JPH01114564A - アンチスキッド制御装置 - Google Patents
アンチスキッド制御装置Info
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- JPH01114564A JPH01114564A JP62270795A JP27079587A JPH01114564A JP H01114564 A JPH01114564 A JP H01114564A JP 62270795 A JP62270795 A JP 62270795A JP 27079587 A JP27079587 A JP 27079587A JP H01114564 A JPH01114564 A JP H01114564A
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- pressure
- duty
- wheel
- brake
- pressure reduction
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 23
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/17—Using electrical or electronic regulation means to control braking
- B60T8/172—Determining control parameters used in the regulation, e.g. by calculations involving measured or detected parameters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/17—Using electrical or electronic regulation means to control braking
- B60T8/176—Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS
- B60T8/1763—Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS responsive to the coefficient of friction between the wheels and the ground surface
- B60T8/17636—Microprocessor-based systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は車両ブレーキの制動力制御に関し、特に、制動
力による車輪回転速度の低下が急激で路面に対する車輪
のすべりが大きい場合には制動力をゆるめて車輪の回転
をうながして路面に対する車輪のすベリを低減するアン
チスキッド制御に関する。
力による車輪回転速度の低下が急激で路面に対する車輪
のすべりが大きい場合には制動力をゆるめて車輪の回転
をうながして路面に対する車輪のすベリを低減するアン
チスキッド制御に関する。
(従来の技術)
走行路面が水濡れしているときや凍結しているときに、
車両の走行中にブレーキをかけると、路面に対して車輪
がスリップして、車輪が急速に停止し、車両が路面上を
すべることがあり、これは走行速度が高いときや急プレ
ー、キのときに起り易い、車両は前進しているのに車輪
が停止(ロック)すると操舵が困難になり、車両事故を
起し易い。
車両の走行中にブレーキをかけると、路面に対して車輪
がスリップして、車輪が急速に停止し、車両が路面上を
すべることがあり、これは走行速度が高いときや急プレ
ー、キのときに起り易い、車両は前進しているのに車輪
が停止(ロック)すると操舵が困難になり、車両事故を
起し易い。
そこで従来においては、車輪回転速度を検出してその加
速度を演算し、車速と車輪回転速度よりスリップ率 5=1−車輪回転速度/車速 を演算して、ブレーキ中のスリップ率Sが所定値sh以
上のときにはブレーキ圧を下げて車輪回転を回復するよ
うにしている。なお、スリップしているときには車速は
正確に検出できない、そこで従来は車輪回転速度をもと
に各種演算で、車速と見なす基準速度を演算して、これ
をスリップ率演算において車速として用いる0例えば4
輪車の場合、最高速の車輪速度を基準速度(車速)とし
ている。
速度を演算し、車速と車輪回転速度よりスリップ率 5=1−車輪回転速度/車速 を演算して、ブレーキ中のスリップ率Sが所定値sh以
上のときにはブレーキ圧を下げて車輪回転を回復するよ
うにしている。なお、スリップしているときには車速は
正確に検出できない、そこで従来は車輪回転速度をもと
に各種演算で、車速と見なす基準速度を演算して、これ
をスリップ率演算において車速として用いる0例えば4
輪車の場合、最高速の車輪速度を基準速度(車速)とし
ている。
この種のアンチスキッド制御は1例えば特開昭59−2
06246号公報に開示されている。この公報に開示の
アンチスキッド制御装置は、高圧および低圧を発生する
ブレーキ圧源と車輪ブレーキの間に減圧用の電磁開閉弁
と増圧用の電磁開閉弁を介挿し、減圧用の電磁開閉弁で
車輪ブレーキと前記低圧との間を開、閉し、増圧用の電
磁開閉弁で車輪ブレーキと前記高圧との間を開、閉する
ようにしている。減圧用の電磁開閉弁を開、増圧用の電
磁開閉弁を閉とすると車輪ブレーキは減圧となり、減圧
用の電磁開閉弁を閉、増圧用の電磁開閉弁を開とすると
車輪ブレーキは増圧となり、両電磁開閉弁を共に閉とす
ると車輪ブレーキはホールドとなる。したがって、この
ブレーキ圧制御装置によれば、減圧、ホールドおよび増
圧の3モードで車輪ブレーキ圧を制御することができる
。
06246号公報に開示されている。この公報に開示の
アンチスキッド制御装置は、高圧および低圧を発生する
ブレーキ圧源と車輪ブレーキの間に減圧用の電磁開閉弁
と増圧用の電磁開閉弁を介挿し、減圧用の電磁開閉弁で
車輪ブレーキと前記低圧との間を開、閉し、増圧用の電
磁開閉弁で車輪ブレーキと前記高圧との間を開、閉する
ようにしている。減圧用の電磁開閉弁を開、増圧用の電
磁開閉弁を閉とすると車輪ブレーキは減圧となり、減圧
用の電磁開閉弁を閉、増圧用の電磁開閉弁を開とすると
車輪ブレーキは増圧となり、両電磁開閉弁を共に閉とす
ると車輪ブレーキはホールドとなる。したがって、この
ブレーキ圧制御装置によれば、減圧、ホールドおよび増
圧の3モードで車輪ブレーキ圧を制御することができる
。
最近は、車輪ブレーキ圧を更に細かく制御するために、
増圧用の電磁開閉弁を閉としたまま減圧用の電磁開閉弁
を交互にオン(開)/オフ(閉)して緩減圧とし、この
オン/オフのデユーティを調整して減圧速度を設定し、
減圧用の電磁開閉弁を閉としたまま増圧用の電磁開閉弁
を交互にオン(開)/オフ(閉)して緩増圧とし、この
オン/オフのデユーティを調整して増圧速度を設定し、
これらの減圧、緩減圧、ホールド、緩増圧および増圧を
組合せて、更には必要に応じて前記デユーティも調節し
て、より円滑に車輪ブレーキ圧を調整することも提案さ
れている。
増圧用の電磁開閉弁を閉としたまま減圧用の電磁開閉弁
を交互にオン(開)/オフ(閉)して緩減圧とし、この
オン/オフのデユーティを調整して減圧速度を設定し、
減圧用の電磁開閉弁を閉としたまま増圧用の電磁開閉弁
を交互にオン(開)/オフ(閉)して緩増圧とし、この
オン/オフのデユーティを調整して増圧速度を設定し、
これらの減圧、緩減圧、ホールド、緩増圧および増圧を
組合せて、更には必要に応じて前記デユーティも調節し
て、より円滑に車輪ブレーキ圧を調整することも提案さ
れている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような、ホールドを実現し得るブレ
ーキ圧制御装置では、車輪ブレーキをブレーキ圧源の高
圧出力ポートと低圧出力ポートに選択的に接続(減圧/
増圧)しかつ車輪ブレーキをこれらの出力ポートのいず
れとも遮断(ホールド)とするために、2個の電磁開閉
弁、又は、車輪ブレーキを高圧、低圧、ホールド(高圧
および低圧から遮断)のいずれかに選択的に接続する1
個の3位置切換え電磁弁を必要とする。3位置切換え電
磁弁は構造および価格は略前記2個の電磁開閉弁の組合
せに概略で相応する。したがって、例えば4輪車両の場
合で、各車輪のブレーキを独立に圧力制御する場合は、
実質上2X4=8個の電磁開閉弁を必要とし、あるいは
4個の3位置切換え電磁弁を必要とし1機械要素数が多
く、これがコスト高の原因にもなる。
ーキ圧制御装置では、車輪ブレーキをブレーキ圧源の高
圧出力ポートと低圧出力ポートに選択的に接続(減圧/
増圧)しかつ車輪ブレーキをこれらの出力ポートのいず
れとも遮断(ホールド)とするために、2個の電磁開閉
弁、又は、車輪ブレーキを高圧、低圧、ホールド(高圧
および低圧から遮断)のいずれかに選択的に接続する1
個の3位置切換え電磁弁を必要とする。3位置切換え電
磁弁は構造および価格は略前記2個の電磁開閉弁の組合
せに概略で相応する。したがって、例えば4輪車両の場
合で、各車輪のブレーキを独立に圧力制御する場合は、
実質上2X4=8個の電磁開閉弁を必要とし、あるいは
4個の3位置切換え電磁弁を必要とし1機械要素数が多
く、これがコスト高の原因にもなる。
本発明は車輪ブレーキ圧制御のための電磁弁に関する機
械要素数を少くしコスト低下をはかりかつブレーキ圧の
調整は可及的に円滑に行なうことを目的とする。
械要素数を少くしコスト低下をはかりかつブレーキ圧の
調整は可及的に円滑に行なうことを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明のアンチスキッド制御装置は、高圧と低圧を発生
するブレーキ圧源と車輪ブレーキとの間に介挿され、車
輪ブレーキへの流体流路を前記高圧と低圧に選択的に接
続する切換弁手段;前記車輪ブレーキが装備された車輪
の回転速度を検出する車輪速度検出手段;前記車輪速度
検出手段が検出した車輪回転速度に基づいて基準速度お
よび車輪回転加速度を演算する演算手段;前記回転速度
。
するブレーキ圧源と車輪ブレーキとの間に介挿され、車
輪ブレーキへの流体流路を前記高圧と低圧に選択的に接
続する切換弁手段;前記車輪ブレーキが装備された車輪
の回転速度を検出する車輪速度検出手段;前記車輪速度
検出手段が検出した車輪回転速度に基づいて基準速度お
よび車輪回転加速度を演算する演算手段;前記回転速度
。
基準速度および車輪回転加速度に巣づいて減圧要否を判
定する減圧判定手段;および、減圧判定手段が減圧要を
判定しているとき前記切換弁手段を、車輪ブレーキへの
流体流路を前記低圧に接続する減圧モードに設定し、前
記切換弁手段が減圧要から切換わっで減圧否を判定して
いるとき、車輪ブレーキへの流体流路を前記高圧に接続
する増圧モードと前記減圧モードとを交互に繰り返しこ
の繰り返しの内の増圧モードのデユーティを順次に高く
変更しかつこの交互の繰り返しの回数又は時間を計測し
、減圧判定手段が減圧要を繰返して判定したときには前
記デユーティの初期値を、前回の繰り返しの回数又は時
間に対応してそれが大きいときには大きく、小さいとき
には小さく設定する、ブレーキ圧制御手段;を備える。
定する減圧判定手段;および、減圧判定手段が減圧要を
判定しているとき前記切換弁手段を、車輪ブレーキへの
流体流路を前記低圧に接続する減圧モードに設定し、前
記切換弁手段が減圧要から切換わっで減圧否を判定して
いるとき、車輪ブレーキへの流体流路を前記高圧に接続
する増圧モードと前記減圧モードとを交互に繰り返しこ
の繰り返しの内の増圧モードのデユーティを順次に高く
変更しかつこの交互の繰り返しの回数又は時間を計測し
、減圧判定手段が減圧要を繰返して判定したときには前
記デユーティの初期値を、前回の繰り返しの回数又は時
間に対応してそれが大きいときには大きく、小さいとき
には小さく設定する、ブレーキ圧制御手段;を備える。
(作用)
切換弁手段は、車輪ブレーキをブレーキ圧源の高圧と低
圧とに選択的に接続するものであるので、概略で前記の
減圧用(又は増圧用)の電磁開閉弁と同等の機械要素数
を有するものであり、したがって、例えば4輪それぞれ
の車輪ブレーキ圧を独立に制御する態様で、4個の切換
弁手段で済む。すなわち、機械要素数で見ると弁手段は
実質上、従来の8個を4個に省略したものとなり、弁手
段のコストが低下し、弁装置装備の専有空間の節約とな
る。
圧とに選択的に接続するものであるので、概略で前記の
減圧用(又は増圧用)の電磁開閉弁と同等の機械要素数
を有するものであり、したがって、例えば4輪それぞれ
の車輪ブレーキ圧を独立に制御する態様で、4個の切換
弁手段で済む。すなわち、機械要素数で見ると弁手段は
実質上、従来の8個を4個に省略したものとなり、弁手
段のコストが低下し、弁装置装備の専有空間の節約とな
る。
このように高圧、低圧切換弁手段を用いるのみでは、減
圧と増圧を選択し得るが、ホールドを設定し得ないので
、車輪ブレーキ圧の調整が粗くなる。そこで本発明では
車輪ブレーキ圧の調整を円滑にするために前記ブレーキ
圧制御手段を用いている。この作用を説明すると、まず
概要では、このブレーキ圧制御手段は、切換弁手段のオ
フ(増圧:車輪ブレーキを高圧に接続)/オン(減圧:
車輪ブレーキを低圧に接続)の繰り返しのデユーティ〔
本書では、デユーティは増圧のデユーティコオフ期間/
(オン/オフ1周期)=増圧期間/(増圧期間士減圧期
間)を言う〕で、緩減圧、ホールドおよび緩増圧に対応
する圧力を車輪ブレーキ圧にもたらすようにして、減圧
要がら減圧否に切換わったときには、低デユーティから
順次に高デユーテイにして車輪ブレーキ圧を順次に高く
する。
圧と増圧を選択し得るが、ホールドを設定し得ないので
、車輪ブレーキ圧の調整が粗くなる。そこで本発明では
車輪ブレーキ圧の調整を円滑にするために前記ブレーキ
圧制御手段を用いている。この作用を説明すると、まず
概要では、このブレーキ圧制御手段は、切換弁手段のオ
フ(増圧:車輪ブレーキを高圧に接続)/オン(減圧:
車輪ブレーキを低圧に接続)の繰り返しのデユーティ〔
本書では、デユーティは増圧のデユーティコオフ期間/
(オン/オフ1周期)=増圧期間/(増圧期間士減圧期
間)を言う〕で、緩減圧、ホールドおよび緩増圧に対応
する圧力を車輪ブレーキ圧にもたらすようにして、減圧
要がら減圧否に切換わったときには、低デユーティから
順次に高デユーテイにして車輪ブレーキ圧を順次に高く
する。
単純に言うと、デユーティ50%前後がホールドに対応
し、デユーティがそれより低い範囲が緩減圧に対応し、
デユーティが高い範囲が緩増圧に対応する。したがって
、デユーティを順次に高くすることにより、従来のホー
ルドから増圧への推移、あるいは緩減圧−ホールドー緩
増圧−増圧の推移と同等の車輪ブレーキ圧制御となる。
し、デユーティがそれより低い範囲が緩減圧に対応し、
デユーティが高い範囲が緩増圧に対応する。したがって
、デユーティを順次に高くすることにより、従来のホー
ルドから増圧への推移、あるいは緩減圧−ホールドー緩
増圧−増圧の推移と同等の車輪ブレーキ圧制御となる。
このようにデユーティ制御で圧力を調整するとき、この
デユーティ制御に入る直前の車輪ブレーキ圧が如何程で
あるかに依存して、同じデユーティでも、車輪ブレーキ
圧の上昇速度が異ったものとなる。したがってデユーテ
ィ制御を常に一定のパターンで行なうと、ブレーキ圧の
上昇速度が遅く制動距離が長くなってしまうとか、ある
いはブレーキ圧の上昇速度が速くまた早期に減圧をする
ことになってブレーキ圧の変動が大きくなり過ぎるとか
の問題を生じ得る。しかし本発明のブレーキ圧制御手段
は、デユーティ制御に入るときには、その初期値を、前
回のデユーティ制御の繰り返し周期数あるいは継続時間
に対応じてそれが大きいときには大きく、小さいときに
は小さく設定するので、格別に制御距離が長くなること
はなく、また格別にブレーキ圧の変動が格別に大きくな
ることかない。つまりブレーキ圧が円滑かつ確実に制御
される。すなわち、前回のデユーティ制御の繰り返し周
期数あるいは継続時間はそのときの最適ブレーキ圧に対
応するので、これが車輪ブレーキ圧最適値推定の目安と
なる。次回のデユーティ制御ではこれに対応してデユー
ティ制御の初期値を設定するので、このデユーティ制御
パターンは車輪ブレーキ圧最適値に対応したものとなる
。
デユーティ制御に入る直前の車輪ブレーキ圧が如何程で
あるかに依存して、同じデユーティでも、車輪ブレーキ
圧の上昇速度が異ったものとなる。したがってデユーテ
ィ制御を常に一定のパターンで行なうと、ブレーキ圧の
上昇速度が遅く制動距離が長くなってしまうとか、ある
いはブレーキ圧の上昇速度が速くまた早期に減圧をする
ことになってブレーキ圧の変動が大きくなり過ぎるとか
の問題を生じ得る。しかし本発明のブレーキ圧制御手段
は、デユーティ制御に入るときには、その初期値を、前
回のデユーティ制御の繰り返し周期数あるいは継続時間
に対応じてそれが大きいときには大きく、小さいときに
は小さく設定するので、格別に制御距離が長くなること
はなく、また格別にブレーキ圧の変動が格別に大きくな
ることかない。つまりブレーキ圧が円滑かつ確実に制御
される。すなわち、前回のデユーティ制御の繰り返し周
期数あるいは継続時間はそのときの最適ブレーキ圧に対
応するので、これが車輪ブレーキ圧最適値推定の目安と
なる。次回のデユーティ制御ではこれに対応してデユー
ティ制御の初期値を設定するので、このデユーティ制御
パターンは車輪ブレーキ圧最適値に対応したものとなる
。
一方、デユーティ制御開始時の車輪ブレーキ圧はその直
前の減圧期間にも依存するので1本発明の好ましい実施
例では、ブレーキ圧制御手段は減圧期間を計測して、こ
れに対応してデユーティ制御の初期デユーティを調整す
る。
前の減圧期間にも依存するので1本発明の好ましい実施
例では、ブレーキ圧制御手段は減圧期間を計測して、こ
れに対応してデユーティ制御の初期デユーティを調整す
る。
また、切換弁手段を減圧から増圧/減圧の交互の切換え
、すなわちデユーティ制御、に切換えたとき、最初の増
圧が、切換弁手段のプランジャ等の機械要素の移動遅れ
や移動に伴なう負圧(減圧)発生等により、相殺されて
これがその後のデユーティ制御の圧力上昇パターンに乱
れを及ぼす、そこで本発明の好ましい実施例では、減圧
からデユーティ制御に切換えるとき、まず、前回のデユ
ーティ制御の最後のデユーティで、所定周期分又は所定
時間の間、車輪ブレーキ圧を高め(フラッシュ増圧)、
それから前述のデユーティ制御を開始する。すなわち、
切換弁手段の動作による増圧の遅れ分あるいは相殺分を
一時的なフラッシュ増圧で補償してからデユーティ制御
を行なう。
、すなわちデユーティ制御、に切換えたとき、最初の増
圧が、切換弁手段のプランジャ等の機械要素の移動遅れ
や移動に伴なう負圧(減圧)発生等により、相殺されて
これがその後のデユーティ制御の圧力上昇パターンに乱
れを及ぼす、そこで本発明の好ましい実施例では、減圧
からデユーティ制御に切換えるとき、まず、前回のデユ
ーティ制御の最後のデユーティで、所定周期分又は所定
時間の間、車輪ブレーキ圧を高め(フラッシュ増圧)、
それから前述のデユーティ制御を開始する。すなわち、
切換弁手段の動作による増圧の遅れ分あるいは相殺分を
一時的なフラッシュ増圧で補償してからデユーティ制御
を行なう。
本発明の他の目的および特徴は1図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
実施例の説明より明らかになろう。
(実施例)
第1a図に本発明の一実施例のシステム構成の概要を示
す。ブレーキペダル1をドライバ(運転者)が踏込むと
、踏込み量に対応したブレーキ圧達、電磁切換弁3’、
3A、4および4Aを介して前輪右車輪FRのブレーキ
6、前輪左車輪FLのブレーキ7、後輪左車輪RRのブ
レーキ8および後輪左車輪RLのブレーキ9に加わる。
す。ブレーキペダル1をドライバ(運転者)が踏込むと
、踏込み量に対応したブレーキ圧達、電磁切換弁3’、
3A、4および4Aを介して前輪右車輪FRのブレーキ
6、前輪左車輪FLのブレーキ7、後輪左車輪RRのブ
レーキ8および後輪左車輪RLのブレーキ9に加わる。
電磁切換弁3,3A、4および4Aは、2位置3方弁で
あり、その電気コイルに通電がないときには、第1a図
に示すように、車輪ブレーキ6〜9をブレーキマスクシ
リンダ2のブレーキ圧出力ポートに接続している(増圧
設定)、この出力ポートには、電気モーター9で駆動さ
れるポンプ18.18Aの高圧出力(吐出)ポートが連
通している。ポンプ18.18Aの低圧出力(吸入)ポ
ートにはリザーバ20.20Aが接続されている。
あり、その電気コイルに通電がないときには、第1a図
に示すように、車輪ブレーキ6〜9をブレーキマスクシ
リンダ2のブレーキ圧出力ポートに接続している(増圧
設定)、この出力ポートには、電気モーター9で駆動さ
れるポンプ18.18Aの高圧出力(吐出)ポートが連
通している。ポンプ18.18Aの低圧出力(吸入)ポ
ートにはリザーバ20.20Aが接続されている。
電磁切換弁3,3A、4および4Aは、その電気コイル
に通電があるときには、車輪ブレーキ6〜7を、ポンプ
18,18Aの低圧出力ポートに接続する(減圧設定)
。
に通電があるときには、車輪ブレーキ6〜7を、ポンプ
18,18Aの低圧出力ポートに接続する(減圧設定)
。
前右車輸FR,前左車輸FL、後右車輸RRおよび後左
車輪RLの回転速度は、速度センサ12fr、 12
fL、 12rrおよび12rLが検出する。
車輪RLの回転速度は、速度センサ12fr、 12
fL、 12rrおよび12rLが検出する。
リザーバ20のブレーキオイルはポンプ18で吸引され
て第1電磁切換弁3と第4電磁切換弁4Aに供給され、
リザーバ20Aのブレーキオイルはポンプ18Aで吸引
されて第2電磁切換弁3Aと第3電磁切換弁4に供給さ
れる。
て第1電磁切換弁3と第4電磁切換弁4Aに供給され、
リザーバ20Aのブレーキオイルはポンプ18Aで吸引
されて第2電磁切換弁3Aと第3電磁切換弁4に供給さ
れる。
第1〜4電磁切換弁3,3A、4および4Aの電気コイ
ル、電気モータ19ならびに速度センサ12fr〜12
rLは電子制御装5110に接続されている。
ル、電気モータ19ならびに速度センサ12fr〜12
rLは電子制御装5110に接続されている。
電子制御装置lOの構成を第1b図に示す、速度センサ
l 2fr”12rLは、ホールIC(磁界の高低を検
出するホール素子と検出信号を2値化する2値化回路を
含む)であり、車輪軸に結合されたギア状の永久磁石リ
ングの回転に応答して、該回転の速度に比例する周波数
の電気パルスを発生する。これらの電気パルスはF/V
変換器13゜13Aおよび14,14Aに与えられる。
l 2fr”12rLは、ホールIC(磁界の高低を検
出するホール素子と検出信号を2値化する2値化回路を
含む)であり、車輪軸に結合されたギア状の永久磁石リ
ングの回転に応答して、該回転の速度に比例する周波数
の電気パルスを発生する。これらの電気パルスはF/V
変換器13゜13Aおよび14,14Aに与えられる。
F/V変換器13,13Aおよび14,14Aは、入力
電気信号の周波数に比例するレベルの電圧を発生し、そ
れをマイクロプロセッサ11のA/D変換入力端Afr
=ArLに与える。
電気信号の周波数に比例するレベルの電圧を発生し、そ
れをマイクロプロセッサ11のA/D変換入力端Afr
=ArLに与える。
車両上のバッテリBAに、エンジンキースイッチEKS
を介して定電圧回路22が接続されている。
を介して定電圧回路22が接続されている。
第2図に、マイクロプロセッサ11のブレーキ圧制御動
作の概要を示す。第2図を参照して、ブレーキ圧制御動
作を要約すると次の通りである。
作の概要を示す。第2図を参照して、ブレーキ圧制御動
作を要約すると次の通りである。
(1)初期化(1,2) :
マイクロプロセッサ11は、スイッチ°EKSが閉にな
って定電圧回路22が所定レベルの定電圧Vccを発生
すると、起動されて(ステップ1:以下、カッコ内では
、ステップとかサブルーチンという語を省略して、それ
を示す記号のみを表示する)。
って定電圧回路22が所定レベルの定電圧Vccを発生
すると、起動されて(ステップ1:以下、カッコ内では
、ステップとかサブルーチンという語を省略して、それ
を示す記号のみを表示する)。
内部レジスタ、カウンタ、タイマ等をクリアし、出力ポ
ートMDにO(ポンプ停止:電気モータ19非通電)を
、出力ポートSL3,5L3A、SL4および5L4A
に0(弁3,3A、4,4Aを第1a図に示す「増圧」
接続状態にする)を出力(ラッチ)する(2)。
ートMDにO(ポンプ停止:電気モータ19非通電)を
、出力ポートSL3,5L3A、SL4および5L4A
に0(弁3,3A、4,4Aを第1a図に示す「増圧」
接続状態にする)を出力(ラッチ)する(2)。
(2)車輪速度の読込み(3):
A/D変換入力ポートAfr、AfL、ArrおよびA
rLのアナログ信号を順次にデジタルデータに変換して
、それぞれ車輪速度レジスタA f r gAfL、A
rrおよびA F Lに書込む。
rLのアナログ信号を順次にデジタルデータに変換して
、それぞれ車輪速度レジスタA f r gAfL、A
rrおよびA F Lに書込む。
(3)基準速度Vsの演算(6;詳細は第3a図):車
輪速度Afr、 Af L 、 ArrおよびArLの
内の最高速度のものをvhを摘出し、これを基準速度レ
ジスタVsの書込み値Vsと比較し、vh≧Vsのとき
には、vhを基準速度レジスタVsに更新書込みする。
輪速度Afr、 Af L 、 ArrおよびArLの
内の最高速度のものをvhを摘出し、これを基準速度レ
ジスタVsの書込み値Vsと比較し、vh≧Vsのとき
には、vhを基準速度レジスタVsに更新書込みする。
Vh<Vgとなったとき(このときの基準速度レジスタ
Vsの内容をVs(1とする)、には、その時点を起点
に経過時間Toの計時を開始しそれからVh(Vsが継
続している間、新たに車輪速度を読込む毎に、Toが所
定値19以内である間は、基準速度レジスタVsの内容
を Vsl) −k IT □ に更新し、Toが所定値11以上になる(その時点の基
準速度レジスタVsの内容をVslとする)と、それ以
降は基準速度レジスタの内容をVsl−に:L(To−
Tp) に更新する。車輪速度Afr、 Af L t Arr
およびA r Lの最高値vhが基準速度レジスタVs
の内容Vs以上になると基準速度レジスタVsにvhを
書込む、これにより、基準速度レジスタVsには、第4
a図に示す速度カーブ(実線:前右車輪の車輪速度Vf
r、点線=4輪の車輪速度の内の最高値vhおよび一点
鎖線:所定の減速度kl、に2で減速演算した演算値)
の内の、最高値が書込まれる。
Vsの内容をVs(1とする)、には、その時点を起点
に経過時間Toの計時を開始しそれからVh(Vsが継
続している間、新たに車輪速度を読込む毎に、Toが所
定値19以内である間は、基準速度レジスタVsの内容
を Vsl) −k IT □ に更新し、Toが所定値11以上になる(その時点の基
準速度レジスタVsの内容をVslとする)と、それ以
降は基準速度レジスタの内容をVsl−に:L(To−
Tp) に更新する。車輪速度Afr、 Af L t Arr
およびA r Lの最高値vhが基準速度レジスタVs
の内容Vs以上になると基準速度レジスタVsにvhを
書込む、これにより、基準速度レジスタVsには、第4
a図に示す速度カーブ(実線:前右車輪の車輪速度Vf
r、点線=4輪の車輪速度の内の最高値vhおよび一点
鎖線:所定の減速度kl、に2で減速演算した演算値)
の内の、最高値が書込まれる。
これが車速と見なす基準速度である。
(4)車輪加速度の演算(7〜14):前右車輪FRの
車輪加速度dVfrは、今回読込んだ車輪速度Vfrよ
り、前回の読込み車輪速度を書込んでいる前回車輪速度
レジスタRVfrの内容RVfrを減算して求めて加速
度レジスタdVfrに書込む(7)。車輪加速度の演算
は、ステップ4および5の5m5ec周期の繰返しタイ
マー処理により、5m5ec周期で実行されるので、減
算値は、5m5ecの間の速度変化分(加速度)を示し
、減算値がプラスであると加速、マイナスであると減速
である。
車輪加速度dVfrは、今回読込んだ車輪速度Vfrよ
り、前回の読込み車輪速度を書込んでいる前回車輪速度
レジスタRVfrの内容RVfrを減算して求めて加速
度レジスタdVfrに書込む(7)。車輪加速度の演算
は、ステップ4および5の5m5ec周期の繰返しタイ
マー処理により、5m5ec周期で実行されるので、減
算値は、5m5ecの間の速度変化分(加速度)を示し
、減算値がプラスであると加速、マイナスであると減速
である。
この演算を終えると、前回車輪速度レジスタRVfrに
、今回の読込み車輪速度Vfrを書込む(8)前左車翰
FL、後右車輸RRおよび後左車輪RLの加速度の演算
も同様に行なう(9〜14)。
、今回の読込み車輪速度Vfrを書込む(8)前左車翰
FL、後右車輸RRおよび後左車輪RLの加速度の演算
も同様に行なう(9〜14)。
(5)アンチスキッドブレーキ圧(ASB)制御(15
〜18:詳細は第3b図): 前右車輪FRについて説明すると、まず、ASB制御(
それは減圧から始まる)の要否を判定する。
〜18:詳細は第3b図): 前右車輪FRについて説明すると、まず、ASB制御(
それは減圧から始まる)の要否を判定する。
これにおいては、車輪FRのスリップ率Sfrを。
5fr=1−Vfr/Vs
で算出し、Sfrと加速度dVfrが、第4b図の右下
り斜線領域(ASB制御開始領域)にあるかを判定する
。
り斜線領域(ASB制御開始領域)にあるかを判定する
。
ASB制御開始領域にあるとフラグレジスタFfrに1
を書込む、そしてSfrと加速度dVfrが。
を書込む、そしてSfrと加速度dVfrが。
第4c図の左下り斜線領域(減圧領域)にあるか、他の
領域(デユーティ増圧領域)にあるかを判定し、減圧領
域にあるときにはその継続時間T decを計測する。
領域(デユーティ増圧領域)にあるかを判定し、減圧領
域にあるときにはその継続時間T decを計測する。
減圧領域にあるとの判定からデユーティ増圧領域にある
との判定に切換わったときには、フラッシュ増圧のデユ
ーティDPf(後述するようにデユーティ制御の一周期
は40m5ecとしており、DPfは、該−周期の中の
、増圧時間を示す値である)を定め、デユーティレジス
タRDUに書込む、ASB制御に入ってからの始めての
デユーティ増圧に入ろうとするときには、DPfはデュ
−ティ標準値DPsにフラッシュ用の増加値aを加えた
値とするが、2回目以降の減圧の次のデユーティ増圧(
減圧−デューティ増圧−城圧一デューティ増圧−・・・
と繰り返したときの、2回目以降のデユーティ増圧)に
入ろうとするときにはDPfは、前回のデユーティ増圧
の中の最高(f&後)のデユーティに設定する。このよ
うにフラッシュ増圧のデユーティを設定すると、それか
らAX5msecの後に、デユーティ増圧の初期値を求
めてデユーティレジスタRDUに書込む、この初期値は
、始めてのデユーティ増圧では標準値DPsとする。
との判定に切換わったときには、フラッシュ増圧のデユ
ーティDPf(後述するようにデユーティ制御の一周期
は40m5ecとしており、DPfは、該−周期の中の
、増圧時間を示す値である)を定め、デユーティレジス
タRDUに書込む、ASB制御に入ってからの始めての
デユーティ増圧に入ろうとするときには、DPfはデュ
−ティ標準値DPsにフラッシュ用の増加値aを加えた
値とするが、2回目以降の減圧の次のデユーティ増圧(
減圧−デューティ増圧−城圧一デューティ増圧−・・・
と繰り返したときの、2回目以降のデユーティ増圧)に
入ろうとするときにはDPfは、前回のデユーティ増圧
の中の最高(f&後)のデユーティに設定する。このよ
うにフラッシュ増圧のデユーティを設定すると、それか
らAX5msecの後に、デユーティ増圧の初期値を求
めてデユーティレジスタRDUに書込む、この初期値は
、始めてのデユーティ増圧では標準値DPsとする。
2回目以降のデユーティ増圧の初期値は、DPs+PA
+PBとする。二九において、PAは、前回のデユーテ
ィ増圧の実行周期数Pn(時間で言えば、−周期が40
m5ecであるので、P n X 40m5ec)に対
応する初期値調整分であり、 Pnに対応して第4e図に示す関係で定められており、
CPUIIの内部メモリに書込まれている。
+PBとする。二九において、PAは、前回のデユーテ
ィ増圧の実行周期数Pn(時間で言えば、−周期が40
m5ecであるので、P n X 40m5ec)に対
応する初期値調整分であり、 Pnに対応して第4e図に示す関係で定められており、
CPUIIの内部メモリに書込まれている。
PBは、直前の減圧の継続時間Tdecに対応する初期
値*a分であり、 Tdecに対応して第4f図に示す
関係で定められており、CPUIIの内部メモリに書込
まれている。
値*a分であり、 Tdecに対応して第4f図に示す
関係で定められており、CPUIIの内部メモリに書込
まれている。
デユーティ増圧の継続時間が一秒になるか、あるいはv
sが7Km/h以下になるとフラグレジスタFfrをク
リアして、ASB制御を終了する。フラグレジスタFf
rに1を書込んでいる間は、スリップ率Sfrと車輪加
速度dVfrの関係が第4c図の減圧領域とデユーティ
増圧領域のいずれにあるかを判定し、前述の増、減圧等
の設定を行なう。
sが7Km/h以下になるとフラグレジスタFfrをク
リアして、ASB制御を終了する。フラグレジスタFf
rに1を書込んでいる間は、スリップ率Sfrと車輪加
速度dVfrの関係が第4c図の減圧領域とデユーティ
増圧領域のいずれにあるかを判定し、前述の増、減圧等
の設定を行なう。
他の車輪についてのASB制御も前述と同様である。
(6)出力制御(19〜22):
前右車輪FRの車輪ブレーキ6のブレーキ圧を定める第
1電磁切換弁3について説明すると、前記(5)でAS
B制御否を判定している間は、出力ポートSL3に0を
出力して、第3電磁切換弁3を第1a図に示す「増圧」
接続状態とする。
1電磁切換弁3について説明すると、前記(5)でAS
B制御否を判定している間は、出力ポートSL3に0を
出力して、第3電磁切換弁3を第1a図に示す「増圧」
接続状態とする。
ASB制御要を判定している場合は、減圧領域を判定し
ているときには出力ポートSL3に1を出力して、第3
@磁切換弁3を、車輪ブレーキ6をポンプ18の低圧出
力ボート(リザーバ20)に接続する状態に付勢する。
ているときには出力ポートSL3に1を出力して、第3
@磁切換弁3を、車輪ブレーキ6をポンプ18の低圧出
力ボート(リザーバ20)に接続する状態に付勢する。
デユーティ増圧領域を判定しているときには、直前の減
圧の終了からの時間経過がA X 5 tssec以内
の間(フラッシュ増圧期間)は、デユーティレジスタR
DUの値RDυtssec (D Pf m5ec)の
間出力ポートSL3に0(非通電:増圧)を出力し次の
(40−RDU)+m5ecの間は出力ポートSL3に
1 (通電:減圧)を出力する。デユーティrRDU/
40」の切換弁通電制御(フラッシュ増圧)をし、 A
X 5 m5ecを越えてからの、第1周期ではデユ
ーティをデユーティレジスタRDUの値RD Umse
cで定まるデユーティ(1周期が40yasecであり
、初期値である、D Ps tssec又はDPs+P
A+PB m5acの間増圧、1周期の残りの区間を減
圧)とし、第2周期では、1周期をやはり4(lsse
cとして初期値+2 tssecの間増圧、残りの区間
を減圧とする、lステップ高いデユーティとし、第3周
期以降も同様に直前の周期より増圧期間が2 tsse
c長い(デユーティが1ステップ高い)デユーティの、
SL3への出力制御(出力0:増圧と出力1:減圧の交
互出力)を行なう、′これにより、デユーティは第4a
図の最下欄に示すように推移し、車輪ブレーキ圧が第4
a図の下から第2欄に示すように推移する。
圧の終了からの時間経過がA X 5 tssec以内
の間(フラッシュ増圧期間)は、デユーティレジスタR
DUの値RDυtssec (D Pf m5ec)の
間出力ポートSL3に0(非通電:増圧)を出力し次の
(40−RDU)+m5ecの間は出力ポートSL3に
1 (通電:減圧)を出力する。デユーティrRDU/
40」の切換弁通電制御(フラッシュ増圧)をし、 A
X 5 m5ecを越えてからの、第1周期ではデユ
ーティをデユーティレジスタRDUの値RD Umse
cで定まるデユーティ(1周期が40yasecであり
、初期値である、D Ps tssec又はDPs+P
A+PB m5acの間増圧、1周期の残りの区間を減
圧)とし、第2周期では、1周期をやはり4(lsse
cとして初期値+2 tssecの間増圧、残りの区間
を減圧とする、lステップ高いデユーティとし、第3周
期以降も同様に直前の周期より増圧期間が2 tsse
c長い(デユーティが1ステップ高い)デユーティの、
SL3への出力制御(出力0:増圧と出力1:減圧の交
互出力)を行なう、′これにより、デユーティは第4a
図の最下欄に示すように推移し、車輪ブレーキ圧が第4
a図の下から第2欄に示すように推移する。
第4d図に、前述のデユーティ制御における、デユーテ
ィ値と、1周期(40msec)の中の増圧時間および
減圧時間と、の関係を示す、なおデユーティ1以上は増
圧そのものであり、デユーティ0以下は減圧そのもので
ある。
ィ値と、1周期(40msec)の中の増圧時間および
減圧時間と、の関係を示す、なおデユーティ1以上は増
圧そのものであり、デユーティ0以下は減圧そのもので
ある。
前左車輪FLの車輪ブレーキ7、後右車輪RRの車輪ブ
レーキ8および後左車輪RLの車輪ブレーキ9のブレー
キ圧を定める第2〜4電磁切換弁3A、4および4Aの
制御も、前述の第1電磁切換弁3の制御と同様である。
レーキ8および後左車輪RLの車輪ブレーキ9のブレー
キ圧を定める第2〜4電磁切換弁3A、4および4Aの
制御も、前述の第1電磁切換弁3の制御と同様である。
(7)ポンプ制御(23〜28):
車輪のそれぞれについて前記(5)で、スリップ率と加
速度が、第4b図の右下り斜線領域(AS[l制御領域
)にあると判定すると、これを示すlを車輪対応のフラ
グレジスタFfr、FfL+ FrrおよびFrLに書
込み、ASB制御を開始し、ASB制御中にデユーティ
増圧の継続時間が1secになるか、又はVsが7Km
/h以下になると該フラグレジスタに0を書込む(レジ
スタクリア)。
速度が、第4b図の右下り斜線領域(AS[l制御領域
)にあると判定すると、これを示すlを車輪対応のフラ
グレジスタFfr、FfL+ FrrおよびFrLに書
込み、ASB制御を開始し、ASB制御中にデユーティ
増圧の継続時間が1secになるか、又はVsが7Km
/h以下になると該フラグレジスタに0を書込む(レジ
スタクリア)。
ポンプ制御では、フラグレジスタF fr I Ff
L eFrrおよびFrLの少くとも1つに1が書込ま
れていると、出力ポートMDに、モーター9の付勢を指
定するlを出力(ラッチ)し、すべてのフラグレジスタ
Ffr、FfL、FrrおよびFrLの内容がOである
と、出力ポートMDに、モーター9の停止を指定するO
を出力する。これにより、少くとも1つの車輪について
ASB制御制御域圧又はデユーティ増圧)が行なわれて
いる間はモーター9が付勢されており、ポンプ18,1
8Aが駆動されている。
L eFrrおよびFrLの少くとも1つに1が書込ま
れていると、出力ポートMDに、モーター9の付勢を指
定するlを出力(ラッチ)し、すべてのフラグレジスタ
Ffr、FfL、FrrおよびFrLの内容がOである
と、出力ポートMDに、モーター9の停止を指定するO
を出力する。これにより、少くとも1つの車輪について
ASB制御制御域圧又はデユーティ増圧)が行なわれて
いる間はモーター9が付勢されており、ポンプ18,1
8Aが駆動されている。
次に、第3a図を参照して、前述の基準速度の演算(6
)の内容をより詳細に説明す為。
)の内容をより詳細に説明す為。
この基準速度Vsの演算(6)は、ステップ4および5
(第2図)の5m5ecタイマー処理プロセスを経て実
行されるので、 5m5ec周期で実行される。
(第2図)の5m5ecタイマー処理プロセスを経て実
行されるので、 5m5ec周期で実行される。
基準速度Vsの演算(6)に進むと、CPUI 1は。
まず前輪の車輪速度VfrとV f Lとを比較して、
高い方をレジスタvhに書込む(29〜31)0次に。
高い方をレジスタvhに書込む(29〜31)0次に。
後輪の車輪速度VrrとvrLとを比較して、高い方を
選択して、これをレジスタvhの値と比較してその結果
高い方をレジスタvhに書込む(32〜36)、これに
より、レジスタvhには、今回読込んだ車輪速度の内、
最高の速度が書込まれたことになる0次にCPUIIは
、基準速度レジスタVsの内容Vsとレジスタvhの内
容vhを比較して、vh≧Vsであると、レジスタVs
にvhを書込む(37゜46)。
選択して、これをレジスタvhの値と比較してその結果
高い方をレジスタvhに書込む(32〜36)、これに
より、レジスタvhには、今回読込んだ車輪速度の内、
最高の速度が書込まれたことになる0次にCPUIIは
、基準速度レジスタVsの内容Vsとレジスタvhの内
容vhを比較して、vh≧Vsであると、レジスタVs
にvhを書込む(37゜46)。
Vh(Vsとなると、そこでVsをレジスタV50に書
込んで計時Toを開始しく38.39)、計時T。
込んで計時Toを開始しく38.39)、計時T。
を継続しつつ、計時値Toが所定値TPになったかを判
定し、’roが’rp未満の間は、Vi=Vs。
定し、’roが’rp未満の間は、Vi=Vs。
−kl・Toを演算してレジスタViに書込み、Viを
vhと比較し、Vi>VhであるとViを基準速度レジ
スタVsに書込む(40−41−4344)、 T o
がTPになるとそこでVsをレジスタV s 1に書込
んで、その後は、Vi= Vsl −k 2(T □
Tp)を演算してレジスタViに書込み、viをvhと
比較し。
vhと比較し、Vi>VhであるとViを基準速度レジ
スタVsに書込む(40−41−4344)、 T o
がTPになるとそこでVsをレジスタV s 1に書込
んで、その後は、Vi= Vsl −k 2(T □
Tp)を演算してレジスタViに書込み、viをvhと
比較し。
V i > V hであるとViを基準速度レジスタV
sに書込む(40−42−43−44)、いずれにして
も、Vi≦vhになると、計時Toは停止し、基準速度
レジスタVsにVhを書込む(43−45−46)。
sに書込む(40−42−43−44)、いずれにして
も、Vi≦vhになると、計時Toは停止し、基準速度
レジスタVsにVhを書込む(43−45−46)。
以上により基準速度レジスタVsの書込値は、第4a図
に点線で示す車輪速度最高値vhと、1点鎖線で示す所
定減速度(kl、 k2)で減速演算した値の内、大き
い方の値となっている。 kl、 k2は、車輪停止(
ロック)を生じないで減速するときの減速度の安全上限
値に相応するものである。
に点線で示す車輪速度最高値vhと、1点鎖線で示す所
定減速度(kl、 k2)で減速演算した値の内、大き
い方の値となっている。 kl、 k2は、車輪停止(
ロック)を生じないで減速するときの減速度の安全上限
値に相応するものである。
次に、第3b図を参照して、前右車輪FRのブレーキ6
のASB制御(15)の内容詳細を説明する。このAS
B制御(15)も5m5ec周期で実行される。
のASB制御(15)の内容詳細を説明する。このAS
B制御(15)も5m5ec周期で実行される。
ASB制御(15)に進むとCPUIIは、まずスリッ
プ率Sfrを算出して(47)、フラグレジスタFfr
の内容をチエツクして(47a)、それがOである(A
SB制御を開始していない)と、スリップ率Sfrと加
速度dVfrとの関係が、第4b図に示すASB制御開
始領域にあるか否かを判定する(48〜50)、これに
おいて、スリップ率5fr(%)が16未満は該開始領
域ではないので、まずSfrが16以上であるかをチエ
ツクしく48)、16以上であると、ASB開始領域と
終了領域の境界線を表わす関数S = f se(d
Vfr)に現加速度dVfrを代入してこれに対応する
(境界線上の)スリップ率S fra= f sa(d
Vfr)を算出しく49)、現スリップ率Sfrがこ
のS fra以上(AS8制御開始領域)であるかをチ
エツクする(50)、ここで、ASB制御開始領域であ
ると判定すると、サブルーチン55以下の、ブレーキ圧
制御モードの設定に進む、ASBIIJ御開始領域外(
ASB制御終了領域)であると判定すると、後述するブ
レーキ圧制御モードで使・用するレジスタの内容をクリ
アしく51〜53)、その後開始するかも知れないAS
B制御の第1回のフラッシュ増圧のデユーティ(正確に
は、1周期の内の増圧時間である)をデユーティレジス
タRDUに書込む(54)。これは第1回のフラッシュ
増圧の標準値の設定である。
プ率Sfrを算出して(47)、フラグレジスタFfr
の内容をチエツクして(47a)、それがOである(A
SB制御を開始していない)と、スリップ率Sfrと加
速度dVfrとの関係が、第4b図に示すASB制御開
始領域にあるか否かを判定する(48〜50)、これに
おいて、スリップ率5fr(%)が16未満は該開始領
域ではないので、まずSfrが16以上であるかをチエ
ツクしく48)、16以上であると、ASB開始領域と
終了領域の境界線を表わす関数S = f se(d
Vfr)に現加速度dVfrを代入してこれに対応する
(境界線上の)スリップ率S fra= f sa(d
Vfr)を算出しく49)、現スリップ率Sfrがこ
のS fra以上(AS8制御開始領域)であるかをチ
エツクする(50)、ここで、ASB制御開始領域であ
ると判定すると、サブルーチン55以下の、ブレーキ圧
制御モードの設定に進む、ASBIIJ御開始領域外(
ASB制御終了領域)であると判定すると、後述するブ
レーキ圧制御モードで使・用するレジスタの内容をクリ
アしく51〜53)、その後開始するかも知れないAS
B制御の第1回のフラッシュ増圧のデユーティ(正確に
は、1周期の内の増圧時間である)をデユーティレジス
タRDUに書込む(54)。これは第1回のフラッシュ
増圧の標準値の設定である。
さて、ASB制御開始領域であると判定するとCPUI
Iは、まずSfrが16以上であるかをチエツクしく5
0a)、16以上であると現スリップ率Sfrと現加速
度dVfrの関係が、第4c図に示す減圧領域にあるの
か、あるいはデユーティ増圧領域にあるのかを、前述の
ASB制御開始領域にあるか否かの判定と同様なロジッ
クで判定しく55゜56)、減圧領域にあると判定する
とステップ57〜64の減圧設定を行ない、デユーティ
増圧領域にあると判定するとステップ65〜76のデユ
ーティ増圧設定を行なう。
Iは、まずSfrが16以上であるかをチエツクしく5
0a)、16以上であると現スリップ率Sfrと現加速
度dVfrの関係が、第4c図に示す減圧領域にあるの
か、あるいはデユーティ増圧領域にあるのかを、前述の
ASB制御開始領域にあるか否かの判定と同様なロジッ
クで判定しく55゜56)、減圧領域にあると判定する
とステップ57〜64の減圧設定を行ない、デユーティ
増圧領域にあると判定するとステップ65〜76のデユ
ーティ増圧設定を行なう。
まず、A S B *制御開始領域にあると判定してか
ら始めて減圧領域にあるという判定を下すとCPU11
は、デユーティ増圧継続時間を監視するための1 se
cタイマをスタートしく56a)、フラグレジスタFf
rに1を書込み(5フー58)、減圧の実行を示すため
にレジスタFriに1を書込み(59)、前回のデユー
ティ増圧の実行周期数Pn(ASB制御開始領域に入っ
てから始めての減圧のときにはステップ52でOとなっ
ているが、2回目以降の減圧のときには、直前のデユー
ティ増圧の実行周期数)をレジスタODPに8込み(6
0) 、減圧時間レジスタT decをクリアする(6
1)。
ら始めて減圧領域にあるという判定を下すとCPU11
は、デユーティ増圧継続時間を監視するための1 se
cタイマをスタートしく56a)、フラグレジスタFf
rに1を書込み(5フー58)、減圧の実行を示すため
にレジスタFriに1を書込み(59)、前回のデユー
ティ増圧の実行周期数Pn(ASB制御開始領域に入っ
てから始めての減圧のときにはステップ52でOとなっ
ているが、2回目以降の減圧のときには、直前のデユー
ティ増圧の実行周期数)をレジスタODPに8込み(6
0) 、減圧時間レジスタT decをクリアする(6
1)。
その後、ASB制御の中のデユーティ増圧の継続時間が
1 secになるかあるいはVaが7Km/h以下とな
るまでは、ステップ57−63−64と経て、第1回の
減圧の継続時間の計測(64)を行なう。
1 secになるかあるいはVaが7Km/h以下とな
るまでは、ステップ57−63−64と経て、第1回の
減圧の継続時間の計測(64)を行なう。
次に、スリップ率Sfrおよび車輪加速度dVfrが第
4c図に示すデユーティ増圧領域になると、フラグレジ
スタFfiの内容が1 (減圧)であるのでこれをクリ
アしく65.66)、デユーティ増圧の実行周期数をカ
ウントするレジスタPnをクリアしく66)、フラッシ
ュ増圧実行時間計測用のレジスタCnをクリアしく68
)、デユーティ増圧の継続時間を監視するための1 s
ecタイマをスタートして(68a)、デユーティ増圧
初期値の調整値PAおよびPBを演算する(69.70
:第1回のデユーティ増圧であるので、レジスタOP
Dの内容は0(52,60)、T decは直前の第1
回減圧の継続時間)。
4c図に示すデユーティ増圧領域になると、フラグレジ
スタFfiの内容が1 (減圧)であるのでこれをクリ
アしく65.66)、デユーティ増圧の実行周期数をカ
ウントするレジスタPnをクリアしく66)、フラッシ
ュ増圧実行時間計測用のレジスタCnをクリアしく68
)、デユーティ増圧の継続時間を監視するための1 s
ecタイマをスタートして(68a)、デユーティ増圧
初期値の調整値PAおよびPBを演算する(69.70
:第1回のデユーティ増圧であるので、レジスタOP
Dの内容は0(52,60)、T decは直前の第1
回減圧の継続時間)。
これは、レジスタOPDの内容対応の調整値PA(第4
e図)およびレジスタT dec対応の調整値PB(第
4f図)をメモリより読み出して、レジスタPAおよび
レジスタPBに書込む形で行なう。
e図)およびレジスタT dec対応の調整値PB(第
4f図)をメモリより読み出して、レジスタPAおよび
レジスタPBに書込む形で行なう。
次にも(5msec以後も)デユーティ増圧であると、
今度はステップ56−65−71と進んで、レジスタC
nの内容を1大きい値に更新して、レジスタCnの内容
CnがAになっているか(フラッシュ増圧の継続時間が
所定時間になったか)をチエツクする(72) 、所定
時間になるまでは、ステップ56−65−71−72−
リターンとめぐる。所定時間になると、デユーティレジ
スタRDUにD P s + P A + P Bを書
込む、すなわち、これまでにはデユーティレジスタRD
Uの内容は、フラッシュ増圧のデユーティ (1周期4
0m5ec内の、増圧時間を示す値)であったが、フラ
ッシュ増圧時間(A X 5m5ec)を経過したので
、デユーティレジスタRDUの内容をフラッシュ増圧の
ための初期値に更新する(73)。
今度はステップ56−65−71と進んで、レジスタC
nの内容を1大きい値に更新して、レジスタCnの内容
CnがAになっているか(フラッシュ増圧の継続時間が
所定時間になったか)をチエツクする(72) 、所定
時間になるまでは、ステップ56−65−71−72−
リターンとめぐる。所定時間になると、デユーティレジ
スタRDUにD P s + P A + P Bを書
込む、すなわち、これまでにはデユーティレジスタRD
Uの内容は、フラッシュ増圧のデユーティ (1周期4
0m5ec内の、増圧時間を示す値)であったが、フラ
ッシュ増圧時間(A X 5m5ec)を経過したので
、デユーティレジスタRDUの内容をフラッシュ増圧の
ための初期値に更新する(73)。
DPsはフラッシュ増圧の初期値の標準値であり、PA
は前回のデユーティ増圧の実行周期数に対応する調整値
(第1回のデユーティ増圧のときには0) 、PBは直
前の減圧の継続時間T dacに対応する調整値である
。このように更新すると、出力ボートSL3に0(増圧
)を出力しく74)、デユーティレジスタRDUの内容
が示す時間経過をみるためのタイマRDUをスタートし
く75)、1周期40tasecの時間経過をみるため
のタイマ40tasecをスタートする(76)。
は前回のデユーティ増圧の実行周期数に対応する調整値
(第1回のデユーティ増圧のときには0) 、PBは直
前の減圧の継続時間T dacに対応する調整値である
。このように更新すると、出力ボートSL3に0(増圧
)を出力しく74)、デユーティレジスタRDUの内容
が示す時間経過をみるためのタイマRDUをスタートし
く75)、1周期40tasecの時間経過をみるため
のタイマ40tasecをスタートする(76)。
なお、このように第1回のデユーティ増圧を開始した後
、それを終了して次に第2回目の減圧にするときには、
デユーティレジスタRDUの内容(これはデユーティ増
圧の間に後述の、SL3へ出力(19)で、1周期の経
過毎に2m5ecづつ大きい値となった。前回の最高デ
ユーティ)をそのままとして、レジスタOPDにその直
前のデユーティ増圧実行周期数Pnを書込むので(60
)、第2回のデユーティ増圧の直前のフラッシュ増圧で
は、デユーティは第1回のデユーティ増圧の最終デユー
ティで行なわれ、第2目のデユーティ増圧の初期値の、
PAは第4e図に示す調整量(第1回のデユーティ増圧
の実行周期数P n X 40で定まる調整量PA)と
なる。
、それを終了して次に第2回目の減圧にするときには、
デユーティレジスタRDUの内容(これはデユーティ増
圧の間に後述の、SL3へ出力(19)で、1周期の経
過毎に2m5ecづつ大きい値となった。前回の最高デ
ユーティ)をそのままとして、レジスタOPDにその直
前のデユーティ増圧実行周期数Pnを書込むので(60
)、第2回のデユーティ増圧の直前のフラッシュ増圧で
は、デユーティは第1回のデユーティ増圧の最終デユー
ティで行なわれ、第2目のデユーティ増圧の初期値の、
PAは第4e図に示す調整量(第1回のデユーティ増圧
の実行周期数P n X 40で定まる調整量PA)と
なる。
ASB制御を開始した後は、フラグレジスタFfrの内
容が1になっているので、CPUIIは、5 m5ec
周期でASB制御(15)に進む毎にスリップ率Sfr
を計算し、次いでステップ47aから47b、47cに
進んでASB制御終了条件が満たされるでいるか否かを
判定し、満たされていると。
容が1になっているので、CPUIIは、5 m5ec
周期でASB制御(15)に進む毎にスリップ率Sfr
を計算し、次いでステップ47aから47b、47cに
進んでASB制御終了条件が満たされるでいるか否かを
判定し、満たされていると。
ステップ51〜54のASB制御の終了処理を行なう、
終了条件が満たされていない間は、ステップ47−47
47−47a−47b−47と進んで、スリップ率Sf
rと車輪加速度dVfrの関係が減圧領域とデユーティ
増圧領域のいずれにあるかを判定し、判定結果に対応し
たASB制御の設定を行なう。
終了条件が満たされていない間は、ステップ47−47
47−47a−47b−47と進んで、スリップ率Sf
rと車輪加速度dVfrの関係が減圧領域とデユーティ
増圧領域のいずれにあるかを判定し、判定結果に対応し
たASB制御の設定を行なう。
次に、第3c図を参照して、SL3へ出力(19)。
の内容を詳細に説明する。ここでは理解を容易にするた
めに、ASBm御開始(第1回減圧)−第1回デユーテ
ィ増圧−第2回減圧−第2回デユーティ増圧−ASB制
御終了、と車輪FRの回転状態(スリップ率Sfrおよ
び車輪加速度dVfr)が推移したとして説明する。
めに、ASBm御開始(第1回減圧)−第1回デユーテ
ィ増圧−第2回減圧−第2回デユーティ増圧−ASB制
御終了、と車輪FRの回転状態(スリップ率Sfrおよ
び車輪加速度dVfr)が推移したとして説明する。
まずASB制御開始(第1回減圧)になると、6のAS
B制御(15)で、フラグレジスタFfrの内容はlに
なっており(58)、フラグレジスタFfiも1になっ
ており(59)、レジスタOPDの内容はPn= 0
(52,60)、レジスタT decの内容もOであり
(61)、デユーティレジスタRDUの内容はDPs十
a (54)である、そこで、SL3へ出力(19)で
、CPUIIは、出力ポートSL3に1 (減圧)を出
力しく79)、フラグレジスタFisにO(減圧中)を
書込む(80)、 6のASB制御(15)の判定(第
3b図)が「減圧」のままで次回以降、SL3へ出力(
19)、に進んでも、ステップ79 、80のみを実行
する。この間、6のASB制御(15)で、第1回減圧
の継続時間T decを計測している(56−57−6
3−64)。
B制御(15)で、フラグレジスタFfrの内容はlに
なっており(58)、フラグレジスタFfiも1になっ
ており(59)、レジスタOPDの内容はPn= 0
(52,60)、レジスタT decの内容もOであり
(61)、デユーティレジスタRDUの内容はDPs十
a (54)である、そこで、SL3へ出力(19)で
、CPUIIは、出力ポートSL3に1 (減圧)を出
力しく79)、フラグレジスタFisにO(減圧中)を
書込む(80)、 6のASB制御(15)の判定(第
3b図)が「減圧」のままで次回以降、SL3へ出力(
19)、に進んでも、ステップ79 、80のみを実行
する。この間、6のASB制御(15)で、第1回減圧
の継続時間T decを計測している(56−57−6
3−64)。
6のASB制御(15)の判定(第3bliりが、「減
圧」から「デユーティ増圧」に変わると、6のASB制
御(15)で、ステップ65−66〜6g −60−7
0が実行され、SL3へ出力(19)では、CPUII
は、まずステップ77−78−81−82と進んで、出
力ポートSL3に0(増圧)を出力しく82)、タイマ
RDU(この時限値はデユーティレジスタRDUの内容
:DPs+a)をスタートしく83)、タイマ40m5
ecをスタートして(84) 、フラグレジスタFis
に1(デユーティ増圧中)を書込む(85)、これによ
り第1回のフラッシュ増圧が開始されたことになる。そ
の後はステップ77−78−81−86−87でタイマ
RDUのタイムオーバをチエツクし、それがタイムオー
バすると出力ポートSL3に1 (減圧)を出力する。
圧」から「デユーティ増圧」に変わると、6のASB制
御(15)で、ステップ65−66〜6g −60−7
0が実行され、SL3へ出力(19)では、CPUII
は、まずステップ77−78−81−82と進んで、出
力ポートSL3に0(増圧)を出力しく82)、タイマ
RDU(この時限値はデユーティレジスタRDUの内容
:DPs+a)をスタートしく83)、タイマ40m5
ecをスタートして(84) 、フラグレジスタFis
に1(デユーティ増圧中)を書込む(85)、これによ
り第1回のフラッシュ増圧が開始されたことになる。そ
の後はステップ77−78−81−86−87でタイマ
RDUのタイムオーバをチエツクし、それがタイムオー
バすると出力ポートSL3に1 (減圧)を出力する。
なお、RDUの内容が40w5ec以上であると、これ
は連続増圧を意味するので、その場合には、タイマRD
Uのタイムオーバをチエツクしないで、増圧(SL3=
O)を継続する。以下では、RDUが40m5ec未満
であるとして説明を続ける。
は連続増圧を意味するので、その場合には、タイマRD
Uのタイムオーバをチエツクしないで、増圧(SL3=
O)を継続する。以下では、RDUが40m5ec未満
であるとして説明を続ける。
さて、タイマRDUがタイムオーバして出力ポートSL
3に1 (減圧)を出力すると、今度は、ステップ86
−90と進んで、タイマ40■seaがタイムオーバし
たかをチエツクし、タイムオーバする(1周期の時間に
なる)と、出力ポートSL3に0(増圧)を出力しく9
1)、レジスタCnの内容CnがAになったかをチエツ
クする(92)、 Aになっていないと、タイマRDU
を再度スタートしく95)、タイマ40tmsecを再
度スタートして(96)1次の周期のフラッシュ増圧を
行なう、このようにしている間に、6のASB制御(1
5)で、レジスタCnの内容Cnが5−sec毎に1大
きい値に更新されている。そしてCnがAになる(フラ
ッシュ増圧の開始から5Amsecが経過する)と、6
のASB制御(15)で、第1回デユーティ増圧が開始
される(71〜76)、これによりデユーティレジスタ
RDUの内容は。
3に1 (減圧)を出力すると、今度は、ステップ86
−90と進んで、タイマ40■seaがタイムオーバし
たかをチエツクし、タイムオーバする(1周期の時間に
なる)と、出力ポートSL3に0(増圧)を出力しく9
1)、レジスタCnの内容CnがAになったかをチエツ
クする(92)、 Aになっていないと、タイマRDU
を再度スタートしく95)、タイマ40tmsecを再
度スタートして(96)1次の周期のフラッシュ増圧を
行なう、このようにしている間に、6のASB制御(1
5)で、レジスタCnの内容Cnが5−sec毎に1大
きい値に更新されている。そしてCnがAになる(フラ
ッシュ増圧の開始から5Amsecが経過する)と、6
のASB制御(15)で、第1回デユーティ増圧が開始
される(71〜76)、これによりデユーティレジスタ
RDUの内容は。
DPs+PA(=O)+PB、すなわち第1回のデユー
ティ増圧の初期値、に更新され、5L3=0(増圧)と
なっている。
ティ増圧の初期値、に更新され、5L3=0(増圧)と
なっている。
CPUIIは、SL3へ出力(19)で、ステップ77
−78−81−86−87−88を実行して、タイマR
DUのタイムオーバを待ち、タイムオーバすると出力ポ
ートSL3に1 (減圧)を出力し、次には、ステップ
77−78−81−86−90でタイマ40rasec
のタイムオーバを待ち、タイムオーバ(第1回デューテ
ィ増圧の第1周期が終了)すると、CnがA以上である
ので、今度は、レジスタPnの内容(初期値はOニステ
ップ67)を1大きい数に更新して(93)、デユーテ
ィレジスタRDUの内容を2大きい数に更新(増圧期間
を2m5ec長く)シて(94)、次の周期の増圧区間
を定めるためにタイマRDUをスタートし。
−78−81−86−87−88を実行して、タイマR
DUのタイムオーバを待ち、タイムオーバすると出力ポ
ートSL3に1 (減圧)を出力し、次には、ステップ
77−78−81−86−90でタイマ40rasec
のタイムオーバを待ち、タイムオーバ(第1回デューテ
ィ増圧の第1周期が終了)すると、CnがA以上である
ので、今度は、レジスタPnの内容(初期値はOニステ
ップ67)を1大きい数に更新して(93)、デユーテ
ィレジスタRDUの内容を2大きい数に更新(増圧期間
を2m5ec長く)シて(94)、次の周期の増圧区間
を定めるためにタイマRDUをスタートし。
次の周期の終りを定めるためにタイマ40rmsecを
スタートする(96)、次には、ステップ77−78−
81−86−87−88を実行する。このようにして、
デユーティ増圧の判定が継続している間、第1回のデュ
ーテ増圧が、その初期値から、1周期が経過する毎に増
圧区間を211ISeC長くする形で、緑り返して行な
われる。
スタートする(96)、次には、ステップ77−78−
81−86−87−88を実行する。このようにして、
デユーティ増圧の判定が継続している間、第1回のデュ
ーテ増圧が、その初期値から、1周期が経過する毎に増
圧区間を211ISeC長くする形で、緑り返して行な
われる。
6のASB制御(15)の判定が、減圧(第2回減圧)
に切換わると、6のASB制御(15)のステップ57
−63−59−60−61で、フラグレジスタFriに
1(減圧)が書込まれ、レジスタOPDにそのときのレ
ジスタPnの内容(第1回のデユーティ増圧の実行周期
数)が書込まれ、レジスタT decがクリアされる。
に切換わると、6のASB制御(15)のステップ57
−63−59−60−61で、フラグレジスタFriに
1(減圧)が書込まれ、レジスタOPDにそのときのレ
ジスタPnの内容(第1回のデユーティ増圧の実行周期
数)が書込まれ、レジスタT decがクリアされる。
これに応じて、SL3へ出力(19)ではCPUIIは
、ステップ77−78−79−80で、出力ポートSL
3に1 (減圧)を出力し、レジスタFi5の内容を0
(減圧中)にする(第2回減圧の開始)、第2回の減圧
の継続時間は6のASB制御(15)のステップ64で
計測される。
、ステップ77−78−79−80で、出力ポートSL
3に1 (減圧)を出力し、レジスタFi5の内容を0
(減圧中)にする(第2回減圧の開始)、第2回の減圧
の継続時間は6のASB制御(15)のステップ64で
計測される。
6のASB制御(15)の判定が減圧(第2回)からデ
ユーティ増圧(第2回)に切換わると、6のASB制御
(15)のステップ65〜70で、レジスタPAに、第
1回のデユーティ増圧の実行周期数に対応する初期値調
整量PA(第40@)が書込まれ、かつレジスタPBに
第2回減圧の継続時間T decに対応する初期値調整
量PB(第4f図)が書込まれる。なお、デユーティレ
ジスタRDUの内容は、第1回のデユーティ増圧の最後
の周期の増圧時間を示すものとなっている。
ユーティ増圧(第2回)に切換わると、6のASB制御
(15)のステップ65〜70で、レジスタPAに、第
1回のデユーティ増圧の実行周期数に対応する初期値調
整量PA(第40@)が書込まれ、かつレジスタPBに
第2回減圧の継続時間T decに対応する初期値調整
量PB(第4f図)が書込まれる。なお、デユーティレ
ジスタRDUの内容は、第1回のデユーティ増圧の最後
の周期の増圧時間を示すものとなっている。
SL3八出力出力9)ではCPUIIは、ステップ・7
7−78−81−82〜85をまず実行して第2回フラ
ッシュ増圧の第1周期の増圧を開始し、以降は、前述の
第1回フラッシュ増圧および第1回デユーティ増圧の制
御と同様に制御を行なう。ただし、第2回のフラッシュ
増圧のデユーティ(1周期401sec内の増圧期間)
は第1回のデユーティ増圧の最後の周期のデユーティと
なり、第2回のデユーティ増圧の初期値は、DPs(標
準値)+PA (第1回デユーティ増圧の実行周期数P
nに対応する調整量)十PB(第2回の減圧の継続時間
T decに対応する調整量)となる。
7−78−81−82〜85をまず実行して第2回フラ
ッシュ増圧の第1周期の増圧を開始し、以降は、前述の
第1回フラッシュ増圧および第1回デユーティ増圧の制
御と同様に制御を行なう。ただし、第2回のフラッシュ
増圧のデユーティ(1周期401sec内の増圧期間)
は第1回のデユーティ増圧の最後の周期のデユーティと
なり、第2回のデユーティ増圧の初期値は、DPs(標
準値)+PA (第1回デユーティ増圧の実行周期数P
nに対応する調整量)十PB(第2回の減圧の継続時間
T decに対応する調整量)となる。
6のASB制御(15)で、ASB制御終了が判定され
ると、ステップ51〜54で、フラグレジスタFfrが
クリアされ、レジスタPn、Cnがクリアされ、デユー
ティレジスタRDUに[)ps+aが更新書込みされる
。SL3へ出力(19)ではCPU11はこれに応答し
て、ステップ77−97−98を実行して、出力ポート
SL3に0 (増圧)を出力し、フラグレジスタFis
をクリアする。
ると、ステップ51〜54で、フラグレジスタFfrが
クリアされ、レジスタPn、Cnがクリアされ、デユー
ティレジスタRDUに[)ps+aが更新書込みされる
。SL3へ出力(19)ではCPU11はこれに応答し
て、ステップ77−97−98を実行して、出力ポート
SL3に0 (増圧)を出力し、フラグレジスタFis
をクリアする。
なお、上記実施例では、前回のデユーティ増圧の実行周
期数をカウントしてこれに対応して次回のデユーティ増
圧の初期値調整量を算出するようにしているが、前回の
デユーティ増圧の継続時間を計測して、これに対応して
次回のデユーティ増圧の初期値調整量を算出するように
してもよい。
期数をカウントしてこれに対応して次回のデユーティ増
圧の初期値調整量を算出するようにしているが、前回の
デユーティ増圧の継続時間を計測して、これに対応して
次回のデユーティ増圧の初期値調整量を算出するように
してもよい。
また、デユーティ増圧に先立つフラッシュ増圧は、所定
時間5Amsec行なうようにしているが、これは所定
周期数行なうようにしてもよい。この場合は、ステップ
71を、ステップ90と91の間に移せばよい。
時間5Amsec行なうようにしているが、これは所定
周期数行なうようにしてもよい。この場合は、ステップ
71を、ステップ90と91の間に移せばよい。
更には、初期値調整量PAおよびPBは、予めメモリに
書込んでいるが、これらはそれぞれPnおよびT de
cを変数とする関数で現わして、該関数を用いて演算で
算出するようにしてもよい。また、デユーティ増圧にお
いて、デユーティは1周期毎に所定量上げるようにして
いるが、この上げ量を順次に増大させてもよいし、前回
の減圧時間に逆比例しかつ前回のデユーティ増圧の実行
時間に比例した上昇率にしてもよい。
書込んでいるが、これらはそれぞれPnおよびT de
cを変数とする関数で現わして、該関数を用いて演算で
算出するようにしてもよい。また、デユーティ増圧にお
いて、デユーティは1周期毎に所定量上げるようにして
いるが、この上げ量を順次に増大させてもよいし、前回
の減圧時間に逆比例しかつ前回のデユーティ増圧の実行
時間に比例した上昇率にしてもよい。
以上の通り本発明によれば、切換弁手段(3,3A。
4.4A)は、車輪ブレーキ(6〜9)をブレーキ圧源
(2゜18.18A、20.20A)の高圧(2,18
,18A)と低圧(20,20A)とに選択的に接続す
るものであるので、概略で従来の減圧用(又は増圧用)
の電磁開閉弁と同等の機械要素数を有するものであり、
したがって、例えば4輪それぞれの車輪ブレーキ圧を独
立に制御する態様で、4個の切換弁手段(3,3A、4
,4A)で済む、すなわち、機械要素数で見ると弁手段
(3,3A。
(2゜18.18A、20.20A)の高圧(2,18
,18A)と低圧(20,20A)とに選択的に接続す
るものであるので、概略で従来の減圧用(又は増圧用)
の電磁開閉弁と同等の機械要素数を有するものであり、
したがって、例えば4輪それぞれの車輪ブレーキ圧を独
立に制御する態様で、4個の切換弁手段(3,3A、4
,4A)で済む、すなわち、機械要素数で見ると弁手段
(3,3A。
4.4A)は実質上、従来の8個の電磁弁を4個に省略
したものとなり、弁手段(3,3A、4,4A)のコス
トが低下し、弁装置装備の専有空間の節約となる。
したものとなり、弁手段(3,3A、4,4A)のコス
トが低下し、弁装置装備の専有空間の節約となる。
このように高圧、低圧切換弁手段(3,3A、4.4A
)を用いるというだけでは、減圧と増圧を選択し得るが
、ホールドを設定し得ないので、車輪ブレーキ圧の調整
が粗くなるが、本発明では車輪ブレーキ圧の調整を円滑
にするためにブレーキ圧制御手段(11)を用いている
。前述のようにこのブレーキ圧制御手段(11)は、切
換弁手段(3,3^、4.4A)のオフ(増圧:車輪ブ
レーキを高圧に接続)/オン(減圧二車輪ブレーキを低
圧に接続)の繰り返しのデユーティ〔増圧のデユーティ
=オフ期間/(オン/オフ1周期)=増圧期間/(増圧
期間士減圧期間)〕で、緩緩圧圧ホールドおよび緩増圧
に対応する圧力を車輪ブレーキ圧にもたらすようにして
、減圧要から減圧否に切換わったときには、デユーティ
増圧を実行して低デユーティから順次に高デユーテイに
して車輪ブレーキ圧を順次に高くする。
)を用いるというだけでは、減圧と増圧を選択し得るが
、ホールドを設定し得ないので、車輪ブレーキ圧の調整
が粗くなるが、本発明では車輪ブレーキ圧の調整を円滑
にするためにブレーキ圧制御手段(11)を用いている
。前述のようにこのブレーキ圧制御手段(11)は、切
換弁手段(3,3^、4.4A)のオフ(増圧:車輪ブ
レーキを高圧に接続)/オン(減圧二車輪ブレーキを低
圧に接続)の繰り返しのデユーティ〔増圧のデユーティ
=オフ期間/(オン/オフ1周期)=増圧期間/(増圧
期間士減圧期間)〕で、緩緩圧圧ホールドおよび緩増圧
に対応する圧力を車輪ブレーキ圧にもたらすようにして
、減圧要から減圧否に切換わったときには、デユーティ
増圧を実行して低デユーティから順次に高デユーテイに
して車輪ブレーキ圧を順次に高くする。
したがって、従来のホールドから増圧への推移、あるい
は緩減圧−ホールドー緩増圧−増圧の推移と同等の車輪
ブレーキ圧制御となる。
は緩減圧−ホールドー緩増圧−増圧の推移と同等の車輪
ブレーキ圧制御となる。
このようにデユーティ制御で圧力を調整するとき、この
デユーティ制御に入る直前の車輪ブレーキ圧が如何程で
あるかに依存して、同じデユーティでも、車輪ブレーキ
圧の上昇速度が異ったものとなる。したがってデユーテ
ィ制御を常に一定のパターンで行なうと、ブレーキ圧の
上昇速度が遅く制動距離が長くなってしまうとか、ある
いはブレーキ圧の上昇速度が速くまた早期に減圧をする
ことになってブレーキ圧の変動が大きくなり過ぎるとか
の問題を生じ得るが、本発明のブレーキ圧制御手段(1
1)は、デユーティ制御に入るときには、その初期値(
P A)を、前回のデユーティ制御の繰り返し周期数(
Pn)あるいは継続時間に対応してそれが大きいときに
は大きく、小さいときには小さく設定するので、格別に
制御距離が長くなることはなく、またブレーキ圧の変動
が格別に大きくなることがない。つまりブレーキ圧が円
滑かつ確実に制御される。すなわち、前回のデユーティ
制御の繰り返し周期数(Pn)あるいは継続時間はその
ときの最適ブレーキ圧に対応するので、これが車輪ブレ
ーキ圧最適値推定の目安となり、次回のデユーティ制御
ではこれに対応してデユーティ制御の初期値を設定する
ので、このデユーティ制御パターンは車輪ブレーキ圧最
適値に対応したものとなる。
デユーティ制御に入る直前の車輪ブレーキ圧が如何程で
あるかに依存して、同じデユーティでも、車輪ブレーキ
圧の上昇速度が異ったものとなる。したがってデユーテ
ィ制御を常に一定のパターンで行なうと、ブレーキ圧の
上昇速度が遅く制動距離が長くなってしまうとか、ある
いはブレーキ圧の上昇速度が速くまた早期に減圧をする
ことになってブレーキ圧の変動が大きくなり過ぎるとか
の問題を生じ得るが、本発明のブレーキ圧制御手段(1
1)は、デユーティ制御に入るときには、その初期値(
P A)を、前回のデユーティ制御の繰り返し周期数(
Pn)あるいは継続時間に対応してそれが大きいときに
は大きく、小さいときには小さく設定するので、格別に
制御距離が長くなることはなく、またブレーキ圧の変動
が格別に大きくなることがない。つまりブレーキ圧が円
滑かつ確実に制御される。すなわち、前回のデユーティ
制御の繰り返し周期数(Pn)あるいは継続時間はその
ときの最適ブレーキ圧に対応するので、これが車輪ブレ
ーキ圧最適値推定の目安となり、次回のデユーティ制御
ではこれに対応してデユーティ制御の初期値を設定する
ので、このデユーティ制御パターンは車輪ブレーキ圧最
適値に対応したものとなる。
第1a図は、本発明の一実施例の、ブレーキ系統の構成
概要を示すブロック図である。 第1b図は、第1a図に示す電子制御装置10の構成を
示すブロック図である。 第2図は、第1b図に示すCPUI 1の制御動作の概
要を示すフローチャートである。 第3a図、第3b図および第3c図は、第2図に示す制
御動作の主要部の詳細を示すフローチャートである。 第4a図は、車輪速度と、CPUIIの演算および制御
によってもたらされる基準速度、車輪ブレーキ圧、電磁
切換弁3のオン/オフおよびデユーティ値の関係を示す
タイムチャートである。 第4b図は、車輪のスリップ率および加速度とアンチス
キッドブレーキ圧制御領域との関係を示すグラフである
。 第4c図は、車輪のスリップ率および加速度と減圧領域
およびデユーティ増圧領域との関係を示すグラフである
。 第4d図は、ブレーキ圧デユーティ制御におけるデユー
ティ値と増圧時間との関係を示すグラフである。 第4e図は、前回のデユーティ増圧時間と今回のデユー
ティ増圧の初期値の調整量との関係を示すグラフである
。 第4f図は、デユーティ増圧の直前の減圧継続時間とデ
ユーティ増圧の初期値の調整量との関係を示すグラフで
ある。 lニブレーキペダル 2ニブレーキマスクシリ
ンダ3.3A、4,4A :電磁切換弁(切換弁手段)
6〜9:車輪ブレーキ(車輪ブレーキ)10:電子制御
装置 FR−RL:車輪11:マイクロプロ
セッサ(演算手段、減圧判定手段、ブレーキ圧制御手段
)
概要を示すブロック図である。 第1b図は、第1a図に示す電子制御装置10の構成を
示すブロック図である。 第2図は、第1b図に示すCPUI 1の制御動作の概
要を示すフローチャートである。 第3a図、第3b図および第3c図は、第2図に示す制
御動作の主要部の詳細を示すフローチャートである。 第4a図は、車輪速度と、CPUIIの演算および制御
によってもたらされる基準速度、車輪ブレーキ圧、電磁
切換弁3のオン/オフおよびデユーティ値の関係を示す
タイムチャートである。 第4b図は、車輪のスリップ率および加速度とアンチス
キッドブレーキ圧制御領域との関係を示すグラフである
。 第4c図は、車輪のスリップ率および加速度と減圧領域
およびデユーティ増圧領域との関係を示すグラフである
。 第4d図は、ブレーキ圧デユーティ制御におけるデユー
ティ値と増圧時間との関係を示すグラフである。 第4e図は、前回のデユーティ増圧時間と今回のデユー
ティ増圧の初期値の調整量との関係を示すグラフである
。 第4f図は、デユーティ増圧の直前の減圧継続時間とデ
ユーティ増圧の初期値の調整量との関係を示すグラフで
ある。 lニブレーキペダル 2ニブレーキマスクシリ
ンダ3.3A、4,4A :電磁切換弁(切換弁手段)
6〜9:車輪ブレーキ(車輪ブレーキ)10:電子制御
装置 FR−RL:車輪11:マイクロプロ
セッサ(演算手段、減圧判定手段、ブレーキ圧制御手段
)
Claims (3)
- (1)高圧と低圧を発生するブレーキ圧源と車輪ブレー
キとの間に介挿され、車輪ブレーキへの流体流路を前記
高圧と低圧に選択的に接続する切換弁手段; 前記車輪ブレーキが装備された車輪の回転速度を検出す
る車輪速度検出手段; 前記車輪速度検出手段が検出した車輪回転速度に基づい
て基準速度および車輪回転加速度を演算する演算手段; 前記回転速度,基準速度および車輪回転加速度に基づい
て減圧要否を判定する減圧判定手段;および、 減圧判定手段が減圧要を判定しているとき前記切換弁手
段を、車輪ブレーキへの流体流路を前記低圧に接続する
減圧モードに設定し、前記切換弁手段が減圧要から切換
わって減圧否を判定しているとき、車輪ブレーキへの流
体流路を前記高圧に接続する増圧モードと前記減圧モー
ドとを交互に繰り返しこの繰り返しの内の増圧モードの
デューティを順次に高く変更しかつこの交互の繰り返し
の回数又は時間を計測し、減圧判定手段が減圧要を繰返
して判定したときには前記デューティの初期値を、前回
の繰り返しの回数又は時間に対応してそれが大きいとき
には大きく、小さいときには小さく設定する、ブレーキ
圧制御手段; を備えるアンチスキッド制御装置。 - (2)ブレーキ圧制御手段は、切換弁手段を減圧モード
に設定した継続時間を計測し、次の増圧モードと減圧モ
ードの交互の繰返しの前記デューティの初期値を、前記
継続時間に対応してそれが短いと大きく、長いときには
小さく調整する、前記特許請求の範囲第(1)項記載の
アンチスキッド制御装置。 - (3)ブレーキ圧制御手段は、減圧判定手段が減圧要を
繰返して判定したときには、切換弁手段が減圧要から切
換わって減圧否を判定してこれに対応して前記増圧モー
ドと減圧モードの交互の繰り返しをするときそれに先立
つて、前回の交互の繰り返しの最終のデューティに対応
したデューティの交互の繰り返しを所定回数又は時間行
なう、前記特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項記
載のアンチスキッド制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62270795A JP2548748B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | アンチスキッド制御装置 |
DE3836515A DE3836515C2 (de) | 1987-10-27 | 1988-10-26 | Blockierschutz-Regeleinrichtung |
US07/263,575 US4912641A (en) | 1987-10-27 | 1988-10-27 | Antiskid control system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62270795A JP2548748B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | アンチスキッド制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01114564A true JPH01114564A (ja) | 1989-05-08 |
JP2548748B2 JP2548748B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=17491113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62270795A Expired - Lifetime JP2548748B2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 | アンチスキッド制御装置 |
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Country | Link |
---|---|
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DE (1) | DE3836515C2 (ja) |
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1987
- 1987-10-27 JP JP62270795A patent/JP2548748B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-10-26 DE DE3836515A patent/DE3836515C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-10-27 US US07/263,575 patent/US4912641A/en not_active Expired - Fee Related
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DE3836515C2 (de) | 1998-08-06 |
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