JP7309321B2 - 表示制御装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザが操作量を容易に認識できるようにすることを目的とする。
(第1の実施形態)
本実施形態では、電子機器がデジタルビデオカメラ10(以下、カメラ10という)である場合について説明する。また、本実施形態のカメラ10は、表示制御装置として機能する。
図1は、カメラ10の外観構成の一例を示す図である。図1(a)はカメラ10を一方の側面から見た図であり、図1(b)はカメラ10を他方の側面から見た図である。
カメラ10は、前面側に、バリア101と、撮影レンズ102とを有する。また、カメラ10は、表示部103aとしてのビューファインダを有し、ファインダ外であり、カメラ10本体の上側に表示部103bを有する。表示部103a、103bは表示手段の一例に対応する。表示部103aおよび表示部103bは同時に出力可能であるが、一方のみへの出力も可能である。なお、以下では、表示部103aおよび表示部103bを区別しない場合には表示部103として説明する。また、カメラ10は、本体部の側方に、操作デバイスとしてのシーソ型のグリップズーム104(ズームキー)を有する。グリップズーム104は操作手段の一例に対応する。また、メニューボタン106、撮影ボタン107、再生ボタン108、電源スイッチ215を有している。メニューボタン106の押下に応じてメニュー画面が表示部103に表示され、後述するカスタムズームの設定画面を表示することができる。撮影ボタン107の押下に応じて静止画、動画の撮影指示が可能である。
撮影レンズ102は、ズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。ズームレンズは、焦点距離を変化させることによってズーム倍率を変化させる。ズームレンズは、ズーム制御部201によって制御される。フォーカスレンズはピント合わせを行うレンズである。フォーカスレンズは、測距制御部202によって制御される。
撮像部203は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。撮像部203は撮像手段の一例に対応する。A/D変換器204は、撮像部203から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。バリア101は、カメラ10の撮影レンズ102を含む撮像系を覆うことにより撮像系の汚れや破損を防止する。
システムメモリ211は、例えばRAMが用いられる。システムメモリ211は、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ210から読み出したプログラム等が記憶される。システムタイマー212は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ214は、システム制御部50の動作モードを動画記録モード、再生モード等の何れかのモードに切替える。
電源スイッチ215は、電源オン、電源オフを切替えるための押しボタンである。
グリップズーム104はシーソ型であって、押し込まれることで操作される。システム制御部50はグリップズーム104の第1操作部105aまたは第2操作部105bの押し込み量を検知し、押し込み量に割り当てられたズーム速度になるように、ズーム制御部201を制御して撮影レンズ102の位置を変化させる。本実施形態のグリップズーム104は押し込み量が大きいほど電圧変化量が大きくなる。したがって、システム制御部50はグリップズーム104が出力する電圧を検知することで押し込み量を検知する。このように、システム制御部50はグリップズーム104の押し込み量を検知する検知手段の一例に対応する。
電源部217は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F218は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体208とのインターフェースである。記録媒体208は撮像された画像データを記録するための記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
カスタムズーム設定画面300には、記録可能時間301a、記録状態301b、記録タイムコード301c、カスタムズーム設定メニュー302、画像データ303等が表示される。記録可能時間301a、記録状態301b、記録タイムコード301cおよびカスタムズーム設定メニュー302は、OSDデータであって、画像データ303に重畳して表示される。画像データ303は、例えば、撮像部203により撮像されたライブビュー画像である。
例えば、ユーザがグリップズーム104の押し込み量「1」に対して、ズーム速度「3」を割り当てると、ユーザがグリップズーム104を押し込み量「1」で押し込んでいる状態ではズーム速度「3」でズームされる。
なお、5段階の押し込み量と、数値との関係は、1段階ごとの押し込み量と数値の分解能とが均等であってもよく、段階によって重み付けされていてもよい。段階によって重み付けする場合とは、例えば、押し込み量「1」と「5」に対応する数値の範囲を、他の押し込み量よりも広くすることである。
第1の表示部305は、グリップズーム104が操作されたときの押し込み量が識別可能に表示される。第1の表示部305には、指標307と押し込みレベル表示308とがOSDデータで表示される。指標307は、グリップズーム104の押し込み量を示す表示アイテムである。押し込みレベル表示308は、指標307の押し込み量を識別させるために5段階の押し込み量のレベルを示す表示アイテムである。押し込みレベル表示308は、T側の第1操作部105aの押し込み量とW側の第2操作部105bの押し込み量とに区分けして表示される。システム制御部50は、グリップズーム104が操作されたときに検知した押し込み量に基づいて指標307を表示する。なお、図3(a)では、グリップズーム104が操作されていないために、指標307が中央に位置する。
図3(b)では、グリップズーム104の第1操作部105aが押し込まれているために、指標307が押し込みレベル表示308に対してT側に移動している。具体的には、指標307は、押し込みレベル表示308におけるT側の押し込み量「3」の範囲に位置している。このように、実際にユーザがグリップズーム104の第1操作部105aを押し込んだときの押し込み量が、指標307を用いて識別可能に表示される。
また、図3(b)では、項目カーソル310が押し込み位置D「pos3」に位置している。ユーザによりグリップズーム104の第1操作部105aが押し込み量「3」の状態で所定時間、継続して押し込まれた場合、押し込み量「3」に対応する押し込み位置D「pos3」に項目カーソル310が移動して表示される。したがって、ユーザは操作部213の十字キーの上下方向キーを操作することで、押し込み位置D「pos3」に対するズーム速度を変更して、割り当てることができる。このような項目カーソル310の動作を実現する処理については後述する。
図3(c)では、グリップズーム104の第2操作部105bが押し込まれているために、指標307が押し込みレベル表示308に対してW側に移動している。具体的には、第2操作部105bが上限まで押し込まれていることから、指標307は、押し込みレベル表示308におけるW側の端(押し込み量「5」)に位置している。このように、実際にユーザがグリップズーム104の第2操作部105bを押し込んだときの押し込み量が、指標307を用いて識別可能に表示される。
また、図3(c)では、項目カーソル310が押し込み位置D「pos5」に位置している。ユーザがグリップズーム104の第2操作部105bが押し込み量「5」の状態で所定時間、継続して押し込まれた場合、押し込み量「5」に対応する押し込み位置D「pos5」に項目カーソル310が移動して表示される。したがって、ユーザは操作部213の十字キーの上下方向キーを操作することで、押し込み位置D「pos5」に対するズーム速度を変更して、割り当てることができる。
S402では、システム制御部50は押し込み位置Dに割り当てられたズーム速度を表示する。具体的に、システム制御部50は不揮発性メモリ210から押し込み位置Dとズーム速度とが関連付けられた情報を読み出す。システム制御部50は読み出した情報に基づいて、図3(a)の第2の表示部306に示すように、押し込み位置D「pos1」~「pos5」に割り当てられたズーム速度309a~309eを表示する。
S404では、システム制御部50は前回の押し込み位置D’を初期値0にする。前回の押し込み位置D’とは、押し込み状態が継続しているか否かを判定するときに用いる変数であり、システム制御部50は変数をシステムメモリ211に記憶する。
S406では、システム制御部50はグリップズーム104が押し込まれた状態であるか否かを判定する。押し込まれた状態である場合にはS407に進み、押し込まれた状態ではない場合にはS416に進む。なお、システム制御部50はグリップズーム104から検知した電圧を変換して、変換した数値が0でなければ押し込まれた状態であると判定する。
S409では、システム制御部50は経過時間Tのカウントを開始する。
S411では、システム制御部50は前回の押し込み位置D’から変化があるか否かを判定する。具体的には、S407においてシステム制御部50が取得した押し込み位置Dが、システムメモリ211に既に記憶されている押し込み位置D’と異なる場合に、前回の押し込み位置D’から変化があると判定する。押し込み位置Dに変化がある場合にはS415に進み、変化がない場合にはS412に進む。
S413では、システム制御部50は押し込み位置Dの変化がない状態が所定時間以上であるか否かを判定する。所定時間以上である場合、すなわち押し込み位置Dが所定時間、継続している場合にはS414に進み、所定時間以上ではない場合にはS406に戻る。所定時間は、グリップズーム104から指を離してから初期位置に戻る時間を考慮して設定する。初期位置に戻る時間を考慮することで、意図せずに所定時間、押し込み位置Dが継続していると判定されてしまうことを防止することができる。所定時間は、例えば160msec、3secであって、予め不揮発性メモリ210に記憶されている。
S415では、システム制御部50は変化した今回の押し込み位置Dを記憶する。具体的には、システム制御部50はS407で取得した押し込み位置Dを変数に代入してシステムメモリ211に記憶する。また、システム制御部50はS409において開始したカウントを停止する。その後、S406に戻る。
S417では、システム制御部50は設定項目の変更指示を受け付けたか否かを判定する。具体的には、システム制御部50は、項目カーソル310が押し込み位置D「pos1」~「pos5」の何れかに位置した状態でユーザが操作部213の左右方向キーを操作した場合に、設定項目の変更指示を受け付けたと判定する。変更指示を受け付けた場合にはS418に進み、変更指示を受け付けていない場合にはS419に進む。
S418では、システム制御部50は設定項目の変更処理を行う。例えば、図3(c)の状態において、操作部213の十字キーの左方向キーの操作に応じて、システム制御部50は項目カーソル310を押し込み位置D「pos5」から押し込み位置D「pos4」に移動させて表示する。その後、S406に戻る。なお、設定項目の変更処理は、図5のフローチャートを参照して後述する。
S420では、システム制御部50は設定値変更処理を行う。例えば、図3(c)の状態において、操作部213の十字キーの下方向キーの押下に応じて、システム制御部50はズーム速度を「16」から「15」に変更する。システム制御部50は、ズーム速度を「16」から「15」に変更すると、グリップズーム104の押し込み位置D「pos5」に対応する押し込み量のときにズーム速度が少し遅くなるようにズーム制御部201を制御する。その後、S406に戻る。なお、設定値変更処理は、図7のフローチャートを参照して後述する。
S501では、システム制御部50は項目カーソル310の位置を示すN(N=1~5)を取得する。具体的には、システム制御部50はシステムメモリ211に記憶された押し込み位置Dのposに続く数値を取得して、項目カーソル310の位置を示すNとする。
S502では、システム制御部50は操作部213の右方向キーが操作されたか否かを判定する。操作部213の右方向キーの操作は、項目カーソル310を右方向に移動させるための操作である。右方向キーが操作された場合にはS503に進み、右方向キーが操作されていない場合にはS505に進む。
S504では、システム制御部50は項目カーソル310を右方向に一つ移動して表示する。すなわち、システム制御部50は項目カーソル310の位置を示すNをN+1にし、押し込み位置D「posN+1」に項目カーソル310を移動して表示する。
図6(a)は押し込み位置D「pos2」に項目カーソル310が表示されている。図6(a)の状態から、ユーザによる右方向に移動させる操作によって図6(b)に示すように、項目カーソル310が押し込み位置D「pos3」に移動して表示される。また、図6(b)の状態から、更にユーザによる右方向に移動させる操作によって図6(c)に示すように、項目カーソル310が押し込み位置D「pos4」に移動して表示される。
S506では、システム制御部50は取得した項目カーソル310の位置を示すNが1よりも大きいか否かを判定する。Nが1である場合には項目カーソル310を左方向に移動させることができない。したがって、システム制御部50は項目カーソル310を左方向に移動できる余地があるかを確認する。1よりも大きい場合にはS507に進み、1よりも大きくない場合には項目カーソル310を移動できないために図5のフローチャートの処理を終了し、図4のS406に戻る。
S507では、システム制御部50は項目カーソル310を左方向に一つ移動して表示する。すなわち、システム制御部50は項目カーソル310の位置を示すNをN-1にし、押し込み位置D「posN-1」になるように項目カーソル310を移動して表示する。
S508では、システム制御部50は項目カーソル310の位置を示すNをシステムメモリ211に更新して記憶する。その後、図5のフローチャートの処理を終了して、図4のS406に戻る。
なお、以下の説明では、設定項目posNとは、項目カーソル310が位置するposNの設定項目を意味する。また、設定項目posNの設定値の範囲は、「0~16」である。また、設定値カーソルの位置(設定値の順番)をMで示し、Mの範囲は「1~17」とする。
ここで、図3(d)、(e)を参照して、設定値カーソルの位置と、設定値との関係について説明する。図3(d)は、項目カーソル310が設定項目pos3に位置して表示され、設定項目pos3の設定値として「6」のズーム速度309cが割り当てられている状態である。
S701では、システム制御部50は設定項目posNにおける設定値カーソル312の位置を示すM(例えばM=1~17)を取得する。具体的には、システム制御部50は不揮発性メモリ210に記憶された設定値カーソル312の位置を示すMを読み出す。
S703では、システム制御部50はS701において取得したMが設定値カーソル312の位置を示すMの最大値よりも小さいか否かを判定する。設定値カーソル312の位置を示すMの最大値は17であり、取得したMが最大値以上の場合には設定値カーソル312を上方向に移動させることができない。したがって、システム制御部50は設定値カーソル312を上方向に移動できる余地があるかを確認する。最大値よりも小さい場合にはS704に進み、最大値以上である場合にはS710に進む。
S705では、システム制御部50はMをM+1に変更した場合の変更値(設定値)を取得する。ここで、変更値とは、設定値と同じ値であるが、実際に設定値カーソル312を移動させるのではなく移動を試行したときの値、すなわち設定値として確定する前の値を意味する。したがって、変更値の範囲は、設定値と同様、「0~16」である。具体的には、システム制御部50は変更値val[M+1]により取得する。
例えば、図8(b)に示すように、項目カーソル310が設定項目pos3に位置する状態で上方向キーが操作された場合には、S704で設定値カーソル312の位置を一つ上に移動するように試行する。設定項目pos3の設定値は「8」であることから、S705において移動が試行された設定値カーソル312の変更値として「9」を取得する。
S708では、システム制御部50はMをM-1に変更した場合の変更値(設定値)を取得する。具体的には、システム制御部50は変更値val[M-1]により取得する。
例えば、図8(c)に示すように、項目カーソル310が設定項目pos3に位置する状態で下方向キーが操作された場合には、S707で設定値カーソル312の位置を一つ下に移動するように試行する。設定項目pos3の設定値は「8」であることから、S708において移動が試行された設定値カーソル312の変更値として「7」を取得する。
S710では、システム制御部50は変更可否チェック処理の結果に基づいて設定値を変更可能であるか否かを判定する。変更可能であるかの情報は設定項目posNに関連付けてシステムメモリ211に記憶されている、変更可能である旨の情報または変更不可能である旨の情報に基づいて判定する。変更可能である場合にはS711に進み、変更不可能である場合には図7のフローチャートの処理を終了する。
S712では、システム制御部50は設定値カーソル312の位置(M)を変更する。具体的には、図3(e)に示す設定値カーソル312の位置を上方向または下方向に移動させる。なお、ここで設定値カーソル312の位置を示すMは、S704、S707において変更されたM=M(S701における設定値カーソル)+1、またはM=M(S701における設定値カーソル)-1となる。
S714では、システム制御部50は設定項目posNの設定値を変更したことに応じて補正処理を行う。すなわち、システム制御部50は設定項目posNの設定値を変更したことに応じて、それ以外の設定値が全体で大小関係を維持するように設定値を補正する。なお、補正処理は、図10のフローチャートを参照して説明する。
S715では、システム制御部50は設定項目posNの設定値の変更指示を受け付けたか否かを判定する。具体的には、ユーザが操作部213の上下方向キーを操作した場合に、設定値の変更指示を受け付けたと判定する。設定値の変更指示を受け付けた場合にはS702に戻り、変更指示を受け付けていない場合にはS711に戻る。
図9のフローチャートは、図7のS708の変更可否チェック処理に相当する。
S901では、システム制御部50は設定値が同一の値であることを許可するか否かを判定する。具体的に、設定値が同一の値であることを許可する場合とは、各設定項目の設定値の大小関係が、設定項目pos1の設定値≦設定項目pos2の設定値≦設定項目pos3の設定値≦設定項目pos4の設定値≦設定項目pos5の設定値、でよい場合をいう。一方、設定値が同一の値であることを許可しない場合とは、各設定項目の設定値の大小関係が、設定項目pos1の設定値<設定項目pos2の設定値<設定項目pos3の設定値<設定項目pos4の設定値<設定項目pos5の設定値、である場合をいう。設定値が同一の値であることを許可するか否かの情報が、例えば不揮発性メモリ210に記憶されている。設定値が同一の値であることを許可するか否かの情報は、例えば、装置の仕様や設定項目の種類に応じて予め記憶されていてもよく、ユーザの選択に応じてシステム制御部50が設定してもよい。設定値が同一の値であることを許可する場合にはS902に進み、許可しない場合にはS912に進む。
S903では、システム制御部50は設定項目posNの変更値が、設定項目posN-1の設定値以上であるか否かを判定する。ここで、設定項目posNの変更値は、S705またはS708により取得した値である。変更値が設定項目posN-1の設定値以上ではない場合にはS904に進む。S904に進む場合とは、設定項目posNの変更値と設定項目posN-1の設定値との間で大小関係が維持されず、大小関係が変化してしまうことを意味する。一方、変更値が設定項目posN-1の設定値以上の場合にはS907に進む。S907に進む場合とは、設定項目posNの変更値と設定項目posN-1の設定値との間で大小関係が維持されることを意味する。なお、各設定項目posの設定値を比較する場合には、設定値を直接比較しなくても、設定値カーソルMの値を比較するようにしてもよい。
S905では、システム制御部50は設定項目posNの変更値を、設定項目posN-1の設定値に変更する。すなわち、システム制御部50は設定値の大小関係を維持すると共に、先にユーザによって設定された設定値を優先させるために設定項目posNの変更値を変更する。
S906では、システム制御部50は設定項目posNの設定値を変更できない旨をユーザに報知する。具体的には、システム制御部50は設定項目posNの設定値には、設定項目posN-1以上の値しか設定できない旨のガイド表示を行う。システム制御部50はガイド表示をカスタムズーム設定メニュー302に重畳して表示する。その後、S923に進む。
S908では、システム制御部50は変更可否チェックとして変更可能と判定し、変更可能である旨の情報を設定項目posNに関連付けてシステムメモリ211に記憶する。すなわち、S908に進む場合は、設定項目posNの変更値が前後の設定項目の設定値との間で大小関係が維持されているためである。
S910では、システム制御部50は設定項目posNの変更値を、設定項目posN+1の設定値に変更する。すなわち、システム制御部50は設定値の大小関係を維持すると共に、先にユーザによって設定された設定値を優先させるために設定項目posNの変更値を変更する。
S911では、システム制御部50は設定項目posNの設定値を変更できない旨をユーザに報知する。具体的には、システム制御部50は設定項目posNの設定値には、設定項目posN+1以下の値しか設定できない旨のガイド表示を行う。システム制御部50はガイド表示をカスタムズーム設定メニュー302に重畳して表示する。その後、S923に進む。
一方、システム制御部50は最大値m_maxを、設定値カーソルMの取り得る最大値から、設定項目数を項目カーソル310の位置を示すNで減算した値を、差し引いた値に設定する。具体的には、Mの取り得る最大値が17であり、設定項目数が5であることから、最大値m_max=(17-(5-N))に設定される。設定値の大小関係性を維持するには、設定項目pos5のときMの最大値が17、設定項目pos4のときのMの最大値が16のようになり、最大値は項目カーソル310の位置を示すNに応じて変化する値になる。
S916では、システム制御部50は設定項目posNの変更値を、設定項目posN-1の設定値に+1した値に変更する。すなわち、システム制御部50は設定値の大小関係を維持すると共に、先にユーザによって設定された設定値を優先させるために設定項目posNの変更値を変更する。
S917では、システム制御部50は設定項目posNの設定値を変更できない旨をユーザに報知する。具体的には、システム制御部50は設定項目posNの設定値には、設定項目posN-1よりも大きい値しか設定できない旨のガイド表示を行う。システム制御部50はガイド表示をカスタムズーム設定メニュー302に重畳して表示する。その後、S923に進む。
S919では、システム制御部50は変更可否チェックとして変更可能と判定し、変更可能である旨の情報を設定項目posNに関連付けてシステムメモリ211に記憶する。すなわち、S919に進む場合は、設定項目posNの変更値が前後の設定項目の設定値との間で大小関係が維持されているためである。
S921では、システム制御部50は設定項目posNの変更値を、設定項目posN+1の設定値に-1した値に変更する。すなわち、システム制御部50は設定値の大小関係を維持すると共に、先にユーザによって設定された設定値を優先させるために設定項目posNの変更値を変更する。
S922では、システム制御部50は設定項目posNの設定値を変更できない旨をユーザに報知する。具体的には、システム制御部50は設定項目posNの設定値には、設定項目posN+1よりも小さい値しか設定できない旨のガイド表示を行う。システム制御部50はガイド表示をカスタムズーム設定メニュー302に重畳して表示する。その後、S923に進む。
まず、S1001からS1013までの処理について説明する。S1001からS1013までの処理は、設定項目posNの設定値を変更したことにより、項目カーソル310の位置を示すNよりも小さい設定項目の設定値、具体的には設定項目pos1の設定値~設定項目posN-1の設定値を補正する処理である。
S1002では、システム制御部50は設定値を同一の値に補正することを許可するか否かを判定する。この処理は、S901と同様の処理である。設定値を同一の値に補正することを許可する場合にはS1003に進み、許可しない場合にはS1006に進む。
S1005では、システム制御部50は設定項目posTargetの設定値を装置側で補正したことをユーザに識別可能に報知する。具体的には、システム制御部50は設定項目posTargetの設定値を補正していない設定値とは異なる形態、例えば赤字等で表示する。
一方、例えば、N=3として、設定項目pos3の設定値カーソルM=1である場合に、Target=2とする(設定項目pos2)と、(N-Target)=(3-2)=1となる。しかしながら、設定値カーソルM-(N-Target)=1-1=0となり、設定値カーソルは、M≧1であることから、S1007の判定はNoとなる。
設定可能である場合にはS1008に進む。一方、設定不可能である場合にはS1009に進む。
S1009では、システム制御部50は設定項目posTargetの設定値を、設定項目posNよりも小さくする必要がない例外処理があるか否かを判定する。例外処理がある場合にはS1010に進み、例外処理がない場合にはS1012に進む。
S1011では、システム制御部50は例外の補正処理が実行されたか否かを判定する。例外の補正処理が実行された場合にはS1005に進み、実行されていない場合にはS1012に進む。
S1012では、システム制御部50はTargetがN-1になるまで補正が終了したか否かを判定する。TargetがN-1になるまで補正が終了していない場合にはS1013に進み、終了した場合にはS1014に進む。
S1013では、システム制御部50はTarget=Target+1にして、S1002~S1012までの処理を、TargetがN-1になるまで繰り返す。
S1015では、システム制御部50は設定値を同一の値に補正することを許可するか否かを判定する。この処理は、S901と同様の処理である。設定値を同一の値に補正することを許可する場合にはS1016に進み、許可しない場合にはS1019に進む。
S1018では、システム制御部50は設定項目posTargetの設定値を装置側で補正したことをユーザに識別可能に報知する。その処理は、S1005と同様である。
一方、例えば、N=3として、設定項目pos3の設定値カーソルM=16である場合に、Target=5とする(設定項目pos5)と、(Target-N)=(5-3)=2となる。よって、設定値カーソルM+(Target-N)=16+2=18となり、設定値カーソルM=18の設定値は存在しないことからS1020の判定はNoとなる。
設定可能である場合にはS1021に進む。設定不可能である場合にはS1022に進む。
S1023では、システム制御部50は補正の例外処理を行う。なお、補正の例外処理は、図11のフローチャートを参照して後述する。
S1024では、システム制御部50は例外の補正処理が実行されたか否かを判定する。例外の補正処理が実行された場合にはS1018に進み、実行されていない場合にはS1025に進む。
S1025では、システム制御部50はTargetがN+1になるまで補正が終了したか否かを判定する。TargetがN+1になるまで補正が終了していない場合にはS1026に進み、終了した場合には図10のフローチャートの処理を終了し、図4のS406に戻る。
S1026では、システム制御部50はTarget=Target-1にして、S1015~S1025までの処理を、TargetがN+1になるまで繰り返す。
図11のフローチャートは、図10のS1010およびS1023の補正の例外処理に相当する。
S1101では、システム制御部50はTargetの数値が、項目カーソル310の位置を示すNよりも小さいか否かを判定する。ここでは、システム制御部50は設定項目posTargetの設定値を、設定項目posNの設定値よりも小さい値に補正する処理中(図10のフローチャートのS1001からS1013までの処理)であるか否かを確認している。Targetの数値が項目カーソル310の位置を示すNよりも小さい場合にはS1102に進む。一方、Targetの数値が項目カーソル310の位置を示すNよりも小さくない場合には、設定項目posTargetの設定値を、設定項目posNの設定値よりも大きい値に補正する処理中であって、S1103に進む。
S1102では、システム制御部50は設定項目posTargetの設定値を、変更値val[m_min]に補正(変更)して設定する。
S1103では、システム制御部50は設定項目posTargetの設定値を、変更値val[m_max]に補正(変更)して設定する。
その後、図11のフローチャートの処理を終了して、図10のS1011またはS1024に進む。
図12(a)~(c)は、設定項目pos3の設定値を変更したときに他の一つの設定項目の設定値が変更される例を示す図である。ここでは、図12(a)に示すように、ユーザが設定項目pos3の設定値1201aを、設定項目pos2の設定値よりも小さい設定値1201bに変更したものとする。
図12(b)では、同一の値を許可する場合の補正処理を示す図である。図12(b)に示すように、設定項目pos3の設定値の変更に応じて、設定項目pos2の設定値1202aが設定項目pos3の設定値と同一の値1202bに補正される。この補正処理は、図10のS1004の処理に相当する。
図12(c)では、同一の値を許可しない場合の補正処理を示す図である。図12(c)に示すように、設定項目pos3の設定値の変更に応じて、設定項目pos2の設定値1202aが設定項目pos3の設定値よりも小さい値1202cに補正される。この処理は、図10のS1008の処理に相当する。
図12(e)では、同一の値を許可する場合の補正処理を示す図である。図12(e)に示すように、設定項目pos4の設定値の変更に応じて、設定項目pos2の設定値1404aが設定項目pos4の設定値と同一の値1204bに補正される。また、設定項目pos3の設定値1205aが設定項目pos4の設定値と同一の値1205bに補正される。この補正処理は、図10のS1004の処理を、Targetを変えて複数回行った場合に相当する。
図12(f)では、同一の値を許可しない場合の補正処理を示す図である。図12(f)に示すように、設定項目pos4の設定値の変更に応じて、設定項目pos2の設定値1204aが設定項目pos4の設定値よりも小さい値1204cに補正される。また、設定項目pos3の設定値1405aが設定項目pos4の設定値よりも小さい値1205cに補正される。この処理は、図10のS1007の処理を、Targetを変えて複数回行った場合に相当する。
図12(h)は、同一の値を許可する場合の補正処理を示す図である。図12(h)に示すように、設定項目pos3の設定値の変更に応じて、設定項目pos2の設定値1207aが設定項目pos3の設定値と同一の値1207bに補正される。この補正処理は、図10のS1004の処理に相当する。
図12(i)は、同一の値を許可しない場合の補正処理を示す図である。設定項目pos3の設定値の変更に応じて、本来であれば、設定項目pos1の設定値<設定項目pos2の設定値<設定項目pos3の設定値、になるように設定項目pos2の設定値を補正される。しかしながら、設定項目pos1の設定値と設定項目pos3の設定値との間には1つしか差がないために設定不可能な状態である。したがって、補正の例外処理によって、設定項目pos2の設定値が最小値1207cに補正される。この処理は、図10のS1008において設定不可能のためにNoに進み、更にS1009からS1010に進み、図11のS1102での補正処理に相当する。
図12(k)は、同一の値を許可しない場合の補正処理を示す図である。設定項目pos3の設定値の変更に応じて、本来であれば、設定項目pos3の設定値<設定項目pos4の設定値<設定項目pos5の設定値、になるように設定項目pos4および設定項目pos5の設定値を補正される。しかしながら、設定項目pos3の設定値は最大値であるために設定不可能な状態である。したがって、補正の例外処理によって、設定項目pos4の設定値1209aおよび設定項目pos5の設定値が、設定項目pos3の設定値と同一の値、すなわち最大値1209b、1210aに補正される。この処理は、設定項目pos5の設定値については、図10のS1020において設定不可能のためにNoに進み、更にS1022からS1023に進み、図11のS1103での補正処理に相当する。また、設定項目pos4の設定値については、図10のS1020において設定不可能のためにNoに進み、更にS1022からS1023に進み、図11のS1103での補正処理に相当する。
ユーザは、実行される機能の大きさ(設定値)を、操作量に応じて設定する設定画面において、実際に操作部材を操作した場合の操作量が分からないと、現在設定している設定値がどのくらいの操作量に応じて実行されるのか把握しにくい。設定値の設定をした後に、ユーザの想定していた操作量に対応する設定値が小さかったり、大きかったりした場合には、ユーザが思っていたよりもズーム速度が速く進んでしまったり遅く進んでしまう可能性がある。更に、複数の操作量の段階に応じて、それぞれ設定値を設定するので、操作量の大きさを把握できていないと、実行される設定値が切替わるタイミングも把握することができず、実際に操作をした際に意図せず実行される機能の設定値が変化してしまう可能性がある。しかしながら、設定画面において操作量を把握できていると、ユーザが事前に操作量と設定値の大きさの関係を把握することができるので、より意図した操作ができるようになる。
一方、同一の値を許可しない場合には、システム制御部50は設定項目pos2の設定値の範囲を「2」が上限となる範囲に変更するように制御し、設定項目pos1の設定値の範囲を「1」が上限となる範囲に変更するように制御する。例えば、システム制御部50はユーザが設定項目pos2の設定値を変更するために上方向キーを操作した場合に、設定値「3」以上に移動できないようにしてもよく、設定値「3」以上を非表示あるいはグレーアウト等によって表示してもよい。同様に、ユーザが設定項目の設定値を大きい設定値に変更した場合には、ユーザが変更した設定値よりも大きい設定値が下限になる範囲に変更することができる。
このように、設定項目の設定値を設定できる範囲を限定させることで、大小関係が変化するような誤った設定値が設定されてしまうことを防止することができる。
なお、本実施形態では、操作デバイスがグリップズーム104である場合について説明したが、操作デバイスは、グリップズーム104である場合に限られない。操作デバイスは、例えば操作部を左右方向に回転させたり、上下方向に移動させたりできる移動可能なものであってもよい。この場合には、システム制御部50はユーザの操作によって操作部が基準位置から移動したときの移動量を操作量として検知する。
また、本実施形態では、操作量に割り当てられる機能がズーム速度である場合について説明したが、この場合に限られず、表示部103に表示される画像が拡大または縮小して表示されるときの速度、すなわち電子ズームの速度であってもよい。
第1の実施形態では、電子機器がカメラ10であり、ユーザがグリップズーム104を押し込んだときの押し込み量を識別可能に表示する場合について説明した。本実施形態では、電子機器が据え置きゲーム機(ゲームシステム)20である場合について説明する。据え置きゲーム機20は、ゲーム装置30と、操作デバイスとしてのコントローラ40とを有する。本実施形態では、ゲーム装置30が表示制御装置として機能する。また、コントローラ40が加速度センサを備え、ユーザがコントローラ40を振ったときの振り速度を操作量として設定画面に識別可能に表示される。
ゲーム装置30は、ユーザによるコントローラ40を介した操作に応じて画面の表示を制御する。以下では、ゲーム機20について後述する処理を実現するのに必要な構成を説明し、例えば、ゲームソフトの切り替え方法やゲームソフトの起動方法等についての説明は省略する。また、本実施形態では、ゲームソフトとして野球ゲームを例にする。
不揮発性メモリ1301、1321は、電気的に消去・記録可能な記録媒体としてのメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ1301、1321には、それぞれシステム制御部60、70の動作用の定数、プログラム等が記憶される。このプログラムは、本実施形態の後述するフローチャートを実行するためのプログラムである。システム制御部60、70がそれぞれ不揮発性メモリ1301、1321に記憶されたプログラムを実行することで、本実施形態の各処理を実現する。なお、ゲーム装置30の不揮発性メモリ1301には、ゲームを実行するためのソフトウェアが格納されている。
電源部1311、1331は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等である。ゲーム装置30の電源部1311と、コントローラ40の電源部1331とで電源部の構成が異なる。
電源スイッチ1312、1332は、電源オン、電源オフを切替えるための押しボタンである。
機能設定画面1340には、コントローラ40の外観、キャラクタ1341、機能設定メニュー1342が表示される。ここでは、矢印の方向にコントローラ40を振ることで、キャラクタ1341がバットをスイングすることを示している。
機能設定メニュー1342は、第1の表示部1343と、第2の表示部1344とが同一画面で構成される。
第1の表示部1343は、コントローラ40を振ったときの振り速度が識別可能に表示される。第1の表示部1343には、指標1345と、振りレベル表示1346とが表示される。指標1345は、振り速度を示す表示アイテムである。振りレベル表示1346は、指標1345の振り速度を識別させるために4段階のレベルを示す表示アイテムである。システム制御部60は、コントローラ40から受信した振り速度に基づいて指標1345を表示する。
S1402では、システム制御部60は速度位置Dに割り当てられた機能(キャラクタの動作)を表示する。具体的に、システム制御部60は不揮発性メモリ1301から速度位置Dと機能とが関連付けられた情報を読み出し、図13(b)の第2の表示部1344に示すように、速度位置D「速度1」~「速度4」に割り当てられた機能1347a~1347dを表示する。
S1404では、システム制御部60は振り速度ピーク値を初期値0にする。振り速度ピーク値とは、以降の処理で用いる最大速度を更新したか否かを判定するときに用いる変数であり、システム制御部60は変数をシステムメモリ1305に記憶する。
S1407では、システム制御部60は振り速度に応じた位置に指標1345を表示する。したがって、ユーザはコントローラ40を振ったときの振り速度を容易に認識することができる。
S1410では、システム制御部60は「速度1」~「速度4」の速度位置Dのうちの振り速度に対応する速度位置Dに項目カーソル1348を移動させて表示する。例えば、システム制御部60は取得した振り速度が段階値「3」である場合には、速度位置D「速度3」(「弱振」と表示されている位置)に項目カーソル1348を移動させて表示する。このように、速度位置Dに対応する振り速度でコントローラ40が振られた場合、項目カーソル1348が当該速度位置Dに移動する。したがって、ユーザは自ら振り速度を確認した後に項目カーソル1348を移動させる操作をする必要がないために、振り速度に対して機能を割り当てる操作を容易に行うことができる。その後、S1405に戻る。
S1412では、システム制御部60は設定項目の変更指示を受け付けたか否かを判定する。具体的には、システム制御部60は、項目カーソル1348が速度位置D「速度1」~「速度4」の何れかに位置した状態でユーザがコントローラ40の操作部1327の左右方向キーを操作した場合に、設定項目の変更指示を受け付けたと判定する。
S1413では、システム制御部60は設定項目の変更処理を行う。具体的には、システム制御部60は速度位置D「速度1」~「速度4」の何れかに位置する項目カーソル310を左右方向キーの操作に応じて移動させて表示する。
S1416では、システム制御部60は機能設定画面1340を閉じる操作を受け付けたか否かを判定する。閉じる操作を受け付けた場合にはシステム制御部60は機能設定画面1340の表示を終了することで、図14のフローチャートの処理を終了する。システム制御部60は設定画面を閉じる際に、速度位置Dと機能とを関連付けて不揮発性メモリ1301に記憶する。一方、閉じる操作を受け付けていない場合にはS1405に戻り、上述した処理を繰り返す。
なお、本実施形態では、操作デバイスがコントローラ40であり、操作量がコントローラ40を振ったときに振り速度である場合について説明したが、操作デバイスは、コントローラ40である場合に限られない。操作デバイスは、例えば操作部を左右方向に回転させたり、上下方向に移動させたりできる移動可能なものであってもよく、3Dスティックのようなものであってもよい。また、振り速度を検知するのに加速度センサ1328を用いる場合について説明したが、この場合に限られず、位置検知が可能な検知デバイスであってもよい。
第1の実施形態では、設定項目である押し込み位置D「pos1」から「pos5」の順に設定値であるズーム速度が大きくなる大小関係を例にして、ズーム速度を補正する場合について説明した。本実施形態では、他の大小関係を有する設定項目の設定値について補正する場合を説明する。
ここで、図15(a-2)に示すように、ユーザが「電源オフ電圧設定」の電圧値1507に変更したものとする。この場合、「警告電圧設定」の電圧値と「電源オフ電圧設定」の電圧値との間の大小関係が変化してしまう。したがって、図15(a-3)に示すように、「警告電圧設定」の電圧値と「電源オフ電圧設定」の電圧値との間で大小関係が維持されるような、「警告電圧設定」の電圧値1508に補正される。このように、大小関係が数値である設定値が変更されたときであっても第1の実施形態の補正処理を適用することができる。
ここで、図15(b-2)に示すように、ユーザが「給水条件」の水量1511に変更したものとする。この場合、「給水条件」と「排水条件」との間の大小関係が変化してしまう。したがって、図15(b-3)に示すように、「給水条件」の水量と「排水条件」の水量との間で大小関係が維持されるような「排水条件」の水量1512に補正される。このように、大小関係が数値である設定値が変更されたときであっても第1の実施形態の補正処理を適用することができる。
なお、本実施形態では、大小のある設定値が数値である場合について説明したが、この場合に限られない。大小のある設定値は、例えば、日時、面積、体積、時間であってもよい。また、大小のある設定値は、高低、上下、強弱または優劣等があり、比較可能なものであってもよい。
また、システム制御部50、60等が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明をカメラ10やゲーム機20に適用する場合について説明したが、この場合に限られず、ユーザが操作する操作手段の操作量に対して機能を割り当てる設定画面を表示する表示制御装置であれば適用可能である。すなわち、本発明は、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話端末、携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置に適用可能である。更に、本発明は、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤ、ゲーム機、電子ブックリーダ、タブレット端末、スマートフォン、投影装置に、ディスプレイを備える家電装置や車載装置等に適用可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (18)
- 特定の操作部材に対する操作量の複数の段階毎に処理内容を割り当てるための設定画面を表示部に表示させ、ユーザの指示に応じて前記複数の段階毎に処理内容を設定する設定手段と、
前記特定の操作部材に対するユーザ操作が行われたことに応じて、当該ユーザ操作の操作量に対応する段階に対して前記設定手段で設定された処理内容を実行するように制御する制御手段と、
前記設定画面を表示中に、前記特定の操作部材に対するユーザ操作が行われたことに応じて、当該ユーザ操作の操作量に対応する段階に応じた処理内容を実行せずに、当該ユーザ操作の操作量が前記複数の段階のいずれの段階であるのかを示す表示を行うように制御する表示制御手段を有することを特徴とする表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、
前記特定の操作部材に対する操作量の前記複数の段階毎に、前記設定手段によって設定される処理内容を、ユーザの設定操作に応じて割り当てる前記設定画面を表示している際に、前記ユーザ操作の操作量を示す表示を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、
前記設定画面を表示している際に、第2の操作が行われたことに応じて、前記特定の操作部材に対する操作量の複数の段階のうち選択している段階に割り当てる処理内容を変更するように制御することを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、
前記設定画面を表示している際に、第3の操作が行われたことに応じて、前記特定の操作部材に対する操作量の複数の段階のうち、処理内容の割り当て対象として選択する段階を切り替えるように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、
前記設定画面において、前記特定の操作部材に対して同じ段階の操作量が所定時間以上、継続されたことに応じて、前記第3の操作なしに、前記特定の操作部材に対する操作量の複数の段階のうち、処理内容の割り当て対象として選択する段階を、前記所定時間以上継続された前記段階に切り替えるように制御することを特徴とする請求項4に記載の表示制御装置。 - 前記設定手段は、ユーザ操作に基づいて、前記特定の操作部材に対する前記複数の段階の操作量のそれぞれに対して、表示された機能が行う複数の異なる動作の何れかを設定可能であり、
前記制御手段は、前記特定の操作部材に対する操作が行われたことに応じて、行われた操作の操作量に対して前記設定手段で設定された動作を行うように制御することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の表示制御装置。 - 前記設定手段は、ユーザ操作に基づいて、前記特定の操作部材に対する前記複数の段階の操作量のそれぞれに対してズーム速度を設定可能であり、
前記制御手段は、前記特定の操作部材に対する操作が行われたことに応じて、行われた操作の操作量に対して前記設定手段で設定されたズーム速度でズームを行うように制御することを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。 - 撮像手段を更に有し、
前記制御手段は、前記特定の操作部材に対する操作が行われたことに応じて、行われた操作の操作量に対して前記設定手段で設定されたズーム速度のズームとなるように撮影レンズを駆動するように制御することを請求項1ないし7の何れか1項に記載の表示制御装置。 - 前記複数の段階は3段階以上であることを特徴とする請求項1ないし8の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記表示制御手段は、前記設定画面を表示している際に行われた前記特定の操作部材に対するユーザ操作の操作量を、前記複数の段階よりも細かい分解能で表示するように制御することを特徴とする請求項2ないし5の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記表示制御手段は、前記設定画面を表示している際に行われた前記特定の操作部材に対するユーザ操作の操作量を、前記複数の段階のいずれに属しているか識別可能に表示するように制御することを特徴とする請求項2ないし5、10の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記表示制御手段は、前記設定画面において、前記複数の段階にそれぞれ対応する複数の領域を段階順に並べて表示し、前記特定の操作部材に対するユーザ操作があったことに応じて、当該ユーザ操作の操作量を示すインジケータを、前記複数の領域のうち前記操作量が属する段階に対応する領域内に表示するように制御することを特徴とする請求項2ないし5、10、11の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記特定の操作部材は、第1の操作部と第2の操作部とを有し、ユーザによって前記第1の操作部と前記第2の操作部の何れか一方が押し込み可能なシーソー型の操作部材であって、
前記操作量は、前記第1の操作部または前記第2の操作部がユーザ操作によって基準位置から押し込まれたときの押し込み量であることを特徴とする請求項1ないし12の何れか1項に記載の表示制御装置。 - 前記特定の操作部材は、前記操作量として当該操作部材に対する加速度を検知可能な操作部材、操作部を左右方向に回転可能な操作部材、操作部を上下方向に移動可能な操作部材、3Dスティックの何れかであることを特徴とする請求項1ないし13の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記表示制御手段は、前記特定の操作部材に対する操作量をバー形式で表示し、前記バー形式の表示に対して、前記ユーザ操作の操作量が前記複数の段階のいずれの段階であるのかを示す表示を行うことを特徴とする請求項1ないし14の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 特定の操作部材に対する操作量の複数の段階毎に処理内容を割り当てるための設定画面を表示部に表示させ、ユーザの指示に応じて前記複数の段階毎に処理内容を設定する設定ステップと、
前記特定の操作部材に対するユーザ操作が行われたことに応じて、当該ユーザ操作の操作量に対応する段階に対して前記設定ステップで設定された処理内容を実行するように制御する制御ステップと、
前記設定画面を表示中に、前記特定の操作部材に対するユーザ操作が行われたことに応じて、当該ユーザ操作の操作量に対応する段階に応じた処理内容を実行せずに、当該ユーザ操作の操作量が前記複数の段階のいずれの段階であるのかを示す表示を行うように制御する表示制御ステップを有することを特徴とする表示制御装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1ないし15の何れか1項に記載された表示制御装置の表示制御手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項1ないし15の何れか1項に記載された表示制御装置の表示制御手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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