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JP7619927B2 - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents

車両用ディスクブレーキ Download PDF

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JP7619927B2 JP2021180081A JP2021180081A JP7619927B2 JP 7619927 B2 JP7619927 B2 JP 7619927B2 JP 2021180081 A JP2021180081 A JP 2021180081A JP 2021180081 A JP2021180081 A JP 2021180081A JP 7619927 B2 JP7619927 B2 JP 7619927B2
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Description

本発明は、車両用ディスクブレーキに関し、詳しくは、キャリパブラケットを介してナックルにキャリパボディを取り付ける車両用ディスクブレーキに関する。
従来、車両用ディスクブレーキは、車軸を支持するナックルと、該ナックルに取り付けられ、車輪と一体に回転するディスクロータと、該ディスクロータの側面を挟んで制動する一対の摩擦パッドと、該摩擦パッドをディスクロータの側面に押圧させるピストンを有するキャリパボディと、該キャリパボディと前記ナックルとの間に介装されるキャリパブラケットとを備えている。
キャリパブラケットとしては、キャリパボディの車両前進時におけるディスク回入側とディスク回出側とを支持するとともに、制動時に発生する制動トルクを受けるディスク回入側キャリパ支持腕及びディスク回出側キャリパ支持腕と、前記ディスク回入側キャリパ支持腕と前記ディスク回出側キャリパ支持腕の車体内側同士と車体外側同士とをそれぞれ繋いだものがあった(例えば、特許文献1参照)。また、車軸を支持するナックルの本体部に、キャリパブラケットを一体に形成したものもあった(例えば、特許文献2参照)。
特許第2780178号公報 特許第4375969号公報
上述の特許文献1及び2に記載された車両用ディスクブレーキのキャリパブラケットのディスク回入側キャリパ支持腕とディスク回出側キャリパ支持腕とは、制動トルクを良好に受けることができるように、適正な強度や剛性が求められている。
そこで本発明は、キャリパブラケットとナックルとの間に設けた連結体で、ディスク回入側キャリパ支持腕及びディスク回出側キャリパ支持腕を支持し、ディスク回入側キャリパ支持腕及びディスク回出側キャリパ支持腕の強度や剛性を確保できる車両用ディスクブレーキを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の車両用ディスクブレーキは、車輪の車軸を支持するナックルと、該ナックルに、前記車輪と一体に回転可能に取り付けられるディスクロータと、該ディスクロータの両側面に対向してそれぞれ配置される一対の摩擦パッドと、該摩擦パッドを前記ディスクロータに押圧させるピストンを有するキャリパボディと、該キャリパボディと前記ナックルとの間に介装されるキャリパブラケットとを備えた車両用ディスクブレーキにおいて、前記キャリパブラケットと前記ナックルとは、前記キャリパブラケットと一体に形成される連結体を介して連結され、前記キャリパブラケットは、前記キャリパボディの車両前進時におけるディスク回入側を支持するディスク回入側キャリパ支持腕と、前記キャリパボディの車両前進時におけるディスク回出側を支持するディスク回出側キャリパ支持腕とを備え、前記ディスク回入側キャリパ支持腕と前記ディスク回出側キャリパ支持腕とに、制動時に前記摩擦パッドに当接して制動トルクを受けるトルク受部がそれぞれ設けられ、前記連結体は、前記ディスク回入側キャリパ支持腕と前記ナックルとを連結するディスク回入側連結部と、前記ディスク回出側キャリパ支持腕と前記ナックルとを連結するディスク回出側連結部とを備え、前記ディスク回入側連結部は、ナックル側の連結部がキャリパブラケット側の連結部よりもディスク回入側に設けられ、ディスク回出側連結部は、ナックル側の連結部がキャリパブラケット側の連結部よりもディスク回出側に設けられ、前記連結体は、前記ディスク回入側連結部と前記ディスク回出側連結部との間に、前記ナックルと前記キャリパブラケットとを連結する中間連結部を備えていることを特徴としている。
また、本発明の車両用ディスクブレーキは、車輪の車軸を支持するナックルと、該ナックルに、前記車輪と一体に回転可能に取り付けられるディスクロータと、該ディスクロータの両側面に対向してそれぞれ配置される一対の摩擦パッドと、該摩擦パッドを前記ディスクロータに押圧させるピストンを有するキャリパボディと、該キャリパボディと前記ナックルとの間に介装されるキャリパブラケットとを備えた車両用ディスクブレーキにおいて、前記キャリパブラケットと前記ナックルとは、前記ナックルと一体に形成される連結体を介して連結され、前記キャリパブラケットは、前記キャリパボディの車両前進時におけるディスク回入側を支持するディスク回入側キャリパ支持腕と、前記キャリパボディの車両前進時におけるディスク回出側を支持するディスク回出側キャリパ支持腕とを備え、前記ディスク回入側キャリパ支持腕と前記ディスク回出側キャリパ支持腕とに、制動時に前記摩擦パッドに当接して制動トルクを受けるトルク受部がそれぞれ設けられ、前記連結体は、前記ディスク回入側キャリパ支持腕と前記ナックルとを連結するディスク回入側連結部と、前記ディスク回出側キャリパ支持腕と前記ナックルとを連結するディスク回出側連結部とを備え、前記ディスク回入側連結部は、ナックル側の連結部がキャリパブラケット側の連結部よりもディスク回入側に設けられ、ディスク回出側連結部は、ナックル側の連結部がキャリパブラケット側の連結部よりもディスク回出側に設けられていることを特徴としている。さらに、前記連結体は、前記ディスク回入側連結部と前記ディスク回出側連結部との間に、前記ナックルと前記キャリパブラケットとを連結する中間連結部を備え、前記中間連結部は、前記ディスク回入側連結部と前記ディスク回出側連結部とを接続すると好ましい。
さらに、前記中間連結部は、前記ディスク回入側連結部と前記ディスク回出側連結部との中間位置に対応する前記ナックルの中間位置と、前記ディスク回入側キャリパ支持腕とを繋ぐ第1中間連結部材と、前記ナックルの中間位置と、前記ディスク回出側キャリパ支持腕とを繋ぐ第2中間連結部材とを備えていると好適である。
また、前記ナックルは、前記車軸を支持する本体部と、該本体部の一方に突出するダンパ連結部と、前記本体部の他方に突出するロアアーム連結部とをそれぞれ備えたステアリングナックルであって、前記ディスク回入側連結部は、前記ダンパ連結部と前記ロアアーム連結部のいずれか一方に、前記ディスク回出側連結部は、前記ダンパ連結部と前記ロアアーム連結部のいずれか他方にそれぞれ連結されるとよい。
さらに、前記ナックルは、前記車軸を支持する本体部と、該本体部の一方に突出するアッパーアーム連結部と、前記本体部の他方に突出するロアアーム連結部とをそれぞれ備えたリアナックルであって、前記ディスク回入側連結部は、前記アッパーアーム連結部と前記ロアアーム連結部のいずれか一方に、前記ディスク回出側連結部は、前記アッパーアーム連結部と前記ロアアーム連結部のいずれか他方にそれぞれ連結されるとよい。
本発明の車両用ディスクブレーキによれば、制動時に制動トルクの掛かるディスク回入側キャリパ支持腕やディスク回出側キャリパ支持腕を、ナックルとキャリパブラケットとを連結させる連結体で支持させることができる。これにより、ディスク回入側キャリパ支持腕やディスク回出側キャリパ支持腕の強度や剛性を確保でき、ディスク回入側キャリパ支持腕やディスク回出側キャリパ支持腕で制動トルクを良好に受けることができる。さらに、ディスク回入側キャリパ支持腕やディスク回出側キャリパ支持腕に掛かる制動トルクを、連結体やナックルに伝達させて逃がすことができる。また、連結体のディスク回入側連結部は、ナックル側の連結部がキャリパブラケット側の連結部よりもディスク回入側に設けられるとともに、ディスク回出側連結部は、ナックル側の連結部がキャリパブラケット側の連結部よりもディスク回出側に設けられることにより、ディスク回入側キャリパ支持腕やディスク回出側キャリパ支持腕を、ディスク回入側連結部やディスク回出側連結部で有効に支持することができる。
さらに、ディスク回入側連結部とディスク回出側連結部とにより、ディスク回入側キャリパ支持腕とディスク回出側キャリパ支持腕とが制動トルクを良好に受けるための強度や剛性を確保できることから、従来、ディスク回入側キャリパ支持腕とディスク回出側キャリパ支持腕の剛性確保のために設けられていた、ディスク回入側キャリパ支持腕とディスク回出側キャリパ支持腕の車体内側同士を繋ぐタイバーを省略したり、タイバーを小型化させたりすることができるようになり、キャリパブラケットの軽量化を図ることができる。
また、連結体は、ディスク回入側連結部とディスク回出側連結部との間で、ナックルとキャリパブラケットとを連結する中間連結部を備えていることにより、ナックルとキャリパブラケットとの連結強度の向上を図ることができる。
さらに、中間連結部は、ナックルの中間位置とディスク回入側キャリパ支持腕とを繋ぐ第1中間連結部材と、ナックルの中間位置とディスク回出側キャリパ支持腕とを繋ぐ第2中間連結部材とを備えていることにより、中間連結部でディスク回入側連結部とディスク回出側連結部とを良好に支持し、ナックルとキャリパブラケットとの連結強度の向上を図ることができる。
また、ナックルは、車輪を支持する本体部の一方に突出するダンパ連結部と、他方に突出するロアアーム連結部とを備えたステアリングナックルであって、ディスク回入側連結部は、ダンパ連結部とロアアーム連結部のいずれか一方に、ディスク回出側連結部は、ダンパ連結部とロアアーム連結部のいずれか他方にそれぞれ連結されることにより、制動時に制動トルクの掛かるディスク回入側キャリパ支持腕とディスク回出側キャリパ支持腕とをディスク回入側連結部とディスク回出側連結部とで支持し、ディスク回入側キャリパ支持腕やディスク回出側キャリパ支持腕の強度や剛性を確保でき、制動トルクを良好に受けることができる。さらに、ディスク回入側キャリパ支持腕やディスク回出側キャリパ支持腕に掛かる制動トルクを、ディスク回入側連結部や、ダンパ連結部や、ディスク回出側連結部や、ロアアーム連結部に伝達させて逃がすことができる。
また、ナックルは、車輪を支持する本体部の一方に突出するアッパーアーム連結部と、他方に突出するロアアーム連結部とをそれぞれ備えたリアナックルであって、ディスク回入側連結部は、アッパーアーム連結部とロアアーム連結部のいずれか一方に、ディスク回出側連結部は、アッパーアーム連結部とロアアーム連結部のいずれか他方にそれぞれ連結されることにより、制動時に制動トルクの掛かるディスク回入側キャリパ支持腕とディスク回出側キャリパ支持腕とをディスク回入側連結部とディスク回出側連結部とで支持し、ディスク回入側キャリパ支持腕やディスク回出側キャリパ支持腕の強度や剛性を確保することができ、制動トルクを良好に受けることができる。さらに、ディスク回入側キャリパ支持腕やディスク回出側キャリパ支持腕に掛かる制動トルクを、ディスク回入側連結部や、アッパーアーム連結部や、ディスク回出側連結部や、ロアアーム連結部に伝達させて逃がすことができる。
本発明の第1形態例を示す車両用ディスクブレーキの正面図である。 図1のII-II断面図である。 本発明の第2形態例を示す車両用ディスクブレーキの正面図である。 図3のIV-IV断面図である。 本発明の第3形態例を示す車両用ディスクブレーキの正面図である。 図5のVI-VI断面図である。 本発明の第4形態例を示す車両用ディスクブレーキの正面図である。 図7のVIII-VIII断面図である。
図1乃至図8は本発明の車両用ディスクブレーキの各形態例を示す図で、矢印Aは、車両前進時に車輪と一体に回転するディスクロータの回転方向であり、以下で述べるディスク回出側及びディスク回入側とは車両前進時におけるものとする。さらに、図に示す符号FRは車体前方を、符号UPは車体上方をそれぞれ示している。
図1及び図2は、本形態例の第1形態例を示す右前輪用の車両用ディスクブレーキ1で、前輪の車軸を支持するステアリングナックル2と、ステアリングナックル2に、ハブユニット(図示せず)を介して前輪と一体に回転可能に取り付けられるディスクロータ3と、ディスクロータ3の両側面に対向してそれぞれ配置される一対の摩擦パッド4,4と、該摩擦パッド4をディスクロータの側面に押圧させるピストン5を有するキャリパボディ6と、キャリパボディ6とステアリングナックル2との間に介装されるキャリパブラケット7とを備えている。また、キャリパブラケット7は、ステアリングナックル2の車体後方側に設けられる連結体8を介してステアリングナックル2に連結され、キャリパボディ6は、連結体8とキャリパブラケット7とを介してディスクロータ3の車体後方側に配置されている。
キャリパボディ6は、ディスクロータ3の両側に配設される作用部6a及び反作用部6bと、これらをディスクロータ3の外縁を跨いで連結するブリッジ部6cとから成っていて、作用部6aには、ディスクロータ3側を開口したシリンダ孔6dが、反作用部6bには、反力爪6e,6eがそれぞれ設けられている。シリンダ孔6dには、有底円筒状の前記ピストン5が収容され、ピストン5は、シリンダ孔底部に画成される液圧室6fに供給される液圧によって、シリンダ孔6dをディスク軸方向へ移動するようになっている。また、作用部6aのディスク回入側とディスク回出側とにはスライドピン取付腕6g,6gが突設されており、各スライドピン取付腕6gの先端にはスライドピン6hがそれぞれ取り付けられる。
キャリパブラケット7は、キャリパボディ6のディスク回入側とディスク回出側とを支持するディスク回入側キャリパ支持腕7a及びディスク回出側キャリパ支持腕7bと、ディスク回入側キャリパ支持腕7aの車体外側部とディスク回出側キャリパ支持腕7bの車体外側同士を繋ぐタイバー7cとを備えている。ディスク回入側キャリパ支持腕7aとディスク回出側キャリパ支持腕7bは、キャリパボディ6のディスク回転方向両側部を挟んで配置され、ディスクロータ3の外周を跨ぐ鞍型に形成されている。ディスク回入側キャリパ支持腕7aとディスク回出側キャリパ支持腕7bには、スライドピン6hをスライド可能に挿通するピン挿通孔がそれぞれ形成され、ピン挿通孔(図示せず)に挿通されたスライドピン6hを介して、キャリパボディ6がキャリパブラケット7にディスク軸方向に移動可能に取り付けられる。さらに、ディスク回入側キャリパ支持腕7aとディスク回出側キャリパ支持腕7bとには、コ字状に形成されたパッドガイド溝7dがそれぞれ形成され、ディスク回出側のパッドガイド溝7dのディスク回出側面7eと、ディスク回入側のパッドガイド溝7dのディスク回入側面7fとは、制動時に摩擦パッド4からの制動トルクを受けるトルク受部となっている。
摩擦パッド4は、裏板4aと、該裏板4aのディスクロータ側に貼着させるライニング4bとを備えている。裏板4aの両側部には耳片4c,4cが突設され、該耳片4c,4cをディスク回入側と回出側のパッドガイド溝7dに、ディスク軸方向に移動可能にそれぞれ支承させる。
ステアリングナックル2は、前輪の車軸を回転可能に支持する円筒状の本体部2aと、該本体部2aから車体上方に向けて突出するダンパ連結部2bと、本体部2aから車体下方に向けて突出するロアアーム連結部2cと、本体部2aから車体前方に向けて突出するステアリングロッド連結部2dとを備えている。また、本体部2aには、ハブユニットを介して、略円板状の前記ディスクロータ3が前輪と一体に回転可能に固定されている。
連結体8は、ステアリングナックル2と一体に形成され、キャリパブラケット7のディスク回入側キャリパ支持腕7aとステアリングナックル2のロアアーム連結部2cとを連結するディスク回入側連結部8aと、キャリパブラケット7のディスク回出側キャリパ支持腕7bとステアリングナックル2のダンパ連結部2bとを連結するディスク回出側連結部8bとを備えている。ディスク回入側連結部8aは、ロアアーム連結部2cから車体後方に向けて突出し、連結ボルト9aによりディスク回入側キャリパ支持腕7aに取り付けられ、ロアアーム連結部2cとの連結部B1は、ディスク回入側キャリパ支持腕7aとの連結部B2(連結ボルト9aの位置)よりもディスク回入側に設けられる。さらに、ディスク回出側連結部8bは、ダンパ連結部2bから車体後方に向けて突出し、連結ボルト9bによりディスク回出側キャリパ支持腕7bに取り付けられ、ダンパ連結部2bとの連結部B3は、ディスク回出側キャリパ支持腕7bとの連結部B4(連結ボルト9bの位置)よりもディスク回出側に設けられる。
さらに、ディスク回入側連結部8aとディスク回出側連結部8bとの間には、ディスク回入側連結部8aとディスク回出側連結部8bの中間位置に対応する本体部2aの車体後方側の中間位置2eと、ディスク回入側キャリパ支持腕7aとを連結する第1中間連結部材8cと、中間位置2eとディスク回出側キャリパ支持腕7bとを連結する第2中間連結部材8dとが設けられ、連結体8は、ディスク回入側連結部8aとディスク回出側連結部8bと第1中間連結部材8cと第2中間連結部材8dとによって正面視M字状に形成されている。
上述の車両用ディスクブレーキ1では、車両前進時に運転者が制動操作を行うと、別途の図示しない液圧マスタシリンダで昇圧された作動液がキャリパボディ6の液圧室6fに供給される。液圧室6fに供給された作動液は、ピストン5をディスクロータ3方向へ押動して、作用部側の摩擦パッド4をディスクロータ3の一側面に摺接させ、次いでキャリパボディ6が作用部方向へ移動し、反力爪6e,6eが反作用部側の摩擦パッド4をディスクロータ3の他側面に摺接させて、制動作用が行われる。
この時、各摩擦パッド4はディスクロータ3に引き摺られ、裏板4aの一端面がディスク回出側のパッドガイド溝7dのディスク回出側面7e(トルク受部)に当接する。これによりディスク回出側キャリパ支持腕7bに制動トルクが掛かるが、ディスク回出側キャリパ支持腕7bは、ディスク回出側連結部8bに支持されており、強度や剛性が確保されていることから、ディスク回出側キャリパ支持腕7bで制動トルクを良好に受けることができる。また、制動トルクを、ディスク回出側キャリパ支持腕7bからディスク回出側連結部8bへ、ディスク回出側連結部8bからダンパ連結部2bへと伝達させて逃がすことができる。
一方、車両後進時に運転者が制動操作を行うと、各摩擦パッド4はディスクロータ3に引き摺られ、裏板4aの他端面がディスク回入側のパッドガイド溝7dのディスク回入側面7f(トルク受部)に当接する。これにより、ディスク回入側キャリパ支持腕7aに制動トルクが掛かるが、ディスク回入側キャリパ支持腕7aは、ディスク回入側連結部8aに支持されており、強度や剛性が確保されていることから、ディスク回入側キャリパ支持腕7aで制動トルクを良好に受けることができる。また、制動トルクを、ディスク回入側キャリパ支持腕7aからディスク回入側連結部8aへ、ディスク回入側連結部8aからロアアーム連結部2cへと伝達させて逃がすことができる。
さらに、本形態例のディスク回入側連結部8aは、ロアアーム連結部2cとの連結部B1(ナックル側の連結部)が、ディスク回入側キャリパ支持腕7aとの連結部B2(キャリパブラケット側の連結部)よりもディスク回入側に設けられ、ディスク回出側連結部8bは、ダンパ連結部2bとの連結部B3(ナックル側の連結部)が、ディスク回出側キャリパ支持腕7bとの連結部B4(キャリパブラケット側の連結部)よりもディスク回出側に設けられていることにより、ディスク回入側キャリパ支持腕7aやディスク回出側キャリパ支持腕7bを、ディスク回入側連結部8aとディスク回出側連結部8bとで有効に支持することができる。
また、連結体8は、ディスク回入側連結部8aとディスク回出側連結部8bとの間に、ディスク回入側連結部8aとディスク回出側連結部8bの中間位置に対応する本体部2aの中間位置2eとディスク回入側キャリパ支持腕7aとを連結する第1中間連結部材8cと、中間位置2eとディスク回出側キャリパ支持腕7bとを連結する第2中間連結部材8dとが設けられ、ディスク回入側連結部8aとディスク回出側連結部8bと第1中間連結部材8cと第2中間連結部材8dとによって正面視M字状に形成されていることから、ステアリングナックル2とキャリパブラケット7との連結強度の向上を図ることができる。
さらに、連結体8により、ディスク回入側キャリパ支持腕7aとディスク回出側キャリパ支持腕7bの剛性を確保できることから、従来、ディスク回入側キャリパ支持腕とディスク回出側キャリパ支持腕の剛性確保のために設けられていたディスク回入側キャリパ支持腕とディスク回出側キャリパ支持腕の車体内側同士を繋ぐタイバーを省略でき、キャリパブラケット7の軽量化を図ることができる。
図3及び図4は、本発明の第2形態例を示す車両用ディスクブレーキ11で、第1形態例と同様の構成要素を示すものには、同一の符号をそれぞれ付して、その詳細な説明は省略する。
本形態例の連結体12は、キャリパブラケット7と一体に形成され、ディスク回入側キャリパ支持腕7aとステアリングナックル2のロアアーム連結部2cとを連結するディスク回入側連結部12aと、ディスク回出側キャリパ支持腕7bとステアリングナックル2のダンパ連結部2bとを連結するディスク回出側連結部12bと、本体部2aの車体後方の中間位置2eとディスク回入側キャリパ支持腕7aとを連結する第1中間連結部材12cと、中間位置2eとディスク回出側キャリパ支持腕7bとを連結する第2中間連結部材12dとが設けられ、正面視M字状に形成されている。
ディスク回入側連結部12aは、ディスク回入側キャリパ支持腕7aから車体前方に向けて突出し、連結ボルト9cによりロアアーム連結部2cに取り付けられ、ロアアーム連結部2cとの連結部C1(連結ボルト9cの位置)は、ディスク回入側キャリパ支持腕7aとディスク回入側連結部12aとの連結部C2よりもディスク回入側に設けられる。さらに、ディスク回出側連結部12bは、ディスク回出側キャリパ支持腕7bから車体前方に向けて突出し、連結ボルト9dによりダンパ連結部2bに取り付けられ、ダンパ連結部2bとの連結部C3(連結ボルト9dの位置)は、ディスク回出側キャリパ支持腕7bとディスク回出側連結部12bとの連結部C4よりもディスク回出側に設けられる。また、第1中間連結部材12c及び第2中間連結部材12dは、連結ボルト10aによって、中間位置2eに連結されている。
なお、形態例1及び2では、ステアリングナックル2の車体後方側に連結体8又は連結体12が設けられいるが、本発明はこれに限らず、ステアリングナックル2の車体前方側に連結体8又は連結体12を設け、連結体8又は連結体12と、キャリパブラケット7とを介して、キャリパボディ6がディスクロータ3の車体前方側に配置されるものにも適用することができる。
図5及び図6は、本発明の第3形態例を示す車両用ディスクブレーキ21で、第1形態例と同様の構成要素を示すものには、同一の符号をそれぞれ付して、その詳細な説明は省略する。
本形態例の車両用ディスクブレーキ21は、左後輪用のディスクブレーキで、後輪の車軸を支持するリアナックル22と、リアナックル22にハブユニットを介して後輪と一体に回転可能に取り付けられるディスクロータ3と、ディスクロータ3の側面を挟んで後輪を制動する一対の摩擦パッド4,4と、摩擦パッド4をディスクロータの側面に押圧させるピストン5を有するキャリパボディ6と、キャリパボディ6をリアナックル22に取り付けるためのキャリパブラケット7とを備え、キャリパブラケット7は連結体23を介してリアナックル22に連結されている。
リアナックル22は、後輪の車軸を回転可能に支持する本体部22aと、アッパーアーム連結部22b,22bと、ロアアーム連結部22cと、トレーリングアーム連結部22d,22dと、コントロールアーム連結部22e,22eとを備えている。本体部22aは、中央に車軸支持部22fを備えた略矩形状に形成され、アッパーアーム連結部22b,22bは、本体部22aの車体前方上部から、車体上方に向けて突出し、ロアアーム連結部22cは、本体部22aの車体後方下部から、車体下方に向けて突出している。さらに、トレーリングアーム連結部22d,22dは、本体部22aの車体前方から、車体前方に向けて突出し、コントロールアーム連結部22e,22eは、本体部22aの車体前方下部から、車体下方に向けて突出している。
連結体23は、リアナックル22と一体に形成され、キャリパブラケット7のディスク回出側キャリパ支持腕7bと、リアナックル22の車体後方側のアッパーアーム連結部22bとを連結するディスク回出側連結部23aと、キャリパブラケット7のディスク回入側キャリパ支持腕7aと、リアナックル22のロアアーム連結部22cとを連結するディスク回入側連結部23bとを備えている。
ディスク回出側連結部23aは、車体後方側のアッパーアーム連結部22bから車体後方に向けて突出し、連結ボルト9eによりディスク回出側キャリパ支持腕7bに取り付けられ、アッパーアーム連結部22bとの連結部D1は、ディスク回出側キャリパ支持腕7bとの連結部D2(連結ボルト9eの位置)よりもディスク回出側に設けられる。ディスク回入側連結部23bは、ロアアーム連結部22cから車体上方に向けて突出し、連結ボルト9fによりディスク回入側キャリパ支持腕7aに取り付けられ、ロアアーム連結部22cとの連結部D3は、ディスク回入側キャリパ支持腕7aとの連結部D4(連結ボルト9fの位置)よりもディスク回入側に設けられている。さらに、ディスク回出側連結部23aとディスク回入側連結部23bとの間には、ディスク回出側連結部23aとディスク回入側連結部23bの中間位置に対応する本体部22aの車体後方側の中間位置22gとディスク回出側キャリパ支持腕7bとを連結する第1中間連結部材23cと、中間位置22gとディスク回入側キャリパ支持腕7aとを連結する第2中間連結部材23dとが設けられ、連結体23は、ディスク回出側連結部23aとディスク回入側連結部23bと第1中間連結部材23cと第2中間連結部材23dとによって正面視M字状に形成されている。
本形態例は、上述のように形成されることにより、後輪用のディスクブレーキであっても、前輪用のディスクブレーキと同様に、制動時に制動トルクの掛かるディスク回入側キャリパ支持腕7aやディスク回出側キャリパ支持腕7bをディスク回出側連結部23aやディスク回入側連結部23bで支持することから、ディスク回入側キャリパ支持腕7aとディスク回出側キャリパ支持腕7bの強度や剛性を確保でき、ディスク回入側キャリパ支持腕7aやディスク回出側キャリパ支持腕7bで制動トルクを良好に受けることができる。さらに、ディスク回入側キャリパ支持腕7aやディスク回出側キャリパ支持腕7bに掛かる制動トルクを、ディスク回出側連結部23aや、アッパーアーム連結部22bや、ディスク回入側連結部23bや、ロアアーム連結部22cに伝達させて逃がすことができる。
図7及び図8は、本発明の第4形態例を示す車両用ディスクブレーキ31で、第1形態例及び第3形態例と同様の構成要素を示すものには、同一の符号をそれぞれ付して、詳細な説明は省略する。
本発明の連結体32は、キャリパブラケット7と一体に形成され、ディスク回入側キャリパ支持腕7aとリアナックル22のロアアーム連結部22cとを連結するディスク回入側連結部32bと、ディスク回出側キャリパ支持腕7bとリアナックル22の車体後方側のアッパーアーム連結部22bとを連結するディスク回出側連結部32aと、本体部22aの車体後方側の中間位置22gとディスク回出側キャリパ支持腕7bとを連結する第1中間連結部材32cと、中間位置22gとディスク回入側キャリパ支持腕7aとを連結する第2中間連結部材32dとが設けられ、連結体32は、ディスク回出側連結部32aとディスク回入側連結部32bと第1中間連結部材32cと第2中間連結部材32dとによって正面視M字状に形成されている。
ディスク回出側連結部32aは、ディスク回出側キャリパ支持腕7bから車体前方に向けて突出し、連結ボルト9gにより車体後方のアッパーアーム連結部22bに取り付けられ、アッパーアーム連結部22bとの連結部E1(連結ボルト9gの位置)は、ディスク回出側キャリパ支持腕7bとの連結部E2よりもディスク回出側に設けられている。また、ディスク回入側連結部32bは、ディスク回入側キャリパ支持腕7aから車体下方に向けて突出し、連結ボルト9hによりロアアーム連結部22cに取り付けられ、ロアアーム連結部22cとの連結部E3(連結ボルト9hの位置)は、ディスク回入側キャリパ支持腕7aとの連結部E4よりもディスク回入側に設けられる。また、第1中間連結部材32c及び第2中間連結部材32dは、連結ボルト10bによって、中間位置22gに連結されている。
尚、本発明は上述の各形態例に限るものではなく、キャリパボディの構造や摩擦パッドの構造は任意であり、また、ステアリングナックルやリアナックルの構造も任意である。さらに、連結体は、第1中間連結部材や第2中間連結部材を備えていなくても差し支えない。さらに、本発明は、パーキングブレーキ用のディスクブレーキにも適用することができる。
1…車両用ディスクブレーキ、2…ステアリングナックル、2a…本体部、2b…ダンパ連結部、2c…ロアアーム連結部、2d…ステアリングロッド連結部、2e…中間位置、3…ディスクロータ、4…摩擦パッド、4a…裏板、4b…ライニング、4c…耳片、5…ピストン、6…キャリパボディ、6a…作用部、6b…反作用部、6c…ブリッジ部、6d…シリンダ孔、6e…反力爪、6f…液圧室、6g…スライドピン取付腕、6h…スライドピン、7…キャリパブラケット、7a…ディスク回入側キャリパ支持腕、7b…ディスク回出側キャリパ支持腕、7c…タイバー、7d…パッドガイド溝、7e…ディスク回出側面、7f…ディスク回入側面、8…連結体、8a…ディスク回入側連結部、8b…ディスク回出側連結部、8c…第1中間連結部材、8d…第2中間連結部材、9a~9h…連結ボルト、10a,10b…連結ボルト、11…車両用ディスクブレーキ、12…連結体、12a…ディスク回入側連結部、12b…ディスク回出側連結部、12c…第1中間連結部、12d…第2中間連結部、21…車両用ディスクブレーキ、22…リアナックル、22a…本体部、22b…アッパーアーム連結部、22c…ロアアーム連結部、22d…トレーリングアーム連結部、22e…コントロールアーム連結部、22f…車軸支持部、22g…中間位置、23…連結体、23a…ディスク回出側連結部、23b…ディスク回入側連結部、23c…第1中間連結部、23d…第2中間連結部、31…車両用ディスクブレーキ、32…連結体、32a…ディスク回出側連結部、32b…ディスク回入側連結部、32c…第1中間連結部材、32d…第2中間連結部材

Claims (5)

  1. 車輪の車軸を支持するナックルと、
    該ナックルに、前記車輪と一体に回転可能に取り付けられるディスクロータと、
    該ディスクロータの両側面に対向してそれぞれ配置される一対の摩擦パッドと、
    該摩擦パッドを前記ディスクロータに押圧させるピストンを有するキャリパボディと、
    該キャリパボディと前記ナックルとの間に介装されるキャリパブラケットと、
    を備えた車両用ディスクブレーキにおいて、
    前記キャリパブラケットと前記ナックルとは、前記キャリパブラケットと一体に形成される連結体を介して連結され、
    前記キャリパブラケットは、前記キャリパボディの車両前進時におけるディスク回入側を支持するディスク回入側キャリパ支持腕と、前記キャリパボディの車両前進時におけるディスク回出側を支持するディスク回出側キャリパ支持腕とを備え、前記ディスク回入側キャリパ支持腕と前記ディスク回出側キャリパ支持腕とに、制動時に前記摩擦パッドに当接して制動トルクを受けるトルク受部がそれぞれ設けられ、
    前記連結体は、前記ディスク回入側キャリパ支持腕と前記ナックルとを連結するディスク回入側連結部と、前記ディスク回出側キャリパ支持腕と前記ナックルとを連結するディスク回出側連結部とを備え、前記ディスク回入側連結部は、ナックル側の連結部がキャリパブラケット側の連結部よりもディスク回入側に設けられ、ディスク回出側連結部は、ナックル側の連結部がキャリパブラケット側の連結部よりもディスク回出側に設けられ、
    前記連結体は、前記ディスク回入側連結部と前記ディスク回出側連結部との間に、前記ナックルと前記キャリパブラケットとを連結する中間連結部を備えていることを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
  2. 車輪の車軸を支持するナックルと、
    該ナックルに、前記車輪と一体に回転可能に取り付けられるディスクロータと、
    該ディスクロータの両側面に対向してそれぞれ配置される一対の摩擦パッドと、
    該摩擦パッドを前記ディスクロータに押圧させるピストンを有するキャリパボディと、
    該キャリパボディと前記ナックルとの間に介装されるキャリパブラケットと、
    を備えた車両用ディスクブレーキにおいて、
    前記キャリパブラケットと前記ナックルとは、前記ナックルと一体に形成される連結体を介して連結され、
    前記キャリパブラケットは、前記キャリパボディの車両前進時におけるディスク回入側を支持するディスク回入側キャリパ支持腕と、前記キャリパボディの車両前進時におけるディスク回出側を支持するディスク回出側キャリパ支持腕とを備え、前記ディスク回入側キャリパ支持腕と前記ディスク回出側キャリパ支持腕とに、制動時に前記摩擦パッドに当接して制動トルクを受けるトルク受部がそれぞれ設けられ、
    前記連結体は、前記ディスク回入側キャリパ支持腕と前記ナックルとを連結するディスク回入側連結部と、前記ディスク回出側キャリパ支持腕と前記ナックルとを連結するディスク回出側連結部とを備え、前記ディスク回入側連結部は、ナックル側の連結部がキャリパブラケット側の連結部よりもディスク回入側に設けられ、ディスク回出側連結部は、ナックル側の連結部がキャリパブラケット側の連結部よりもディスク回出側に設けられ
    前記連結体は、前記ディスク回入側連結部と前記ディスク回出側連結部との間に、前記ナックルと前記キャリパブラケットとを連結する中間連結部を備え、
    前記中間連結部は、前記ディスク回入側連結部と前記ディスク回出側連結部とを接続する
    ことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
  3. 前記中間連結部は、前記ディスク回入側連結部と前記ディスク回出側連結部との中間位置に対応する前記ナックルの中間位置と、前記ディスク回入側キャリパ支持腕とを繋ぐ第1中間連結部材と、前記ナックルの中間位置と、前記ディスク回出側キャリパ支持腕とを繋ぐ第2中間連結部材とを備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ディスクブレーキ。
  4. 前記ナックルは、前記車軸を支持する本体部と、該本体部の一方に突出するダンパ連結部と、前記本体部の他方に突出するロアアーム連結部とをそれぞれ備えたステアリングナックルであって、前記ディスク回入側連結部は、前記ダンパ連結部と前記ロアアーム連結部のいずれか一方に、前記ディスク回出側連結部は、前記ダンパ連結部と前記ロアアーム連結部のいずれか他方にそれぞれ連結されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の車両用ディスクブレーキ。
  5. 前記ナックルは、前記車軸を支持する本体部と、該本体部の一方に突出するアッパーアーム連結部と、前記本体部の他方に突出するロアアーム連結部とをそれぞれ備えたリアナックルであって、前記ディスク回入側連結部は、前記アッパーアーム連結部と前記ロアアーム連結部のいずれか一方に、前記ディスク回出側連結部は、前記アッパーアーム連結部と前記ロアアーム連結部のいずれか他方にそれぞれ連結されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の車両用ディスクブレーキ。
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