JP7240942B2 - 切断手段の変温装置および切断手段の変温方法 - Google Patents
切断手段の変温装置および切断手段の変温方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7240942B2 JP7240942B2 JP2019081229A JP2019081229A JP7240942B2 JP 7240942 B2 JP7240942 B2 JP 7240942B2 JP 2019081229 A JP2019081229 A JP 2019081229A JP 2019081229 A JP2019081229 A JP 2019081229A JP 7240942 B2 JP7240942 B2 JP 7240942B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting means
- temperature
- cutting
- adhesive sheet
- changing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Description
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
なお、接着シート基材ABは、加熱されることで切断され易くなる性質のものが採用されている。
挟持手段12は、切断手段CMが載置される載置面12A1を有する挟持フレーム12Aと、挟持フレーム12Aのベース部材12A2上に支持された2体のリニアレール12Bと、各リニアレール12Bそれぞれに2体ずつ設けられ、各リニアレール12Bの延出方向に沿って移動する4体のスライダ12Cと、一方のリニアレール12Bに沿って移動する1体のスライダ12Cおよび、他方のリニアレール12Bに沿って移動する1体のスライダ12Cに支持され、それぞれで第1、第2当接部材11A、11Bを支持する2体の支持プレート12Dと、本体12E1側が一方の支持プレート12Dに支持され、出力軸12E2側が他方の支持プレート12Dに接続された駆動機器としてのエアシリンダ12Eと、第2当接部材11Bの移動を規制するストッパ12Fと、第2当接部材11Bを左方に付勢する付勢手段としてのスプリング12Gと、載置面12A1上に設けられ、当該載置面12A1上に載置される切断手段CMの位置決めを行う3体の位置決めピン12Hとを備え、切断手段CMの位置に合わせて、第1、第2当接部材11A、11Bで当該切断手段CMを挟み込む位置を変更可能に設けられている。
支持テーブル38の上面には、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能とされた内側支持面38Aと、当該内側支持面38Aの外周に、上方から見下ろした平面視で環状の凹溝38Bを隔てて形成された外側支持面38Cとが設けられている。
切断手段CMは、先端アーム41Aが嵌り込む切断手段被支持部CM1が設けられたブラケットCM2と、ブラケットCM2に支持され、蓄熱が可能な部材で構成された刃保持部材CM3と、刃保持部材CM3に支持された切断部材としての切断刃CM4とを備えている。
なお、挟持手段12は、第1、第2当接部材11A、11Bで刃保持部材CM3を挟み込んで切断手段CMを保持し、変温手段20は、刃保持部材CM3を介して切断刃CM4を加熱する構成となっている。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EA1に対し、当該シート貼付装置EA1の使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように原反RSをセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、変温手段20がコイルヒータ21を駆動し、刃保持部材CM3を加熱することで切断刃CM4を加熱し、図示しない温度計測手段の温度計測結果を基にして、切断刃CM4を所定の温度にまで加熱してその温度を保持する。また、シート貼付手段30が回動モータ35Aを駆動し、原反RSを繰り出し、先頭の接着シート基材ABの繰出方向先端部が剥離板33の剥離縁33Aで所定長さ剥離されると、回動モータ35Aの駆動を停止する。
挟持手段12は、載置面12A1を備えることなく、複数の当接部材11で切断手段CMを挟み込んで支持してもよいし、リニアレール12B、スライダ12C、支持プレート12Dおよびエアシリンダ12Eに代えて、チャックシリンダ等で複数の当接部材11を移動させて切断手段CMを挟み込んで支持してもよいし、ストッパ12F、スプリング12Gおよび位置決めピン12Hのうち少なくとも1つが備わっていなくてもよいし、切断手段CMの位置に合わせて、複数の当接部材11で当該切断手段CMを挟み込む位置を変更できなくてもよい。
切断対象物としては、接着シート基材AB以外に、例えば、紙、樹脂、ゴム、木材、金属、板材、土類、硝子、食品、衣類等何でもよい。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、付勢手段が採用されている場合、ばね、ゴム、樹脂等で構成してもよい。
10 当接手段
11 当接部材
11A 第1当接部材(複数の当接部材)
11B 第2当接部材(複数の当接部材)
12 挟持手段
20 変温手段
AB 接着シート基材(切断対象物)
CM 切断手段
Claims (4)
- 切断対象物を切断する切断手段を変温させる切断手段の変温装置において、
前記切断手段に当接する当接部材を前記切断手段に当接させる当接手段と、
前記当接部材を介して前記切断手段を変温させる変温手段とを備え、
前記当接手段は、複数の前記当接部材を有し、静止している前記切断手段に対して当該複数の当接部材を相互に接近させ、当該複数の当接部材で前記切断手段を挟み込んで支持する挟持手段を備えていることを特徴とする切断手段の変温装置。 - 前記変温手段は、前記複数の当接部材のうち少なくとも1つを介して前記切断手段を変温させることを特徴とする請求項1に記載の切断手段の変温装置。
- 前記挟持手段は、前記切断手段の位置に合わせて、前記複数の当接部材で当該切断手段を挟み込む位置を変更可能に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の切断手段の変温装置。
- 切断対象物を切断する切断手段を変温させる切断手段の変温方法において、
前記切断手段に当接する当接部材を前記切断手段に当接させる当接工程と、
前記当接部材を介して前記切断手段を変温させる変温工程とを実施し、
前記当接工程では、複数の前記当接部材を用い、静止している前記切断手段に対して当該複数の当接部材を相互に接近させ、当該複数の当接部材で前記切断手段を挟み込んで支持する挟持工程を実施することを特徴とする切断手段の変温方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019081229A JP7240942B2 (ja) | 2019-04-22 | 2019-04-22 | 切断手段の変温装置および切断手段の変温方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019081229A JP7240942B2 (ja) | 2019-04-22 | 2019-04-22 | 切断手段の変温装置および切断手段の変温方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020178104A JP2020178104A (ja) | 2020-10-29 |
JP7240942B2 true JP7240942B2 (ja) | 2023-03-16 |
Family
ID=72936402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019081229A Active JP7240942B2 (ja) | 2019-04-22 | 2019-04-22 | 切断手段の変温装置および切断手段の変温方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7240942B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021161909A1 (ja) | 2020-02-13 | 2021-08-19 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 送信装置、受信装置および通信システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007136615A (ja) | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Lapmaster Sft Corp | 半導体ウエハの保護用テープ切断装置 |
JP2013229467A (ja) | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Lapis Semiconductor Co Ltd | 保護テープ貼付け方法、保護テープ貼付け装置、及び半導体装置の製造方法 |
JP2017200714A (ja) | 2016-05-06 | 2017-11-09 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴム材料のカット装置及びゴム材料のカット方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07276304A (ja) * | 1994-04-04 | 1995-10-24 | Miyaden:Kk | 丸鋸チップソー及びその製造方法 |
JP4757463B2 (ja) * | 2004-08-13 | 2011-08-24 | 旭電気株式会社 | パン切断装置 |
JP4559320B2 (ja) * | 2005-08-08 | 2010-10-06 | リンテック株式会社 | シート切断装置 |
JP5009561B2 (ja) * | 2006-07-05 | 2012-08-22 | リンテック株式会社 | 切断装置 |
JP2013046940A (ja) * | 2011-08-29 | 2013-03-07 | Nogami Giken:Kk | 打ち抜き方法 |
JP6424777B2 (ja) * | 2015-08-21 | 2018-11-21 | 日産自動車株式会社 | 切断装置および切断方法 |
-
2019
- 2019-04-22 JP JP2019081229A patent/JP7240942B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007136615A (ja) | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Lapmaster Sft Corp | 半導体ウエハの保護用テープ切断装置 |
JP2013229467A (ja) | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Lapis Semiconductor Co Ltd | 保護テープ貼付け方法、保護テープ貼付け装置、及び半導体装置の製造方法 |
JP2017200714A (ja) | 2016-05-06 | 2017-11-09 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴム材料のカット装置及びゴム材料のカット方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020178104A (ja) | 2020-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7446071B2 (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP7240942B2 (ja) | 切断手段の変温装置および切断手段の変温方法 | |
JP2017137115A (ja) | シート供給装置および供給方法 | |
JP7390124B2 (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP7277239B2 (ja) | 厚み測定装置および厚み測定方法 | |
JP6951904B2 (ja) | 押圧装置および押圧方法、並びに、シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP7129447B2 (ja) | シート供給装置およびシート供給方法 | |
WO2021256219A1 (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP2019145569A (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP7458245B2 (ja) | 転写装置および転写方法 | |
JP7382986B2 (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP7296222B2 (ja) | シート剥離装置およびシート剥離方法 | |
JP7273614B2 (ja) | シート支持装置およびシート支持方法 | |
JP7360812B2 (ja) | シート支持装置およびシート支持方法 | |
JP7346092B2 (ja) | シート回収装置およびシート回収方法 | |
JP3225039U (ja) | 巻取装置 | |
JP6226660B2 (ja) | シート供給装置および供給方法 | |
JP3230322U (ja) | シート貼付装置 | |
JP3226909U (ja) | シート貼付装置 | |
JP6983062B2 (ja) | シート供給装置およびシート供給方法 | |
JP3210845U (ja) | シート繰出装置 | |
JP6915211B2 (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
WO2020084968A1 (ja) | シート貼付方法 | |
JP2023141063A (ja) | シート貼付装置およびシート貼付方法 | |
JP2024036089A (ja) | シート供給装置およびシート供給方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230306 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7240942 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |