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JP7456399B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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JP7456399B2 JP2021020478A JP2021020478A JP7456399B2 JP 7456399 B2 JP7456399 B2 JP 7456399B2 JP 2021020478 A JP2021020478 A JP 2021020478A JP 2021020478 A JP2021020478 A JP 2021020478A JP 7456399 B2 JP7456399 B2 JP 7456399B2
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Description

本発明は、シートの搬送装置に関する。
シートを吸着した状態で搬送するシート搬送装置が知られている。
そのようなシート搬送装置の1つとして、特許文献1には、シートの周縁部に沿って、その上面に密着する枠部と、枠部の内側を上方から覆い、シートの上面にクリアランスを介して対向し、枠部とともにシートの上面側に気密性を備えた空間を形成する平板部と、平板部の中央に接続された排気筒と、排気筒の上に接続されたファンと、排気筒の内外を結ぶ通気経路とを備えた装置が開示されている。この装置では、ファンを用いて空間内を排気するとともに、通気経路を介して外部の空気をファンに導入することによって、空間内の圧力を低下させて、シートを吸着するように構成されている。
特開2002-11682号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、空間内の圧力の低下によってシートを吸着するため、シートがたわみ、シートが平板部と接触してしまう懸念がある。このため、シートに歪みが生じたり、シートに印刷が施されている場合には印刷物の滲みが発生し、シートを安定的に搬送することが難しくなる。
本発明は、上記課題を解決するものであり、シートとの不要な接触を抑制しつつ、シートを安定的に搬送することが可能なシート搬送装置を提供することを目的とする。
本発明のシート搬送装置は、シートを吸引して保持し、搬送するシート搬送装置であって、
給気孔及び排気孔を有する主面と、凹部状になるように前記主面上に形成され、前記主面側の面で開口する吸引孔を有する枠部とを有する搬送体と、
前記給気孔と接続され、前記給気孔へ気体を供給可能な給気装置と、
前記吸引孔と接続され、前記吸引孔から気体を吸引可能な吸引装置と、
を備えることを特徴とする。
本発明のシート搬送装置によれば、枠部の吸引孔が開口する面にシートを密接させつつ、吸引装置を稼働させることにより、吸引孔を通じた吸引力によって、シートが枠部に吸着される。この際、給気装置を稼働させれば、給気孔から放出される気体の圧力により、シートが主面に接触することを抑制することができる。また、給気装置によって給気孔を通じて供給された気体は、排気孔から凹部の外部側へ排出されるため、主面、枠部及びシートによって形成される凹部空間の内圧が過剰に高まることを抑制することができる。したがって、安定的にシートを搬送することができる。
本発明の一実施形態におけるシート搬送装置の構成を模式的に示す斜視図である。 主面と直交する方向に見たときの搬送体の平面図である。 図1に示すシート搬送装置をIII-III線に沿って切断したときの構造を模式的に示す断面図である。 図1に示すシート搬送装置をIV-IV線に沿って切断したときの構造を模式的に示す断面図である。 一実施形態におけるシート搬送装置によるシートの搬送方法を説明するための図である。 一実施形態におけるシート搬送装置によるシートの搬送方法を説明するための図であって、図5に示す状態の次の工程を説明するための図である。 一実施形態におけるシート搬送装置によるシートの搬送方法を説明するための図であって、図6に示す状態の次の工程を説明するための図である。 一実施形態におけるシート搬送装置によるシートの搬送方法を説明するための図であって、図7に示す状態の次の工程を説明するための図である。 一実施形態におけるシート搬送装置によるシートの搬送方法を説明するための図であって、図8に示す状態の次の工程を説明するための図である。 一実施形態におけるシート搬送装置によるシートの搬送方法を説明するための図であって、図9に示す状態の次の工程を説明するための図である。 (a)は、主面と直交する方向に見たときの形状が長方形である搬送体を模式的に示す平面図であり、(b)は、円形である搬送体を模式的に示す平面図である。
以下に本発明の実施形態を示して、本発明の特徴を具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるシート搬送装置100の構成を模式的に示す斜視図である。図2は、主面12と直交する方向に見たときの搬送体10の平面図である。図3は、図1に示すシート搬送装置100をIII-III線に沿って切断したときの構造を模式的に示す断面図である。図4は、図1に示すシート搬送装置100をIV-IV線に沿って切断したときの構造を模式的に示す断面図である。
なお、図1では、後述する給気装置20、吸引装置30および制御装置40は省略している。また、図3および図4では、説明のため、搬送対象のシート1も示している。
シート搬送装置100によって搬送されるシート1は、1枚でもよいし、複数枚でもよい。搬送対象のシート1が複数枚の場合、それぞれのシート1の種類は同じでもよいし、異なっていてもよい。
ここでは、シート1が、種類の異なる第1のシート1aと第2のシート1bの2枚のシートであるものとして説明する。すなわち、シート搬送装置100は、第1のシート1aと第2のシート1bとを重ねた状態で吸引保持して搬送する。搬送時に、第1のシート1aは、後述する搬送体10側に位置し、第2のシート1bは、第1のシート1aに対して、搬送体10とは反対側に位置する。
第1のシート1aは、例えば、セラミックグリーンシートである。ただし、第1のシート1aがセラミックグリーンシートに限定されることはなく、任意の樹脂フィルムなどでもよい。第1のシート1aは、例えば、一辺が100mm以上1000mm以下、一例として、一辺が200mmの正方形の形状を有する。ただし、第1のシート1aの形状が正方形に限定されることはなく、長方形や長尺状等の形状であってもよい。第1のシート1aの厚みは、例えば、10μm以上500μm以下であり、一例として、100μmである。
第1のシート1aには、配線や電極等が形成されていてもよい。その場合、配線や電極は、後述する搬送体10の枠部11と接する場所以外の場所に配置されていることが好ましい。言い換えると、後述する枠部11は、第1のシート1aのうち、配線や電極等が形成されていない位置に接するように構成するとよい。この構成により、枠部11が配線や電極等に接することで、配線や電極等が破損したり汚染されたりすることを抑制できる。ただし、導電性ペーストの印刷等によって、薄い配線や電極を形成する場合には、搬送体10の枠部11と接する場所に配置されていてもよい。
第2のシート1bは、例えば、PETフィルムである。ただし、第2のシート1bがPETフィルムに限定されることはなく、任意の樹脂フィルムや紙などでもよい。第2のシート1bは、第1のシート1aよりも大きい。一例として、第1のシート1aが一辺200mmの正方形の形状を有する場合、第2のシート1bは、一辺220mmの正方形の形状を有する。ただし、第2のシート1bの形状が正方形に限定されることはなく、長方形や長尺状等の形状であってもよい。また、第2のシート1bの形状は、第1のシート1aの形状と異なっていてもよい。第2のシート1bの厚みは、例えば、10μm以上500μm以下であり、一例として、50μmである。
なお、第2のシート1bの形状および寸法は、第1のシート1aの形状および寸法と同一であってもよい。その場合、第1のシート1aには、第1のシート1aを介して第2のシート1bを吸引するための孔が設けられていることが好ましい。
また、第2のシート1bの、第1のシート1aとは反対側に、任意の材料からなる第3のシートを配置するようにしてもよい。
一実施形態におけるシート搬送装置100は、搬送体10と、給気装置20と、吸引装置30とを備える。
搬送体10は、シート1を吸着して保持し、搬送するためのものであり、図1~図4に示すように、給気孔14及び排気孔15を有する主面12と、凹部状になるように主面12上に形成され、主面12側の面11aで開口する吸引孔13を有する枠部11とを有する。シート1の搬送時、シート1は、搬送体10の枠部11に当接するが、主面12とは離間している。主面12とは、シート1の搬送時に、シート1と対向する面である。なお、シート1の搬送時に、搬送体10を駆動するための機構は、図では省略している。
本実施形態では、主面12と直交する方向に見たときに、図2に示すように、枠部11の外側および内側の形状はともに正方形である。図2に示す枠部11の幅W1は、例えば、0mmより大きく50mm以下であり、一例として、10mmである。また、シート1の搬送時、枠部11より大きい第2のシート1bの外周と、枠部11の外周との間の距離は、例えば、0mmより大きく50mm以下であり、一例として5mmである。
搬送体10の枠部11のうち、シート1と接する面11aは平面であるが、曲面であってもよいし、テーパーが設けられていてもよい。
上述したように、主面12側における枠部11の面11aには、吸引孔13が設けられている。本実施形態において、主面12と直交する方向に見たときの吸引孔13の形状は、円形である。吸引孔13の形状が円形であることにより、シート1の吸引時に、吸引孔13の周辺に対して均一に吸引することができ、吸引孔13へのシート1の吸い込みを抑制することができる。吸引孔13の径は、例えば、0.5mm以上10mm以下であり、一例として、2mmである。
ただし、吸引孔13の形状が円形に限定されることはなく、正方形や長方形等の形状であってもよい。また、吸引孔13は、溝状の形状を有し、枠部11の形状に応じて周回するように形成されていてもよい。
図1~図4に示すように、本実施形態において、吸引孔13には、第1の吸引孔13aと、第1の吸引孔13aより外側に位置する第2の吸引孔13bとが含まれる。第1の吸引孔13aは、第1のシート1aを吸引するためのものであり、第2の吸引孔13bは、第1のシート1aよりも大きい第2のシート1bを吸引するためのものである。すなわち、吸引孔13に、第1の吸引孔13aと、第1の吸引孔13aより外側に位置する第2の吸引孔13bとが含まれることにより、第1のシート1aを第1の吸引孔13aを介して、第2のシート1bを第2の吸引孔13bを介して、確実に吸引保持することができる。
第1の吸引孔13aと第2の吸引孔13bの形状は、同じでもよいし、異なっていてもよい。また、第1の吸引孔13aと第2の吸引孔13bの寸法は、同じでもよいし、異なっていてもよい。
本実施形態では、図2に示すように、第1の吸引孔13aおよび第2の吸引孔13bはそれぞれ、枠部11の形状に応じて周回するように、複数配置されている。すなわち、枠部11の内側には、第1の吸引孔13aが周回状に複数配置されており、枠部11の外側には、第2の吸引孔13bが周回状に複数配置されている。
本実施形態において、複数の第1の吸引孔13aおよび第2の吸引孔13bはそれぞれ、線対称かつ点対称に配置されている。したがって、複数の吸引孔13は、図2に示すように、線対称かつ点対称に配置されている。複数の吸引孔13が線対称かつ点対称に配置されていることにより、シート1を均一に吸引することができ、シート1を安定的に吸引保持して搬送することができる。
本実施形態において、隣接する第1の吸引孔13aの間隔および隣接する第2の吸引孔13bの間隔はそれぞれ一定である。隣接する第1の吸引孔13aとは、複数配置されている第1の吸引孔13aのうち、距離が最も近い位置で並ぶ2つの第1の吸引孔13aを意味する。隣接する第2の吸引孔13bについても同様である。隣接する第1の吸引孔13aの間隔および隣接する第2の吸引孔13bの間隔が一定であることにより、シート1を均一に吸引することができ、シート1を安定的に吸引保持して搬送することができる。
ここで、隣接する第1の吸引孔13aの間隔とは、第1の吸引孔13aの外周から、隣の第1の吸引孔13aの外周までの最短の距離であって、例えば、第1の吸引孔13aの直径の1倍以上10倍以下であり、一例として、第1の吸引孔13aの直径の5倍である。同様に、隣接する第2の吸引孔13bの間隔とは、第2の吸引孔13bの外周から、隣の第2の吸引孔13bの外周までの最短の距離であって、例えば、第2の吸引孔13bの直径の1倍以上10倍以下であり、一例として、第2の吸引孔13bの直径の5倍である。
上述したように、シート1の搬送時に、搬送体10の主面12は、シート1とは離間しており、主面12と枠部11によって、凹部16が構成されている。シート1の搬送時にシート1と主面12との間の距離となる凹部16の深さは、例えば、1mm以上50mm以下であり、一例として、10mmである。
本実施形態において、シート1と対向する方向に見たときの主面12の形状は、正方形である。ただし、主面12の形状が正方形に限定されることはない。また、主面12は、平面であるが、凹凸や溝、壁等が存在していてもよい。
主面12と直交する方向に見たときに、主面12に設けられている給気孔14の形状は、円形、正方形、長方形等の形状であってもよいし、溝状の形状であってもよい。本実施形態において、給気孔14は、図2に示すように、円形の形状を有し、複数配置されている。給気孔14の径は、例えば、0.5mm以上10mm以下であり、一例として2mmである。給気孔14の数は、例えば、1個以上1000個以下であり、一例として、12個である。
本実施形態において、複数の給気孔14は、図2に示すように、線対称かつ点対称に配置されている。複数の給気孔14が線対称かつ点対称に配置されていることにより、複数の給気孔14からシート1に向かって気体が排出されたときに、気体が直接当たる第1のシート1aに加わる圧力を均一化させるようにすることができる。これにより、シート1を安定的に保持して搬送することができる。
主面12と直交する方向に見たときに、主面12に設けられている排気孔15の形状は、円形、正方形、長方形等の形状であってもよいし、溝状の形状であってもよい。本実施形態において、排気孔15は、図2に示すように、円形の形状を有し、複数配置されている。排気孔15の径は、例えば、0.5mm以上10mm以下であり、一例として2mmである。また、排気孔15の長さは、例えば、1mm以上100mm以下である。排気孔15の数は、例えば、1個以上1000個以下であり、一例として、4個である。
全ての排気孔15は、大気に開放されている。全ての排気孔15が大気に開放されていることにより、給気装置20によって給気孔14からシート1に向かって気体が供給されて、シート1に加わる圧力の調節が容易となる。なお、ここでいう大気は、シート搬送装置100の置かれた環境の雰囲気のことであり、必ずしも屋外と通じる雰囲気のことではない。
本実施形態において、複数の排気孔15は、図2に示すように、線対称かつ点対称に配置されている。複数の排気孔15が線対称かつ点対称に配置されていることにより、複数の給気孔14から給気された気体が複数の排気孔15から排出される過程で、搬送体10側に位置する第1のシート1aに加わる圧力を均一化させるようにすることができる。これにより、シート1を安定的に保持して搬送することができる。
なお、図2に示す例では、給気孔14に対して排気孔15が外側に配置されているが、排気孔15に対して給気孔14が外側に配置されていてもよい。また、内側と外側の区別なく、給気孔14と排気孔15が混在する形で配置されていてもよい。
上述したように、給気孔14および排気孔15は、それぞれ複数設けられているので、給気孔14からシート1に向かって給気し、排気孔15から排気する過程で、搬送体10側に位置する第1のシート1aに加わる圧力を均一化させるようにすることができる。これにより、シート1を安定的に保持して搬送することができる。
上述したように、本実施形態では、全ての吸引孔13は、枠部11に設けられており、全ての給気孔14および全ての排気孔15は、枠部11の内側に位置する主面12に設けられている。したがって、全ての給気孔14および全ての排気孔15は、全ての吸引孔13の内側に位置する。そのような構成により、後述するように、シート1の中央側に静圧を印加し、その外側でシート1を吸引することができ、安定的にシート1を吸引保持した状態で搬送することができる。
主面12と直交する方向に見たときの給気孔14の断面積の合計値は、排気孔15の断面積の合計値よりも大きい。全ての給気孔14の断面積の合計値が全ての排気孔15の断面積の合計値よりも大きいことにより、給気孔14を介して供給される気体の圧力を、排気孔15を介して排出される気体の圧力の絶対値よりも大きくすることができるので、後述するように、シート1の搬送時に、シート1に静圧を印加した状態で、シート1を吸引することができる。
給気装置20は、給気孔14と接続され、給気孔14へ気体を供給可能に構成されている。給気装置20は、例えば、加圧ポンプを含むか、あるいはシート搬送装置100の外部にある加圧気体供給機構に接続されている。給気装置20は、必要に応じて、バルブ等の流体回路要素を含んでいてもよい。給気装置20から供給される気体は、例えば、空気である。給気装置20から供給する気体の流量は、例えば、1L/分以上100L/分以下であり、一例として、30L/分である。
吸引装置30は、吸引孔13と接続され、吸引孔13から気体を吸引可能に構成されている。吸引装置30は、例えば、減圧ポンプを含むか、あるいはシート搬送装置100の外部にある減圧機構に接続されている。吸引装置30は、必要に応じて、バルブ等の流体回路要素を含んでいてもよい。吸引時の圧力は、例えば、-60kPa以上-10kPa以下であり、一例として、-50kPaである。
本実施形態におけるシート搬送装置100は、給気装置20および吸引装置30を制御するための制御装置40をさらに備えている。制御装置40は、給気装置20によって供給される気体がシート1に及ぼす力が、大気圧がシート1に及ぼす力よりも大きく、かつ、吸引圧と吸引孔13の面積によるシート1を保持する力が給気圧と排気から凹部16にたまる静圧によってシート1を押す力よりも大きくなるように、給気装置20と吸引装置30をそれぞれ制御する。そのような制御により、シート1を安定的に吸引保持して搬送することができる。なお、ここでいう大気圧は、シート搬送装置100の置かれた環境の雰囲気の気圧のことであり、必ずしも屋外と通じる雰囲気の気圧のことではない。
例えば、制御装置40は、給気装置20によって供給される気体の圧力が大気圧よりも高く、かつ、吸引装置30による吸引圧の絶対値が給気装置20によって供給される気体の圧力よりも高くなるように、給気装置20と吸引装置30をそれぞれ制御する。そのような制御により、シート1を安定的に吸引保持して搬送することができる。
また、吸引孔13の断面積が給気孔14の断面積よりも十分に大きい場合、制御装置40は、給気装置20によって供給される気体の圧力が大気圧よりも高く、かつ、給気装置20によって供給される気体の圧力が吸引装置30による吸引圧の絶対値よりも高くなるように、給気装置20と吸引装置30をそれぞれ制御することもできる。吸引孔13の断面積を給気孔14の断面積よりも十分に大きくすることで、吸引圧と吸引孔13の面積によるシート1を保持する力が、給気圧と排気から凹部16にたまる静圧によってシート1を押す力よりも大きくすることができる。このような構成とすることで、吸引孔13を密に設置することができ、シート1のバタつきをより抑制した状態でより安定的に吸引保持して搬送することができる。
以下で、本実施形態におけるシート搬送装置100によるシート1の搬送方法について、図5~図10を参照しながら説明する。図5~図10における(a)は、図3と同じ位置で切断したときのシート搬送装置100の断面図であり、(b)は、図4と同じ位置で切断したときのシート搬送装置100の断面図である。ただし、図5~図10において、制御装置40は省略している。
シート1を吸着保持する際、搬送体10は、第1のシート1aを吸着保持した後、第2のシート1bを吸着保持するようにしてもよいし、予め重ねられている第1のシート1aと第2のシート1bを同時に吸着保持するようにしてもよい。ここでは、予め重ねられている第1のシート1aと第2のシート1bを搬送体10によって同時に吸着保持するものとして説明する。
はじめに、給気装置20によって供給される気体を給気孔14から凹部16に向かって排出しながら、搬送体10は、受取台51に置かれているシート1に近づく(図5(a))。上述したように、受取台51には、第1のシート1aが上側、第2のシート1bが下側(受取台51側)となるように、第1のシート1aと第2のシート1bが重ねて置かれている。搬送体10は、給気孔14から気体を排出しながら、重ねられている第1のシート1aおよび第2のシート1bに近づくことにより、第1のシート1aおよび第2のシート1bにしわが生じることを抑制することができる。このとき、吸引装置30による吸引は行われない(図5(b))。
搬送体10の枠部11が第1のシート1aおよび第2のシート1bと当接した後も、給気装置20による給気孔14からの給気は継続する。凹部16内の気体の一部は、排気孔15から排出される(図6(a))。
なお、搬送体10がシート1に近づく際、枠部11に設けられている第1の吸引孔13aが第1のシート1aと対向し、第2の吸引孔13bが第2のシート1bと対向するように、位置関係を調整する。
続いて、給気装置20による給気孔14からの給気は継続した状態で(図7(a))、吸引装置30による吸引を開始する(図7(b))。これにより、吸引孔13を介して、第1のシート1aおよび第2のシート1bが搬送体10に吸着保持される。具体的には、第1の吸引孔13aを介して、第1のシート1aが吸着保持され、第2の吸引孔13bを介して、第2のシート1bが吸着保持される。
吸引装置30による吸引が行われることにより、枠部11にシート1が密着し、凹部16内には、給気孔14からの給気と排気孔15からの排気に応じて、所定の大きさの静圧が加わる。これにより、シート1と主面12との接触を抑制することができる。凹部16内の静圧の大きさは、例えば、0.01MPa以上0.2MPa以下であって、一例として、0.02MPaである。模式的な図である図7では、第2のシート1bが枠部11から離間した状態を示しているが、第1のシート1aは薄いため、実際には、第2のシート1bは、枠部11と当接している。また、凹部16内には、所定の大きさの静圧が加わった状態であるため、第1のシート1aと第2のシート1bが密着した状態を保ったまま搬送することができる。このため、搬送時に、第1のシート1aと第2のシート1bの位置ずれを防止することができる。
なお、搬送体10の枠部11がシート1に近づいて当接したときに、シート1が枠部11と受取台51との間に挟まれて、凹部16内に密閉空間が形成される場合には、吸引装置30による吸引の開始前に、凹部16内に静圧が加わるようになる。
続いて、搬送体10は上昇し、吸着保持しているシート1(第1のシート1aおよび第2のシート1b)の搬送を開始する。シート1の搬送中、給気装置20による給気孔14からの給気と排気孔15からの排気(図8(a))、および、吸引装置30による吸引孔13を介した吸引(図8(b))は継続する。給気孔14からの給気と排気孔15からの排気を行いながら、吸引孔13を介した吸引を行うことにより、シート1が主面12と接触することを抑制しつつ、シート1を安定的に吸着保持することができる。
また、シート1が搬送体10の主面12と接触することを抑制することができるので、シート1に導電性ペースト等が塗工されている場合に、ペーストが搬送体10に付着することを抑制することができる。ペーストが搬送体10に付着すると、別のシート1を搬送する際に、そのシート1にペーストが転写されて、不良品が発生する可能性があるが、本実施形態におけるシート搬送装置100によれば、不良品の発生を抑制することができる。
また、給気孔14からの給気を行いながら、吸引孔13を介した吸引を行うことにより、シート1が搬送体10と接していない部分に静圧を印加し続けることができるので、シート1の搬送時に、シート1のバタつきを抑制して、シート1にしわや折れ曲がりが生じることを抑制することができる。シート1のバタつきを抑制することにより、例えば、複数枚のシート1の搬送時に、一部のシート1が剥がれることを抑制することができる。
搬送体10は、搬送先である受渡台52の位置までシート1を搬送すると、吸引装置30による吸引を停止する(図9(b))。これにより、シート1の吸着が解除される。シート1を受渡台52に置いた状態でも、給気装置20による給気孔14からの給気は継続することにより(図9(a))、シート1にしわや折れ曲がりが生じることを抑制する。
続いて、給気装置20による給気孔14からの給気を行いながら、搬送体10は、上昇する(図10(a))。給気孔14からの給気を行いながら搬送体10が上昇することにより、搬送体10がシート1から離れるときに、シート1にしわや折れ曲がりが生じることを抑制することができる。搬送体10がシート1から離れることによって、排気孔15からの排気は行われなくなる。この後、搬送体10がシート1から完全に離れると、給気装置20による気体の供給を停止する。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。例えば、本実施形態におけるシート搬送装置100を、シート1に印刷を行う印刷装置や、シート1を加工する加工装置の一部として構成するようにしてもよい。
上述したように、主面12と直交する方向に見たときの搬送体10の形状が正方形に限定されることはなく、図11(a)に示すように、長方形でもよいし、図11(b)に示すように、円形でもよい。
排気孔15は、大気に開放されているものとして説明したが、大気に開放されておらず、凹部16の外側に向けて排気を回収するような機構を排気孔15に搭載してもよい。
1 シート
1a 第1のシート
1b 第2のシート
10 搬送体
11 枠部
11a 主面側における枠部の面
12 主面
13 吸引孔
13a 第1の吸引孔
13b 第2の吸引孔
14 給気孔
15 排気孔
16 凹部
20 給気装置
30 吸引装置
40 制御装置
51 受取台
52 受渡台
100 シート搬送装置

Claims (12)

  1. シートを吸引して保持し、搬送するシート搬送装置であって、
    給気孔及び排気孔を有し、下側を向いている主面と、凹部状になるように前記主面上に形成され、前記主面側の面で開口する吸引孔を有する枠部とを有する搬送体と、
    前記給気孔と接続され、前記給気孔へ気体を供給可能な給気装置と、
    前記吸引孔と接続され、前記吸引孔から気体を吸引可能な吸引装置と、
    を備えることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記給気孔および前記排気孔はそれぞれ複数設けられており、それらの全てが前記吸引孔の内側に位置することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記吸引孔には、第1の吸引孔と、前記第1の吸引孔より外側に位置する第2の吸引孔とが含まれることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  4. 記給気装置と前記吸引装置をそれぞれ制御する制御装置をさらに備えることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記排気孔は、大気に開放されていることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記主面と直交する方向に見たときの前記給気孔の断面積の合計値は、前記排気孔の断面積の合計値よりも大きいことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  7. 前記主面と直交する方向に見たときの前記吸引孔の形状は円形であることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  8. 前記吸引孔は、複数設けられており、
    隣接する前記吸引孔の間隔は一定であることを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  9. 前記給気孔および前記排気孔は、それぞれ複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  10. 前記吸引孔は、複数設けられており、
    複数の前記吸引孔は、線対称かつ点対称に配置されていることを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  11. 前記排気孔は、複数設けられており、
    複数の前記排気孔は、線対称かつ点対称に配置されていることを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  12. 前記給気孔は、複数設けられており、
    複数の前記給気孔は、線対称かつ点対称に配置されていることを特徴とする請求項1~11のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
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