JP7646304B2 - エアバッグ装置及びエアバッグ装置の製造方法 - Google Patents
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膨張展開時のエアバッグクッションにおいて、12時側の部分は運転者の頭を受け止めることが多く、6時側の部分は運転者の胴を受け止めることが多い。
しかしながら、エアバッグクッションの12時側の部分の展開が早すぎると、エアバッグクッションから運転者に加わる外力が運転者の頭に集中する虞がある。故に、エアバッグクッションの6時側の部分をより速やかに展開させることが望まれている。
本開示に係るエアバッグ装置は、ガスを噴射するインフレータと、ステアリングホイールの中央部に設けられたハウジングに、圧縮された状態で収容されており、前記インフレータが噴射した前記ガスによって膨張展開するエアバッグクッションとを備えるエアバッグ装置であって、前記エアバッグクッションは、膨張展開時に前記ステアリングホイールの直進走行時の下部側に位置する部分が前記中央部に位置する部分に向けて運転者に面する側に折り返してある折り返し部を有した状態で圧縮してあり、前記エアバッグクッションはディフューザを備え、該ディフューザの、前記エアバッグクッションの膨張展開時に前記ステアリングホイールの直進走行時の上部側及び前記下部側夫々に位置する部分には、開口が形成されており、前記ディフューザは、前記ガスの流れを整え、前記ガスを前記上部側及び前記下部側に導くことを特徴とする。
本開示に係るエアバッグ装置は、ガスを噴射するインフレータ(11)と、ステアリングホイール(2)の中央部に設けられたハウジング(12)に、運転者から見た左右方向に押し潰されてから上下方向に押し潰されたように圧縮された状態で収容されており、前記インフレータ(11)が噴射した前記ガスによって膨張展開するエアバッグクッション(3)とを備えるエアバッグ装置(1)であって、前記エアバッグクッション(3)は、膨張展開時に前記ステアリングホイール(2)の直進走行時の下部側に位置する部分が前記中央部に位置する部分に向けて前記運転者に面する側に折り返してある折り返し部(3a)を有し、更に、前記折り返し部(3a)の先端部分が、前記折り返し部(3a)の折り線(3b)に重なるように、前記下部側に向けて前記運転者に面する側にもう一度折り返してある状態で圧縮してあり、前記エアバッグクッション(3)はディフューザ(34)を備え、該ディフューザ(34)の、前記エアバッグクッション(3)の膨張展開時に前記ステアリングホイール(2)の直進走行時の上部側及び前記下部側夫々に位置する部分には、開口が形成されており、前記ディフューザ(34)は、前記ガスの流れを整え、前記ガスを前記上部側及び前記下部側に導くことを特徴とする。
以下では、膨張展開時にステアリングホイールの12時側に位置する部分を、12時側の部分という。
インフレータが作動した場合、エアバッグクッションは膨張展開する。折り返し部は、中央部分の膨張により、12時側の部分よりも早くハウジングから押し出され、運転者に近づきつつ6時側に展開する。
このようなエアバッグクッションは、フロントパネルとバックパネルとを互いに重ねやすいので、エアバッグ装置の製造時に、6時側の部分を容易に折り返すことができる。
エアバッグクッションの膨張展開時に、2回目に折り返された部分は運転者に向けて押し出され易く、1回目に折り返された部分は6時側に展開し易い。故に、エアバッグクッションの6時側の部分を運転者に向けて膨張展開させることとエアバッグクッションの6時側の部分を速やかに展開させることとを両立させることができる。
本開示に係るエアバッグ装置の製造方法は、ガスを噴射するインフレータと、ステアリングホイールの中央部に設けられたハウジングに、圧縮された状態で収容されており、前記インフレータが噴射した前記ガスによって膨張展開するエアバッグクッションとを備えるエアバッグ装置を製造する方法であって、前記エアバッグクッションを圧縮する前に、前記エアバッグクッションの、膨張展開時に前記ステアリングホイールの直進走行時の下部側に位置する部分を、前記中央部に位置する部分に向けて、運転者に面する側に折り返し、折り返した前記エアバッグクッションを圧縮し、圧縮した前記エアバッグクッションを前記ハウジングに収容し、前記エアバッグクッションの膨張展開時に前記ステアリングホイールの直進走行時の上部側及び前記下部側夫々に位置する部分に開口が形成されており、前記ガスの流れを整え、前記ガスを前記上部側及び前記下部側に導くディフューザを、前記エアバッグクッションを圧縮する前に該エアバッグクッションに配することを特徴とする。
本開示に係るエアバッグ装置の製造方法は、ガスを噴射するインフレータ(11)と、ステアリングホイール(2)の中央部に設けられたハウジング(12)に、運転者から見た左右方向に押し潰されてから上下方向に押し潰されたように圧縮された状態で収容されており、前記インフレータ(11)が噴射した前記ガスによって膨張展開するエアバッグクッション(3)とを備えるエアバッグ装置(1)を製造する方法であって、前記エアバッグクッション(3)を圧縮する前に、前記エアバッグクッション(3)の、膨張展開時に前記ステアリングホイール(2)の直進走行時の下部側に位置する部分を、前記中央部に位置する部分に向けて、前記運転者に面する側に折り返して折り返し部(3a)を形成し、更に、前記折り返し部(3a)の先端部分が、前記折り返し部(3a)の折り線(3b)に重なるように、前記下部側に向けて前記運転者に面する側にもう一度折り返し、折り返した前記エアバッグクッション(3)を圧縮し、圧縮した前記エアバッグクッション(3)を前記ハウジング(12)に収容し、前記エアバッグクッション(3)の膨張展開時に前記ステアリングホイール(2)の直進走行時の上部側及び前記下部側夫々に位置する部分に開口が形成されており、前記ガスの流れを整え、前記ガスを前記上部側及び前記下部側に導くディフューザ(34)を、前記エアバッグクッション(3)を圧縮する前に該エアバッグクッション(3)に配することを特徴とする。
ただし、エアバッグクッションの圧縮前に、製造者は、エアバッグクッションの6時側の部分を中央部分に向けて運転者に面する側に折り返す。
以上の結果、本開示に係るエアバッグ装置を製造することができる。
図1は、実施の形態1に係るエアバッグ装置の断面図である。
図中1はエアバッグ装置であり、図中2はステアリングホイールである。エアバッグ装置1はステアリングホイール2に装備されている。
図2は、直進走行時のステアリングホイール2の正面図である。
図1及び図2に示すように、ステアリングホイール2はリム21を備える。リム21は円環状をなす。運転者は運転席に着座し、リム21を把持して車両を運転する。
ボス部22はステアリングホイール2の中央部に設けられており、図示しないステアリングシャフトに接続されている。ボス部22とリム21との間にスポーク23が架け渡されている。リム21とボス部22とが一体的に回転するので、運転者によるリム21の回転操作がボス部22を介してステアリングシャフトに伝わり、ステアリングシャフトから図示しない車輪に伝わる。
インフレータ11は円筒状をなし、点火によって爆発的にガスを発生させるガス発生剤を内蔵している。インフレータ11の点火は、例えば車両の衝突が検出された場合に行なわれる。インフレータ11の周壁には、複数の噴射口111が設けられている。点火されたインフレータ11は、噴射口111を通してガスを噴射させる。
収容器121は有底筒状をなす。収容器121の底板は、収容器121の内側から外力が加えられた場合に開放される構成である。
支持部材122は有底筒状をなす。インフレータ11は、支持部材122の底板を貫通するようにして、支持部材122に支持されている。
支持部材122の底板が収容器121の開口を閉鎖するようにして支持部材122が収容器121に取り付けられることによって、ハウジング12が形成される。
ハウジング12は、収容器121の底板が運転者側に向くようにして、ステアリングホイール2のボス部22に設けられている。
後述するように、エアバッグクッション3は正面視円形の袋状をなし、圧縮された状態でハウジング12に収容されている。
インフレータ11は、噴射口111がエアバッグクッション3の内側に位置するようにしてエアバッグクッション3に接続されている。
図4は、展開状態のエアバッグクッション3の断面図である。
エアバッグクッション3は、フロントパネル31及びバックパネル32を備える。フロントパネル31及びバックパネル32夫々は円形の布である。
バックパネル32の中央部にはインフレータ11との接続孔321が設けられている。接続孔321の周縁部は保護布323によって保護されている。バックパネル32には複数の排気孔322が設けられている。排気孔322はバックパネル32の12時側の周縁部に近い位置に配されている。膨張展開後、エアバッグクッション3からは排気孔322を通して徐々にガスが排出される。
エアバッグクッション3は、正面視円形の袋状をなす。フロントパネル31は、膨張展開時に運転者に面する。バックパネル32の中央部は、膨張展開時にステアリングホイール2の中央部に位置し、フロントパネル31の中央部は、バックパネル32の中央部よりも運転者側に位置する。
テザー33は布製であり、帯状をなす。テザー33の長さ方向の中央部はフロントパネル31の中央部に取り付けられている。テザー33の長さ方向の両端部はバックパネル32の接続孔321の周縁部に取り付けられている。テザー33の一端部は接続孔321の3時側に配されており、テザー33の他端部は接続孔321の9時側に配されている。テザー33がフロントパネル31とバックパネル32との間に架け渡されているので、エアバッグクッション3が運転者側に膨張しすぎることが抑制される。
製造者は、展開状態のエアバッグクッション3を、フロントパネル31及びバックパネル32夫々の外面が上下に向くようにして、図示しない作業台に載置する。すると、フロントパネル31とバックパネル32とが、テザー33及びディフューザ34を介在して、互いに上下に重なる。
折り返し部3aの仮止め後、エアバッグクッション3は、次に説明する圧縮装置4を用いて圧縮される。
圧縮装置4は、テーブル41及び天板42を備える。
テーブル41は矩形の載置面411を有する。天板42は、天板42の一面が載置面411に平行になるようにして、載置面411に対向している。
載置面411の一辺に沿う方向は、6時-12時方向に対応する。
第1押圧部材43は一方向に長い。第1押圧部材43は、長手方向が6時-12時方向に沿うようにして、載置面411と天板42との間に配されている。第1押圧部材43は載置面411及び天板42の下面夫々に接触している。2つの第1押圧部材43は、3時-9時方向に互いに接離可能である。
第2押圧部材44は、長手方向が3時-9時方向に沿うようにして、載置面411と天板42との間に配されている。第2押圧部材44の長手方向の長さは、第1押圧部材43の長さよりも十分に小さく、バックパネル32の接続孔321の直径よりも大きい。第2押圧部材44は載置面411及び天板42の下面夫々に接触している。2つの第2押圧部材44は、6時-12時方向に互いに接離可能である。
バックパネル32の接続孔321の周縁部は、図示しない一の固定部材によって、天板42の中央部に固定される。フロントパネル31の中央部は、接続孔321からエアバッグクッション3の内側に挿入された図示しない他の固定部材によって、載置面411に押し付けられて固定される。
図7及び図8は、エアバッグクッション3の圧縮手順の説明図である。図7及び図8に示す圧縮装置4において、天板42の図示は省略している。
本実施の圧縮装置4は、エアバッグクッション3に熱を加えることなくエアバッグクッション3を圧縮する。
なお、圧縮装置4は、例えばヒータを用いてエアバッグクッション3を加熱しながら圧縮する構成でもよい。
なお、圧縮装置4から取り出したエアバッグクッション3に、エアバッグクッション3の形状を維持するための布(いわゆるフラップ)を巻くことが望ましい。フラップがエアバッグクッション3の膨張展開を阻害することはない。
なお、エアバッグクッション3(例えば接続孔321の周縁部)に、例えば12時側又は6時側を示す目印が設けられていてもよい。
ハウジング12は、エアバッグクッション3の6時側がステアリングホイール2の6時側に向くようにして、ボス部22に取り付けられる。
インフレータ11の噴射ガスは、ディフューザ34によって12時側及び6時側に導かれてからエアバッグクッション3の全体に拡散する。
換言すれば、6時側にスポーク23が存在するステアリングホイール2にエアバッグ装置1が装備された場合、本実施の形態の場合よりも更に短時間でエアバッグクッション3が膨張展開すると考えられる。
折り返し部3aの仮止めは縫製によるものに限定されない。エアバッグクッション3の圧縮が完了するまでの間に、エアバッグクッション3の折り返しが解除されてしまうことを防止することができ、エアバッグクッション3の膨張展開を阻害しないのであれば、例えば折り返し部3aが接着剤で仮止めされてもよい。
本実施の形態のエアバッグ装置1及びエアバッグ装置1の製造方法は、エアバッグクッション3の構成を除き、実施の形態1のエアバッグ装置1及びエアバッグ装置1の製造方法と略同様である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施の形態のエアバッグクッション3においては、圧縮前に6時側の部分が運転者側に2回折り返される。
なお、折り返し部3aの先端部分が1回目の折り線3bから±10mm程度離隔していてもよい。即ち、L1=215の場合、60≦L2≦70であればよい。
エアバッグクッション3の圧縮手順は実施の形態1の場合と同じである。
図に示すステアリングホイール2のように、リム21がハウジング12よりも運転者側に位置しているほど、エアバッグクッション3は運転者側に大きく膨張展開する必要がある。
本実施の形態のエアバッグ装置1及びエアバッグ装置1の製造方法は、エアバッグクッション3の構成及びエアバッグクッション3の圧縮手順を除き、実施の形態1,2のエアバッグ装置1及びエアバッグ装置1の製造方法と略同様である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1,2と同一の構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施の形態のエアバッグクッション3は、サイドパネル36を更に備える。サイドパネル36はフロントパネル31の周縁部とバックパネル32の周縁部とを繋ぐ布である。バックパネル32の直径は、フロントパネル31の直径よりも小さい。この結果、エアバッグクッション3は円錐台状をなす。
製造者は、エアバッグクッション3を折り返す前に、バックパネル32とサイドパネル36のバックパネル32側の一部とを軸長方向に圧縮する。
製造者は作業台51及び成形用部材52を準備する。
成形用部材52は円筒状をなし、接続孔321の内径に対応する外径を有する。
次に、製造者は、バックパネル32とサイドパネル36のバックパネル32側の一部とを成形用部材52の周面に沿わせる。
折り返し後の手順は実施の形態1,2の場合と同じである。
各実施の形態に開示されている構成要件(技術的特徴)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせによって新しい技術的特徴を形成することができる。
なお、特許請求の範囲に付した参照符号は、請求項の理解をしやすくするために付記したものである。
11 インフレータ
12 ハウジング
2 ステアリングホイール
3 エアバッグクッション
3a 折り返し部(折り返した部分)
31 フロントパネル
32 バックパネル
321 接続孔
Claims (4)
- ガスを噴射するインフレータ(11)と、
ステアリングホイール(2)の中央部に設けられたハウジング(12)に、運転者から見た左右方向に押し潰されてから上下方向に押し潰されたように圧縮された状態で収容されており、前記インフレータ(11)が噴射した前記ガスによって膨張展開するエアバッグクッション(3)と
を備えるエアバッグ装置(1)であって、
前記エアバッグクッション(3)は、膨張展開時に前記ステアリングホイール(2)の直進走行時の下部側に位置する部分が前記中央部に位置する部分に向けて前記運転者に面する側に折り返してある折り返し部(3a)を有し、更に、前記折り返し部(3a)の先端部分が、前記折り返し部(3a)の折り線(3b)に重なるように、前記下部側に向けて前記運転者に面する側にもう一度折り返してある状態で圧縮してあり、
前記エアバッグクッション(3)はディフューザ(34)を備え、
該ディフューザ(34)の、前記エアバッグクッション(3)の膨張展開時に前記ステアリングホイール(2)の直進走行時の上部側及び前記下部側夫々に位置する部分には、開口が形成されており、
前記ディフューザ(34)は、前記ガスの流れを整え、前記ガスを前記上部側及び前記下部側に導くことを特徴とするエアバッグ装置(1)。 - 前記エアバッグクッション(3)は、
膨張展開時に前記運転者に面する円形のフロントパネル(31)と、
周縁部が前記フロントパネル(31)の周縁部に固定されており、中央部に前記インフレータ(11)との接続孔が設けられている円形のバックパネル(32)と
を備えることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置(1)。 - ガスを噴射するインフレータ(11)と、
ステアリングホイール(2)の中央部に設けられたハウジング(12)に、運転者から見た左右方向に押し潰されてから上下方向に押し潰されたように圧縮された状態で収容されており、前記インフレータ(11)が噴射した前記ガスによって膨張展開するエアバッグクッション(3)と
を備えるエアバッグ装置(1)を製造する方法であって、
前記エアバッグクッション(3)を圧縮する前に、前記エアバッグクッション(3)の、膨張展開時に前記ステアリングホイール(2)の直進走行時の下部側に位置する部分を、前記中央部に位置する部分に向けて、前記運転者に面する側に折り返して折り返し部(3a)を形成し、
更に、前記折り返し部(3a)の先端部分が、前記折り返し部(3a)の折り線(3b)に重なるように、前記下部側に向けて前記運転者に面する側にもう一度折り返し、
折り返した前記エアバッグクッション(3)を圧縮し、
圧縮した前記エアバッグクッション(3)を前記ハウジング(12)に収容し、
前記エアバッグクッション(3)の膨張展開時に前記ステアリングホイール(2)の直進走行時の上部側及び前記下部側夫々に位置する部分に開口が形成されており、前記ガスの流れを整え、前記ガスを前記上部側及び前記下部側に導くディフューザ(34)を、前記エアバッグクッション(3)を圧縮する前に該エアバッグクッション(3)に配することを特徴とするエアバッグ装置(1)の製造方法。 - 折り返した前記エアバッグクッション(3)を圧縮する前に、前記エアバッグクッション(3)の折り返した部分を、該部分が重なる部分に仮止めすることを特徴とする請求項3に記載のエアバッグ装置(1)の製造方法。
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