へ、またその出力信号はシフトレジスタ
54へ入力される。ここでシフトレジスタ51,
52,53,54は共にシリアル−イン/パラレ
ル−アウト型のシフトレジスタである。フリツプ
フロツプ素子で構成されるフラツグ56,59は
最初リセツト状態にあり、シフトレジスタ51へ
入力信号INが1ビツトずつ入力されるごとにシ
フトレジスタ53からパラレルにとり出された信
号群は同期信号検出回路55において同期信号を
検出する。同期信号の検出はたとえばシフトレジ
スタ53のデータ17ビツト全てが“1”のとき同
期信号とみなす、或いはデータ17ビツトの中であ
る定められた同期信号パターンと一致するデータ
群が少なくとも1個所に存在するとき同期信号と
みなす、などのようにして検出することができ
る。いずれの方法を用いるにしても、シフトレジ
スタ53には刻々と入力信号INが入つてくるの
で同期信号の検出パターンは画像信号群とは必ら
ず分離できる、或いは伝送路上での誤りなどによ
つて画像信号群の中で偶然に同期信号パターンと
一致する場合が存在してもその確率がきわめて小
さくなるように設計されていなければならない。
同期信号の検出によつて信号SYNCはフラツグ5
6をセツトし、フラツグ59をリセツトする。フ
ラツグ56がセツト状態にあるとき、1ビツトず
つ入力される入力信号INと同期したシフトパル
スSPによつてシフトレジスタ52の内容がバツ
フアレジスタ57に保持されパターン検出回路5
8によつて同期信号に続く特定パターンの検出を
行なう。たとえばフラツグ56がセツト状態にあ
るときシフトレジスタ52のデータパターンが
“00110101”である場合を検出する。
更に具体的に示す実施であり、画像圧縮され可変
長符号化された画像信号は伝送路たとえば磁気記
録系を介してシフトレジスタ51へ1ビツトずつ
入力される。シフトレジスタ51の出力信号はシ
フトレジスタ52へ1ビツトずつ入力される。同
様にシフトレジスタ52の出力信号はシフトレジ
スタ53へ、またその出力信号はシフトレジスタ
54へ入力される。ここでシフトレジスタ51,
52,53,54は共にシリアル−イン/パラレ
ル−アウト型のシフトレジスタである。フリツプ
フロツプ素子で構成されるフラツグ56,59は
最初リセツト状態にあり、シフトレジスタ51へ
入力信号INが1ビツトずつ入力されるごとにシ
フトレジスタ53からパラレルにとり出された信
号群は同期信号検出回路55において同期信号を
検出する。同期信号の検出はたとえばシフトレジ
スタ53のデータ17ビツト全てが“1”のとき同
期信号とみなす、或いはデータ17ビツトの中であ
る定められた同期信号パターンと一致するデータ
群が少なくとも1個所に存在するとき同期信号と
みなす、などのようにして検出することができ
る。いずれの方法を用いるにしても、シフトレジ
スタ53には刻々と入力信号INが入つてくるの
で同期信号の検出パターンは画像信号群とは必ら
ず分離できる、或いは伝送路上での誤りなどによ
つて画像信号群の中で偶然に同期信号パターンと
一致する場合が存在してもその確率がきわめて小
さくなるように設計されていなければならない。
同期信号の検出によつて信号SYNCはフラツグ5
6をセツトし、フラツグ59をリセツトする。フ
ラツグ56がセツト状態にあるとき、1ビツトず
つ入力される入力信号INと同期したシフトパル
スSPによつてシフトレジスタ52の内容がバツ
フアレジスタ57に保持されパターン検出回路5
8によつて同期信号に続く特定パターンの検出を
行なう。たとえばフラツグ56がセツト状態にあ
るときシフトレジスタ52のデータパターンが
“00110101”である場合を検出する。
なお、バツフアレジスタ57はANDゲート群
であつてもよい。
であつてもよい。
このように特定パターンを検出したとき信号
SVによつてフラツグ56をリセツトし、フラツ
グ59をセツトする。また信号SVによつてシフ
トレジスタ51のデータ5ビツトがバツフアレジ
スタ60に保持され、これが前述のフイルタ信号
F1〜F5であり、次に入力される画像信号群に対
する量子化特性を決定するものである。ここでフ
イルタ信号F5が“1”のときは次のブロツクラ
インに対する画像信号は送られてこないのでその
場でフラツグ59をリセツトして次の同期信号が
検出されるのを待つ状態になる。
SVによつてフラツグ56をリセツトし、フラツ
グ59をセツトする。また信号SVによつてシフ
トレジスタ51のデータ5ビツトがバツフアレジ
スタ60に保持され、これが前述のフイルタ信号
F1〜F5であり、次に入力される画像信号群に対
する量子化特性を決定するものである。ここでフ
イルタ信号F5が“1”のときは次のブロツクラ
インに対する画像信号は送られてこないのでその
場でフラツグ59をリセツトして次の同期信号が
検出されるのを待つ状態になる。
フラツグ59がセツト状態にあるときはシフト
レジスタ53のデータ17ビツトが画像信号とみな
されて復号化されることになるが、信号SVが出
された時点ではシフトレジスタ53にはまだ同期
信号パターンが入つたままになつており、したが
つてこの時点では信号SVが後に説明するロジツ
ク・アレイ62に入力され、ロジツク・アレイ6
2から信号CLとしてこの例では値32がとり出さ
れカウンタ64に入力され、カウンタ64が入力
信号INと同期してダウンカウントを開始し、カ
ウンタ64の値がゼロになつたときシフトレジス
タ54には第4図で示したブロツクコードBCが
入つていることになる。
レジスタ53のデータ17ビツトが画像信号とみな
されて復号化されることになるが、信号SVが出
された時点ではシフトレジスタ53にはまだ同期
信号パターンが入つたままになつており、したが
つてこの時点では信号SVが後に説明するロジツ
ク・アレイ62に入力され、ロジツク・アレイ6
2から信号CLとしてこの例では値32がとり出さ
れカウンタ64に入力され、カウンタ64が入力
信号INと同期してダウンカウントを開始し、カ
ウンタ64の値がゼロになつたときシフトレジス
タ54には第4図で示したブロツクコードBCが
入つていることになる。
ここで、第5図の画像圧縮装置において、同期
信号パターンSPTNを例として32ビツトで説明し
たのに対し、第12図の画像再生装置では同期信
号検出回路55で17ビツト、パターン検出回路で
8ビツト、合計25ビツトしか検出用に使つていな
いのは伝送路でこれらのパターンに誤りが生じた
とき、その誤りの影響をやわらげるためである。
すなわち同期信号SPTN32ビツト中7ビツト以内
に誤りが生じたときでも同期信号パターンが高い
確率で検出可能にするためである。同期信号の検
出が不能になるとそれ以降の画像信号の復号化が
困難になり、画質を大巾に劣化させることになる
ので、伝送路の信頼性を考慮して十分な冗長性を
もたせたり、十分な誤り訂正を施したり、或いは
別の手段を用いるなど同期信号の信頼性を高めて
おく必要がある。
信号パターンSPTNを例として32ビツトで説明し
たのに対し、第12図の画像再生装置では同期信
号検出回路55で17ビツト、パターン検出回路で
8ビツト、合計25ビツトしか検出用に使つていな
いのは伝送路でこれらのパターンに誤りが生じた
とき、その誤りの影響をやわらげるためである。
すなわち同期信号SPTN32ビツト中7ビツト以内
に誤りが生じたときでも同期信号パターンが高い
確率で検出可能にするためである。同期信号の検
出が不能になるとそれ以降の画像信号の復号化が
困難になり、画質を大巾に劣化させることになる
ので、伝送路の信頼性を考慮して十分な冗長性を
もたせたり、十分な誤り訂正を施したり、或いは
別の手段を用いるなど同期信号の信頼性を高めて
おく必要がある。
さてブロツク・コードBCがシフトレジスタ5
4に入力されると、そのときカウンタ64はゼロ
になつており、したがつてこのときのカウンタ6
4からの出力信号BSによつてシフトレジスタ5
4内のブロツク・コードBC(2ビツト)とシフト
レジスタ53の最上位置にあるデータSx(1ビツ
ト)がバツフアレジスタ61に保持される。
4に入力されると、そのときカウンタ64はゼロ
になつており、したがつてこのときのカウンタ6
4からの出力信号BSによつてシフトレジスタ5
4内のブロツク・コードBC(2ビツト)とシフト
レジスタ53の最上位置にあるデータSx(1ビツ
ト)がバツフアレジスタ61に保持される。
ここでシフトレジスタ54内のブロツク・コー
ドBCが“00”のときはシフトレジスタ53の最
上位置にあるデータSxは次のブロツク・コード
の先頭ビツトであり、ブロツク・コードBCが
“00”以外のときはデータSxは第4図に示すよう
に直流予測誤差成分△H0の正負符号を指してい
ることになる。
ドBCが“00”のときはシフトレジスタ53の最
上位置にあるデータSxは次のブロツク・コード
の先頭ビツトであり、ブロツク・コードBCが
“00”以外のときはデータSxは第4図に示すよう
に直流予測誤差成分△H0の正負符号を指してい
ることになる。
バツフアレジスタ61の内容は直ちにロジツ
ク・アレイ62に入力され、ロジツク・アレイ6
2からはゲート信号GSと可変長符号のコード長
信号CLが出力される。
ク・アレイ62に入力され、ロジツク・アレイ6
2からはゲート信号GSと可変長符号のコード長
信号CLが出力される。
ロジツク・アレイ62は、フイルタ信号F1〜
F4、ブロツク・コードBCおよびそれに続く信号
Sx、カウンタ64がゼロを計数したときのブロ
ツク信号BSの状態によつてゲート信号GSおよび
コード長信号CLを出力するが、その論理構造は
第13図に示される。
F4、ブロツク・コードBCおよびそれに続く信号
Sx、カウンタ64がゼロを計数したときのブロ
ツク信号BSの状態によつてゲート信号GSおよび
コード長信号CLを出力するが、その論理構造は
第13図に示される。
ゲート信号GSが出力されたときシフトレジス
タ53には第4図に示すデータコードが入つてお
り、したがつてシフトレジスタ53の内容はゲー
ト信号GSに応じてゲート・アレイ63を通過し
バツフアレジスタ65に入力され、ブロツク信号
BSの定められた遅延信号によつて保持される。
タ53には第4図に示すデータコードが入つてお
り、したがつてシフトレジスタ53の内容はゲー
ト信号GSに応じてゲート・アレイ63を通過し
バツフアレジスタ65に入力され、ブロツク信号
BSの定められた遅延信号によつて保持される。
ゲート・アレイ63の詳細は第15図に示す
ANDゲートおよびORゲートによつて構成され
る。
ANDゲートおよびORゲートによつて構成され
る。
ここでブロツク・コードBCが“00”のときは
ゲート信号GS(a〜h、r0〜r4)が全て“0”で
あり、したがつてバツフアレジスタ65には値0
が保持され、ブロツク・コードBCが“01”のと
きはゲート信号GSのうちr0〜r4の状態によつて
直流予測誤差成分△H0の“+1”又は“−1”
が保持される。このようにゲート信号GS(a〜
h、r0〜r4)によつてシーケンス△H0、H1、H2
が第15図に示すフオーマツトでバツフアレジス
タ65に保持される。
ゲート信号GS(a〜h、r0〜r4)が全て“0”で
あり、したがつてバツフアレジスタ65には値0
が保持され、ブロツク・コードBCが“01”のと
きはゲート信号GSのうちr0〜r4の状態によつて
直流予測誤差成分△H0の“+1”又は“−1”
が保持される。このようにゲート信号GS(a〜
h、r0〜r4)によつてシーケンス△H0、H1、H2
が第15図に示すフオーマツトでバツフアレジス
タ65に保持される。
バツフアレジスタ65の内容即ちシーケンス△
H0、H1、H2は書込信号WTによつてバツフアメ
モリ66の所定アドレスに記憶されるが、この書
込信号WTはフラツグ59の出力信号DEがセツ
ト状態にあり、且つブロツク信号BSの定められ
た遅延後に出される。またバツフアメモリ66へ
データを入力するためのアドレス信号は水平アド
レス・カウンタ67(ブロツクカウンタ)および
垂直アドレス・カウンタ68(ブロツクラインカ
ウンタ)によつて生成される。
H0、H1、H2は書込信号WTによつてバツフアメ
モリ66の所定アドレスに記憶されるが、この書
込信号WTはフラツグ59の出力信号DEがセツ
ト状態にあり、且つブロツク信号BSの定められ
た遅延後に出される。またバツフアメモリ66へ
データを入力するためのアドレス信号は水平アド
レス・カウンタ67(ブロツクカウンタ)および
垂直アドレス・カウンタ68(ブロツクラインカ
ウンタ)によつて生成される。
一方ロジツク・アレイ62から出力されたコー
ド長信号CLが前記と同様にカウンタ64に入力
されるとカウンタ64は、入力信号INと同期し
てダウンカウントを開始し、カウンタ64の値が
ゼロになつたときブロツク信号BSを出力する。
このときシフトレジスタ54には次のブロツク・
コードが入つている。
ド長信号CLが前記と同様にカウンタ64に入力
されるとカウンタ64は、入力信号INと同期し
てダウンカウントを開始し、カウンタ64の値が
ゼロになつたときブロツク信号BSを出力する。
このときシフトレジスタ54には次のブロツク・
コードが入つている。
以上に説明してきた動作を繰り返しながらブロ
ツク毎のシーケンス△H0、H1、H2が復号化され
バツフアメモリ66に遂次入力されていく。
ツク毎のシーケンス△H0、H1、H2が復号化され
バツフアメモリ66に遂次入力されていく。
たとえば第3図aの画像圧縮装置から伝送され
てくる信号群が「…〓SYNC〓 00110101〓
01000〓 011〓 00〓 1100101100011101〓
10001011〓…」の順に1ビツトずつ入力されたと
する。
てくる信号群が「…〓SYNC〓 00110101〓
01000〓 011〓 00〓 1100101100011101〓
10001011〓…」の順に1ビツトずつ入力されたと
する。
この入力信号群において、先ず同期信号を検出
した時点から説明する。同期信号の検出後パター
ン検出回路58でデータパターン“00110101”を
検出するとこのときシフトレジスタ51に入つて
いるフイルタ信号“01000”が信号SVによつてバ
ツフアレジスタ60に保持される。即ちこのブロ
ツクラインに対してフイルタ信号F2=1(第4図
における量子化特性番号Z.F.No.が2)を使用する
ことを意味する。一方信号SVによつてロジツ
ク・アレイ62からコード長信号として値32が出
力され、カウンタ64がダウンカウントによつて
ゼロを計数すると、このときシフトレジスタ54
にはブロツク・コード“01”が入つており、した
がつてBC=“01”、Sx=“1”、BS=“1”、F2=
“1”の入力によつてロジツク・アレイ62から
ゲート信号GS(r1〜r4が“1”)とコード長信号
CL=3を出力される。このときシフトレジスタ
53の内容は第15図にもとずくゲート・アレイ
63を介してバツフアレジスタ65には
“1111110、00000、00000”が入力される。即ちシ
ーケンス△H0=−2、H1=H2=0が再生され
る。
した時点から説明する。同期信号の検出後パター
ン検出回路58でデータパターン“00110101”を
検出するとこのときシフトレジスタ51に入つて
いるフイルタ信号“01000”が信号SVによつてバ
ツフアレジスタ60に保持される。即ちこのブロ
ツクラインに対してフイルタ信号F2=1(第4図
における量子化特性番号Z.F.No.が2)を使用する
ことを意味する。一方信号SVによつてロジツ
ク・アレイ62からコード長信号として値32が出
力され、カウンタ64がダウンカウントによつて
ゼロを計数すると、このときシフトレジスタ54
にはブロツク・コード“01”が入つており、した
がつてBC=“01”、Sx=“1”、BS=“1”、F2=
“1”の入力によつてロジツク・アレイ62から
ゲート信号GS(r1〜r4が“1”)とコード長信号
CL=3を出力される。このときシフトレジスタ
53の内容は第15図にもとずくゲート・アレイ
63を介してバツフアレジスタ65には
“1111110、00000、00000”が入力される。即ちシ
ーケンス△H0=−2、H1=H2=0が再生され
る。
一方コード長信号CL=3がカウンタ64に入
力されダウンカウントによつてゼロを計数してブ
ロツク信号BSを出力したときシフトレジスタ5
4には次のブロツク・コート“00”が入つてお
り、したがつてBC=“00”、BS=“1”、F2=“1”
の条件によつてロジツク・アレイ62からゲート
信号GS(全て“0”)とコード長信号CL=2が出
力される。このときシフトレジスタ53の内容は
ゲート・アレイ63を通過せず、したがつてバツ
フアレジスタ65の内容は全て“0”でありシー
ケンス△H0=H1=H2=0が再生される。次にシ
フトレジスタ51〜54の内容が2ビツトシフト
(CL=2)すると、このときシフトレジスタ54
には次のブロツク・コード“11”が入つており、
したがつてBC=“11”、BS=“1”、F2=“1”に
よつてゲート信号GS(a、e、f、gが“1”)
とコード長信号CL=17を得る。このときシフト
レジスタ53の内容はゲート信号a=e=f=g
=“1”によつてバツフアレジスタ65へ
“0010010、11100、00110”として入力され、シー
ケンス△H0=18、H1=−4、H2=6が再生され
る。更にシフトレジスタ51〜54の内容が17ビ
ツトシフト(CL=17)すると、このときシフト
レジスタ54には次のブロツク・コード“10”が
入つており、したがつてBC=“10”、BS=“1”、
F2=“1”によつてゲート信号GS(a、b、cが
“1”)とコード長信号CL=8が得られ、シフト
レジスタ53の内容はバツフアレジスタ65へ
“0010110、00000、00000”として入力され、シー
ケンス△H0=22、H1=H2=0が再生される。
力されダウンカウントによつてゼロを計数してブ
ロツク信号BSを出力したときシフトレジスタ5
4には次のブロツク・コート“00”が入つてお
り、したがつてBC=“00”、BS=“1”、F2=“1”
の条件によつてロジツク・アレイ62からゲート
信号GS(全て“0”)とコード長信号CL=2が出
力される。このときシフトレジスタ53の内容は
ゲート・アレイ63を通過せず、したがつてバツ
フアレジスタ65の内容は全て“0”でありシー
ケンス△H0=H1=H2=0が再生される。次にシ
フトレジスタ51〜54の内容が2ビツトシフト
(CL=2)すると、このときシフトレジスタ54
には次のブロツク・コード“11”が入つており、
したがつてBC=“11”、BS=“1”、F2=“1”に
よつてゲート信号GS(a、e、f、gが“1”)
とコード長信号CL=17を得る。このときシフト
レジスタ53の内容はゲート信号a=e=f=g
=“1”によつてバツフアレジスタ65へ
“0010010、11100、00110”として入力され、シー
ケンス△H0=18、H1=−4、H2=6が再生され
る。更にシフトレジスタ51〜54の内容が17ビ
ツトシフト(CL=17)すると、このときシフト
レジスタ54には次のブロツク・コード“10”が
入つており、したがつてBC=“10”、BS=“1”、
F2=“1”によつてゲート信号GS(a、b、cが
“1”)とコード長信号CL=8が得られ、シフト
レジスタ53の内容はバツフアレジスタ65へ
“0010110、00000、00000”として入力され、シー
ケンス△H0=22、H1=H2=0が再生される。
以上の繰り返しは入力信号INに同期して動作
し、再生されたシーケンス△H0、H1、H2はブロ
ツク毎にバツフアメモリ66に記憶される。この
ときバツフアメモリ66への入力アドレスは水平
アドレスカウンタ67(ブロツクカウンタ)およ
び垂直アドレスカウンタ68(ブロツクラインカ
ウンタ)によつて制御される。水平アドレスカウ
ンタ67はバツフアメモリ66の書込信号WTに
よつて1ブロツクずつ加算され、1ブロツクライ
ン相当のブロツク数を計数したとき信号SHを出
力する。同期信号SYNCを検出する前に1ブロツ
クラインの終了を示すこの信号SHが発生するこ
とは伝送路で生じた誤りによつて画像信号である
可変長符号構成が乱れたためであり、そのブロツ
クラインに対して存在する残りブロツクの画像信
号の入力を無視するためフラツグ59をリセツト
して次の同期信号が検出されるのを待つ状態にな
る。また上記によつて可変長符号構成が乱れて1
ブロツクライン相当のブロツク数を計数する前に
次の同期信号を検出したときも同期信号SYNCに
よつてフラツグ59がリセツトされる。このとき
はバツフアメモリ66にはそのブロツクラインに
対する残りブロツクの画像信号が欠如することに
なる。いずれにおいても上記によつて可変長符号
構成が乱れた場合はバツフアメモリ66内の現ブ
ロツクラインに対する各ブロツクのシーケンス△
H0、H1、H2は前ブロツクラインの該当するシー
ケンス△H0、H1、H2によつて置換えるような処
置が必要になつてくる。
し、再生されたシーケンス△H0、H1、H2はブロ
ツク毎にバツフアメモリ66に記憶される。この
ときバツフアメモリ66への入力アドレスは水平
アドレスカウンタ67(ブロツクカウンタ)およ
び垂直アドレスカウンタ68(ブロツクラインカ
ウンタ)によつて制御される。水平アドレスカウ
ンタ67はバツフアメモリ66の書込信号WTに
よつて1ブロツクずつ加算され、1ブロツクライ
ン相当のブロツク数を計数したとき信号SHを出
力する。同期信号SYNCを検出する前に1ブロツ
クラインの終了を示すこの信号SHが発生するこ
とは伝送路で生じた誤りによつて画像信号である
可変長符号構成が乱れたためであり、そのブロツ
クラインに対して存在する残りブロツクの画像信
号の入力を無視するためフラツグ59をリセツト
して次の同期信号が検出されるのを待つ状態にな
る。また上記によつて可変長符号構成が乱れて1
ブロツクライン相当のブロツク数を計数する前に
次の同期信号を検出したときも同期信号SYNCに
よつてフラツグ59がリセツトされる。このとき
はバツフアメモリ66にはそのブロツクラインに
対する残りブロツクの画像信号が欠如することに
なる。いずれにおいても上記によつて可変長符号
構成が乱れた場合はバツフアメモリ66内の現ブ
ロツクラインに対する各ブロツクのシーケンス△
H0、H1、H2は前ブロツクラインの該当するシー
ケンス△H0、H1、H2によつて置換えるような処
置が必要になつてくる。
垂直アドレスカウンタ68(ブロツクラインカ
ウンタ)は信号SV、SH、およびフイルタ信号F5
のいずれかによつてブロツクラインの加算を行な
う。
ウンタ)は信号SV、SH、およびフイルタ信号F5
のいずれかによつてブロツクラインの加算を行な
う。
さて、以上によつて復号化された各ブロツクの
シーケンス△H0、H1、H2がバツフアメモリ66
へ順次入力される一方で、この入力とは非同期に
バツフアメモリ66からは読取信号RDによつて
各ブロツクのシーケンス△H0、H1、H2が順次読
出される。ここでは省略したが書込み用のアドレ
スカウンタ67,68と同様に読取り用のアドレ
スカウンタが必要なことは当然のことである。
シーケンス△H0、H1、H2がバツフアメモリ66
へ順次入力される一方で、この入力とは非同期に
バツフアメモリ66からは読取信号RDによつて
各ブロツクのシーケンス△H0、H1、H2が順次読
出される。ここでは省略したが書込み用のアドレ
スカウンタ67,68と同様に読取り用のアドレ
スカウンタが必要なことは当然のことである。
バツフアメモリ66から読出されたシーケンス
△H0、H1、H2のうち直流予測誤差成分△H0は
予測和変換器15において線形予測され直流成分
H0に変換される。予測和変換器15は(2)式から
H0=△H0+H0′−H2−H2′なる関係を用いて構成
され直流成分H0を復元するものである。
△H0、H1、H2のうち直流予測誤差成分△H0は
予測和変換器15において線形予測され直流成分
H0に変換される。予測和変換器15は(2)式から
H0=△H0+H0′−H2−H2′なる関係を用いて構成
され直流成分H0を復元するものである。
このようにして復号化されたシーケンスH0、
H1、H2はアダマール逆変換器16によつて再生
画素群(u1′、u2′、u3′、u4′)を得る。
H1、H2はアダマール逆変換器16によつて再生
画素群(u1′、u2′、u3′、u4′)を得る。
ここでアダマール逆変換器16は(8)式によつて
構成される。
構成される。
1/21
1
1
1 1
―1
1
−1 1
1
−1
−1 1
−1
−1
1 H′0
H′2
H′2 0
=u1′
u2′
u3′
u4′ (8)
H′0、H′1、H′2は復号化されたシーケンスであ
り、(1)式で得たシーケンスH0、H1、H2と異なる
のは画像圧縮による量子化誤差が含まれているた
めである。したがつて再生画素群(u1′、u2′、
u3′、u4′)と同一ブロツク内の原画素群(u1、u2、
u3、u4)とは伝送路で誤りが生じたい限りシーケ
ンスH0、H1、H2の量子化誤差分だけ異なつた値
になる。このとき1フレーム内の再生画像上にの
つている平均ノイズ量は(7)式で表わせる。これを
ベクトル的に表現すると次のようになる。今1ブ
ロツク内の原画素群のベクトルをU、アダマール
変換マトリツクスをH、アダマール変換されたシ
ーケンスをV、アダマール逆変換マトリツクス
H-1とすると(9)式の関係が得られる。
り、(1)式で得たシーケンスH0、H1、H2と異なる
のは画像圧縮による量子化誤差が含まれているた
めである。したがつて再生画素群(u1′、u2′、
u3′、u4′)と同一ブロツク内の原画素群(u1、u2、
u3、u4)とは伝送路で誤りが生じたい限りシーケ
ンスH0、H1、H2の量子化誤差分だけ異なつた値
になる。このとき1フレーム内の再生画像上にの
つている平均ノイズ量は(7)式で表わせる。これを
ベクトル的に表現すると次のようになる。今1ブ
ロツク内の原画素群のベクトルをU、アダマール
変換マトリツクスをH、アダマール変換されたシ
ーケンスをV、アダマール逆変換マトリツクス
H-1とすると(9)式の関係が得られる。
V=H・U、U=H-1・V (9)
ここで各シーケンスvijに量子化誤差qijを与え、
すなわちベクトルVにベクトルQの歪量を与える
と再生画像は(10)になる。
すなわちベクトルVにベクトルQの歪量を与える
と再生画像は(10)になる。
U′=H-1・〔V+Q〕=H-1・V+H-1
・Q=U+H-1Q(10) U′−U=H-1・Q (11) したがつて再生画像上にのるノイズは歪量qij
をアダマール逆変換した値になり、たとえば直流
成分H0に与える歪量q0はブロツク内の劣化を、
傾斜成分H3に与える歪量q3はブロツク内の斜め
パターンの劣化を与えることになる。
・Q=U+H-1Q(10) U′−U=H-1・Q (11) したがつて再生画像上にのるノイズは歪量qij
をアダマール逆変換した値になり、たとえば直流
成分H0に与える歪量q0はブロツク内の劣化を、
傾斜成分H3に与える歪量q3はブロツク内の斜め
パターンの劣化を与えることになる。
上述の実施例はカラー画像の圧縮および再生に
ついても同じ構成で実現することができる。
ついても同じ構成で実現することができる。
たとえばカラー画像の画素配列例として、第1
図の画素(u1、u2、u3、u4)に対応して輝度信号
Y、色差信号B−Y、R−Y或いは青色信号B、
赤色信号R、緑色信号G、オレンジ・シアン系信
号I、緑・マゼンタ系信号Qなどを適宜配列する
ことによつてカラー画像の圧縮および再生を実現
することができる。
図の画素(u1、u2、u3、u4)に対応して輝度信号
Y、色差信号B−Y、R−Y或いは青色信号B、
赤色信号R、緑色信号G、オレンジ・シアン系信
号I、緑・マゼンタ系信号Qなどを適宜配列する
ことによつてカラー画像の圧縮および再生を実現
することができる。
ここで第5図に示すごとく、黒白画像のときは
傾斜成分H3は前述の理由で無視したが、カラー
画像としてたとえば上記の如きに配列したとき傾
斜成分H3は無視できなくなる。したがつて第4
図に示す可変長符号構成は第16図の例の如くに
変えればよい。ここでSw、w3、w2、w1、w0は
傾斜成分H3に対するビツド情報を示す。この例
では傾斜成分H3は垂直成分H1、水平成分H2と全
く同じ方法で圧縮および再生過程をたどればよい
ので特に説明は要しない。
傾斜成分H3は前述の理由で無視したが、カラー
画像としてたとえば上記の如きに配列したとき傾
斜成分H3は無視できなくなる。したがつて第4
図に示す可変長符号構成は第16図の例の如くに
変えればよい。ここでSw、w3、w2、w1、w0は
傾斜成分H3に対するビツド情報を示す。この例
では傾斜成分H3は垂直成分H1、水平成分H2と全
く同じ方法で圧縮および再生過程をたどればよい
ので特に説明は要しない。
勿論第16図の可変長符号構成は黒白画像にそ
のまゝ適用できる。
のまゝ適用できる。
第5図で算出した直流予測誤差成分の量子化値
△H0は第17図によつて算出することもできる。
第17図は一般に線形予測方式としてよく知られ
ているDPCMの系を形成している。主なちがい
は第5図では直流成分H0を量子化して後に直流
予測誤差成分△H0を算出しているのに対し、第
17図では直流予測誤差成分△H0を量子化して
いる点である。
△H0は第17図によつて算出することもできる。
第17図は一般に線形予測方式としてよく知られ
ているDPCMの系を形成している。主なちがい
は第5図では直流成分H0を量子化して後に直流
予測誤差成分△H0を算出しているのに対し、第
17図では直流予測誤差成分△H0を量子化して
いる点である。
第17図の量子化器は、予測誤差成分がラプラ
ス分布に近い形になることを利用して一般には視
覚的な画質劣化を最少にするような非線形量子化
を行なうが特に複雑な画像では予測誤差成分の分
散が大きく、滑らかな画像と同じように施される
非線形量子化はかえつて画質劣化が目につきやす
くなる。この非線形量子化はルツク・アツプ・テ
ーブルを用いれば容易に実現できる。一方線形量
子化は前述実施例のようにして予測誤差成分の下
位ビツトを一様に捨てるだけであり更に容易に実
現でき、圧縮率が一定のとき両者によつて視覚的
には殆んど画質の差は認められないものであり、
したがつて本発明の実施例では線形量子化を用い
て説明したがこの限りではない。
ス分布に近い形になることを利用して一般には視
覚的な画質劣化を最少にするような非線形量子化
を行なうが特に複雑な画像では予測誤差成分の分
散が大きく、滑らかな画像と同じように施される
非線形量子化はかえつて画質劣化が目につきやす
くなる。この非線形量子化はルツク・アツプ・テ
ーブルを用いれば容易に実現できる。一方線形量
子化は前述実施例のようにして予測誤差成分の下
位ビツトを一様に捨てるだけであり更に容易に実
現でき、圧縮率が一定のとき両者によつて視覚的
には殆んど画質の差は認められないものであり、
したがつて本発明の実施例では線形量子化を用い
て説明したがこの限りではない。
さて、線形予測をするとその予測誤差成分は一
般にラプラス分布に近いと考えられるためそのエ
ントロピーも小さくなる。この場合は第5図によ
つて算出した直流予測誤差成分△H0と第17図
によつて算出した直流予測誤差成分△H0を比較
するとその成分の分布は後者の方がよりゼロの方
に分布が集中しており、したがつて圧縮率の点で
は後者の方が優れていることになるが、しかし、
本実施例の方式によつて圧縮率を一定としたとき
再生画像上のノイズ量は両者でほとんど差がな
く、したがつていずれを用いてもよいことになる
が、前者を用いる場合は直流成分H0に“まるめ”
操作を施しておくことが必要である。
般にラプラス分布に近いと考えられるためそのエ
ントロピーも小さくなる。この場合は第5図によ
つて算出した直流予測誤差成分△H0と第17図
によつて算出した直流予測誤差成分△H0を比較
するとその成分の分布は後者の方がよりゼロの方
に分布が集中しており、したがつて圧縮率の点で
は後者の方が優れていることになるが、しかし、
本実施例の方式によつて圧縮率を一定としたとき
再生画像上のノイズ量は両者でほとんど差がな
く、したがつていずれを用いてもよいことになる
が、前者を用いる場合は直流成分H0に“まるめ”
操作を施しておくことが必要である。
以上本発明にかかる画像圧縮方式を実現する装
置およびその再生装置において一実施例をもとに
詳細に説明してきたが、本発明によれば、原画素
群のアダマール変換によつて得られた各シーケン
スの組合せに対して可変長符号化する適応形画像
圧縮方式において、可変長符号化したことによつ
て生ずる圧縮率の変動すなわち符号化ビツトレー
トとその伝送ビツトレート間の時間軸のちがいを
少容量のバツフアメモリで吸収できるように制御
しており、これがまた視覚特性に適応した高能率
な圧縮方式としても寄与している。更にまた伝送
路へ送出すべき伝送ビツトレートや或いは伝送す
べき情報量など目的に応じて種々使い分けること
があるが、これに対しても前記バツフアメモリか
らの出力ビツトレートを指定するだけで画像の圧
縮率を任意に選択できるという特徴を持つてい
る。装置の規模からみても、最小ブロツクサイズ
のアダマール変換を用いているにもかかわらず画
質劣化の少ない高圧縮率を得たり、或いは圧縮、
再生の処理の大部分が論理回路だけで構成されて
おり装置化が容易になるなど実用面でいくつかの
特徴をもつている。
置およびその再生装置において一実施例をもとに
詳細に説明してきたが、本発明によれば、原画素
群のアダマール変換によつて得られた各シーケン
スの組合せに対して可変長符号化する適応形画像
圧縮方式において、可変長符号化したことによつ
て生ずる圧縮率の変動すなわち符号化ビツトレー
トとその伝送ビツトレート間の時間軸のちがいを
少容量のバツフアメモリで吸収できるように制御
しており、これがまた視覚特性に適応した高能率
な圧縮方式としても寄与している。更にまた伝送
路へ送出すべき伝送ビツトレートや或いは伝送す
べき情報量など目的に応じて種々使い分けること
があるが、これに対しても前記バツフアメモリか
らの出力ビツトレートを指定するだけで画像の圧
縮率を任意に選択できるという特徴を持つてい
る。装置の規模からみても、最小ブロツクサイズ
のアダマール変換を用いているにもかかわらず画
質劣化の少ない高圧縮率を得たり、或いは圧縮、
再生の処理の大部分が論理回路だけで構成されて
おり装置化が容易になるなど実用面でいくつかの
特徴をもつている。
第1図は原画像を互に隣接した画素群2×2に
ブロツク化した図、第2図は標準的な画像におけ
る伝送エネルギーおよび冗長度とアダマール変換
のブロツクサイズの関係を測定した図、第3図は
本発明の全体を説明するための画像圧縮装置aお
よび画像再生装置bを示すブロツク構成図、第4
図および第16図は複数個の量子化特性と各シー
ケンスの量子化値の組合せによつて与えられる可
変長符号構成を示す図、第5図は第3図aに示す
画像圧縮装置の具体的回路構成図、第6図は第5
図における量子化回路およびレベル制限回路の具
体的回路図、第7図は第5図のロジツク・アレイ
Aの論理構造図、第8図は第3図の量子化特性選
択器すなわち第5図のロジツク・アレイBの論理
構造図、第9図はバツフアメモリからの出力ビツ
トレートを規定するコード例図、第10図は第6
図のロジツク・アレイCの論理構造図、第11図
は第5図における伝送情報のビツト配列図、第1
2図は第3図bに示す画像再生装置の具体的回路
構成図、第13図は第12図のロジツク・アレイ
の論理構造図、第14図は第7,8,10,13
図の論理構造を説明する図、第15図は第12図
のゲート・アレイの具体的回路図、第17図は直
流予測誤差成分の量子化値を得るための他の実施
例を示す図である。 2……アダマール変換器、21………直流成分
H0を“まるめ”演算するためのバツフアレジス
タ、4……予測差分変換器、23,24,27,
28……パラレル−イン/シリアル−アウト型の
シフトレジスタ、31,51,52,53,54
……シリアル−イン/パラレル−アウト型のシフ
トレジスタ、34,57,60,61,65……
バツフアレジスタ、6,66……バツフアメモ
リ、15……予測和変換器、16……アダマール
逆変換器、67………ブロツクアドレスカウン
タ、68……ブロツクラインアドレスカウンタ、
35,56,59……フリツプ・フロツプ素子、
3X,3Y,3Z……量子化回路、22X,22
Y,22Z……レベル制限回路、43Y,43Z
……条件付量子化回路、41……量子化器制御回
路、29,30……信号線選択回路、Z-1……1
ブロツク遅延回路。
ブロツク化した図、第2図は標準的な画像におけ
る伝送エネルギーおよび冗長度とアダマール変換
のブロツクサイズの関係を測定した図、第3図は
本発明の全体を説明するための画像圧縮装置aお
よび画像再生装置bを示すブロツク構成図、第4
図および第16図は複数個の量子化特性と各シー
ケンスの量子化値の組合せによつて与えられる可
変長符号構成を示す図、第5図は第3図aに示す
画像圧縮装置の具体的回路構成図、第6図は第5
図における量子化回路およびレベル制限回路の具
体的回路図、第7図は第5図のロジツク・アレイ
Aの論理構造図、第8図は第3図の量子化特性選
択器すなわち第5図のロジツク・アレイBの論理
構造図、第9図はバツフアメモリからの出力ビツ
トレートを規定するコード例図、第10図は第6
図のロジツク・アレイCの論理構造図、第11図
は第5図における伝送情報のビツト配列図、第1
2図は第3図bに示す画像再生装置の具体的回路
構成図、第13図は第12図のロジツク・アレイ
の論理構造図、第14図は第7,8,10,13
図の論理構造を説明する図、第15図は第12図
のゲート・アレイの具体的回路図、第17図は直
流予測誤差成分の量子化値を得るための他の実施
例を示す図である。 2……アダマール変換器、21………直流成分
H0を“まるめ”演算するためのバツフアレジス
タ、4……予測差分変換器、23,24,27,
28……パラレル−イン/シリアル−アウト型の
シフトレジスタ、31,51,52,53,54
……シリアル−イン/パラレル−アウト型のシフ
トレジスタ、34,57,60,61,65……
バツフアレジスタ、6,66……バツフアメモ
リ、15……予測和変換器、16……アダマール
逆変換器、67………ブロツクアドレスカウン
タ、68……ブロツクラインアドレスカウンタ、
35,56,59……フリツプ・フロツプ素子、
3X,3Y,3Z……量子化回路、22X,22
Y,22Z……レベル制限回路、43Y,43Z
……条件付量子化回路、41……量子化器制御回
路、29,30……信号線選択回路、Z-1……1
ブロツク遅延回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 画像を互に隣接した画素群m×nにブロツク
化し、1ブロツクの画素群をアダマール変換によ
つて周波数領域に変換し、その変換出力である各
シーケンスを複数個の量子化特性のうちいずれか
を選択して量子化し、量子化された各シーケンス
のうち少なくとも直流成分は予測誤差成分の量子
化値に変換すると共に、1ブロツク内の前記各シ
ーケンス量子化値を互に比較して複数組の量子化
値の組合せを形成し、これら各組合せに対して予
め定められた可変長符号を与える適応形画像圧縮
方式において、1ブロツク内の前記各シーケンス
量子化値の組合せに対して与えられた可変長符号
をバツフアメモリへ入力すると共に、該バツフア
メモリへの入力ビツトレートとは非同期に該バツ
フアメモリから予め定められた出力ビツトレート
で前記可変長符号を読出すように前記バツフアメ
モリを構成し、予め定めた複数ブロツク内の前記
可変長符号が前記バツフアメモリへ入力された後
に該バツフアメモリ内に残されている前記可変長
符号の量に応じて予め定めた次の複数ブロツクに
おける前記各シーケンスの量子化に使用すべき量
子化特性を選択することを特徴とする特許請求の
範囲第1項で記載した適応形画像圧縮方式。 2 前記バツフアメモリへ前記可変長符号を入力
するごとにその符号長を加算し、前記バツフアメ
モリから可変長符号を出力するごとにその符号長
を減算するアドレスカウンタを設け、前記バツフ
アメモリを複数個のアドレス空間に分割したアド
レスポインタL1,L2…,Lpを有し、予め定めた
複数ブロツク内の前記可変長符号が前記バツフア
メモリへ入力された後にその時点における該バツ
フアメモリ内に残されている前記可変長符号の量
が前記アドレスポインタL1,L2,…Lpのどの範
囲に入つているかを識別することによつて予め定
めた次の複数ブロツクにおける前記各シーケンス
の量子化に使用すべき量子化特性を選択すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項で記載した適
応形画像圧縮方式。 3 前記バツフアメモリのアドレス空間において
アドレスポインタLsを設け、前記バツフアメモ
リに入力された前記可変長符号の量が前記アドレ
スポインタLsに達したときはじめて前記バツフ
アメモリから前記可変長符号の出力を開始するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項で記載した
適応形画像圧縮方式。 4 前記1ブロツクの画素群m×nは2×2の4
画素で構成され、該1ブロツク内の4画素を輝度
信号と色信号の任意の配列または色信号だけの任
意の配列にすることによつてカラー画像の圧縮に
適用したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
で記載した適応形画像圧縮方式。 5 前記アダマール変換によつて得られた前記各
シーケンスのうち少なくとも直流成分は予測誤差
成分に変換し、しかる後複数個の量子化特性のう
ちいずれかを選択して量子化し、予測誤差成分の
量子化値を得るようにしたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項で記載した適応形画像圧縮方
式。 6 前記バツフアメモリからの出力ビツトレート
を指定することによつて任意の圧縮率を得ること
を特徴とする特許請求の範囲第1項で記載した適
応形画像圧縮方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57203444A JPS5992688A (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | 適応形画像圧縮方式 |
US06/553,206 US4580162A (en) | 1982-11-19 | 1983-11-18 | Adaptive picture image compression system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57203444A JPS5992688A (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | 適応形画像圧縮方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5992688A JPS5992688A (ja) | 1984-05-28 |
JPH0161278B2 true JPH0161278B2 (ja) | 1989-12-27 |
Family
ID=16474208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57203444A Granted JPS5992688A (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | 適応形画像圧縮方式 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4580162A (ja) |
JP (1) | JPS5992688A (ja) |
Families Citing this family (68)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59200592A (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラ−画像の適応形圧縮方式 |
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JPS622721A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-08 | Nec Corp | 画像信号の符号化・復号化装置 |
ATE52371T1 (de) * | 1985-12-04 | 1990-05-15 | Siemens Ag | Verfahren zur datenreduktion digitaler bildsignale durch vektorquantisierung. |
JP2811175B2 (ja) * | 1986-01-27 | 1998-10-15 | 富士写真フイルム株式会社 | 画像データの直交変換符号化方法 |
JPH0650912B2 (ja) * | 1986-01-27 | 1994-06-29 | 富士写真フイルム株式会社 | 画像デ−タの直交変換符号化方法 |
JP2745301B2 (ja) * | 1986-04-18 | 1998-04-28 | 富士写真フイルム株式会社 | 画像データの直交変換符号化方法 |
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JPS62298280A (ja) * | 1986-06-18 | 1987-12-25 | Ricoh Co Ltd | 画像符号化方法 |
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