JPH01153277A - 研磨工具 - Google Patents
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- JPH01153277A JPH01153277A JP31003387A JP31003387A JPH01153277A JP H01153277 A JPH01153277 A JP H01153277A JP 31003387 A JP31003387 A JP 31003387A JP 31003387 A JP31003387 A JP 31003387A JP H01153277 A JPH01153277 A JP H01153277A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] −
この発明は金型等の被研磨体を研磨する研磨工具に関す
るものであり、特に、各種の曲率の被研磨面に合致させ
て研磨ができる研磨工具に関するものである。
るものであり、特に、各種の曲率の被研磨面に合致させ
て研磨ができる研磨工具に関するものである。
[従来の技術]
第5図は従来の研磨工具を示す斜視図である。
図において、(1)は金型等の被研磨体、(2)は被研
磨体(1)の所定の曲率の被研磨面に合致可能な曲率面
を有するアルミナ系の砥石、(3)は接着剤等からなる
接@層、(4)は砥石(2)を接着固定する基板、(5
)は基板(4)の裏面部に形成した連結部、(6)は連
結部(5)に装着した支持棒、(7)は支持棒(6)を
可動させる駆動工具である。
磨体(1)の所定の曲率の被研磨面に合致可能な曲率面
を有するアルミナ系の砥石、(3)は接着剤等からなる
接@層、(4)は砥石(2)を接着固定する基板、(5
)は基板(4)の裏面部に形成した連結部、(6)は連
結部(5)に装着した支持棒、(7)は支持棒(6)を
可動させる駆動工具である。
従来の研磨工具は上記のように構成されており、被研磨
体(1)の被研磨面に砥石(2)を押圧して、駆動工具
(7)で支持棒(6)を可動させて研磨を行なうもので
あった。
体(1)の被研磨面に砥石(2)を押圧して、駆動工具
(7)で支持棒(6)を可動させて研磨を行なうもので
あった。
この研磨加工動作について以下に説明をする。
駆動工具(7)により支持棒(6)を図の矢印方向に激
しく可動させると、砥石(2)の先端部も同一速度、で
可動し、所謂、撮動状態となる。この撮動状態の砥石(
2)を被研磨体(1)の被研磨面の曲率に沿って順次移
動させて研磨を行なう。
しく可動させると、砥石(2)の先端部も同一速度、で
可動し、所謂、撮動状態となる。この撮動状態の砥石(
2)を被研磨体(1)の被研磨面の曲率に沿って順次移
動させて研磨を行なう。
この駆動工具(7)は、例えば、エアー式の撮動工具等
を使用し、ストローク(撮動幅)5〜10[m]、振動
数毎分1000〜700Q[回]で砥石(2)を振動さ
せていた。
を使用し、ストローク(撮動幅)5〜10[m]、振動
数毎分1000〜700Q[回]で砥石(2)を振動さ
せていた。
[発明が解決しようとする問題点]
上記のような従来の研磨工具では、被研磨体(1)の被
研磨面の曲率と砥石(2)の曲率とを合致させるために
、砥石(2)の形状を被研磨体(1)の形状に合わせて
製作する必要があった。
研磨面の曲率と砥石(2)の曲率とを合致させるために
、砥石(2)の形状を被研磨体(1)の形状に合わせて
製作する必要があった。
したがって、各種の曲率を有する被研摩体(1〉或いは
異なる曲率面を有する被研磨体(1)に対応させて、各
種の曲率を有する砥石(2〉を備える必要があった。そ
して、被研磨体(1)の被研磨面の曲率に応じ、その都
度、砥石(2)を交換する必要があった。このため、作
業効率が極めて悪かった。
異なる曲率面を有する被研磨体(1)に対応させて、各
種の曲率を有する砥石(2〉を備える必要があった。そ
して、被研磨体(1)の被研磨面の曲率に応じ、その都
度、砥石(2)を交換する必要があった。このため、作
業効率が極めて悪かった。
一方、この砥石(2)は金型等に原材料を充填し、それ
を固形化して製作していた。このため、各種の砥石(2
)を製作するための金型等を多数用意する必要がおり、
製作費用が極めて増大していた。また、製作時間も長期
間を要する等、極めて不経済であるという問題点がめっ
た。
を固形化して製作していた。このため、各種の砥石(2
)を製作するための金型等を多数用意する必要がおり、
製作費用が極めて増大していた。また、製作時間も長期
間を要する等、極めて不経済であるという問題点がめっ
た。
なお、この他の研磨工具として特開昭61−11344
2号公報に記載のものもあった。しかし、これは歯科用
の研磨ストリップに形状記憶合金を利用したものであり
、使用範囲が極めて限定されており一般病な研磨工具で
はなかった。また、形状記憶合金の利用例としては、特
開昭59−151649号、同59−178245号公
報に記載のものがあったが、これらは研磨工具に関する
ものではなかった。
2号公報に記載のものもあった。しかし、これは歯科用
の研磨ストリップに形状記憶合金を利用したものであり
、使用範囲が極めて限定されており一般病な研磨工具で
はなかった。また、形状記憶合金の利用例としては、特
開昭59−151649号、同59−178245号公
報に記載のものがあったが、これらは研磨工具に関する
ものではなかった。
そこで、この発明はかかる問題点を解消するためになさ
れたものであり、各種の曲率の被研磨面にも容易に合致
が可能な研磨部材を有し、しかも安価で短時間に製作が
可能な研磨工具を得ることを課題とする。
れたものであり、各種の曲率の被研磨面にも容易に合致
が可能な研磨部材を有し、しかも安価で短時間に製作が
可能な研磨工具を得ることを課題とする。
[問題点を解決するための手段]
この発明にかかる研磨工具は、所定の曲率を記憶させた
形状記憶合金製基板(8)と、前記形状記憶合金製基板
(8)の表面部に形状記憶合金製基板(8)の形状の変
化に追従が可能に形成した研磨部材と、前記形状記憶合
金製基板(8)及び研磨部材を一体で研磨可能に可動さ
せる駆動手段とを具備するものでおる。
形状記憶合金製基板(8)と、前記形状記憶合金製基板
(8)の表面部に形状記憶合金製基板(8)の形状の変
化に追従が可能に形成した研磨部材と、前記形状記憶合
金製基板(8)及び研磨部材を一体で研磨可能に可動さ
せる駆動手段とを具備するものでおる。
[作用]
この発明の研磨工具においては、所定の曲率を記憶させ
た形状記憶合金製基板(8)の表面部に形状記憶合金製
基板(8)の形状の変化に追従が可能な研磨部材を形成
し、この形状記憶合金製基板(8)及び研磨部材を駆動
手段により一体で研磨可能に可動させるものであるから
、研磨加工時に形状記憶合金製基板(8)の温度を調整
して、被研磨面の各種の曲率に応じて形状記・塵合金製
基板(8)及び研磨部材の形状を変化させることができ
、研磨部材を被研磨体(1)の被研磨面と合致した状態
で研磨加工を行なうことができる。
た形状記憶合金製基板(8)の表面部に形状記憶合金製
基板(8)の形状の変化に追従が可能な研磨部材を形成
し、この形状記憶合金製基板(8)及び研磨部材を駆動
手段により一体で研磨可能に可動させるものであるから
、研磨加工時に形状記憶合金製基板(8)の温度を調整
して、被研磨面の各種の曲率に応じて形状記・塵合金製
基板(8)及び研磨部材の形状を変化させることができ
、研磨部材を被研磨体(1)の被研磨面と合致した状態
で研磨加工を行なうことができる。
[実施例]
第1図はこの発明の第一の実施例である研磨工具を示す
斜視図である。なお、図中、(1)、(3)、(5)及
び(6)は上記従来例の構成部分と同一または相当する
構成部分である。
斜視図である。なお、図中、(1)、(3)、(5)及
び(6)は上記従来例の構成部分と同一または相当する
構成部分である。
図において、(8)は所定の曲率を記憶させた形状記憶
合金製基板、(9)は形状記憶合金製基板(8)の表面
部に接着層(3)を介して貼設したサンドペーパー等の
布紙状研磨材である。
合金製基板、(9)は形状記憶合金製基板(8)の表面
部に接着層(3)を介して貼設したサンドペーパー等の
布紙状研磨材である。
この実施例の研磨工具は上記のように構成されており、
形状記憶合金製基板(8)の表面部に形状記憶合金製基
板(8)の形状の変化に追従が可能に布紙状研磨材(9
)を貼設して研磨部材を構成したものである。この研磨
工具による研磨加工動作自体は従来例と同様でおり、被
研磨体(1)の被研磨面に砥石(2)を押圧させて、駆
動工具(7)で支持棒(6)を可動させて研磨を行なう
ものである。
形状記憶合金製基板(8)の表面部に形状記憶合金製基
板(8)の形状の変化に追従が可能に布紙状研磨材(9
)を貼設して研磨部材を構成したものである。この研磨
工具による研磨加工動作自体は従来例と同様でおり、被
研磨体(1)の被研磨面に砥石(2)を押圧させて、駆
動工具(7)で支持棒(6)を可動させて研磨を行なう
ものである。
したがって、この実施例の研磨工具では、研磨加工時に
被研磨面の各種の曲率に応じて、形状記憶合金製基板(
8)及び研磨部材の形状を対応させることが容易にでき
る。例えば、研磨加工部に供給する温風または加工液の
温度を調整することにより、形状記憶合金製基板(8)
自体の温度を自動温度調整し、極めて容易に研磨部材の
形状を変化させることができる。或いは形状記憶合金製
基板(8)自体に内蔵させたヒータで形状記憶合金製基
板(8)自体の温度を自動温度調整し、極めて容易に研
磨部材の形状を変化させることができる。そして、研磨
部材を被研磨体(1)の被研磨面に合致させた状態で研
磨加工を行なうことができる。
被研磨面の各種の曲率に応じて、形状記憶合金製基板(
8)及び研磨部材の形状を対応させることが容易にでき
る。例えば、研磨加工部に供給する温風または加工液の
温度を調整することにより、形状記憶合金製基板(8)
自体の温度を自動温度調整し、極めて容易に研磨部材の
形状を変化させることができる。或いは形状記憶合金製
基板(8)自体に内蔵させたヒータで形状記憶合金製基
板(8)自体の温度を自動温度調整し、極めて容易に研
磨部材の形状を変化させることができる。そして、研磨
部材を被研磨体(1)の被研磨面に合致させた状態で研
磨加工を行なうことができる。
このため、各種の曲率を有する被研磨体(1)或いは異
なる曲率面を有する被研磨体(1)を研磨する場合でも
、各種の曲率を有する砥石(2)を予め多数僅える必要
性はなく、少数の研磨工具で対処ができる。そして、被
研磨体(1)の被研磨面の曲率に応じ、その都度、砥石
(2)を交換する必要もなくなり、作業効率が極めて向
上する。
なる曲率面を有する被研磨体(1)を研磨する場合でも
、各種の曲率を有する砥石(2)を予め多数僅える必要
性はなく、少数の研磨工具で対処ができる。そして、被
研磨体(1)の被研磨面の曲率に応じ、その都度、砥石
(2)を交換する必要もなくなり、作業効率が極めて向
上する。
また、研磨工具の製作費用が減少し、製作時間も短縮で
きるので極めて安価な工具となる。
きるので極めて安価な工具となる。
特に、この実施例のように研磨部材として布紙状研磨材
(9)を貼設して形成すれば、摩耗により布紙状研磨材
(9)が消耗した場合にも、新たな布紙状研磨材(9)
を貼設し直すだけでよく、形状記憶合金製基板(8)は
何度でも使用できるので極めて経済的である。また、形
状記憶合金製基板(8)の表面に大きな応力が直接作用
することもなく、形状記憶合金製基板(8)の表面を保
護できる。したがって、形状記憶合金製基板(8)の形
状変化を阻害しない。
(9)を貼設して形成すれば、摩耗により布紙状研磨材
(9)が消耗した場合にも、新たな布紙状研磨材(9)
を貼設し直すだけでよく、形状記憶合金製基板(8)は
何度でも使用できるので極めて経済的である。また、形
状記憶合金製基板(8)の表面に大きな応力が直接作用
することもなく、形状記憶合金製基板(8)の表面を保
護できる。したがって、形状記憶合金製基板(8)の形
状変化を阻害しない。
また、形状記憶合金製基板(8)は所定の弾性力を有し
ており、被研磨体(1)の若干の曲率の相違に対しても
融通性がある。これは、研磨部材による一回の研磨量が
数[μm]程度でおり、この弾性力により被研磨体(1
)の研磨の精度が害されることもないからである。した
がって、マシニングセンター、フライス盤、または放電
加工機等による荒加工時の形状精度を一定以上に確保し
つつ研磨加工できる。
ており、被研磨体(1)の若干の曲率の相違に対しても
融通性がある。これは、研磨部材による一回の研磨量が
数[μm]程度でおり、この弾性力により被研磨体(1
)の研磨の精度が害されることもないからである。した
がって、マシニングセンター、フライス盤、または放電
加工機等による荒加工時の形状精度を一定以上に確保し
つつ研磨加工できる。
次に、この発明の他の実施例について説明する。
第2図はこの発明の第二実施例である研磨工具を示す斜
視図である。なお、図中、(3)、(5)から(8)は
上記従来例及び第一の実施例の構成部分と同一または相
当する構成部分でおる。
視図である。なお、図中、(3)、(5)から(8)は
上記従来例及び第一の実施例の構成部分と同一または相
当する構成部分でおる。
図において、(10)は焼結ダイヤモンドまたは立方晶
窒化硼素(焼結CBN>等の砥粒を固着して形成した薄
板状研磨材であり、形状記憶合金製基板(8)の表面部
に複数接着してPi設しておる。このように、多数に分
割した状態で敷設したのは、形状記憶合金製基板(8)
の形状の変化に追従が可能な研磨面を形成するためでお
る。
窒化硼素(焼結CBN>等の砥粒を固着して形成した薄
板状研磨材であり、形状記憶合金製基板(8)の表面部
に複数接着してPi設しておる。このように、多数に分
割した状態で敷設したのは、形状記憶合金製基板(8)
の形状の変化に追従が可能な研磨面を形成するためでお
る。
したがって、この実施例の場合も上記の第一の実施例と
同様に、被研磨面の各種の曲率に応じて形状記憶合金製
基板(8)及び研磨部材の形状を容易に変化させること
ができる。そして、研磨部材を被研磨体(1)の被研磨
面に合致させた状態で研磨加工を行なうことができる。
同様に、被研磨面の各種の曲率に応じて形状記憶合金製
基板(8)及び研磨部材の形状を容易に変化させること
ができる。そして、研磨部材を被研磨体(1)の被研磨
面に合致させた状態で研磨加工を行なうことができる。
第3図はこの発明の第三実施例である研磨工具を示す斜
視図である。これは、形状記憶合金製基板(8)の表面
部に焼結ダイヤモンドまたは立方晶窒化硼素(焼結CB
N>等の砥粒を電着して薄板状研磨材(10)を形成し
たものである。
視図である。これは、形状記憶合金製基板(8)の表面
部に焼結ダイヤモンドまたは立方晶窒化硼素(焼結CB
N>等の砥粒を電着して薄板状研磨材(10)を形成し
たものである。
この実施例の場合も上記の第−及び第二の各実施例と同
様に、被研磨面の各種の曲率に応じて形状記憶合金製基
板(8)及び研磨部材の形状を変化させることが容易に
できる。そして、上記実施例と同様の効果を発揮するこ
とができる。
様に、被研磨面の各種の曲率に応じて形状記憶合金製基
板(8)及び研磨部材の形状を変化させることが容易に
できる。そして、上記実施例と同様の効果を発揮するこ
とができる。
特に、この実施例では、焼結ダイヤモンドまたは立方晶
窒化硼素(焼結CBN>等の砥粒を電着して薄板状研磨
材(10)の厚さが非常に薄いので、形状記憶合金製基
板(8)の形状の変化に対して極めて追従性がよい。
窒化硼素(焼結CBN>等の砥粒を電着して薄板状研磨
材(10)の厚さが非常に薄いので、形状記憶合金製基
板(8)の形状の変化に対して極めて追従性がよい。
第4図はこの発明の第四の実施例である研磨工具を示す
斜視図である。なお、図中、(11)は永久磁石である
。
斜視図である。なお、図中、(11)は永久磁石である
。
この実施例は、形状記憶合金製基板(8)の表面部に焼
結ダイヤモンドまたは立方晶窒化硼素(焼結CBN>等
の砥粒を固着して形成した複数の薄板状研磨材(10)
を、永久磁石(11)を介して接着して敷設したもので
ある。
結ダイヤモンドまたは立方晶窒化硼素(焼結CBN>等
の砥粒を固着して形成した複数の薄板状研磨材(10)
を、永久磁石(11)を介して接着して敷設したもので
ある。
この実施例の場合も上記の第一、第二及び第三の各実施
例と同様に、被研磨面の各種の曲率に応じて形状記憶合
金製基板(8)及び研磨部材の形状を変化させることが
容易にできる。そして、上記実施例と同様の効果を発揮
することができる。
例と同様に、被研磨面の各種の曲率に応じて形状記憶合
金製基板(8)及び研磨部材の形状を変化させることが
容易にできる。そして、上記実施例と同様の効果を発揮
することができる。
特に、この実施例では、形状記憶合金製基板(8)と薄
板状研磨材(10)との間に永久磁石(11)が介在し
ているので、金型等の磁性体からなる被研磨体(1)を
研磨する場合に効果的である。即ち、被研磨体(1〉と
永久磁石(11)との間に吸引力が作用し、結果的に、
研磨部材を被研磨体(1)に押圧することになる。した
がって、ロボット或いは人間が研磨部材を被研磨体(1
)に押圧して研磨する場合に比べ、より均一な押圧状態
を維持しつつ研磨加工ができるので、研磨面にムラが生
ずることなく、均一な加工面に仕上げることができる。
板状研磨材(10)との間に永久磁石(11)が介在し
ているので、金型等の磁性体からなる被研磨体(1)を
研磨する場合に効果的である。即ち、被研磨体(1〉と
永久磁石(11)との間に吸引力が作用し、結果的に、
研磨部材を被研磨体(1)に押圧することになる。した
がって、ロボット或いは人間が研磨部材を被研磨体(1
)に押圧して研磨する場合に比べ、より均一な押圧状態
を維持しつつ研磨加工ができるので、研磨面にムラが生
ずることなく、均一な加工面に仕上げることができる。
なお、この実施例では、焼結ダイヤモンドまたは立方晶
窒化硼素(焼結CBN>等の砥粒を固着して形成した複
数の薄板状研磨材(10)を永久磁石(11)を介して
接着して敷設したものについて説明したが、布紙状研磨
材(9)または、電着ダイヤ或いは電着CBNを用いて
もよい。
窒化硼素(焼結CBN>等の砥粒を固着して形成した複
数の薄板状研磨材(10)を永久磁石(11)を介して
接着して敷設したものについて説明したが、布紙状研磨
材(9)または、電着ダイヤ或いは電着CBNを用いて
もよい。
ところで、上記の各実施例では形状記憶合金製基板(8
)及び研磨部材を一体で研磨可能に可動させる駆動手段
として、記憶合金製基板(8)の裏面部に連結部(5)
を形成し、この連結部(5)に装着した支持棒(6)を
駆動工具(7)により可動させるものについて述べた。
)及び研磨部材を一体で研磨可能に可動させる駆動手段
として、記憶合金製基板(8)の裏面部に連結部(5)
を形成し、この連結部(5)に装着した支持棒(6)を
駆動工具(7)により可動させるものについて述べた。
しかし、必ずしもこの方法に限定されるものではなく、
他の駆動手段を用いてもよい。
他の駆動手段を用いてもよい。
[発明の効果]
以上説明したとおり、この発明の研磨工具は、所定の曲
率を記憶させた形状記憶合金製基板の表面部に形状記憶
合金製基板の形状の変化に追従が可能な研磨部材を形成
し、この形状記憶合金製基板及び研磨部材を駆動手段に
より一体に可動させ、研磨加工時に形状記憶合金製基板
の温度を調整して、被研磨面の各種の曲率に応じて形状
記憶合金製基板及び研磨部材の形状を変化させることが
できるので、研磨部材を被研磨体の被研磨面と合致した
状態で研磨加工を行なうことができる。したがって、各
種の曲率を有する被研磨体或いは異なる曲率面を有する
被研磨体を研磨する場合に、少数の研磨工具で対処がで
き、その都度、砥石を交換する必要もなくなり、作業効
率が極めて向上する。また、研磨工具の製作に費す費用
及び時間が削減でき、極めて経済的な研磨工具となる。
率を記憶させた形状記憶合金製基板の表面部に形状記憶
合金製基板の形状の変化に追従が可能な研磨部材を形成
し、この形状記憶合金製基板及び研磨部材を駆動手段に
より一体に可動させ、研磨加工時に形状記憶合金製基板
の温度を調整して、被研磨面の各種の曲率に応じて形状
記憶合金製基板及び研磨部材の形状を変化させることが
できるので、研磨部材を被研磨体の被研磨面と合致した
状態で研磨加工を行なうことができる。したがって、各
種の曲率を有する被研磨体或いは異なる曲率面を有する
被研磨体を研磨する場合に、少数の研磨工具で対処がで
き、その都度、砥石を交換する必要もなくなり、作業効
率が極めて向上する。また、研磨工具の製作に費す費用
及び時間が削減でき、極めて経済的な研磨工具となる。
第1図はこの発明の第一実施例でおる研磨工具を示す斜
視図、第2図はこの発明の第二実施例である研磨工具を
示す斜視図、第3図はこの発明の第三実施例である研磨
工具を示す斜視図、第4図はこの発明の第四実施例であ
る研磨工具を示す斜視図、第5図は従来の研磨工具を示
す斜視図である。 図において、 8:形状記憶合金製基板、 9:N紙状研磨材、10:
薄板状研磨材、 11:永久磁石、でおる。 なあ、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。
視図、第2図はこの発明の第二実施例である研磨工具を
示す斜視図、第3図はこの発明の第三実施例である研磨
工具を示す斜視図、第4図はこの発明の第四実施例であ
る研磨工具を示す斜視図、第5図は従来の研磨工具を示
す斜視図である。 図において、 8:形状記憶合金製基板、 9:N紙状研磨材、10:
薄板状研磨材、 11:永久磁石、でおる。 なあ、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。
Claims (5)
- (1)所定の曲率を記憶させた形状記憶合金製基板と、
前記形状記憶合金製基板の表面部に形状記憶合金製基板
の形状の変化に追従可能に形成した研磨部材と、前記形
状記憶合金製基板及び研磨部材を一体に可動させる駆動
手段とを具備することを特徴とする研磨工具。 - (2)前記形状記憶合金製基板の表面部に形状記憶合金
製基板の形状変化に追従可能に形成した研磨部材は、前
記形状記憶合金製基板の表面部に布紙状研磨材を接着し
て貼設したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の研磨工具。 - (3)前記形状記憶合金製基板の表面部に形状記憶合金
製基板の形状変化に追従可能に形成した研磨部材は、前
記形状記憶合金製基板の表面部に複数の焼結ダイヤモン
ドまたは焼結立方晶窒化硼素からなる薄板状研磨材を接
着して敷設したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の研磨工具。 - (4)前記形状記憶合金製基板の表面部に形状記憶合金
製基板の形状変化に追従可能に形成した研磨部材は、前
記形状記憶合金製基板の表面部に焼結ダイヤモンドまた
は焼結立方晶窒化硼素からなる砥粒を電着して薄板状研
磨材を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の研磨工具。 - (5)前記形状記憶合金製基板の表面部に形状記憶合金
製基板の形状変化に追従可能に形成した研磨部材は、前
記形状記憶合金製基板の表面部に永久磁石を介して複数
の薄板状研磨材を接着して敷設したことを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の研磨工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31003387A JPH01153277A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 研磨工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31003387A JPH01153277A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 研磨工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01153277A true JPH01153277A (ja) | 1989-06-15 |
Family
ID=18000350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31003387A Pending JPH01153277A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 研磨工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01153277A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0539404U (ja) * | 1991-09-04 | 1993-05-28 | 日本ミクロコーテイング株式会社 | 湾曲した爪磨き部を有する電動爪磨き機 |
-
1987
- 1987-12-08 JP JP31003387A patent/JPH01153277A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0539404U (ja) * | 1991-09-04 | 1993-05-28 | 日本ミクロコーテイング株式会社 | 湾曲した爪磨き部を有する電動爪磨き機 |
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