JP7431645B2 - ドレス研削装置及びその方法 - Google Patents
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Description
まず、前提として、対象とする装置はAEセンサを設け、砥石とドレッサが接触したらそれを知らせる信号を制御装置に送ることが出来るものとする。また、その信号を受けた制御装置は一旦送りを止め信号を受けた座標を記録することが出来る一般にスキップ機能といわれる機能を持っているものとする。
そのドレス研削装置の制御方法では、第1の工程として、図6(a)に示すように、U-W軸を砥石に対して仕上げで切り込みたい一定厚みuに対応した分だけ下げる。その上で図5の粗ドレス目標上の軌跡で動かすと本来ならダイヤ先端はB軸の向いた方向に後uだけ送れば砥石とダイヤ先端は接触するはずである。これを、図6(b)に示すように、AEセンサを用いたスキップ機能で確認する。つまり軌跡上の数箇所で一旦止めてB軸の向いた方向にU-W軸で送って計画のuに対する偏差を求める。
次に、第2の工程として、uに対する偏差を使って図5の粗ドレス目標の指令をU-W軸で補正を行い(角度に応じたずらし量を数列や関数にする。)、この補正を適用した粗ドレス目標で図5(a)を置き換える。
尚、偏差が厚み分より大きい場合には、図6(c)に示すように、一旦、切り込みたい一定厚みuより大きめの厚みuL下げるようにすれば良い。そのとき粗ドレス目標に相当する軌跡も大きめに調整する必要がある。先ほどと同じようにAEセンサを用いたスキップ機能で上記大きめの厚みuLに対する偏差を求め軌跡を補正する。(角度に応じたずらし量を数列や関数にする。)後は先に記述した第2の工程から実行する。
但し、偏差の大きさと上記大きめの厚みuLに設定したものの大きさによっては、このまま上記一定厚みuに相当する分だけもどしてその上で補正粗ドレス目標上の軌跡で動かすとまだ不適切な切込み(Bの角度により削りが途切れたり削りすぎたり)が残る場合が考えられるので、上記uLより更に小さくずらしたuL’で補正粗ドレス目標の軌跡で粗ドレス目標の軌跡で置き換えて上記第1の工程を行うという操作を繰り返して不都合が生じなくなるまで続けていく。
このようにすれば、図2のようなドレス装置において、「薄く削らない部分は形状はきれい(面粗さ・光沢など)に仕上がるが、目立てが不十分になりやすくその砥石を使用すると研削焼けを引き起こしやすくなる」と言う問題を回避する際にダイヤ先端の位置の設計からの偏差の影響を低減できる。
CNC内蔵のねじ研削装置(主機)110は、制御器112と、複数個の1軸ドライブ114と各モータ(アクチュエータ)115と、砥石軸ドライブ116とそのモータ(アクチュエータ)117と、入出力装置118(位置センサ、速度センサ、スイッチ、ランプ、タッチプローブ、キーボード…)を有している。ここで、制御器112は、NC制御器112a、表示器及び入出力装置用制御器112b、補助(シーケンス)制御器112cを含んでいる。
CNC内蔵のドレス装置(補機)120は、制御器122と、複数個の1軸ドライブ124と各モータ(アクチュエータ)125と、ダイヤドライブ126とそのモータ(アクチュエータ)127と、入出力装置128を有している。ここで、制御器122は、NC制御器122a、補助制御器122cを含んでいる。
上記1軸ドライブの形は1つでも複数軸分モータを動かせるものもある。NC制御器からドライブへ直接制御を出すのではなく補助制御器が動かすようになっている場合も多い。NC制御器や補助制御器や表示器などの制御器の実体は、一つにまとまっていて各機能の一部または全部がソフトウェアとして実装されている場合も多い。つまり、複数台分の制御器を一台にまとめることは容易である。そのため、ドレス装置の制御器は主機の制御器と共通とし、主機側のソフトウェアとして実装することも可能である。当然、その場合には、主機と補機の枠は明確でない。
Claims (1)
- ねじ研削盤用のドレス研削装置において、切り込み方向の直線軸をU軸、前記U軸に直交する水平方向の直線軸をW軸、前記U軸と前記W軸の双方に直交する直線軸廻りの回転軸をB軸とした場合において、
U-W-B同期制御もしくはU-B同期制御が可能なねじ研削盤用のドレス研削装置であって、AEセンサを設け、砥石とドレッサが接触したらそれを知らせる信号を制御装置に送ることが出来ると共に、その信号を受けた制御装置は一旦送りを止め信号を受けた座標を記録することが出来るスキップ機能を持っており、該ドレス研削装置は、まず、粗ドレス目標まで粗ドレスを行う粗ドレス手段と、前記粗ドレス後に、切り込み厚み一定の仕上げドレスを行う仕上げドレス手段を有し、U-W軸を砥石に対して仕上げで切り込みたい一定厚みuに対応した分だけ下げ、その上で前記粗ドレスの目標上の軌跡で動かすと本来ならダイヤ先端はB軸の向いた方向に後uだけ送れば砥石とダイヤ先端は接触することを前記AEセンサを用いたスキップ機能で確認する第1の工程と、
uに対する偏差を使って前記粗ドレスの目標の指令をU-Wで補正を行い、この補正を適用した粗ドレス目標に置き換える第2の工程を、有することを特徴とするねじ研削盤用のドレス研削装置の制御方法。
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