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JP7544125B2 - 増幅回路およびドライバ回路 - Google Patents

増幅回路およびドライバ回路 Download PDF

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JP7544125B2
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Description

本発明は、光変調器を駆動するドライバ回路等に使用される増幅回路に関するものである。
光通信用の送信器に用いられる変調器ドライバ回路は、光送信器内の光変調器を駆動するために用いられ、送信する電気信号の振幅強度を光変調器の駆動が可能なレベルまで増幅する役割を果たす。近年では光送信器に求められるシンボルレートが100GBaudを超え、そのシンボルレートを実現するために、光送信器は50GHz以上の帯域が必要である。
一方で光変調器や光送信器のパッケージの部分は、高周波ほど信号損失が増大するような周波数特性を持つ。光送信器の所望の帯域を実現するためには高周波の損失を補償する必要がある。補償方法の一つとして、ドライバ回路に周波数ピーキング特性を持たせる方法がある。ピーキング特性は、信号損失とは逆の周波数特性(高周波ほど利得が高くなる特性)であることが求められる。さらに、ドライバ回路は、特性のバラつきを抑制するために、ピーキング量の調整機能を備えることが求められる。
従来の周波数ピーキング方法として、図10のようにトランジスタQ100~Q102からなる差動増幅回路の出力にインダクタL100,L101を付加する方法がある。さらに、差動増幅回路の負荷抵抗として可変抵抗R100,R101を用いることでピーキング量の調整が可能である(非特許文献1参照)。例えば可変抵抗R100,R101を小さい値に調整すると、低周波側の利得が下がり、相対的に高周波側の利得が上がるようなピーキング特性が得られる。
しかしながら、従来の周波数ピーキング方法では、特定の周波数近辺の利得を持ち上げることができるが、50GHz以上の広い帯域にわたって、所望のピーキング特性(損失の周波数特性とは真逆の周波数特性)を実現することが難しいという課題があった。
Teruo Jyo,Munehiko Nagatani,Josuke Ozaki,Mitsuteru Ishikawa,Hideyuki Nosaka,"A 48GHz BW 225mW/ch Linear Driver IC with Stacked Current-Reuse Architecture in 65nm CMOS for Beyond-400Gb/s Coherent Optical Transmitters",2020 IEEE International Solid- State Circuits Conference - (ISSCC),San Francisco,CA,USA,2020,pp.212-214,doi:10.1109/ISSCC19947.2020.9063027
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、広い帯域にわたって所望のピーキング特性を実現することができる増幅回路およびドライバ回路を提供することを目的とする。
本発明の増幅回路は、ベース端子が増幅回路の差動入力信号端子に接続された差動構成の第1、第2のトランジスタと、ベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の正相側の第1の出力信号端子に接続された第3のトランジスタと、ベース端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が前記電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の逆相側の第2の出力信号端子に接続された第4のトランジスタと、前記第1、第2のトランジスタのエミッタ端子に接続された可変ディジェネレーション回路と、前記第1、第2の出力信号端子に接続された可変負性容量回路とを備え、前記可変ディジェネレーション回路は、前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に並列に接続された可変容量と第1の抵抗とから構成され、前記可変負性容量回路は、コレクタ端子が前記第1、第2の出力信号端子に接続され、ベース端子とコレクタ端子とがクロスカップル型に接続された第5、第6のトランジスタと、前記第5のトランジスタのエミッタ端子と前記第6のトランジスタのエミッタ端子との間に接続された容量と、一端が前記第5のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第1の可変電流源と、一端が前記第6のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第2の可変電流源とから構成されることを特徴とするものである。
また、本発明の増幅回路は、ベース端子が増幅回路の差動入力信号端子に接続された差動構成の第1、第2のトランジスタと、ベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の正相側の第1の出力信号端子に接続された第3のトランジスタと、ベース端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が前記電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の逆相側の第2の出力信号端子に接続された第4のトランジスタと、前記第1、第2のトランジスタのエミッタ端子に接続された可変ディジェネレーション回路と、前記第1、第2の出力信号端子に接続された可変負性容量回路とを備え、前記可変ディジェネレーション回路は、前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に接続された第1の抵抗と、前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に直列に接続された第1の容量と第1の可変抵抗と、前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に直列に接続された第2の可変抵抗と第2の容量とから構成され、前記可変負性容量回路は、コレクタ端子が前記第1、第2の出力信号端子に接続され、ベース端子とコレクタ端子とがクロスカップル型に接続された第5、第6のトランジスタと、前記第5のトランジスタのエミッタ端子と前記第6のトランジスタのエミッタ端子との間に直列に接続された第3、第4の容量と、一端が前記第5のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第1の可変電流源と、一端が前記第6のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第2の可変電流源とから構成され、前記可変ディジェネレーション回路は、前記第1の可変抵抗の第1の端子が前記第2のトランジスタのエミッタ端子に接続され、前記第2の可変抵抗の第1の端子が前記第1のトランジスタのエミッタ端子に接続され、前記第1、第2の容量の同一構造の第1の端子がそれぞれ前記第1、第2のトランジスタのエミッタ端子に接続され、前記第1、第2の容量の同一構造の第2の端子がそれぞれ前記第1、第2の可変抵抗の第2の端子に接続されることにより、前記第1のトランジスタのエミッタ端子から前記第2のトランジスタのエミッタ端子への方向の回路の配置と前記第2のトランジスタのエミッタ端子から前記第1のトランジスタのエミッタ端子への方向の回路の配置とが均等であり、前記可変負性容量回路は、前記第3、第4の容量の同一構造の第1の端子がそれぞれ前記第5、第6のトランジスタのエミッタ端子に接続され、前記第3、第4の容量の同一構造の第2の端子同士が接続されることにより、前記第5のトランジスタのエミッタ端子から前記第6のトランジスタのエミッタ端子への方向の回路の配置と前記第6のトランジスタのエミッタ端子から前記第5のトランジスタのエミッタ端子への方向の回路の配置とが均等であることを特徴とするものである。
また、本発明の増幅回路は、ベース端子が増幅回路の差動入力信号端子に接続された差動構成の第1、第2のトランジスタと、ベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の正相側の第1の出力信号端子に接続された第3のトランジスタと、ベース端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が前記電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の逆相側の第2の出力信号端子に接続された第4のトランジスタと、前記第1、第2のトランジスタのエミッタ端子に接続された可変ディジェネレーション回路と、前記第1、第2の出力信号端子に接続された可変負性容量回路とを備え、前記可変ディジェネレーション回路は、前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に並列に接続された可変容量と第1の抵抗とから構成され、前記可変負性容量回路は、コレクタ端子が前記第1、第2の出力信号端子に接続され、ベース端子とコレクタ端子とがクロスカップル型に接続された第5、第6のトランジスタと、ベース端子とコレクタ端子とが前記第5のトランジスタのエミッタ端子に接続された第7のトランジスタと、ベース端子とコレクタ端子とが前記第6のトランジスタのエミッタ端子に接続された第8のトランジスタと、一端が前記第7のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第1の可変電流源と、一端が前記第8のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第2の可変電流源とから構成されることを特徴とするものである。
また、本発明の増幅回路は、ベース端子が増幅回路の差動入力信号端子に接続された差動構成の第1、第2のトランジスタと、ベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の正相側の第1の出力信号端子に接続された第3のトランジスタと、ベース端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が前記電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の逆相側の第2の出力信号端子に接続された第4のトランジスタと、前記第1、第2のトランジスタのエミッタ端子に接続された可変ディジェネレーション回路と、前記第1、第2の出力信号端子に接続された可変負性容量回路とを備え、前記可変ディジェネレーション回路は、前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に接続された第1の抵抗と、前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に直列に接続された第1の容量と第1の可変抵抗と、前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に直列に接続された第2の可変抵抗と第2の容量とから構成され、前記可変負性容量回路は、コレクタ端子が前記第1、第2の出力信号端子に接続され、ベース端子とコレクタ端子とがクロスカップル型に接続された第5、第6のトランジスタと、ベース端子とコレクタ端子とが前記第5のトランジスタのエミッタ端子に接続された第7のトランジスタと、ベース端子とコレクタ端子とが前記第6のトランジスタのエミッタ端子に接続された第8のトランジスタと、一端が前記第7のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第1の可変電流源と、一端が前記第8のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第2の可変電流源とから構成されることを特徴とするものである。
また、本発明のドライバ回路は、前記の増幅回路を含むことを特徴とするものである。
また、本発明のドライバ回路は、前記の増幅回路と、固定の周波数ピーキング量の増幅回路とを縦続接続したことを特徴とするものである。
本発明によれば、可変ディジェネレーション回路と可変負性容量回路の2つのトポロジーを組み合わせた周波数ピーキングを実現する。本発明では、可変ディジェネレーション回路と可変負性容量回路とがそれぞれ低周波数側と高周波側にピーキング周波数をもち、それぞれのピーキング量を独立に調整することができるので、50GHz以上の広い帯域にわたって所望のピーキング特性を実現することができる。また、本発明では、ピーキング量の調整でDC利得が変動しないので、従来の増幅回路よりも高いDC利得を実現することができる。
図1は、本発明の第1の実施例に係る増幅回路の構成を示す回路図である。 図2は、従来の増幅回路および本発明の第1の実施例に係る増幅回路の利得のシミュレーション結果を示す図である。 図3は、光送信器の信号損失の周波数特性の例を示す図である。 図4は、従来の増幅回路および本発明の第1の実施例に係る増幅回路によって信号損失を補償した後の光送信器の周波数特性を示す図である。 図5は、本発明の第2の実施例に係る増幅回路の構成を示す回路図である。 図6は、本発明の第3の実施例に係る増幅回路の可変負性容量回路の構成を示す回路図である。 図7は、本発明の第4の実施例に係るドライバ回路の構成を示す回路図である。 図8は、本発明の第4の実施例に係る固定のピーキング量の増幅回路の構成を示す回路図である。 図9は、本発明の第4の実施例に係るドライバ回路の利得のシミュレーション結果を示す図である。 図10は、従来のドライバ回路の周波数ピーキング方法を説明する回路図である。
[第1の実施例]
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る増幅回路の構成を示す回路図である。本実施例の増幅回路は、ベース端子が増幅回路の差動入力信号端子Vip,Vinに接続されたトランジスタQ1,Q2と、ベース端子がバイアス電圧Vbに接続され、コレクタ端子がトランジスタQ1のエミッタ端子に接続され、エミッタ端子がグラウンドに接続された電流源トランジスタQ3と、ベース端子がバイアス電圧Vbに接続され、コレクタ端子がトランジスタQ2のエミッタ端子に接続され、エミッタ端子がグラウンドに接続された電流源トランジスタQ4と、ベース端子がトランジスタQ2のコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が電源電圧VCCに接続され、エミッタ端子が増幅回路の正相側の出力信号端子Voutpに接続されたトランジスタQ5と、ベース端子がトランジスタQ1のコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が電源電圧VCCに接続され、エミッタ端子が増幅回路の逆相側の出力信号端子Voutnに接続されたトランジスタQ6と、ベース端子が出力信号端子Voutnに接続され、コレクタ端子が出力信号端子Voutpに接続されたトランジスタQ7と、ベース端子が出力信号端子Voutpに接続され、コレクタ端子が出力信号端子Voutnに接続されたトランジスタQ8と、一端がトランジスタQ1のコレクタ端子に接続され、他端が電源電圧VCCに接続された抵抗R1と、一端がトランジスタQ2のコレクタ端子に接続され、他端が電源電圧VCCに接続された抵抗R2と、一端がトランジスタQ1のエミッタ端子に接続され、他端がトランジスタQ2のエミッタ端子に接続された抵抗R3と、一端がトランジスタQ1のエミッタ端子に接続され、他端がトランジスタQ2のエミッタ端子に接続された可変容量C1と、一端がトランジスタQ7のエミッタ端子に接続され、他端がトランジスタQ8のエミッタ端子に接続された容量C2と、一端がトランジスタQ5のエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された定電流源IS1と、一端がトランジスタQ6のエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された定電流源IS2と、一端がトランジスタQ7のエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された可変電流源IS3と、一端がトランジスタQ8のエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された可変電流源IS4とから構成される。
トランジスタQ1のエミッタ端子とトランジスタQ2のエミッタ端子との間に並列に接続された可変容量C1と抵抗R3とは、可変ディジェネレーション回路1を構成している。トランジスタQ7,Q8と容量C2と可変電流源IS3,IS4とは、可変負性容量回路2を構成している。
本実施例では、可変ディジェネレーション回路1と可変負性容量回路2とを組み合わせることにより広帯域な周波数ピーキング特性を実現する。可変ディジェネレーション回路1は、低周波側の周波数ピーキングを担う。可変容量C1の容量値を調整することにより、ピーキング量の調整が可能である。可変容量C1は、例えばMOSトランジスタで構成されるバラクタであってもよい。
可変負性容量回路2では、2つのトランジスタQ7,Q8をクロスカップル型に接続し、それらトランジスタQ7,Q8のエミッタ端子に容量C2を接続する。このような構成により、可変負性容量回路2は、差動出力信号端子Voutp,Voutn(トランジスタQ5,Q6のエミッタ端子)に付加された負性容量として機能する。容量C2は、例えばMIM(Metal-Insulator-Metal)キャパシタであってもよい。
可変負性容量回路2は、主に高周波側の周波数ピーキングを担う。可変負性容量回路2に流す電流を可変電流源IS3,IS4によって調整することにより、ピーキング量の調整が可能である。
負性容量回路は、一般的には発振器やミキサ等の狭帯域な回路に使われるものであり、広帯域性が求められる増幅回路には適していない。本実施例では、低周波側の周波数ピーキングを担う可変ディジェネレーション回路1と組み合わせることにより、負性容量回路を増幅回路に適用することが可能になり、広帯域な周波数ピーキングが可能になる。負性容量回路は、小型であるために寄生容量が少なく、高周波側の周波数ピーキングを担うことに適している。
図2に、従来の増幅回路と本実施例の増幅回路の利得のシミュレーション結果を示す。図2の200は図10に示した従来の増幅回路の利得を示し、201は本実施例の増幅回路の利得を示している。従来の増幅回路では、50GHz近辺で大きく利得を増大させることができるが、低周波側の利得が小さい。一方、本実施例では、低周波から50GHz近辺まで満遍なく利得を増大させることができる。
光送信器における信号損失が図3のような周波数特性を持つと仮定した場合、光送信器内の光変調器を駆動するドライバ回路に本実施例の増幅回路を適用した場合、光送信器の周波数特性は図4のように改善される。図4の400はドライバ回路に従来の増幅回路を適用した場合の光送信器の周波数特性を示し、401はドライバ回路に本実施例の増幅回路を適用した場合の光送信器の周波数特性を示している。
ドライバ回路に従来の増幅回路を用いた場合、利得が20GHzあたりで大きく低下し、帯域が制限される。一方、ドライバ回路に本実施例の増幅回路を用いると、50GHz以上まで平坦な周波数特性を実現することができる。
また、本実施例の増幅回路では、ピーキング量の調整においてDC利得を下げる必要がなく、従来の増幅回路よりも高いDC利得を実現することができる。DC利得は、基本的に入力トランジスタのトランスコンダクタンスとコレクタ抵抗とエミッタ抵抗とで決まる。図10に示した従来の増幅回路では、コレクタ側の可変抵抗R100,R101の値を調整するので、DC利得が変動する。可変抵抗R100、R101を小さい値に調整すると、DC利得が下がり、相対的に高周波側の利得が上がるようなピーキング特性となる。
一方、本実施例の増幅回路でピーキング量を調整する際には、トランジスタQ1,Q2のトランスコンダクタンス、抵抗R1~R3のいずれの値も変化させないため、DC利得は変化しない。
また、光送信器のドライバ回路に本実施例の増幅回路を適用した場合、増幅回路のピーキング量を調整したとしても光変調器側の最適バイアス点がずれないため、光送信器全体の損失が増加することはない。
[第2の実施例]
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図5は本発明の第2の実施例に係る増幅回路の構成を示す回路図である。本実施例の増幅回路は、Q1~Q8と、抵抗R1~R3と、定電流源IS1,IS2と、可変電流源IS3,IS4と、ゲート端子に制御電圧Vc1が印加され、ドレイン端子がトランジスタQ2のエミッタ端子に接続されたMOSトランジスタQ9と、ゲート端子に制御電圧Vc1が印加され、ドレイン端子がトランジスタQ1のエミッタ端子に接続されたMOSトランジスタQ10と、一端がトランジスタQ9のソース端子に接続され、他端がトランジスタQ1のエミッタ端子に接続された容量C3と、一端がトランジスタQ10のソース端子に接続され、他端がトランジスタQ2のエミッタ端子に接続された容量C4と、一端がトランジスタQ7のエミッタ端子に接続された容量C5と、一端がトランジスタQ8のエミッタ端子に接続され、他端が容量C5の他端に接続された容量C6とから構成される。
本実施例では、固定の容量C3,C4と、MOSトランジスタQ9,Q10からなる可変抵抗とによって可変ディジェネレーション回路1aを構成する。MOSトランジスタQ9,Q10のゲート端子に印加する制御電圧Vc1を調整することによりピーキング量の調整が可能となる。本実施例では、第1の実施例で開示した可変ディジェネレーション回路1に比べてさらに広いピーキング利得範囲でピーキング量を調整することが可能になる。
本実施例では、トランジスタQ1のエミッタ端子とトランジスタQ2のエミッタ端子との間に、固定の容量と可変抵抗とを直列に接続した回路を2つ配置している。
容量C3,C4は同一の値である。容量C3,C4の例としては、例えばMIMキャパシタがある。MIMキャパシタは、絶縁膜を電極で挟んだ構造をしているが、レイアウト構成上、絶縁膜の上下にある電極が対称構造ではない。そこで、本実施例では、容量C3,C4の同一構造の第1の端子(例えば下部電極)をそれぞれトランジスタQ1,Q2のエミッタ端子に接続し、容量C3,C4の同一構造の第2の端子(例えば上部電極)をそれぞれトランジスタQ9,Q10のソース端子に接続する。
こうして、本実施例では、トランジスタQ1のエミッタ端子からトランジスタQ2のエミッタ端子への方向の回路の配置とトランジスタQ2のエミッタ端子からトランジスタQ1のエミッタ端子への方向の回路の配置とが均等となるようにすることで、差動対のトランジスタQ1,Q2が不平衡になることを防ぎ、高調波歪の増大を防ぐことができる。
さらに、本実施例では、ベース端子とコレクタ端子とがクロスカップル型に接続されたトランジスタQ7,Q8と、可変電流源IS3,IS4と、トランジスタQ7のエミッタ端子とトランジスタQ8のエミッタ端子との間に直列に接続された容量C5,C6とによって可変負性容量回路2aを構成する。
容量C5,C6は同一の値である。容量C3,C4と同様に、容量C5,C6の例としては、例えばMIMキャパシタがある。本実施例では、容量C5,C6の同一構造の第1の端子(例えば下部電極)をそれぞれトランジスタQ7,Q8のエミッタ端子に接続し、容量C5,C6の同一構造の第2の端子(例えば上部電極)同士を接続する。
こうして、本実施例では、トランジスタQ7のエミッタ端子からトランジスタQ8のエミッタ端子への方向の回路の配置とトランジスタQ8のエミッタ端子からトランジスタQ7のエミッタ端子への方向の回路の配置とが均等となるようにすることで、差動対のトランジスタQ7,Q8が不平衡になることを防ぎ、高調波歪の増大を防ぐことができる。
本実施例において、図2のように(15dB±1dB)/60GHzの傾きを持ったピーキング特性を得るためには、可変ディジェネレーション回路1aの容量C3,C4の値を22±10%fF、トランジスタQ9,Q10からなる可変抵抗の値を160±10%Ω、可変負性容量回路2aの容量C5,C6の値を12±10%fFにする必要がある。
[第3の実施例]
次に、本発明の第3の実施例について説明する。図6は本発明の第3の実施例に係る増幅回路の可変負性容量回路の構成を示す回路図である。本実施例においても、増幅回路全体の構成は第1の実施例または第2の実施例と同じである。
本実施例の可変負性容量回路2bは、トランジスタQ7,Q8と、可変電流源IS3,IS4と、ベース端子とコレクタ端子とがトランジスタQ7のエミッタ端子に接続され、エミッタ端子が可変電流源IS3の一端に接続されたトランジスタQ11と、ベース端子とコレクタ端子とがトランジスタQ8のエミッタ端子に接続され、エミッタ端子が可変電流源IS4の一端に接続されたトランジスタQ12とから構成される。
第1、第2の実施例の可変負性容量回路2,2aで使用される容量C2,C5,C6は、通常MIMキャパシタで構成される。本実施例では、容量C2,C5,C6の代わりにトランジスタQ7,Q8のエミッタ端子と可変電流源IS3,IS4との間に、ダイオード接続したトランジスタQ11,Q12を挿入し、トランジスタQ11,Q12の寄生容量を利用する。
通常、トランジスタQ11,Q12の寄生容量はMIMキャパシタよりも小さいため、より高周波で周波数ピーキングを行うことができるようになる。さらに本実施例では、ダイオード接続したトランジスタQ11,Q12において、閾値分の電圧降下が発生するため、トランジスタQ7,Q8のコレクタ端子とエミッタ端子にかかる電圧が減り、耐圧特性が向上するという相乗効果もある。
[第4の実施例]
次に、本発明の第4の実施例について説明する。第1~第3の実施例に示した増幅回路に加えて、他の段で固定の周波数ピーキング量の増幅回路を組み合わせることで、ドライバ回路全体の帯域をさらに伸ばすことが可能である。図7は光送信器のドライバ回路の構成を示す回路図である。
ドライバ回路100は、後段の光変調器の駆動のための差動信号が入力される入力バッファ101と、入力バッファ101から出力された差動信号を増幅する増幅回路102と、増幅回路102から出力された差動信号を増幅する増幅回路103と、差動出力信号端子Voutp,Voutnに接続された光変調器(不図示)を駆動する出力回路104と、一端がドライバ回路100の正相側の入力信号端子Vinpに接続され、他端が入力バッファ101の非反転入力端子に接続された容量C100と、一端がドライバ回路100の逆相側の入力信号端子Vinnに接続され、他端が入力バッファ101の反転入力端子に接続された容量C101と、入力信号端子Vinp,Vinn間に直列に接続された2つの入力終端抵抗R102,R103とから構成される。
差動出力信号端子Voutp,Voutnには、例えばマッハツェンダ光変調器(MZM:Mach-Zehnder Modulator)等が接続される。
本実施例では、例えば2段目の増幅回路102として、第1の実施例の増幅回路、第2の実施例の増幅回路、または第1、第2の実施例において可変負性容量回路として第3の実施例の可変負性容量回路2bを適用した増幅回路を用いる。
また、増幅回路102と縦続接続された3段目の増幅回路103として、図8に示すような固定の周波数ピーキング量の増幅回路を用いる。この増幅回路は、図1に示した増幅回路から容量C1を取り去り、可変負性容量回路として第3の実施例の可変負性容量回路を適用し、さらに可変負性容量回路の可変電流源IS3,IS4を定電流源IS5,IS6に変えたものである。
第1~第3の実施例の増幅回路は、可変ディジェネレーション回路と可変負性容量回路とによる2つのピーキング周波数が現れる構成となる。
これに対し、本実施例では、可変のピーキング量の増幅回路と固定の周波数ピーキング量の増幅回路を組み合わせることで、3つのピーキング周波数が現れるドライバ回路を実現することができる。また、固定の周波数ピーキング量の増幅回路の数を増やせば、4つ以上のピーキング周波数を生じさせることも可能である。
本実施例では、固定の周波数ピーキング量の増幅回路を用いることで、ピーキング制御用の構造が不要になるので、回路レイアウトが単純になり、寄生容量が減るので、より高周波側にピーキング周波数を設定することができる。その結果、ドライバ回路全体の帯域を伸ばすことができる。
図9に、2段目の増幅回路102として第2の実施例の増幅回路を使用し、3段目の増幅回路103として図8に示した増幅回路を使用した場合のドライバ回路の利得のシミュレーション結果を示す。図9の900は増幅回路を1段にして第2の実施例の増幅回路のみを使用した場合のドライバ回路の利得を示し、901は2段目の増幅回路102として第2の実施例の増幅回路を使用し、3段目の増幅回路103として図8に示した増幅回路を使用した場合のドライバ回路の利得を示している。
可変の周波数ピーキング量の増幅回路のみの場合と比較して、本実施例の方がより帯域が広いことを確認できる。
なお、固定の周波数ピーキング量の増幅回路として、図10に示した増幅回路の抵抗R100,R101を固定抵抗にした増幅回路を用いてもよい。
本発明は、増幅回路に適用することができる。
1,1a…可変ディジェネレーション回路、2,2a,2b…可変負性容量回路、100…ドライバ回路、101…入力バッファ、102,103…増幅回路、104…出力回路、Q1~Q8,Q11,Q12…トランジスタ、Q9,Q10…MOSトランジスタ、R1~R3,R102,R103…抵抗、C1…可変容量、C2~C6、C100,C101…容量、IS1,IS2,IS5,IS6…定電流源、IS3,IS4…可変電流源。

Claims (7)

  1. ベース端子が増幅回路の差動入力信号端子に接続された差動構成の第1、第2のトランジスタと、
    ベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の正相側の第1の出力信号端子に接続された第3のトランジスタと、
    ベース端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が前記電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の逆相側の第2の出力信号端子に接続された第4のトランジスタと、
    前記第1、第2のトランジスタのエミッタ端子に接続された可変ディジェネレーション回路と、
    前記第1、第2の出力信号端子に接続された可変負性容量回路とを備え、
    前記可変ディジェネレーション回路は、
    前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に並列に接続された可変容量と第1の抵抗とから構成され、
    前記可変負性容量回路は、
    コレクタ端子が前記第1、第2の出力信号端子に接続され、ベース端子とコレクタ端子とがクロスカップル型に接続された第5、第6のトランジスタと、
    前記第5のトランジスタのエミッタ端子と前記第6のトランジスタのエミッタ端子との間に接続された容量と、
    一端が前記第5のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第1の可変電流源と、
    一端が前記第6のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第2の可変電流源とから構成されることを特徴とする増幅回路。
  2. ベース端子が増幅回路の差動入力信号端子に接続された差動構成の第1、第2のトランジスタと、
    ベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の正相側の第1の出力信号端子に接続された第3のトランジスタと、
    ベース端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が前記電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の逆相側の第2の出力信号端子に接続された第4のトランジスタと、
    前記第1、第2のトランジスタのエミッタ端子に接続された可変ディジェネレーション回路と、
    前記第1、第2の出力信号端子に接続された可変負性容量回路とを備え、
    前記可変ディジェネレーション回路は、
    前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に接続された第1の抵抗と、
    前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に直列に接続された第1の容量と第1の可変抵抗と、
    前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に直列に接続された第2の可変抵抗と第2の容量とから構成され、
    前記可変負性容量回路は、
    コレクタ端子が前記第1、第2の出力信号端子に接続され、ベース端子とコレクタ端子とがクロスカップル型に接続された第5、第6のトランジスタと、
    前記第5のトランジスタのエミッタ端子と前記第6のトランジスタのエミッタ端子との間に直列に接続された第3、第4の容量と、
    一端が前記第5のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第1の可変電流源と、
    一端が前記第6のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第2の可変電流源とから構成され、
    前記可変ディジェネレーション回路は、前記第1の可変抵抗の第1の端子が前記第2のトランジスタのエミッタ端子に接続され、前記第2の可変抵抗の第1の端子が前記第1のトランジスタのエミッタ端子に接続され、前記第1、第2の容量の同一構造の第1の端子がそれぞれ前記第1、第2のトランジスタのエミッタ端子に接続され、前記第1、第2の容量の同一構造の第2の端子がそれぞれ前記第1、第2の可変抵抗の第2の端子に接続されることにより、前記第1のトランジスタのエミッタ端子から前記第2のトランジスタのエミッタ端子への方向の回路の配置と前記第2のトランジスタのエミッタ端子から前記第1のトランジスタのエミッタ端子への方向の回路の配置とが均等であり、
    前記可変負性容量回路は、前記第3、第4の容量の同一構造の第1の端子がそれぞれ前記第5、第6のトランジスタのエミッタ端子に接続され、前記第3、第4の容量の同一構造の第2の端子同士が接続されることにより、前記第5のトランジスタのエミッタ端子から前記第6のトランジスタのエミッタ端子への方向の回路の配置と前記第6のトランジスタのエミッタ端子から前記第5のトランジスタのエミッタ端子への方向の回路の配置とが均等であることを特徴とする増幅回路。
  3. ベース端子が増幅回路の差動入力信号端子に接続された差動構成の第1、第2のトランジスタと、
    ベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の正相側の第1の出力信号端子に接続された第3のトランジスタと、
    ベース端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が前記電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の逆相側の第2の出力信号端子に接続された第4のトランジスタと、
    前記第1、第2のトランジスタのエミッタ端子に接続された可変ディジェネレーション回路と、
    前記第1、第2の出力信号端子に接続された可変負性容量回路とを備え、
    前記可変ディジェネレーション回路は、
    前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に並列に接続された可変容量と第1の抵抗とから構成され、
    前記可変負性容量回路は、
    コレクタ端子が前記第1、第2の出力信号端子に接続され、ベース端子とコレクタ端子とがクロスカップル型に接続された第5、第6のトランジスタと、
    ベース端子とコレクタ端子とが前記第5のトランジスタのエミッタ端子に接続された第7のトランジスタと、
    ベース端子とコレクタ端子とが前記第6のトランジスタのエミッタ端子に接続された第8のトランジスタと、
    一端が前記第7のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第1の可変電流源と、
    一端が前記第8のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第2の可変電流源とから構成されることを特徴とする増幅回路。
  4. ベース端子が増幅回路の差動入力信号端子に接続された差動構成の第1、第2のトランジスタと、
    ベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の正相側の第1の出力信号端子に接続された第3のトランジスタと、
    ベース端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が前記電源電圧に接続され、エミッタ端子が増幅回路の逆相側の第2の出力信号端子に接続された第4のトランジスタと、
    前記第1、第2のトランジスタのエミッタ端子に接続された可変ディジェネレーション回路と、
    前記第1、第2の出力信号端子に接続された可変負性容量回路とを備え、
    前記可変ディジェネレーション回路は、
    前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に接続された第1の抵抗と、
    前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に直列に接続された第1の容量と第1の可変抵抗と、
    前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジスタのエミッタ端子との間に直列に接続された第2の可変抵抗と第2の容量とから構成され、
    前記可変負性容量回路は、
    コレクタ端子が前記第1、第2の出力信号端子に接続され、ベース端子とコレクタ端子とがクロスカップル型に接続された第5、第6のトランジスタと、
    ベース端子とコレクタ端子とが前記第5のトランジスタのエミッタ端子に接続された第7のトランジスタと、
    ベース端子とコレクタ端子とが前記第6のトランジスタのエミッタ端子に接続された第8のトランジスタと、
    一端が前記第7のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第1の可変電流源と、
    一端が前記第8のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第2の可変電流源とから構成されることを特徴とする増幅回路。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の増幅回路において、
    ベース端子がバイアス電圧に接続され、コレクタ端子が前記第1のトランジスタのエミッタ端子に接続され、エミッタ端子がグラウンドに接続された第1の電流源トランジスタと、
    ベース端子が前記バイアス電圧に接続され、コレクタ端子が前記第2のトランジスタのエミッタ端子に接続され、エミッタ端子がグラウンドに接続された第2の電流源トランジスタと、
    一端が前記第1のトランジスタのコレクタ端子に接続され、他端が前記電源電圧に接続された第2の抵抗と、
    一端が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続され、他端が前記電源電圧に接続された第3の抵抗と、
    一端が前記第3のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第1の定電流源と、
    一端が前記第4のトランジスタのエミッタ端子に接続され、他端がグラウンドに接続された第2の定電流源とをさらに備えることを特徴とする増幅回路。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の増幅回路を含むことを特徴とするドライバ回路。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の増幅回路と、
    固定の周波数ピーキング量の増幅回路とを縦続接続したことを特徴とするドライバ回路。
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