JPH01150718A - ガスライタ - Google Patents
ガスライタInfo
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- JPH01150718A JPH01150718A JP31050087A JP31050087A JPH01150718A JP H01150718 A JPH01150718 A JP H01150718A JP 31050087 A JP31050087 A JP 31050087A JP 31050087 A JP31050087 A JP 31050087A JP H01150718 A JPH01150718 A JP H01150718A
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Landscapes
- Lighters Containing Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は液化ガスを収容して成るガスライタにおけるガ
ス流量調整装置の改良に闇するものである。
ス流量調整装置の改良に闇するものである。
(従来の技術)
従来液化ガスを燃料としたガスライタの流量調整部材に
は一般にポリウレタンやフェルト等が用いられ、ノズル
機構下部で圧縮することにより液化ガスの通過抵抗を高
め、その圧力降下により一定流量の気化ガスを取り出す
仕組みとなっていて、流量調整部材に使用されているポ
リウレタンやフェルトに供給すべき燃料は全て液化ガス
に限定され、そのため流量調整装置下部には一般に吸い
上げ芯が具備されている。
は一般にポリウレタンやフェルト等が用いられ、ノズル
機構下部で圧縮することにより液化ガスの通過抵抗を高
め、その圧力降下により一定流量の気化ガスを取り出す
仕組みとなっていて、流量調整部材に使用されているポ
リウレタンやフェルトに供給すべき燃料は全て液化ガス
に限定され、そのため流量調整装置下部には一般に吸い
上げ芯が具備されている。
また、前記流量調整部材は製造時より経時変化を起こし
て炎長の一定化が困難なため使用者による炎長調整が必
要で、それに係わる装置が備えられている。
て炎長の一定化が困難なため使用者による炎長調整が必
要で、それに係わる装置が備えられている。
一方、特開昭51−148576に微多孔膜を用いた圧
力調整装置が開示されているが、これは膜の上流側に湿
潤室を設け、その周辺には液化ガスの気化を防止する目
的で熱の不導体もしくは不良導体である部材を備えて、
これもまた液化ガスに限って制御しているため、吸い上
げ芯または液化ガスの貯蓄室が必要となる。
力調整装置が開示されているが、これは膜の上流側に湿
潤室を設け、その周辺には液化ガスの気化を防止する目
的で熱の不導体もしくは不良導体である部材を備えて、
これもまた液化ガスに限って制御しているため、吸い上
げ芯または液化ガスの貯蓄室が必要となる。
また、微多孔膜には軸方向圧力による変形に対し補強の
目的で少なくとも一枚の繊維質の層が固着または溶着さ
れ、それらの固定方法は微多孔膜の周辺部をはさみ込ん
で押えるよう弁本体下部と支持部材を相互にかしめるよ
う構成されている。
目的で少なくとも一枚の繊維質の層が固着または溶着さ
れ、それらの固定方法は微多孔膜の周辺部をはさみ込ん
で押えるよう弁本体下部と支持部材を相互にかしめるよ
う構成されている。
(発明が解決しようとする問題点)
流量調整部材にポリウレタンやフェルトを用いて圧縮す
ることで流量を制御しているライタでは、流量調整部材
の経時変化や気孔の不均一性により一定長さの炎の形成
が製造上困難であり、使用者に炎長の調整を依任するこ
とから炎長の調整装置を備えていることと、流量調整部
に供給すべき燃料の状態変化に伴う炎長の差をなくす目
的で吸い上げ芯を具備していることとで材料費及び製造
工賃等でコスト高となった。
ることで流量を制御しているライタでは、流量調整部材
の経時変化や気孔の不均一性により一定長さの炎の形成
が製造上困難であり、使用者に炎長の調整を依任するこ
とから炎長の調整装置を備えていることと、流量調整部
に供給すべき燃料の状態変化に伴う炎長の差をなくす目
的で吸い上げ芯を具備していることとで材料費及び製造
工賃等でコスト高となった。
一方、特開昭51−148576に開示されている微多
孔膜を用いた圧力調整装置についても膜上流面に供給す
べき燃料の収態が液化ガスと気化ガスとでは炎長に大き
な差があるため、液化ガスのみによって制御するよう構
成され、微多孔膜をも湿潤させることを条件としている
ことからその湿潤状態によってガス放出流量が大きく変
化し安定した炎長は得難い。
孔膜を用いた圧力調整装置についても膜上流面に供給す
べき燃料の収態が液化ガスと気化ガスとでは炎長に大き
な差があるため、液化ガスのみによって制御するよう構
成され、微多孔膜をも湿潤させることを条件としている
ことからその湿潤状態によってガス放出流量が大きく変
化し安定した炎長は得難い。
また、微多孔膜の少なくとも一側面に繊維質の層を設け
て軸方向圧力による微多孔膜の変形とそれに伴う炎長の
変動をなくすよう補強しであるが、微妙な通気性能が要
求される流ffi調整部材において部材の数量を増すこ
とは通気性能の非−足止につながり品質的に好ましくな
いのに加え、コスト高となることが考えられる。
て軸方向圧力による微多孔膜の変形とそれに伴う炎長の
変動をなくすよう補強しであるが、微妙な通気性能が要
求される流ffi調整部材において部材の数量を増すこ
とは通気性能の非−足止につながり品質的に好ましくな
いのに加え、コスト高となることが考えられる。
また、前記発明では微多孔膜と繊維質の層を弁本体と支
持部材の相互のかしめによって構成しであるため、製造
時にそれらの品質不良や生産不良が生じた際には一体的
に交換する必要があり、各部品の再利用の可能性はなく
、加えてノズル先からの液化ガスの圧力による充填が不
可能でノズル先以外から冷却による充填を行なうため液
化ガスの冷却設備が必要なことと、燃料容器に充填用バ
ルブ機構が必要になることとで量産的且つ、経済的でな
い。
持部材の相互のかしめによって構成しであるため、製造
時にそれらの品質不良や生産不良が生じた際には一体的
に交換する必要があり、各部品の再利用の可能性はなく
、加えてノズル先からの液化ガスの圧力による充填が不
可能でノズル先以外から冷却による充填を行なうため液
化ガスの冷却設備が必要なことと、燃料容器に充填用バ
ルブ機構が必要になることとで量産的且つ、経済的でな
い。
(間層を解決するための手段)
上述の問題を解決すべく本発明は成されたもので、微多
孔膜の上・下流部材は良好な熱伝導性物質で構成され、
上流部通路は表面積を大きくして通路に浸入した液化ガ
スへの熱伝達を容易とする形状で成り、下流部通路は通
路中心から微多孔膜圧着面より小径の放射状の筒形、も
しくは下流部材の微多孔膜側に通路中心から微多孔膜圧
着面より小径の放射状溝を設けその中心に前記放射状溝
の先端を結ぶ円より小径の円筒形通路を備えた形状で、
補強材を備えなくでも軸方向圧力に影響されない構造と
しである。
孔膜の上・下流部材は良好な熱伝導性物質で構成され、
上流部通路は表面積を大きくして通路に浸入した液化ガ
スへの熱伝達を容易とする形状で成り、下流部通路は通
路中心から微多孔膜圧着面より小径の放射状の筒形、も
しくは下流部材の微多孔膜側に通路中心から微多孔膜圧
着面より小径の放射状溝を設けその中心に前記放射状溝
の先端を結ぶ円より小径の円筒形通路を備えた形状で、
補強材を備えなくでも軸方向圧力に影響されない構造と
しである。
また、微多孔膜は上・下流部材にて固定され、製造時に
おいて上流部材と下流部材及び下流部材と熱伝導部材は
如何なる時でも人為的に着脱可能受各部品の交換が可能
であり、ノズル機構の締め込みによってノズル機構下部
、下流部材、微多孔膜及び上流部材が圧着され、本体容
器内の液化ガス及び気化ガスは上流部通路、微多孔膜、
下流部通路及びノズル機構を経て通過し、上・下流部通
路の微多孔膜に接する面の面積割合は上流部通路面が下
流部通路面を塞がないよう上流部通路面の径を下流部材
の放射状通路もしくは放射状溝の先端を結ぶ円の径以上
として構成しであるまた、上流部材のフランジ部には圧
力充填時の液化ガスの通路として適当な切り込み空間が
設けられ、液化ガスの本体容器内への流入が容易となる
よう成されている。
おいて上流部材と下流部材及び下流部材と熱伝導部材は
如何なる時でも人為的に着脱可能受各部品の交換が可能
であり、ノズル機構の締め込みによってノズル機構下部
、下流部材、微多孔膜及び上流部材が圧着され、本体容
器内の液化ガス及び気化ガスは上流部通路、微多孔膜、
下流部通路及びノズル機構を経て通過し、上・下流部通
路の微多孔膜に接する面の面積割合は上流部通路面が下
流部通路面を塞がないよう上流部通路面の径を下流部材
の放射状通路もしくは放射状溝の先端を結ぶ円の径以上
として構成しであるまた、上流部材のフランジ部には圧
力充填時の液化ガスの通路として適当な切り込み空間が
設けられ、液化ガスの本体容器内への流入が容易となる
よう成されている。
(作 用)
実施例に示すように本体容器1に収容された液化ガスは
、操作部6によるノズル機構2の開放で、気化ガスとし
て上流部通路3aに浸入した場合はそのままの状態で、
また液化ガスとして浸入した場合は上流部材3から気化
熱を奪って気体もしくは気泡状態で微多孔膜4に到達し
、疎水性を有する前記微多孔膜4によって流量調整され
た後、ノズル先から構成される装置7により炎を形成す
る。
、操作部6によるノズル機構2の開放で、気化ガスとし
て上流部通路3aに浸入した場合はそのままの状態で、
また液化ガスとして浸入した場合は上流部材3から気化
熱を奪って気体もしくは気泡状態で微多孔膜4に到達し
、疎水性を有する前記微多孔膜4によって流量調整され
た後、ノズル先から構成される装置7により炎を形成す
る。
この際、微量の液化ガスが疎水性徴多孔膜4を通過した
としても下流部材5及びノズル機構2の持つ熱量で十分
に気化される。
としても下流部材5及びノズル機構2の持つ熱量で十分
に気化される。
また、液化ガスの本体容器1内への充填は、製造時に上
流部材3、微多孔膜4及び下流部材5の一体組み立て品
とノズル機構2との不完全な締め込み状態で前記ノズル
機構2先端から圧力充填され、その後、機械的に一定ト
ルクで締め込むことにより前記各部材は軸方向に圧着さ
れる。
流部材3、微多孔膜4及び下流部材5の一体組み立て品
とノズル機構2との不完全な締め込み状態で前記ノズル
機構2先端から圧力充填され、その後、機械的に一定ト
ルクで締め込むことにより前記各部材は軸方向に圧着さ
れる。
(実施例)
本発明の実施例を図面第1図から第4図に基づいて説明
すると、第1図及び第2図は本発明に係わる実施側受、
ノズル機構2と発火装置7を備えて成るガスライタにお
いてフランジ部に充填時用通路3bを、軸方向中心に上
流部通M3aを有し、亜鉛合金等で成形された上流部材
3の上端に、下流部通路5aを有し金属薄板のプレス加
工等により形成された下流部材5を嵌合することにより
、前記上流部材3と下流部材5の間に疎水性徴多孔膜4
を固定せしめ、第2図に示すようなノズル機構2の不完
全な締め込み状態でノズル機構2先端より圧力充填可能
とし、その後機械的に一定トルクで締め込むことで第1
図に示すように上流部材3、微多孔膜4、下流部材5及
びノズル機構2下部が軸方向に圧着され葛よう構成した
ものである。
すると、第1図及び第2図は本発明に係わる実施側受、
ノズル機構2と発火装置7を備えて成るガスライタにお
いてフランジ部に充填時用通路3bを、軸方向中心に上
流部通M3aを有し、亜鉛合金等で成形された上流部材
3の上端に、下流部通路5aを有し金属薄板のプレス加
工等により形成された下流部材5を嵌合することにより
、前記上流部材3と下流部材5の間に疎水性徴多孔膜4
を固定せしめ、第2図に示すようなノズル機構2の不完
全な締め込み状態でノズル機構2先端より圧力充填可能
とし、その後機械的に一定トルクで締め込むことで第1
図に示すように上流部材3、微多孔膜4、下流部材5及
びノズル機構2下部が軸方向に圧着され葛よう構成した
ものである。
着火時には操作部6によりノズル機構2を開放すること
!、ライタの正常な姿勢において本体容器1内の気化ガ
スは上流部通路8aに浸入して微多孔wA4に到達し、
疎水性を有する前記微多孔114にて流量調整された気
化ガスはノズル機構2先端より放出される。
!、ライタの正常な姿勢において本体容器1内の気化ガ
スは上流部通路8aに浸入して微多孔wA4に到達し、
疎水性を有する前記微多孔114にて流量調整された気
化ガスはノズル機構2先端より放出される。
また、ライタの傾斜した姿勢で、上流部通路3aに液化
ガスが浸入した場合においてもノズル機構2が開放され
れば下流部材3及びその周縁部材の持つ熱量によって微
多孔1114に到達する闇に、前記液化ガスは気体もし
くは気泡状となり、上流部通路8aに浸入する燃料の状
態が気体あるいは液体の何れにおいても微多孔[114
め制御すべき燃料q状態は気体もしくは気泡状であり、
前述気泡状の場合において極微量の液化ガスが微多孔1
M!4を通過ひたとしても下流部材5及びノズル機構2
の持つ熱量で完全に気化され、極多少のガス放出量変化
を起こすのを除いては一定長さの炎を形成するよう構成
されたものである。
ガスが浸入した場合においてもノズル機構2が開放され
れば下流部材3及びその周縁部材の持つ熱量によって微
多孔1114に到達する闇に、前記液化ガスは気体もし
くは気泡状となり、上流部通路8aに浸入する燃料の状
態が気体あるいは液体の何れにおいても微多孔[114
め制御すべき燃料q状態は気体もしくは気泡状であり、
前述気泡状の場合において極微量の液化ガスが微多孔1
M!4を通過ひたとしても下流部材5及びノズル機構2
の持つ熱量で完全に気化され、極多少のガス放出量変化
を起こすのを除いては一定長さの炎を形成するよう構成
されたものである。
また、実施例で所望の炎長を得るための微多孔膜4に接
する上・下流部通路面積は上流部で約1.8mm2の円
形、下流部で約1.6mm2の放射形で、気化ガスの通
過量に影響を与えるのは主に下流部通路面積の大きさと
形状であって、上流部通路面積は製造時に下流部通路5
aを塞がない大きさ及び形状であれば良く、前記上流部
通路面積の大きさ及び形状に限定されるものではない。
する上・下流部通路面積は上流部で約1.8mm2の円
形、下流部で約1.6mm2の放射形で、気化ガスの通
過量に影響を与えるのは主に下流部通路面積の大きさと
形状であって、上流部通路面積は製造時に下流部通路5
aを塞がない大きさ及び形状であれば良く、前記上流部
通路面積の大きさ及び形状に限定されるものではない。
加えて、下流部通路面積についても気化ガスの流量は微
多孔膜4の通気性能や液化ガスの蒸気圧等により変化す
るため、これもまた前記下流部通路面積の大きさ及び形
状に限定されるものではない。
多孔膜4の通気性能や液化ガスの蒸気圧等により変化す
るため、これもまた前記下流部通路面積の大きさ及び形
状に限定されるものではない。
第3図及び第4図には、上流部材及び下流部材の形状の
実施例を示す。
実施例を示す。
先ず、第3図の上流部材3′は通路上部にチョーク形状
の通路3′cを一本以上備え、液化ガスが浸入した場合
の熱伝達を容易にするよう成形したものである。
の通路3′cを一本以上備え、液化ガスが浸入した場合
の熱伝達を容易にするよう成形したものである。
次に、第4図に示す下流部材の形状は製造時の作業効率
を考慮して上流部材に嵌合すべくキャップ形状とするか
座金形状としたもので、その通路形状は微多孔膜4の上
流側からの圧力による弛みを考慮して十分な通路面積を
確保すべく上流側面に通路中心より所望の通路面積を有
する放射状溝を設けてその中心に円筒形状の通路を備え
た形状か、あるいは所望の通路面積を有する放射状筒形
通路を貫通させた形状としたものである。
を考慮して上流部材に嵌合すべくキャップ形状とするか
座金形状としたもので、その通路形状は微多孔膜4の上
流側からの圧力による弛みを考慮して十分な通路面積を
確保すべく上流側面に通路中心より所望の通路面積を有
する放射状溝を設けてその中心に円筒形状の通路を備え
た形状か、あるいは所望の通路面積を有する放射状筒形
通路を貫通させた形状としたものである。
尚、ここで上・下流部材の材質及び加工法は各部材の性
能を十分に発揮し、量産可能な材質及び加工法であれば
良く、実施例のみに限定するものではない。
能を十分に発揮し、量産可能な材質及び加工法であれば
良く、実施例のみに限定するものではない。
(発明の効果)
本発明は上述のごとく上流部通路において微多孔膜に供
給すべき燃料の状態を強制的に気体もしくは気泡状のガ
スにして所望の流量に制御しているため、吸い上げ芯等
による流量調整装置への液化ガス供給の必要はなく、気
化ガスと液化ガスの何れの供給においても一定流量の気
化ガス放出が得られ、疎水性徴多孔膜から下流部通路へ
多少の液化ガスが放出されたとしても完全に気化させる
のに必要な熱量はノズル先端までを通過する闇に十分得
られ、着火時に供給される燃料状態の変化による炎長の
大きな変動や生ガスの放出が起きる心配は皆無となる。
給すべき燃料の状態を強制的に気体もしくは気泡状のガ
スにして所望の流量に制御しているため、吸い上げ芯等
による流量調整装置への液化ガス供給の必要はなく、気
化ガスと液化ガスの何れの供給においても一定流量の気
化ガス放出が得られ、疎水性徴多孔膜から下流部通路へ
多少の液化ガスが放出されたとしても完全に気化させる
のに必要な熱量はノズル先端までを通過する闇に十分得
られ、着火時に供給される燃料状態の変化による炎長の
大きな変動や生ガスの放出が起きる心配は皆無となる。
また、流量調整装置の構造については上・下流部材及び
微多孔膜の三部材のみで構成され、従来のポリウレタン
やフェルトを流量調整部材に用いたガスライタでは必要
不可欠とされた吸い上げ芯は本発明により不必要となり
、製造時において所望の炎長が永久的に得られ、使用者
による炎長の調整が不要でそれに係わる装置を省くこと
が可能なため材料費及び製造工賃等が削減され、簡単構
造でノズル先からの圧力充填が可能なため、一定炎長で
低コストのガスライタが量産的に得られるものである。
微多孔膜の三部材のみで構成され、従来のポリウレタン
やフェルトを流量調整部材に用いたガスライタでは必要
不可欠とされた吸い上げ芯は本発明により不必要となり
、製造時において所望の炎長が永久的に得られ、使用者
による炎長の調整が不要でそれに係わる装置を省くこと
が可能なため材料費及び製造工賃等が削減され、簡単構
造でノズル先からの圧力充填が可能なため、一定炎長で
低コストのガスライタが量産的に得られるものである。
加えて、製造時において一度組み立てた後もノズル機構
の締め込みを緩めることにより、何らかの原因で品質不
良や生産不良が発生した場合においても流量調整装置及
びノズル機構の各部材の交換及び再利用が可能で経済的
である。
の締め込みを緩めることにより、何らかの原因で品質不
良や生産不良が発生した場合においても流量調整装置及
びノズル機構の各部材の交換及び再利用が可能で経済的
である。
第1図は本発明に係わるガスライタの側面断面図で、第
2図は製造時の充填収態を示す側面断面図で、第3図は
上流部通路形状の別の実施例を示す側面断面図で、第4
図は下流部通路形状の別の実施例を示す正面図及び各A
−A’、B−B’における側面断面図である。 尚、図中1は本体容器、2はノズル機構、3は上流部材
、4は微多孔膜、5は下流部材、6は操作部、7は充填
口、8は充填用操作片で、第2図中矢印は液化ガスの流
れ方向である。
2図は製造時の充填収態を示す側面断面図で、第3図は
上流部通路形状の別の実施例を示す側面断面図で、第4
図は下流部通路形状の別の実施例を示す正面図及び各A
−A’、B−B’における側面断面図である。 尚、図中1は本体容器、2はノズル機構、3は上流部材
、4は微多孔膜、5は下流部材、6は操作部、7は充填
口、8は充填用操作片で、第2図中矢印は液化ガスの流
れ方向である。
Claims (6)
- (1)ノズル機構と発火装置を備えて成るガスライタに
おいて、疎水性を有する微多孔膜の通気性能と前記微多
孔膜を軸方向に固定する上・下流部材の材質及び構造に
より吸い上げ芯を用いず如何なる着火姿勢においても所
望の安定した炎長が製造時に得られることを特徴とした
ガスライタ。 - (2)微多孔膜の上流部材とその周縁部材の持つ熱量は
液化ガスが微多孔膜上流面に到達する間に気体もしくは
気泡状とし、一方下流部材とその周縁部材の持つ熱量は
液化ガスが疎水性を有する微多孔膜を通過した際に、完
全に気化せしむ働きを持つことを特徴とした特許請求の
範囲第1項のガスライタ。 - (3)上・下流部材の材質及び構造は、良好な熱伝導性
物質で、前記上・下流部材外面の内少なくとも一部はそ
れらに接する周縁の熱伝導性部材と密着していることを
特徴とする特許請求の範囲第1項のガスライタ。 - (4)上流部通路の形状は、液化ガスが通路内において
上流部材から熱を奪い易いよう大きな通路表面積を有し
、また下流部通路の形状は通路中心から微多孔膜圧着面
より小径の放射状の筒形とするか、もしくは下流部材の
微多孔膜側に通路中心から微多孔膜圧着面より小径の放
射状溝を設けてその中心に前記放射状溝の先端を結ぶ円
より小径の円筒形通路を備えたことを特徴とする特許請
求の範囲第1項のガスライタ。 - (5)製造時における微多孔膜の固定はノズル機構とは
別に行ない、ノズル機構を締め込むことにより微多孔膜
は上・下流部材に圧着されることを特徴とする特許請求
の範囲第1項のガスライタ。 - (6)製造時にノズル機構の不完全な締め込み状態でノ
ズル機構先端部より液化ガスを圧力充填可能とした特許
請求の範囲第1項のガスライタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31050087A JPH01150718A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | ガスライタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31050087A JPH01150718A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | ガスライタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01150718A true JPH01150718A (ja) | 1989-06-13 |
Family
ID=18005976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31050087A Pending JPH01150718A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | ガスライタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01150718A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04356617A (ja) * | 1990-08-17 | 1992-12-10 | Masayuki Iwabori | 液化石油ガスの気化及び流量制限装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57115621A (en) * | 1980-09-05 | 1982-07-19 | Fuudooru Sa | Disposable gas lighter |
-
1987
- 1987-12-08 JP JP31050087A patent/JPH01150718A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57115621A (en) * | 1980-09-05 | 1982-07-19 | Fuudooru Sa | Disposable gas lighter |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04356617A (ja) * | 1990-08-17 | 1992-12-10 | Masayuki Iwabori | 液化石油ガスの気化及び流量制限装置 |
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