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JPH01163149A - ゼオライト触媒を用いる1,4−ビス(4−フエノキシベンゾイル)ベンゼンの製造方法 - Google Patents

ゼオライト触媒を用いる1,4−ビス(4−フエノキシベンゾイル)ベンゼンの製造方法

Info

Publication number
JPH01163149A
JPH01163149A JP63279536A JP27953688A JPH01163149A JP H01163149 A JPH01163149 A JP H01163149A JP 63279536 A JP63279536 A JP 63279536A JP 27953688 A JP27953688 A JP 27953688A JP H01163149 A JPH01163149 A JP H01163149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zeolite
exchanged
catalyst
iron
zeolites
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63279536A
Other languages
English (en)
Inventor
David R Corbin
デビツド・リチヤード・コービン
Enio Kumpinsky
エニオ・クンピンスキイ
Antonio Vidal
アントニオ・バイダル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPH01163149A publication Critical patent/JPH01163149A/ja
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/45Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by condensation
    • C07C45/46Friedel-Crafts reactions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/78Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C45/81Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change in the physical state, e.g. crystallisation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、ゼオライト触媒の存在下での、不均−系にお
ける1、4−ビス(4−フェノキシベンゾイル)ベンゼ
ン(本明細書中で以後時々BPBBと呼ぶ)の製造方法
に関する。このゼオライト触媒は反応混合物中で液相か
も容易に分離することができる。
ポリエーテルケトン樹脂の製造において重要な中間体で
あるBPBBは、フリーデルクラフッ触媒、通常は塩化
アルミニウムの存在下での1.4−ベンゼンジカルボニ
ルクロリドのジフェニルエーテルとの縮合によって製造
することができる。フリーゾルタラフッ触媒は1.4−
ベンゼンジカルボニルクロリド1モルあたり少なくとも
3モルの量で使用される。より高いオリゴマーの生成を
最小にするために、ジフェニルエーテルは通常かなり過
剰に使用される。通常は、この反応は、約−1O℃の温
度で、溶媒例えば1.2−ジクロロベンゼン中で実施さ
れる。反応が完了した後で、生成物を沈澱させそしてそ
れから塩化アルミニウムを除去するためにメタノールを
添加する。生成物を濾別し、繰り返しメタノールで洗浄
し、そして阻N−ジメチルアセトアミドから再結晶する
塩化アルミニウム触媒の使用は種々の欠点をもたらす。
熱い1.2−ジクロロベンゼン中に可溶である塩化アル
ミニウムは、BPBB生成物を汚染する傾向があり、か
くして生成物からそれを除去するために繰り返しの洗浄
そして最終的にはBPBBの再結晶を要求する。回収さ
れた塩化アルミニウムは再使用することができず、そし
てこれは廃物処理の問題を産みだし並びに操業のコスト
を増加させる。
最後に、塩化アルミニウムは高いパラ−異性体選択性を
持たず、それ故それはかなりの比率のオルト−異性体、
即ち[1−(2−7エノキシ)、4−(4−フェノキシ
)]ジベンゾイルベンゼンをも生成する傾向がある。こ
のオルト−異性体は、アンジェロ(Ange Io)の
米国特許第3.767.620号中に議論されているよ
うに、環閉鎖によって9−7エニルキサンチドロール(
9−phenylxanthydrol)の生成をもた
らす。
オルト−異性体及び触媒汚染のない高純度の物質を良好
な収率で生成し、かくして付加的な精製工程を回避する
ことができ、そして全体の反応収率を増加することがで
きる、より簡単な操作でBPBBを生成できることが望
ましい。
発明の要約 本発明によれば、BPBHの製造方法であって、(a)
12の酸素原子を含む環構造を有し、そして天然に産出
するホージャサイト、天然に産出するモルデナイト、合
成ゼオライトY1そして合成モルデナイトの種類の一つ
に属する、水素交換された形の活性化されたゼオライト
、および(b)12の酸素原子を含む環構造を有し、そ
して天然に産出するホージャサイト、天然に産出するモ
ルデナイト、合成ゼオライトX及びYlそして合成モル
デナイトの種類の一つに属する、鉄交換されたゼオライ
ト、 から成る群から選ばれたゼオライトの存在下で、ジフェ
ニルエーテルを1.4−ベンゼンジカルボニルクロリド
と約190−250℃の温度で約40−360分の時間
接触させること、 ここで、1、4−ベンゼンジカルボニルクロリドの水素
交換されたゼオライトに対する重量比は約3=1ないし
l:2でありそして鉄交換されたゼオライトに対する重
量比は約lO:1ないしl:2であり、そして ジフェニルエーテル ニルクロリドに対するモル比は、水素交換されたゼオラ
イトが触媒である時には約15−80:lであり、そし
て鉄交換されたゼオライトが触媒である時には約10−
50:1である、 生成する熱い溶液からゼオライトを分離すること、この
熱い溶液をBPBBが晶出する温度に冷却すること、そ
してこの結晶性生成物を冷却された溶液から分離するこ
と、 から成る方法がここに提供される。
発明の詳細な説明 本発明の方法に含まれる基礎反応は、以下の式%式%: この反応のための出発物質は、よく知られていてかつ容
易に入手できる。
テレフタリルクロリドとしても知られているl。
4−ベンゼンジカルボニルクロリドは、テレフタル酸か
ら任意の適当な公知の反応によって、例えば五塩化リン
、三塩化リン、またはチオニルクロリドを用いて、製造
することができる。1.4−ベンゼンジカルボニルクロ
リドはまた、例えば、E、1.デュポンデネモアスアン
ドカンパニーから商業的に入手できる。
ジフェニルエーテルは、例えば、ダウケミカル社から商
業的に入手できる。
適当なゼオライトは、上で述べたように、ある要件を満
足しなければならない。一般的に言えば、ゼオライトは
、イオン及び水分子によって占められる空洞を囲む三次
元枠組み構造によって特徴付けられる複雑なアルミノシ
リケートであり、これらのイオン及び水分子はすべて、
ゼオライト母体内でかなりの自由度で動くことができる
。商業的に有用なゼオライトにおいては、水分子を、枠
組み内部でその形態を破壊することなく除去または置換
することができる。本発明の方法において有用なゼオラ
イトのほとんどは、以下の式:%式% 式中、 Mは価数nのカチオンであり; Xは2またはそれ以上であり:そして yは、一般に2ないし8の、ゼオライトの気孔率及び水
和度によって決定される実験的数である、 によって表すことができる。天然に産出するゼオライト
においては、Mは、原則的にNa−、Ca5KN Mg
s及びBaによって、それらの地球化学的存在量にほぼ
対応する比率で表される。カチオンMは構造にゆるく結
合していて、そしてしばしば通常のイオン交換によって
水素でまたは他のカチオンで完全にまたは部分的に置換
することができる。閏が完全にまたは主に水素である時
に、このゼオライトは水素形にあると言われる。
ゼオライト構造は、AlまたはSi原子を中心にそして
0原子をコーナーに含むコーナー結合された四面体から
成る。これらの四面体は、4−15−56−18−1l
O−1及び12−員の酸素含有環の種々の組み合わせか
ら成る十分に明確にされた繰り返し構造で結合されてい
る。ゼオライトに詳しい化学者は、一般に、゛12員環
″のような術語は、12原子の酸素を含む環を意味する
と理解するので、このような術語を本明細書中で時々使
用するであろう。
生成する枠組みは、触媒作用にとって有用な気孔構造を
与える、規則的な通路及びかごから成る。
気孔寸法は、ゼオライトの通路またはかごを形成するア
ルミノシリケート四面体の形状によって決定され、公称
の開口は、6員環に関しての約2.6Aないし12員環
に関しての約7.4Aである。本発明の目的に関しては
、環は12員でなければならない。
ホージャサイト及び合成ゼオライトX及びYにおいては
、公称の気孔サイズは約7.4Aであろう;モルデナイ
トにおいては、それは約6.7−7Aである。
しかしなから、実際の気孔サイズは、水和の程度または
金属イオンの存在及び場所のような要因に依存して、あ
る程度変化し得る。もし所望ならば、実際の気孔サイズ
を、R,M、バレル(Barrer)、ゼオライトの熱
水化学、1章、20−27頁、アカデミツク出版、ニュ
ーヨーク、1982中に述べられたようにして、測定す
ることができる。適当なゼオライトはすべて、25Aの
長さ、8Aの幅、及び6.5Aの厚さの推定サイズを有
するBPBB分子をそれらの気孔構造内部に吸着するこ
とができるであろう。
これ以上のゼオライトに関する情報は以下のものから得
ることができる:メイヤー(Maiar)ら、ゼオライ
ト構造タイプの図表集、国際ゼオライト協会、ピッツバ
ーグ、1978 ;及びスミス(Smith)、ゼオラ
イト化学及び触媒作用中の“ゼオライトの起源及び構造
”、1−79頁、ACSモノグラフ 171、アメリカ
化学協会、ワシントン、D、C,,1976゜また米国
特許第3,904,738号(H,E、ロブリン(1?
obson))及び第4.613,720号(C,ポニ
7アズ(Bonifaz)ら)。
本発明の方法において使用されるゼオライトは、水素交
換された形または鉄交換された形のいずれかで使用する
ことができるが、ゼオライトXは、鉄交換された形でだ
け使用することができる。水素交換された形、あるいは
水素形は、アンモニウム交換とそれに続く焼成によって
、鉱酸との直接のイオン交換によって、または多価カチ
オンの加水分解によって、あるいは他の方法によって得
ることができる。これらのゼオライト中に存在する酸の
サイト(sites)がそれらの触媒活性の原因となる
と信じられる。ゼオライト中の酸のサイトの議論につい
ては、デャー(Dwyer)、’″ゼオライト構造、組
成、及び触媒作用”、化学と工業、1984年4月2日
、258−269頁を参照のこと。
一般的に言えば、これらの酸のサイトは、ブレーンシュ
テッド(プロトンを供与する)タイプまたはルイス(電
子対を受は入れる)タイプのいずれのものであることが
でき、そしてどちらのタイプが主になってもよい。しか
しなから、本発明の目的のt;めには、どちらのタイプ
の酸のサイトが主になるかということは重要ではないよ
うに思われる。鉄以外の多価金属、例えば、コバルト、
ニツケノ呟亜鉛、またはロジウムで交換されたゼオライ
トは、BPBB合成においては触媒として有効でないこ
とが見い出された。さらに、鉄交換されたゼオライトX
は非常に良い触媒であるけれども、水素交換されたゼオ
ライトXは全く有効でないことも見い出された。ゼオラ
イトXとゼオライトYとの間の主な差異は、それらのそ
れぞれの酸化ケイ素/酸化アルミニウムモル比に在る。
ゼオライトXについては、この比は約2.5であり、一
方ゼオライドYについては、それは約5である。モルデ
ナイトは10以上の比を有する。ゼオライトXの水素交
換、引き続く活性化は、この物質の結晶構造を破壊し、
そしてそれを大部分、BPBB合成を促進することがで
きない非結晶性アルミノシリケートに転換させると信じ
られる。
水素形の適当なゼオライトは、ユニオンカーバイド社に
よって販売され、5K−500、ELZ−20、及びM
−8モルデナイトという名前で知られている及びPQ社
によって販売され、“ゼオロン(Zeo10n)”90
0Hモルデナイトという名前で知られている、いくつか
の市販の材料を含む。これらのゼオライトは、粉または
ペレットの形でよい。水素形の好ましいゼオライトはE
LZ−20及びモルデナイトであり、両方とも再生する
ことができる。ELZ−20及び5K−500はかご(
cage)構造を有するが、一方モルデナイトは通路(
channel)の形の気孔を有する。上記4つのゼオ
ライトの代表的な化学組成を以下に示す:化学成分 5
K−500ELZ−20M−8900HNa20   
 1−6  0.2  0.1SiO=     65
.0  76.9 90.6  90.9A1.0. 
  22.7  20.9  8.5  9.11’2
E203*    10、7 SiO□/A1.0. 4.9  6.2 18.1 
 17.0モル比 本希土類酸化物 市販のゼオライトは、それらの水素形においては、通常
、製造者によって、例えば、それらが空気中での加熱に
よってアンモニウム形から水素形に転換される時に、活
性化される。活性化されたゼオライトを周囲の湿気にさ
らすとその活性が減少するが、これは吸着された水を追
い出すために加熱することによって復元することができ
る。
本発明の方法の実際の操作においては、反応物及びゼオ
ライト触媒を反応器中に仕込み、そして温度を大気圧ま
たは減圧のいずれかで所望の範囲に上げる。ジフェニル
エーテルの大過剰が必要であるけれども、水素形のゼオ
ライトが使用される時には、ジフェニルエーテル/1.
4−ベンゼンジカルボニルクロリドモル比を40−50
:1の範囲内に保つことが好ましい。好ましい反応温度
は220−25000である。この温度範囲内で、好ま
しい反応時間は約60−150分である。もっとも好ま
しい反応条件は250℃で120分である。一般に、も
し反応温度が低すぎると、出発物質の所望の生成物、B
PBBへの転化率が商業的に魅力的な水準以下に減少す
るであろう。もし温度が高すぎると、ある程度の触媒の
不活性化のためにやはり転化率は減少するであろう。
ある量の水素形のゼオライト触媒の除去に続いて、触媒
を再生しそして再使用することができる。
再生は、触媒を数時間、好ましくは約7時間約500−
700℃O@度で空気の存在下で焼成することによって
達成される。このような触媒を再生そして再使用できる
時に、付加的な利点が実現される。
しかしなから、5K−500ゼオライトを再生すること
は、これまでは可能ではなかった。
鉄交換されたゼオライト触媒は、それらは再生なしで繰
り返し再使用することができるので、好ましい。それら
の活性及び選択性は、塩化水素とともに高い温度、例え
ば、250℃に数時間加熱することによって改良される
。鉄交換されたゼオライトは、例えば、C,ナカシエ(
Naccache)らによって、ゼオライト:科学及び
技術、リベイロ(Ribeiro)ら編集、マルチヌス
ニホフ(Mart’1nus N1jhoff)、ハー
グ、1984.373−396頁中で;そしてB、ビク
テルロバ(Wichter10va)らによってゼオラ
イト中の金属微細構造、ジャコブス(Jacobs)ら
編集、エルセビール(Elsevier)、アムステル
ダム、1982.143−150頁中で述べられている
。鉄交換されたゼオライトが触媒として使用される時に
は、1.4−ベンゼンジカルボニルクロリド対ゼオライ
トの好ましい重量比は約6=1であり、一方ジフェニル
エーテル対1.4−ベンゼンジカルボニルクロリドの好
ましいモル比は約15−20:lである。
冷却後ジフェニルエーテル中で溶液から晶出するBPB
Bは、当該技術では公知の方法で付加的なジカルボン酸
クロリドとの縮合によってポリエーテルケトンを作る最
終工程のために再結晶なしで使用するのに十分な高い純
度のものである。溶液が冷却されそしてBPBBが単離
される好ましい温度は、約25−40℃である。
過剰のジフェニルエーテルは、精製なしで数回再使用す
ることができる。精製が適切であると考えられる時には
、これは、もっとも便宜的には減圧での蒸留によって実
施される。
上の説明は本発明のバッチプロセスに関するけれども、
本方法は連続操作にも適用することができ、この場合の
制御されるべき重要な変数は、1゜4−ベンゼンジカル
ボニルクロリド対ゼオライトの重量比、ジフェニルエー
テル対1.4−ベンゼンジカルボニルクロリドのモル比
、温度、及び滞留時間である。バッチプロセス及び連続
プロセスの両方において、種々の型にはまった操作を修
正して最大の操業効率を得るようにすることができる;
例えば、液体からの固体の分離は、濾過によってばかり
でなくまたデカンテーションまたは遠心分離によって、
例えば時間、エネルギー要求、及び利用できる装置の観
点から、どちらでももつとも都合の良いものによって、
達成することができる。
ここで本発明を、そのある好ましい具体例の代表的な実
施例によって説明する。すべての実施例において、1、
4−ベンゼンジカルボニルクロリドBPBBへの転化率
は、以下のように計算された:転化率(%)−(生成物
中のBPBBのモル数/フィード中の1,4−ベンゼン
ジカルボニルクロリドのモル数)X100 副生成物として生成されたであろう、各々の反応物の1
モルから成る、すべての部分反応生成物は無視した。
BPBB生戊物の純度は、示差走査熱量測定(DSC)
または核磁気共鳴(NMR)によって、あるいはDSC
とNMRの両者によって測定された。
実施例1 12員環のゼオライト、H−Y ELZ−20(ユニオ
ンカーバイド社からの)を、60°O /hrの速度で
500℃に加熱しそして500℃で10時間保持するこ
とによって空気中で焼成した。次にそれを100℃に冷
却せしめそして封をしたガラスジャー中に貯蔵した。
134g(0.787モル)のジフェニルエーテル及び
2gの上記ゼオライトの混合物を、窒素パージしなから
反応器中で250℃に加熱した。ゼオライトの色は白か
ら赤に変わった。1.4−ベンゼンジカルボニルクロリ
ド、3g(0.0148モル)を反応器に添加し、そし
て6hr後にゼオライトを熱い溶液から濾過した。濾液
を冷却せしめると、約115℃でBPBBの結晶が沈澱
し始めた。生成物を30℃で濾過し、メタノールで洗浄
し、そして乾燥した。それは4.34gの重さで、62
.1%の転化率であった。BPBB生成物の純度は99
%以上であった(DSC及びNMRによる)。
二つの異なる反応温度、即ち、180℃及び200℃を
使用した以外は、同じ量の同じ物質を用いて実施例1の
手順を繰り返した。180℃では、比較例1における転
化率は19.5%に過ぎなかった;そして実施例2にお
いては、200℃で、それは31.3%であった。比較
例1の条件は本発明の範囲外である。
実施例2において得られた転化率はやっと受は入れるこ
とができるものである。
比較例2 8員環のゼオライトH−Rhoを以下のようにして製造
した。200m lのN a 2 A 10 z OH
の4M溶液、50m lのCsOHの50重量%溶液及
び26gのNaOHの混合物を、ポリテトラフルオロエ
チレン容器中の720m lのコロイド状シリカ(゛ル
ドックス(Ludox)”LS30、デュポン)に添加
し、そして25℃で9日間放置せしめた。
この混合物を100℃に加熱しそしてその温度で7日間
保持し、さらに3日間25℃に放置せしめ、そして10
0℃で24時間再加熱した。この生成物を洗浄しそして
次に硝酸アンモニウムの20重量%溶液中に三回−晩浸
け、アンモニウムRhoゼオライトを生成させた。これ
を、空気中で60℃/hrの速度で550℃に加熱しそ
してその温度で7時間保持することによって、水素形に
転換した。次にそれを100℃に冷却しそして大気から
シールした。
134g(0,787モル)のジフェニルエーテル及び
2gの上記ゼオライトの混合物を、窒素パージ下で25
0℃に加熱しそして30分間250℃で保持した。ゼオ
ライトの色は白のままであった。1.4−ベンゼンジカ
ルボニルクロリド(3g、0.0148モル)を添加し
、そして加熱を6hrの間継続した。ゼオライトの色は
その時間の間、白のままであった。ゼオライトを熱い溶
液から濾過したが、結晶性の物質は濾液中で沈澱しなか
った。BPBBへの転化率が1%以下であったことが、
ジフェニルエーテルの蒸留ニよって決定された。この例
は、8員環のゼオライト構造は本発明における満足な触
媒ではないことを示す。
比較例3 10員のナトリウム、TPA−ZS)J−5ゼオライト
のサンプルヲ、ロルマン(Rollman)らの方法(
インオーガ、シンス、(Inorg、5ynth、)、
1983.22巻、61−69頁)によって製造し、そ
して空気の流れの中で600C/hrで550℃に加熱
し、次に550℃で10時間保持した。このゼオライト
を、10重量%硝酸アンモニウム溶液と三回、90℃で
1時間交換し、500℃で7時間加熱し、そして次に1
00℃に冷却しそして大気からシールした。
134g(0,787モル)のジフェニルエーテル、2
gの上記H−ZSM−5ゼオライト、及び3g(0,0
148モル)の1゜4−ベンゼンジカルボニルクロリド
の混合物を、窒素パージしなから250℃に加熱した。
ゼオライトの色は白から赤に変わった。温度を250℃
に2時間保持し、モしてゼオライトを熱い溶液から濾別
した。
濾液の冷却で沈澱した固体生成物を30℃で濾過によっ
て分離した。5.8%の転化率が得られたが、BPBB
生成物は多くの未同定の不純物を含んでいた。この例は
、lO員のゼオライトは本方法における満足な触媒では
ないことを示す。
比較例4 全部で5.61gの市販の酸性アルミナ触媒(ICNバ
イオケミカルカタログ番号02099)を、反応器中の
67.4g(0,4モル)のジフェニルエーテル及び4
.15g(0,02モル)の1.4−ベンゼンジカルボ
ニルクロリドに添加し、そしてこの混合物を窒素下で2
50℃で1時間加熱した。酸性アルミナを濾別した:濾
液を30℃に冷却しそして再濾過した。僅かに1.34
gの乾燥した、不純な生成物が得られた。この例は、酸
性アルミナがこの方法のための満足な触媒ではないこと
を示す。
実施例3 触媒が5K−500ゼオライト(ユニオンカーバイド社
からの)であった以外は、同じ量の出発物質を用いて実
施例1の手順を繰り返したaSK−500ゼオライトは
まず空気中で7hrの間550℃で焼成し、100℃に
冷却し、そして大気からシールしたものであった。BP
BBへの転化率は62%であった。BPBB生成物は9
9%以上に純粋であると測定された(DScによる)。
比較例5 1.4−ベンゼンジカルボニルクロリドの代わりに1.
3−ベンゼンジカルボニルクロリドを使用した以外は、
同じ量の出発物質を用いて実施例1の手順を繰り返した
。縮合生成物は単離されなかった。
この例は、このゼオライトで促進された反応が位置異性
体に関して選択的であることを示す。
実施例4.5、及び6 ゼオライト1.1−8、ELZ−20、及び5K−50
0を空気中で1ohrの間800℃で加熱することによ
って活性化し、100℃に冷却し、そして大気からシー
ルした。
これらの触媒の各々を、同じ量の出発物質を用いた実施
例1に従った実験において使用したが、各々の場合にお
いて反応時間は2hrであった。それぞれの転化率は以
下のようであった: M−8    32% ELZ−2067% 5K−50066% 実施例7 ゼオライトELZ−20を空気中で7hrの間700℃
に加熱し、次に100℃に冷却しそしてシールした。こ
の触媒を実施例1の方法において使用したが、反応は、
ジフェニルエーテルが195℃で還流する約21KPa
の圧力で実施した。BPBBは56%の転化率で得られ
た。
実施例8 240gの製造者によって活性化された5K−500ゼ
オライト、15L(16kg、 94モル)のジフェニ
ルエーテル、及び360g(1,77モル)の1.4−
ベンゼンジカルボニルクロリドの混合物を、250℃に
加熱しそしてその温度で8hrの間保持した。温度を1
50℃に低下させ、そして液体をゼオライトからデカン
トした。
デカントした液体を30℃に冷却した。沈澱したBPB
Bを濾別したが、それは、ゼオライトからの不十分なデ
カンテーションに起因する赤い固体の不純物を含んでい
た。それをメタノールで洗浄しそして貯蔵した。この実
験を、同じ条件下でさらに三回繰り返し、そして4つの
すべての実験の生成物を合わせた。合わせた生成物を1
,2−ジクロロベンゼンから再結晶してゼオライト不純
物を除去した。
最終の転化率(再結晶したBPBBを基にした)は43
%であった。
実施例9及びlO 以前の実験で使用されたゼオライl−ELZ−20及び
1.1−8を、空気中で7hrの間500’Oに加熱す
ることによって再活性化し、100℃に冷却し、そして
シールした。これらの各々を、実施例4−6の一般手順
に従って触媒として使用した。ジフェニルエーテル対1
.4−ベンゼンジカルボニルクロリドのモル比は、各々
の場合において53.2であった。BPBBへの以下の
転化率が得られた: ELZ−2065% M−854% 実施例11 PQ社からの゛°ゼオロン(Zeo10n)” 900
Hゼオライトを、繰り返しの反応及び触媒再生実験にお
いて試験した。すべての実験において同じゼオライトを
使用したが、それを、各々の再使用に先立って空気中で
7hrの間500℃に加熱することによって再生し、そ
して次に室温に冷却した。それをジフェニルエーテル及
び1.4−ベンゼンジカルボニルクロリドと合わせ、各
々の実験において1gのゼオライト/1.5g(0,0
074モル)の1.4−ベンゼンジカルボニルクロリド
/77g(0,452モル)のジフェニルエーテルに対
応する比を維持するようにした;この混合物を窒素下で
250℃に加熱しそしてその温度で2時間保持した。ゼ
オライトを熱い溶液から濾別した;溶液を30℃に冷却
し、そして生成物BPBBを濾過によって回収した。は
とんどの実験の前及び後でゼオライトサンプルを分析の
ために取り出したので、所望の重量比を維持するために
物質の量を調節する必要があった。各々の実験における
ゼオライトの量及びBPBBへの転化率を以下に示す。
実験番号  ゼオライト2  %転化率この実施例は、
モルデナイトゼオライトを、その触媒活性の大きな損失
なしに数回再生及び再使用することができることを示す
実施例12 10グラムの市販の12員環ゼオライトLZ−Y52(
ユニオンカーバイドからの)を200m1の水中に懸濁
させた。水相を5以下のpHまで硫酸で酸性化し、そし
て次にそれを通して窒素をバブリングすることによって
脱気した。フラスコに栓をして不活性雰囲気の箱に移し
、そこで9gの硫酸第一鉄を添加した。この混合物を不
活性雰囲気箱中で一晩撹拌した。次にそれを濾過しそし
て200m lの脱気した水で洗浄した。この一連の操
作をさらに4回実施した。鉄交換されたゼオライトを不
活性雰囲気箱から取り出しそして空気の存在下で200
m lの水で一晩洗浄した。次にそれを濾過しそして1
08℃で乾燥した。
上記の鉄交換されたゼオライトを、BPBB合成におい
て再生なしで触媒として繰り返し使用した。
12の実験のどの一つにおいても、319g(1,87
3モル)のジフェニルエーテル、7.155g(0,0
352モル)の1゜4−ベンゼンジカルボニルクロリド 触媒(第一の実験において、それから取り扱い損失のた
めに最後の実験における3.70gまで次第に減少する
)の混合物を、窒素パージしなから、ガラス反応器中で
250’Oに加熱した。2時間後に、ゼオライトを熱い
溶液から濾別しそして130’C!で真空オーブン中で
1ないし16時間の間貯蔵するかあるいは次の実験のた
めに直ちに反応器に帰した。
濾液を冷却せしめた。BPBBの結晶は約115℃で生
成し始め、そしてそれらを40℃で濾過によって回収し
、メタノールで洗浄し、そして乾燥した。
各々の実験において、高純度のBPBBが、以下に示す
ように回収された: 実験番号 %転化率 161、2 2     68、6 3     75、5 4     75、5 5     74、5 6        57、0 7        72、9 8        81、8 9        76、3 to        75.0 11        76、3 12       75、に の実施例は、鉄交換されたゼオライトを、触媒活性また
は選択性の損失なしに再生しないで多数回使用すること
ができることを示す。
実施例13 実施例12の12番の実験の後で、ゼオライトを真空オ
ーブン中で130℃で16時間の間乾燥した;乾燥重量
は3.70gであった。このゼオライトを以下の反応に
おける触媒として使用した: 319g(1.873モル)のジフェニルエーテル、2
1.465g(0. 1057モル)の1.4−ベンゼ
ンジカルボニルクロリド、及び3.70gの回収された
ゼオライトの混合物を、窒素パージしなから反応器中で
250℃に加熱した。270分後、ゼオライトを熱い溶
液から濾別し、モして濾液を冷却せしめた。BPBHの
結晶は約140℃で沈澱し始めた。生成物を40’Oで
の濾過によって集め、メタノールで洗浄し、そして乾燥
した。それは、39.29gの重量があり、79.0%
の転化率であった。
実施例14 ゼオライト13X(ユニオンカーバイドからの12員環
のゼオライト)を実施例12の方法を用いて鉄と交換し
た。6時間の代わりに2時間の間、反応を実施した以外
は、実施例1の方法に従ってこの触媒を用いてBPBB
を製造した。乾燥された生成物は、DSCによって測定
すると不純であり、2.98gのffiffiテ、42
.9%の転化率であった。
実施例15 実施例14のために製造された鉄交換されたゼオライト
の3gの部分を、窒素パージ下で110’cで加熱し、
そして110’Cで1時間保持した一次に温度を250
℃に増加させた。250℃で4時間の間、ゼオライトを
通して塩化水素を流した。ゼオライトを窒素パージ下で
室温に冷却せしめた。
実施例14の方法を用いてこのゼオライトでBPBBを
製造した。乾燥された生成物は、4.47gの重量で、
64.3%の転化率であり、そしてDSCによって示さ
れたように高い純度を持っていた。この実施例は、鉄交
換されたゼオライトを塩化水素にさらすと、その活性及
び選択性が改良されることを示す。
実施例16 IOダラムのゼオロン900Hモルデナイトを、実施例
12の方法に従って鉄で交換したが、鉄交換されたゼオ
ライトは乾燥後空気中で60°O/hrの速度で550
℃に加熱することによって焼成しそして550℃で6時
間の間保持した。
134g(0,787モル)のジフェニルエーテル、3
gの1゜4−ベンゼンジカルボニルクロリド、及び2g
の上記ゼオライトの混合物を、窒素パージ下で反応器中
で250℃に2時間の間加熱した。生成物を実施例12
中で述べられたようにして回収した。それは純粋なりP
BBであり、4.15gの重量で、59.7%の転化率
であった。
実施例17 ゼオライトELZ−20(ユニオンカーバイドからのゼ
オライトY)を実施例16において述べられたようにし
て鉄で交換した。
同じ量の出発物質及びゼオライトを用いて実施例16の
方法を繰り返した。この反応から回収された乾燥された
BPBBは純粋であり、そして4.17gの重量で、6
0.0%の転化率であった。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1.1.4−ビス(4−フェノキシベンゾイル)ベンゼ
ン(BPBB)の、触媒を用いる製造方法であって、(
a)12の酸素原子を含む環構造を有し、そして天然に
産出するホージャサイト、天然に産出するモルデナイト
、合成ゼオライトY1そして合成モルデナイトの種類の
一つに属する、水素交換された形の活性化されたゼオラ
イト、および(b)12の酸素原子を含む環構造を有し
、そして天然に産出するホージャサイト、天然に産出す
るモルデナイト、合成ゼオライトX及びYlそして12
W、子の環構造を有する合成モルデナイトの種類の一つ
に属する、鉄交換されたゼオライト、から成る群から選
ばれたゼオライトの存在下で、ジフェニルエーテルを1
.4−ベンゼンジカルボニルクロリド 間接触させること、 ここで、1.4−ベンゼンジカルボニルクロリドの水素
交換されたゼオライトに対する重量比は3:1ないしl
:2でありそして鉄交換されたゼオライトに対する重量
比はlO:1ないし1:2であり、そして ジフェニルエーテルの1+4−ベンゼンジカルボニルク
ロリドに対するモル比は、水素交換されたゼオライトが
触媒である時には15−80:L好ましくは40−50
:1であり、そして鉄交換されたゼオライトが触媒であ
る時には10−50:1、好ましくは15−20:lで
ある、 生成する熱い溶液からゼオライトを分離すること、この
熱い溶液をBPBBが晶出する温度に冷却すること、そ
してこの結晶性生成物を冷却された溶液から分離するこ
と、 から成る方法。
2、反応温度が220− 250℃の範囲で保持され、
そして反応時間が好ましくは60−150分である、上
記lに記載の方法。
3、反応温度が250℃であり、そして反応時間が12
0分である、上記2に記載の方法。
4、結晶性生成物の回収に先立って、ゼオライト触媒の
除去の後に残る溶液を約25−40℃に冷却する、上記
lに記載の方法。
5、大気圧で実施される、上記1に記載の方法。
6、減圧で、好ましくはジフェニルエーテルが還流する
圧力で実施される、上記lに記載の方法。
7、バッチプロセスである、好ましくは鉄交換されたゼ
オライト触媒が後続するバッチで繰り返し使用されるバ
ッチプロセスである、上記1に記載の方法。
8、連続プロセスである、上記lに記載の方法。
9、ゼオ・ライト触媒が、上記1に記載の方法に従って
以前に使用された、再使用、水素交換された再生触媒で
ある、上記lに記載の方法。
10.触媒が、使用に先立って焼成されそして空気中で
数時間の間加熱されるか、あるいは使用に先立って塩化
水素の存在下で数時間の間加熱されるかのいずれかであ
る、鉄交換されたゼオライトである、上記1に記載の方
法。
外1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、4−ビス(4−フェノキシベンゾイル)ベンゼン(
    BPBB)の、触媒を用いる製造方法であって、(a)
    12の酸素原子を含む環構造を有し、そして天然に産出
    するホージャサイト、天然に産出するモルデナイト、合
    成ゼオライトY、そして合成モルデナイトの種類の一つ
    に属する、水素交換された形の活性化されたゼオライト
    、および (b)12の酸素原子を含む環構造を有し、そして天然
    に産出するホージャサイト、天然に産出するモルデナイ
    ト、合成ゼオライトX及びY、そして12原子の環構造
    を有する合成モルデナイトの種類の一つに属する、鉄交
    換されたゼオライト、から成る群から選ばれたゼオライ
    トの存在下で、ジフェニルエーテルを1,4−ベンゼン
    ジカルボニルクロリドと190−250℃の温度で約4
    0−360分の時間接触させること、 ここで、1,4−ベンゼンジカルボニルクロリドの水素
    交換されたゼオライトに対する重量比は3:1ないし1
    :2でありそして鉄交換されたゼオライトに対する重量
    比は10:1ないし1:2であり、そして ジフェニルエーテルの1,4−ベンゼンジカルボニルク
    ロリドに対するモル比は、水素交換されたゼオライトが
    触媒である時には15−80:1、好ましくは40−5
    0:1であり、そして鉄交換されたゼオライトが触媒で
    ある時には10−50:12、好ましくは15−20:
    1である、 生成する熱い溶液からゼオライトを分離すること、この
    熱い溶液をBPBBが晶出する温度に冷却すること、そ
    してこの結晶性生成物を冷却された溶液から分離するこ
    と、 から成る方法。
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