JP7281971B2 - 電気接点用材料およびその製造方法、コネクタ端子、コネクタならびに電子部品 - Google Patents
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(1)銅(Cu)を主成分として含有する導電性基材の少なくとも片面に、ニッケル(Ni)を主成分として含有する下地層、ならびに銀(Ag)および錫(Sn)を主成分として含有する表層をこの順で積層形成し、前記表層をX線回折法で測定したとき、2θ=38~41°の範囲に現れる全てのピークのX線強度の合計面積に対する、2θ=39.7~40.3°の範囲に現れるピークのX線強度の面積の比率が50%以上であることを特徴とする電気接点用材料。
(2)前記下地層と前記表層の間に、NiSn系化合物が存在することを特徴とする上記(1)に記載の電気接点用材料。
(3)前記表層は、多数の粒状析出物を有し、前記表層の表面に存在する前記粒状析出物の平均粒径が、0.01~10μmの範囲であることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の電気接点用材料。
(4)上記(1)~(3)のいずれかに記載の電気接点用材料を用いたコネクタ端子。
(5)上記(4)に記載のコネクタ端子を有するコネクタ。
(6)上記(5)に記載のコネクタを有する電子部品。
(7)上記(1)~(3)のいずれかに記載の電気接点用材料を製造する方法であって、Cuを主成分として含有する導電性基材の少なくとも片面に、Niを主成分として含有する下地層を積層形成し、その後、前記下地層上に、Agを主成分として含有する層およびSnを主成分として含有する層を順不同で積層形成するか、または、AgおよびSnを主成分として含有する層を積層形成し、次いで、231~900℃の加熱温度で熱処理を施すことを特徴とする電気接点用材料の製造方法。
本発明の電気接点材料は、銅(Cu)を主成分として含有する導電性基材の少なくとも片面に、ニッケル(Ni)を主成分として含有する下地層、ならびに銀(Ag)および錫(Sn)を主成分として含有する表層をこの順で積層形成し、表層をX線回折法で測定したとき、2θ=38~41°の範囲に現れる全てのピークのX線強度の合計面積に対する、2θ=39.7~40.3°の範囲に現れるピークのX線強度の面積の比率が50%以上であることを特徴とするものである。
導電性基材11は、銅を主成分として含有するものである。
下地層12は、ニッケル(Ni)を主成分として含有するものである。この下地層は、導電性基材11中のCuが、後述する表層13に拡散することによって生じる電気接点用材料1Aの導電性の劣化を防止することができる。
表層13は、銀(Ag)および錫(Sn)を主成分として含有するものである。なお、「銀(Ag)および錫(Sn)を主成分として含有する」とは、表層13に含まれる全金属元素に占める、銀の含有量が40at%以上、かつ錫の含有量が10at%以上であって、さらに銀および錫の合計含有量が50at%以上であることをいう。
また、図2は、他の実施形態の電気接点用材料の断面を模式的に示したものである。電気接点用材料1Bは、図2に示すように、前記下地層12と表層13の間に、NiSn系化合物14が存在していてもよい。このようなNiSn系化合物14を下地層12と表層13との間に形成させることにより、形成させない場合と比べて使用環境において加熱などを受けた場合においても下地層12に存在するNiが、表層13に拡散するのを防止することができる。なお、図2においては、NiSn系化合物14が下地層12に一部置換されるような形で形成された例を示しているが、NiSn系化合物14はこのような形に限られず、表層13に一部置換されるような形で形成されてもよいし、下地層12と表層13の間に層を形成していてもよい。
本発明の電気接点用材料の製造方法は、上述した電気接点用材料を製造する方法であって、Cuを主成分として含有する導電性基材の少なくとも片面に、Niを主成分として含有する下地層を積層形成し、その後、前記下地層上に、Agを主成分として含有する層およびSnを主成分として含有する層を順不同で積層形成するか、または、AgおよびSnを主成分として含有する層を積層形成し、次いで、231~900℃の加熱温度で熱処理を施すことを特徴とするものである。
JIS H8501:1999の蛍光X線式試験方法にしたがい、作製した各試料の表面から蛍光X線分析を行い測定した。また、各層の厚さの確認のため、断面について画像解析法によっても厚さの測定を行った。画像解析法はJIS H8501:1999の走査型電子顕微鏡試験方法にしたがい行った。
JIS H8501:1999の電解式試験方法により測定した。また、上記下地層の厚さの測定と同様に、画像解析法によっても厚さの測定を行った。
各試料の断面に対し断面X線光電子分光法(XPS)を用いて、NiSn系化合物の存在について確認した。具体的に、Ni及びSnの結合状態から、Ni3Sn、Ni3Sn2、Ni3Sn4の判別を行った。
各試料の表層の表面を、X線回折法を用いて分析し、2θ=38~41°の範囲に現れる全てのピークのX線強度の合計面積に対する、2θ=39.7~40.3°の範囲に現れるピークのX線強度の面積の比率を算出した。X線回折測定は、以下の条件で行った。
試料の大きさ:15mm×15mm
測定装置:リガク株式会社 Geigerflex RAD-A
N数:n=10
試料の表面を走査型電子顕微鏡で観察し、切片法にて平均粒径を求めた。具体的に、矩形の視野範囲に、縦横一辺あたりにそれぞれ20個以上(合計で400個以上)の粒状析出物が入るように設定し、この状態で対角線を引き、引いた対角線が通過する粒状析出物の数を測定し、測定した粒状析出物の数で、対角線長さを割ることにより、粒状析出物の平均粒径を算出した。
導電材(各k資料)と、Ag表面被覆張り出し加工材(表層に膜厚3μmのAg層を有する無酸素銅C1020、張り出し加工部の曲率半径が5mm)との間の接触抵抗を、四端子法により測定して求めた。DC電流源として株式会社TFF ケースレーインスツルメンツ社製 6220型DC電流ソースを用い、電気抵抗の測定には電流測定器(同社製 2182A型ナノボルトメータ)を用いた。任意の5箇所における接触抵抗値を測定し、各々平均値(n=5)を算出し、以下の基準で評価した。
◎:10mΩ未満
〇:10mΩ以上20mΩ未満
×:20mΩ以上
表面性測定機(新東科学株式会社製、TYPE:14)を用い、各試料の表層を形成した表面を、Ag表面被覆張り出し加工材(表層に膜厚3μmのAg層を有する無酸素銅C1020、張り出し加工部の曲率半径が5mm)に対し、移動速度100mm/min、摺動距離5mm、接触荷重を5Nで、導電材を15回往復摺動させ、15回目の摺動時の数値を動摩擦係数として測定し、以下の基準で評価した。
◎:0.5未満
〇:0.5以上0.8未満
×:0.8以上
各試料を大気雰囲気下において150℃で1000時間加熱した。加熱後、上記接触抵抗値の測定の方法にしたがい、加熱後の接触抵抗値を求めた。評価基準も同様とした。
無酸素銅C1020を電解脱脂、酸洗浄した後に、スルファミン酸浴によってニッケルめっき、アルカリシアン銀浴にて銀めっき、硫酸錫浴にて錫めっきをこの順にそれぞれ所定の厚さとなるように施した。次いで、不活性または還元雰囲気下、設定温度250~300℃の熱処理炉中で、10分~6時間加熱して、前記銀めっきと前記錫めっきを合金化し、その後、冷却することで、表層としてのAg-Sn合金層を形成した。
無酸素銅C1020を電解脱脂、酸洗浄した後に、スルファミン酸浴によってニッケルめっき、アルカリシアン銀浴にて銀めっき、硫酸錫浴にて錫めっきをこの順にそれぞれ所定の厚さとなるように施した。次いで、不活性または還元雰囲気下、設定温度400~700℃の熱処理炉中で、5秒~300秒間加熱して、前記銀めっきと前記錫めっきを合金化し、その後、冷却することで、表層としてのAg-Sn合金層を形成した。
無酸素銅C1020を電解脱脂、酸洗浄した後に、スルファミン酸浴によってニッケルめっき、アルカリシアン銀浴にて銀めっき、硫酸錫浴にて錫めっきこの順にそれぞれ所定の厚さとなるように施した。次いで、不活性または還元雰囲気下、設定温度250~300℃の熱処理炉中で、10分~6時間加熱して、前記銀めっきと前記錫めっきを合金化し、その後、冷却することで、表層としてのAg-Sn合金層を形成した。
無酸素銅C1020を電解脱脂、酸洗浄した後に、スルファミン酸浴によってニッケルめっき、アルカリシアン銀浴にて銀めっき、硫酸錫浴にて錫めっきをこの順にそれぞれ所定の厚さとなるように施した。次いで、不活性または還元雰囲気下、設定温度400~700℃の熱処理炉中で、5秒~300秒間加熱して、前記銀めっきと前記錫めっきを合金化し、その後、冷却することで、表層としてのAg-Sn合金層を形成した。
無酸素銅C1020を電解脱脂、酸洗浄した後に、ニッケル-リン合金めっき、アルカリシアン銀浴にて銀めっき、硫酸錫浴にて錫めっきをこの順にそれぞれ所定の厚さとなるように施した。次いで、不活性または還元雰囲気下、設定温度400~700℃の熱処理炉中で、5秒~300秒間加熱して、前記銀めっきと前記錫めっきを合金化し、その後、冷却することで、表層としてのAg-Sn合金層を形成した。
無酸素銅C1020を電解脱脂、酸洗浄した後に、スルファミン酸浴によってニッケルめっき、そこに銀と錫の共析めっきをこの順にそれぞれ所定の厚さとなるように施した。熱処理は行っていない。
無酸素銅C1020を電解脱脂、酸洗浄した後に、アルカリシアン銀浴にて銀めっき、硫酸錫浴にて錫めっきをこの順にそれぞれ所定の厚さとなるように施した。次いで、還元雰囲気下、設定温度250℃の熱処理炉中で、60分間加熱した後、冷却した。ニッケルめっき(下地層)は形成していない。
無酸素銅C1020を電解脱脂、酸洗浄した後に、スルファミン酸浴によってニッケルめっき、硫酸錫浴にて錫めっきをこの順にそれぞれ所定の厚さとなるように施した後、還元雰囲気下、設定温度400℃の熱処理炉中で、20秒間加熱した後、冷却した。Agめっきは形成していない。
無酸素銅C1020を電解脱脂、酸洗浄した後に、スルファミン酸浴によってニッケルめっき、アルカリシアン銀浴にて銀めっきをこの順にそれぞれ所定の厚さとなるように施した。Snめっきは形成せず、また、熱処理も行っていない。
無酸素銅C1020を電解脱脂、酸洗浄した後に、スルファミン酸浴によってニッケルめっき、アルカリシアン銀浴にて銀めっき、硫酸錫浴にて錫めっきをこの順にそれぞれ所定の厚さとなるように施した後、不活性雰囲気下、設定温度を200℃の低温にした熱処理炉中で、60秒間加熱した後、冷却した。
11 導電性基材
12 下地層
13 表層
14 NiSn系化合物
Claims (7)
- 銅(Cu)を主成分として含有する導電性基材の少なくとも片面に、
ニッケル(Ni)を主成分として含有する下地層、ならびに
銀(Ag)および錫(Sn)を主成分として含有する表層
をこの順で積層形成し、
前記表層をX線回折法で測定したとき、2θ=38~41°の範囲に現れる全てのピークのX線強度の合計面積に対する、2θ=39.7~40.3°の範囲に現れるピークのX線強度の面積の比率が50%以上90%以下であることを特徴とする電気接点用材料(但し、前記電気接点用材料の前記表層側の表面に化合物を付着させた場合を除く。)。 - 前記下地層と前記表層の間に、NiSn系化合物が存在することを特徴とする請求項1に記載の電気接点用材料。
- 前記表層は、多数の粒状析出物を有し、前記表層の表面に存在する前記粒状析出物の平均粒径が、0.01~10μmの範囲であることを特徴とする請求項1または2に記載の電気接点用材料。
- 請求項1~3のいずれか1項に記載の電気接点用材料を用いたコネクタ端子。
- 請求項4に記載のコネクタ端子を有するコネクタ。
- 請求項5に記載のコネクタを有する電子部品。
- 請求項1~3のいずれか1項に記載の電気接点用材料を製造する方法であって、
Cuを主成分として含有する導電性基材の少なくとも片面に、Niを主成分として含有する下地層を積層形成し、その後、前記下地層上に、Agを主成分として含有する層およびSnを主成分として含有する層を順不同で積層形成し、次いで、不活性ガス雰囲気下または還元ガス雰囲気下で、231~900℃の加熱温度で熱処理を施すことを特徴とする電気接点用材料の製造方法。
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