JPH01319526A - 硬化性且つ相溶性組成物 - Google Patents
硬化性且つ相溶性組成物Info
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- JPH01319526A JPH01319526A JP1038525A JP3852589A JPH01319526A JP H01319526 A JPH01319526 A JP H01319526A JP 1038525 A JP1038525 A JP 1038525A JP 3852589 A JP3852589 A JP 3852589A JP H01319526 A JPH01319526 A JP H01319526A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/40—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
- C08G59/50—Amines
- C08G59/504—Amines containing an atom other than nitrogen belonging to the amine group, carbon and hydrogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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- C08G59/40—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
- C08G59/50—Amines
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08L83/04—Polysiloxanes
- C08L83/08—Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
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- Organic Chemistry (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、3個又はそれ以−4二のエポキシ基を有する
エポキシ樹脂、高極性アミン及び芳香族ポリシロキサン
からなる相溶性混合物に関する。更に詳しくは、本発明
は、芳香族ジアミノスルホンと芳香族ジアミノポリシロ
キサンとの混合物によって硬化され、高いガラス転移温
度(Tg)を有する材料を生じる多官能性クリシジルエ
ーテルに関する。
エポキシ樹脂、高極性アミン及び芳香族ポリシロキサン
からなる相溶性混合物に関する。更に詳しくは、本発明
は、芳香族ジアミノスルホンと芳香族ジアミノポリシロ
キサンとの混合物によって硬化され、高いガラス転移温
度(Tg)を有する材料を生じる多官能性クリシジルエ
ーテルに関する。
塗料、複合マトリックス、注型樹脂、接着剤等に無数の
硬化エポキシ系を使用することは多くの文献に開示され
ている(例えば、Encyclopediaof Po
lymer 5cience and Technol
ogy、Vol、6゜209−27部頁、 Inter
science Publishers 、 NYC。
硬化エポキシ系を使用することは多くの文献に開示され
ている(例えば、Encyclopediaof Po
lymer 5cience and Technol
ogy、Vol、6゜209−27部頁、 Inter
science Publishers 、 NYC。
1967参照)。
ビスフェノールAのジグリシジルエーテルとアミノプロ
ピル末端−脂肪族シロキサンオリゴマーとの共重合体は
、J、1.、1ledrick及びその協力者達によっ
て、2相形態(two−phase morpholo
gy)を有するものとして説明されているド5ynth
esisand Propertiesof Segm
ented Po1y(Ilydroxyether−
siloxane C:opolymers”、 Po
lymer Preprints。
ピル末端−脂肪族シロキサンオリゴマーとの共重合体は
、J、1.、1ledrick及びその協力者達によっ
て、2相形態(two−phase morpholo
gy)を有するものとして説明されているド5ynth
esisand Propertiesof Segm
ented Po1y(Ilydroxyether−
siloxane C:opolymers”、 Po
lymer Preprints。
Vol、27. No、2. Nat、1nal
八C5Meet、ing、 Anaheim。
八C5Meet、ing、 Anaheim。
G八、 、 203 (1986)参照]。この研究で
観察された最高のTgは27℃であフた。最高Tgが1
00℃の領域にあるエポキシ/シロキサン重合体系の調
製は、従来未だ報告されていない。
観察された最高のTgは27℃であフた。最高Tgが1
00℃の領域にあるエポキシ/シロキサン重合体系の調
製は、従来未だ報告されていない。
エポキシ樹脂の使用が広まるに従って、夫々の新しい用
途において更に厳しい物理的性質についての要求が高ま
っている。エポキシ樹脂に要望されている1つの新しい
用途は、外部環境における原子状酸素の攻撃に耐える複
合材料用の被覆剤又は接着剤としての用途である。更に
この用途においては上記材料が長期間にねたりて厳しい
加熱サイクル(−70℃から+70℃)に耐えることが
要求されている。
途において更に厳しい物理的性質についての要求が高ま
っている。エポキシ樹脂に要望されている1つの新しい
用途は、外部環境における原子状酸素の攻撃に耐える複
合材料用の被覆剤又は接着剤としての用途である。更に
この用途においては上記材料が長期間にねたりて厳しい
加熱サイクル(−70℃から+70℃)に耐えることが
要求されている。
成る種のシリコーン含有材料が原子状酸素に対して改良
された耐久性を有していることが知られている(Adv
anced Composites、 Nov/Dec
、 33頁。
された耐久性を有していることが知られている(Adv
anced Composites、 Nov/Dec
、 33頁。
1986参照)。
従って本発明の目的は、相分離を生じることなく硬化物
に硬化させることが出来る相溶性成分を含有し且つ少な
くとも約100℃或いはそれ以上のTgを有する硬化生
成物を与えるエポキシ樹脂組成物を提供することである
。
に硬化させることが出来る相溶性成分を含有し且つ少な
くとも約100℃或いはそれ以上のTgを有する硬化生
成物を与えるエポキシ樹脂組成物を提供することである
。
本発明の別の目的は、通常のエポキシ樹脂よりも原子状
酸素による攻撃に対してより耐久性であるシロギサンー
ベースのエポキシ接着剤を提供することである。
酸素による攻撃に対してより耐久性であるシロギサンー
ベースのエポキシ接着剤を提供することである。
本発明の更に別の目的は、高い衝撃強度と耐湿性を有し
ている硬化したエポキシ樹脂を提供することである。
ている硬化したエポキシ樹脂を提供することである。
他の目的は以下の説明により当業者に明らかになるであ
ろう。
ろう。
上記目的はエポキシ基、即ち:
[:1I2−(:H−
\0/
を1分子当り少なくとも3個有する多官能性グリシジル
エーテルと、場合により使用されるジグリシジルエーテ
ルと、硬化に必要な量の、芳香族ジアミノポリシロキサ
ンと剛直性(rigid)芳香族ジアミンとの混合物と
からなる組成物によって達成される。
エーテルと、場合により使用されるジグリシジルエーテ
ルと、硬化に必要な量の、芳香族ジアミノポリシロキサ
ンと剛直性(rigid)芳香族ジアミンとの混合物と
からなる組成物によって達成される。
多官能性グリシジルエーテルの構造は臨界的である。こ
れらは多価の単環又は多環フェノールのポリグリシジル
エーテル、エポキシ化ノボラック樹脂等であり得る。こ
の構造を有するエポキシ樹脂は、芳香族ジアミノポリシ
ロキサン−剛直性芳香族ジアミン混合物と相溶性であり
、一方、窒素含有多官能性グリシジルエーテル、例えば
、N。
れらは多価の単環又は多環フェノールのポリグリシジル
エーテル、エポキシ化ノボラック樹脂等であり得る。こ
の構造を有するエポキシ樹脂は、芳香族ジアミノポリシ
ロキサン−剛直性芳香族ジアミン混合物と相溶性であり
、一方、窒素含有多官能性グリシジルエーテル、例えば
、N。
N′−テトラグリシジルメチレンジアニリン(チバーガ
イギー社のAra]dite MY−720)は、芳香
族シロキザンジアミンと相溶性でないことが認められた
。このことは混合後足時間で分離することにより明らか
になった。この結果は予想外であり且つその理由を説明
することは困難である。上記のタイプの多官能性グリシ
ジルエーテルは両者共高極性材料であり、従って、一方
のタイプが他方のものよりも疎水性シロキザン含有アミ
ンと明かに異なる水準の相溶性を示すということは予期
し得ないことであった。窒素含有エポキシ樹脂は一般に
グリシジルアミンと称されている。
イギー社のAra]dite MY−720)は、芳香
族シロキザンジアミンと相溶性でないことが認められた
。このことは混合後足時間で分離することにより明らか
になった。この結果は予想外であり且つその理由を説明
することは困難である。上記のタイプの多官能性グリシ
ジルエーテルは両者共高極性材料であり、従って、一方
のタイプが他方のものよりも疎水性シロキザン含有アミ
ンと明かに異なる水準の相溶性を示すということは予期
し得ないことであった。窒素含有エポキシ樹脂は一般に
グリシジルアミンと称されている。
上記芳香族ジアミノポリシロキサンは一般式:%式%
−N11晶−1−c (o) o−又は−oc (o)
−であり:Dは置換又は非置換ハイドロカルビレン基で
あり、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は夫々置
換又は非置換ハイドロカルビル基であり;そしてx、y
及びZは夫々0乃至100の値を有している )で表す
ことが出来る。
−であり:Dは置換又は非置換ハイドロカルビレン基で
あり、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は夫々置
換又は非置換ハイドロカルビル基であり;そしてx、y
及びZは夫々0乃至100の値を有している )で表す
ことが出来る。
ジアミノポリシロキサンと剛直性芳香族ジアミンとの混
合物中のジアミノポリシロキサンの量は、約50%乃至
100%であり、剛直性芳香族ジアミンの量は約50%
乃至約0%であり得る。
合物中のジアミノポリシロキサンの量は、約50%乃至
100%であり、剛直性芳香族ジアミンの量は約50%
乃至約0%であり得る。
ジアミノポリシロキサンと剛直性芳香族ジアミン得る。
本発明の組成物においては、1分子当り少なくとも3個
のエポキシ基を有する多官能性グリシジルエーテルを主
要な割合で使用することが必要であるが、ビスフェノー
ルAのジグリシジルエーテル(DGEBA)の如き1分
子当り2個のエポキシ基を有しているエポキシ樹脂も存
在させることが出来る。
のエポキシ基を有する多官能性グリシジルエーテルを主
要な割合で使用することが必要であるが、ビスフェノー
ルAのジグリシジルエーテル(DGEBA)の如き1分
子当り2個のエポキシ基を有しているエポキシ樹脂も存
在させることが出来る。
多官能性グリシジルエーテルの混合物を使用する場合に
は、約50乃至80部の多官能性樹脂に対して約20乃
至50部の2官能樹脂を使用することが出来る。
は、約50乃至80部の多官能性樹脂に対して約20乃
至50部の2官能樹脂を使用することが出来る。
芳香族ジアミノポリシロキサンは当該技術で公知の方法
によって調製することが出来る。1例としては、本明細
書に参照文献として包含される英国特許第1,062,
418号明細書及び米国特許第4,395,527号明
細書が挙げられ、これらの文献にはフェノール又はナフ
トールのナトリウム塩とカンマ−ハロアルキルシランと
の反応が開示されている。式: %式% (式中、F′はH又はハロゲンであり、Mはアルカリ又
はアルカリ土類金属であり、QとZは前記の意義を有す
る)の化合物ど式: %式% (式中、Xはハロゲンであり、R1とDは前記の意義を
有する)を有するビス(ハロハイドロカルビル)ジシロ
キサンとを周囲温度及び周囲圧力で双極性非プロトン性
溶剤、例えば、ジメチルスルホキシド、N、N−ジメチ
ルホルムアミド、テトラメチル尿素−N−メチル−2−
ピロリドン又はヘキサメチルホスホルアミドの存在下で
反応させることにより、少なくとも85%の収率で得る
ことが出来る。
によって調製することが出来る。1例としては、本明細
書に参照文献として包含される英国特許第1,062,
418号明細書及び米国特許第4,395,527号明
細書が挙げられ、これらの文献にはフェノール又はナフ
トールのナトリウム塩とカンマ−ハロアルキルシランと
の反応が開示されている。式: %式% (式中、F′はH又はハロゲンであり、Mはアルカリ又
はアルカリ土類金属であり、QとZは前記の意義を有す
る)の化合物ど式: %式% (式中、Xはハロゲンであり、R1とDは前記の意義を
有する)を有するビス(ハロハイドロカルビル)ジシロ
キサンとを周囲温度及び周囲圧力で双極性非プロトン性
溶剤、例えば、ジメチルスルホキシド、N、N−ジメチ
ルホルムアミド、テトラメチル尿素−N−メチル−2−
ピロリドン又はヘキサメチルホスホルアミドの存在下で
反応させることにより、少なくとも85%の収率で得る
ことが出来る。
好ましいジアミノポリシロキサンはビス(惠−アミノフ
ェノキシブチル)へキサデカメチルオクタシロキサンで
ある。
ェノキシブチル)へキサデカメチルオクタシロキサンで
ある。
本発明で使用される典型的な多官能性グリシジルエーテ
ルは、1分子当り最少で3個或いは4個又はそれ以上の
エポキシ基、即ち、 CTo−CI− \0′ を有する、ノボラック樹脂及び単環及び多環フェノール
のグリシジルエーテルである。ポリグリシジルエーテル
の調製に適した適当なジー及び多環フェノールの例とし
ては、米国特許第2,506.486号明細書に記載さ
れたビスフェノール及びフェノールと置換又は非置換ア
ルデヒドとのノボラック縮合生成物であフて、1分子当
り平均で3乃至20個或いはそれ以上のフェニロール基
を含有しているポリフェノールが挙げられる(Inte
rsciencePblishersにより1947年
に出版されたT、S、Carswcl ]の著書−Ph
enoplasts−を参照)。フェノールとアクロレ
インの如き不飽和アルデヒドとから誘導される適当なポ
リフェノールの例としては、米国特許第2,801,9
89号明細書及び同第2,885,385号明細書に記
載されるトリフェニロール、ペンタフェニロール及びヘ
キサフェニロールが挙げられる。
ルは、1分子当り最少で3個或いは4個又はそれ以上の
エポキシ基、即ち、 CTo−CI− \0′ を有する、ノボラック樹脂及び単環及び多環フェノール
のグリシジルエーテルである。ポリグリシジルエーテル
の調製に適した適当なジー及び多環フェノールの例とし
ては、米国特許第2,506.486号明細書に記載さ
れたビスフェノール及びフェノールと置換又は非置換ア
ルデヒドとのノボラック縮合生成物であフて、1分子当
り平均で3乃至20個或いはそれ以上のフェニロール基
を含有しているポリフェノールが挙げられる(Inte
rsciencePblishersにより1947年
に出版されたT、S、Carswcl ]の著書−Ph
enoplasts−を参照)。フェノールとアクロレ
インの如き不飽和アルデヒドとから誘導される適当なポ
リフェノールの例としては、米国特許第2,801,9
89号明細書及び同第2,885,385号明細書に記
載されるトリフェニロール、ペンタフェニロール及びヘ
キサフェニロールが挙げられる。
一般的には、これらの多価フェノールのポリグリシジル
エーテルは、エピへロヒドリンと多価フェノールとを塩
基性条件下で反応させることによって調製される。この
多価フェノールはレゾルシノール、カテコール、メチル
レゾルシノール又はハイドロキノンの如き単環フェノー
ルであるか又はジ又は多環フェノールであり得る。
エーテルは、エピへロヒドリンと多価フェノールとを塩
基性条件下で反応させることによって調製される。この
多価フェノールはレゾルシノール、カテコール、メチル
レゾルシノール又はハイドロキノンの如き単環フェノー
ルであるか又はジ又は多環フェノールであり得る。
多環多価フェノールは、アルキリデン、アルキレン、エ
ーテル、ケトン或いはスルホン基の如き基で連結された
2個又はそれ以上のフェノールからなる。これらの連結
基は、次の化合物:ビス(2−ハイドロキシフェニル)
エーテル、ビス(3−ハイドロキシフェニル)ケトン、
ビス(2−ハイドロキシフェニル)メタン、ビス(■−
パイトロキシフェニル)ジメチルメタン、ビス(2−ハ
イドロキシフェニル)ベンゾフェノン、1゜5−シハイ
ドロキシナフタレン、ビス(■−ハイドロキシフェニル
)スルホン又はトリフエノール又はテトラフェノールで
更に例示される。
ーテル、ケトン或いはスルホン基の如き基で連結された
2個又はそれ以上のフェノールからなる。これらの連結
基は、次の化合物:ビス(2−ハイドロキシフェニル)
エーテル、ビス(3−ハイドロキシフェニル)ケトン、
ビス(2−ハイドロキシフェニル)メタン、ビス(■−
パイトロキシフェニル)ジメチルメタン、ビス(2−ハ
イドロキシフェニル)ベンゾフェノン、1゜5−シハイ
ドロキシナフタレン、ビス(■−ハイドロキシフェニル
)スルホン又はトリフエノール又はテトラフェノールで
更に例示される。
上記多価フェノールとの反応に好ましいエビへロヒトリ
ンとしては、エピクロルヒドリン、グリセリンジクロル
ヒドリン、3−クロル−1,2−エポキシブタン、3−
ブロム−1,2−エポキシヘキサン及び3−クロル−1
,2−エポキシオクタンが挙げられる。
ンとしては、エピクロルヒドリン、グリセリンジクロル
ヒドリン、3−クロル−1,2−エポキシブタン、3−
ブロム−1,2−エポキシヘキサン及び3−クロル−1
,2−エポキシオクタンが挙げられる。
ビス(2,3−エポキシシクロベンチル)エーテル、3
.4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル、3
.4−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキシ
レート、ビニルシクロヘキセンジオキシド及びジシクロ
ペンタジェンジオキシドの如き他のポリエポキシドも使
用することが出来る。
.4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル、3
.4−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキシ
レート、ビニルシクロヘキセンジオキシド及びジシクロ
ペンタジェンジオキシドの如き他のポリエポキシドも使
用することが出来る。
ノボラック樹脂はフェノールとアルデヒドとの縮合によ
フて、或いは更に一般的には芳香環上に2個又は3個の
反応性水素を有しているフェノール化合物と、アルデヒ
ド又はフェノール−アルデヒド縮合を受けることが出来
るアルデヒド放出性化合物との反応によって調製される
。
フて、或いは更に一般的には芳香環上に2個又は3個の
反応性水素を有しているフェノール化合物と、アルデヒ
ド又はフェノール−アルデヒド縮合を受けることが出来
るアルデヒド放出性化合物との反応によって調製される
。
フェノール化合物の例としては、クレゾール、キシレノ
ール、エチルフェノール、ブチルフェノール、イソプロ
ピルメトキシフェノール、クロルフェノール、レゾルシ
ノール、パイトロキノン、ナフトール、2.2−ビス(
P−ハイドロキシフェノール)プロパン等が挙げられる
。アルデヒドの例としては、ホルムアルデヒド、アセト
アルデヒド、アクロレイン、クロトンアルデヒド、フル
フラール等が挙げられる。アルデヒド放出性化合物の例
としては、例えば、パラホルムアルデヒド、ホルマリン
及び1.3.5−トリオキサンが挙げられる。アセトン
の様なケトンも、ヘキサメチレンテトラミ、ンの様なメ
チレン発生剤と同様にフェノール化合物と縮合可能であ
る。
ール、エチルフェノール、ブチルフェノール、イソプロ
ピルメトキシフェノール、クロルフェノール、レゾルシ
ノール、パイトロキノン、ナフトール、2.2−ビス(
P−ハイドロキシフェノール)プロパン等が挙げられる
。アルデヒドの例としては、ホルムアルデヒド、アセト
アルデヒド、アクロレイン、クロトンアルデヒド、フル
フラール等が挙げられる。アルデヒド放出性化合物の例
としては、例えば、パラホルムアルデヒド、ホルマリン
及び1.3.5−トリオキサンが挙げられる。アセトン
の様なケトンも、ヘキサメチレンテトラミ、ンの様なメ
チレン発生剤と同様にフェノール化合物と縮合可能であ
る。
縮合反応は、酸性触媒の存在下で7モルのフェノール当
り6モル以下のアルデヒドを用いて行われる。この様に
調製されたノボラック樹脂は、長時間溶融性且つ可溶性
である。縮合反応が完了したどき、もし必要であれば、
水及び他の揮発性材料は蒸留によフて除去可能であり又
触媒は中和することが出来る。
り6モル以下のアルデヒドを用いて行われる。この様に
調製されたノボラック樹脂は、長時間溶融性且つ可溶性
である。縮合反応が完了したどき、もし必要であれば、
水及び他の揮発性材料は蒸留によフて除去可能であり又
触媒は中和することが出来る。
典型的な合成方法においては、ノボラック樹脂は、1モ
ルのフェノールと0.8モルのアルデヒドとを酸性条件
下で加熱することによって調製される。反応が行われる
温度は一般的に約25℃乃至約175℃である 本発明で使用するエポキシ化ノボラック樹脂は、当該技
術分野で周知の方法、例えば、11、Lee& K、N
eville著、−Epoxy Resins−(Mc
Graw HillBook Go、) 、 +95頁
、 N、Y、C,に記載される如きエビへロヒドリンと
の反応によりノボラック樹脂のエポキシ化によって調製
することが出来る。
ルのフェノールと0.8モルのアルデヒドとを酸性条件
下で加熱することによって調製される。反応が行われる
温度は一般的に約25℃乃至約175℃である 本発明で使用するエポキシ化ノボラック樹脂は、当該技
術分野で周知の方法、例えば、11、Lee& K、N
eville著、−Epoxy Resins−(Mc
Graw HillBook Go、) 、 +95頁
、 N、Y、C,に記載される如きエビへロヒドリンと
の反応によりノボラック樹脂のエポキシ化によって調製
することが出来る。
本明細書において使用する“剛直性芳香族アミン”とい
う用語は、好ましくは次の構造:112N−■−X−G
−NH2 (式中のXは−502−又は−GO−である)を有する
アミンを意味している。
う用語は、好ましくは次の構造:112N−■−X−G
−NH2 (式中のXは−502−又は−GO−である)を有する
アミンを意味している。
上記構造を有する芳香族アミンは、これらを含む配合物
に”潜伏性”(”1atency”)を付与し、従って
より長い貯蔵寿命を与える。
に”潜伏性”(”1atency”)を付与し、従って
より長い貯蔵寿命を与える。
上記の構造を有していない別のタイプの剛直性芳香族ア
ミン、例えば、見−及び旦−フェニレンジアミン、4,
4′−メチレンジアニリン、1゜3−ジアミノシクロヘ
キサン、1.4−ジアミノシクロヘキサン、メンタンジ
アミン、2,7−ジアミツナフタレン、3,7−ジアミ
ツナフタレン、ベンジジン、3.3′−ジメチルベンジ
ジン、3.3′−ジメトキシベンジジン、■−キシレン
ジアミン、P−キシレンジアミン等も使用することが出
来るが、これらのアミンはこれをエポキシ樹脂と混合し
たときに得られる組成物の貯蔵寿命が短いので好ましく
はない。
ミン、例えば、見−及び旦−フェニレンジアミン、4,
4′−メチレンジアニリン、1゜3−ジアミノシクロヘ
キサン、1.4−ジアミノシクロヘキサン、メンタンジ
アミン、2,7−ジアミツナフタレン、3,7−ジアミ
ツナフタレン、ベンジジン、3.3′−ジメチルベンジ
ジン、3.3′−ジメトキシベンジジン、■−キシレン
ジアミン、P−キシレンジアミン等も使用することが出
来るが、これらのアミンはこれをエポキシ樹脂と混合し
たときに得られる組成物の貯蔵寿命が短いので好ましく
はない。
本発明で使用する”相溶性組成物”という語は、その成
分が相互に分散しており、組成物の寿命期間中は分離し
ない組成物を意味している。これらの組成物は複数の相
として存在しており且つ1つ以上のガラス転移温度風」
二を示す。
分が相互に分散しており、組成物の寿命期間中は分離し
ない組成物を意味している。これらの組成物は複数の相
として存在しており且つ1つ以上のガラス転移温度風」
二を示す。
好ましい剛直性芳香族アミンは3,3′−ジアミノジフ
ェニルスルホンであるが、4,4′−ジアミノジフェニ
ルスルホン、4,4′−ジアミノジフェニルケトン、3
,3′−ジアミノジフェニルケトン等の様な他の芳香族
アミンも使用することが出来る。
ェニルスルホンであるが、4,4′−ジアミノジフェニ
ルスルホン、4,4′−ジアミノジフェニルケトン、3
,3′−ジアミノジフェニルケトン等の様な他の芳香族
アミンも使用することが出来る。
本発明を説明する為に、種々の割合(重量)のTACT
IX 742即ちトリフェニロールメタンのグリシジル
エーテル ノールAのジグリシジルエーテルとともに使用して下記
の一連の実験を行った。
IX 742即ちトリフェニロールメタンのグリシジル
エーテル ノールAのジグリシジルエーテルとともに使用して下記
の一連の実験を行った。
次に以下の実施例により本発明を更に説明する。全ての
部及び%は特に断りの無い限り重量基準である。
部及び%は特に断りの無い限り重量基準である。
実施例↓
共通ずる操作として、最初に、エポキシ樹脂を組み合せ
、続いて剛直性芳香族ジアミンを添加し、最後に芳香族
ジアミノポリシロキサンを添加した。組合せた材料(未
だ混合してない)を空気循環炉中に110℃乃至150
℃で5乃至15分間静置した。次に上記材料を取り出し
、熱時に混合した。更に短時間(即ち約5分間以内)加
熱することにより混合物に閉じ込められた空気を除去す
ることが出来た。混合物中に未溶解の粒状物が残ってい
る場合には、それらの粒状物を目の粗いフィルターを通
して除去した。この混合物は直ちに硬化させることも、
貯蔵することも出来、又、後日硬化させることも出来る
。これらの組成物の貯蔵寿命は、組成物中の特定の成分
の比率に応じて4日から6日の間で変動した。貯蔵寿命
は20gの組成物を粘着性が完全に無くなる迄ビーカー
中に室温で静置して測定した。この貯蔵寿命は組成物を
凍結することによって延長させることが出来る。
、続いて剛直性芳香族ジアミンを添加し、最後に芳香族
ジアミノポリシロキサンを添加した。組合せた材料(未
だ混合してない)を空気循環炉中に110℃乃至150
℃で5乃至15分間静置した。次に上記材料を取り出し
、熱時に混合した。更に短時間(即ち約5分間以内)加
熱することにより混合物に閉じ込められた空気を除去す
ることが出来た。混合物中に未溶解の粒状物が残ってい
る場合には、それらの粒状物を目の粗いフィルターを通
して除去した。この混合物は直ちに硬化させることも、
貯蔵することも出来、又、後日硬化させることも出来る
。これらの組成物の貯蔵寿命は、組成物中の特定の成分
の比率に応じて4日から6日の間で変動した。貯蔵寿命
は20gの組成物を粘着性が完全に無くなる迄ビーカー
中に室温で静置して測定した。この貯蔵寿命は組成物を
凍結することによって延長させることが出来る。
特定の実施例では次の成分をビーカーに加えた:
12 g(D TACTIX’742 エポキシ樹脂(
トリフェニロールメタンのトリグリシジルエーテルに対
するダウケミカル社の商標); 12gの八RAI、DITE 6010エポキシ樹脂(
ビスフェノールAジグリシジルエーテルに対するチバー
ガイギー社の商標); 1.5gの4,4′ジアミノジフェニルスルホン;及び 16.0gのビス(見−アミノフェノキシブチル)へキ
サメチルオクタシロキサン ビーカーを空気循環炉中に150℃の温度で約5乃至1
0分間静置した。各成分を十分に混合し且つ濾過した。
トリフェニロールメタンのトリグリシジルエーテルに対
するダウケミカル社の商標); 12gの八RAI、DITE 6010エポキシ樹脂(
ビスフェノールAジグリシジルエーテルに対するチバー
ガイギー社の商標); 1.5gの4,4′ジアミノジフェニルスルホン;及び 16.0gのビス(見−アミノフェノキシブチル)へキ
サメチルオクタシロキサン ビーカーを空気循環炉中に150℃の温度で約5乃至1
0分間静置した。各成分を十分に混合し且つ濾過した。
透明で均一な混合物が得られ、これを放置してもその状
態が保たれた(相溶性の証拠の1つである)。これを1
50℃で1時間及び170℃で2時間硬化させた。淡褐
色の透明なプラークが形成された。この生成物のTgは
、示差熱分析方法(DSC)により測定したところ10
0℃であった。動熱重量分析(TGA)を空気中で行っ
た。最初の重量損失は275℃で観察された。10%の
重量損失は370℃で観察された。
態が保たれた(相溶性の証拠の1つである)。これを1
50℃で1時間及び170℃で2時間硬化させた。淡褐
色の透明なプラークが形成された。この生成物のTgは
、示差熱分析方法(DSC)により測定したところ10
0℃であった。動熱重量分析(TGA)を空気中で行っ
た。最初の重量損失は275℃で観察された。10%の
重量損失は370℃で観察された。
上記成分からなる未硬化の混合物の25gの貯蔵寿命は
、それを室温で静置して測定した。4日後にゲル化が観
察された。
、それを室温で静置して測定した。4日後にゲル化が観
察された。
実施例文
実施例1の操作を用いて下記成分をビーカーに加えた:
12gのTACTIX 742 ;
8 gの八RALDTTE 6010 。
4gの4.4′−ジアミノジフェニルスルホン:及び
64gのビス(見−アミノフェノキシブチル)へキサメ
チルオクタシロキサン 各成分を空気循環炉中て150℃で10乃至15分間加
熱した。濁った混合物を波通し、実施例1と同様に硬化
させた。淡褐色の透明なプラークが形成された。この生
成物のTg (DSC)は120℃であった。貯蔵寿命
を実施例1の如く測定した。ゲル化は6日後に観察され
た。
チルオクタシロキサン 各成分を空気循環炉中て150℃で10乃至15分間加
熱した。濁った混合物を波通し、実施例1と同様に硬化
させた。淡褐色の透明なプラークが形成された。この生
成物のTg (DSC)は120℃であった。貯蔵寿命
を実施例1の如く測定した。ゲル化は6日後に観察され
た。
実施例A
た。
60部ノTAtl:TIX 742 。
40部のARALDTTE 6010 ;8.4部の
4.4′−ジアミノジフェニルスルホン;及び 91.6部のビス(!!!−アミノフェノキシブチル)
へキサメチルオクタシロキサン硬化生成物は100℃の
Tgを示し、未硬化混合物は4日の貯蔵寿命を示した。
4.4′−ジアミノジフェニルスルホン;及び 91.6部のビス(!!!−アミノフェノキシブチル)
へキサメチルオクタシロキサン硬化生成物は100℃の
Tgを示し、未硬化混合物は4日の貯蔵寿命を示した。
た。
60部(7)TACTIX 742 。
40部のARALDITE 6010 。
21.4部の4.4−ジアミノジフェニルスルホン:及
び 78.6部のビス(恵−アミノフェノキシブチル)へキ
サメチルオクタシロキサン硬化生成物は107℃のTg
示し、未硬化混合物は5乃至6日の貯蔵寿命を示した。
び 78.6部のビス(恵−アミノフェノキシブチル)へキ
サメチルオクタシロキサン硬化生成物は107℃のTg
示し、未硬化混合物は5乃至6日の貯蔵寿命を示した。
た。
60部(7)TACTIX 742 ;40部のARA
LDITE 6010 ;38.8部の4,4′−ジ
アミノジフェニルスルホン;及び 61.2部のビス(世−アミノフェノキシブチル)へキ
サメチルオクタシロキサン硬化生成物は120℃のTg
示し、未硬化混合物は5乃至6日の貯蔵寿命を示した。
LDITE 6010 ;38.8部の4,4′−ジ
アミノジフェニルスルホン;及び 61.2部のビス(世−アミノフェノキシブチル)へキ
サメチルオクタシロキサン硬化生成物は120℃のTg
示し、未硬化混合物は5乃至6日の貯蔵寿命を示した。
た。
70部のTAGTTX 742 。
30部のARALDITE 6[110;7.3部の
4.4′−ジアミノジフェニルスルホン:及び 92.7部のビス(!!!−アミノフェノギシブチル)
へキサメチルオクタシロキサン硬化生成物は101℃の
Tg示し、未硬化混合物は41ヨの貯蔵寿命を示した。
4.4′−ジアミノジフェニルスルホン:及び 92.7部のビス(!!!−アミノフェノギシブチル)
へキサメチルオクタシロキサン硬化生成物は101℃の
Tg示し、未硬化混合物は41ヨの貯蔵寿命を示した。
実施例ユ
組成物中にジグリシジルエーテルを加えることなしに実
施例1を繰返した場合、実施例1の場合と同等のTg及
び貯蔵寿命を有する硬化生成物が得られた。
施例1を繰返した場合、実施例1の場合と同等のTg及
び貯蔵寿命を有する硬化生成物が得られた。
以上の実施例に記載の組成物は塗料、接着剤及びポツテ
ィング頁patting)材料として有用である。
ィング頁patting)材料として有用である。
坦W例
ARALDITE MY−720エポキシ樹脂(26,
4g)をビーカーに添加し、約100℃に加熱した。
4g)をビーカーに添加し、約100℃に加熱した。
ARALDITE MY−720はN、N′−テトラグ
リシジルメチレンジアニリンに対するチバーガイギー社
の商標である。硬化剤である4、4′−ジアミノジフェ
ニルスルポン(3,7g)をホットプレート」二のビー
カー内で溶融した。この材料を液状の状態て上記の加熱
したエポキシ樹脂に加えた。次に19gのビス(m−ア
ミノフェノキシブチル)へキサメチルオクタシロキサン
を混合物に添加した。この混合物を十分に混合して不透
明なペーストとした。150℃で長時間加熱したところ
、ビス(!!!−アミノフェノキシブチル)へキサメチ
ルオクタシロキサンが分離して混合物の表面に明かに分
れた層が形成された。
リシジルメチレンジアニリンに対するチバーガイギー社
の商標である。硬化剤である4、4′−ジアミノジフェ
ニルスルポン(3,7g)をホットプレート」二のビー
カー内で溶融した。この材料を液状の状態て上記の加熱
したエポキシ樹脂に加えた。次に19gのビス(m−ア
ミノフェノキシブチル)へキサメチルオクタシロキサン
を混合物に添加した。この混合物を十分に混合して不透
明なペーストとした。150℃で長時間加熱したところ
、ビス(!!!−アミノフェノキシブチル)へキサメチ
ルオクタシロキサンが分離して混合物の表面に明かに分
れた層が形成された。
上記対照例の結果はテトラグリシジルアミン樹脂と、剛
直性芳香族ジアミン及び芳香族ジアミノポリシロキサン
の混合物との非相溶性の明らかな証拠である。
直性芳香族ジアミン及び芳香族ジアミノポリシロキサン
の混合物との非相溶性の明らかな証拠である。
もし必要であれば、本発明の混合物には1種又はそれ以
上の充填剤、顔料、促進剤、流動性調節剤等を加えるこ
とが出来る。充填材の例としては、マイカ、無機炭酸塩
或いは硫酸塩、クレイ、ケイソウ上等が挙げられる。代
表的な顔料としては、二酸化チタン、カドミウムレッド
、クロムオレンジ、クロムイエロー、フタロシアニンブ
ルー及びグリーン等が挙げられる。好ましいブルー顔料
はBASFのlle1iogenブルーKIi9]ID
である。トリベンジルアミンの様な3官能アミンは好ま
しい促進剤である。アエロジル及びシリカが好ましい流
動性調節剤である。
上の充填剤、顔料、促進剤、流動性調節剤等を加えるこ
とが出来る。充填材の例としては、マイカ、無機炭酸塩
或いは硫酸塩、クレイ、ケイソウ上等が挙げられる。代
表的な顔料としては、二酸化チタン、カドミウムレッド
、クロムオレンジ、クロムイエロー、フタロシアニンブ
ルー及びグリーン等が挙げられる。好ましいブルー顔料
はBASFのlle1iogenブルーKIi9]ID
である。トリベンジルアミンの様な3官能アミンは好ま
しい促進剤である。アエロジル及びシリカが好ましい流
動性調節剤である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(1)1分子当り少なくとも3個のエポキシ基を有
しており、グリシジルアミンを含有していない多官能性
グリシジルエーテル; (2)場合により使用されるジグリシジルエーテル;及
び (3)硬化に必要な量の、芳香族ジアミノポリシロキサ
ンと剛直性芳香族ジアミンとの混合物;からなる硬化性
且つ相溶性組成物。 2、剛直性芳香族ジアミンがジアミノアリールスルホン
である請求項1に記載の組成物。3、ジアミノアリール
スルホンが4,4′−ジアミノジフェニルスルホンであ
る請求項2に記載の組成物。 4、ジアミノアリールスルホンが3,3′−ジアミノジ
フェニルスルホンである請求項2に記載の組成物。 5、剛直性芳香族ジアミンがジアミノアリールケトンで
ある請求項1に記載の組成物。 6、ジアミノアリールケトンが4,4′−ジアミノジフ
ェニルケトンである請求項5に記載の組成物。 7、芳香族ジアミノポリシロキサンが式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のQは置換又は非置換芳香族基であり;Zは −O−、−S−、−SO_2−、−SO_2NH−、−
NHSO_2−、▲数式、化学式、表等があります▼、
▲数式、化学式、表等があります▼、−C(O)O−又
は−OC(O)−であり;Dは置換又は非置換ハイドロ
カルビレン基であり;R^1、R^2、R^3、R^4
、R^5及びR^6は夫々置換又は非置換ハイドロカル
ビルであり;x、y及びzは夫々0乃至100の値を有
している)を有する請求項1に記載の組成物。 8、Qがフェニレン基である請求項7に記載の組成物。 9、Zが−O−である請求項7に記載の組成物。 10、Dが4個の炭素原子を有するカルビレン基である
請求項7に記載の組成物。 11、多官能性グリシジルエーテルがエポキシ化ノボラ
ックである請求項1に記載の組成物。 12、多官能性グリシジルエーテルがトリフェニロール
メタンのトリグリシジルエーテルである請求項1に記載
の組成物。 13、ジグリシジルエーテルがビスフェノールAのジグ
リシジルエーテルである請求項1に記載の組成物。 14、多官能性グリシジルエーテルとジグリシジルエー
テルとの比率が前者50乃至80部に対して後者20乃
至50部である請求項1に記載の組成物。 15、剛直性芳香族ジアミンと芳香族ジアミノポリシロ
キサンとの混合物の量が50乃至100phrである請
求項1に記載の組成物。 16、混合物中のジアミノポリシロキサンの量が50%
乃至100%である請求項15に記載の組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US19405988A | 1988-05-13 | 1988-05-13 | |
US194059 | 1988-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01319526A true JPH01319526A (ja) | 1989-12-25 |
JPH0819208B2 JPH0819208B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=22716139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1038525A Expired - Lifetime JPH0819208B2 (ja) | 1988-05-13 | 1989-02-20 | 硬化性且つ相溶性組成物 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0342027B1 (ja) |
JP (1) | JPH0819208B2 (ja) |
KR (1) | KR930003162B1 (ja) |
CN (1) | CN1044475A (ja) |
AT (1) | ATE133432T1 (ja) |
DE (1) | DE68925495T2 (ja) |
HK (1) | HK151296A (ja) |
PH (1) | PH27310A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007211254A (ja) * | 1997-01-10 | 2007-08-23 | Nippon Kayaku Co Ltd | エポキシ樹脂組成物およびエポキシ樹脂の製造方法 |
WO2017130659A1 (ja) * | 2016-01-26 | 2017-08-03 | 東レ株式会社 | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
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JP4931366B2 (ja) * | 2005-04-27 | 2012-05-16 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 硬化性シリコーン組成物および電子部品 |
CN107325782A (zh) * | 2017-05-19 | 2017-11-07 | 天永诚高分子材料(常州)有限公司 | 一种双组分灌封胶及其制备方法 |
KR20220131282A (ko) * | 2020-01-22 | 2022-09-27 | 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 | 실리콘-아크릴레이트 공중합체, 및 관련 방법 및 조성물 |
WO2021150666A1 (en) * | 2020-01-22 | 2021-07-29 | Dow Silicones Corporation | Curable silicone-acrylate compositions, conductive materials prepared therewith, and related methods |
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US3655420A (en) | 1970-03-06 | 1972-04-11 | Du Pont | Synthetic organic textile fiber with improved, durable, soft, lubricated feel |
JPS5136800B2 (ja) * | 1972-03-15 | 1976-10-12 |
-
1989
- 1989-01-25 PH PH38089A patent/PH27310A/en unknown
- 1989-01-28 CN CN89100592A patent/CN1044475A/zh active Pending
- 1989-02-20 JP JP1038525A patent/JPH0819208B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-04-06 KR KR1019890004514A patent/KR930003162B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1989-05-11 DE DE68925495T patent/DE68925495T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-05-11 EP EP89304770A patent/EP0342027B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-11 AT AT89304770T patent/ATE133432T1/de not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-08-08 HK HK151296A patent/HK151296A/en not_active IP Right Cessation
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WO2017130659A1 (ja) * | 2016-01-26 | 2017-08-03 | 東レ株式会社 | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
JP6237951B1 (ja) * | 2016-01-26 | 2017-11-29 | 東レ株式会社 | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
US10344132B2 (en) | 2016-01-26 | 2019-07-09 | Toray Industries, Inc. | Epoxy resin composition, prepreg and fiber reinforced composite material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1044475A (zh) | 1990-08-08 |
KR930003162B1 (ko) | 1993-04-23 |
DE68925495T2 (de) | 1996-08-08 |
EP0342027A3 (en) | 1991-01-09 |
KR890017313A (ko) | 1989-12-15 |
PH27310A (en) | 1993-05-28 |
HK151296A (en) | 1996-08-16 |
DE68925495D1 (de) | 1996-03-07 |
ATE133432T1 (de) | 1996-02-15 |
EP0342027B1 (en) | 1996-01-24 |
JPH0819208B2 (ja) | 1996-02-28 |
EP0342027A2 (en) | 1989-11-15 |
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