JP7431794B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両をバンクさせ易くすることを目的とする。
鞍乗り型車両は、ヘッドパイプによって左右に操舵自在に支持されるフロントフォークと、前記フロントフォークを少なくとも側方から覆うフロントカウルとを備え、前記フロントカウルの側面に側面開口部が設けられる鞍乗り型車両において、前記フロントカウルは、前記フロントフォークに車幅方向外側から重なるカウル側面部と、前記フロントフォークを後方から覆うカウル後面部とを有し、前記フロントカウルは、前記フロントフォークが上下方向に通るカウル内空間と、前記カウル内空間を上方に開放させる上側開口と、前記上側開口の下方で前記カウル内空間を下方に開放させる下側開口とを備え、前記カウル側面部に設けられる前記側面開口部は、全周が閉じた孔部であり、前記側面開口部は、前記カウル後面部よりも前方に配置され、前記側面開口部は、車両側面視で、前記フロントフォークの上端部に重なることを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
車体カバー30は、ヘッドパイプ18及びフロントフォーク14を覆うフロントカウル31と、フロントカウル31の後方で車体を外側方から覆う側面カバー32と、側面カバー32の下方で車体を外側方から覆う下部カバー33とを備える。
図1及び図2を参照し、フロントフォーク14は、ヘッドパイプ18の筒内に回動自在に支持されるステアリングシャフト34と、ステアリングシャフト34の上端に固定されるトップブリッジ35と、ステアリングシャフト34の下端に固定されるボトムブリッジ36と、トップブリッジ35及びボトムブリッジ36に支持される左右一対のフォークチューブ37とを備える。フォークチューブ37はテレスコピック式のサスペンションである。
ボトムブリッジ36は、ヘッドパイプ18の下方でステアリングシャフト34から車幅方向に延び、左右のフォークチューブ37を接続する。
フォークチューブ37は、車両側面視で後傾して配置される。車軸13aは、左右のフォークチューブ37の下端部に支持される。
ハンドル21は、トップブリッジ35の上面部に取り付けられる。
図1~図4を参照し、フロントカウル31は、フロントフォーク14の上部及びヘッドパイプ18を、車両前方、車両後方、右側の車幅方向外側、及び左側の車幅方向外側から覆う。フロントフォーク14の下部は、フロントカウル31の下方で外側に露出している。
前面カバー部40aは、車両側面視では、後上がりに傾斜している。また、前面カバー部40aは、上面視で、前方に凸となるように湾曲する板状部であり、前面カバー部40aの車幅方向の中央部が最も前方に突出している。
延出カバー部40bは、前面カバー部40aの下部から後方に延出する。
後面カバー部41aは、車両側面視では、フロントフォーク14に沿うように上下方向に延びる。
カウル側面部45は、フロントフォーク14の上部及びヘッドパイプ18を車幅方向外側から覆う。
後側カバー41の上面カバー部41cは、カウル内空間46の後部を上方から覆う。
フロントカウル31は、カウル内空間46を上方に開放させる上側開口47(図3)と、上側開口47の下方でカウル内空間46を下方に開放させる下側開口48(図2、図3)とを備える。
下側開口48は、フロントフェンダー26の上方且つボトムブリッジ36の下方に位置する。
ハンドル21は、上側開口47の上方に配置される。ハンドル21は、上側開口47を通るハンドルポスト21aを介しフロントフォーク14のトップブリッジ35に接続される。ハンドル21の一部は、ハンドルカバー21bによって上方から覆われる。
ハンドル21と前面カバー部40aとの間には、車速等を表示するメーターユニット38が配置される。
前面カバー部40aの上部においてウインドスクリーン39の左右の側方には、バックミラー49が取り付けられる。バックミラー49は図3では不図示である。
前面カバー部40aの下部には、カウル内空間46に走行風を取り込む吸気口50が設けられる。吸気口50は、車幅の中央に対し左右に振り分けて一対設けられる。吸気口50は、前面カバー部40aからカウル内空間46内に延びるダクト状であり、吸気口50の後端はカウル内空間46で開口する。
なお、前面カバー部40aは、一枚のカバーであっても良く、また、複数のカバーの組み合わせによって構成されても良い。
箱状のエアクリーナーボックス55は、このボックス内に吸気を取り入れるための吸い込み口と、吸気を浄化するエアフィルターとを備える。
エアクリーナーボックス55は、吸気口50等からカウル内空間46内に取り込まれた走行風を吸気として取り入れる。エアクリーナーボックス55で浄化された吸気は、上記吸気管を通ってシリンダー部24に供給される。
エアクリーナーボックス55は、カウル側面部45によって車幅方向外側から覆われる。
エアクリーナーボックス55は、上面カバー部41cによって上方から覆われる。エアクリーナーボックス55は、ボトムブリッジ36の後上方で、ハンドル21の下方に位置する。
上端部14aは、フォークチューブ37の上端部、及び、左右のフォークチューブ37の上端部を車幅方向に接続するトップブリッジ35によって構成される。
側面開口部60は、側面開口部60の全周が閉じた孔部である。このため、側面開口部60が形成された場合であってもカウル側面部45の剛性は比較的高く確保される。
側面開口部60は、車両側面視で、車両前後方向に長く延びる長孔状である。また、側面開口部60は、車両側面視で、後上がりに傾斜している。
また、側面開口部60は、上側開口47に対し下方、且つ、下側開口48に対し上方に配置される。
エアクリーナーボックス55は、側面開口部60に対し後方に配置される。側面開口部60は、エアクリーナーボックス55の前方に位置するとともに、高さ方向においてエアクリーナーボックス55に重複して配置される。
鞍乗り型車両10が左右方向にバンクする際、鞍乗り型車両10の周囲を流れる走行風の一部は、左右の側面開口部60を通って左右方向に抜ける。これにより、鞍乗り型車両10を左右にバンクさせる際の走行風による抵抗が低減され、鞍乗り型車両10をバンクさせ易くなる。
これにより、カウル内空間46内において、エアクリーナーボックス55の近傍の走行風の勢いが強くなり過ぎることが抑制されるため、エアクリーナーボックス55の吸気効率が良い。
走行風W2の一部は、後方に向かって流れる走行風W1に巻き込まれるようにして側面開口部60及びエアクリーナーボックス55に流れる。これにより、上側開口47から上方に排出される走行風W2の勢いが低減されるため、上側開口47から後方の乗員に向けて流れる走行風を低減できる。
側面開口部60を区画する側面開口部60の周縁部60aは、前面カバー部40aの車幅方向外側の側縁部40cに対し、正面視で車幅方向外側に突出している。このため、例えば、鞍乗り型車両10を横に倒した状態にした場合に、周縁部60aが先に接地し、側縁部40cが接地することが抑制される。このため、前面カバー部40aを保護できる。後側カバー41は、前面カバー部40aとは別体で設けられるため、周縁部60aが傷ついた場合には、後側カバー41のみを交換することができる。
この構成によれば、フロントフォーク14の上端部14aは、鞍乗り型車両10が左右にバンクする際における左右方向への移動量が大きい。カウル側面部45の側面開口部60は、車両側面視で、フロントフォーク14の上端部14aに重なるため、鞍乗り型車両10がバンクする際の走行風を左右方向に効率良く抜くことができる。このため、鞍乗り型車両10をバンクさせる際の抵抗を低減でき、鞍乗り型車両10をバンクさせ易い。
この構成によれば、吸気口50からフロントカウル31内に取り込まれた走行風W1を、吸気口50の後方の側面開口部60から外側に排出でき、フロントカウル31内の走行風の流れを調整できる。
この構成によれば、フロントフォーク14を後面カバー部41aで覆うことで、フロントフォーク14を後方から保護できるとともに、フロントフォーク14を後方から隠して外観性を向上できる。また、後面カバー部41aを備える構成であっても、カウル側面部45の側面開口部60から走行風を効果的に排出できる。例えばフロントカウル31において側面開口部60の後方に開口があると乗員側に向かう走行風の量が増えるが、後面カバー部41aが設けられることで、乗員側に向かう走行風を低減できる。後面カバー部41aで受けた走行風は、側面開口部60から外側に排出できる。
この構成によれば、下側開口48からカウル内空間46に流入した走行風W2は、吸気口50から側面開口部60に流れる走行風W1に誘導されて、側面開口部60に流れる。このため、上側開口47からフロントカウル31の上方に抜ける走行風を低減できる。下側開口48によって、フロントフォーク14が転舵するスペースを確保できるとともに、下側開口48から流入する走行風については側面開口部60にガイドできる。
この構成によれば、吸気口50からフロントカウル31の内側に流入する走行風W1の一部は、エアクリーナーボックス55の前方の側面開口部60から外側に排出される。これにより、エアクリーナーボックス55に流れる走行風の勢いが強くなり過ぎることが抑制され、エアクリーナーボックス55の吸気効率が良い。
この構成によれば、ヘッドライト51を、高さ方向において側面開口部60に重複する高い位置に設けるため、ヘッドライト51の下方にスペースを確保でき、このスペースを利用して吸気口50を配置できる。このため、吸気口50の配置の自由度が高い。
この構成によれば、側面開口部60の周縁部60aが前面カバー部40aに対し車幅方向外側に突出するため、車幅方向外側からの外力に対し、側面開口部60の周縁部60aによって前面カバー部40aを保護できる。例えば鞍乗り型車両10を横に倒して側面開口部60の周縁部60aがぶつかった場合であっても、前面カバー部40aとは別体のカウル側面部45だけを交換できる。
この構成によれば、高い位置に位置するトップブリッジ35に側面開口部60が重なるため、鞍乗り型車両10がバンクする際の走行風を側面開口部60によって左右方向に効率良く抜くことができる。
この構成によれば、カウル側面部45によって、フロントフォーク14を高い位置まで覆うことができ、フロントフォーク14を外側方から保護できるとともに、フロントフォーク14を外側方から隠して外観性を向上できる。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両10として自動二輪車を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両、及び4輪以上を備える鞍乗り型車両に適用可能である。
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
この構成によれば、フロントフォークの上端部は、鞍乗り型車両が左右にバンクする際における左右方向への移動量が大きい。カウル側面部の側面開口部は、車両側面視で、フロントフォークの上端部に重なるため、鞍乗り型車両がバンクする際の走行風を左右方向に効率良く抜くことができる。このため、鞍乗り型車両をバンクさせる際の抵抗を低減でき、鞍乗り型車両をバンクさせ易い。
この構成によれば、吸気口からフロントカウル内に取り込まれた走行風を、吸気口の後方の側面開口部から外側に排出でき、フロントカウル内の走行風の流れを調整できる。
この構成によれば、フロントフォークをカウル後面部で覆うことで、フロントフォークを後方から保護できるとともに、フロントフォークを後方から隠して外観性を向上できる。また、カウル後面部を備える構成であっても、カウル側面部の側面開口部から走行風を効果的に排出できる。例えばフロントカウルにおいて側面開口部の後方に開口があると乗員側に向かう走行風の量が増えるが、カウル後面部が設けられることで、乗員側に向かう走行風を低減できる。カウル後面部で受けた走行風は、側面開口部から外側に排出できる。
この構成によれば、下側開口からカウル内空間に流入した走行風は、吸気口から側面開口部に流れる走行風に誘導されて、側面開口部に流れる。このため、上側開口からフロントカウルの上方に抜ける走行風を低減できる。下側開口によって、フロントフォークが転舵するスペースを確保できるとともに、下側開口から流入する走行風については側面開口部にガイドできる。
この構成によれば、吸気口からフロントカウルの内側に流入する走行風の一部は、エアクリーナーボックスの前方の側面開口部から外側に排出される。これにより、エアクリーナーボックスに流れる走行風の勢いが強くなり過ぎることが抑制され、エアクリーナーボックスの吸気効率が良い。
この構成によれば、ヘッドライトを、高さ方向において側面開口部に重複する高い位置に設けるため、ヘッドライトの下方にスペースを確保でき、このスペースを利用して吸気口を配置できる。このため、吸気口の配置の自由度が高い。
この構成によれば、側面開口部の周縁部がカウル前面部に対し車幅方向外側に突出するため、車幅方向外側からの外力に対し、側面開口部の周縁部によってカウル前面部を保護できる。例えば鞍乗り型車両を横に倒して側面開口部の周縁部がぶつかった場合であっても、カウル前面部とは別体のカウル側面部だけを交換できる。
この構成によれば、高い位置に位置するトップブリッジに側面開口部が重なるため、鞍乗り型車両がバンクする際の走行風を側面開口部によって左右方向に効率良く抜くことができる。
この構成によれば、カウル側面部によって、フロントフォークを高い位置まで覆うことができ、フロントフォークを外側方から保護できるとともに、フロントフォークを外側方から隠して外観性を向上できる。
13 前輪
14 フロントフォーク
14a 上端部
18 ヘッドパイプ
31 フロントカウル
35 トップブリッジ
37 フォークチューブ
40a 前面カバー部(カウル前面部)
41a 後面カバー部(カウル後面部)
45 カウル側面部
45a 上縁部
46 カウル内空間
47 上側開口
48 下側開口
50 吸気口
51 ヘッドライト
55 エアクリーナーボックス
60 側面開口部
60a 周縁部
Claims (9)
- ヘッドパイプ(18)によって左右に操舵自在に支持されるフロントフォーク(14)と、前記フロントフォーク(14)を少なくとも側方から覆うフロントカウル(31)とを備え、前記フロントカウル(31)の側面に側面開口部(60)が設けられる鞍乗り型車両において、
前記フロントカウル(31)は、前記フロントフォーク(14)に車幅方向外側から重なるカウル側面部(45)を有し、
前記カウル側面部(45)に設けられる前記側面開口部(60)は、全周が閉じた孔部であり、
前記側面開口部(60)は、車両側面視で、前記フロントフォーク(14)の上端部(14a)に重なり、
前記フロントカウル(31)は、前記フロントフォーク(14)の前方に位置するカウル前面部(40a)を備え、前記カウル前面部(40a)は、前記フロントカウル(31)内に走行風を取り込む吸気口(50)を備え、
前記側面開口部(60)は、前記吸気口(50)よりも後方に配置され、
前記吸気口(50)から取り込まれた走行風は前記側面開口部(60)から排出され、
前記フロントカウル(31)は、前記フロントフォーク(14)を後方から覆うカウル後面部(41a)を備え、
前記側面開口部(60)は、前記カウル後面部(41a)よりも前方に配置されることを特徴とする鞍乗り型車両。 - ヘッドパイプ(18)によって左右に操舵自在に支持されるフロントフォーク(14)と、前記フロントフォーク(14)を少なくとも側方から覆うフロントカウル(31)とを備え、前記フロントカウル(31)の側面に側面開口部(60)が設けられる鞍乗り型車両において、
前記フロントカウル(31)は、前記フロントフォーク(14)に車幅方向外側から重なるカウル側面部(45)と、前記フロントフォーク(14)を後方から覆うカウル後面部(41a)とを有し、
前記フロントカウル(31)は、前記フロントフォーク(14)が上下方向に通るカウル内空間(46)と、前記カウル内空間(46)を上方に開放させる上側開口(47)と、前記上側開口(47)の下方で前記カウル内空間(46)を下方に開放させる下側開口(48)とを備え、
前記カウル側面部(45)に設けられる前記側面開口部(60)は、全周が閉じた孔部であり、
前記側面開口部(60)は、前記カウル後面部(41a)よりも前方に配置され、
前記側面開口部(60)は、車両側面視で、前記フロントフォーク(14)の上端部(14a)に重なることを特徴とする鞍乗り型車両。 - 前記フロントカウル(31)は、前記フロントフォーク(14)の前方に位置するカウル前面部(40a)を備え、前記カウル前面部(40a)は、前記フロントカウル(31)内に走行風を取り込む吸気口(50)を備え、
前記側面開口部(60)は、前記吸気口(50)よりも後方に配置され、
前記吸気口(50)から取り込まれた走行風は前記側面開口部(60)から排出されることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両。 - 前記フロントカウル(31)は、前記フロントフォーク(14)が上下方向に通るカウル内空間(46)を前記吸気口(50)の後方に備え、
前記フロントカウル(31)は、前記カウル内空間(46)を上方に開放させる上側開口(47)と、前記上側開口(47)の下方で前記カウル内空間(46)を下方に開放させる下側開口(48)とを備え、
前記吸気口(50)は、前記下側開口(48)よりも上方に配置されることを特徴とする請求項1または3に記載の鞍乗り型車両。 - 前記フロントカウル(31)の内側には、取り入れた吸気を浄化するエアクリーナーボックス(55)が配置され、
前記エアクリーナーボックス(55)は前記カウル後面部(41a)の前方に配置され、前記側面開口部(60)は前記エアクリーナーボックス(55)よりも前方に配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両。 - 前記フロントカウル(31)の前面にヘッドライト(51)が設けられ、前記ヘッドライト(51)は、高さ方向において前記側面開口部(60)に重複して配置され、
前記吸気口(50)は、前記ヘッドライト(51)の下方に配置されることを特徴とする請求項1または3に記載の鞍乗り型車両。 - 前記側面開口部(60)が設けられる前記カウル側面部(45)は、前記カウル前面部(40a)とは別体で設けられ、
車両正面視で、前記側面開口部(60)の周縁部(60a)は、前記カウル前面部(40a)に対し車幅方向外側に突出していることを特徴とする請求項1、3または6に記載の鞍乗り型車両。 - 前記フロントフォーク(14)は、前輪(13)を支持する左右一対のフォークチューブ(37)と、左右の前記フォークチューブ(37)の上端部を左右方向に接続するトップブリッジ(35)とを備え、
前記側面開口部(60)は、車両側面視で、前記トップブリッジ(35)に重なることを特徴とする請求項1、3、6または7に記載の鞍乗り型車両。 - 車両側面視で、前記カウル側面部(45)の上縁部(45a)は、前記トップブリッジ(35)よりも上方に位置することを特徴とする請求項8記載の鞍乗り型車両。
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