JP7281216B2 - 有機光起電装置のためのハイブリッド平面混合ヘテロ接合 - Google Patents
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Description
本出願は、2012年11月22日に出願された米国仮特許出願第61/729,37
6号の優先権を主張するものであり、その全体の内容が本明細書に参照により組み込まれ
る。
本発明は、米国エネルギー省から授受した助成金第DE-SC0000957号、およ
び空軍科学研究局から授受した助成金第FA9550-110-1-0339号の下で連
邦政府による支援を受けてなされた。米国政府は本発明において一定の権利を有する。
本開示の主題は、共同大学企業研究契約(joint university-cor
poration research agreement)に関わる以下の当事者:ミ
シガン大学およびGlobal Photonic Energy Corporati
onのうちの1つ以上の当事者によって、これらの当事者のために、かつ/またはこれら
の当事者と共同で実現された。上記契約は、本開示の主題が実施された日以前に、かつ本
開示の主題が、この契約の範囲内で行われた活動の結果として実現された日以前に発効し
ている。
イブリッド平面混合感光性デバイスに関する。
成もしくは検出する、または周囲の電磁放射線から電気を生成する。
voltaic:PV)デバイスとも表記され、一種の感光性光電子デバイスであり、特
に、電力を発生させるために使用される。電気エネルギーを太陽光以外の光源から発生さ
せることができるPVデバイスは、例えば照明、加熱を提供するために、または計算機、
無線機、コンピュータ、遠隔監視機器、通信機器などの電子回路若しくは電子装置に給電
するために、電力消費負荷物の駆動に使用することができる。また、これらの電力発生用
途には、多くの場合、太陽または他の光源からの直接照射を利用することができないとき
に動作を継続させるために、または、PVデバイスの電力出力と特定用途の要求出力との
バランスをとるために、バッテリまたは他のエネルギー蓄積装置を充電することが含まれ
る。本明細書において使用されるように、「resistive load(抵抗性負荷
)」という用語は、電力消費回路または電力蓄積回路、電力消費装置または電力蓄積装置
、電力消費機器または電力蓄積機器、あるいは電力消費システムまたは電力蓄積システム
を指す。
出回路が当該デバイスの抵抗をモニタリングして、光の吸収に起因する変化を検出するこ
とである。
流検出回路に接続して使用され、この電流検出回路は、光検出器が電磁波に曝され、かつ
、光検出器にバイアス電圧が印加されているときに発生する電流を測定する。本明細書に
おいて記載される検出回路は、バイアス電圧を光検出器に印加して、電磁波に対する当該
光検出器の電子応答を測定することができる。
どうかに応じて、更には当該デバイスが、バイアスまたはバイアス電圧としても知られる
外部印加電圧で動作するかどうかに応じて特徴付けることができる。光伝導セルは、整流
接合を有することがなく、通常、バイアスにおいて動作を行う。PVデバイスは、少なく
とも1つの整流接合を有し、無バイアスにおいて動作を行う。光検出器は、少なくとも1
つの整流接合を有し、通常、必ずではないが、バイアスにおいて動作を行う。原則として
、光起電セルは、電力を回路、装置、または機器に供給するが、検出回路を制御するため
の、または当該検出回路からの情報の出力を制御するための信号または電流を供給しない
。これとは異なり、光検出器または光伝導体は、検出回路を制御するための、または当該
検出回路からの情報の出力を制御するための信号または電流を供給するが、電力を回路、
装置、または機器に供給しない。
り、例えば結晶シリコン、多結晶シリコン、およびアモルファスシリコン、砒化ガリウム
、テルル化カドミウム、および他の材料により形成されている。本明細書では、「sem
iconductor(半導体)」という用語は、電荷キャリア群が、熱的に励起される
かまたは電磁波で励起されることにより発生すると電流を流すことができる材料を指す。
「photoconductive(光伝導性)」という用語は通常、電磁波エネルギー
が吸収されることにより電荷キャリア群の励起エネルギーに変換されて、これらのキャリ
アで電荷輸送を材料内で行うことができる、すなわち電荷を材料内で輸送することができ
る過程を指す。「photoconductor(光伝導体)」および「photoco
nductive material(光伝導性材料)」という用語は本明細書では、電
磁波を吸収して電荷キャリア群を発生させる材料特性に合わせて選択される半導体材料を
指すために使用される。
り特徴付けることができる。結晶シリコンまたはアモルファスシリコンを利用するデバイ
スは、商業用のアプリケーションがほとんどを占め、そしていくつかのデバイスは、23
%以上の変換効率を達成している。しかしながら、高い変換効率の結晶系デバイス、特に
大きな表面積を持つ結晶系デバイスは、大きな結晶を、大幅に変換効率を低下させる欠陥
を伴うことなく形成する際に特有の問題が生じるので生産するのが難しく、かつコストが
高く付く。これとは異なり、高い変換効率のアモルファスシリコンデバイスは依然として
、安定性に問題がある。現在市販されているアモルファスシリコンセルは、4~8%の間
の変換効率を有するように安定して製造することができている。最近、有機光起電セルを
使用して、許容できる光電変換効率を低い製造コストで実現することに努力が注がれてい
る。
、1000W/m2、AM1.5スペクトル照射の標準試験条件)での最大電力生成で最
適化されてもよい。このようなセルの標準照射条件下での電力変換効率は以下の3つのパ
ラメーターに依存する:(1)ゼロバイアス下での電流(すなわち短絡回路電流ISC)
、単位はアンペア、(2)開回路状態下での光起電力(すなわち開回路電圧VOC)、単
位はボルト、および(3)曲線因子(FF)。
電流が流れる。無限大の負荷が接続された状態で光照射される場合、PV素子は、当該P
V素子の最大限の電圧、V開回路電圧、またはVOCを発生する。当該PV素子の電気接
点群を短絡させた状態で光照射される場合、PV素子は、当該PV素子の最大限の電流、
I短絡電流、またはISCを発生する。電力を発生するために実際に使用される場合、P
V素子は、有限の負荷抵抗に接続され、そして電力出力は、電流と電圧との積I×Vで与
えられる。PV素子から放電される合計最大電力量は本質的に、積ISC×VOCを上回
ることはできない。負荷値が、取り出し電力量が最大となるように最適化される場合、電
流および電圧は、値Imaxおよび値Vmaxをそれぞれ有する。
PVデバイスの性能指数は曲線因子(FF)であり、下記で定義される。
常に1未満である。それにも関わらず、FFが1に近づくにつれて、デバイスはより小さ
いタンデム抵抗または内部抵抗を有することになり、その結果、最適条件下で、負荷にI
SCとVOCとの積のより大きなパーセンテージを与える。Pincがデバイスの入射電
力であるとき、デバイスの電力効率ηPは以下の式により計算することができる。
択された伝導性(特に分子量子エネルギー状態の分布に関して)を有する材料の2つの層
(ドナーもしくはアクセプター)を並べることである。これら2つの材料の界面は光起電
性接合と呼ばれる。従来の半導体理論では、PV接合を形成するための材料は、n型また
はp型になるように作製されうる。ここでn型は多数キャリアの型が電子であることを表
す。これは相対的に自由なエネルギー状態にある多数の電子を有する材料として見なされ
うる。ここでp型は多数キャリアの型がホールであることを表す。このような材料は相対
的に自由なエネルギー状態にある多数のホールを有する。バックグラウンドの型では、多
数キャリア濃度は主に、意図的ではない欠陥または不純物によるドーピングに依存する。
不純物の型および濃度が、伝導帯の最低エネルギーと価電子帯の最高エネルギーとの間の
ギャップ内にある、フェルミエネルギー(またはフェルミ準位)の値を決定する。フェル
ミエネルギーは、占有確率が1/2と等しくなるエネルギーの値で表される、分子量子エ
ネルギー状態の統計的な占有を特徴づける。伝導帯の最低エネルギーに近いフェルミエネ
ルギーは、電子が主要なキャリアであることを示す。価電子帯の最高エネルギーに近いフ
ェルミエネルギーは、ホールが主要キャリアであることを示す。したがって、フェルミエ
ネルギーは従来の半導体特性を主に特徴づけており、原型的なPV接合は従来のp-n界
面であった。
くは一方向の電荷の輸送を支持することを示す。整流は、通常は、適当に選択された材料
間の接合で生じるビルトイン電場に関連する。
ー準位が真空エネルギー準位に近い場合、第1「最高被占軌道」(HOMO)または「最
低空軌道」(LUMO)エネルギー準位は、第2HOMOまたはLUMOエネルギー準位
「より大きい」または「より高い」。イオン化ポテンシャル(IP)が真空準位と比較し
て負のエネルギーとして測定されるので、より高いHOMOエネルギー準位はより小さい
絶対値(より負であるIP)を有しているIPに対応している。同様に、より高いLUM
Oエネルギー準位はより小さい絶対値(より負であるEA)を有している電子親和力(E
A)に対応している。従来のエネルギー準位図(最上位に真空準位がある)において物質
のLUMOエネルギー準位は同じ物質のHOMOエネルギー準位より高い。「より高い」
HOMOまたはLUMOエネルギー準位は、「より低い」HOMOまたはLUMOエネル
ギー準位より、そのような図の最上位に近いところにある。
、電荷キャリアが導電性材料中を移動することができる容易さの度合いを表わす。有機感
光性デバイスについて記述すると、電子移動度が高いために電子を優先的に輸送する材料
を含む層は、電子輸送層(electron transport layer)または
ETLと表記することができる。正孔移動度が高いために正孔を優先的に輸送する材料を
含む層は、正孔輸送層(hole transport layer)またはHTLと表
記することができる。いくつかの場合では、アクセプター材料はETLとすることができ
、ドナー材料はHTLとすることができる。
しかしながらここで、p-n型接合を形成する他に、ヘテロ接合のエネルギー準位のずれ
が、重要な役割を果たしていることも認識されたい。
における光励起が基本的な性質であることから、有機PV素子の動作にとって重要である
と考えられる。有機材料が光励起されると、フレンケル励起子または電荷移動励起子が局
所的に誘起される。電流検出または電流生成が行われるためには、結合励起子群を解離し
て、これらの励起子を構成する電子群および正孔群とする必要がある。このような過程は
、内蔵電界によって引き起こすことができるが、有機素子に通常現われる電界(F≒10
6V/cm)における効率は低い。有機材料内の最も高い効率の励起子の解離は、D/A
界面で行われる。このような界面では、イオン化電位が低いドナー材料は、電子親和性が
高いアクセプター材料とヘテロ接合を形成する。ドナー材料およびアクセプター材料のエ
ネルギー準位の配置によって異なるが、励起子の解離は、このような界面においてエネル
ギー的に優先的に行われるようになり、電子ポーラロンがアクセプター材料内を自由に運
動することができ、かつ正孔ポーラロンがドナー材料内を自由に運動することができるよ
うになる。
これらの過程の各過程に関連する効率ηが存在する。添字は、以下の通り:電力変換効率
P、外部量子効率EXT,光子吸収効率A、拡散係数ED、収集効率CC、および内部量
子効率INTを使用することができる。この表記を使用して、
ηP~ηEXT=ηA *ηED *ηCC
ηEXT=ηA *ηINT
が得られる。
50Å)ため、厚いため抵抗のある複数界面または高密度で折り返した界面を有するセル
を使用すること、もしくは光吸収効率が低い薄膜セルを使用することについてトレードオ
フを必要とする。
ルに重要である。バッファ層の一部は、有機活性層を保護し、励起子をブロックすること
ができる。バッファ層のいくつかは、しかし、また、励起子を消光させことができ、した
がって、OPVセルの効率を低下させる。その結果、デバイス内の光パワー分布を最適化
し、バッファ層と光活性層の間に励起子消光界面における吸収を低減することが重要であ
る。
規のハイブリッド平面混合装置であり、前記光活性層が励起子を生成する光学スペーサで
ある。このような光学スペーサは、デバイス内部の光パワーを再分配し、いくつかの実施
形態において著しくデバイスの性能を向上させることができる。
重なり関係にある二つの電極と、
前記二つの電極の間に配置された混合光活性層と、
前記混合光活性層と隣接し、かつ接触している光活性層と、
前記混合光活性層と隣接し、かつ接触しているバッファ層と、を含み、
前記混合光活性層は、最高被占軌道(HOMO)エネルギーを持つ少なくとも一種のド
ナー材料、および最低空軌道(LUMO)エネルギーを持つ少なくとも一種のアクセプタ
ー材料を含み、前記少なくとも一種のドナー材料および前記少なくとも一種のアクセプタ
ー材料は混合ドナー-アクセプターヘテロ接合を形成し、
前記光活性層は、前記少なくとも一種のアクセプター材料のLUMOエネルギーとの差
が0.3eV以内であるLUMOエネルギーを持つ材料、または前記少なくとも一種のド
ナー材料のHOMOエネルギーとの差が0.3eV以内であるHOMOエネルギーを持つ
材料を含む、
有機感光性光電子デバイスである。
間に配置された混合光活性層と、前記混合光活性層と隣接し、かつ接触している光活性層
と、前記混合光活性層は、最高被占軌道(HOMO)エネルギーを持つ少なくとも一種の
ドナー材料、および最低空軌道(LUMO)エネルギーを持つ少なくとも一種のアクセプ
ター材料を含み、前記少なくとも一種のドナー材料および前記少なくとも一種のアクセプ
ター材料は混合ドナー-アクセプターヘテロ接合を形成し、前記光活性層は、前記少なく
とも一種のアクセプター材料のLUMOエネルギーとの差が0.3eV以内であるLUM
Oエネルギーを持つ材料、または前記少なくとも一種のドナー材料のHOMOエネルギー
との差が0.3eV以内であるHOMOエネルギーを持つ材料を含み、前記混合光活性層
は、前記少なくとも一種のドナー材料および前記少なくとも一種のアクセプター材料をド
ナー:アクセプター比が1:1~1:50となる範囲で含む、有機感光性光電子デバイス
である。
間に配置された混合光活性層と、前記混合光活性層と隣接し、かつ接触している光活性層
と、前記混合光活性層は、最高被占軌道(HOMO)エネルギーを持つ少なくとも一種の
ドナー材料、および最低空軌道(LUMO)エネルギーを持つ少なくとも一種のアクセプ
ター材料を含み、前記少なくとも一種のドナー材料および前記少なくとも一種のアクセプ
ター材料は混合ドナー-アクセプターヘテロ接合を形成し、前記光活性層は、前記少なく
とも一種のアクセプター材料のLUMOエネルギーとの差が0.3eV以内であるLUM
Oエネルギーを持つ材料、または前記少なくとも一種のドナー材料のHOMOエネルギー
との差が0.3eV以内であるHOMOエネルギーを持つ材料を含み、前記光活性層の膜
厚が25nm未満である、有機感光性光電子デバイスである。
本願で使用される「有機」の用語は、有機感光性デバイスを作製するために使用されて
もよいポリマー材料および低分子有機材料を含む。「低分子」はポリマーでない任意の有
機材料を意味し、「低分子」は実際にはかなり大きくてもよい。低分子は、状況次第で繰
り返し単位を含んでもよい。たとえば、長鎖アルキル基を置換基として使用しても、分子
は「低分子」の分類から除外されない。低分子はまた、たとえばポリマー骨格上のペンダ
ント基として、または当該骨格の一部として、ポリマーに組み込まれてもよい。
すための、またはデバイスに対してバイアス電流または電圧を供給するための、媒体を供
給する層を示すために使用される。つまり、電極または接点は、有機感光性光電子デバイ
スの活性領域と、外部回路に対してまたは外部回路から、電荷キャリアを輸送するための
金属線、リード線、配線または他の手段との間に、接合部分を供給する。アノードおよび
カソードが例である。参照により本願に組み込まれる米国特許第6,352,777は、
電極を開示し、感光性光電子デバイスにおいて使用されてもよい電極または接点の例を提
供する。感光性光電子デバイスでは、外部の装置からの周囲の電磁放射の最大量が、光伝
導的に活性である内部領域に受け入れられることが望ましい。つまり、電磁放射は、光伝
導性の吸収によってそれが電気に変換されうる場所である、光伝導層に到達しなければな
らない。これは、電気接点の少なくとも一つが、入力する電磁放射を最小限に吸収し、最
小限に反射しているべきであることをしばしば要求する。場合によっては、そのような接
点は、透明または少なくとも半透明であるべきである。電極は、関連する波長における周
囲の電磁放射の少なくとも50%がそれを通して透過されうる場合、「透明」であると言
われる。電極は、関連する波長における周囲の電磁放射の幾分かであるが、50%未満を
透過させうる場合、「半透明」であると言われる。反射電極は、吸収されることなくセル
を通過していた光が、セルを通して逆側に反射されるような、反射性の材料でありうる。
さおよび幅に沿う)感光性デバイスの要素または構成要素を意味する。層の用語は、単層
または材料のシートに必ずしも限定されないことを理解されたい。さらに、他の材料また
は層と、そのような層との接合面を含む、ある層の表面は、不完全であってもよく、ここ
で、当該表面は、他の材料または層と浸透したり、混在されたり、入り組んだりするネッ
トワークを示すことを理解されたい。同様に、X-Y次元に沿う当該層の連続は、他の層
または材料によって妨げられたり、あるいは干渉されたりしてもよいように、層が不連続
であってもよいこともまた理解されたい。
バイスの領域を意味する。同様に、層が励起子を発生させるために電磁放射を吸収する場
合、層は「光活性」である。励起子は、電流を発生させるために電子および正孔に解離し
うる。
るが異なる二つの有機材料の、HOMOおよびLUMOエネルギー準位の相対的な位置を
意味する。他と接する一つの材料のLUMOエネルギー準位がより低い場合、その材料は
アクセプターである。そうでない場合、それはドナーである。外部のバイアスがない場合
、ドナー-アクセプター接合における電子がアクセプター材料に移動すること、および正
孔がドナー材料に移動することは、エネルギー的に起こりやすい。
の電極と、
前記二つの電極の間に配置された混合光活性層と、
前記混合光活性層と隣接し、かつ接触している光活性層と、
前記混合光活性層と隣接し、かつ接触しているバッファ層とを含み、前記混合光活性層
は、最高被占軌道(HOMO)エネルギーを持つ少なくとも一種のドナー材料、および最
低空軌道(LUMO)エネルギーを持つ少なくとも一種のアクセプター材料を含み、前記
少なくとも一種のドナー材料および前記少なくとも一種のアクセプター材料は混合ドナー
-アクセプターヘテロ接合を形成し、前記光活性層は、前記少なくとも一種のアクセプタ
ー材料のLUMOエネルギーとの差が0.3eV以内であるLUMOエネルギーを持つ材
料、または前記少なくとも一種のドナー材料のHOMOエネルギーとの差が0.3eV以
内であるHOMOエネルギーを持つ材料を含む、有機感光性光電子デバイスである。
バイスは、バッファ層を含まない。このような実施形態では、混合光活性層は、電極に隣
接し、電極に面していてもよい。
。電極が、所望のキャリア(正孔または電子)を受け取り、輸送するために最適化される
べきであることを理解されたい。「カソード」の用語は、周囲の照射下で、抵抗負荷に外
部の印加電圧なく接続される非積層のPVデバイスまたは積層のPVデバイスの単一ユニ
ット(たとえばPVデバイス)において、電子が光伝導性材料からカソードに移動すると
いうように本願では使用される。同様に、「アノード」の用語は、照射下のPVデバイス
において、正孔が光伝導性材料からアノードに移動するというように本願では使用され、
電子は逆に移動することに相当する。
プター材料を含む。適切なドナー材料の例は、銅フタロシアニン(CuPc)、クロロア
ルミニウムフタロシアニン(ClAlPc)、スズフタロシアニン(SnPc)、亜鉛フ
タロシアニン(ZnPc)および他の修飾されたフタロシアニンなどのフタロシアニン、
ホウ素サブフタロシアニン(SubPc)などのサブフタロシアニン、ナフタロシアニン
、メロシアニン色素、ホウ素ジピロメテン(BODIPY)色素、ポリ(3-ヘキシルチ
オフェン)(P3HT)などのチオフェン、低バンドギャップポリマー、ペンタセンおよ
びテトラセンなどのポリアセン、ジインデノペリレン(DIP)、スクアライン(SQ)
色素、ならびにテトラフェニルジベンゾペリフランテン(DBP)を含むが、これらに限
定されない。他の有機ドナー材料は、本開示において考慮される。
-2,6-ジヒドロキシフェニル]スクアライン、2,4-ビス[4-(N,N-ジイソ
ブチルアミノ)-2,6-ジヒドロキシフェニル]スクアライン、2,4-ビス[4-(
N,N-ジフェニルアミノ)-2,6-ジヒドロキシフェニル]スクアライン(DPSQ
)およびそれらの塩を含むが、これらに限定されない。適切なスクアライン材料のさらな
る例は、参照により本願に組み込まれる米国特許公開第2012/0248419におい
て開示されている。
ポリマーまたは非ポリマーナフタレン、ならびにポリマーまたは非ポリマーフラーレンお
よびフラーレン誘導体(たとえばPCBM、ICBA、ICMAなど)を含むが、これら
に限定されない。C60、C70、C76、C82、C84またはそれらの誘導体、たと
えばフェニル-C61-酪酸-メチルエステル([60]PCBM)、フェニル-C71
-酪酸-メチルエステル([70]PCBM)もしくはチエニル-C61-酪酸-メチル
エステル([60]ThCBM)、ならびに3,4,9,10-ペリレンテトラカルボン
酸-ビス ベンズイミダゾール(PTCBI)、ヘキサデカフルオロフタロシアニン(F
16CuPc)およびそれらの誘導体などの他のアクセプターから選択されたものに限定
されない。他の有機アクセプター材料は、本開示において考慮される。
セプター材料よりも少ない量で、混合光活性層に存在する。ある実施形態において、混合
光活性層は、少なくとも一つのドナー材料および少なくとも一つのアクセプター材料を、
ドナー:アクセプター比が、たとえば1:2~1:50、1:3~1:35、1:4~1
:25、1:4~1:20、1:4~1:16、1:5~1:15、または1:6~1:
10など、1:1~1:50となる範囲で含む。いくつかの実施形態において、少なくと
も一つのアクセプター材料は、少なくとも一つのドナー材料よりも少ない量で、混合光活
性層に存在する。ある実施形態において、混合光活性層は、少なくとも一つのアクセプタ
ー材料および少なくとも一つのドナー材料を、ドナー:アクセプター比が1:8で含む。
のドナー材料よりも少ない量で、混合光活性層に存在する。ある実施形態において、混合
光活性層は、少なくとも一つのアクセプター材料および少なくとも一つのドナー材料を、
アクセプター:ドナー比が、たとえば1:2~1:50、1:3~1:35、1:4~1
:25、1:4~1:20、1:4~1:16、1:5~1:15または1:6~1:1
0など、1:1~1:50となる範囲で含む。
性層は、前記少なくとも一種のアクセプター材料のLUMOエネルギーとの差が0.3e
V以内、0.2eV以内、0.1eV以内、または0.05eV以内であるLUMOエネ
ルギーを持つ材料、または前記少なくとも一種のドナー材料のHOMOエネルギーとの差
が0.3eV以内、0.2eV以内、0.1eV、または0.05eV以内であるHOM
Oエネルギーを持つ材料を含んでもよい。いくつかの実施形態では、光活性層を構成する
材料の少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少
なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも
98%、または少なくとも99%は、前記少なくとも一種のアクセプター材料のLUMO
エネルギーとの差が0.3eV以内、0.2eV以内、0.1eV以内、または0.05
eV以内であるLUMOエネルギーを持ち、もしくは前記少なくとも一種のドナー材料の
HOMOエネルギーとの差が0.3eV以内、0.2eV以内、0.1eV、または0.
05eV以内であるHOMOエネルギーを持つ材料である。ある実施形態では、前記少な
くとも一種のアクセプター材料のLUMOエネルギーとの差が0.3eV以内、0.2e
V以内、0.1eV以内、または0.05eV以内であるLUMOエネルギーを持つ材料
は、前記少なくとも一種のアクセプター材料と同じ材料である。ある実施形態では、前記
少なくとも一種のドナー材料のHOMOエネルギーとの差が0.3eV以内、0.2eV
以内、0.1eV、または0.05eV以内であるHOMOエネルギーをもつ材料は、前
記少なくとも一種のドナー材料と同じ材料である。いくつかの実施形態において、前記光
活性層の膜厚が50nm未満、40nm未満、30nm未満、25nm未満、20nm未
満、15nm未満、10nm未満、8nm未満、5nm未満、3nm未満、または1nm
未満である。
起子を生成することができる。すなわち、それは光学スペーサとして機能することができ
る。このような光学スペーサは、デバイス内部の光強度を再配分することができ、いくつ
かの実施形態ではデバイスの性能を大きく向上させることができる。例えば、実施形態で
は励起子が混合光活性層とバッファ層との界面で解離せずに消光する場合に、光活性層は
、消光界面から離れて光強度を再配分することができ、大部分の励起子を、混合光活性層
で解離させることができる。
を阻害しないようにバッファ層を選択してもよい。いくつかの実施形態では、バッファ層
は、電子または正孔輸送材料である。いくつかの実施形態では、バッファ層は、励起子阻
止電子または励起子ブロッキング正孔輸送材料である。いくつかの実施形態では、バッフ
ァ層は、有機材料である。いくつかの実施形態では、バッファ層は、金属酸化物である。
いくつかの実施形態では、バッファ層は、導電性ポリマーである。緩衝材の例としては、
これらに限定されないが、MoO3、V2O5、WO3、CrO3、Co3O4、NiO
、ZnO、TiO2、ポリアニリン(PANI)、ポリ(3,4-エチレンジオキシチオ
フェン)、ポリ(スチレンスルホンサン)(PEDOT-PSS)がある。いくつかの実
施形態では、バッファ層は、自己組織化単分子膜である。
。
間に配置された混合光活性層と、前記混合光活性層と隣接し、かつ接触している光活性層
と、を含み、前記混合光活性層は、最高被占軌道(HOMO)エネルギーを持つ少なくと
も一種のドナー材料、および最低空軌道(LUMO)エネルギーを持つ少なくとも一種の
アクセプター材料を含み、前記少なくとも一種のドナー材料および前記少なくとも一種の
アクセプター材料は混合ドナー-アクセプターヘテロ接合を形成し、前記光活性層は、前
記少なくとも一種のアクセプター材料のLUMOエネルギーとの差が0.3eV以内であ
るLUMOエネルギーを持つ材料、または前記少なくとも一種のドナー材料のHOMOエ
ネルギーとの差が0.3eV以内であるHOMOエネルギーを持つ材料を含む、前記混合
光活性層は、前記少なくとも一種のドナー材料および前記少なくとも一種のアクセプター
材料をドナー:アクセプター比が、たとえば1:2~1:50、1:3~1:35、1:
4~1:25、1:4~1:20、1:4~1:16、1:5~1:15、または1:6
~1:10など、1:1~1:50となる範囲で含む、有機感光性光電子デバイスである
。
された混合光活性層と、前記混合光活性層と隣接し、かつ接触している光活性層と、を含
み、前記混合光活性層は、最高被占軌道(HOMO)エネルギーを持つ少なくとも一種の
ドナー材料、および最低空軌道(LUMO)エネルギーを持つ少なくとも一種のアクセプ
ター材料を含み、前記少なくとも一種のドナー材料および前記少なくとも一種のアクセプ
ター材料は混合ドナー-アクセプターヘテロ接合を形成し、前記光活性層は、前記少なく
とも一種のアクセプター材料のLUMOエネルギーとの差が0.3eV以内であるLUM
Oエネルギーを持つ材料、または前記少なくとも一種のドナー材料のHOMOエネルギー
との差が0.3eV以内であるHOMOエネルギーを持つ材料を含む、前記光活性層の膜
厚が50nm未満、40nm未満、30nm未満、25nm未満、20nm未満、15n
m未満、10nm未満、8nm未満、5nm未満、3nm未満、または1nm未満である
、有機感光性光電子デバイスも開示される。いくつかの実施形態では、デバイスは、混合
光活性層と隣接し、混合光活性層に面するバッファ層を任意に含む。
性層と隣接し、混合光活性層に面する。いくつかの実施形態では、バッファ層は、反対側
水平面で混合光活性層と隣接し、混合光活性層に面する。
周知であるような、追加の層をさらに含んでもよい。たとえば、デバイスは、電荷キャリ
ア輸送層、および/または励起子阻止層(EBL)のような一つ以上の阻止層などのバッ
ファ層をさらに含んでもよい。いくつかの実施形態では、一つ以上のブロック層は、電極
と光活性層の間に配置されている。いくつかの実施形態では、一つ以上のブロック層は、
電極と混合層との間に、または特定の実施形態では電極とバッファ層との間に配置されて
いる。励起子ブロック層として使用できる材料については、非限定的な挙げると、バソク
プロイン(BCP)、バソフェナントロリン(BPhen)、1,4,5,8-ナフタレ
ンテトラカルボン酸二無水物(NTCDA)、3,4,9,10-ペリレンテトラカルボ
ンビスベンズイミダゾール(PTCBI)、1,3,5-トリス(N-フェニルベンズイ
ミダゾール-2-イル)ベンゼン(TPBI)、トリス(アセチルアセトナト)ルテニウ
ム(III)(Ru(acac)3)、及びアルミニウム(III)フェノラート(Al
q2 OPH)、N,N’-ジフェニル-N,N’-ビス-アルファ-ナフチルベンジジ
ン(NPD)、アルミニウムトリス(8-ヒドロキシキノリン)(Alq3)、およびカ
ルバゾールビフェニル(CBP)から選択されてもよい。ブロック層の例は、参照により
本願に組み込まれる米国特許公開第2012/0235125号および第2011/00
12091号、ならびに米国特許第7,230,269号および第6,451,415号
において開示されている。
光活性領域と、電極の一方または両方との間に、配置されてもよい。3,4ポリエチレン
ジオキシチオフェン:ポリスチレンスルホンネート(PEDOT:PSS)を含むフィル
ムは、平滑化層の一例である。
して存在してもよい。本明細書において使用されるサブセル(Subcell)とは、少
なくとも1つのドナー-アクセプターヘテロ接合を備える光活性のデバイスの構成要素を
指している。サブセルが光活性光電子デバイスとして個別に使用される際、それは、一般
に電極一式を含む。タンデムのデバイスは、タンデムのドナー-アクセプターヘテロ接合
間に、電荷輸送材料、電極、または電荷再結合材料もしくはトンネル接合を含んでもよい
。いくつかのタンデムの構造において、隣接するサブセルは、共有物(すなわち共有され
た電極、電荷輸送領域または電荷再結合領域)を使用できる。他の場合において、隣接す
るサブセルは、共有の電極または電荷輸送領域を共有しない。サブセルは、並列またはタ
ンデムに、電気的に接続されてもよい。
MoO3、Li、LiF、Sn、Ti、WO3、インジウムスズ酸化物(ITO)、酸化
スズ(TO)、ガリウムインジウムスズ酸化物(GITO)、酸化亜鉛(ZO)または亜
鉛インジウムスズ酸化物(ZITO)から選択されてもよい。他の実施形態において、電
荷輸送層または電荷再結合層は、金属ナノクラスター、ナノ粒子またはナノロッドから構
成されてもよい。
ってもよい。
書に記載の層及び材料は、溶液、蒸気、または両方の組み合わせから堆積することができ
る。いくつかの実施形態では、有機材料または有機層は、溶液処理によって、例えばスピ
ンコーティング、スピンキャスティング、スプレーコーティング、ディップコーティング
、ドクターブレード、インクジェット印刷、転写印刷から選択される1つ以上の技術によ
って堆積、または同時堆積することができる。
、あるいは有機蒸気ジェット印刷によって堆積、または同時堆積することができる。
きである。機能性有機光起電デバイスは、様々な方法で記載された様々な層を組み合わせ
ることによって得られる。または層は、設計、性能、およびコスト要因に基づいて、完全
に省略してもよい。具体的に記載されていない追加の層が含まれていてもよい。具体的に
説明したもの以外の材料を使用してもよい。本明細書において様々な層に与えられた名称
は、厳密に限定することを意図するものではない。
おいて使用される、成分の量、反応条件、分析の測定結果などを示す全ての数字は、全て
の場合において、「約」の用語によって修飾されるものとして理解されたい。したがって
、反対に指定されない限り、本明細書および添付された特許請求の範囲において説明され
る数値パラメーターは、本開示によって取得しようとする所望の特性に応じて、変更して
もよい概算値である。少なくとも、特許請求の範囲に対する均等論の適用を制限するため
の試みとしてではなく、各数値パラメーターは、有効数字および通常の丸め技法による近
似の数字を考慮して解釈されたい。
に指定されない限り、具体的な実施例において説明される数値は、可能な限り正確に記録
されている。しかしながら、任意の数値は本質的に、それらのそれぞれの試験の測定結果
において見られる標準的な誤差から必然的に生じる一定の誤差を含む。
い例によってさらに説明される。
励起子解離(よって、OPV効率)に対するMoO3の影響を調べるために、石英上の
8nm厚さのMoO3層と接する厚さ60nmのDBP及びC70薄膜のフォトルミネッ
センス(PL)励起スペクトルを測定した。比較のため、8nm厚さのバソフェナントロ
リン(BPhen)層を、DBPおよびC70の両方の励起子ブロック層として使用し、
一方、C60及びN、N’-ジフェニル-N、N’-ビス(L-ナフチル)-1-1’ビ
フェニル-4,4’ジアミン(NPD)を、それぞれDBPとC70の励起子クエンチン
グ層として使用した。DBPおよびC70フィルムのフォトルミネセンスの発光スペクト
ルは、ガラス基板を通して照射して測定し、それぞれ波長λ=530nm及び460nm
において励起された。
BP界面を使用するフィルムと同等のPL強度を持っていた。同様に、MoO3/C70
界面は消光NPD/C70サンプルよりわずかに高いPL強度を示した。両方の場合にお
いて、それらのPL強度がブロックBPhen/C70及びBPhen/DBP界面を用
いたものに比べて著しく減少した。これらの結果は、以前に予想されるようにMoO3が
、励起子のブロックではなく、消光することを示している。
OPVセルは、ガラス基板上にプレコーティングされた15Ω/□ のシート抵抗を有す
る酸化インジウムスズ(ITO)の100nmの厚さの層の上に成長させた。堆積の前に
、ITO表面を洗剤、脱イオン水および一連の有機溶媒で洗浄し、次いで10分間紫外線
オゾンに曝露し、その後高真空チャンバ(基準圧<10-7Torr)にロードされた。
は共蒸着され、この際DBP堆積速度は0.2Å/sであり、C70の堆積速度は、所望
の体積比を達成するように調整された。数々の直径1mmの円形開口部を有するシャドウ
マスクは、1000Åの厚さのAl陰極のパターニングに使用されて、これによりセル領
域を画定した。
G模擬太陽照明の下の電流密度-電圧(JV)、およびEQEを測定した。国立再生可能
エネルギー研究所追跡可能なSi基準セルは、光パワーを測定するために使用した。EQ
Eは、NREL追跡可能なSi検出器を参照し、Xeランプからの単色光を用いて測定さ
れて200Hzで細断した。短絡電流Jsc1は、スペクトルの不一致を補正した。
てC70は、アクセプター物質として使用した。DBPは、高い吸収係数(図2参照)、
約10-4cm2/(Vs)の高い正孔移動度、-5.5eVの最高被占分子軌道(HO
MO)エネルギー、およびスペクトル分解ルミネセンス消光によって測定された16±1
nmの励起子拡散距離を有する。C70は、λ=350nmから700nmの間に広い吸
収スペクトルを有する。DBPとC70から得られたブレンドはλ=350nmから70
0nmの間に強く吸収できる。
高い透過率と低い直列抵抗のため、陽極バッファ層として用いた。
70混合物のEQEは最大化なるように(図4(a))、最適化された。図4(b)に示
すようにDBP濃度の減少に伴って開回路電圧(VOC)が単調に増加して、これは、ポ
ーラロン対再結合速度の低下が原因と思われた。フィルファクタは、DBP濃度の減少に
伴って増加し1:8の比の時に最大値FF=56±0.01に到達し、その後、この不均
一な部分的混合の領域でDBP濃度はさらに減少したため、ほとんど変わらなかった。こ
れは、二分子再結合を低減できるため、混合光活性層領域で電子と正孔の移動度がバラン
スをとれたことが原因と考えられた。
V特性は、図5に示されており、デバイスの性能特性は、表Iに要約している。すべての
セルは、VOC=0.91±0.01Vであり、およびフィルファクタFF=0.56±
0.01であった。混合HJ電池は、JSC=10.7±0.2mA/cm2であり、P
CE=5.7±0.1%の電力変換効率が結果として得られた。C70層(X=9nm)
の添加は、JSCが12.3±0.3mA/cm2までの増加につながって、PCE=6
.4±0.3%が結果として得られた。
EQEはλ=400nmおよび700nmの間に10%まで増加(図6参照)した。これ
は、今度はJSCが15%増加した。xは11nmまでさらに増加したように、JSCは
12.0±0.2mA/cm2に減少した。厚さ9nmのC70層を有するPM-HJセ
ルのEQEは、λ=450nm及び550nmの間に>70%であって、そして、スペク
トルλ=350nmから650nmの範囲内で平均>65%であって、JSC=12.3
±0.3mA/cm2の結果になった。
比として定義される。吸収効率ηAを計算するため、さらにPM-HJ電池でEQEの改
善の起源を理解するために変換マトリックス法が用いられた。図6に示すように、光学シ
ミュレーションに基づき、混合HJとPM-HJセルは、λ=400nm及び650nm
の範囲内でηA>75%の似たような吸収スペクトルを示した。PM-HJセルは、λ=
450nmから550nmのスペクトル範囲内IQE>90%であって、その際、混合H
JセルのIQEは同じスペクトル領域に約80%のみであった(図6)。図3(b)に示
すように、PM-HJセルにC70層の添加は、光活性層内の光場を再分配させて、Mo
O3/有機界面での励起子生成増加と、細胞光活性領域における解離と、還元励起子消光
の結果になった。
Claims (10)
- 重なり関係にある二つの電極と、
前記二つの電極の間に配置された混合光活性層と、
前記混合光活性層と隣接し、かつ接触している光活性層と、
前記混合光活性層と隣接し、かつ接触しているバッファ層と、
を含み、
前記混合光活性層は、最高被占軌道(HOMO)エネルギーを持つ少なくとも一種のドナー材料、および最低空軌道(LUMO)エネルギーを持つ少なくとも一種のアクセプター材料を含み、前記少なくとも一種のドナー材料および前記少なくとも一種のアクセプター材料は混合ドナー-アクセプターヘテロ接合を形成し、
前記光活性層は、前記少なくとも一種のアクセプター材料のLUMOエネルギーとの差が0.3eV以内であるLUMOエネルギーを持つ材料を含み、
前記光活性層の膜厚が15nm未満であり、
前記バッファ層は、MoO 3 、V 2 O 5 、WO 3 、CrO 3 、Co 3 O 4 、NiO、ZnO、およびTiO 2 から選択される金属酸化物を含み、
前記バッファ層は、前記混合光活性層との界面で励起子を消光する、有機感光性光電子デバイス。 - 前記光活性層は、前記少なくとも一種のアクセプター材料のLUMOエネルギーとの差が0.1eV以内であるLUMOエネルギーを持つ材料を含む、請求項1に記載のデバイス。
- 前記少なくとも一種のアクセプター材料のLUMOエネルギーとの差が0.3eV以内であるLUMOエネルギーを持つ材料は、前記少なくとも一種のアクセプター材料と同じ材料である、請求項1または2に記載のデバイス。
- 前記混合光活性層は、前記少なくとも一種のドナー材料および前記少なくとも一種のアクセプター材料をドナー:アクセプターの体積比が1:1~1:50となる範囲で含む、請求項1~3のいずれか1項に記載のデバイス。
- 前記ドナー:アクセプターの体積比が1:4~1:25の範囲である、請求項4に記載のデバイス。
- 前記光活性層の膜厚は10nm未満である、請求項1~5のいずれか1項に記載のデバイス。
- 前記少なくとも一種のアクセプター材料は、フラーレンまたはその誘導体を含む、請求項1~6のいずれか1項に記載のデバイス。
- 前記少なくとも一種のドナー材料は、テトラフェニルジベンゾペリフランテン(tetraphenyldibenzoperiflanthene、DBP)を含む、請求項7に記載のデバイス。
- 前記少なくとも1種のアクセプター材料は、C70を含む、請求項7に記載のデバイス。
- 前記金属酸化物は、MoO3である、請求項1~9のいずれか1項に記載のデバイス。
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