JP7463956B2 - 包装箱 - Google Patents
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Description
このような包装箱では、壁体を開いて側面を開口させることで、包装箱に他の包装箱を積み重ねた状態でも、包装箱の横から内容物を取り出すことができる。
また、蓋板の係合片を側壁の係合穴に差し込んで連結することで、開いた蓋板が戻るのを確実に防ぐことができる。
そして、開いた蓋板が胴部の角部に重なって連結されることで、胴部の角部が二重壁になるため、開封後においても包装箱の耐荷重が低下し難い。
なお、各実施形態および参考例の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態および参考例の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成や使用状態を限定するものではない。
第一実施形態の包装箱1Aは、図1に示すように、四角形の角筒状の胴部10と、胴部10の上側の開口部に設けられた頂板20と、胴部10の下側の開口部に設けられた底板30と、を備えているA式の段ボール箱である。
ブランクシートS1の折れ線は、ブランクシートS1の表面を線状に押し込んで形成された罫線(押罫)である。なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、折れ線においてブランクシートS1を折り曲げ易くなる。
また、シートの表面のみを切断したハーフカットの切れ込みやシートを貫通した切れ込みを断続させて線状に形成することで折れ線を構成してもよい。
第一実施形態では、端壁11の左右方向の幅が、側壁12の前後方向の幅よりも大きく形成されている。胴部10の上面および下面には、平面視で四角形の開口部が形成されている。
第二蓋領域62の左右方向の幅は、側端部13の左右方向の幅と同じ大きさに形成されている。このようにすると、図4に示すように、第一折れ線L1において蓋板60を端壁11に対して折り返して、蓋板60を側端部13の外面に重ねたときに、第二折れ線L2が端壁11の左縁部に重なる。
右側の蓋板60にも第二折れ線L2が形成されている。右側の蓋板60の第二折れ線L2は、図4に示すように、第一折れ線L1において蓋板60を端壁11に対して折り返したときに、端壁11の右縁部に重なる。
右側の係合片66と左側の係合片66とは左右対称な構成である。左側の係合片66の右縁部と、右側の係合片66の左縁部とは、切断誘導線L4を介して連設されている。
この状態において、係合片66が係合穴14の外側に重なるように構成されている。そして、係合穴14に係合片66を差し込んで、係合片66の縁部を側壁12の内面に引っ掛けることができる。
作業者が開封開始穴65に指を差し込んで、図3に示すように、左右の蓋板60,60を外側に引っ張ると、左右の蓋板60,60の縁部の各切断誘導線L3,L4が切り開かれる。そして、第一折れ線L1において蓋板60を端壁11に対して外側に折り曲げる。
このようにして、左右の蓋板60,60を端壁11の外側に開くことで、端壁11に取出口50が開口する。
続いて、第二折れ線L2において蓋板60の第一蓋領域61を第二蓋領域62に対して後方に向けて折り曲げて、第二蓋領域62を側壁12の外面に重ねる。
そして、係合片66を内側に押し込んで係合穴14に挿入させる。これにより、係合片66が側壁12の内側に入り込み、係合片66の縁部が側壁12の内面に引っ掛かる。このようにして、蓋板60が側壁12に連結される。
これにより、第一実施形態の包装箱1Aでは、開いた蓋板60が外側に大きく張り出すのを防ぐとともに、開いた蓋板60が戻るのを確実に防ぐことができる。さらに、取出口50は端壁11の上縁部から下縁部に亘って形成されている。したがって、利用者が包装箱1Aから内容物を取り出し易くなっている。
第一実施形態の包装箱1Aでは、図4に示すように、四角形の取出口50が形成されているが、取出口50の形状や配置は限定されるものではない。
第一実施形態の包装箱1Aでは、前側の端壁11に取出口50が設けられているが、後側の端壁11にも取出口50を設けてもよい。
次に、第二実施形態の包装箱1Bについて説明する。
第二実施形態の包装箱1Bは、図6に示すように、第一実施形態の包装箱1A(図4参照)と略同様な構成であり、取出口50の形状が異なっている。第二実施形態の包装箱1Bは、図7に示すブランクシートS2から形成される。
この構成では、左右の蓋板60,60を開いて取出口50を開口させたときに、内容物の下部が下枠部16に内側から引っ掛かるため、内容物が取出口50から外側に落ち難くなる。
次に、第一参考例の包装箱1Cについて説明する。
第一参考例の包装箱1Cは、図8に示すように、第一実施形態の包装箱1A(図1参照)と略同様な構成であり、蓋板60に差込片67が設けられている。第一参考例の包装箱1Cは、図9に示すブランクシートS3から形成される。
蓋片24および差込片67の縁部は、切断誘導線を介して凹部23に連設されるとともに、蓋片24と差込片67は、切断誘導線を介して連設されている。
続いて、作業者は凹部23の後部に指を差し込んで、左右の差込片67,67を立ち上げる。そして、図10に示すように、作業者が左右の差込片67,67を把持して、左右の蓋板60,60を外側に開くことで、端壁11に取出口50を開口させる。
また、第一参考例の包装箱1Cでは、差込片67を頂板20と側壁12との間に差し込んで連結することで、開いた蓋板60が戻るのを確実に防ぐことができる。
次に、第二参考例の包装箱1Dについて説明する。
第二参考例の包装箱1Dは、図12に示すように、第一参考例の包装箱1C(図11参照)と略同様な構成であり、取出口50の形状が異なっている。第二参考例の包装箱1Dは、図13に示すブランクシートS4から形成される。
この構成では、左右の蓋板60,60を開いて取出口50を開口させたときに、内容物の下部が下枠部16に内側から引っ掛かるため、内容物が取出口50から外側に落ち難くなる。
1B 包装箱(第二実施形態)
1C 包装箱(第一参考例)
1D 包装箱(第二参考例)
10 胴部
11 端壁
12 側壁
13 側端部
14 係合穴
15 蓋片
16 下枠部
20 頂板
21 外フラップ
22 内フラップ
23 凹部
24 蓋片
25 折り曲げ片
30 底板
31 外フラップ
32 内フラップ
50 取出口
60 蓋板
61 第一蓋領域
62 第二蓋領域
65 開封開始穴
66 係合片
67 差込片
L1 第一折れ線
L2 第二折れ線
L3 切断誘導線
L4 切断誘導線
S1 ブランクシート(第一実施形態)
S2 ブランクシート(第二実施形態)
S3 ブランクシート(第一参考例)
S4 ブランクシート(第二参考例)
S10 ブランクシート(第一実施形態の変形例)
Claims (4)
- 前後の端壁および左右の側壁を有する角筒状の胴部と、
前記胴部の上側の開口部に設けられた頂板と、
前記胴部の下側の開口部に設けられた底板と、を備え、
前記端壁には、
取出口と、
前記取出口を塞いでいる蓋板と、が形成され、
前記蓋板の側縁部は、第一折れ線を介して前記取出口の側縁部に連設されるとともに、
前記蓋板の上下の縁部は、切断誘導線を介して前記取出口の上下の縁部に連設されており、
前記蓋板には、上下方向に延びている第二折れ線が形成され、
前記第一折れ線において前記蓋板を前記端壁に対して折り返して、前記蓋板を前記胴部の外面に重ねた状態では、前記第二折れ線が前記端壁の側縁部に重なり、
前記蓋板には、開封開始穴と、前記開封開始穴を塞いでいる係合片と、が形成され、
前記第一折れ線において前記蓋板を前記端壁に対して折り返すとともに、前記第二折れ線において前記蓋板を屈曲させて、前記蓋板を前記胴部の外面に重ねた状態では、
前記側壁に形成された係合穴に、前記係合片を差し込み可能であることを特徴とする包装箱。 - 請求項1に記載の包装箱であって、
前記取出口の左縁部に連設された左側の前記蓋板と、
前記取出口の右縁部に連設された右側の前記蓋板と、が左右方向に並べられていることを特徴とする包装箱。 - 請求項1または請求項2に記載の包装箱であって、
前記取出口は、前記端壁の上縁部から下縁部に亘って形成されていることを特徴とする包装箱。 - 請求項1または請求項2に記載の包装箱であって、
前記取出口の下縁部と、前記端壁の下縁部との間に下枠部が形成されていることを特徴とする包装箱。
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