JPH01158903A - スキー靴用インナーブーツ - Google Patents
スキー靴用インナーブーツInfo
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- JPH01158903A JPH01158903A JP63224870A JP22487088A JPH01158903A JP H01158903 A JPH01158903 A JP H01158903A JP 63224870 A JP63224870 A JP 63224870A JP 22487088 A JP22487088 A JP 22487088A JP H01158903 A JPH01158903 A JP H01158903A
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- inner boot
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0405—Linings, paddings or insertions; Inner boots
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルペンスキー靴用インナーブーツ(内靴)に
関するものである。
関するものである。
スキー靴のインナーブーツは、−膜内に、次の二種類に
大別される方法で製作される。
大別される方法で製作される。
即ち、
イ、 縫 製、
口、 発泡プラスチックの射出成形。
成形用鋳型内に発泡プラスチックを射出してインナーブ
ーツを製造する方法は、射出成形が人件費や工作費等を
低減し、かつ、発泡プラスチックの射出の最終段階で既
にインナーブーツがほぼ完成しているという事により、
縫製によるインナーブーツの製作に比べて進歩している
と言える。他方、射出成形による発泡プラスチック製イ
ンナーブーツは、スキー靴内で足の解剖学的形状により
良く適合するので、技術的により快適な製品を作ること
をも可能にする。射出成形による発泡プラスチック製イ
ンナーブーツの各種製造法がフランス特許第22210
92号(Palau)、第2047650号(Hu m
a n i c )、或いは第2493112号(S
alomon)等のような特許の対象となっている。
ーツを製造する方法は、射出成形が人件費や工作費等を
低減し、かつ、発泡プラスチックの射出の最終段階で既
にインナーブーツがほぼ完成しているという事により、
縫製によるインナーブーツの製作に比べて進歩している
と言える。他方、射出成形による発泡プラスチック製イ
ンナーブーツは、スキー靴内で足の解剖学的形状により
良く適合するので、技術的により快適な製品を作ること
をも可能にする。射出成形による発泡プラスチック製イ
ンナーブーツの各種製造法がフランス特許第22210
92号(Palau)、第2047650号(Hu m
a n i c )、或いは第2493112号(S
alomon)等のような特許の対象となっている。
これらの発泡プラスチック製インナーブーツを製作する
のに使用される材料は、通常、蜂窩構造を有する発泡ポ
リウレタンである。しかしながら、このような開いた蜂
窩構造は、雪の予期しない侵入とか、スキー靴のシェル
(本体)内部で雪が単に凝縮することから生ずる水分ま
たは湿気を吸収するといった欠点がある。この事実によ
り、このようなインナーブーツは、スキーヤ−の足に対
する防水性を比較的悪いものにする。本出願人が、イン
ナーブーツの外面を覆い、伸張度が最小限約400%で
、厚みが約50ミクロンのポリウレタンフィルム製置い
(chaussette)を使用して該インナーブーツ
の全外周にわたって液密被膜を設けるようにし、同出願
人のフランス特許第2493112号明細書に教示され
るような製造法を開発したのは、正にこの種の欠点を直
すためであった。しかしながら、この種のインナーブー
ツの製造は比較的コスト高である。事実、ポリウレタン
フィルム製外側覆いの使用は、一方では、製造に時間が
かかり、また鋳型上に材料を配置する必要があり、いず
れも成る程度の熟練を必要とし、また他方では、このよ
うなポリウレタンフィルムの特異性と特徴のために、材
料費がかなり増大する。それで、ポリウレタンフィルム
製の覆いを設けたインナーブーツの製造と使用上の欠点
を除去して、ポリウレタンフィルム製の覆いを設けたイ
ンナーブーツと同じ防水性と技術的長所のあるスキー靴
用インナーブーツを製作する努力が払われてきた。
のに使用される材料は、通常、蜂窩構造を有する発泡ポ
リウレタンである。しかしながら、このような開いた蜂
窩構造は、雪の予期しない侵入とか、スキー靴のシェル
(本体)内部で雪が単に凝縮することから生ずる水分ま
たは湿気を吸収するといった欠点がある。この事実によ
り、このようなインナーブーツは、スキーヤ−の足に対
する防水性を比較的悪いものにする。本出願人が、イン
ナーブーツの外面を覆い、伸張度が最小限約400%で
、厚みが約50ミクロンのポリウレタンフィルム製置い
(chaussette)を使用して該インナーブーツ
の全外周にわたって液密被膜を設けるようにし、同出願
人のフランス特許第2493112号明細書に教示され
るような製造法を開発したのは、正にこの種の欠点を直
すためであった。しかしながら、この種のインナーブー
ツの製造は比較的コスト高である。事実、ポリウレタン
フィルム製外側覆いの使用は、一方では、製造に時間が
かかり、また鋳型上に材料を配置する必要があり、いず
れも成る程度の熟練を必要とし、また他方では、このよ
うなポリウレタンフィルムの特異性と特徴のために、材
料費がかなり増大する。それで、ポリウレタンフィルム
製の覆いを設けたインナーブーツの製造と使用上の欠点
を除去して、ポリウレタンフィルム製の覆いを設けたイ
ンナーブーツと同じ防水性と技術的長所のあるスキー靴
用インナーブーツを製作する努力が払われてきた。
この発明は、より詳細には、スキーヤ−の足を包むイン
ナーブーツの下部が少なくとも部分的にポリウレタンの
液密被膜(コーティング)で覆われていることを特徴と
するスキー靴用インナーブーツに関するものである。
ナーブーツの下部が少なくとも部分的にポリウレタンの
液密被膜(コーティング)で覆われていることを特徴と
するスキー靴用インナーブーツに関するものである。
この発明の補足的特徴によれば、約20ないし25ミク
ロンの厚みを有するポリウレタン被膜は、射出成形した
発泡ポリウレタン製インナーブーツを被覆するのに適し
ており。
ロンの厚みを有するポリウレタン被膜は、射出成形した
発泡ポリウレタン製インナーブーツを被覆するのに適し
ており。
また、インナーブーツの本体壁部を構成する射出成形発
泡ポリウレタンの密度よりも明らかに高い密度を有する
場合に特に適している。
泡ポリウレタンの密度よりも明らかに高い密度を有する
場合に特に適している。
この発明の別の特徴によれば、この種のインナーブーツ
を工業的手段によって製造することが可能であるので、
生産能率があがる。
を工業的手段によって製造することが可能であるので、
生産能率があがる。
最後に、この発明は、またスキー靴用インナーブーツの
製造法に関するものであり1例えば該インナーブーツの
外面を少なくとも部分的に覆うポリウレタンの被膜で有
利に構成される防水処理を施したインナーブーツの構造
より最終製品を製作することにある。もちろん、この種
の被膜をインナーブーツの内側に施すことも可能である
。この被膜は、浸漬又は噴霧による塗布で形成できる。
製造法に関するものであり1例えば該インナーブーツの
外面を少なくとも部分的に覆うポリウレタンの被膜で有
利に構成される防水処理を施したインナーブーツの構造
より最終製品を製作することにある。もちろん、この種
の被膜をインナーブーツの内側に施すことも可能である
。この被膜は、浸漬又は噴霧による塗布で形成できる。
大量のインナーブーツを製造するのに最も有利な工業釣
力法は、浸漬浴を用いる方法であることが判った。
力法は、浸漬浴を用いる方法であることが判った。
以下、添付の図面を参照してこの発明によるインナーブ
ーツの一例ならびにこの発明に基づくスキー靴用インナ
ーブーツの製造法の実施例について記載するが、製造法
はこの実施例に限定されるものではない。
ーツの一例ならびにこの発明に基づくスキー靴用インナ
ーブーツの製造法の実施例について記載するが、製造法
はこの実施例に限定されるものではない。
第1図は、既知の手段により鋳型内に発泡ポリウレタン
を射出して得られるスキー靴用インナーブーツ1を示す
斜視図である。該インナーブーツの壁部2は、全体とし
て一抹成形部分からなっている。開いた蜂窩構造を有す
る発泡ポリウレタン、あるいは使用材料により部分的に
網状の蜂窩構造を有する発泡ポリウレタンからなるイン
ナーブーツの本体壁部2を防水性とするためには、少な
くとも足の下部に対応する区域3の蜂窩構造部をポリウ
レタン被膜4で覆う。ポリウレタンのこの被膜は、イン
ナーブーツの外面に艶のある外観を与えると共に、開い
た蜂窩構造に対してだけではなく、インナーブーツに存
在するかも知れない縫合部又は型取りによる接合部に対
しても、該インナーブーツの防水−性を確実にする。
を射出して得られるスキー靴用インナーブーツ1を示す
斜視図である。該インナーブーツの壁部2は、全体とし
て一抹成形部分からなっている。開いた蜂窩構造を有す
る発泡ポリウレタン、あるいは使用材料により部分的に
網状の蜂窩構造を有する発泡ポリウレタンからなるイン
ナーブーツの本体壁部2を防水性とするためには、少な
くとも足の下部に対応する区域3の蜂窩構造部をポリウ
レタン被膜4で覆う。ポリウレタンのこの被膜は、イン
ナーブーツの外面に艶のある外観を与えると共に、開い
た蜂窩構造に対してだけではなく、インナーブーツに存
在するかも知れない縫合部又は型取りによる接合部に対
しても、該インナーブーツの防水−性を確実にする。
もちろん、インナーブーツ全体を該被膜で覆っても、こ
の発明の範囲を逸脱することはない。他方、本体壁部の
材料が被膜の機械的引っ掛り性能に適合する限り、縫取
り型のインナーブーツにもこの種の被膜を考えることが
できる。
の発明の範囲を逸脱することはない。他方、本体壁部の
材料が被膜の機械的引っ掛り性能に適合する限り、縫取
り型のインナーブーツにもこの種の被膜を考えることが
できる。
第2図は、この種のインナーブーツを構成している発泡
プラスチック上に被膜の層が引っ掛けられている状態を
示す拡大断面図である。該壁部2は1発泡ポリウレタン
5′でできている外壁5に付着させた発泡ポリエチレン
7と重層構造にしたシャーシー製の内層から成っており
、該発泡ポリウレタン製外壁の開いた蜂窩構造8は、該
壁部5の外側に延在する被膜4を機械的に引っ掛ける手
段となっている。
プラスチック上に被膜の層が引っ掛けられている状態を
示す拡大断面図である。該壁部2は1発泡ポリウレタン
5′でできている外壁5に付着させた発泡ポリエチレン
7と重層構造にしたシャーシー製の内層から成っており
、該発泡ポリウレタン製外壁の開いた蜂窩構造8は、該
壁部5の外側に延在する被膜4を機械的に引っ掛ける手
段となっている。
考えられる好ましい方法の一つは、特に、浸漬によるイ
ンナーブーツの液密処理法に関するものである。
ンナーブーツの液密処理法に関するものである。
この場合、発泡ポリウレタン製インナーブーツは、洗浄
するために、まず、沸騰している溶媒浴に浸漬して、こ
の中で約20秒間揺り動かす。フッ素系溶媒の場合、溶
媒の温度を40℃まで昇温するが、塩素系溶媒の場合は
、溶媒を気相状態にする。この第1回目の浸漬後、乾燥
機による急速乾燥あるいは自然乾燥のいずれかによって
、インナーブーツを数秒間ないし2分間乾燥させる。
するために、まず、沸騰している溶媒浴に浸漬して、こ
の中で約20秒間揺り動かす。フッ素系溶媒の場合、溶
媒の温度を40℃まで昇温するが、塩素系溶媒の場合は
、溶媒を気相状態にする。この第1回目の浸漬後、乾燥
機による急速乾燥あるいは自然乾燥のいずれかによって
、インナーブーツを数秒間ないし2分間乾燥させる。
次に、被膜形成のための浸漬段階に移る。
この工程では、インナーブーツを、比重の大きな溶媒に
溶解した粒状ポリウレタンをこの比重の大きな溶媒の共
留剤(solvant d ’en−tra↑neme
nt)に混合した混合物から成る第二の浸漬浴に約10
秒間浸漬する。比重の大きな溶媒は、rDMFJの商品
名で知られているジメチルホルムアミドが有利である。
溶解した粒状ポリウレタンをこの比重の大きな溶媒の共
留剤(solvant d ’en−tra↑neme
nt)に混合した混合物から成る第二の浸漬浴に約10
秒間浸漬する。比重の大きな溶媒は、rDMFJの商品
名で知られているジメチルホルムアミドが有利である。
また、線状ポリウレタン溶液(例えば、ポリウレタンを
溶解する溶剤で溶解した熱可塑性樹脂とか、テトラヒド
ロフラン、N−メチルピロリドン)を使用することもで
きる。一方、共留剤として、例えば、ケトン系或いは脂
肪族系溶剤を使用する。
溶解する溶剤で溶解した熱可塑性樹脂とか、テトラヒド
ロフラン、N−メチルピロリドン)を使用することもで
きる。一方、共留剤として、例えば、ケトン系或いは脂
肪族系溶剤を使用する。
次いで、インナーブーツを周囲温度で1分30秒ないし
2分間水切りしてから、換気調節しである乾燥炉の中で
10分間、70℃で乾燥させる。
2分間水切りしてから、換気調節しである乾燥炉の中で
10分間、70℃で乾燥させる。
上記乾燥段階に続いて、処理したインナーブーツが互い
に接触しないよう注意しながら、周囲温度で2時間にわ
たって冷却段階を行なう。
に接触しないよう注意しながら、周囲温度で2時間にわ
たって冷却段階を行なう。
この方法で使用されるポリウレタン混合液の粘度は19
センチボイズないし24,750センチボイスの範囲で
変化させることができる。このように、粘度の変動幅が
広範囲にわたるため、混合液に浸漬される、同じく外部
に対して閉じられた被膜を有する蜂窩構造の発泡プラス
チック製物体の浸漬時間を変えることができ、これによ
り浸漬する物体に付着させる被膜の厚さを加減すること
もできる。
センチボイズないし24,750センチボイスの範囲で
変化させることができる。このように、粘度の変動幅が
広範囲にわたるため、混合液に浸漬される、同じく外部
に対して閉じられた被膜を有する蜂窩構造の発泡プラス
チック製物体の浸漬時間を変えることができ、これによ
り浸漬する物体に付着させる被膜の厚さを加減すること
もできる。
もちろん、処理する物体の表面全体にポリウレタン混合
物の被膜が均一に分散塗布されるよう、浸漬浴に漬ける
発泡プラスチックの蛛窩構造や発泡プラスチック製物体
に見合った粘度とする。スキー靴用インナーブーツとし
ては、該被膜の厚さは約10ないし25ミクロンとする
のが有利である。それに対して。
物の被膜が均一に分散塗布されるよう、浸漬浴に漬ける
発泡プラスチックの蛛窩構造や発泡プラスチック製物体
に見合った粘度とする。スキー靴用インナーブーツとし
ては、該被膜の厚さは約10ないし25ミクロンとする
のが有利である。それに対して。
上述したポリウレタンフィルムを用いる方法では、フィ
ルムの厚さは約50ミクロンであって、この場合は、厚
さの変化が2倍になることがわかる。このことは、使用
される材料の量にも影響を与え、従って補給すべき材料
のコストに影響を及ぼす。この発明のもう一つの長所は
1例えばインナーブーツの底部に対応する下部全体のよ
うな、インナーブーツの的確な区域に、ポリウレタン混
合液の塗布を限定できることである。この方法の更にも
う一つの長所は、例えばペンキの場合と違って、浸漬後
に製品が化学変化しないことである。
ルムの厚さは約50ミクロンであって、この場合は、厚
さの変化が2倍になることがわかる。このことは、使用
される材料の量にも影響を与え、従って補給すべき材料
のコストに影響を及ぼす。この発明のもう一つの長所は
1例えばインナーブーツの底部に対応する下部全体のよ
うな、インナーブーツの的確な区域に、ポリウレタン混
合液の塗布を限定できることである。この方法の更にも
う一つの長所は、例えばペンキの場合と違って、浸漬後
に製品が化学変化しないことである。
塗布作業が終了すると、原製品、すなわち比較的密度の
高いポリ6レタンが得られる。
高いポリ6レタンが得られる。
密度が約0.9ないし1のこのポリウレタン被膜は、該
被膜が塗布形成され、かつ、−旦溶媒が揮発すると、処
理された表面に均一に被膜分布する。密度が0.3ない
し0.5の発泡プラスチックよりも高い密度を有する。
被膜が塗布形成され、かつ、−旦溶媒が揮発すると、処
理された表面に均一に被膜分布する。密度が0.3ない
し0.5の発泡プラスチックよりも高い密度を有する。
最後に、スキー靴用インナーブーツにおいて、塗膜をイ
ンナーブーツの下部に局限することにより、足の下部を
水分や湿気から完全に防護するとともに、水や発汗によ
る水分をインナーブーツの上方に脱着(desorpt
ion)させることができる。
ンナーブーツの下部に局限することにより、足の下部を
水分や湿気から完全に防護するとともに、水や発汗によ
る水分をインナーブーツの上方に脱着(desorpt
ion)させることができる。
この発明は、上記の製品および方法に限定されるもので
はなく、ポリウレタン被膜の塗布に適合する材料ででき
ている。スキー靴用インナーブーツ以外の物体をも完全
にその対象とすることができる。
はなく、ポリウレタン被膜の塗布に適合する材料ででき
ている。スキー靴用インナーブーツ以外の物体をも完全
にその対象とすることができる。
第1図は本発明によるスキー靴用インナーブーツ全体を
示す斜視図。 第2図は第1図のインナーブーツの層構成を示す拡大断
面図。 [主要部分の符号の説明] ■・・・・・・・・・・・・・・・・・インナーブーツ
(内靴)2.5・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・内靴の壁部3・・・・・・・・・・・・・
・・(足低部に対応する)区域4・・・・・・・・・・
・・・ポリウレタン被膜(防水層)5′・・・・・・・
・・・・・・・・・ポリウレタンフォームFIG、 2
示す斜視図。 第2図は第1図のインナーブーツの層構成を示す拡大断
面図。 [主要部分の符号の説明] ■・・・・・・・・・・・・・・・・・インナーブーツ
(内靴)2.5・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・内靴の壁部3・・・・・・・・・・・・・
・・(足低部に対応する)区域4・・・・・・・・・・
・・・ポリウレタン被膜(防水層)5′・・・・・・・
・・・・・・・・・ポリウレタンフォームFIG、 2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、スキーヤーの足部を取り囲むインナーブーツの少な
くとも下方部分(3)がポリウレタン製の液密層(4)
で少なくとも部分的に覆われていることを特徴とするス
キー靴用インナーブーツ。 2、前記内靴の壁部(2、5)がポリウレタン液密層の
機械的引っ掛かり特性に適合する材料でできていること
を特徴とする請求項1に記載のスキー靴用インナーブー
ツ。 3、前記内靴の壁部(2、5)が射出成形したポリウレ
タンフォーム(5’)でできていることを特徴とする請
求項1に記載のスキー靴用インナーブーツ。 4、前記ポリウレタン液密層(4)が該内靴の壁部(2
、5)を構成する射出成形したポリウレタンフォーム(
5’)の密度よりも高密度であることを特徴とする請求
項3に記載のスキー靴用インナーブーツ。 5、前記ポリウレタン液密層が0.9ないし1程度の密
度を有するのに対し、射出成形したポリウレタンフォー
ム(5’)が0.3ないし0.5の密度を有することを
特徴とする請求項4に記載のスキー靴用インナーブーツ
。 6、前記液密層の厚みが10ないし25ミクロンである
ことを特徴とする請求項4に記載のスキー靴用インナー
ブーツ。 7、成形した内靴を溶剤に浸漬して脱脂を行ない、つい
で、前記内靴を乾燥した後、該内靴の少なくとも一部を
ポリウレタン溶液中に浸漬し、浸漬した該内靴からポリ
ウレタン溶液を除去した後、炉内で該内靴を乾燥し、続
いてこれを冷却する工程からなることを特徴とするスキ
ー靴用インナーブーツの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8712789A FR2620310B1 (fr) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | Chausson de chaussure de ski |
FR8712789 | 1987-09-10 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01158903A true JPH01158903A (ja) | 1989-06-22 |
Family
ID=9354928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63224870A Pending JPH01158903A (ja) | 1987-09-10 | 1988-09-09 | スキー靴用インナーブーツ |
Country Status (5)
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