JP7441089B2 - 塩化ビニル系プラスチゾル組成物 - Google Patents
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Description
このタイルカーペットは、通常、カーペットのパイルが埋め込まれている上部パイル層と、強度保持のためのバッキング層を有している。このバッキング層に用いるバッキング材としては、140~160℃の低温加工条件でも強度を持たせることが可能であることから、ゲル化に優れたペースト加工用塩化ビニル系樹脂が使用されることが多い。また、このバッキング層には、強度保持の点から、通常、炭酸カルシウム等の無機フィラーが配合されている。
[1]ペースト加工用塩化ビニル系樹脂50~90質量%、及びサスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂10~50質量%を含む塩化ビニル系樹脂と、可塑剤とを含有する塩化ビニル系プラスゾル組成物であって、
前記サスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂の細孔内に、沸点が70~220℃の揮発性液体成分が含有されていることを特徴とする塩化ビニル系プラスチゾル組成物。
[3]前記揮発性液体成分が、サスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂全体に対して、0.5質量%以上含有されていることを特徴とする上記[2]記載の塩化ビニル系プラスチゾル組成物。
[4]前記サスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂のポロシティが、0.15~0.40ml/gであることを特徴とする上記[1]~[3]のいずれか記載の塩化ビニル系プラスチゾル組成物。
[5]前記揮発性液体成分が、水であることを特徴とする上記[1]~[4]のいずれか記載の塩化ビニル系プラスチゾル組成物。
[7]塩化ビニル系発泡層が、タイルカーペットを構成する層であることを特徴とする上記[6]記載の塩化ビニル系発泡層の製造方法。
本発明の塩化ビニル系プラスチゾル組成物は、ペースト加工用塩化ビニル系樹脂50~90質量%、及びサスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂10~50質量%を含む塩化ビニル系樹脂と、可塑剤とを含有し、サスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂の細孔内に、沸点が70~220℃の揮発性液体成分が含有されていることを特徴とする。
本発明の塩化ビニル系プラスチゾル組成物に含まれる塩化ビニル系樹脂は、ペースト加工用塩化ビニル系樹脂を50~90質量%、及びサスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂を10~50質量%含む。
ペースト加工用塩化ビニル系樹脂が50質量%未満(サスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂が50%超)であると、ゾル化しにくく粘度が向上して取り扱いにくくなると共に、十分な強度の発泡層が得られない。一方、ペースト加工用塩化ビニル系樹脂が90質量%超(サスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂が10%未満)であると、十分な軽量化が図れない。
本発明のペースト加工用塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニルのホモポリマーの他、塩化ビニルを主体とするコポリマーが含まれる。塩化ビニルを主体とするとは、例えば、塩化ビニルが全体の50質量%以上であることをいい、70質量%以上であることが好ましく、90質量%以上であることがより好ましい。
この平均粒子径(D50)は、体積基準で求めた粒度分布の全体積を100%とした累積体積分布曲線において50%となる点の粒子径、すなわち体積基準累積50%径を意味する。粒度分布は、レーザー回折/散乱式粒子径分布測定装置(例えば、(株)堀場製作所製LA-960)により求めることができる。
本発明におけるサスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂としては、ペースト加工用塩化ビニル系樹脂と同様、塩化ビニルのホモポリマーの他、塩化ビニルを主体とするコポリマーであってもよい。
なお、ポロシティは、水銀圧入法(ポロシメーター)により求めることができる。
エチレングリコール、プロピレングリコール等のアルコール;シクロヘキサン、ヘプタン、シクロヘプタン、オクタン、シクロオクタン、ノナン、シクロノナン等の炭化水素などを挙げることができる。これらの中でも、沸点が70~150℃の揮発性液体成分が好ましく、経済的観点、環境的観点から、特に水が好ましい。
本発明の塩化ビニル系プラスチゾル組成物においては、従来塩化ビニル系プラスチゾルの可塑剤として公知のものを使用することができる。
可塑剤の配合量は、用途等に応じて適宜選択すればよいが、塩化ビニル系樹脂100質量部当たり、30~150質量部であることが好ましく、50~120質量部であることがより好ましい。
本発明の塩化ビニル系プラスチゾル組成物においては、塩化ビニル系樹脂及び可塑剤に加えて、その他の各種成分を配合してもよい。その他の成分としては、例えば、熱安定剤、充填剤、発泡剤、発泡促進剤、粘度調節剤、接着性付与剤、着色剤、希釈剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、補強剤を挙げることができる。
本発明の塩化ビニル系プラスチゾル組成物は、上記塩化ビニル系樹脂と、可塑剤と、必要に応じて他の成分とを混合することにより製造することができる。なお、ペースト加工用塩化ビニル系樹脂、サスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂、及び可塑剤の混合順序は問わない。すなわち、3成分を同時に混合してもよいし、2成分を混合した後、残りの成分を混合してもよい。
本発明の塩化ビニル系発泡層の製造方法は、上記本発明の塩化ビニル系プラスチゾル組成物を塗布した後、加熱発泡することを特徴とする。本発明の製造方法においては、加熱発泡時に、微細な発泡が生じるので、製造される発泡層は、軽量であると共に、非常に平滑な層となる。加熱温度としては、本発明の塩化ビニル系プラスチゾル組成物が溶融すると共に揮発性液体成分が揮発する温度であれば特に制限されるものではないが、例えば、120~250℃であり、150~200℃であることが好ましい。
ペースト加工用塩化ビニル系樹脂として、平均重合度1350、平均粒子径(D50)が1.0μmの塩化ビニル樹脂微粒子(新第一塩ビ(株)ZEST PQ135)を用いた。
サスペンション系多孔質塩化ビニル系樹脂として、ポロシティ0.25ml/g、平均重合度1300、平均粒子径(D50)が130μmの塩化ビニル樹脂粒子を用いた。揮発性液体成分としては、水を用いた。
可塑剤として、ジ-(2-エチルヘキシル)フタレート((株)ジェイ・プラス製DOP)を用いた。
無機フィラーとして、炭酸カルシウム(日東粉化工業(株)製 寒水70)を用いた。
実施例1において、ペースト加工用塩化ビニル樹脂を85質量部、サスペンション系多孔質塩化ビニル樹脂を15質量部に変更した以外は同様にして、実施例2に係る塩化ビニル系プラスチゾル組成物を製造した。
実施例1において、サスペンション系多孔質塩化ビニル系樹脂として、ポロシティ0.15ml/gの塩化ビニル樹脂粒子(平均重合度1300、平均粒子径(D50)130μm)を用いた以外は同様にして、実施例3に係る塩化ビニル系プラスチゾル組成物を製造した。
実施例1において、サスペンション系多孔質塩化ビニル系樹脂として、ポロシティ0.35ml/gの塩化ビニル樹脂粒子(平均重合度1300、平均粒子径(D50)130μm)を用いた以外は同様にして、実施例4に係る塩化ビニル系プラスチゾル組成物を製造した。
実施例1において、サスペンション系多孔質塩化ビニル系樹脂として、ポロシティ0.45ml/gの塩化ビニル樹脂粒子(平均重合度1300、平均粒子径(D50)130μm)を用いた以外は同様にして、実施例5に係る塩化ビニル系プラスチゾル組成物を製造した。
実施例1において、サスペンション系多孔質塩化ビニル系樹脂全体に対する含水量を0.6質量%とした以外は同様にして、実施例6に係る塩化ビニル系プラスチゾル組成物を製造した。
実施例1において、サスペンション系多孔質塩化ビニル系樹脂全体に対する含水量を5.3質量%とした以外は同様にして、実施例7に係る塩化ビニル系プラスチゾル組成物を製造した。
実施例1において、サスペンション系多孔質塩化ビニル系樹脂全体に対する含水量を11.0質量%とした以外は同様にして、実施例8に係る塩化ビニル系プラスチゾル組成物を製造した。
実施例1において、サスペンション系多孔質塩化ビニル系樹脂全体に対する含水量を20.0質量%とした以外は同様にして、実施例9に係る塩化ビニル系プラスチゾル組成物を製造した。
実施例1において、サスペンション系多孔質塩化ビニル系樹脂全体に対する含水量を30.8質量%とした以外は同様にして、実施例10に係る塩化ビニル系プラスチゾル組成物を製造した。
実施例1において、ペースト加工用塩化ビニル樹脂を95質量部、サスペンション系多孔質塩化ビニル樹脂を5質量部に変更した以外は同様にして、比較例1に係る塩化ビニル系プラスチゾル組成物を製造した。
実施例1において、ペースト加工用塩化ビニル樹脂を45質量部、サスペンション系多孔質塩化ビニル樹脂を55質量部に変更した以外は同様にして、比較例1に係る塩化ビニル系プラスチゾル組成物を製造した。
[比較例3]
実施例1において、サスペンション系多孔質塩化ビニル系樹脂に水を含有させない(樹脂中の含水量を0質量%)以外は同様にして、比較例3に係る塩化ビニル系プラスチゾル組成物を製造した。
[比較例4]
実施例1において、サスペンション系多孔質塩化ビニル系樹脂に水を含有させず(樹脂中の含水量を0質量%)、プラスチゾル組成物中に水を添加した(10000ppm)以外は同様にして、比較例4に係る塩化ビニル系プラスチゾル組成物を製造した。
プラスチゾル組成物を気温23℃、湿度50%RHの雰囲気下で1時間静置後、プラスチゾルをよく掻き混ぜ、ブルックフィールド粘度計(英弘精機(株)製LVDV-3T)ローターNo.4、60rpmの粘度を測定した。
具体的には、ステンレス鋼板上に滴下したプラスチゾル組成物を、ドクターブレードで1mm厚にコーティングし、160℃のオーブンで5分間加熱して発泡層(成形シート)を得た。
発泡倍率及び比重は、成形シートを4cm角の金型で打ち抜き、厚みと質量を測定して算出した。
表面性状は、表面の目視観察、断面の表層部を拡大観察し、以下の基準で評価した。
◎:全体が極めて平滑である
〇:全体が平滑である
△:全体が平滑であるが、部分的に凹凸がある
×:全体的に不均一な膨れや凹凸がある
引張強度は、成形シートからダンベル型引張試験片を作製し、オートグラフ((株)島津製作所製AGS-H)で引張強度を測定した。
Claims (5)
- 一次粒子の平均粒子径(D50)が0.1 ~10μmの微粒子であるペースト加工用塩化ビニル系樹脂50~90質量%、及び平均粒子径(D50)が50~200μmの粒子であるサスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂10~50質量%を含む塩化ビニル系樹脂と、可塑剤とを含有する塩化ビニル系プラスチゾル組成物であって、
前記サスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂の細孔内に、沸点が70~150℃の揮発性液体成分が、サスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂全体に対して0.5質量%以上含有されていることを特徴とする塩化ビニル系プラスチゾル組成物。 - 前記サスペンジョン系多孔質塩化ビニル系樹脂のポロシティが、0.15~0.45ml/gであることを特徴とする請求項1記載の塩化ビニル系プラスチゾル組成物。
- 前記揮発性液体成分が、水であることを特徴とする請求項1又は2記載の塩化ビニル系プラスチゾル組成物。
- 請求項1~3のいずれか記載の塩化ビニル系プラスチゾル組成物を塗布した後、加熱発泡することを特徴とする塩化ビニル系発泡層の製造方法。
- 塩化ビニル系発泡層が、タイルカーペットを構成する層であることを特徴とする請求項4記載の塩化ビニル系発泡層の製造方法。
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